JP4914294B2 - 水平軸風車 - Google Patents

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Description

本発明は、水平軸風車の待機制御に関する。
周知のように、いわゆる水平軸風車が商業用に広く実用化されている。一般的な水平軸風車は、少なくとも2枚以上のブレードがハブから放射状に取付けられてなるロータと、ハブに接続されるとともに略水平方向に延在された主軸を介してこのロータを軸支するナセルと、略鉛直方向に設置されるとともにナセルをヨー回転自在に支持するタワーとを有して構成される。
加えて、ナセルのヨー回転を自在に駆動制御可能なヨー駆動手段、ヨー回転を制動するヨーブレーキ、ロータの回転を制動する主軸ブレーキ等の制御手段を水平軸風車に設けることも従来行われている。また、ブレードのピッチ角を制御する手段を有した水平軸風車も利用されている。
通常、風車の設計強度は暴風中の待機状態の際に受ける荷重に大きく影響を受ける。暴風時の風車荷重は停電も併発することを想定して設定する必要がある。また、通常の水平軸風車は、暴風時には発電を停止し待機する。
ある従来のアップウィンド・ピッチ制御機では、全翼のフェザーを確保した後に、ナセル方位角をヨー制御により約180deg反転させ、弱いヨーブレーキで保持して暴風時に待機する(例えば、非特許文献1参照)。これにより、暴風時にはロータが風下に靡き、タワーへの荷重を軽減することができる。
柴田昌明、林義之、「設計荷重低減のための新コンセプト」、風力エネルギー利用シンポジウム、平成15年11月20日、p.225−227
上記従来技術を含む今日の一般的な風車は、ピッチ角を制御するピッチ制御風車である。この種の風車は一般に、ピッチ角をフェザーとし、ロータを遊転させて暴風待機する。ヨー制御については、ヨー制御をアクティブに行うもの、パッシブに行うもの、行わない(ヨーブレーキ・ヨーウォームギアで固定する)ものがある。
ヨー制御可能ないずれの風車においても、ヨー制御に必要な電源が遮断される場合や、ヨー制御に関するいずれかの機器に故障が生じた場合は、全方位からの暴風を受ける可能性がある。したがって、全方位からの暴風を想定して設計する必要がある。
風車が大型化すると失速フラッタが発生しやすくなる。全方位からの暴風を想定すると、ナセルに対する特定の風向において失速フラッタが大きく発生し、大きな荷重を発生させる。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、ナセルに対するあらゆる風向の風に対してもヨーを制御することなくフラッタ、ひいては風車にかかる荷重を低減することができる水平軸風車を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、ハブとブレードとを有するロータと、
前記ハブに接続された主軸を介して前記ロータを軸支するナセルと、
前記ナセルをヨー回転自在に支持するタワーとを備え、
風速が所定値以上の場合に、前記ナセルのヨー角を固定し、前記ナセルに対する風向のヨー角に応じて前記ブレードのピッチ角を制御して前記ロータを遊転させる水平軸風車である。
請求項2記載の発明は、風速が前記所定値未満の場合に、すべての前記ブレードをフェザーに制御する請求項1に記載の水平軸風車である。
請求項3記載の発明は、風速が前記所定値以上の場合に、負荷荷重の集中を避けるように前記ブレードのピッチ角を制御する請求項1又は請求項2に記載の水平軸風車である。
請求項4記載の発明は、前記ブレードが3枚であり、
風速が前記所定値以上の場合に、前記ナセルに対する風向のヨー角=±45degに対するピッチ角の制御目標値から、同ヨー角=±135degに対するピッチ角の制御目標値までをピッチ角の制御目標値の範囲とする請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の水平軸風車である。
請求項5記載の発明は、風速が前記所定値以上の場合に、前記ナセルに対する風向のヨー角=±45degに対するピッチ角の制御目標値を制御目標値の最小値とし、同ヨー角=±135degに対するピッチ角の制御目標値を制御目標値の最大値とする請求項4に記載の水平軸風車である。
本発明によれば、風速が所定値以上の場合に、ナセルのヨー角を固定し、ナセルに対する風向のヨー角に応じてブレードのピッチ角を制御してロータを遊転させることにより、ナセルに対するあらゆる風向の風に対してもヨーを制御することなくフラッタ、ひいては風車にかかる荷重を低減することができるという効果がある。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
本実施形態の水平軸風車は、ダウンウィンド型の水平軸風車で、風力発電装置に利用されているものである。図2に本水平軸風車の平面模式図を示す。本水平軸風車は、ハブと3枚のブレードとを有するロータ1と、ハブに接続された主軸を介してロータ1を軸支するナセル2と、ナセル2をヨー回転自在に支持するタワー(図示せず)とを備える。また、本水平軸風車は、風速計、風向計及び制御装置を備え、ブレードのピッチ角を制御可能な水平軸風車である。ブレードのピッチ角をブレード毎に独立して制御可能なものでも適用できるが、すべてのブレードを一括して制御可能なもので足りる。
風速計は、当然に本水平軸風車が受ける風の風速を計測するものである。風向計は、ナセル2に備えられ、ナセル2に対する風向のヨー角を計測するものである。風速計、風向計の形態は問わない。例えば、風向計は、ヨートルクから計測するもの、ナセル及びタワーの歪みから計測するもの、ブレード・ハブ・主軸の歪みとロータアジマス角の双方から計測するものなど、手段は問わない。
次に、図1を参照して制御目標とするピッチ角の設定につき説明する。ナセルに対する風向のヨー角Y(以下「ヨー角Y」という。)に応じた制御目標のブレードピッチ角P(以下「目標ピッチ角P」という。)の変化を示すグラフを図1に示す。
図1に示すように、ヨー角Yに応じて目標ピッチ角Pは変化する。この変化を表すグラフは、ヨー角Y=0, ±45,±135〔deg〕においてピークを有し、ヨー角Y=0を基準に線対称に変化している。ヨー角Y=0のとき目標ピッチ角P=80deg、ヨー角Y=±45のとき目標ピッチ角P=60degで最小値をとり、ヨー角Y=±135のとき目標ピッチ角P=60degで最大値をとる。ヨー角Y=±45degに対する目標ピッチ角Pの値から、ヨー角Y=±135degに対する目標ピッチ角Pの値までをピッチ角の制御目標値の範囲としている。
図1に示す目標ピッチ角Pは、ヨー角Yの各値において最大荷重を小さくするピッチ角の値を選定したものであり、本発明者の計算によって選定したものである。風車各部の破壊や不可逆的変形を避けるためには、特定の箇所の荷重を下げるのではなく、全体的にバランス良く低減するピッチ角を選定する必要がある。そのためには、適度な速度でロータを遊転させるのがよいことが分かっている。ロータの遊転速度が速すぎると動圧(荷重)を上昇させ、逆に、ロータを静止させてしまうと、振動(フラッタ)が起こりやすくなり、荷重の観点からは好ましくないことがわかっている。これらのことを踏まえ、実験又は/及び計算により、360deg分のヨー角Yに対する目標ピッチ角Pを予め定めておく。
図1に示すグラフにおいて、範囲Aでは目標ピッチ角Pを90degに保つのに対し、ヨー角Y=0degでは目標ピッチ角Pを80degにし、範囲Fではグラフは傾斜しており目標ピッチ角Pを一定の値に保たない。これは、ブレードの形状が前後方向で対称ではないモデルを対象に計算したためである。なお、目標ピッチ角P=90degが、必ずしもロータに対するトルクがゼロとなる角度ではない点に留意が必要である。これもブレードによる。
図1に示すグラフにおいて、ヨー角Y=±90deg,目標ピッチ角P=90degの点を中心に、範囲D,E,Fにおけるグラフと範囲A,B,Cにおけるグラフが点対称とはなっていない。これは、計算対象のブレードの形状、ピッチ軸、剛性のいずれも前後対称ではないためである。
前後非対称のブレードは、前縁から風を受けた場合には、揚力は大きくなるが、振動は起こりにくく、逆に、後縁から風を受けた場合には、揚力は小さくなるが、振動が出やすくなるという大局的傾向がある。
範囲B→C、範囲D→Eの移り変わりでグラフが極値を形成するのは、ヨー角Y=±45deg付近とヨー角Y=±135deg付近とで最大揚力となり、従って最も荷重条件が厳しくなることに起因している。ヨー角Y=±45degで負荷荷重を最も分散させるために必要なピッチ角が約60degであるため目標ピッチ角Pを60degとした。
以上のことから、目標ピッチ角Pは、図1に示すとおりとした。
この特性は3枚ブレードの風車であれば、ダウンウィンド風車に限らず、アップウィンド風車でも同様に現れる。2枚ブレードの風車では図1に示すものと異なる。
次に、図2を参照してヨー角Yとピッチ角につき補足する。図2(a1)示すように風向WDがロータ1の回転軸3に対して平行であるとき、ヨー角Y=0とする。図1のグラフに従いヨー角Y=0のときは、目標ピッチ角P=80degである。目標ピッチ角P=80degに制御されたブレード4の姿勢を図2(a2)に示す。図2中、5はロータ回転面を示す。
図2(b1)に、ヨー角Y=45degのときの風車と風向の関係を示す。図1のグラフに従いヨー角Y=45degのときは、目標ピッチ角P=60degである。目標ピッチ角P=60degに制御されたブレード4の姿勢を図2(a2)に示す。
以下同様に、ヨー角Y=90,135,180〔deg〕のときの風車と風向の関係を図2(c1)(d1)(e1)に順に示し、各ヨー角に応じた目標ピッチ角Pに制御されたブレード4の姿勢を図2(c2)(d2)(e2)に示す。
ヨー角Yやブレードピッチ角の基準の定め方は任意であるが、図1に示したグラフは以上の基準に従ったものである。
次に、図3、図4を参照して制御につき説明する。図3は、基本フローチャートで、図4は待機時のフローチャートである。
本水平軸風車に備わる制御装置は、制御が開始されると(S1)、本水平軸風車に備わる風速計の計測値を得て待機条件か否か監視し判断し(S3)、待機条件に当てはまらなければ定格運転する(S2)。
ここで、待機条件は一例として10分以上にわたって風速が25m/s以上であるときとする。定格運転は、ロータに繋がれた発電機により発電することである。
ステップS3でYesの場合、制御装置は待機運転を開始する(S4)。待機運転では、ナセル2のヨー角をヨーブレーキで固定するとともに、ロータ1を遊転可能な状態とする。すなわち、発電を停止し、主軸ブレーキを解除してロータ1に対する負荷を解除する。
また、待機運転では本水平軸風車に備わる風速計及び風向計の計測値を得て(S6)、待機運転を継続するか否か(S5)、風速が所定値以上か否か(S7)を監視し判断する。
ここで、待機運転を継続するかの条件は、上記待機条件と同じ、すなわち、10分以上にわたって風速が25m/s以上であるときとしもよいが、より安全な条件として例えば、10分以上にわたって風速が20m/s以上であるときとしてもよい。
また、所定値は、一例として10分以上にわたって風速が30m/sであるときとする。いずれにしても、上記待機条件より高い条件である。
ステップS5でNoの場合、図3の基本フローに戻る。
ステップS5でYesでステップS7でNoの場合、すなわち、風速が所定値未満の場合、制御装置はすべてのブレードをフェザーに制御する(S8)。
このように、待機運転中で風速が所定値未満の場合は、ヨー角Yによらずにすべてのブレードをフェザーに制御する。
ステップS7でYesの場合、すなわち、風速が所定値以上の場合、制御装置はヨー角Yに応じてブレードのピッチ角を制御して前記ロータを遊転させる。具体的には、制御装置はすべてのブレードを図1に示した目標ピッチ角Pとなるように、ブレードのピッチ角を制御する(S10)。そのために、制御装置はメモリ領域に記憶された目標ピッチ角Pのデータを参照し、計測したヨー角Yに応じた目標ピッチ角Pを得る(S9)。
ここで、特定の風況における本発明例及び従来例のシミュレーション結果を開示する。風況としては図5に示す平均風速が40m/s、ヨー角Yの平均が45degの乱流を想定した。図5に示す10分間の風況変化を計算対象とした。同風況において、本発明例は上記実施形態に従ってヨーを固定し、制御周期を10分としてブレードのピッチ角を60degに固定した。
一方、従来例としては、同風況においてヨーを固定し、ブレードをフェザーに固定するものとした。
本発明例及び従来例におけるヨートルクの時歴を図6に示す。本発明例のヨートルク21は従来例のヨートルク22に対し全時間において約1/8と、大幅に低減している。
本発明例及び従来例におけるロータアジマス角の時暦を図7に示す。従来例でほぼロータが静止していたところ、本発明例では定常的にロータが遊転していることが図7より確認できる。失速フラッタは、ロータがほぼ静止している状況で発生する。本発明により、ピッチ角をヨー角Yに応じて制御してロータを定常的に遊転させることができ、それによりピッチ角固定の場合に失速フラッタが発生したヨー角においてもフラッタが回避でき荷重を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る制御目標のブレードピッチ角Pの変化を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る水平軸風車の平面模式図(a1)(b1)(c1)(d1)(e1)及びブレード断面図(a2)(b2)(c2)(d2)(e2)である。 本発明の一実施形態に係る制御の基本フローチャートである。 本発明の一実施形態に係る待機時の制御のフローチャートである。 実施例に係る風況の時間変化を示すグラフである。 本発明例及び従来例におけるヨートルクの時間変化を示すグラフである。 本発明例及び従来例におけるロータアジマス角の時間変化を示すグラフである
符号の説明
1 ロータ
2 ナセル
3 回転軸
4 ブレード

Claims (5)

  1. ハブとブレードとを有するロータと、
    前記ハブに接続された主軸を介して前記ロータを軸支するナセルと、
    前記ナセルをヨー回転自在に支持するタワーとを備え、
    風速が所定値以上の場合に、前記ナセルのヨー角を固定し、前記ナセルに対する風向のヨー角に応じて前記ブレードのピッチ角を制御して前記ロータを遊転させる水平軸風車。
  2. 風速が前記所定値未満の場合に、すべての前記ブレードをフェザーに制御する請求項1に記載の水平軸風車。
  3. 風速が前記所定値以上の場合に、負荷荷重の集中を避けるように前記ブレードのピッチ角を制御する請求項1又は請求項2に記載の水平軸風車。
  4. 前記ブレードが3枚であり、
    風速が前記所定値以上の場合に、前記ナセルに対する風向のヨー角=±45degに対するピッチ角の制御目標値から、同ヨー角=±135degに対するピッチ角の制御目標値までをピッチ角の制御目標値の範囲とする請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の水平軸風車。
  5. 風速が前記所定値以上の場合に、前記ナセルに対する風向のヨー角=±45degに対するピッチ角の制御目標値を制御目標値の最小値とし、同ヨー角=±135degに対するピッチ角の制御目標値を制御目標値の最大値とする請求項4に記載の水平軸風車。
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