JP4914318B2 - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、および記録
媒体に関し、特に、背景を設定する背景設定コマンドを含む描画コマンドに応じた描画デ
ータを描画する画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、および記
録媒体に関するものである。
プリンタでは、PCなどの情報処理装置から印刷要求があった場合、一般に、PDL(
Page Description Language)データを構成する描画コマンドを解釈して中間データを生
成し、生成した中間データをスプールメモリに蓄積し、スプールメモリに蓄積した中間デ
ータに基づいて、描画メモリに描画データを描画する。上記PDLデータを構成する描画
コマンドには、グラフィック、イメージ、文字、ブラシなどを設定するコマンドが含まれ
る。
近年、ブラシを設定するコマンドに応じた描画処理の速度を高速に実行することが求め
られている。ブラシを設定するコマンドに応じた描画処理を高速化する方法として、例え
ば、特許文献1が公知である。特許文献1では、透過演算処理を含む描画コマンドから透
過演算を必要としない描画コマンドに変換するか否かを、一定の条件に合致しているか否
かに基づいて判定し、変換すると判定した場合に、透過演算処理を含む描画コマンドから
透過演算を必要としない描画コマンドに変換する方法が提案されている。
特開2005−182692号公報
しかしながら、上記従来技術では、一定長毎に、描画するためのブラシのパターンの作
成を実施しているため、一定長移動する毎に、ブラシのパターンを作成し直して描画を繰
り返す必要があり、ブラシの描画処理の高速化を妨げるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高速に背景の描画処理を実行すること
が可能な画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、プログラム、および記録媒体
を提供することを目的とする。
上記した課題を解決して、本発明の目的を達成するために、本発明は、背景を設定するための背景設定コマンドを含む描画コマンドに応じた描画データを描画する画像処理装置であって、前記描画コマンドに対して、ライン毎に背景が単一のパターンであるか否かを判定すると共に、前記背景設定コマンドの全ライン数に対する、背景が単一のパターンであるライン数の割合が閾値に達しているか否かを判定する特徴判定手段と、前記特徴判定手段で前記閾値を越えていると判定された場合に、前記特徴判定手段で背が単一のパターンであると判定されたラインに対しては、該ライン毎に前記背景の描画データを作成し、前記特徴判定手段で背景が単一のパターンでないと判定されたラインに対しては、該ラインの一定長毎に描画データを作成する背景描画手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、特徴判定手段は、特徴の判定をスプール前の前
処理で行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記単一のパターンは、前景色部分のみ、背景
色部分のみ、または、透過部分のみからなることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記特徴判定手段は、回転描画時には、回転前
の特徴判定方向に対して、その回転後に特徴を判定することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明の画像処理装置は、画像形成装置または
情報処理装置に搭載されることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、伝送路を介して接続された情報処理装置と画像
形成装置とを備える画像処理システムであって、前記情報処理装置および画像形成装置は
、本発明の画像処理装置を備えることが望ましい。
上記した課題を解決して、本発明の目的を達成するために、本発明は、背景を設定するための背景設定コマンドを含む描画コマンドに応じた描画データを描画する画像処理方法であって、前記描画コマンドに対して、ライン毎に背景が単一のパターンであるか否かを判定すると共に、前記背景設定コマンドの全ライン数に対する、背景が単一のパターンであるライン数の割合が閾値に達しているか否かを判定する特徴判定工程と、前記特徴判定工程で前記閾値を越えていると判定された場合に、前記特徴判定工程で背が単一のパターンであると判定されたラインに対しては、該ライン毎に前記背景の描画データを作成し、前記特徴判定手段で背景が単一のパターンでないと判定されたラインに対しては、該ラインの一定長毎に描画データを作成する背景描画工程と、を含むことを特徴とする備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明の画像処理方法の各工程をコンピュータ
がプログラムを実行して実現することが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、本発明の画像処理方法の各工程をコンピュータ
に実行させるためのプログラムを記録媒体に記録することが望ましい。
本発明によれば、高速に背景の描画処理を実行することが可能な画像処理装置を提供することが可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理システム、画像
処理方法、プログラム、および記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、こ
の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態における
構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、または実質的に同一のものが含まれる。
また、本実施の形態においては、背景設定コマンドの一例として、ブラシを設定するため
のブラシ設定コマンドを適用して説明する。
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システムの構成を示す図である。本実施の形態
の画像処理システム1は、ブラシ設定コマンドを含む描画コマンドをプリンタ20に出力
するPC10と、PC10から入力される描画コマンドを紙に印字出力するプリンタ20
とで構成されており、PC10とプリンタ10は、ケーブル30を介して相互に通信可能
に接続されている。
PC10は、描画コマンドを生成するデータ生成部11と、データ生成部11で生成さ
れた描画コマンドをPDLデータに変換するプリンタドライバ12とを備えている。
データ生成部11は、各種のアプリケーションプログラムを格納し、当該アプリケーシ
ョンプログラムで指示された、ブラシ設定コマンドを含む描画コマンドをプリンタドライ
バ12に出力する。プリンタドライバ12は、データ生成部11から出力された描画コマ
ンドを受け取ると、プリンタ20で解釈可能なPDLデータに変換し、PDLデータをプ
リンタ20に送信する。
プリンタ20は、PC10からのPDLデータを構成する描画コマンドに応じた描画デ
ータを描画する画像処理装置100を備えている。
図2は、画像処理装置100の基本的な処理の概略を説明するための図である。図2に
おいて、画像処理装置100は、グラフィック、イメージ、文字などの図形描画コマンド
や制御に関する制御コマンド、前景色部分、背景色部分、透過部分などのブラシを設定す
るためのブラシ設定コマンドを含む描画コマンドを受け取り、受け取った描画コマンドに
応じた描画データを描画メモリ200に描画する。描画メモリ200に書き込まれた内容
は、最終的に転写紙などの出力メディアに描画される。
図3は、本実施の形態の画像処理装置100の構成を示す図である。本実施の形態の画
像処理装置100は、同図に示すように、前処理部110と、スプール/デスプール処理
部120と、スプールメモリ130と、後処理部140とを備えている。
前処理部110は、PDLデータを構成する描画コマンドを受け取ると、描画コマンド
を解釈して生成した中間データをスプール/デスプール処理部120に出力する。スプー
ル/デスプール処理部120は、前処理部110で生成された中間データをスプールメモ
リ130に蓄積する(以下「スプールフェーズ」)。スプール/デスプール処理部120
は、スプールメモリ130が中間データでフルになると、スプールフェーズを終了し、ス
プールフェーズした中間データをスプールメモリ130から読み出して後処理部140に
出力する。
後処理部140は、スプール/デスプール処理部120でスプールメモリ130から読
み出された中間データのビットマップ展開を行って描画メモリ200に書き込む(以下「
デスプールフェーズ」)。このようにして、画像処理装置100はスプールフェーズ、デ
スプールフェーズを繰り返し、描画コマンドに応じた描画データの作成を行う。
ここで、描画されるブラシのパターンについて、図4−1〜図5−3を参照して説明す
る。画像処理装置100で描画されるブラシとしては、前景色となる部分、背景色となる
部分、透過される部分の3種類がある。図4−1は、前景色部分と背景色部分からなるブ
ラシの描画範囲への描画の例を示す図である。また、図4−2は、前景色部分と透過部分
からなるブラシの描画範囲への描画の例を示す図である。ブラシのパターンとしては、通
常、図4−1に示す前景色部分と背景色部分からなるパターンと、図4−2に示す前景色
部分と透過部分からなるパターンの2通り(以下「通常パターン」)がある。
一方、図5−1〜図5−3に示すように、ブラシ設定コマンドのY方向に沿った複数の
ライン(以下「Xライン」)の注目ライン(以下「Xnライン」)のブラシが単一のパタ
ーンになる場合がある。図5−1は、ブラシ設定コマンドのXnラインのブラシが前景色
部分のみからなる描画結果を示す図である。図5−2は、ブラシ設定コマンドのXnライ
ンのブラシが背景色部分のみからなる描画結果を示す図である。図5−3は、ブラシ設定
コマンドのXnラインのブラシが透過部分のみからなる描画結果を示す図である。
本実施の形態では、ブラシ設定コマンドのXnラインに注目し、Xnラインのブラシが
図5−1〜図5−3に示すように、単一のパターンになる場合には、Xnライン分の前景
色部分、背景色部分、または透過部分のみからなるブラシのパターンを纏めて作成した後
に、一定長(例えば、32ビット)毎に描画メモリ200に描画を行なう。これにより、
前景色部分、背景色部分、透過部分のブラシのパターンを一定長毎に作成する度に描画メ
モリ200に描画を行う場合に比べて、高速に描画処理を行うことができる。
図6は、本実施の形態の前処理部110の機能構成を示す図である。前処理部110は
、図6に示すように、描画コマンド解釈部112と、特定ブラシ描画処理部114と、通
常描画処理部116とを備えている。
描画コマンド解釈部112は、PC10から入力されるPDLデータを構成する描画コ
マンドの解釈を行なう。特定ブラシ描画処理部114は、特定のブラシ描画コマンドに応
じた処理を行って中間データを生成する。通常描画処理部116は、その他の描画コマン
ドに応じた処理を行って中間データを生成する。これら生成された中間データは、スプー
ル/デスプール処理部120によりスプールメモリ130にスプールフェーズされる。
前処理部110で行われる処理について、図7を参照して説明する。図7は、前処理部
110で行われる処理の手順を示すフローチャートである。
まず、描画コマンド解釈部112は、描画コマンドを解釈して、ブラシ設定コマンドの
Xライン毎に特徴を判定(抽出)する(ステップS101)。本実施の形態では、特徴と
して、(1)各Xラインのブラシがそれぞれ単一のパターン(前景色部分のみ、背景色部
分のみ、または透過部分のみからなるパターン)であるか否か、(2)単一パターンの割
合(背景設定コマンドの全ライン数に対する、背景が単一のパターンであるライン数の割
合が閾値を超えているか否か)、(3)Xライン長を判定する。また、90度または27
0度回転させて描画する場合には、回転後のYラインに対して特徴を判定する。
ついで、ステップS101で判定した特徴に基づいて、Xライン毎に、描画処理速度が
有利な描画処理方法を選択する(ステップS102)。通常の描画処理を行うよりも、特
定のブラシ描画処理を行った方が高速に描画を行える場合(ステップS102:特定ブラ
シ描画)、特定ブラシ描画処理部114の処理により、Xラインのみ色計算描画関数(以
下「特定のブラシ描画関数」)を設定する(ステップS103)。
一方、通常描画処理の方が高速に描画処理を行える場合(ステップS102:通常描画
)、通常描画処理部116の処理により、通常描画関数を設定する(ステップS104)
本実施の形態では、Xnライン分のブラシのパターンを纏めて作成した後に、一定長毎
に描画メモリ200に描画すれば、ブラシのパターンを一定長毎に作成する度に描画メモ
リ200に描画を行う場合に比べて、高速に描画処理を行うことができるので、Xnライ
ンが単一のパターンである場合には、特定のブラシ描画関数を設定する。
また、高速処理できるブラシのパターンと高速処理できないブラシのパターンが1つの
描画範囲に混在する場合には、両者のいずれのパターンであるかを判定する処理のコスト
が発生する。そこで、本実施の形態では、ブラシ設定コマンドの全ライン数に対する、ブ
ラシが単一のパターンであるライン数の割合が閾値に達する場合に、単一のパターンであ
るXラインに対して、特定のブラシ描画関数を設定する。
図8は、本実施の形態の後処理部140の機能構成を示す図である。後処理部140は
、図8に示すように、中間データ解釈部142と、特定ブラシ描画部144と、中間デー
タ処理部146と備えている。
中間データ解釈部142は、スプールメモリ130から読み出した中間データの解釈を
行う。特定ブラシ描画部144は、特定のブラシ描画関数に基づいたブラシ描画を行う。
中間データ処理部146は、特定のブラシ描画以外の中間データに応じた処理を行う。
特定ブラシ描画部144で行われる処理について、図9を参照して説明する。図9は、
特定ブラシ描画部144で行われる処理の手順を示すフローチャートである。
まず、Y方向のループが開始されると(ステップS201)、スプールメモリ130に
蓄積されている中間データを解釈した後に、特定のブラシ描画関数に基づいて、ブラシの
パターンを抽出し(ステップS202)、Xライン毎のブラシのパターンを判定する(ス
テップS203)。
ステップS203で判定した結果、Xnラインのブラシが通常パターンである場合(ス
テップS203:通常)、Xnラインに対して、32ビット毎に描画処理を行い、該当す
る部分のブラシパターンを抽出し、前景色、背景色、透過の32ビットのパターンを作成
して、描画メモリ200に描画し、Xnラインの描画が終了するまで、32ビット毎の処
理を行う(ステップS204〜ステップ208)。Xnラインの描画が終了した場合には
、ステップS203に戻り、次のXラインについて処理を行う。
一方、ステップS203で判定した結果、Xnラインのブラシが前背景部分のみ、また
は背景色部分のみからなる単一パターンである場合(ステップS203:前景色、背景色
のみ)、描画するためのパターンをXnライン分纏めて作成した後に(ステップS209
)、32ビット毎の描画を開始し(ステップS210)、32ビットずつ、描画メモリ2
00に描画する(ステップS211)。Xnラインの描画が終了した場合には(ステップ
S212)、ステップS203に戻り、次のXラインについて処理を行う。
また、ステップS203で判定した結果、Xnラインのブラシが透過部分のみからなる
単一パターンである場合(ステップS203:透過のみ)、描画すべき部分がないので、
ステップS203に戻り、次のXラインについて処理を行う。描画範囲全ての描画を終え
ると、Y方向のループを終了する(ステップS213)。
以上説明したように、本実施の形態の画像処理装置100によれば、ブラシ設定コマン
ドのXnラインのブラシが単一のパターンであると判定した場合に、特定のブラシ描画関
数を設定し、描画するためのパターンをXnライン分纏めて作成した後に、描画メモリ2
00に描画を行うこととしたので、高速にブラシの描画処理を実行できる。
また、本実施の形態の画像処理装置100によれば、ブラシ描画コマンドを解釈して中
間データに変換する前(スプールフェーズする前)に、特徴を判定し、描画処理方法を選
択することとしたので、描画コマンド共通として、ブラシ設定など、グラフィック条件設
定コマンド毎に描画処理方法を選択でき、効率化を図ることができる。
また、本実施の形態の画像処理装置100によれば、ブラシ設定コマンドの全ライン数
に対する、ブラシ設定コマンドのブラシが単一のパターンであるライン数の割合が閾値に
達しているか否かを判定し、判定結果に基づいて、描画処理方法を選択することとしたの
で、高速処理できるパターンと高速処理できないパターンが1つの描画範囲に混在する場
合には、両者のいずれのパターンかを判定する処理のコストが発生することから、高速処
理できるパターンからなるラインが含まれている割合に基づいて、描画処理方法を選択す
ることにより、より高速に処理できる条件を増やしつつ、ブラシのパターンの判定処理に
よる描画処理の高速化の妨げを抑制することができる。
また、本実施の形態の画像処理装置100によれば、90度または270度回転させて
描画したときのYラインの特徴を判定することとしたので、回転して描画する場合におい
ても、高速な描画処理方法を選択することが可能になる。
なお、PC10がプリンタ20よりも高性能である環境においては、図10に示すよう
に、画像処理装置100をPC10に搭載し、PC10側のリソースを用いて、ブラシ設
定コマンドを含む描画コマンドを描画データに展開する構成としてもよい。PC10側で
処理を行なうことで、プリンタ20の負荷を軽減し、PC10のリソースを有効に使用す
ることができる。
また、図11に示すように、画像処理装置100をPC10とプリンタ20とにそれぞ
れ搭載し、PC10とプリンタ20の両者で処理可能とする構成としてもよい。例えば、
スプールフェーズの処理をPC10で行い、デスプールフェーズの処理をプリンタ20で
行うことができる。これによれば、PC10とプリンタ20の両者の性能に応じた処理負
荷の分散を行なうことができる。
(プログラム)
本発明の目的は、上述した画像処理装置の機能を実現するソフトウエアのプログラムコ
ードを記録した記録媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコ
ンピュータ(または、CPU、MPU、DSP)が記録媒体に格納されたプログラムコー
ドを実行することによっても達成することが可能である。この場合、記録媒体から読み出
されたプログラムコード自体が前述した画像処理装置の機能を実現することになり、その
プログラムコードまたはそのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することにな
る。プログラムコードを供給するための記録媒体としては、FD、ハードディスク、光デ
ィスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ、R
OMなどの光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記録媒体を使用すること
ができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した画
像処理装置の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した画像処理装置の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
また、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能
拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した画像処
理装置の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明に係る画像処理装置は、ブラシ設定コマンド等の背景設定コマンドを含む描画コ
マンドに応じた描画データを高速に描画する場合に有用である。
本実施の形態の画像処理システムの構成を示す図である。 本実施の形態の画像処理装置の基本的な処理の概略を説明するための構成を示す図である。 本実施の形態の画像処理装置の構成を示す図である。 前景色と背景色からなるブラシの描画範囲への描画の例を示す図である。 前景色と透過部分からなるブラシの描画範囲への描画の例を示す図である。 背景設定コマンドのXnラインのブラシが前景色のみからなる描画結果を示す図である。 背景設定コマンドのXnラインのブラシが背景色のみからなる描画結果を示す図である。 背景設定コマンドのXnラインのブラシが透過部分のみからなる描画結果を示す図である。 本実施の形態の前処理部の機能構成を示す図である。 前処理部で行われる処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態の後処理部の機能構成を示す図である。 後処理部で行われる処理の手順を示すフローチャートである。 画像形成システムの他の構成例を示す図である。 画像形成システムの他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理システム
10 PC
11 印刷データ生成部
12 プリンタドライバ
20 プリンタ
100 画像処理装置
110 前処理部
112 描画コマンド解釈部
114 特定ブラシ描画処理部
116 通常描画処理部
120 スプール/デスプール処理部
130 スプールメモリ
140 後処理部
142 中間データ解釈部
144 特定ブラシ描画部
146 中間データ処理部
200 描画メモリ

Claims (9)

  1. 背景を設定するための背景設定コマンドを含む描画コマンドに応じた描画データを描画する画像処理装置であって、
    前記描画コマンドに対して、ライン毎に背景が単一のパターンであるか否かを判定すると共に、前記背景設定コマンドの全ライン数に対する、背景が単一のパターンであるライン数の割合が閾値に達しているか否かを判定する特徴判定手段と、
    前記特徴判定手段で前記閾値を越えていると判定された場合に、前記特徴判定手段で背が単一のパターンであると判定されたラインに対しては、該ライン毎に前記背景の描画データを作成し、前記特徴判定手段で背景が単一のパターンでないと判定されたラインに対しては、該ラインの一定長毎に描画データを作成する背景描画手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特徴判定手段は、前記特徴の判定をスプール前の前処理で行うことを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記単一のパターンは、前景色部分のみ、背景色部分のみ、または、透過部分のみからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記特徴判定手段は、回転描画時には、回転前の特徴判定方向に対して、その回転後に特徴を判定することを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置は、画像形成装置または情報処理装置に搭載されることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  6. 伝送路を介して接続された情報処理装置と画像形成装置とを備える画像処理システムであって、
    前記情報処理装置および画像形成装置は、請求項1〜のいずれか1つに記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  7. 背景を設定するための背景設定コマンドを含む描画コマンドに応じた描画データを描画する画像処理方法であって、
    前記描画コマンドに対して、ライン毎に背景が単一のパターンであるか否かを判定すると共に、前記背景設定コマンドの全ライン数に対する、背景が単一のパターンであるライン数の割合が閾値に達しているか否かを判定する特徴判定工程と、
    前記特徴判定工程で前記閾値を越えていると判定された場合に、前記特徴判定工程で背が単一のパターンであると判定されたラインに対しては、該ライン毎に前記背景の描画データを作成し、前記特徴判定手段で背景が単一のパターンでないと判定されたラインに対しては、該ラインの一定長毎に描画データを作成する背景描画工程と、
    を含むことを特徴とする備えたことを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項に記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータが実行するためのプログラム。
  9. 請求項に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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