JP4909278B2 - 沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法 - Google Patents

沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4909278B2
JP4909278B2 JP2007540530A JP2007540530A JP4909278B2 JP 4909278 B2 JP4909278 B2 JP 4909278B2 JP 2007540530 A JP2007540530 A JP 2007540530A JP 2007540530 A JP2007540530 A JP 2007540530A JP 4909278 B2 JP4909278 B2 JP 4909278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
fuel
hood
cells
fuel assemblies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007540530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008519967A (ja
Inventor
ピュールマンス、マルクス
シュタルク。リヒァルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Areva GmbH
Original Assignee
Areva GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Areva GmbH filed Critical Areva GmbH
Publication of JP2008519967A publication Critical patent/JP2008519967A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4909278B2 publication Critical patent/JP4909278B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/02Devices or arrangements for monitoring coolant or moderator
    • G21C17/04Detecting burst slugs
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/06Devices or arrangements for monitoring or testing fuel or fuel elements outside the reactor core, e.g. for burn-up, for contamination
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C17/00Monitoring; Testing ; Maintaining
    • G21C17/06Devices or arrangements for monitoring or testing fuel or fuel elements outside the reactor core, e.g. for burn-up, for contamination
    • G21C17/07Leak testing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

本発明は、沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法に関する。
沸騰水形原子炉において、燃料集合体の燃料棒は、欠陥燃料棒を適時に交換することができ且つ冷却水の放射能汚染を防止するために、規則的にその漏れについて検査されねばならない。不必要な停止時間を回避するために、定期点検作業中に炉心の全燃料集合体をできるだけ短時間に検査することが切望される。漏洩燃料集合体を発見するための従来普及している技術は、いわゆるシッピング(Sipping)方式である。この方式は、燃料棒の周囲から液状試料(ウェット シッピング(wet Sipping))あるいは気体状試料(ドライ シッピング(dry Sipping))が採取され、放射性核分裂生成物の存在について検査されることにより、場合により存在する漏れを検出するという考えを基礎としている。その可検出性を高めるために、照射済み燃料棒の内部に存在する放射性核分裂生成物が、燃料棒被覆管に場合により存在する漏れ箇所を通して、適当な処置によって多量に排出され、これにより、漏れの存在時に放射性核分裂生成物が燃料棒の外で濃縮され、採取された試料において容易に検出される。
その特に適した検出技術は、例えば国際公開第00/74071号パンフレットで知られているようないわゆるフードシッピングである。
この公知の方式の場合、多数例えば16個の燃料集合体がフードで覆われ、これらの燃料集合体の上にガスクッションが発生される。フードの下側に存在するガスクッションのために、冷却材の交換が止められる。燃料集合体はその崩壊熱により加熱され、場合により存在する欠陥燃料棒から、放射性核分裂生成物が多量に排出される。この放射性核分裂生成物の一部は、水に溶解された物質および通常条件下では気体状物質であり、特にKr(クリプトン)−85とXe(キセノン)−133である。これらの核分裂生成物を検出するために、試料水が連続して採取され(ウェット シッピング)、採取された試料水は連続して脱気される。その脱気時に生ずるガスは、試料採取中に放射線検出器で連続して分析される。
この公知の方法の場合、炉心全体の検査にとって必要な時間の短縮が、第1の工程で炉心支持格子の1個のセルに存在する4個の燃料集合体の試料水がまとめて採取され、脱気装置と検出装置を含む分析装置にそれぞれ導かれることによって達成される。換言すれば、4×4個の燃料集合体が、4個の分析装置によって同時に検査される。或る1個のセルに陽性反応が出た場合、分析装置が切り換えられ、そのセルにおける4個の燃料集合体の各試料水が、互いに別個に分析装置に導かれ、このようにして、そのセルの1個あるいは数個の欠陥燃料集合体がはっきり認識される。実際には通常ほんの僅かな燃料集合体にしか欠陥は存在しないので、この公知のシッピング方式によって、他の一般的シッピング技術に比べてかなり短縮された検査時間となる。
しかしこの公知の方法の場合、欠陥燃料集合体の明白な認識のために、シッピングフード内に発生されたガスクッションによって、そのセルにおける燃料集合体間で吸込み領域において冷却水の交換がほぼ防止されるほどに、水位が下げられ、これにより、同じセル内で欠陥燃料集合体のそばに配置された無傷の燃料集合体も陽性として検出してしまうことを防止することが前提となっている。換言すれば、そのようなセルの内部において水位が、燃料棒をそれぞれ包囲する燃料集合体ボックスの上縁が水位の上側に位置するほどに低く下げられねばならない。
一方では異なった製造業者の燃料集合体間の構造的相違のため、並びに他方では設備固有の異なった組込み状態のため、燃料集合体ボックスの上縁が、上部炉心支持格子の上縁から違った寸法だけ突出したり、あるいは、それどころか上部炉心支持格子上縁の下側に位置することもある。従って、この公知の方法の場合、隣接する燃料集合体間の冷却水の横交換を防止するために、各セルにおける水位がその都度存在する組込み状態に合わされねばならない。これは、試料採取前に補助的な観察作用を必要とし、これは所要時間を増大させる。また、各炉心セルの全燃料集合体からの同時で別個の試料採取を根本的に駄目にする組込み状態も存在する。
本発明の課題は、沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法を、従来どおりの短い検査時間で上述した問題が解消されるように改良することにある。
この課題は請求項1に記載の特徴によって解決される。沸騰水形原子炉の上部炉心支持格子のセル内に複数の燃料集合体が互いに隣接して配置されている、沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法において、一つの区域を形成する複数のセルの燃料集合体が、この区域の上にフードが被せられることによって同時に加熱される。この区域の各セルから、少なくとも1つの試料水が採取され、複数のグループを形成するセルの試料水がまとめて導かれ、試料水に含まれる放射性核分裂生成物の存在について検査され、その場合、複数のグループが、分析装置の前記グループの数に相当する数の測定チャネルにおいて同時に互いに独立して分析される。或るグループにおける陽性検出時、当該グループに存在するセルからの試料水が、互いに別個に分析装置に導かれ、相応した数の測定チャネルにおいて互いに別個に分析され、陽性分析されたセルの燃料集合体が、それぞれ別個にフードの外側で取り扱われ検査される。
本発明は、セル内に存在する複数の燃料集合体が、フードの下側におけるガスクッションの発生によって異なった組込み状態のために互いに確実に分離できず、このため、フードの下側に存在する複数の燃料集合体の個別分析の際、分析結果の解釈および欠陥燃料集合体の確実な認識が困難になるという考えから出発している。
本発明に基づく方式によって、つまり、フードシッピングを欠陥燃料集合体が存在するセルを認識するためだけに利用することによって、n×n個のセルにおいて少数の測定チャネル数nで、2回の工程だけで検査できる。一般に実際には少数の燃料集合体にしか欠陥が存在しないので、少数のセルの燃料集合体しか個別分析が必要とされず、この個別分析は、燃料集合体がもはやフードの下側に存在しないときに行われ、これにより、従来どおりの短い総点検時間において、複雑な設備特有の組込み状態においても欠陥燃料集合体の認識の際に高い確実性が得られる。
フードの下側に存在する複数のセルが、フードの範囲において流体的に相互に分離され、また、フードの外側に存在するセルから分離されている。この分離によって、一方では、フードの下側に存在する燃料集合体の対流冷却が、他方では、フードの下側に存在するセル間における水の交換が阻止される。
フードが或る区域の分析完了後に他の区域に移し換えられ、陽性反応セルの場合に行われる陽性反応セルにおける個々の燃料集合体の検査が、他の区域の検査と同時に実施されることによって、総点検時間の特に効果的な短縮が達成される。
セルからの試料採取が、当該セルに存在する燃料集合体の数に相当する数の吸込み管で行われ、これらの吸込み管の採取箇所は、それぞれ1個の燃料集合体に割り当てられている。これによって、測定感度が高められる。
陽性分析されたセルにおける複数の燃料集合体が、燃料集合体取扱機の伸縮性アームにより炉心から持ち上げられ、この持ち上げられた位置で試料水が採取され、分析される。このようなマストシッピング法は、総点検時間を一層短縮させる。
以下図に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
図1において、沸騰水形原子炉の原子炉圧力容器1が、その炉心2内に配置された燃料集合体を検査するために開かれ、原子炉圧力容器1が存在する原子炉ピットが、レベル3まで水浸しされている。炉心2における互いに隣接して配置されそれぞれ4個の燃料集合体を含む複数のセル4から成る区域5が、フード6によって覆われ、このフード6は、上部炉心支持格子10の上縁8上に置かれている。図では単に採取管により概略的に示された多チャネル形試料採取装置11によって、試料水が採取され、多チャネル形分析装置14に導かれる。試料水はこの分析装置14において、直接あるいはその脱気後に、放射能核分裂生成物の存在について検査される(いわゆるフードシッピング)。
フード6は、先行する作業工程で、燃料集合体取扱機18の伸縮性アーム16によって、検査すべきセル4の上に下ろされる。このフード6は、それが下ろされた後、伸縮性アーム16から切り離され、そして、伸縮性アーム16は炉心2の上における他の位置に移動される。図には、フード6による先行の検査で陽性反応が出たセル4の上に、伸縮性アーム16がその自由端に設置された試料採取装置20と共に置かれている状態が示されている。このセル4内に存在する複数の燃料集合体が、伸縮性アーム16により順々に炉心2から持ち上げられ、その持ち上げられた位置において、分析装置14における試料水の採取によって、それぞれ個々に漏れについて検査される。マストシッピングと呼ばれるこの方法の場合、持ち上げ時に生ずる圧力放出によって、核分裂生成物が場合により存在する漏れ箇所から多量に排出されることが利用される。燃料集合体のこの個別検査中、フード6の下側に存在するセル4の検査が、多チャネル形分析装置14において実施される。これに対して、その代わりに、陽性分析されたセル4の燃料集合体を燃料集合体貯蔵槽に移し換え、そこで別個の測定所で分析することもできる。
図2において、フード6は例えば3×3個のセル4を含む区域5を覆っている。そのセルのうち3個だけが概略断面図で見て取れる。フード6の内部に配置された隔壁60は、フード6の下側に存在する個々のセル4を分離するために用いられる。フード6と隔壁60はパッキング62を介して上部炉心支持格子10の帯板22上に載っている。各セル4内に4個の燃料集合体40が存在している。フード6によって、その下側に存在する1個のセル4の燃料集合体40が、フード6の下側に存在する他の数個のセル4の燃料集合体40から分離されている。フード6の下側に存在する燃料集合体40はもはや水で貫流されず、従って、燃料集合体内に存在するいまや静止している水は、崩壊熱によって、フード6の外側を流れる水より約10℃〜15℃だけ高い温度に加熱される。圧縮ガスの吹き込みによって、フード6の下側における水位24が下げられ、これにより、ガスクッションが生ずる。
図2において、燃料集合体40の燃料集合体ボックス42の上縁41が炉心支持格子10の上縁8の下側に位置する組込み状態が示されている。燃料集合体ボックス42の上縁41と炉心支持格子10の上縁8との距離a並びに燃料集合体ボックス42の上縁41と上部燃料棒保持板43との距離bは、図において左側燃料集合体40に対してだけ示されている。これらの距離a、bは、燃料集合体ごとに異なった放射線照射による縦成長のために変化し、このために、図に示されているような組込み状態が存在する。
各セル4に試料採取装置11の吸込み管12が割り当てられ、これらの吸込み管12は少なくとも1個の採取箇所120を有し、この採取箇所120で、最高位置の燃料集合体ボックスの上側に少なくとも存在する水位24の僅か下側から、試料水が採取される。図において左右のセル4にそれぞれ、唯一の採取箇所120を備えた吸込み管12が設けられている。中央のセル4に異なった試料採取形態が示され、この場合、吸込み管12から4本の分岐管122が分岐され、それらの採取箇所120が個々の燃料集合体40に割り当てられている。この場合、これが技術的にそれぞれの設備特有の組込み状態に基づいて可能であるならば、採取箇所120をできるだけ燃料集合体ボックス42の内部に配置することが望まれる。
概略図においては全セル4に対して同じであるが、実際にはセル4ごとに異なっている図示された組込み状態は、フード6の下側において冒頭に述べた従来技術の方法ではセル4内に存在する燃料集合体の同時個別測定ができない状態を表している。セル4の左側燃料集合体40から水を独立試料採取するためには、水位が、右側燃料集合体の上部燃料棒保持板43の下側に位置するレベル240に下げられねばならない。しかし、そのようなレベル240において、右側燃料集合体40からは、採取箇所120が燃料棒保持板43を貫通して導けないので、試料水が取り出せない。従って、水位が異なって生じた場合、時間的に順々に試料が採取されねばならない。さらに、フードが被せられている場合、採取箇所120の高さ位置を、左側セル4に破線で示されているように、セルごとの異なった組込み状態に遠隔操作で合わせる必要もある。この問題は、本発明に基づいて、一方では、フード6の下側に存在する間に燃料集合体40の個別分析を省略することによって回避され、他方では、所定の燃料集合体40に対して採取箇所の割り当てができなくとも、或る燃料集合体40の燃料棒から場合により流出する核分裂生成物が検出されることが保証されるような採取箇所120の単純化された固定配置によって回避される。
図3において、3×3個のセル4から成るハッチングで明示された区域5が、まずフードによって覆われ、加熱される。この区域5の3個のセル4ごとに、グループA、B、Cにまとめられ、これらのグループA、B、Cにそれぞれ付属するセル4の吸込み管12が、それらのグループに割り当てられた共通の集合管13A、13B、13Cに接続されている。採取された試料水は、集合管13A、13B、13Cを介して、互いに別個に分析装置14の測定チャネル14A、14B、14Cに導かれ、そこで互いに独立して分析される。もう1の測定チャネル14Dは、伸縮性アームに配置された試料採取装置20で採取された試料水を分析するために使われる。
測定チャネル14A、14B、14Cのうちの1つの測定チャネル例えば測定チャネル14Aで陽性が検出された際、図4に示されているように、グループAのセル4から吸込み管12によって採取された試料水が、互いに別個に測定チャネル14A、14B、14Cに導かれ、このようにして、グループAの欠陥燃料集合体を含むセル4が認識される。
区域5の分析完了後に、フードが他の区域5の上に移し換えられる。予め欠陥として認識された(陽性反応)セル4の燃料集合体40は、フード(図1参照)の移し換え後、個々に例えば特に時間を節約したマストシッピング法で検査され、同時に他の区域5の分析が引続き行われる。
本発明に基づく方法を実施する際の装置の概略的原理図。 燃料集合体に被せられたフードの試料採取中の作業位置の概略断面図。 本発明に基づく検査経過を表す概略平面図。 本発明に基づく検査経過を表す概略平面図。
符号の説明
1 沸騰水形原子炉
2 炉心
3 レベル
4 セル
5 区域
6 フード
12 吸込み管
16 伸縮性アーム
18 燃料集合体取扱機(装入機)
40 燃料集合体
120 採取箇所
122 吸込み管の分岐管
A〜B グループ

Claims (5)

  1. 沸騰水形原子炉の上部炉心支持格子(10)のセル(4)内に複数の燃料集合体(40)が互いに隣接して配置されている、沸騰水形原子炉の燃料集合体(40)における燃料棒の漏れ検査方法において、
    a) 区域(5)を形成する複数のセル(4)の燃料集合体(40)の上に、この区域(5)の燃料集合体を同時に加熱するために、フード(6)が被せられ、
    b) この区域(5)の各セル(4)から少なくとも1つの試料水が採取され、
    c) この区域(5)の複数のセル(4)が、当該複数のセル毎にそれぞれ1つのグループ(A、B、C)にまとめられ、これによりこの区域(5)は複数のグループ(A、B、C)に分割され、
    ) 複数のグループ(A、B、C)を形成する各セル(4)の試料水が、まとめて導かれ、試料水に含まれる放射性核分裂生成物の存在について検査され、
    ) 複数のグループ(A、B、C)が、分析装置(14)の前記グループ(A、B、C)の数に相当する数の測定チャネル(14A、14B、14C)において同時に互いに独立して分析され、
    ) 或るグループ(A)における陽性検出時、当該グループ(A)に存在する複数のセル(4)からの試料水が、互いに別個に分析装置(14)に導かれ、相応した数の測定チャネル(14A、14B、14C)において互いに別個に分析され、
    ) 陽性分析されたセル(4)の燃料集合体(40)が、それぞれ個別にフード(6)の外側で取り扱われ検査される、
    ことを特徴とする沸騰水形原子炉の燃料集合体(40)における燃料棒の漏れ検査方法。
  2. フード(6)の下側に存在する複数のセル(4)が、フード(6)の範囲において流体的に相互に分離され、また、フード(6)の外側に存在するセル(4)から分離されていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. フード(6)が或る区域(5)の分析完了後に他の区域(5)に移し換えられ、陽性反応セル(4)の場合に行われる当該セル(4)における各燃料集合体(40)の検査が、他の区域(5)の検査と同時に実施されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. セル(4)からの試料採取が、当該セル(4)に存在する燃料集合体(40)の数に相当する数の吸込み管(122)で行われ、これらの吸込み管(122)の採取箇所(120)がそれぞれ1個の燃料集合体(40)に割り当てられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 陽性分析されたセル(4)における複数の燃料集合体(40)が、燃料集合体取扱機(18)の伸縮性アーム(16)により炉心(2)から持ち上げられ、この持ち上げられた位置で試料水が採取され、分析されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
JP2007540530A 2004-11-11 2005-10-27 沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法 Expired - Fee Related JP4909278B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102004054461.1 2004-11-11
DE102004054461A DE102004054461B3 (de) 2004-11-11 2004-11-11 Verfahren zum Prüfen von Brennelementen eines Siedewasserreaktors auf Dichtheit ihrer Brennstäbe
PCT/EP2005/011499 WO2006050817A1 (de) 2004-11-11 2005-10-27 Verfahren zum prüfen von brennelementen eines siedewasserreaktors auf dichtheit ihrer brennstäbe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008519967A JP2008519967A (ja) 2008-06-12
JP4909278B2 true JP4909278B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=35501998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007540530A Expired - Fee Related JP4909278B2 (ja) 2004-11-11 2005-10-27 沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7778378B2 (ja)
EP (1) EP1810297B1 (ja)
JP (1) JP4909278B2 (ja)
AT (1) ATE395704T1 (ja)
DE (2) DE102004054461B3 (ja)
ES (1) ES2306240T3 (ja)
WO (1) WO2006050817A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3062946B1 (fr) 2017-02-15 2021-07-23 Areva Np Dispositif et procede de controle d'etancheite par ressuage d'un assemblage de combustible nucleaire
KR20230038408A (ko) 2019-10-11 2023-03-20 비더블유엑스티 뉴클리어 에너지 캐나다 인코포레이티드 결함이 있는 연료 다발 위치확인 시스템
CN111524620B (zh) * 2020-04-25 2021-10-19 西安交通大学 模拟燃料组件离线啜吸中破口处微小气体扩散收集的装置及方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139087A (en) * 1977-05-06 1978-12-05 Asea Atom Ab Method of checking fuel assembly in nuclear reactor
JPS5555293A (en) * 1978-10-20 1980-04-23 Hitachi Ltd Failed fuel detector
JPH09189794A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Toshiba Corp 燃料破損検出用採水装置
US20020075984A1 (en) * 1999-05-26 2002-06-20 Klaus Knecht Method and apparatus for testing nuclear reactor fuel assemblies

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629199A (en) * 1979-08-20 1981-03-23 Hitachi Ltd Method and device of detecting failed fuel

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53139087A (en) * 1977-05-06 1978-12-05 Asea Atom Ab Method of checking fuel assembly in nuclear reactor
JPS5555293A (en) * 1978-10-20 1980-04-23 Hitachi Ltd Failed fuel detector
JPH09189794A (ja) * 1996-01-11 1997-07-22 Toshiba Corp 燃料破損検出用採水装置
US20020075984A1 (en) * 1999-05-26 2002-06-20 Klaus Knecht Method and apparatus for testing nuclear reactor fuel assemblies
JP2003500679A (ja) * 1999-05-26 2003-01-07 フラマトム アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 原子炉の燃料要素の検査方法及び設備

Also Published As

Publication number Publication date
ATE395704T1 (de) 2008-05-15
ES2306240T3 (es) 2008-11-01
US20080130818A1 (en) 2008-06-05
EP1810297B1 (de) 2008-05-14
WO2006050817A1 (de) 2006-05-18
US7778378B2 (en) 2010-08-17
JP2008519967A (ja) 2008-06-12
DE102004054461B3 (de) 2006-01-12
EP1810297A1 (de) 2007-07-25
DE502005004151D1 (de) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4313970B2 (ja) 原子炉の燃料要素の検査方法及び装置
TW295666B (ja)
US4016749A (en) Method and apparatus for inspection of nuclear fuel rods
KR102542254B1 (ko) 핵연료 어셈블리의 침투 검사에 의한 밀봉 검증 장치 및 방법
US3878040A (en) Failed fuel detector
JP4909278B2 (ja) 沸騰水形原子炉の燃料集合体における燃料棒の漏れ検査方法
US4696788A (en) Process and device for detecting defective cladding sheaths in a nuclear fuel assembly
US3762993A (en) Apparatus for detecting reactor fuel tube failures
US4650637A (en) Method and apparatus for locating a leaking fuel rod in an assembly containing many rods
US6345082B1 (en) Fuel assembly mechanical flow restriction apparatus for detecting failure in situ of nuclear fuel rods in a fuel assembly during reactor shutdown
KR102372548B1 (ko) 방사능의 측정에 의해 핵분열 생성물을 검출하기 위한 분석 장치
US3964964A (en) Identification of failed fuel element
JP2010078459A (ja) 熱交換器の伝熱管破損検出装置及び方法
JP4063895B2 (ja) 燃料集合体内の欠陥燃料棒を検出するシステム
US4517153A (en) Device for removing cooling fluid, making it possible to locate defective arrays in a nuclear reactor in operation
JP3889174B2 (ja) 燃料破損検出用試料水採水方法と装置および燃料破損検出方法
TWI269310B (en) Method to inspect the density of the fuel-bars for the fuel-elements of a boiling-water reactor
JPH09189794A (ja) 燃料破損検出用採水装置
CN116997977A (zh) 用于在核设施的池中提升或降低核燃料组件的装置
JPH037915B2 (ja)
JP2014020894A (ja) 破損燃料検査装置および破損燃料検査方法
BARRAU et al. M. ASTY
Ruggirello et al. Applied monitoring methods for the control of fuel elements and reactor internals in Argentine nuclear power plants poolside facilities
GB2259805A (en) Locating failed fuel elements
JPS639894A (ja) 破損燃料棒検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4909278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees