JP4911886B2 - 通信方法及び通信システム並びにメールセンター並びに携帯端末装置 - Google Patents

通信方法及び通信システム並びにメールセンター並びに携帯端末装置 Download PDF

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本発明は、呼び出しを受ける側の受信対象者とその携帯端末装置の現在の在圏国が外国であることを、国内の呼び出しをする側の送信対象者の携帯端末装置に自動的に通知することができる、在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置に関するものである。
近年の携帯端末装置は、国内における通話のみならず海外の国との通話をも可能とする、いわゆる国際ローミング機能を搭載したものが発売されており、ユーザーの現在の在圏国、すなわち、ユーザーとその携帯端末装置が現在存在している通信圏が所属する国を意識することなく通話を可能とする機能が盛り込まれているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−144847号公報
しかしながら、このような国際ローミング機能を搭載した携帯端末装置にあっては、その受信対象者とその携帯端末装置の現在の在圏国が外国であることが分からずに、国内の携帯端末装置の送信対象者がその受信対象者の携帯端末装置に送信してしまうことがある。その場合には、携帯端末装置の送信対象者は国内の通常の通話料よりも高い、予想外の通話料の請求を受けてしまう状況が発生するという問題点があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、受信対象者が渡航してその携帯端末装置の在圏国が外国に切り換わったときに、そのことを知らない国内の送信対象者が外国に滞在している受信対象者の携帯端末装置に送信して予想外の通話料の請求を受けることを防止することができるような、在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明の通信方法は、
第1のメッセージ及び第2のメッセージと、それぞれのメッセージを送付する宛先とを予め登録する登録ステップと、
位置登録センターに登録される所定の携帯端末装置の在圏国が更新された際に、当該更新された在圏国が海外の場合には当該在圏国に関する情報が加えられた前記第1のメッセージを前記宛先に送付し、前記更新された在圏国が国内の場合には前記第2のメッセージを前記宛先に送付する送付ステップと、
前記位置登録センターに前記在圏国を更新した時刻を記憶するステップと、
当該記憶した時刻から前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間を設定又は変更するステップと、を含み、
前記送付ステップは、前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間内に新たな前記在圏国の更新がされると前記メッセージを前記宛先に送付しない
ことを特徴とするものである。
また、請求項に係る本発明の通信方法は、
請求項に記載の通信方法において、
前記メッセージの送付を禁止することを特徴とするものである。
また、請求項に係る本発明の通信方法は、
請求項1又は2に記載の通信方法において、
前記メッセージを送付する宛先は電話番号であることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、請求項に係る本発明の通信システムは、
携帯端末装置と、位置登録センターと、メールセンターと、を備えた通信システムであって、
前記携帯端末装置は、第1のメッセージ及び第2のメッセージと、それぞれのメッセージを送付する宛先を前記メールセンターへ送信する通信手段を有し、
前記位置登録センターは、前記携帯端末装置の在圏国を登録する登録手段と、
前記登録手段により前記在圏国が更新された際には、当該在圏国に関する情報を前記メールセンターへ送信する通信手段と、を有し、
前記メールセンターは、
前記携帯端末装置から送信された前記メッセージ及び前記メッセージを送付する宛先を予め登録する登録手段と、
前記位置登録センターに登録される前記携帯端末装置の在圏国が更新された際に、当該更新された在圏国が海外の場合には当該在圏国に関する情報が加えられた前記第1のメッセージを前記宛先に送付し、前記更新された在圏国が国内の場合には前記第2のメッセージを前記宛先に送付する送信手段と、を有し、
前記メールセンターは、前記位置登録センターに前記在圏国を登録した時刻を記憶し、当該記憶した時刻から前記メッセージを前記宛先に送付するまでの時間を設定又は変更し、
前記メールセンターは、前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間内に新たな前記在圏国の更新がされると前記メッセージを前記宛先に送付しない
ことを特徴とするものである。
また、請求項に係る本発明の通信システムは、
請求項に記載の通信システムにおいて、
前記メールセンターは、前記メッセージの送付を禁止することを特徴とするものである。
また、請求項に係る本発明の通信システムは、
請求項4又は5に記載の通信システムにおいて、
前記メッセージを送付する宛先は電話番号であることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために、請求項に係る本発明のメールセンターは、
携帯端末装置から送信された第1のメッセージ及び第2のメッセージと、それぞれのメッセージを送付する宛先を予め登録する登録手段と、
位置登録センターに登録される携帯端末装置の在圏国が更新された際に、当該更新された在圏国が海外の場合には当該在圏国に関する情報が加えられた前記第1のメッセージを前記宛先に送付し、前記更新された在圏国が国内の場合には前記第2のメッセージを前記宛先に送付する送信手段と、を有し、
前記位置登録センターに前記在圏国を登録した時刻を記憶し、当該記憶した時刻から前記メッセージを前記宛先に送付するまでの時間を設定又は変更し、
前記送信手段は、前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間内に新たな前記在圏国の更新がされると前記メッセージを前記宛先に送付しない
ことを特徴とするものである。
また、請求項に係る本発明のメールセンターは、
請求項に記載のメールセンターにおいて、
前記メッセージの送付を禁止することを特徴とするものである。
また、請求項に係る本発明のメールセンターは、
請求項7又は8に記載のメールセンターにおいて、
前記メッセージを送付する宛先は電話番号であることを特徴とするものである。
このような本発明の在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置によれば、受信対象者が渡航してその携帯端末装置の在圏国が外国に切り換わったときに、そのことを知らない国内の送信対象者が外国に滞在している受信対象者の携帯端末装置に送信して予想外の通話料の請求を受けることを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1および図2は、本発明に係る在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置の一実施の形態について説明するために参照する図である。
本発明の概念図を示す図1において、国内移動体通信事業者Aが運営するネットワークNAには、多数の基地局(基地局BS1〜BS3はその一部)が有線により通信可能に接続され、それらの多数の基地局BS1〜BS3の各々には、多数の移動体通信機(携帯端末装置)MS1,MS2の各々が、無線により通信接続可能となっている。
多数の移動体通信機には、日本国内における通信機能しか有していない移動体通信機MS1だけでなく、海外の国との通話をも可能とする、いわゆる国際ローミング機能を搭載した移動体通信機MS2もあり、このような機能を搭載した移動体通信機MS2も、言うまでもなく移動体通信機MS1と同様に日本国内において、多数の基地局BS1〜BS3の各々に無線により通信接続可能となっている。
一方、外国における、外国移動体通信事業者Bが運営するネットワークNBには、多数の基地局(基地局BS4〜BS6はその一部)が有線により通信可能に接続され、それらの多数の基地局BS4〜BS6の各々には、多数の移動体通信機MS2,MS3の各々が無線により通信接続可能となっている。
多数の移動体通信機には、その外国国内における通信機能しか有していない移動体通信機MS3だけでなく、日本やその他の外国との通話をも可能とする、いわゆる国際ローミング機能を搭載した移動体通信機MS2もあり、このような移動体通信機MS2も上記移動体通信機MS3と同様に無線により通信接続可能となっている。
前記国内移動体通信事業者Aが運営するネットワークNAと、国外移動体通信事業者Bが運営するネットワークNBとは、インターネットITNを介して互いに通信可能に接続されている。上記国内のネットワークNAには位置登録センターPA(国内登録センター)が接続されており、上記外国のネットワークNBには位置登録センターPB(外国登録センター)が接続されている。
上記国際ローミング機能を搭載した移動体通信機MS2のユーザー(受信対象者)が外国に渡ることにより、その移動体通信機MS2が、図1に示すように、日本国内のネットワークNAを離れて外国に渡り、国外移動体通信事業者Bが運営するネットワークNBに接続された位置登録センターPBに位置登録すると、その位置登録情報がインターネットITN等を経由して、日本国内のネットワークNAに接続された位置登録センターPAに通知されるようになっている。
国内移動体通信事業者Aが運営するネットワークNAには、位置登録センターPAの他に、サーバーにより構成されるメールセンターMCが接続されている。このメールセンターMCには、前記外国に渡った受信対象者が、外国に渡る前に予め国内にて、その受信対象者が発する伝言メッセージと、その受信対象者がこの伝言メッセージの送付を希望する人(送信対象者)の、移動体通信機の電話番号(宛先番号)を記憶させることができるようになっている。
その伝言メッセージの内容は任意であり、後方に例示するように、外国に行く受信対象者が自由に決めることができる。
それから、受信対象者が外国に渡って、国外移動体通信事業者Bが運営するネットワークNBに接続された位置登録センターPBに、持参した移動体通信機MS2の位置登録をすると、そのことがネットワークNB、インターネットITN、ネットワークNAを経由して日本国内の位置登録センターPAに通知され、その後国内の位置登録センターPAからメールセンターMCにそのことが通知されるようになっている。
国内の位置登録センターPAから通知を受けたメールセンターMCは、予め受信対象者が国内にてメールセンターMCに登録した任意の渡航伝言メッセージに、受信対象者が位置登録した外国に属する情報を追加した渡航伝言メッセージを作成すると共に、この作成した渡航伝言メッセージを、予め国内にてメールセンターMCに登録した、受信対象者が送付を希望する送信対象者に対し自動的に送付するようになっている。
この渡航伝言メッセージが送付される送信対象者は、いわゆる国際ローミング機能を搭載した移動体通信機MS2を携帯しているユーザーがほぼ対象で、国内にいる送信対象者の移動体通信機MS2が、外国にいる受信対象者の移動体通信機MS2に送信するのを防止するのが主な目的だからである。
なお、送信対象者の移動体通信機は、必ずしも国際ローミング機能を搭載してないものであってもよい。受信対象者が外国に行っていることを送信対象者に知らせるだけでも利益がある場合があるからである。
このようなメールセンターMCに予め登録する渡航伝言メッセージとしては、例えば、次のようなものが考えられる。
「只今、移動体通信機MS2の受信対象者(実際には名前)は社用で、国外にいます。
国名 … アメリカ/アイオア州
時差 … 15時間
現在 … 2003年11月9日 13:36 」
また、メールセンターMCに予め登録する帰国伝言メッセージの内容としては、例えば、次のようなものが考えられる。
「只今、受信対象者(実際には名前)は日本に帰国しました。お気軽にお電話をおかけ下さい。」
このような、本実施の形態に係る在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置の動作手順について、図2のフローチャートに基づいて以下に説明する。
国内における通信機能のみしか有さない移動体通信機MS1と同様に国内における通信に用いられていた、海外の国との通話をも可能とする国際ローミング機能を搭載した移動体通信機MS2のユーザー(受信対象者)が、外国に行く(渡航する)ことに決まったときは、その受信対象者は外国に行く前に予めメールセンターMCに所定の登録をする。
すなわち、受信対象者はメールセンターMCに、伝言メッセージの送付を希望する国内の送信対象者の移動体通信機の電話番号と、その伝言メッセージの内容を登録する(ステップS1)。このとき記憶させる伝言メッセージには、出国後に送信対象者に送付する渡航伝言メッセージと、帰国後に送付する帰国伝言メッセージの2つがある。
その後、受信対象者が外国に渡り、国外移動体通信事業者Bが運営するネットワークNBに接続されている位置登録センターPBに、受信対象者がその移動体通信機MS2の位置登録をすると(ステップS2のYES)、受信対象者の移動体通信機MS2はその外国で使用することが可能となる。
そして、このように受信対象者がその移動体通信機MS2の位置登録をすると、その位置登録情報とその外国に属する情報が、インターネットITN及び国内のネットワークNAを経由して国内の位置登録センターPAに通知される(ステップS3)。
すると、国内の位置登録センターPAは、受信対象者の移動体通信機MS2が外国で位置登録をしたことと、その外国に属する情報をメールセンターMCに通知する(ステップS4)。このことによりメールセンターMCは、渡航前に受信対象者により予め登録された渡航伝言メッセージに、受信対象者が移動体通信機MS2の位置登録をした国に属する情報を追加した渡航伝言メッセージを作成し、その作成した渡航伝言メッセージをメールにして、やはり予めメールセンターMCに登録された国内の特定の送信対象者の移動体通信機に自動的に送付する(ステップS5)。
このため、受信対象者が渡航してその移動体通信機MS2の在圏国が外国に切り換わったときは、国内の特定の送信対象者の移動体通信機にその旨を通知して、その国内の送信対象者が、知らないうちに外国に滞在している受信対象者の移動体通信機MS2に送信して予想外の通話料の請求を受けることを防止することができる。
また、送信対象者は受信対象者が今いる外国の国名やその時差等から、その生活時間サイクルを十分に考慮して送信することができるので、送信に最適な生活時間のタイミングを見逃すことを防止することができる。
その後、外国に滞在していた受信対象者が国内に帰国して、国内の位置登録センターPAに位置登録をすると(ステップS6のYES)、位置登録センターPAはそのことをメールセンターMCに通知する(ステップS7)。このことによりメールセンターMCは、渡航前に予めメールセンターMCに登録された送信対象者に帰国伝言メッセージを自動的に送付する(ステップS8)。
このため、受信対象者が帰国してその移動体通信機MS2の在圏国が外国から日本に切り換わったときは、国内の特定の送信対象者の移動体通信機にその旨を通知して、その国内の送信対象者が外国から日本に帰国している受信対象者に、安い通話料で安心して送信することが可能となる。
このため、受信対象者が日本に帰国しているのにまだ外国にいると思って、高い通話料の請求を受けることを心配して、気軽に送信することができない状態がいつまでも続いてしまい、そのことを後で知って悔しい思いをすることを防止することができる。
一方、ステップS4において、国内の位置登録センターPAがメールセンターMCに通知する場合は、次にメールセンターMCが行う渡航伝言メッセージの送付動作が、所定の時間を経過しなければ行なわれないように、位置登録センターPAがメールセンターMCに通知した時刻をメールセンターMCが記憶して、その時刻からの所定の時間をメールセンターMCに設定し、この設定時間をカウントするタイマー動作を開始させるようにすることができる。
そして、受信対象者がその設定時間内に他国への位置登録を行わなければその設定時間経過後に渡航伝言メッセージの送付動作が行われ、設定時間内に他国への位置登録が行われればタイマー動作は初期化されるようにすることができる。なお、上記設定時間は受信対象者が外国からインターネットITN等を介して変更することもできる。
このような動作が行なえるように構成することにより、例えば少なくとも2以上の外国の国境にいる際に、それぞれの国の移動体通信事業者の基地局からの電波を受信できる環境にあるとすると、国境をまたぐ基地局変更がある度に、メールセンターMCが国内にいる送信対象者へ渡航伝言メッセージを頻繁に送付してしまう状態が発生することを防止することができる。
また、受信対象者がインターネットITNを介して、渡航前にメールセンターMCに登録した渡航伝言メッセージを変更するようにすることもできる。このような動作が行なえるように構成することによって、上記国境をまたぐ基地局変更が頻繁にあるときは、渡航伝言メッセージの送付動作を一時的に禁止して、国境をまたぐ基地局変更がある度に国内にいる送信対象者へ伝言メッセージを送付してしまうことを防止することができる。そして、国境をまたぐ基地局変更が頻繁でなくなったときは、受信対象者は上記送付動作の禁止を解除することもできる。
ところで、前述した従来技術以外の他の従来技術として、携帯端末装置が圏外状態から基地局と通信可能状態に復帰した場合には、携帯端末装置が圏外状態から抜け出すと同時にそれまで通信できなかった携帯端末装置との通信を可能にし、圏外中に呼び出しを行なった発信者と、圏外状態から復帰した携帯端末装置との間で最短時間で通信を開始することができるようにした、携帯端末装置の追跡呼び出し方法がある。
この従来技術は、圏外状態の携帯端末装置が復帰して位置登録をしたことを監視し、圏外中に呼び出しを行なった発信者に、相手の携帯端末装置が圏外状態から抜け出すと同時にそのことを通知して、通話が可能となったことを知らせるというものであって、本発明のように、元々国内から外国に通話が可能な状態であっても、相手の携帯端末装置が外国から帰国した際の国内における位置登録を監視して、通話料が安くなったことを知らせるために国内における送信対象者へ伝言メッセージを送付するのとは異なるものである。
また他の従来技術として、次のような技術が提案されている。すなわち、基地局が発信する位置情報コードを携帯端末装置が受信し、内部でその位置情報コードの復調データを制御部に伝達すると、制御部ではその後所定の手順に従って基地局への位置登録を完了させる。
そして、予めキー操作部にて定型文作成部を動作させ、発信の宛先等必要な情報の入力を行なっておくことにより、上記位置登録が完了した際、制御部にて位置情報コードを具体的な地名に変換し、定型文作成部にてメッセージの所定場所に前記地名を格納した送信用メッセージが作成される。その後自動発信部から、既登録の電話番号の相手に上記送信用メッセージを自動的に発信することにより、自己の端末の現在位置を直接相手に通知しようとするものである。
この従来技術は、携帯端末装置の内部でそのようなメッセージを送付する処理を行なう点において本発明と異なっており、この方式を使用すると一般的に使用頻度の高い位置登録直後に、携帯端末装置の通信機能が使用できなくなる。また、この従来技術の携帯端末装置で国外から国内の相手に向けて発信することを想定すると、この場合は国外からの通信料金が発生するため、メッセージの通知に高価な通信料金が請求されることになる。
これに対し本発明は、国内の携帯端末装置のユーザーに、これから送信しようとする相手が外国にいることを教えることにより、そのことを知らないで送信して高価な通話料の請求を受けることを防止することができる点において、上記の従来技術とは著しく異なる。
また本発明は、携帯端末装置の外部でメッセージを送付する処理が行なわれるので、そのメッセージを送付する処理により携帯端末装置の通信機能が使用できなくなることはない。
また本発明は、国内のメールセンターMCから国内の送信対象者にメッセージを通知するので、外国から国内にメッセージを通知する場合のように高価な通話料の請求を受けることを防止することができる。
さらに他の従来技術として、次のような技術が提案されている。すなわち、携帯端末装置が第2国内に移動すると、ホーム局移動体交換機は、第2国の滞在を示す端末位置情報の通知を受ける。この後、第1国内の携帯端末装置から第2国内の携帯端末装置に対する呼び出しの発信を行なうと、ホーム局移動体交換機は端末位置情報を参照して発信先が第2国内に滞在していることを判断し、このことを示す海外滞在情報を、呼び出しの発信を行なった第1国内の携帯端末装置に通知する。第1国内の携帯端末装置の利用者は、通知された海外滞在情報を見て、呼び出しを継続するか、或は中止するかを判断することができる。
このような従来技術においては、海外で位置登録している携帯端末装置に対し、国内から呼び出しの発信を行なったユーザーが、呼び出した携帯端末装置が海外に滞在していることを国内サーバーより通知され、呼び出しを継続するか、或は中止するかを判断することができる等としている。
しかしながら、このような従来技術では、海外との間に発生する高額な通話料金を回避することはできるが、相手の生活時間サイクルを考慮できず、呼び出しの発信に最適な生活時間のタイミングを見逃す可能性がある。また、海外に滞在していることを、呼び出しを行なった不特定多数の人に知られてしまうという問題がある。
これに対して本発明は、国内の送信対象者へ送付するメッセージに、受信対象者の行先国や国内との時差、現地の現在の時刻等を含めることができるので、相手の生活時間サイクルを考慮して、送信対象者は相手の呼び出しに最適な生活時間のタイミングを見逃すことを防止できる。
また、本発明の送信対象者は受信対象者が希望する特定の人に限られるので、上記従来技術のように受信対象者が海外に滞在していることを不特定多数の人に知られることを防止することができる。
なお、本発明は、携帯電話機のような移動体通信機について説明したが、そのような携帯端末装置に限定する必要は無く、PDA(Personal Digital Assistants)等のような他の種類の携帯端末装置であっても、同様の技術的思想に基づいて、適用することができる。
本発明による在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置の一実施の形態について説明するための概念図である。 本発明による在圏国通知方法及び通知システム並びに携帯端末装置の動作手順ついて説明するためのフローチャートである。
符号の説明
BS1〜BS6 基地局
MS1〜MS3 移動体通信機(携帯端末装置)
NA 国内移動体通信事業者が運営するネットワーク
NB 国外移動体通信事業者が運営するネットワーク
ITN インターネット
PA,PB 位置登録センター
MC メールセンター

Claims (9)

  1. 第1のメッセージ及び第2のメッセージと、それぞれのメッセージを送付する宛先とを予め登録する登録ステップと、
    位置登録センターに登録される所定の携帯端末装置の在圏国が更新された際に、当該更新された在圏国が海外の場合には当該在圏国に関する情報が加えられた前記第1のメッセージを前記宛先に送付し、前記更新された在圏国が国内の場合には前記第2のメッセージを前記宛先に送付する送付ステップと、
    前記位置登録センターに前記在圏国を更新した時刻を記憶するステップと、
    当該記憶した時刻から前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間を設定又は変更するステップと、を含み、
    前記送付ステップは、前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間内に新たな前記在圏国の更新がされると前記メッセージを前記宛先に送付しない
    ことを特徴とする通信方法。
  2. 請求項に記載の通信方法において、
    前記メッセージの送付を禁止することを特徴とする通信方法。
  3. 請求項1又は2に記載の通信方法において、
    前記メッセージを送付する宛先は電話番号であることを特徴とする通信方法。
  4. 携帯端末装置と、位置登録センターと、メールセンターと、を備えた通信システムであって、
    前記携帯端末装置は、第1のメッセージ及び第2のメッセージと、それぞれのメッセージを送付する宛先を前記メールセンターへ送信する通信手段を有し、
    前記位置登録センターは、前記携帯端末装置の在圏国を登録する登録手段と、
    前記登録手段により前記在圏国が更新された際には、当該在圏国に関する情報を前記メールセンターへ送信する通信手段と、を有し、
    前記メールセンターは、
    前記携帯端末装置から送信された前記メッセージ及び前記メッセージを送付する宛先を予め登録する登録手段と、
    前記位置登録センターに登録される前記携帯端末装置の在圏国が更新された際に、当該更新された在圏国が海外の場合には当該在圏国に関する情報が加えられた前記第1のメッセージを前記宛先に送付し、前記更新された在圏国が国内の場合には前記第2のメッセージを前記宛先に送付する送信手段と、を有し、
    前記メールセンターは、前記位置登録センターに前記在圏国を登録した時刻を記憶し、当該記憶した時刻から前記メッセージを前記宛先に送付するまでの時間を設定又は変更し、
    前記メールセンターは、前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間内に新たな前記在圏国の更新がされると前記メッセージを前記宛先に送付しない
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 請求項に記載の通信システムにおいて、
    前記メールセンターは、前記メッセージの送付を禁止することを特徴とする通信システム。
  6. 請求項4又は5に記載の通信システムにおいて、
    前記メッセージを送付する宛先は電話番号であることを特徴とする通信システム。
  7. 携帯端末装置から送信された第1のメッセージ及び第2のメッセージと、それぞれのメッセージを送付する宛先を予め登録する登録手段と、
    位置登録センターに登録される携帯端末装置の在圏国が更新された際に、当該更新された在圏国が海外の場合には当該在圏国に関する情報が加えられた前記第1のメッセージを前記宛先に送付し、前記更新された在圏国が国内の場合には前記第2のメッセージを前記宛先に送付する送信手段と、を有し、
    前記位置登録センターに前記在圏国を登録した時刻を記憶し、当該記憶した時刻から前記メッセージを前記宛先に送付するまでの時間を設定又は変更し、
    前記送信手段は、前記メッセージを前記宛先に送付する迄の時間内に新たな前記在圏国の更新がされると前記メッセージを前記宛先に送付しない
    ことを特徴とするメールセンター。
  8. 前記メッセージの送付を禁止することを特徴とする請求項に記載のメールセンター。
  9. 前記メッセージを送付する宛先は電話番号であることを特徴とする請求項7又は8に記載のメールセンター。
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