JP4911137B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和装置に関し、特に、フィルタの清掃機能を有する空気調和装置に関する。
空気調和装置は、その本体ケーシング内に熱交換器と送風ファンとを備えている。この送風ファンにより、室内空気をケーシング内に吸い込み、熱交換器を通してケーシング外に吹き出している。熱交換器においては、室内空気の加熱又は冷却によって空気の調和が行われる。この吸い込まれた室内空気に塵埃が含まれていると、熱交換器や送風ファンに付着し、熱交換能力の低下や機器の故障の原因となる。そこで、空気調和装置の空気吸込口には、吸い込んだ空気に含まれる塵埃の侵入を防ぐため、エアフィルタが取り付けられている(特許文献1参照)。
ところが、エアフィルタで塵埃を除去すると、除去した塵埃はエアフィルタに溜まって徐々にエアフィルタが目詰まりして行くことになる。フィルタの目詰まりにより、送風ファンで熱交換器に送られる室内空気の量が減少したり、同じ量を送ろうとして送風ファンでの電力消費が大きくなったりする。そのような不具合を防ぐため、エアフィルタの清掃が必要になる。このエアフィルタの清掃の手間を省くため、ブラシによって自動的に塵埃を清掃する手段を設けた空気調和装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開平11−23051号公報 特開2007−155241号公報
空気調和装置の本体ケーシング内において、自動的に、エアフィルタに付着した塵埃をブラシにより掻き落すタイプでは、ブラシの毛に付着した塵埃を取り除いてやらないと、ブラシによるエアフィルタの清掃能力が落ちるばかりでなく、かえって塵埃を撒き散らして熱交換器や送風ファンへの付着を促してしまう。
本発明の課題は、ブラシによりエアフィルタを自動的に清掃する空気調和装置において、ブラシの毛に付着した塵埃を十分に除去できる清掃機構を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、エアフィルタとブラシと第1清掃部材及び第2清掃部材とを備える。ブラシは、エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛を有する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛についた塵埃を取り除くために、ブラシに接触する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛への接触の仕方及び形状が互いに異なり、ブラシの毛に差し込む櫛状の歯を有し、ブラシの毛の中への歯の差し込み量が互いに異なる。
本発明によれば、ブラシの毛との接触の仕方が異なることから、第1清掃部材及び第2清掃部材でブラシの毛を揺らす揺らし方に差を設けることができる。
そして、櫛状の歯によって梳き取るという効果があるが、第1清掃部材及び第2清掃部材のうち、ブラシの奥まで入り込んだ塵埃は奥まで差し込んだ歯で掻き落とし易く、ブラシの毛の先端に近い浅いところの塵埃は浅く差し込んだ歯の方が掻き落とし易い。
第2発明に係る空気調和装置は、エアフィルタとブラシと第1清掃部材及び第2清掃部材とを備える。ブラシは、エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛を有する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛についた塵埃を取り除くために、ブラシに接触する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛への接触の仕方及び形状が互いに異なる。第1清掃部材は、ブラシの毛に差し込む櫛状の歯を有する。また、第2清掃部材も、ブラシの毛に差し込む櫛状の歯を有する。これら第1清掃部材及び第2清掃部材は、歯のピッチ及び幅のうち少なくとも一方が互いに異なる。
本発明によれば、ブラシの毛との接触の仕方が異なることから、第1清掃部材及び第2清掃部材でブラシの毛を揺らす揺らし方に差を設けることができる。
そして、櫛状の歯によって梳き取るという効果があるが、複数の清掃部材の櫛状の歯のピッチまたは幅が異なると、前の清掃部材の歯に当たって曲げられたブラシの毛が、後の清掃部材の歯では別の角度に曲げられる。つまり、ピッチが異なれば2本の歯で束ねられるグループに属するブラシの毛が異なる。また、幅が異なれば束ねられたブラシの毛がもとに戻る時の撥ね方に差が出る。それにより、簡単な構成でブラシの毛の揺れ方に変化をもたせることができる。
第3発明に係る空気調和装置は、エアフィルタとブラシと第1清掃部材及び第2清掃部材とを備える。ブラシは、エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛を有する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛についた塵埃を取り除くために、ブラシに接触する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛への接触の仕方及び形状が互いに異なる。第1清掃部材は、ブラシの毛に差し込む櫛状の歯を有する。また、第2清掃部材も、ブラシの毛に差し込む櫛状の歯を有する。これら第1清掃部材及び第2清掃部材は、歯の形状が互いに異なる。
本発明によれば、ブラシの毛との接触の仕方が異なることから、第1清掃部材及び第2清掃部材でブラシの毛を揺らす揺らし方に差を設けることができる。
そして、複数の清掃部材の櫛状の歯の形状が互いに異なることから、歯の隙間にはいるブラシの毛の曲がり方を、第1清掃部材と第2清掃部材で異ならせることができ、梳き方に変化をもたせることができる。
第4発明に係る空気調和装置は、エアフィルタとブラシと第1清掃部材及び第2清掃部材とを備える。ブラシは、エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛を有する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛についた塵埃を取り除くために、ブラシに接触する。第1清掃部材及び第2清掃部材は、ブラシの毛への接触の仕方及び形状が互いに異なる。ブラシは、回転しながら第1清掃部材及び第2清掃部材に接する。第1清掃部材は、ブラシの毛に差し込まれる櫛状の歯を有する。一方、第2清掃部材は、ブラシの毛に差し込まれる連続体を有する。この連続体は、ブラシの長手方向に連なって伸びる。
本発明によれば、ブラシの毛との接触の仕方が異なることから、第1清掃部材及び第2清掃部材でブラシの毛を揺らす揺らし方に差を設けることができる。
そして、第2清掃部材でブラシの毛を回転方向に揺する。揺することで埃がブラシから離脱しやすい状態にできる。それにより、第1清掃部材だけの場合に比べて十分に塵埃を除去することができる。
第5発明に係る空気調和装置は、第4発明の空気調和装置であって、ブラシの前記毛についた塵埃を取り除くために、前記ブラシに接触する第3清掃部材(69)をさらに備える。第3清掃部材は、ブラシの毛に差し込まれる連続体を有する。この連続体は、ブラシの長手方向に連なって伸びる。第2清掃部材と第3清掃部材とは、ブラシの毛への連続体の差し込み量が互いに異なる。
本発明によれば、第2清掃部材と第3清掃部材において、平板状や棒状の連続体の差し込み量を変えるだけで、異なる塵埃の除去のモードをさらに付け加えることができる。
第1発明に係る空気調和装置では、ブラシの毛の揺れ方の違いにより、ブラシの毛からの塵埃の除去のされ方のバリエーションが豊富になるため、塵埃を十分に除去することができる。特に、歯の挿入量を異ならせるので、ブラシの奥も浅いところも塵埃を十分に除去することができる。
第2発明に係る空気調和装置では、ブラシの毛の揺れ方の違いにより、ブラシの毛からの塵埃の除去のされ方のバリエーションが豊富になるため、塵埃を十分に除去することができる。特に、歯のピッチの違いからくる梳き方の違いや毛の揺すり方の違いで、塵埃の十分な除去ができる。
第3発明に係る空気調和装置では、ブラシの毛の揺れ方の違いにより、ブラシの毛からの塵埃の除去のされ方のバリエーションが豊富になるため、塵埃を十分に除去することができる。特に、歯で梳くときのブラシの毛の曲がり方を違えて、形状や性質の異なる塵埃を十分に除去することができる。
第4発明に係る空気調和装置では、ブラシの毛の揺れ方の違いにより、ブラシの毛からの塵埃の除去のされ方のバリエーションが豊富になるため、塵埃を十分に除去することができる。特に、第2清掃部材を平板状や棒状部材などの簡素な連続体で構成でき、安価な構成で十分な塵埃除去が可能になる。
第5発明に係る空気調和装置では、第2清掃部材と第3清掃部材のコンビネーションで新たな塵埃除去のモードを形成し、塵埃の十分な除去ができる。
<空気調和装置の構成の概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室内機の外観を示す斜視図である。図1に示すように、空気調和装置の室内機1は、ケーシング2と化粧パネル3とを備えている。この空気調和装置の室内機1は、天井設置型であって、ケーシング2が天井に埋め込まれ、化粧パネル3が室内(下方)に向けて取り付けられる。化粧パネル3には、吸込口5と吹出口13とが設けられている。吸込口5には、可動パネル4が設けられ、吹出口13には、風向調節羽根12が設けられている。
図2は、可動パネル4が閉じている状態で、図1におけるA−A線で切断した断面図である。空気調和装置の室内機1の運転時には、可動パネル4が開き、吸込口5から室内の空気を取り込む。吸込口5から吸い込まれた空気は、エアフィルタ6を通過して吸込み流路7に吸込まれる。このとき、エアフィルタ6により、室内の空気に含まれていた塵埃がエアフィルタ6で取り除かれる。
クロスフローファン9によって吸込み流路7から熱交換器8に導かれた空気は、熱交換器8で加熱または冷却される。熱交換器8によって調和された空気は、クロスフローファン9によって吹出し流路10に送り込まれる。
クロスフローファン9によって吹出し流路10に送り込まれた空気は、さらに、風向調節羽根11,12を通って適切な向きに向けられ、吹出口13から室内に吹き出される。
なお、熱交換器8で空気が調和される際に発生する結露水は、熱交換器8を伝ってドレンパン14で受け止められる。そのため、ドレンパン14は、熱交換器12の下方に配置され、結露水が直接落下する可能性のある範囲の全域を占めている。
エアフィルタ6で取り除いた塵埃は、室内の空気がエアフィルタ6を通過すればするほどエアフィルタ6に蓄積して行く。そのため、定期的にエアフィルタ6の清掃がフィルタ清掃機構20によって行われる。エアフィルタ清掃機構20は、エアフィルタ6を収納するエアフィルタ収納部21と、エアフィルタ6を清掃するためのブラシ27と、エアフィルタ6から掻き落とされた塵埃を溜めるために可動パネル4に設けられたダストボックス29とを備えている。
図3及び図4を用いて室内機1の動作の概要を説明する。図3(a)には、室内機1の運転時の状態を示している。運転時には、可動パネル4が開かれ、吸込口5から室内の空気が取り込まれる。このとき、可動パネル4を開くために、化粧パネル3側に固定されているロック装置51により可動体52が収納部に収納され、可動パネル4に設けられている保持部54から可動体52が外される。可動体52が保持部54から外された状態で、昇降装置50がワイヤ55を繰り出すことによって、一方端縁部が掛支されている可動パネル4が回動して開く。なお、ワイヤ55は、図3(a)では記載を省略しているが、図3(c)に示すと同様にワイヤ55が可動パネル4に取り付けられている。
図3(b)は、運転を停止している状態を示しており、この状態の時に、ブラシ27によるエアフィルタ6の清掃が行われる。このとき、可動パネル4を閉じた状態で係止しておくために、ロック装置51により可動体52が保持部54に挿入された状態となっている。可動パネル4が開いた図9(a)の状態から可動パネル4を回動させて引き上げたために、昇降装置50がワイヤ55を巻き取った状態になっている。
図3(c)は、ダストボックス29の清掃を行うために、可動パネル4を吊り降ろした状態を示している。可動パネル4を水平の状態で降下させるために、可動パネル4の一方端縁部の軸支が解除されている。そのため、可動体52を保持部54から外して昇降装置50がワイヤ55を繰り出せば、図3(c)に示す状態で可動パネル4が降下する。この降下した可動パネル4からダストボックス29を取り外してダストボックス29の中の塵埃を廃棄する。
図4は、可動パネル4が降下した状態を示す斜視図である。図4から昇降装置50にはワイヤ55を繰り出すためのモータ56が設けられていることが分かる。また、可動パネル4を降下させるためには、ヒンジ連結装置57が可動パネル4の端部との連結を解除し、ロック装置51が可動パネル4のロックを解除する。ヒンジ連結装置57は、モータ59の駆動によって、掛支部材58を可動パネル4から外す。ロック装置51のロックを解除するには、可動体52を収納部53に収納することで保持部54から可動体52を抜き取る。
<エアフィルタ収納部の構成>
図5はエアフィルタ収納部の断面図である。フィルタ清掃機構20のエアフィルタ収納部21は、前方収納部22と後方収納部23に分かれている。図5に示すように、前方収納部22には前方収納経路24があり、後方収納部23には後方収納経路25がある。断面視直線状の前方収納経路24では、運転時にエアフィルタ6が留まってフィルタ機能を発揮し、あるいは清掃時にエアフィルタ6が移動して出て行く。また、後方収納径路25には、エアフィルタ6の清掃時にエアフィルタ6が移動して入ってくる。この後方収納経路25には湾曲領域25aがあって、湾曲領域25aは、後方収納部23の終端部に達する、後方収納経路25の大部分を占める領域である。後方収納経路25が湾曲領域25aを有しているのは、フィルタ清掃機構20の占有領域を小さくして空気調和装置の室内機1をコンパクトにするためである。
エアフィルタ6を移動させるために、エアフィルタ6にはラックギア6aが形成されており、このラックギア6aは、エアフィルタ6の縁部に一体的に形成されている。そして、駆動モータ37が駆動歯車37aと伝達歯車37bを介してピニオンギア26を回転させる。ピニオンギア26の回転がラックギア6aに伝達され、エアフィルタ6は前方収納経路24と後方収納経路25の間を移動する。
また、ブラシ27は、回転自在にフィルタ清掃機構20に取り付けられている。ブラシ27の回転軸には、最終伝達ギア38cが固着されている。ブラシ27を回転させるために、ブラシ駆動モータ38が駆動歯車38aと中間伝達歯車38bを介してブラシ27の最終歯車38cを回転させる。ブラシ27は、回転軸から放射状に伸びるプラスチック製の毛27aを有しており、毛27aがブラシ27の回転によりエアフィルタ6を叩くことによってエアフィルタ6の塵埃を除去する。
<エアフィルタの清掃>
図6を用いてエアフィルタの清掃について説明する。図6(a)は、エアフィルタ6が前方収納部22にあるときのエアフィルタ収納部21の断面図である。図6(b)は、エアフィルタ6が後方収納部22にあるときのエアフィルタ収納部21の断面図である。図6(c)は、エアフィルタ6を取り出すときのエアフィルタ収納部21の断面図である。
既に説明した図2にあるように、フィルタ清掃機構20のピニオンギア26は、エアフィルタ収納部21の吸込み流路7の側であって、前方収納経路24と後方収納経路25の境界に配置されている。また、フィルタ清掃機構20のブラシ27は、エアフィルタ収納部21の吸込口5の側にであって、前方収納経路24と後方収納経路25の境界に配置されている。このブラシ27は、つまり、エアフィルタ6を挟んで、ピニオンギア26と対向する位置に配置されている。ブラシ27は、前方収納経路24と後方収納経路25の境界に沿って長く延びており、ブラシ27の毛27aによってエアフィルタ6の所定範囲を清掃できるよう設けられている。
空気調和装置の室内機1では、制御部(図示省略)により定期的に、あるいは使用者が必要とするときにリモートコントローラなどで使用者が命令を伝えたときに、エアフィルタ6が自動的に清掃される。空気調和装置の室内機1の運転中、図6(a)に示すように、エアフィルタ6は前方収納経路24にあり、室内機1は図3(a)に示すように可動パネル4が開いた状態になっている。吸込口5からダストボックス29へ向って来る空気を滑らかにエアフィルタ6へ向わせるために、図4に示すように、ダストボックス29の吸込空気と対向する面29aは傾斜し、空気抵抗を低減している。運転中、エアフィルタ6の一方の縁部6dはピニオンギア26にラックギア6cが噛み合うよう、ピニオンギア26よりも後方収納経路25の方に少しはみ出している。また、エアフィルタ6の他方の縁部6eは、前方収納経路24のケーシング2側の終端部に突き当っている。前方収納部22の終端部は、壁から外側方向に窪むよう形成されたケーシング2の凹部2aに嵌め込まれている。それにより、エアフィルタ6の他方の縁部6eの外側を回り込む室内空気がないようにして、言い換えればエアフィルタ6を通過することなく吸込口5から吸込み流路7に流れ込む室内空気がないようにして、吸込む全ての室内空気のフィルタリングを行っている。なお、エアフィルタ6が前方収納部22の終端部にあることは位置検知スイッチ30によって検出される。
清掃は、運転停止時に行われ、図3(b)に示すように、可動パネル4が閉じられて、吸込口5から吸込み流路7に向かって空気が流れない状態で行われる。清掃開始時には、図6(a)の状態でブラシ駆動モータ38から最終伝達ギア38cを介してブラシ27に駆動力が伝達され、ブラシ27が回転を始める。後方収納部23の側から前方収納部22の側へ向かってブラシ27の毛27aがエアフィルタ6を掃く方向にブラシ27は回転する。同時に、ピニオンギア26に駆動モータ37から駆動力が伝達され、ピニオンギア26も回転を始める。
ブラシ27の毛27aで掃かれながら、ピニオンギア26の回転に伴ってエアフィルタ6が、前方収納経路24から後方収納経路25に向かって移動する。最終的には、図6(b)に示すように、エアフィルタ6の一方の縁部6dが後方収納経路24の終端部に設けられた位置検出スイッチ30の所まで到達する。このとき、エアフィルタ6の他方の縁部6eはピニオンギア26と噛み合っている。そして、図6(b)の状態から、再び、ピニオンギア26が逆方向に回転して、エアフィルタ6を後方収納部23から前方収納部22へと移動させる。そして、図6(a)の状態になったことを位置検出スイッチ30が検出することにより、ピニオンギア26とブラシ27の駆動が止まってフィルタ清掃が終了する。エアフィルタ6が移動するだけでなくブラシ27が回転することにより、エアフィルタ6の塵埃をより確実に掻き落とすことができる。
エアフィルタ6が図6(a)及び図6(b)の状態にあるとき、可動枠部34が閉じており、前方収納経路22によってエアフィルタ6は下方から支えられている。使用者が、エアフィルタ6をメンテナンスするためにエアフィルタ収納部21からエアフィルタ6を取り出すときは、図6(c)に示すように、可動枠部34を下方へ回動させて、エアフィルタ6を引き出す。
ブラシ27によるエアフィルタ6の清掃を続け、清掃によってダストボックス29に塵埃が溜まってくると、図3(c)及び図4に示すように、可動パネル4をワイヤ55に吊られた状態で使用者の手が届く位置まで降下させてダストボックス29に溜まった塵埃を廃棄する。
<清掃機構によるブラシの清掃>
図7はブラシとダストボックスの関係を示す断面図である。図7に示すように、ダストボックス29の上部の一方縁部29cに開口部29bが図面手前から奥に向かって伸びている。ダストボックス29の一方縁部29cには、また、2本の櫛部60,61からなるブラシ清掃機構28が設けられている。この櫛部60,61も図7の図面手前から奥に向かって伸び、ブラシ27の全長にわたって接触するように設けられている。
ダストボックス29の一方縁部29cの反対側の他方縁部29dに向かって、開口部29bから徐々に低くなるよう傾斜した面29aがある。面29aは、既に説明したように空気抵抗を低減するために傾斜しているが、さらに開口部29bに近づくに従って傾斜角度を大きくした領域29a1を設ける。この領域29a1を設けることで、ブラシ27に当たる室内空気の速度を弱め、塵埃がブラシ27から飛散するのを防いでいる。この面29aはヒンジ29eでダストボックス本体29fに回動自在に取り付けられている。ダストボックス29に塵埃が溜まったときは、ダストボックス29を可動パネル4から外して、この面29aを開いて塵埃の廃棄を行う。
開口部29bに配置されているブラシ27は、回転軸の中心27bが、ダストボックス29の面29aの頂部29a2よりも、ダストボックス29の内側に入り込んでいる。それにより、ブラシ清掃機構28により掻き落とされた塵埃がダストボックス29の外に飛散するのを防いでいる。
ブラシ清掃機構28の櫛部60は、櫛部60の上面60cがブラシ27の外周に交わる線60b及びブラシ27の中心27bの両方を含む面と櫛部60の上面60cとのなす角αが35°に設定されている。一方、ブラシ清掃機構28の櫛部61は、櫛部61の上面61cがブラシ27の外周に交わる線61b及びブラシ27の中心27bの両方を含む面と櫛部61の上面61cとのなす角βが27°に設定されている。櫛部60,61は、ともに、ブラシ27の毛27aを梳くための歯60a、61aを有している。これらの歯60a、61aの先端は、ブラシ27の中心27bから半径r1の位置にまで達し、歯60a、61aの付け根は、ブラシ27の外周の外側にある。図8には、ブラシ清掃機構28をダストボックス29の上方から見た図を示している。長さL0の櫛部60の歯60aがピッチP0で並んでおり、長さL1の櫛部61の歯61aがピッチP1で並んでいる。櫛部60の歯60aの方が櫛部61の歯61aよりも長いのは、ブラシ27に挿入されている櫛部60の角度αが櫛部61の挿入の角度βよりも大きいためである。櫛部60の歯61aの方が櫛部61の歯61aよりも長く、ブラシ27から受ける力が大きくなる傾向があるため、櫛部60の歯61aのピッチP0を櫛部61の歯61aのピッチP1よりも大きくしている。なお、櫛部61の上部に設けたリブ61dは、ブラシ27との隙間を狭くして、塵埃がダストボックス29の外に漏れ出すのを防いでいる。
ブラシ清掃機構28において、櫛部60,61を2段に設け、それぞれ異なる挿入角度α,βとしていることにより、ブラシ27の毛27aの揺すり方を異ならせているので塵埃を十分に掻き落とせるが、特に、櫛部60でブラシ27の中心27bに近い部分の塵埃を掻き落としやすく、櫛部61でブラシ27の外周に近い部分の塵埃を掻き落としやすくなるので、ブラシ27の塵埃を中心27bに近いところから外周に近いところまで幅広く十分に掻き落とすことができる。さらに、櫛部60,61の歯60a、61aのピッチP0,P1を違えることにより、ブラシ27の毛27aの揺すり方が櫛部60,61でことなり、塵埃を十分に除去できる。
なお、ここでは歯60a,61aのピッチを変えているが、歯の幅W0,W1(または歯の隙間の間隔)を変えてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態による空気調和装置の室内機について図9を用いて説明する。第2実施形態の室内機は、第1実施形態の室内機とダストボックス29に取り付けられたブラシ清掃機構28が異なるだけである。第1実施形態では、2段の櫛部60,61の歯60a,61aを異なる角度α,βで侵入させることにより、1段目と2段目で塵埃の掻き落とし方を異ならせる場合について説明したが、ブラシ27に侵入させる角度を同じにして、図9に示すように侵入する深さを異ならせてもよい。つまり、2段目の櫛部62の歯62aを、1段目の櫛部60の歯60aと同じ角度αでブラシ27に侵入させる。一方、歯62aの長さを歯60aよりも短くすることでブラシ27への侵入深さを変えている。即ち、歯60aの先端はブラシ27の中心27bから半径r1の位置に達するのに対し、歯62aの先端は中心27bから半径r2(>r1)の位置までしか達しない。それにより、1段目と2段目でブラシ27の毛27aの揺すり方を異ならせているので塵埃を十分に掻き落とせるが、特に、櫛部60でブラシ27の中心27bに近い部分の塵埃を掻き落としやすく、櫛部62でブラシ27の外周に近い部分の塵埃を掻き落としやすくなるので、ブラシ27の塵埃を中心27bに近いところから外周に近いところまで幅広く十分に掻き落とすことができる。なお、ブラシ清掃機構28の櫛部62は、櫛部62の上面62cがブラシ27の外周に交わる線60b及びブラシ27の中心27bの両方を含む面と櫛部60の上面60cとのなす角γが35°に設定されている。
<第3実施形態>
第3実施形態による空気調和装置の室内機について図10を用いて説明する。第3実施形態の室内機は、第1実施形態の室内機とダストボックス29に取り付けられたブラシ清掃機構28が異なるだけである。第1実施形態では、1段目と2段目の櫛部60,61の歯60a,61aを同じまっすぐに伸びる形状にしているが、1段目と2段目を異なる形状とすることで、ブラシ27の毛27aの揺すり方を変えてもよい。例えば、2段目の歯61aの形状を、図10(a)の櫛部63の歯63aのようにS字型にしたり、図10(b)の櫛部64の歯64aのように斜め型にしたり、図10(c)の櫛部65の歯65aように斜め型にして凹凸をつけてもよい。なお、図10において、一点鎖線で示した位置にブラシ27の回転軸の中心27bが配置され、二点鎖線で示した位置にブラシ27の毛27aの先端27a1が配置される。
また、1段目の歯60aの形状を図10に示すような形にして、2段目は1段目と異なる歯の形としてもよい。例えば、1段目をS字型の歯63aとすると、2段目を図7に示したような真直ぐの歯60a、図10(b)の斜め型の歯64a、図10(c)の斜め型にして凹凸を付けた歯65aすることができる。このとき、侵入角度α、βは同じであってもよいし、異ならせてよい。また、侵入深さを同じにしてもよいし、異ならせてもよい。あるいは、歯のピッチを同じにしてもよいし、互いに異ならせてもよい。
<第4実施形態>
第4実施形態による空気調和装置の室内機について図11及び図12を用いて説明する。第4実施形態の室内機は、第1実施形態の室内機とダストボックス29に取り付けられたブラシ清掃機構28が異なるだけである。第1実施形態では、1段目と2段目をともに櫛部60,61としたが、図11及び図12に示すように、1段目においてブラシ27に接触する清掃部材66の先端を板状部材66aとしてもよい。この板状部材66aの上面66cがブラシ27の外周に交わる線66b及びブラシ27の中心27bの両方を含む面と櫛部66の上面66cとのなす角εは、例えば数度〜十数度になるように設定される。それにより、毛27aの先端が先に櫛部66の上面66cに当たるため、毛27aの損傷を少なくすることができる。この場合は、1段目においてブラシ27の回転方向に毛27aが揺すられ、揺することで埃がブラシから離脱しやすい状態にでき、2段目においては、梳く効果があり、塵埃を掻き落とす効果を高めることができる。この板状部材66aは、ブラシ27の下方に取り付けられ、重力で塵埃が下に落ちるように設定されている。そのため、板状部材66aの両端は、アーム66dで支えられている。なお、板状部材66aは、例えば面29aの開口部29b側に設けてもよく、板状部材66aで撓ったブラシ27の毛27aが下に向けて塵埃をふるい落とせる位置に配置されればよい。
<第5実施形態>
第5実施形態による空気調和装置の室内機について図13を用いて説明する。第5実施形態の室内機は、第1実施形態の室内機とダストボックス29に取り付けられたブラシ清掃機構28が異なるだけである。第1記実施形態では、櫛部60,61を2段に配置したが、図13に示すように3段としてもよい。図13において、ブラシ清掃機構28は、櫛部67と清掃部材68,69を備える。櫛部67とその歯67aは、図9に示した櫛部61とその歯61aと同じ構成であって、配置位置を変えたものである。また、清掃部材68,69は、図11に示した板状部材66aと同じようにブラシ27に沿って伸びる連続体である棒状部材68a,69aを有する。棒状部材68aは、ブラシ27の中心27bから半径r2だけ離れた位置に配置され、櫛部67の歯67aよりも外周側(半径r1<半径r2)に配置されている。また、棒状部材69aは、棒状部材68aよりもさらに外周側(半径r2<半径r3)に配置されている。そのため、櫛部67の歯67aで塵埃が梳き取られるとともに毛27aが横に揺すられて塵埃が落ちる効果に加え、棒状部材68a,69aで揺すられて塵埃が落ちる効果がある。ブラシ27に挿入されているこれら棒状部材68a,69aの挿入量が異なることから、一旦棒状部材68aで撓ってもとに戻ろうとする毛27aがさらに棒状部材69aに衝突するため、塵埃を弾き飛ばす効果が生じる。例えば、図13のブラシ清掃機構28の構成から櫛部67を除いて棒状部材68a,69aだけの構成としても効果がある。
<特徴>
(1)
第1実施形態の空気調和装置の室内機1において、櫛部60,61では、歯60a,61aの挿入角度α,βが異なるために、歯60a,61aがブラシ27の毛27aに接触する仕方が異なる。また、櫛部60,61では、歯60a,61aのピッチP0,P1が異なるため、さらに歯60a,61aがブラシ27の毛27aに接触する仕方に差が出る。第2実施形態においては、櫛部60,62では、歯60a,62aの挿入量が異なるために、歯60a,62aがブラシ27の毛27aに接触する仕方が異なる。第3実施形態においては、櫛部60と櫛部63,64,65では、歯60a,63a,64a,65aの形状が異なるために、歯60a,63a,64a,65aがブラシ27の毛27aに接触する仕方が異なる。第4実施形態においては、清掃部材66と櫛部61とで、接触させる部位が板状部材66aと歯61aの違いがあるため、ブラシ27の毛27aに接触する仕方が異なる。第5実施形態においては、櫛部67と清掃部材68,69で、接触させる部位が歯67aと棒状部材68a,69aとの違いがあり、棒状部材68a,69a同士では挿入量の違いがあるため、ブラシ27の毛27aに接触する仕方が異なる。
それにより、ブラシ27の毛27aとの接触の仕方が異なることから、ブラシ27の毛27aを揺らす揺らし方に差を設けることができ、ブラシ27の毛27aからの塵埃の除去のされ方のバリエーションが豊富になるため、塵埃を十分に除去することができる。
(2)
第1実施形態の空気調和装置の室内機1においては、櫛部60,61で、歯60a,61aのピッチP0,p1が異なり、櫛部60,61の形状が異なる。同時に、櫛部60,61では、歯60a,61aの挿入角度α,βが異なり、櫛部60,61の歯60a,61aのブラシ27に対する相対的位置関係が異なる。第2実施形態においては、櫛部60,62で、歯60a,62aの挿入量が異なり、歯60a,62aの相対的位置関係が異なる。第3実施形態においては、櫛部60と櫛部63,64,65では、歯60a,63a,64a,65aの形状が異なり、櫛部60と櫛部63,64,65との形状が異なる。第4実施形態においては、清掃部材66と櫛部61とで、接触させる部位が板状部材66aと歯61aの違いがあり、清掃部材66と櫛部61の形状が異なる。第5実施形態においては、櫛部67と清掃部材68,69では、接触させる部位が歯67aと棒状部材68a,69aとの違いがあり、櫛部67と清掃部材68,69とでは形状が異なる。棒状部材68a,69a同士では挿入量の違いがあり、棒状部材68a,69a同士のブラシ27に対する相対的位置関係が異なる。
それにより、例えば材質を異ならせることによってもブラシ27の毛27aに対する接触の仕方を異ならせることができるが、形状や相対的位置関係を変えることにより、簡単に大きく毛27aの揺すり方を変えることができる。その結果、塵埃を効果的に十分に除去することができる。
(3)
第1実施形態の空気調和装置の室内機1において、櫛部60,61では、歯60a,61aにより塵埃を梳き取るという効果に加え、歯60a,61aの挿入角度α,βが異なり、ブラシ27の奥まで入り込んだ塵埃は角度の大きい歯60aの方が掻き落とし易く、ブラシ27の毛27aの先端に近い浅いところの塵埃は角度の小さい歯61aが掻き落とし易い。その結果、ブラシ27の奥も浅いところも塵埃を十分に除去することができる。
(4)
第2実施形態の空気調和装置の室内機1において、櫛部60,62では、歯60a,62aにより塵埃を梳き取るという効果に加え、歯60a,62aの挿入量が異なり、ブラシ27の奥まで入り込んだ塵埃は奥まで差し込んだ歯60aで掻き落とし易く、ブラシ27の毛27aの先端に近い浅いところの塵埃は浅く差し込んだ歯62aの方が掻き落とし易い。その結果、ブラシ27の奥も浅いところも塵埃を十分に除去することができる。
(5)
第1実施形態の空気調和装置の室内機1において、櫛部60,61では、歯60a,62aにより塵埃を梳き取るという効果に加え、歯60a,61aのピッチP0,P1が異なり、歯60aの隙間に入って束ねられるブラシ27の毛27aが歯61aの隙間で束ねられる毛27aとは異なる。歯60a,61aのピッチP0,P1が異なると、前の歯60aに当たって曲げられた毛27aが、後の歯61aでは別の角度に曲げられる。このように簡単な構成でブラシ27の毛27aの揺れ方に変化をもたせることができる。そのため、毛27aの束を再構成する際に塵埃が振り落とされる。その結果、梳き方の違いや毛の揺すり方の違いで、塵埃の除去がさらに進み、塵埃の十分な除去ができる。第1実施形態では、歯60a,61aのピッチP0,P1を異ならせる場合について説明したが、歯60a,61aの幅W0,W1を変えても、毛27aの束ね方が異なることから塵埃除去の効果が高まる。
(6)
第3実施形態の空気調和装置の室内機1において、櫛部60と櫛部63,64,65では、歯60a,63a,64a,65aの形状が異なり、歯60a,63a,64a,65aにより塵埃を梳き取るという効果に加え、歯60a,63a,64a,65aの隙間にはいるブラシ27の毛27aの曲がり方を、櫛部60と櫛部63,64,65で異ならせることができ、梳き方に変化をもたせることができる。その結果、歯60a,63a,64a,65aで梳くときのブラシ27の毛27aの曲がり方を違えて形状や性質の異なる塵埃を十分に除去することができる。
(7)
第4実施形態及び第5実施形態の空気調和装置の室内機1においては、清掃部材66や清掃部材68,69でブラシ27の回転方向と同じ方向に毛27aを揺することができる。加えて、ブラシ27の毛27aが弾かれることにより勢いよく揺すられる。一方、櫛部61,67では、歯61a,67aで梳く効果に加えて、歯61a,67aで束ねられ、歯61a,67aを抜けるとまた元に戻ることから揺すられて塵埃が落とされる。清掃部材66,68,69において、櫛部61,67とは異なるモードで塵埃の除去がなされるため、塵埃を十分に除去することができる。そして、これら清掃部材66,68,69が毛27aに接触する部分は、板状部材66aや棒状部材68a,69aなどの簡素な連続体で構成されているため、安価な構成で十分な塵埃除去が可能になる。
(8)
第5実施形態の空気調和装置の室内機1においては、2本の棒状部材68a,69aの差し込み量を互いに異ならせているため、毛27aの撓り方が異なり、塵埃除去のモードが異なる。また、前の棒状部材68aで弾かれた毛27aが勢い良く後ろの棒状部材68aにぶつかる。それにより、清掃部材68,69のコンビネーションで新たな塵埃除去のモードを形成し、塵埃の十分な除去ができる。
<変形例>
(a)
上記実施形態では、室内機が天井設置型のものについて説明したが、室内機のタイプは天井設置型のものには限られない。
本発明の第1実施形態に係る空気調和装置の室内機の外観を示す斜視図。 図1のA−A線で切断した室内機の断面図。 (a)運転時の空気調和装置の側面図。(b)運転停止時の空気調和装置の側面図。(c)メンテナンス時の空気調和装置の側面図。 可動パネル降下時の可動パネルと化粧板周辺の斜視図。 フィルタ清掃機構の構造の概略を説明するための断面図。 (a)フィルタが前方収納部にあるときのエアフィルタ収納部の断面図。(b)フィルタが後方収納部にあるときのエアフィルタ収納部の断面図。(c)フィルタを取り出すときのエアフィルタ収納部の断面図。 第1実施形態に係るダストボックスとブラシの構成の概略を示す断面図。 図7のブラシ清掃機構の一部を示す平面図。 第2実施形態に係るダストボックスとブラシの構成の概略を示す断面図。 (a)第3実施形態に係る櫛部の歯の一形状を示す断面図。(b)第3実施形態に係る櫛部の歯の他の形状を示す断面図。(c)第3実施形態に係る櫛部の歯のその他の形状を示す断面図。 第4実施形態に係るダストボックスとブラシの構成の概略を示す断面図。 図11のブラシ清掃機構の一部を示す平面図。(b)エアフィルタのD−D線断面図。 第5実施形態に係るダストボックスとブラシの構成の概略を示す断面図。
6 エアフィルタ
6c ラックギア
21 エアフィルタ収納部
27 ブラシ
27a 毛
28 ブラシ清掃機構
29 ダストボックス
37 駆動モータ
41 ピニオンギア
60,61,62,63,64.65,67 櫛部(清掃部材)
60a,61a、62a,63a,64a,65a,67a 歯
66,68,69 清掃部材
66a 板状部材
68a,69a 棒状部材

Claims (5)

  1. エアフィルタ(6)と、
    前記エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛(27a)を有するブラシ(27)と、
    前記ブラシの前記毛についた塵埃を取り除くために、前記ブラシに接触する第1清掃部材(60)及び第2清掃部材(62)とを備え、
    前記第1清掃部材(60)及び前記第2清掃部材(62)は、前記ブラシ(27)の前記毛(27a)への接触の仕方及び形状が互いに異なり、前記ブラシの前記毛に差し込む櫛状の歯(60a,62a)を有し、前記ブラシの前記毛の中への前記歯の差し込み量が互いに異なる、空気調和装置。
  2. エアフィルタ(6)と、
    前記エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛(27a)を有するブラシ(27)と、
    前記ブラシの前記毛についた塵埃を取り除くために、前記ブラシに接触する第1清掃部材(60)及び第2清掃部材(61)とを備え、
    前記第1清掃部材(60)及び前記第2清掃部材(61)は、前記ブラシ(27)の前記毛(27a)への接触の仕方及び形状が互いに異なり、前記ブラシの前記毛に差し込む櫛状の歯(60a,61a)を有し、前記歯のピッチ及び幅のうち少なくとも一方が互いに異なる、空気調和装置。
  3. エアフィルタ(6)と、
    前記エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛(27a)を有するブラシ(27)と、
    前記ブラシの前記毛についた塵埃を取り除くために、前記ブラシに接触する第1清掃部材(60)及び第2清掃部材(63,64,65)とを備え、
    前記第1清掃部材(60)及び前記第2清掃部材(63,64,65)は、前記ブラシ(27)の前記毛(27a)への接触の仕方及び形状が互いに異なり、前記ブラシの前記毛に差し込む櫛状の歯(60a,63a,64a,65a)を有し、前記歯の形状が互いに異なる、空気調和装置。
  4. エアフィルタ(6)と、
    前記エアフィルタに付着した塵埃を掻き落とすための毛(27a)を有するブラシ(27)と、
    前記ブラシの前記毛についた塵埃を取り除くために、前記ブラシに接触する第1清掃部材(61,67)及び第2清掃部材(66,68)とを備え、
    前記第1清掃部材(61,67)及び前記第2清掃部材(66,68)は、前記ブラシ(27)の前記毛(27a)への接触の仕方及び形状が互いに異なり、
    前記ブラシは、回転しながら前記第1清掃部材及び前記第2清掃部材に接し、
    前記第1清掃部材(61,67)は、前記ブラシの前記毛に差し込まれる櫛状の歯を有し、
    前記第2清掃部材(66,68)は、前記ブラシの長手方向に連なって伸び、前記ブラシの前記毛に差し込まれる連続体(66a,68a)を有する、空気調和装置。
  5. 前記ブラシの前記毛についた塵埃を取り除くために、前記ブラシに接触する第3清掃部材(69)をさらに備え、
    前記第3清掃部材は、前記ブラシの長手方向に連なって伸び、前記ブラシの前記毛に差し込まれる連続体(69a)を有し、
    前記第2清掃部材(68)と前記第3清掃部材(69)とは、前記ブラシの前記毛への前記連続体の差し込み量が互いに異なる、請求項4に記載の空気調和装置。
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