JP4911303B2 - フィルタ回復装置及びそれを備えた画像記録装置 - Google Patents
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Description
そして、請求項1に記載の発明によれば、移動体の内部に、前記浮遊する固形成分を捕捉するための空洞状捕捉部が形成され、前記移動体の上面には前記空洞状捕捉部に連通する固形成分導入通路が開口形成されているものであるので、フィルタ室内で浮遊している固形成分が移動体の上面に載った後固形成分導入通路を介して空洞状捕捉部に捕捉される。従って、その後移動体が上下運動しても、空洞状捕捉部から外に固形成分が出ることがなく、フィルタの濾過機能が回復され、且つフィルタの目詰まりを少なくして、フィルタの使用寿命を長くすることができるという効果を奏する。
従って、本発明の画像記録装置は、パージ操作毎に、フィルタの濾過機能を回復させることができ、長期の使用にわたって、ノズルの詰まりを無くすることができ、記録画質を悪化させないという効果を奏する。
そして、前記フィルタ室内には、前記フィルタの配置部より外周側であって、前記捕捉部の配置部より内周側に、上向きの突出部が形成されており、前記液体通路の上流側から下流側への液体の流動に伴って前記移動体が浮力に抗して下降したとき、前記当接部が前記突出部の上端に当接して前記移動体の下降を規制するから、移動体の下降時にフィルタを破損させるおそれが無くなる。
そして、移動体は、前記規制部と当接する当接部と、下降時に前記フィルタに衝突する下端部とを有しているので、必ず規制部とフィルタと間で液体の流動に伴って、動体が移動するので、フィルタに付着したごみを浮遊させ、攪拌させることができる。
給管20を経てキャリッジ5側に供給されたインクを貯留するダンパー装置9が搭載されている。ダンパー装置9の内部は、4つのインク色毎に4つのインク室9aに区画され、各インクが貯留される。また、ダンパー装置9には、4つのインク室9aと連通し、記録ヘッド4側に各インクを供給する4つのインク流出口9bが設けられていて、各インク流出口9bの最下端の開口9b1には図5に示すように、その周囲が、内側リブ61と、外側リブ70とにより二重に囲まれている。また、ダンパー装置9にはインク室9a中のインクに滞留する気泡を除去するための4つの排気弁手段9cも備えられている。なお、図5では、説明をしやすくするためダンパー装置9の一部(インク供給管20側)を省略して示してある。
相当)に、フィルタ34の回復装置の1つの構成要素としてのフィルタ室33が形成されている。このフィルタ室33には、ダンパー装置9側から記録ヘッド4側へ供給されるインク中のごみや顔料などの固形成分を濾過するためのフィルタ34が設けられている。フィルタ34は、インク流出口9bの最下端側の開口9b1を覆うように設けられ、その内側リブ61に水平状に固着もしくは固定されている。そして、シール用部材110の第2突条部57が内側リブ61と外側リブ70の間に嵌入されるとともに、フィルタ34もシール用部材110に挟持された状態になっている(図5及び図6)。フィルタ34は、通過する液体(インク)によって、錆びる等の品質劣化の起こらない材料であることが望ましく、樹脂フィルムや金属板に所定の直径の孔が多数穿設されたものや、不織布などでも良い。なお、図7(a)〜図7(d)においては、シール用部材110の図示を省略している。
5 キャリッジ
9 ダンパー装置
9a インク室
9b インク流出口
10 キャビティ部
10b インク流入口
11 アクチュエータ
16 補強フレーム
16a、16a′ 接続穴
30 メンテナンスユニット
32 インク取入口
33 フィルタ室
34、34′ フィルタ
35、35′、40、41 浮子体
35a、40a、41a 頭部
35b、40b、41b 基部
36 捕捉部
37 突出部
42 空洞状捕捉部
43 固形成分導入通路
44 ガイド面
61 内側リブ
110 シール用部材
Claims (7)
- 液体通路と、
当該液体通路の中途部にフィルタが設けられたフィルタ室と、
当該フィルタ室内で液体の流動に伴って液体中を移動して液体を攪拌する移動体とを備え、
前記フィルタに付着した固形成分が前記移動体の移動に伴い、少なくとも前記液体中に浮遊するフィルタ回復装置であって、
前記移動体の内部には、前記浮遊する固形成分を捕捉するための空洞状捕捉部が形成され、前記移動体の上面には前記空洞状捕捉部に連通する固形成分導入通路が開口形成されていることを特徴とするフィルタ回復装置。 - 前記フィルタ室内には、前記浮遊する固形成分を捕捉するための捕捉部をさらに備え、
前記フィルタ室の内壁であって、前記フィルタの配置部より外周側に、前記捕捉部が上向き開放状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回復装置。 - インクを供給するインク供給部から前記インクを吐出するノズルまでの液体通路の中途部にフィルタが設けられたフィルタ室を備え、該フィルタ室内に、前記請求項1または2に記載のフィルタ回復装置を備える一方、
前記液体通路中の気泡を除去するためのパージ手段を備え、このパージ手段によるパージ操作時に、前記インクの流動に伴って、前記移動体が前記フィルタ室内を昇降移動するように構成されていることを特徴とする画像記録装置。 - 液体通路と、
当該液体通路の中途部にフィルタが設けられたフィルタ室と、
当該フィルタ室内で液体の流動に伴って液体中を移動して液体を攪拌する移動体とを備え、
前記フィルタに付着した固形成分が前記移動体の移動に伴い、少なくとも前記液体中に浮遊するフィルタ回復装置であって、
前記フィルタ室内には、前記浮遊する固形成分を捕捉するための捕捉部を備え、
前記フィルタ室の内壁であって、前記フィルタの配置部より外周側に、前記捕捉部が上向き開放状に形成され、
前記フィルタ室内には、前記フィルタの配置部より外周側であって、前記捕捉部の配置部より内周側に、上向きの突出部が形成されており、
前記移動体には、前記液体通路の上流側から下流側への液体の流動に伴って前記移動体が浮力に抗して下降したとき、前記突出部の上端に当接して前記移動体の下降を規制する当接部が形成されていることを特徴とするフィルタ回復装置。 - 前記液体通路の上流側から下流側への液体の流動に伴って前記移動体が浮力に抗して下降したとき、前記移動体の下端部と前記フィルタとが衝突することを特徴とする請求項4に記載のフィルタ回復装置。
- 前記フィルタ室の上部には、前記移動体が浮力により上昇するときの最大上昇位置を規制する規制部が設けられ、
前記移動体は、前記浮力により上昇して前記規制部と当接する当接部と、下降時に前記フィルタに衝突する下端部とを少なくとも含んでいることを特徴とする請求項4または5に記載のフィルタ回復装置。 - インクを供給するインク供給部から前記インクを吐出するノズルまでの液体通路の中途部にフィルタが設けられたフィルタ室を備え、該フィルタ室内に、前記請求項4ないし6のいずれかに記載のフィルタ回復装置を備える一方、
前記液体通路中の気泡を除去するためのパージ手段を備え、このパージ手段によるパージ操作時に、前記インクの流動に伴って、前記移動体が前記フィルタ室内を昇降移動するように構成されていることを特徴とする画像記録装置。
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JP2007033427A JP4911303B2 (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | フィルタ回復装置及びそれを備えた画像記録装置 |
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