JP4910320B2 - 画像表示装置及び画像表示制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置及び画像表示制御プログラムに係り、特にサムネイル画像の表示機能を持った画像表示装置及び画像表示制御プログラムに関する。
画像のビューアとして使用可能な画像表示装置には、装置本体またはメモリカード等記録媒体に保存されている複数の画像を縮小して一覧表示する機能を備えたものが多くある。このような縮小画像は、サムネイル画像と呼ばれている。サムネイル画像を表示する機能を持った画像表示装置では、表示されているサムネイル画像をユーザに選択させ、選択されたサムネイル画像の基となった画像(オリジナル画像)をディスプレイ画面に表示するものが多くある。
このような画像表示装置によれば、ユーザは、保存されている画像を短時間のうちに把握し、このうち表示したい画像だけを簡易に表示することができる。このような従来技術としては、例えば、特許文献1、特許文献2が掲げられる。特許文献1は、画像表示装置がオリジナル画像を読み込んだときにサムネイル画像を生成し、生成されたサムネイル画像を1ページに表示する。
ただし、特許文献1では、読み込まれるオリジナル画像の数によってはサムネイル画像が1ページに表示できない場合がある。このような場合、ユーザは、サムネイル画像が表示されるページを切替える(ページをめくる)操作をする必要がある。
サムネイル画像の切り替えは、オリジナル画像の読み出し及びサムネイル画像の生成処理のため時間を要する。このため、ユーザは、ページめくりの操作から次ページのサムネイル画像が表示されるまで待たされることになる。
特許文献2は、表示されるサムネイル画像の切り替えを不要にし、より短時間のうちにサムネイル画像を表示するため、必要に応じてサムネイル画像のコマ番号だけを表示するものである。
米国特許 Patent Number 4821121 特開 2000−232595号公報
ところで、多くのオリジナル画像からサムネイル画像を使って目的とするオリジナル画像を選択する方法においては、サムネイル画像の記録日時や記録順序、さらには表題といった情報から目的画像を絞り込むことが有効である。
しかしながら、特許文献1の発明は、サムネイル画像の絞込み用のツールがなく、サムネイル画像を検索するためには、記録日時や表題の条件を設定するツールを付加することが必要になる。一方、特許文献2の発明は、サムネイル画像の表示に係る時間を短縮したものの、サムネイル画像のコマ番号のみを表示するモードにあってはサムネイルを絞り込むための情報が特許文献1よりも少なくなる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、サムネイル画像の表示にかかる時間を短縮でき、かつ目的とする画像を絞り込むことに適した画像表示装置及び画像表示制御プログラムを提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の画像表示装置は、表示対象となる表示対象画像を加工して得られるサムネイル画像をディスプレイ画面に同時に複数表示する一覧表示機能を持った画像表示装置であって、前記ディスプレイ画面上に表示されている画像を制御するための操作信号を入力する信号入力手段と、前記信号入力手段を使って入力される操作信号の入力頻度を判定する入力頻度判定手段と、前記入力頻度判定手段によって判定された入力頻度に基づいて、前記ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更するサムネイル画像変更手段と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、ディスプレイ画面上に表示されている画像を制御するための操作信号を入力し、操作信号の入力頻度に基づいて、ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更することができる。このため、ユーザが頻繁にディスプレイを操作したことにより、ユーザの操作が未だ目的のサムネイル画像を絞り込める段階にないことを自動的に推定できる。また、ユーザの操作の頻度が低下したことにより、ユーザが目的のサムネイル画像を絞り込み、慎重にキーを操作していることが推定できる。そして、このような推定に基づいて、ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更することによってユーザのキー操作に適したサムネイル画像をディスプレイ画面に表示することができる。
このような本発明は、ユーザの操作効率を高めることができるので、サムネイル画像の表示にかかる時間を短縮でき、かつ目的画像を絞り込むことに適した画像表示装置を提供することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記信号入力手段が、前記ディスプレイ画面上に表示されたカーソルを移動するシフトキーを含み、サムネイル画像が前記表示対象画像に縮小を含む処理をして生成され、前記サムネイル画像変更手段は、前記シフトキーの操作によって入力される操作信号の入力頻度が前記入力頻度判定手段によってより高いと判定された場合、表示対象画像をより高い縮小率で縮小したサムネイル画像を前記ディスプレイ画面上に表示すると共に、前記シフトキーの操作によって入力される操作信号の入力頻度が前記入力頻度判定手段によってより低いと判定された場合、表示対象画像をより低い縮小率で縮小したサムネイル画像を前記ディスプレイ画面上に表示することを特徴とする。
このような発明によれば、ディスプレイ画面上に表示されたカーソルがより高速で移動している場合、より高い縮小率で縮小されたサムネイル画像を表示することができる。カーソルの移動速度が高いとき、ユーザが表示すべきサムネイル画像を絞込めていない可能性が高い。このことから、本発明は、サムネイル画像の絞込みが未だなされていない状況にあってはより多くのサムネイル画像を表示し、サムネイル画像のユーザによる絞込みをし易くすることができる。
また、表示すべきサムネイル画像の候補が絞り込めてきた場合、カーソルの移動速度が低下する可能性が高い。このことから、本発明は、サムネイル画像の絞込みがなされた状況にあってはサムネイル画像をより詳細に表示し、サムネイル画像のユーザによる選択をし易くすることができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記入力頻度判定手段が、操作信号の入力頻度を、操作信号が入力される時間間隔によって判定し、時間間隔がより短い場合により操作頻度がより高い、時間間隔がより長い場合により操作頻度がより低いと判定することを特徴とする。
このような発明によれば、比較的簡易に操作信号の入力頻度を判定することができる。
また、本発明の画像表示装置は、表示対象画像に縮小を含む処理をしてサムネイル画像を生成するサムネイル画像生成手段を備え、前記サムネイル画像変更手段は、前記入力頻度判定手段によって判定された入力頻度に基づいて前記サムネイル画像生成手段によって行われる縮小処理の縮小倍率を変更することを特徴とする。
このような発明によれば、入力頻度に基づく縮小倍率でサムネイル画像を保存しておく必要がなく、サムネイル画像保存にかかる画像表示装置やカードメディアのメモリ容量を小さくすることができる。
また、本発明の画像表示装置は、表示対象画像に縮小率が異なる縮小処理を含む処理をして生成されたサムネイル画像を保存するサムネイル画像保存手段を備え、前記サムネイル画像変更手段が、前記サムネイル画像保存手段に保存されているサムネイル画像のうち、前記入力頻度判定手段によって判定された入力頻度に対応する縮小率で縮小されたサムネイル画像を前記ディスプレイ画面上に表示することを特徴とする。
このような発明によれば、表示対象画像を読み込んでサムネイル画像を生成する処理が必要なく、より短時間のうちにサムネイル画像を表示することができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記入力頻度判定手段によって操作信号の入力頻度が所定の頻度に達したと判定された場合、該所定の頻度で操作信号が連続して入力される時間を計時する連続入力時間計時手段を備え、前記サムネイル画像変更手段は、前記連続入力時間計時手段による計時時間が所定の時間に達した場合に前記ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更することを特徴とする。
このような発明によれば、誤操作等によって操作信号の入力頻度が所定の頻度に達した場合、ユーザが意図することなくディスプレイ画面に表示されているサムネイル画像が変更されることをなくし、画像表示装置の操作性を高めることができる。
また、本発明の画像表示装置は、連続入力時間計時手段は、操作信号が入力される時間間隔がより長くなったことによって操作信号の入力頻度が所定の頻度に達したと判定された場合と、操作信号が入力される時間間隔がより短くなったことによって操作信号の入力頻度が所定の頻度に達したと判定された場合とのいずれか一方においてのみ操作信号が連続して入力される時間を計時することを特徴とする。
このような発明によれば、操作信号が入力される時間間隔がより長くなった場合と短くなった場合とを識別し、ユーザの操作の意図をより詳細に推定することができる。このため、ユーザの意図をより正確に推定し、ユーザの操作の効率を高めることができる。
また、本発明の画像表示装置は、前記入力頻度判定手段が、サムネイル画像の表示開始または前記サムネイル画像変更手段によるサムネイル画像変更後、所定の時間内は操作信号の入力頻度の判定を停止することを特徴とする。
このような発明によれば、サムネイル画像の変更によってユーザの操作頻度が低下した場合、ディスプレイ画面に表示されているサムネイル画像が変更されることをなくし、画像表示装置の操作性を高めることができる。
また、本発明の画像表示制御プログラムは、表示対象となる表示対象画像を加工して得られるサムネイル画像をディスプレイ画面に同時に複数表示させための画像表示制御プログラムであって、前記ディスプレイ画面上に表示されている画像を制御するための操作信号を入力する信号入力機能と、前記信号入力機能において入力される操作信号の入力頻度に基づいて、前記ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更するサムネイル画像変更機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする。
このような発明によれば、ディスプレイ画面上に表示されている画像を制御するための操作信号を入力し、操作信号の入力頻度に基づいて、ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更することができる。このため、ユーザが頻繁にディスプレイを操作したことにより、ユーザの操作が未だ目的のサムネイル画像を絞り込める段階にないことを自動的に推定できる。また、ユーザの操作の頻度が低下したことにより、ユーザが目的のサムネイル画像を絞り込み、慎重にキーを操作していることが推定できる。そして、このような推定に基づいて、ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更することによってユーザのキー操作に適したサムネイル画像をディスプレイ画面に表示することができる。
このような本発明は、ユーザの操作効率を高めることができるので、サムネイル画像の表示にかかる時間を短縮でき、かつ目的画像を絞り込むことに適した画像表示制御プログラムを提供することができる。
以下、図を参照して本発明に係る画像表示装置及び画像表示制御プログラムの一実施形態を説明する。
図1は、本発明の画像表示装置の一実施形態の構成を説明するための図である。なお、本実施形態では、画像表示装置を、コンテンツあるいは複数ページを含む電子書籍等のビューアとして構成するものとする。そして、本実施の画像表示装置は、ビューアとしての表示対象となる表示対象画像を加工して得られるサムネイル画像をディスプレイ画面に同時に複数表示する一覧表示機能を持っている。なお、本実施形態では、表示対象画像を、サムネイル画像加工前の画像であることから以降はオリジナル画像と記す。
図1に示すように、本実施形態の画像表示装置は、本体105と、本体105に取り付けられるカードメディア208とでなる。本実施形態では、カードメディア208に複数ページで構成される電子ブックのデータが保存されているものとする。画像表示装置は、カードメディア208に保存されている電子ブックのデータを読み出し、電子ブックの各ページをディスプレイ101に表示することができる。
画像表示装置の本体105は、ディスプレイ101を備え、ディスプレイ101上に電子ブックの1ページの画像を表示できる。1ページ分の画像(ページ画像)には、テキスト106、図形や写真等のテキスト以外の図画107が含まれる。また、画像表示装置は、ディスプレイ101にサムネイル画像が表示された場合、サムネイル画像を指定するためのカーソルを移動させるシフトキー103、シフトキー103によるサムネイル画像の指定を確定するための決定キー104を備えている。
図2は、電子ブックを例にしたサムネイル画像を説明するための図である。図示したサムネイル画像は、ページ画像の各々をオリジナル画像にし、オリジナル画像に縮小を含む処理を施すことによって生成されている。図2(a)、(b)、(c)に示したサムネイル画像を一覧表示する画面(一覧画面)は、各々縮小処理の縮小率が異なるサムネイル画像を表示するものである。
すなわち、図2(a)、(b)、(c)に示した一覧画面のうち、(a)に示した一覧画面は、最も縮小率が高い、最もサイズが小さいサムネイル画像を表示する。このため、最も多くのサムネイル画像を同時に表示できるので、より多くのサムネイル画像を一度に見たい場合には効果的である。このような効果を、本実施形態では一覧性が高いと記す。ただし、各サムネイル画像を詳細に見たいという要望に応えることに不向きであって、本実施形態は、このようなサムネイル画像の特性を詳細度が低いとも記す。本実施形態では、(a)に示した一覧画面を、ランクAの一覧画面と記す。
図2(a)に示したカーソル109は、サムネイル画像を囲む枠線の形状を有し、囲まれたサムネイル画像が指定されていることを表している。カーソル109は、シフトキー103の押下された上下左右の部分に沿う方向にサムネイル画像1つ分移動する。
また、(b)に示した一覧画面は、(a)に示した一覧画面よりも低い縮小率で縮小されたサムネイル画像を表示する。このため、(a)に示した一覧画面よりも一覧性が低いものの、表示されるサムネイル画像の詳細度は高めることができる。本実施形態では、(b)に示した一覧画面を、ランクBの一覧画面と記す。
さらに、(c)に示した一覧画面は、(a)、(b)、(c)に示した一覧画面のうち最も低い縮小率で縮小されたサムネイル画像を表示し、サイズが最も大きいサムネイル画像を表示する。このため、一覧性は最も低いものの、最も詳細度が高いサムネイル画像を表示することができる。本実施形態では、(c)に示した一覧画面を、ランクCの一覧画面と記す。
なお、サムネイル画像を縮小する処理は、ページ画像のテキストや図表を同じ縮小率で縮小するものに限定されるものではない。例えば、ページ画像のうちのテキストを単に線等で表し、図表等ページ画像の特徴的な部分を比較的大きく表示するように処理してもよい。このように処理することにより、本実施形態では、一覧性の高い一覧画面において個々のサムネイル画像を識別しやすくすることができる。
また、ページ画像の特徴的な部分とは、図表等に限定されるものでなく、見出し等の文字サイズの異なるテキスト等であってもよい。
また、本実施形態は、前記したシフトキー103、決定キー104を信号入力手段として用い、操作信号の入力頻度に基づいてディスプレイ101に表示されるサムネイル画像を変更する。
すなわち、本実施形態の画像表示装置は、ディスプレイ101上に表示されたカーソル109をシフトキー103によって移動する。シフトキー103は、十字キーになっていて、カーソル109を左右、上下方向のいずれにも移動させることができる。そして、ユーザが決定キー104を押下したとき、シフトキー103によって移動されたカーソル109を含む範囲に表示されているサムネイル画像の基となったオリジナル画像を表示することができる。
本実施形態では、サムネイル画像の総数によって一覧画面を複数生成する必要が生じる。本実施形態では、シフトキー103を使ってカーソル109を移動させ、現在表示されている一覧画面の前に表示された一覧画面(前画面)、現在表示されている一覧画面の次に表示される画面(次画面)を表示する。
すなわち、図2に示したように、一覧画面には、縦方向、横方向の各々に複数のサムネイル画像が表示される。例えば、図2(a)の一覧画面に表示されているサムネイル画像のうち、左上端にあるサムネイル画像p上にカーソル109を表示させ、さらに図中の左方向にカーソル109を移動させるようにシフトキー103を操作すると、画像表示装置は、前画面をディスプレイ101に表示する。
また、右下端にあるサムネイル画像q上にカーソル109を表示させ、さらに図中の右方向にカーソル109を移動させるようにシフトキー103を操作すると、画像表示装置は、次画面をディスプレイ101に表示する。
なお、本実施形態では、サムネイル画像のオリジナル画像がディスプレイ101に表示されている場合、十字キー103の左または右のキーを押下するごとにオリジナル画像が前ページまたは後ページに切替わる。
以上のように設定された画像表示装置において、本実施形態は、シフトキー103等のキーによる操作信号の入力頻度によってユーザの状態を推定するものである。
すなわち、画像表示装置は、各ページ画像をオリジナル画像にして生成されたサムネイル画像を複数同時に表示して一覧画面とし、カーソル109と共にユーザに対して表示する。ユーザは、サムネイル画像を検索し、表示させたいページ画像をオリジナル画像として生成されたサムネイル画像が表示されている一覧画面をディスプレイ101に表示させる。
次に、ユーザは、表示されたページにおいてシフトキー103を操作してカーソル109を表示させたいページ画像のサムネイル画像上に表示させて決定キー104を押下する。決定キー104が押下されたことにより、押下時にカーソル109下に表示されていたサムネイル画像のオリジナル画像がディスプレイ101に表示される。
以上の動作において、ユーザは、一覧画面を閲覧し、表示したいページ画像のサムネイル画像が表示されていないと判断した場合、上記したようにシフトキー103を操作し、左上端にあるサムネイル画像または右下端にあるサムネイル画像上にカーソル109を移動させる。そして、さらにカーソルを左または右に移動するよう操作して他の一覧画面を表示させる。
このような場合、ユーザは、表示させたいオリジナル画像に対応するサムネイル画像(目的のサムネイル画像)が表示された一覧画面を早く表示させるため、シフトキー103を比較的短い時間間隔で、かつ連続して押下する傾向がある。
このような傾向から、本実施形態では、シフトキー103が比較的短い時間間隔で押下される場合、目的のサムネイル画像が表示される一覧画面が表示されていないものと解釈する。そして、このような場合には、例えばランクAの一覧性表示画面のように一覧性の高い一覧画面を表示し、1ページにより多くのサムネイル画像が表示されるようにする。このような処理によれば、少ない操作回数で目的のサムネイル画像が表示されている一覧性表示画面をより早く表示することができる。
また、ユーザは、目的のサムネイル画像が表示された一覧画面が表示された場合、この一覧画面を切替えることなく、一覧画面のうち目的のページ画像のサムネイル画像を検索する。そして、サムネイル画像を特定し、シフトキー103を操作してこのサムネイル画像に向けてカーソル109を移動させる。
また、ユーザは、サムネイル画像を早く選択するため、カーソル109が目的のサムネイル画像と離れた位置に表示されているほど高速にカーソル109を移動する傾向がある。本実施形態のシフトキー103は、1回押下するごとに押下された十字キーの方向にあるサムネイル画像を指し示すようにカーソルを移動させる。このため、高速にカーソル109を移動させる場合、ユーザは、シフトキー103を比較的短い時間間隔で、かつ連続して押下することになる
このような傾向から、本実施形態では、キーが比較的短い時間間隔で押下される場合、目的のサムネイル画像が表示されている一覧性表示画面が表示されている場合にあっても、このサムネイル画像の近くにカーソル109が表示されていないと解釈する。そして、このような場合には、比較的一覧性の高い一覧画面を表示する。このような処理によれば、少ない操作回数で目的のサムネイル画像近くにカーソル109を表示することができる。
なお、目的のサムネイル画像が表示されている一覧性表示画面上でカーソル109を移動する場合、ユーザは、カーソル109が目的のサムネイル画像に近くなるほどカーソル109の移動速度を抑える傾向がある。このような傾向は、カーソル109が目的のサムネイル画像から外れた位置に表示されることを防ごうとするユーザの心理によって生じるものである。
このような観点から、本実施形態では、キーが比較的長い時間間隔で押下される場合、目的のサムネイル画像近くにカーソル109が表示されている、つまりサムネイル画像が絞り込めた状態にあると解釈する。そして、このような場合には、詳細性の高い一覧画面を表示する。
図3は、このような動作を実現するための本実施形態の画像表示装置の構成を説明するための機能ブロック図である。図示した構成は、シフトキー103等のキー入力によって入力される操作信号を受け付けるキー入力受付部301、キー入力受付部301が受け付けた操作信号の入力の頻度を操作信号が入力される時間間隔(以降、キー入力間隔と記す)によって判定するキー入力間隔監視部302を備えている。このようなキー入力間隔監視部302は、本実施形態の入力頻度判定手段として機能する。
なお、キー入力間隔監視部302はキー入力間隔がより短い場合により操作頻度がより高い、キー入力間隔がより長い場合により操作頻度がより低いと判定している。
また、画像表示装置は、一覧画面のランクやレイアウト、一覧画面の切り替え等を制御するページレイアウト部305を備えている。ページレイアウト部305は、シフトキー103の操作によって入力される操作信号の入力頻度がより高いと判定された場合により高い縮小率で縮小されたサムネイル画像をディスプレイ101上に表示する。そして、シフトキー103の操作によって入力される操作信号の入力頻度がより低い判定された場合には、より低い縮小率で縮小されたサムネイル画像をディスプレイ101上に表示する。
また、本実施形態の画像表示装置は、ページ移行判定タイマ303を備えている。ページ移行判定タイマ303は、キー入力間隔監視部302によって判定される入力頻度が所定の頻度に達した場合、この頻度で操作信号が連続して入力される時間を計時する連続入力時間計時手段として機能する。ページレイアウト部305は、操作信号の入力頻度に加えてページ移行判定タイマ303による計時時間が所定の時間に達した場合にディスプレイ101に表示されるサムネイル画像を変更することもできる。
また、本実施形態の画像表示装置は、サムネイル画像生成部304を備えている。サムネイル画像生成部304は、カードメディア208に保存されているページ画像に縮小を含む処理をしてサムネイル画像を生成するものである。本実施形態では、キー入力間隔監視部302がサムネイル画像生成部304を制御し、操作信号の入力頻度に基づいて縮小処理の縮小倍率を変更することも可能である。
また、カードメディア208のデータを読み込み可能な本実施形態の画像表示装置では、カードメディア208に保存されているサムネイル画像をページ画像と共に読み込むこともできる。このような場合、ページレイアウト部305は、保存されているサムネイル画像のうち、操作信号の入力頻度に対応する縮小率で縮小されたサムネイル画像を表示することによってディスプレイ101上に表示されるサムネイル画像を変更することも可能である。
さらに、本実施形態の画像表示装置は、カードメディア208を本体105に装着するためのカードコネクタ309、装着されたカードメディア208に保存されているデータを読み込むためのカードメディア制御部306、ページレイアウト部305の制御によってディスプレイ101に表示される一覧画面を書き替えるディスプレイ制御部307を備えている。
次に、以上述べた構成の動作について説明する。なお、本実施形態の画像表示装置は、上記したように、サムネイル画像生成部304を備えていて、サムネイル画像を生成することもカードメディア208から読み込むことも可能である。しかし、本実施形態では、説明の簡単のため、カードメディア208に予め保存されているサムネイル画像をカードメディア制御部306が読み込む。そして、ページレイアウト部303が、読み込まれたサムネイル画像から操作信号の入力頻度に応じた縮小倍率のサムネイル画像を選択してディスプレイ101に表示するものとして説明する。
本実施形態の画像表示装置では、ユーザがキーを操作して操作信号を入力した場合、入力信号は、キー入力受付部301からキー入力間隔監視部302に入力される。キー入力間隔監視部302は、キー入力間隔を、予め設定されているしきい値となる時間と比較する。そして、比較の結果によってページ移行判定タイマ303による計時を開始あるいは中止させ、さらにページレイアウト部305を制御して一覧画面のランクを変更させる。
図4は、キー入力間隔と一覧画面のランク変更との関係について説明するための図である。図4の縦軸は、キー入力間隔を示し、横軸は一覧画面のランク変更に係る時間を示している。また、縦軸中に示したTcs、Ts1、Ts2、Ts3は、それぞれ一覧画面のランクを移行する際のキー入力間隔のしきい値であって、図示したように、Tcs<Ts1<Ts2<Ts3の関係を有している。また、図中に示した符号401、402、403、いずれも一覧画面のランク移行のタイミングを示している。
なお、キー入力間隔のしきい値は、このように各々異なる値を設定するものに限定されるものではない。例えば、しきい値Tcs、Ts1、Ts2、Ts3のすべてを等しい時間に設定することも可能である。
また、図5は、ユーザの状態とキー入力間隔との関係について説明するための図であって、図5(a)は、ディスプレイ101の画面をランクAの一覧画面に切替えるタイミング401を説明するための図である。また、(b)は、ディスプレイ101の画面をランクBの一覧画面に切替えるタイミング402を説明するための図である。(c)は、ディスプレイ101の画面をランクCの一覧画面に切替えるタイミング403を説明するための図である。
図4に示した例では、ユーザは、操作開始直後は比較的長い時間間隔でキーを操作している(期間P1)が、やがてシフトキー103をより頻繁に操作するため、図示するように、より縦軸に示すキー入力間隔がより短くなる期間が生じる(期間P2)。キー入力間隔がしきい値Ts1以下である期間P2が移行判定期間Tjに達したことにより、タイミング402は、ランクAの一覧画面を表示する。なお、移行判定期間Tjは、オペレータが誤って短い時間間隔でキーを操作したことによって意図しない一覧画面のランク変更が起きることを防ぐために設けられたものである。
このような理由を、図5(a)を用いて説明する。すなわち、ユーザは、1ページ目、2ページ目の一覧画像については画像のテキストや図表を読んでからシフトキー103を操作してキー入力し、ページを繰っている。そして、目的のページ画像がさらに後に表示されるページ画像であると判断すると、より頻繁にシフトキー103を操作する。このような場合、3ページ目以降のページ画像が表示されているときのキー入力間隔t3、t4等は、1ページ目、2ページ目が表示されていた期間のキー入力間隔t1、t2よりも短いものとなる。
また、本実施形態では、例えば、ランクAの一覧画面の表示中、キー入力間隔がしきい値Ts2以上になり、かつ、キー入力間隔がしきい値Ts2以上である期間P5が移行判定期間Tjに達したことにより、タイミング402で一覧画面をランクBの一覧画面に切替えている。
この理由を、図5(b)を用いて説明する。すなわち、目的のサムネイル画像が表示されている一覧画面が表示された場合、ユーザは、この一覧画面上の目的のサムネイル画像にカーソル109を合わせるためにシフトキー103を操作する。シフトキー103の操作は、カーソル109がサムネイル画像から遠い場合には比較的頻繁に行われる。
カーソル109がサムネイル画像に近づくと、ユーザは、カーソル109をサムネイル画像に正確に合わせるため、シフトキー103をゆっくり操作する傾向がある。このため、カーソル109が目的のサムネイル画像に近づくにつれてキー入力間隔は、t5、t6…の短い時間からt8、t9…といった長い時間に変化する。
ところで、キー入力間隔のしきい値は、ユーザの操作の意図を推定するために設けられたものであって、例えば、キー入力間隔がしきい値TS2に達した以降、移行判定期間Tj維持されたことによってキー入力の頻度が低下したと判断できる。このため、移行判定期間Tjの計時は、キー入力間隔がしきい値TS2より短い時間からしきい値TS2に達した場合に開始され、しきい値TS2より長い時間からしきい値TS2に達した場合にリセットされる必要がある。
本実施形態では、このような制御を実現するため、キー入力間隔が単にしきい値に達したか否ではなく、より短い時間からしきい値に達したか、より長い時間からしきい値に達したかを区別している。すなわち、図4に示した例では、期間P5においてキー入力間隔がより短い時間からしきい値TS2に達しているので、移行判定期間Tjの計時が開始される。そして、開始された計時を、期間P5におけるキー入力間隔がしきい値TS2以下になったタイミング、または計時時間がTjに達したタイミングのいずれか早い方でリセットする。
なお、図4に示した例では、移行判定期間Tjの計時開始からキー入力間隔がしきい値TS2以下になるまでに計時時間がTjに達するので、一覧画面の切り替が起こる。
また、本実施形態では、キー入力間隔監視部302が、サムネイル画像の表示開始またはサムネイル画像のランク変更後、所定の時間内はキー入力の頻度の判定を停止する。このような処理は、オリジナル画像等の他の画像から一覧画面へ表示される画像が切り替わったとき、または一覧画面のランクの切り替えがあったとき、ユーザが新たに表示された一覧画面から目的のサムネイル画像を検索するため一次的にキー操作の時間間隔が長くなった場合に詳細性がより高い一覧画面への切り替えが起こることを防ぐためである。
図4に示した例では、タイミング401において、一覧画面以外の画像からランクAの一覧画面に表示が切替えられる。本実施形態では、一覧画面の切り替え直後にはキー入力間隔の監視を停止する期間である不感帯400を設けている。
また、本実施形態では、ランクBの一覧画面の表示中、キー入力間隔がしきい値Ts3以上になり、かつ、キー入力間隔がしきい値Ts3以上である期間P6が移行判定期間Tjに達したことにより、タイミング403で一覧画面をランクCの一覧画面に切替えている。
この理由を、図5(c)を用いて説明する。すなわち、ユーザは、カーソル109をサムネイル画像に正確に合わせるため、カーソル109が目的のサムネイル画像に近づくに連れてシフトキー103をゆっくり操作する傾向がある。このため、キー入力間隔は、t11、t12…といった時間からより長いt15、t16…に変化する。
なお、図5において、時間間隔t1、t2等を示す長さは、(a)、(b)、(c)の各々について独立であって、(a)で図示した長さ、(b)で図示した長さ、(c)で図示した長さが互いに相関を持つものではない。
さらに、本実施形態では、しきい値Ts1以下のしきい値Tcsを設定し、キー入力監視部302によってキー入力間隔がしきい値Tcs以下になったか否か判断している。しきい値Tcsは、一般的にユーザがディスプレイ101に表示された画像のテキストや図表を読むことなく次々とページめくりするような場合のキー入力間隔程度に設定される。
そして、しきい値Tcs以下のキー入力間隔によるキー操作が時間Tcに達した場合、ランクB以上の一覧画面が表示されている場合にも、ユーザは再び目的のページを探してページを切替えているものと判断し、一覧画面をより一覧性の高いものに切替えている。
図6は、本実施形態の画像表示制御プログラムのフローチャートである。本実施形態では、カードメディア208に文書データと共に文書データの各ページを示すサムネイル画像が保存されているものとする。また、本実施形態では、図2に示したレベルA、レベルB、レベルCのすべてについてサムネイル画像が、予めカードメディア208に保存されていて、カードメディア208は、フラッシュメモリによって文書データ及びサムネイル画像を保存している。
また、図6のフローチャートは、操作頻度に応じた一覧画面のランク変更の処理についてのみ説明するものである。したがって、キー入力に応じてカーソル109の移動や一覧画面のページ切替えのための処理が並行に行われていることは言うまでもない。
図示したように、本実施形態の画像表示装置においては、先ず、キー入力受付部301が、文書データを読み込むための指示がなされたか否かを判定する(S501)。判定の結果、指示がされていない場合(S501:No)、指示がなされるまで待機する。
一方、文書データ読み込みの指示がなされた場合(S501:Yes)、データ読み込みの指示は、キー入力間隔監視部302、カードメディア制御部306及びディスプレイ制御部307に通知される。ディスプレイ制御部307は、通知を受けて1ページ目の画像を表示する(S502)。ステップS502で表示される画像は、必ずしも読み込まれた文書データのうちの1ページ目に限定されるものでなく、ユーザに対して画像表示装置が処理を実行中であることを示す画面であればどのような画像を表示するものであってもよい。
なお、本フローチャートは、ユーザのキー入力間隔によってサムネイル画像の表示状態を変更する処理についてのみ記したものであって、ステップS501のキー入力によって指示された文書データの読み込みは、他の処理によって実行される。また、本実施形態では、この際にカードメディア208に保存されているサムネイル画像も画像表示装置に読み込まれるものとする。
1ページ目の画像が表示されたとき、ユーザは、このページが閲覧の目的のページでない場合、目的のページが表示されるまでシフトキーを操作してキー入力し、ページを切替える。キー入力間隔監視部302は、ページ移行判定タイマ303をリセットした後、キー入力間隔の監視を開始する(S503)。監視の結果、キー入力間隔がしきい値TS1より長い時間からしきい値TS1に達した(キー入力間隔がより長い時間からしきい値に達したことを、以降しきい値を下回ったと記す)か否か判定する(S504)。キー入力間隔がしきい値Ts1を下回っていない場合(S504:No)、引き続きキー入力間隔の監視を継続する。そして、入力間隔がしきい値Ts1を下回ったと判定された場合(S504:Yes)、ページ移行判定タイマ303が、ページ移行判定期間の計測を開始する(S505)。
次に、キー入力監視部302は、キー入力間隔がしきい値Ts1より短い時間からしきい値Ts1に達した(キー入力間隔がより短い時間からしきい値に達したことを、以降しきい値を上回ったと記す)か否か監視する(S506)。そして、キー入力間隔がしきい値Ts1を上回っていない間(S506:No)、ぺージ移行判定タイマ303の計時結果に基づいて、移行判定期間が経過したか否か判定する(S507)。この結果、移行判定期間が経過していない場合(S507:No)、引き続きキー入力間隔を監視する。
また、ステップS506において、キー入力間隔がしきい値Ts1を上回ったと判定された場合(S506:Yes)、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔の監視を続ける(S503)。
また、ステップS507において、移行判定期間が経過しと判定された場合(S507:Yes)、ディスプレイ制御部307が、図2に(1)として示したランクAの一覧画面を表示する(S508)。そして、ユーザが予期しない一覧画面の変更を防ぐため、キー入力間隔監視部302は、不感帯時間の経過を待って(S509)、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔の監視を再開する(S510)。
次に、キー入力受付部301は、サムネイル画像に対応するオリジナル画像の表示を指示するページ表示キー(本実施形態では決定キー104)が押下されたか否か判定する(S511)。判定の結果、決定キー104が押下された場合(S511:Yes)、ディスプレイ制御部307は、この時点でのカーソル109の位置を取得し、カーソル109の位置にあるサムネイル画像のオリジナル画像をディスプレイ101に表示する(S534)。
また、ステップS511において、決定キー104が押下されていないと判定された場合(S511:No)、キー入力間隔がしきい値Ts2を上回ったか否か判定する(S512)。この結果、キー入力間隔がしきい値Ts2を上回っていない場合(S512:No)、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔の監視に戻る。
また、キー入力間隔がしきい値Ts2を上回った場合(S512:Yes)、ページ移行判定タイマ303は、サムネイル画像の倍率の移行判定期間の計測を開始する(S513)。そして、キー入力間隔監視部302は、キー入力間隔がしきい値Ts2を下回ったか否か判定する(S514)。この結果、キー入力間隔がしきい値Ts2を下回った場合(S514:Yes)、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔の監視に戻る。
また、キー入力間隔監視部302は、キー入力間隔がしきい値Ts2を下回っていない場合(S514:No)、移行判定期間が経過したか否か判定する(S515)。移行判定期間が経過していない場合には(S515:No)、再びキー入力間隔がしきい値TS2を下回ったか判定する。そして、移行判定期間が経過した場合(S515:Yes)、ページレイアウト部305が、ランクBの一覧画面を表示する(S516)。
さらに、キー入力間隔監視部302は、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔を監視する(S517)。キー入力受付部301は、決定キー104が押下されたか否か判定する(S518)。そして、決定キー104が押下されたと判定された場合(S518:Yes)、カーソル109の位置にあるサムネイル画像のオリジナル画像がディスプレイ101に表示される(S534)。
また、決定キー104が押下されていないと判定された場合(S518:No)、キー入力間隔監視部302は、キー入力間隔がしきい値Tcsを下回ったか否か判定する(S519)。この結果、しきい値Tcsを下回っていない場合(S519:No)、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔を監視する。また、しきい値Tcsを下回った場合(S519:Yes)、ページ移行判定タイマ303によるしきい値Tcs以下の間隔でキー入力が連続して行われる連続入力時間の計測を開始する(S520)。そして、連続入力時間がしきい値Tcを上回った場合(S521:Yes)、ランクAの一覧画面が表示される(S508)。
このような処理は、本実施形態が、所定の時間(時間Tc)以上連続してキー操作がされた場合にはユーザが表示したいオリジナル画像のサムネイル画像が未だ絞り込めない状態にあると解釈するためになされるものである。本実施形態では、ユーザがサムネイル画像を検索中である場合には一覧性がより高い一覧画面を表示し、より広い範囲からサムネイル画像を絞り込むことを可能にしている。
一方、ステップS521において、ページ移行判定タイマ303によって連続入力時間が時間Tcを上回っていないと判定された場合(S521:No)、キー入力間隔監視部302は、キー入力間隔がしきい値Ts3を上回ったか否か判定する(S522)。そして、しきい値Ts3を上回っていないと判断された場合には、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔を監視する。
一方、しきい値Ts3を上回ったと判定された場合(S522:Yes)、移行判定時間の計時を開始する(S523)。また、キー入力間隔監視部302は、この間にキー入力間隔がしきい値Ts3を下回ったか否か判定する(S524)。判定の結果、キー入力間隔がしきい値Ts3を下回った場合には(S524:Yes)、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔を監視する。
また、ステップS524において、キー入力間隔がしきい値Ts3を下回っていないと判定された場合(S524:No)、移行判定期間が経過したか否か判定する(S525)。この結果、移行判定期間が経過するまではキー入力間隔がしきい値Ts3を下回ったか否か判定する。そして、移行判定期間が経過したと判定された場合(S525:Yes)、ページレイアウト部305は、より縮小率の低いサムネイル画像を表示するランクCの一覧画面を表示する(S526)。
このような処理は、キー操作がされる時間間隔が長くなった場合、ユーザは、表示したいオリジナル画像のサムネイル画像をある程度絞り込んだため、注意を払ってサムネイル画像を閲覧していると解釈されると考えられるため行われる。本実施形態は、ユーザがサムネイル画像を選択しようとしている場合にはサムネイル画像の個々をより大きく表示し、サムネイル画像を選択しやすくすることができる。
次に、キー入力間隔監視部302は、ぺージ移行判定タイマ303をリセットし、キー入力間隔監視を続行する(S527)。そして、決定キー104が押下されたと判定した場合には(S528:Yes)、カーソル位置にあるサムネイル画像のオリジナル画像がディスプレイ101に表示される(S534)。
また、決定キー104が押下されない場合(S528:No)、キー入力間隔監視部302は、キー入力間隔がしきい値Tcsを下回っているか否か判定する(S529)。この結果、しきい値Tcsを下回っていない場合には(S529:No)、ページ移行判定タイマ303をリセットして再度キー入力間隔を監視する。また、しきい値Tcsを下回った場合(S529:Yes)、ページ移行判定タイマ303において連続入力時間の計測が開始される(S530)。そして、連続入力時間が時間Tc以上の時間を上回った場合(S531:Yes)、一覧性がより高いランクBの一覧画面を表示する(S516)。
キー入力間隔が短くなった場合、ユーザは表示したいオリジナル画像のサムネイル画像をいったんは絞り込んだものの、再度検索範囲を広げてサムネイル画像を検索しているものと解釈されると考えられる。このため、本実施形態は、ユーザがサムネイル画像の検索範囲を広げたことに対応し、一覧画面表示の一覧性をより高めることを可能にしている。
なお、以上述べた本実施形態の画像表示制御プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、本実施形態の画像表示制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。
以上述べた本実施形態によれば、ユーザが頻繁にディスプレイを操作したことにより、ユーザの操作が未だ目的のサムネイル画像を絞り込める段階にないことを自動的に推定できる。また、ユーザの操作の頻度が低下したことにより、ユーザが目的のサムネイル画像を絞り込み、慎重にキーを操作していることが推定できる。そして、このような推定に基づいて、ディスプレイ画面に表示されるサムネイル画像を変更することによってユーザのキー操作に適したサムネイル画像をディスプレイ画面に表示することができる。
本発明一実施形態の画像表示装置の構成を説明するためのブロック図である。 電子ブックを例にしたサムネイル画像を説明するための図である。 本発明一実施形態の画像表示装置の構成を説明するための機能ブロック図である。 本発明の一実施形態のキー入力間隔と一覧画面のランク変更との関係について説明するための図である。 本発明の一実施形態のユーザの状態とキー入力間隔との関係について説明するための図である。 本実施形態の画像表示制御プログラムのフローチャートである。
符号の説明
101 ディスプレイ、103 シフトキー、104 決定キー、105 本体、109 カーソル、208 カードメディア、301 キー入力受付部、302 キー入力間隔監視部、303 ページ移行判定タイマ、304 サムネイル画像生成部、305 ページレイアウト部、306 カードメディア制御部、307 ディスプレイ制御部、309 カードコネクタ

Claims (7)

  1. 表示対象となる表示対象画像に、縮小を含む加工して得られるサムネイル画像をディスプレイ画面に同時に複数表示する一覧表示機能を持った画像表示装置であって、
    前記ディスプレイ画面上に表示されている画像を制御するための操作信号を入力する信号入力手段と、
    前記信号入力手段を使って入力される前記操作信号の入力頻度を判定する入力頻度判定手段と、
    前記入力頻度判定手段によって判定された入力頻度に基づいて、前記ディスプレイ画面に表示される前記サムネイル画像の表示倍率を変更するサムネイル画像変更手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記信号入力手段は、前記ディスプレイ画面上に表示されたカーソルを移動するシフトキーを含み、
    記サムネイル画像変更手段は、前記シフトキーの操作によって入力される前記操作信号の入力頻度を示す入力時間間隔がしきい値よりも短いと前記入力頻度判定手段によって判定された場合、前記シフトキーの操作によって入力される前記操作信号の入力頻度を示す入力時間間隔が前記しきい値よりも長いと前記入力頻度判定手段によって判定された場合よりも、前記表示対象画像を高い縮小率で縮小した前記サムネイル画像を前記ディスプレイ画面上に表示させ、前記入力時間間隔が前記しきい値よりも長いと前記入力頻度判定手段によって判定された場合、前記入力時間間隔が前記しきい値よりも短いと前記入力頻度判定手段によって判定された場合よりも、前記表示対象画像を低い縮小率で縮小した前記サムネイル画像を前記ディスプレイ画面上に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 表示対象画像に縮小率が異なる縮小処理を含む処理をして生成された前記サムネイル画像を保存するサムネイル画像保存手段を備え、前記サムネイル画像変更手段は、前記サムネイル画像保存手段に保存されている前記サムネイル画像のうち、前記入力頻度判定手段によって判定された入力頻度に対応する縮小率で縮小された前記サムネイル画像を前記ディスプレイ画面上に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示装置。
  4. 前記入力頻度判定手段によって前記操作信号の入力頻度が所定の頻度に達したと判定された場合、該所定の頻度で前記操作信号が連続して入力される時間を計時する連続入力時間計時手段を備え、前記サムネイル画像変更手段は、前記連続入力時間計時手段による計時時間が所定の時間に達した場合に前記ディスプレイ画面に表示される前記サムネイル画像の縮小倍率を変更することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 連続入力時間計時手段は、前記操作信号が入力される時間間隔が前記しきい値よりも長くなったことによって前記操作信号の入力頻度が所定の頻度に達したと判定された場合と、前記操作信号が入力される時間間隔が前記しきい値よりもより短くなったことによって前記操作信号の入力頻度が所定の頻度に達したと判定された場合とのいずれか一方においてのみ前記操作信号が連続して入力される時間を計時することを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  6. 前記入力頻度判定手段は、前記サムネイル画像の表示開始または前記サムネイル画像変更手段による前記サムネイル画像の縮小倍率の変更後、所定の時間内は前記操作信号の入力頻度の判定を停止することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 表示対象となる表示対象画像に、縮小を含む加工して得られるサムネイル画像をディスプレイ画面に同時に複数表示させるための画像表示制御プログラムであって、
    前記ディスプレイ画面上に表示されている画像を制御するための操作信号を入力する信号入力機能と、
    前記信号入力機能において入力される前記操作信号の入力頻度に基づいて、前記ディスプレイ画面に表示される前記サムネイル画像の表示倍率を変更するサムネイル画像変更機能と、をコンピュータに実現させることを特徴とする画像表示制御プログラム。
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