JP4914379B2 - 2主軸対向nc旋盤 - Google Patents

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この発明は、2主軸対向NC旋盤に関するもので、左右の主軸により形成される左右の加工エリア間を移動する刃物台を備えた2主軸対向NC旋盤における、工具位置指令の補正手段に特徴がある前記旋盤に関するものである。
NC旋盤は、加工プログラムでワークと工具の相対位置関係を制御することによってワークの加工を行っている。ワークと工具の相対位置関係は、加工プログラムのコードに記述された数値(指定値)により設定されるが、運転や加工を続けることによって工作機械の温度が変化すると、機械自体の熱変形によってワークと工具との相対位置関係が変化し、いわゆる熱変形による加工誤差が発生してくる。そこで高精度の加工が要求されるNC旋盤では、機械に複数個の温度センサを取り付け、NC装置にはそれらの温度センサの検出温度を変数とする補正演算式を登録して、加工プログラムの指令値を当該補正演算式を用いて補正した指令値でワークと工具の相対位置関係を設定することにより、機械の熱変形に起因する加工誤差の発生を防止している。
複数の刃物台を備えたNC旋盤では、各刃物台ごとにその位置を制御する加工プログラムが登録され、加工誤差を補正する補正演算式が登録されている。例えば図3に示すような2個の主軸2h、2mと3個の刃物台4h、4m、4uを備え、2つの加工エリアAh、Amを備えた2主軸対向NC旋盤では、各刃物台4h、4m、4uごとに加工プログラムと補正演算式とが登録されている。なお、図3に示した旋盤では、左主軸2hと左刃物台4hとが左加工エリアAhのワーク加工専用、右主軸2mと右刃物台4mとが右加工エリアAmのワーク加工専用である。一方、上刃物台4uは、Z軸方向の大きな移動ストロークを備えており、左加工エリアAhのワークの加工に用いることも、右加工エリアAmのワークの加工に用いることも可能なものである。
各刃物台の補正演算式は、それぞれの刃物台のそれぞれの送り方向(一般的にはZ軸及びX軸方向)について、例えば次式
Δz=a1t1+a2t2+・・・antn)(=Σaiti(i=1〜n))
Δx=b1t1+b2t2+・・・bntn)(=Σbiti(i=1〜n))
のように設定されている。ここでai及びbiは、係数(定数)であり、tiは、n個の検出温度である。これらの検出温度tiには、図3にT1、T2・・・T6で示した温度センサの検出温度t1、t2・・・t6の他に、環境温度を測定している温度センサ及び主軸モータや工具駆動モータの内部温度を検出しているセンサの検出温度が含まれる。
前記の補正演算式における係数ai(i=1〜n)及びbi(i=1〜n)は、種々の温度条件の下で加工したワークを計測したデータに基づいて定められる。すなわち、ti(i=1〜n)の種々の組合わせの下で加工したワークのΔz、Δxを計測し、それらのデータからai及びbiの最適値を決定して、各刃物台の各送り方向ごとの補正演算式を登録する。そして、実際に加工を行うときは、当該加工時点における検出温度tiをこれらの補正演算式に代入してΔz、Δxを求め、加工プログラムで指定された指定値をこのΔz、Δxで補正して各刃物台の各送り方向の位置指令値としている。
なお、前記の説明におけるZ軸は主軸方向、X軸は主軸方向と直交する工具の送り方向である。また、図3における温度センサT1、T2・・・T6の装着位置は、主軸台3h、3m、主軸台3h、3mとベッド5の境界部及びベッド5上の他の2箇所であり、これらは熱源に近くかつ切削油がかからない箇所が選ばれている。主たる発熱源は、主軸モータや工具駆動モータ、主軸台の主軸受部及びワーク加工部である。機械の熱変形に基づく加工誤差の主要な要因は、ベッド(フレーム)の熱変形であり、ワーク加工部で発生した熱は、ベッド上に流下する切削液によってベッドに伝えられる。
2主軸対向旋盤が大型化してベッドの長さが長くなり、より強力な加工能力と高い加工精度とが要求されるようになってきたことに伴い、図3に示した旋盤のように、複数の加工エリアAh、Amを備え、かつその複数の加工エリアで共通に用いられる刃物台4uを備えている旋盤では、機械の熱変形に起因すると考えられる誤差の発生が多くなり、要求される加工精度を達成するのが困難になっている。
この発明は、このような問題を解決するためになされたもので、2主軸対向NC旋盤におけるワークの加工精度を向上させて、重切削や精度の高い仕上げ加工を共に行うことが可能な技術手段を得ることを課題としている。
この発明の2主軸対向NC旋盤は、2個の主軸2h、2mが属する加工エリアAh、Amで共通して使用される工具を装着した刃物台4uを備え、当該刃物台は、主軸選択Mコードを含む加工プログラム11uで制御され、そのNC制御部には、それぞれの主軸が属する加工エリアAh、Amごとに別個の補正演算式15uh、15umが登録されている。例えば前述した図3の旋盤の上刃物台4uであれば、左加工エリアAh用の補正演算式と右加工エリアAm用の補正演算式とが別個に登録されている。そしてMコードによって加工エリアが変換されたとき、変換先の加工エリア用に登録された補正演算式が呼び出されて、当該Mコードに続く加工プログラム部分を実行するとき、その呼び出された補正演算式を用いて加工プログラムの指定値を補正した指令値で上刃物台4uの位置を制御しているZ軸方向送りモータ6u、X軸方向送りモータ7u及びY軸方向送りモータ8uを制御する。
それぞれの加工エリアAh、Amで用いる補正演算式の係数ai、bi、・・・は、それぞれの加工エリアごとのテスト加工のデータを用いて定めることができる。また、各温度センサと加工エリア間の距離を勘案して定めることもできる。例えば図3の上刃物台4uにおいて、温度センサTi(i=1〜n)の検出温度に乗ずる定数aiは、当該温度センサから左加工エリアAhまでの距離をLh、右加工エリアAmまでの距離Lmとして、左加工エリアAh用の補正計算式の係数ai、biにはLm/(Lh+Lm)に比例する量が含まれ、右加工エリアAm用の補正計算式の係数ai、biにはLh/(Lh+Lm)に比例する量が含まれるように係数を定めるのである。
この出願の請求項1の発明に係る2主軸対向NC旋盤は、細長いベッド5の両端部にそれぞれ主軸2h、2mを備え、NC装置10には機械に設置した複数の温度センサT1、T2・・・の検出温度を変数として含む補正演算式が登録され、加工プログラム11uに記述された指定値を当該補正演算式で補正した指令値でワークに対する刃物の相対位置を制御している2主軸対向NC旋盤において、加工プログラム11uのコードで選択された主軸の加工エリアAh、Amで加工動作を行う刃物台4uの前記補正演算式は、各加工エリアと機械に配置された温度センサT1、T2・・・との距離を勘案して当該温度センサの検出温度に乗ずる係数を定めて前記加工エリア別に登録され、NC装置10が加工プログラム11uから主軸2h又は2mを選択するコードを読込んだ後の加工動作に当該選択された主軸の属する加工エリア用として登録された補正演算式15uh又は15umを用いて前記補正することを特徴とする2主軸対向NC旋盤である。
各温度センサTi(i=1〜n)の検出温度に乗ずる定数aiは、当該温度センサから左加工エリアAhまでの距離をLh、右加工エリアAmまでの距離Lmとして、左加工エリアAh用の補正計算式の係数ai、biにはLm/(Lh+Lm)に比例する量が含まれ、右加工エリアAm用の補正計算式の係数ai、biにはLh/(Lh+Lm)に比例する量が含まれるように定められる。
この発明によれば、工作機械の熱変位に起因する誤差の補正値が複数の加工エリア(当該加工エリアに属する主軸)ごとに設定されて、当該加工エリアでワークを加工するときにそれぞれの加工エリアで最適な補正値で補正されて加工が行われるので、より高精度の加工を行うことができ、複数の加工エリアでの加工時間や加工負荷に大きなアンバランスが生ずるようなワークを加工するときでもワーク全体を高い加工精度で加工することが可能になる。
更に加工エリアを変換したときの補正演算式の変換が加工エリアを変更するMコードによって行われるので、プログラマーは補正演算式の変更を意識する必要がなく、従来の加工プログラムと同一の加工プログラムでより高精度の加工を行うことが可能になるという効果がある。
以下、図面を参照して、この発明の好ましい実施形態の一例について説明する。図において、1は2主軸対向旋盤、10は当該旋盤を制御しているNC装置である。図の2主軸対向旋盤1は、同一軸線上で対向する左右の主軸2h、2m、それらの主軸を軸支している左右の主軸台3h、3m、左右の刃物台4h、4m、上刃物台4u、及び、これらの主軸及び刃物台を支持しているベッド5を備えている。各刃物台4h、4m、4uのそれぞれには、Z軸送りモータ6h、6m、6u及びX軸送りモータ7h、7m、7uが設けられている。上刃物台4uには、更にY軸送りモータ8uとB軸送りモータ(図示せず)が設けられている。
図に示した旋盤では、左主軸2hと左刃物台4hとが左加工エリアAhのワーク加工専用で、右主軸2mと右刃物台4mとが右加工エリアAmのワーク加工専用である。NC装置10は、それぞれの刃物台の加工プログラム11h、11mに従って左主軸2hと左刃物台4hとのZ−X軸方向の相対位置関係及び右主軸2mと右刃物台4mとのZ−X軸方向の相対位置関係を制御している。
一方、図1の旋盤の上刃物台4uは、Z軸方向の大きな移動ストロークを備えており、左加工エリアAhのワークの加工に用いることも、右加工エリアAmのワークの加工に用いることも可能なものである。このような上刃物台は、ドリルやフライスなどの回転工具を取り付ける回転工具軸を備え、更に通常のZ‐X軸方向に加えてY軸方向やB方向に移動位置決め可能にすることにより、旋盤上でマシニングセンタに匹敵する複雑な加工が可能になる。旋盤でそのような複雑な加工を行う頻度は、一般的な旋削加工の頻度等と比べて少ないため、2つの加工エリアAh、Amのワークの加工を1個の複合刃物台(上刃物台)4uで行うようにしている。従って、この上刃物台4uを制御する加工プログラム11uには、左加工エリアAhのワークを加工するコード群と右加工エリアAmのワークを加工するコード群とが混在しており、加工エリアを切換える主軸選択Mコード12がそれらのコード群の間に挿入されている。
NC装置10は、加工プログラム11h、11m、11uのコードを解読するコード解読部13h、13m、13u、解読したコードに従って送りモータに動作指令を与える指令信号生成部14h、14m、14uを備えている。指令信号生成部から出力された指令信号は、サーボアンプ30hz、30hx、30mz、30mx、30uz、30ux、30uyを介してそれぞれの刃物台のサーボモータに与えられている。左右の刃物台4h、4m用の指令信号生成部14h、14mには、それぞれにZ軸用とX軸用の補正演算式15h、15m(15mは図には表れていない。)が登録されており、各時点でNC装置10に与えられている検出温度tiの値を当該補正演算式に代入して刃物台4h、4mのZ軸方向及びX軸方向の補正値を演算し、加工プログラム11h、11mから読取った指定値を当該補正値で補正した指令値を用いて左右の刃物台4h、4mのZ軸送りモータ6h、6m及びX軸送りモータ7h、7mを制御している。
上刃物台4u用の指令信号生成部14uには、左加工エリアAh用と右加工エリアAm用の2つの補正演算式登録部16h、16mが設けられている。補正演算式登録部16hには、加工エリアAh側のワークを加工する際のZ−X−Y軸方向の送り指令に与える補正値
Δzh=Σahiti(i=1〜n)、
Δxh=Σbhiti(i=1〜n)、
Δyh=Σchiti(i=1〜n)
を演算する補正演算式15uhが登録され、補正演算式登録部16mには、加工エリアAm側のワークを加工する際のZ−X−Y軸方向の送り指令に与える補正値
Δzm=Σamiti(i=1〜n)、
Δxm=Σbmiti(i=1〜n)、
Δym=Σcmiti(i=1〜n)
を演算する補正演算式15umが登録されている。B軸方向の指令値に対する補正も必要であれば、B軸用の補正値ΔBを演算する補正演算式も登録される。
2つの補正演算式登録部16h、16mは、選択接続部17を介して指令値発生部14uに繋がっている。コード解読部13uは、加工プログラム11uのMコード12を読み込んだとき、そのMコードに指定されている主軸側の補正演算式登録部16h又は16mを指令値発生部14uに繋ぐ。これによりそれぞれの主軸選択Mコードの後に読み込まれたコードの上刃物台4uに対する送り指定値を選択された補正演算式登録部16h又は16mに登録されている補正演算式15uh又は15umで補正されて上刃物台の送りモータ6u、7u、8uに与えられることになる。すなわち、上刃物台4uが左加工エリアAh側のワークを加工するときと、右加工エリアAm側のワークを加工するときとでは、当該刃物台の送りモータ6u、7u、8uに与える指令値の補正量が異なることとなる。
図1の2主軸対向旋盤のように、複数の加工エリアAh、Amを備えた工作機械では、それぞれの加工エリアにおける加工時間や加工負荷によってそれぞれの加工エリア側で発生する熱が変化し、それぞれの加工エリア側でのベッド5の熱変位量を変化させる。図1の旋盤におけるベッドの長手方向の熱変位量は、例えば図2の線α、β、γで示すように、ベッドの長手方向の位置によって相違する。今、仮に線αのように熱変位量が分布しているとき、左加工エリア側Ahでの加工時間や加工負荷が大きくなったときは、この熱変位量の分布が線βのようになり、また右加工エリアAm側の加工時間や加工負荷が大きくなったときには、線γのように変化すると考えられる。
前述したように補正演算式の係数は、多数のワークを加工した実績に基づいて設定される。すなわち、左刃物台4h及び右刃物台4mの補正演算式は、tiがある値となっているときの加工エリアAh及びAmに対応する部分での熱変位量δh、δmを補正するように係数ai及びbiが定められることとなる。
しかし上刃物台4uにおいては、入力された検出温度tiの検出温度が同じであっても、ベッドの熱変位量の分布が左加工エリアAhと右加工エリアAmとで異なると考えられ、両加工エリア間での熱変位量δhとδmの差Δδは、ベッド5の長さが長くなるほど、また両加工エリアAhとAmでの加工時間や加工負荷の偏りが大きくなるほど大きくなる。すなわち、ベッドの長さが大きい大型の旋盤ほど、また重切削と高精度の仕上げ切削とが同一機台上で行われる旋盤ほど、両加工エリアAhとAm間の熱変位の差は大きくなる。
前記の制御構造を備えた旋盤では、熱変位量を補正する上刃物台4u用の補正演算式として、右加工エリア用と左加工エリア用との2組の補正演算式15uh、15umが登録されており、主軸選択Mコードで加工エリアが選択されたとき、当該選択された加工エリア用の補正演算式が自動的に使用される。それぞれの加工エリアAh、Amで用いるZ軸送りモータ6u用の補正演算式の係数ahi、ami、X軸送りモータ7u用の補正演算式の係数bhi、bmi及びY軸送りモータ8u用の補正演算式の係数chi、cmiは、それぞれの加工エリアごとのテスト加工のデータを用いて定めることができる。また、各温度センサと加工エリア間の距離を勘案して定めることもできる。すなわち、図2を参照して、検出温度tiに乗ずる定数ahi、bhi、chi及びami、bmi、cmiは、その温度検出位置から左加工エリアAhまでの距離をLh、右加工エリアAmまでの距離Lmとして、左加工エリアAh用の補正計算式の係数ahi、bhi、chiにはLm/(Lh+Lm)に比例する量が含まれ、右加工エリアAm用の補正計算式の係数ami、bmi、cmiにはLh/(Lh+Lm)に比例する量が含まれるように係数を定める。
この発明では、図の旋盤の上刃物台4uのように、複数の加工エリアにまたがって加工を行う刃物台については、それぞれの加工エリア毎に専用の補正演算式を登録し、加工エリアが変換されたときに対応する補正演算式が自動的に使用されるようになるので、複数の加工エリアの間の熱変位量に大きな差か生じた場合でも、熱変位をより正確に補正することが可能になる。
この発明の一実施形態を示す要部のブロック図 ベッド長手方向の熱変位の分布を説明する図 2主軸3刃物台を備えた旋盤の一例を示す模式的な平面図
符号の説明
2h,2m 主軸
4u 刃物台
5 ベッド
10 NC装置
11u 加工プログラム
15uh,15um 補正演算式
Ah,Am 加工エリア
T1〜T6 温度センサ

Claims (1)

  1. 細長いベッドの左右両端部にそれぞれ主軸を備え、NC装置には機械に設置した複数の温度センサの検出温度を変数として含む補正演算式が登録され、加工プログラムに記述された指定値を当該補正演算式で補正した指令値でワークに対する刃物の相対位置を制御している2主軸対向NC旋盤において、
    加工プログラムのコードで選択された左右の主軸の加工エリアで加工動作を行う刃物台の前記補正演算式は、左右の加工エリアと機械に配置された温度センサとの距離をそれぞれLh、Lmとして、左加工エリア用の補正計算式の係数にはLm/(Lh+Lm)に比例する量が含まれ、右加工エリア用の補正計算式の係数にはLh/(Lh+Lm)に比例する量が含まれるように当該温度センサの検出温度に乗ずる係数を定めて前記加工エリア別に登録され、
    NC装置が加工プログラムから主軸を選択するコードを読込んだ後の加工動作に当該主軸の属する加工エリア用として登録された補正演算式を用いて前記補正することを特徴とする、2主軸対向NC旋盤。
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