JP4908802B2 - プログラム - Google Patents
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Description
図86は、現在、IPATで提供されている、携帯電話で利用できる「3連単フォーメーション投票」の入力手順を示す図である。この入力は、「選択入力方法」と呼ばれているもので、表示にしたがって、「3連単 フォーメーション」投票に必要な情報(「馬名」、「レース番号」、「式別」、「方式」、「1着」〜「3着」までの馬番号、及び「金額」)を順次、キー操作で入力する方式となっている。
本発明の第2の態様は、端末の画面に公営競技の出走表を表示する処理と、該出走表に対して行われた所定の操作に基づいて買い目を作成する処理と、該作成された買い目のオッズを前記画面に表示する処理と、を端末のプロセッサーに実行させるプログラムである。
本発明の第3の態様は、端末の画面に投票する買い目のベットを表示する処理と、該画面上で、おさえに指定された買い目のベットの賭金が入力されたとき、該買い目のベットのオッズを用いて資金割れが発生しないように該おさえに指定された買い目のベットの賭金を自動計算する処理と、を端末のプロセッサーに実行させるプログラムである。
本発明の第4の態様は、オッズの更新時間を設定する処理と、端末の画面にオッズが表示されているとき、該設定された時間間隔で外部サーバから最新のオッズデータを取得し、その最新オッズデータを該画面に表示する処理と、を端末のプロセッサーに実行させるプログラムである。
本発明の第5の態様は、収支データを記憶手段に作成・格納する処理と、該収支データを所定の形式に変換する処理と、該変換により得られた該所定形式の収支データを外部の装置に送信する処理と、を端末のプロセッサーに実行させるプログラムである。
上記本発明における端末は、例えば、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、公営競技の投票用専用機などである。
1)同一画面上でボックス指定と流し指定の両方を行うことができる。
2)出走表画面上でのボックス指定や流し指定と該出走表画面上で指定されたベットのオッズ一覧表の表示とを連動させるので、あたかも同一画面でベット指定とオッズ一覧表示が行われるような感覚で投票することができる。
3)ベットの賭金の入力時に、指定行のベットの賭金を「おさえ」として資金割れが生じないように「おさえ」として指定されたベットの賭金を自動計算するので、資金割れが生じない投票が容易に可能となる。
4)オッズが表示されているときにだけ、最新のオッズデータを外部システムから ダウンロードするので、最新のオッズをリアルタイムかつ最小の通信料金で確認することができる。
5)収支データを外部装置に送信するとき、該外部装置に好適な形式に変換して送信するので、外部装置は収支データの処理が容易になる。
{本発明のプログラム(携帯アプリケーション)の実施形態}
図1は、本発明のプログラム(携帯アプリケーション)を適用した公営競技の投票システムの全体構成を示す図である。
上記3台のサーバは、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)で結ばれている。
同図に示すように、携帯電話10は4個の方向キー(上方向キー11、下方向キー12、右方向キー13、左方向キー14)、メニューキー15、戻りキー16及び決定キー17を備えている。
戻りキー16は前のメニューに戻るためのキーである。決定キー17は選択された行を決定(確定)するためのキーである。これらのキー11〜17はいずれも押下操作のキーである。
プログラム実行環境部21は、システム全体を制御する制御部でありCPU(中央演算処理装置)などで構成される。プログラム実行環境部21は、プログラム保存メモリ22、データ保存メモリ23、表示部24、操作キー部25、パケット通信部26、赤外線通信部27及びカメラ部28とバス等を介して接続されている。
図4は、本実施形態における画面遷移の大枠を説明する図である。
プログラム実行環境部21がプログラム保存メモリ部22に格納されているプログラム(携帯アプリケーション)を実行すると、図4(a)に示す初期メニュー画面30が表示される。この初期メニュー画面30には、「情報メニュー」、「投票メニュー」、「収支メニュー」及び「設定」の4つの項目が表示される。
図5は、図4の開催要項画面31からの画面遷移を説明する図である。
図6は、指定したベットの金額入力の操作方法を説明する図である。
馬券の金額入力は、同図(d)に示す金額入力画面44から行う。金額入力画面44では、各ベット毎に個別に購入金額を入力できる。この金額入力画面44には、出走表画面41(同図(a))、オッズ一覧表画面42(同図(b))または買い目入力画面43(同図(c))のいずれの画面からも遷移可能である。
ネット投票の手続きは、同図(c)に示す投票確認画面51を介して行う。投票確認画面51には、指定した全てのベットについて、その購入金額が一覧表示される。ユーザーは、この投票確認画面51で購入しようとするベットとその購入金額を確認しながらネット投票を行う。金額入力画面44(同図(a))または投票履歴画面32のいずれからも投票確認画面51に遷移することができる。
図8は、公営競技投票システム1において、携帯電話10を利用して競馬のボックス指定または流し指定を行う場合に、携帯電話10の表示部24に表示される出走表画面の例を示す図である。
同図の例では、3番の馬名を1着に指定して流し指定を行っている。そして、1番と8番の馬名を2着に指定し、7番の馬名を3着に指定している。この流し指定により、「3−1−7」、「3−8−7」のベットを投票できる。
一方、ステップS11で上キーの押下が無いと判別すれば、下キーが押下されたか否かを判別する(ステップS13)。そして、下キーが押下されていれば出走表のカーソル指定行を一つ下の行に移動し(ステップS14)、処理を終了する。
このようして図9のフローチャートに示す処理を繰り返すことにより、図8に示す出走表画面60を利用して上記キー操作方法により簡単・迅速に流し指定及びボックス指定を携帯電話10から行うことができる。
図10と図11は、公営競技投票システム1において出走表画面とオッズ一覧表画面を連携させてボックス指定及び流し指定を行う実施例を説明する図である。
出走表画面71において、実施例1で説明した方法によりボックス指定と流し指定の両方を行った後、出走表画面71の右下のメニューボタン71aを選択するとメニュー72が表示される。このメニュー72の項目の中から「オッズ」を選択すると、図10の左側に示すオッズ一覧表画面73に切り換わる。
同図の左側に示すように一覧表画面73が表示されている状態で、その画面の右下に設けられたメニューボタン73aを選択すると、そのボタン73aの上方にメニュー74が表示される。このメニュー74から「出走表」を選択すると、図11の右側に示す出走表画面71に切り換わる。
まず、出走表画面を表示する(ステップS31)。そして、この出走表画面で「メニュー」が選択されるとメニューを表示する(ステップS32)。このメニューから「オッズ」の項目が選択されると(ステップS33)、オッズ一覧表画面を表示する(ステップS34)。
まず、オッズ一覧表画面を表示する(ステップS41)。次に、このオッズ一覧表画面で「メニュー」が選択されるとメニューを表示する(ステップS42)。このメニューから「出走表」の項目が選択されると、出走表画面を表示する(ステップS44)。
実施例3は、金額入力画面44において「おさえ」とする買い目の馬券を「おさえ」として指定することにより、資金割れが生じないように各購入馬券の賭金を自動計算し、その自動計算結果を金額入力画面44に反映表示させるものである。
本実施例では、「払戻均等配分」と「元取り配分(おさえ)」の2つの手法を用いる。
[払戻均等配分]
したがって、ベットの購入金額yは、
y=(1+a/b+a/c+a/d)*x (1)
となる。
[元取り配分(おさえ)]
y=(1+a/b+a/c+a/d)x+X´ (2)
となる。
払戻金axが購入金額yを上回る条件は、
ax≧y (3)
であるので、
賭金xは、
x≧X´/{a−(1+a/b+a/c+a/d)} (4)
となる。
但し、
a>(1+a/b+a/c+a/d) (5)
の条件を満足する必要がある。
上記xの不等式(4)から、
a≦(1+a/b+a/c+a/d) (6)
の場合は、倍率が低く資金の回収が不可能(エラー)となることが分かる。
また、ベットの購入単位は100円なので、表4に示すように、x≦100の場合はxを100に切り上げる操作を施す。
まず、金額入力画面の先頭行がおさえ指定行(「おさえ」に指定されたベットの行)であるか判別し(ステップS53)、おさえ指定行であれば、その指定行のベットのおさえ金額を計算し(ステップS54)、そのおさえ金額をデータ保存メモリ23に格納する(ステップS55)。
このようにして、ステップS53〜S56の処理を繰り返して、おさえ指定された1〜nのベット全てについておさえ金額(賭金)を計算・格納する。
上記「計算不可エラー処理」では、“おさえ計算不可”のメッセージを表示部24に表示し、データを本フローチャートの処理開始前の状態に戻す。
図17は、実施例4の画面表示の操作方法を説明する図である。
図4(a)の初期メニュー画面30において方向キーを操作してカーソルを移動させ、初期メニューから「設定」を選択する。(図17(a)参照)、図17(b)に示す設定画面34を表示させる。この設定画面34において、方向キーを操作してカーソルを移動させ、「データ取得設定」項目34aにカーソルを合わせ、決定キーで「データ取得設定」項目34の選択を決定する。これにより、図17(c)に示すように、データ取得設定画面60が表示される。
「オッズ」は、「3連単以外」と「3連単」の2項目から構成され、その「間隔」項目はタイムアウト時間である。このタイムアウト時間は、オッズ一覧表画面42の自動更新時間に相当するものであり、ユーザーが手動で入力するデータである。図17(c)の例ではオッズ項目61の中から3連単61aを選択し、その間隔61bに“5”(5秒)を設定している。このように、オッズ項目61の3連単61aを選択し、その間隔61bを手動設定した後、「決定」ボタン62にカーソルを合わせてから決定キーを押下する。
これにより、「3連単」のオッズ一覧表画面42(図5(c)参照)を表示しているとき、その画面42のオッズデータが上記設定したタイムアウト時間毎にリアルタイムで更新される。
現在の画面表示にオッズデータが必要であるか判別し(ステップS71)、必要であると判別すると、現在時刻と前回更新時刻(前回のオッズデータの更新時刻)の差が設定時間(前記タイムアウト時間)以上であるか判別する(ステップS72)。そして、設定時間以上であれば、最新のオッズデータを公営競技投票システム1の情報サーバ403から取得してオッズデータを更新し(ステップS73)、その更新したオッズデータをオッズ一覧表画面42に表示する(ステップS74)。
このようにしてステップS76〜S77を繰り返し、ステップS77でタイムアウトが発生したと判別すれば、ステップS77に戻る。そして、ステップS77で情報サーバ403から最新のオッズデータを取得し、オッズデータを更新する。
一方、ステップS71で現在の画面表示にオッズデータが必要でないと判別すると、ステップS72と同様な処理を行い、前回のオッズデータの更新から設定時間以上が経過したか判別する(ステップS78)。そして、設定時間以上が経過していれば、オッズデータ以外のデータを更新し(ステップS79)、画面表示を更新する(ステップS80)。
ところで、ステップS78の処理は省略してもよい。本実施例では、オッズデータの自動更新用の設定時間を利用して、オッズ以外のデータについても設定時間時間以上の時間が経過したら自動的に最新のデータに更新・表示するようにしている。
図19は、オッズ一覧表画面42が表示されているとき、そのオッズデータを一定時間(上記タイムアウト時間)で自動更新する処理を説明するフローチャートである。
同図(a)に示すよう収支照会画面33が表示されているき、この画面の「メニュー」(不図示)を選択・表示させ、そのメニューから「送信」を選択・決定する。すると、その収支照会画面33に表示されている収支データを同図(b)に示すようなCSVデータに変換し、そのCSVデータを電子メールで(例えば、添付ファイルとして)携帯電話10のユーザーのPC等に送信する。尚、収支データの変換形式はCSVに限定されるものではなく、例えば表計算ツールなどの他のソフトウェアに合わせたデータ形式であってかまわない。
同図に示すように、データデータ保存メモリ23に格納される収支データ81は、「年月日」、「E−mailアドレス(電子メールアドレス)」と、「預金残高」、・・・、「払戻金額」の収支照会画面33に表示されるデータから構成される。
まず、初期メニュー画面30を表示する(ステップS91)。この初期メニュー画面30のメニューから「収支メニュー」が選択されると、収支照会画面33を表示する(ステップS92)。収支照会画面33において、そのメニューから「送信」が選択されると、データ保存メモリ23から収支データ81を読み込み(ステップS93)、その収支データ81をCSV形式のデータに変換する(ステップS94)。そして、そのCSV形式の収支データを電子メールにより送信し(ステップS95)、処理を終了する。
図22は、実施例6の概略を説明する図である。
実施例6では、同図(a)に示すように、開催要項画面31に表示されるレースの中に予めユーザーが指定した馬や騎手がエントリされているレースがあれば、そのレース名31a,31bのみを強調表示する。また、同図(b)に示すように、出走表画面41に表示される出走表の中に予めユーザーが指定した馬や騎手があれば、その馬名41kや騎手名のみを強調表示する。また、さらに、同図(c)に示すように、オッズ一覧表画面42に表示される行の中に、予めユーザーが指定した馬の馬番42kや、予めユーザーが指定した騎手が乗る馬の馬番42kがあれば、その馬番42kのみを強調表示する。
同図(a)に示す初期メニュー画面30において方向キーの押下によるカーソル移動と決定キーの押下によるメニュー決定により、同図(b)に示すように設定画面34を表示させる。そして、設定画面34に表示される設定項目の中から「注目馬/注目騎手」を選択・決定する。この選択・決定操作は、方向キーの操作により「注目馬/注目騎手」にカーソルを合わせ、続いて決定キーを押下することによりなされる。
以上のような操作によってユーザーにより指定された注目馬または注目騎手は、データ保存メモリ23に格納・保存される。
同図に示すように、データ保存メモリ23内においては注目馬と注目騎手は分離されて保存される。注目馬にはシステムから自動的にIDが付与され、そのIDと対になって注目馬格納領域23aに保存される。注目騎手も、注目馬と同様にシステムによりIDが自動的に付与され、そのIDと対になって注目騎手格納領域23bに格納される。
出走表データは、データ保存メモリ23内の出走表データ格納領域23cに格納される。
出走表データ格納領域23cは、一行が「馬番」、「馬名」、「騎手名」の3項目からならテーブルとなっている。このテーブルは、全国の各競馬場で開催される各レースの出走表毎に作成される。
開催要項画面31、出走表画面41またはオッズ一覧表画面42を表示しているとき(ステップS101)、データ保存メモリ23の注目馬格納領域23aから注目馬名を読み込み(ステップS102)、次に、出走表データ格納領域23cから表示対象の出走表データを読み込む(ステップS103)。
実施例7は、金額入力画面44において投票馬券の賭金を入力する際に資金割れが発生する場合(馬券の購入資金よりも予定払戻金が少ないとき)、予定払戻金を強調表示するものである。
図28は、金額入力画面44で資金割れが発生する投票ベットの予定払戻金を強調表示する一例を示す図である。図28は通常投票において2連複の馬券に投票する際に金額入力をした場合に上記資金割れが発生する例である。この例では、組番が「1−3」、「1−7」「3−7」の2連複のベットを全て賭金2,000円で投票しており、購入資金は6,000円となっている。この場合、組番が「1−7」のベットを賭金2,000円で投票しても、その予定払戻金が2,800円となるため資金割れが発生する。したがって、この組番「1−7」の2連複のベットの予定払戻金44h(=2,800円)を(例えば、赤色で)強調表示している。他の2枚の2連複のベットは資金割れが発生しないため通常表示している。
同図(a)では、馬番として「1」、「2」、「3」を指定して2連複のベットを投票している。この場合、2連複の馬番の組み合わせ数は3種類となり、各組み合わせのベットの賭金を1,000円に設定する。このため、ベットの購入金額の合計は3,000円となる。この例では、その購入合計金額101を強調表示する。
また、さらに、ボックス投票または流し投票で資金割れが発生する場合、それらの投票ベットをそれらの組番を基に通常投票のベットに展開してそれらの展開により得られたベット全てを一覧表示し、資金割れしているベットの予定払戻金を強調表示させ、ユーザーが自己判断で個別に投票を修正できるようにさせるようにすることも考えられる。
まず、ユーザーが投票したベットの購入資金の合計金額(資金合計)を計算し(ステップS131)、その合計金額をデータ保存メモリ23に格納する(ステップS132)。次に、賭金を入力した1〜nのベット全てのオッズを参照する(ステップS133)。
ステップS138では今回の処理がnのベットであるか判別し、nのベットでなければ、ステップS134に戻り、次のベットについてステップS134〜S137の処理を行う。
このようにして、賭金を入力した1〜nのベット全てについて資金割れをチェックし、資金割れが発生しているi(i=1〜n)のベットについてはその予定払戻金を強調表示する。
そして、ステップS138で1〜nのベット全てについて資金割れチェックが終了したと判別すると処理を終了する。
図31は、実施例8の概略を説明する図である。
実施例8では、競馬の予想情報を外部から入力する。例えば、同図(a)に示すようにカメラ部28で競馬予想情報が符号化して記録されたQRコード111を読み取ることにより競馬予想情報を入力する。また、例えば、同図(b)に示すように赤外線通信部27がPC120の赤外線通信アダプター121と赤外線通信を行うことにより、PC120から競馬予想情報をダウンロードする。尚、競馬予想情報をPC120からダウンロードする際の通信方式は赤外線通信に限定されず、例えば、Bluetooth(ブルートゥース)であってもよい。また、携帯電話が無線ICカードを内蔵している場合には、その無線ICカードの通信規格に従ったプロトコルでの無線通信により競馬予想情報を入力するようにしてもよい。
同図に示す例では、「レースの開催日(年月日)」、「レースが行われる開催競馬場名」、「レースが何レース目であるかの情報」、「馬券の種類式別」、「投票方式」及び「購入馬券の組番」の各データを有する競馬予想情報123が順に格納される。
まず、競馬予想情報を読み込み(ステップS151)、その読み取り結果をデータ保存メモリ23に格納する(ステップS152)。そして、その読み取った競馬予想情報に含まれる買い目ベットを投票リストに追加して、金額入力画面44などに表示する(ステップS153)。
この場合、まずカメラ部28を起動し(ステップS161)、カメラ部28でQRコードを画像撮影する(ステップS162)。続いて、その撮影画像からQRコードを切り出し(ステップS163)、QRコードをデコードする(ステップS164)。そして、そのデコード結果である競馬予想情報を出力し、処理を終了する。
この場合、携帯電話10の赤外線通信部27が競馬予想情報を提供するPCに対して赤外線通信要求を行う(ステップS171)。PCは、この赤外線通信要求を受け取ると、その要求を受け付け「通信許可」を赤外線通信部27に返す(ステップS181)。
実施例9は、投票履歴画面32で投票履歴を参照する際に、各レースの投票内容を実際の投票券のイメージで画面に表示するものである。
同図に示す例では、「1レース」の3連単の投票内容を、携帯電話10の表示部24に投票券イメージ131で表示している。
まず、初期メニュー画面30において「投票メニュー」にカーソルを合わせ、決定キーで「投票メニュー」を決定する(同図(a)参照)。これにより、同図(b)に示すように、投票履歴画面32が表示される。この投票履歴画面32には馬券の投票を行ったレースに関して、「件(件数)」、「日付」、「馬名(開催場名)」、「レース名」、「状態(投票の状態)」及び「投(的)」が日付順に一覧表示される。ここで、「状態」とは投票の状態を示し、その状態には“登録”、“投票”及び“確定”の3種類がある。また、「投(的)」は投票ベット数(投)と的中ベット数(的)を示すもので、投票したベットのうち何個のベットが的中したかを提示するものである。
投票券テンプレートは、大別すると投票の種類(通常投票、ボックス投票、流し投票)ごとに3種類有り、それら3種類の投票券テンプレートは、各投票の種類毎にさらに細分類される。
通常投票券テンプレートは、同図(a)に示すように「単勝」、「複勝」、「枠連」、「枠単」、「馬連」、「馬単」、「ワイド」、「3連複」、「3連単」の9種類に分類される。ボックス投票券テンプレート132は、同図(b)に示すように「枠連」、「枠単」、「馬連」、「馬単」、「ワイド」、「3連複」、「3連単」の7種類に分類される。流し投票券テンプレート133は、同図(c)に示すように「枠連」、「枠単(1着)」、「枠単(2着)」、「馬連」、「馬単(1着)」、「馬単(2着)」、「ワイド」、「3連複(軸1頭)」、「3連複(軸2頭)」、「3連単(軸1頭)」、「3連単(軸2頭)」の11種類に分類される。
図41は、投票データのデータ保存メモリ23内での格納形式を示す図である。
1回の投票データは、レコード140としてデータ保存メモリ23に格納される。ユーザーは投票確認画面51上で一度に複数の馬券(投票券)を投票できるので、レコード140は複数の投票券データが格納できる構成となっている。各レコード140には、“0”から始まるシリアルな識別番号が付与される。
まず、初期メニュー画面30で「投票メニュー」を選択する(ステップS201)。この選択により、投票履歴画面32が表示される(ステップS202)。
そして、その作成した投票券イメージデータを基に携帯電話10の表示部24に投票券イメージを表示する(ステップS206)。ユーザーがその投票券イメージ内のデータを修正した場合には当該レコード140のデータも同様に修正し(ステップS208)、投票券イメージも修正を反映させて再表示し(ステップS209)、ステップS207に戻る。
実施例10は、本発明をフォーメーション投票に適用したものである。
図44は、実施例10におけるフォーメーション投票での買い目作成方法を説明する図である。
実施例10においては、図44に示す出走表画面200でフォーメーション方式での買い目作成を行う。
この買い目作成においては、1着指定の馬名には「◎」、2着指定の馬名には「○」、3着指定の馬名には「△」のマークを記入する。出走表画面100での行選択操作は実施例1と同様であり、上下の方向キーの操作により選択行を上方向または下方向に1行づつ移動できる。選択行と非選択行は、背景色の違いで区別される。
すなわち、決定キーの押下回数が1回の場合には「◎○△」のマークが(同図(a)参照)、2回の場合には「◎○ 」のマークが(同図(b)参照)、3回の場合には「 ○△」のマークが(同図(c)参照)、4回の場合には「◎ △」のマークが(同図(d)参照)、5回の場合には「◎ 」のマークが(同図(e)参照)、6回の場合には「 ○ 」のマークが(同図(f)参照)、7回の場合には「 △」のマークが(同図(g)参照)付与される。決定キーの押下回数が8回になると、マーク付与がクリアされ(同図(h)参照)、9回目以降からは、上記1回目の押下操作から再開される。
フォーメーション投票においては、1頭の出走馬(一つの馬番)に複数の着番(1着、2着、3着の着番)を指定することが可能なので、図45に示すように7通りのマーク指定(着番指定)が可能である。
一方、ステップS301で上キーの押下が無いと判別すれば、下キーが押下されたか否かを判別する(ステップS303)。そして、下キーが押下されていれば出走表のカーソル指定行を一つ下の行に移動し(ステップS304)、処理を終了する。
ステップS319でステイタスがS6でないと判別すれば、次に、ステイタスがS7であるか判別し(ステップS321)、S7であれば出走表のカーソル指定行の馬名に付けられていた「 △」を消去し、ステイタスをS0に変更して(ステップS322)、処理を終了する。
このようして図46のフローチャートに示す処理を繰り返すことにより、図44に示す出走表画面200を利用して上記キー操作方法により簡単・迅速にフォーメーション投票での買い目作成を携帯電話10から行うことができる。
(1)図47(a)に示す出走表画面211を初期表示させる。
(2)出走表画面211上で、上記マーク記入形式でフォーメーション方式による買い目作成を行い、同図(b)に示す出走表画面212に示すように、1番の馬名に「◎○△」をマークし、4番の馬名に「◎○△」をマークし、5番の馬名に「 ○△」をマークする。このマーク付与により、1番と2番の馬を「1、2、3着」と予想し、5番の馬を「2、3着」と予想するフォーメーション方式による買い目が作成される。
(3)同図(b)に示す出走表画面212で、投票選択用のポップアップメニュー212aを表示させる。このポップアップメニュー212aでは、「通常」、「ボックス」、「ながし」及び「フォーメーション」の各方式の投票を選択可能である。
(4)ポップアップメニュー212aで「通常」を選択すると、出走表画面211で作成された「買い目」の通常投票による金額入力画面213が表示される。この通常投票の金額入力画面213では、各買い目毎に、個別に賭金を入力することが可能である。また、不要な買い目を削除することも可能である。
(5)一方、ポップアップメニュー212aで「フォーメーション」を選択すると、同図(d)に示すフォーメーション投票による金額入力画面214が表示される。このフォーメーション投票金額入力画面214では、「組番」の表示領域に出走表画面212で作成した買い目の馬番が表示される。すなわち、1着に“1”と“4”の馬番が、2着に“1”、“4”、“5”の馬番が、3着に“1”、“4”、“5”の馬番が表示される。この場合、買い目の組み合わせは、1−4−5、1−5−4、4−1−5、4−5−1の4通りとなる。
実施例11は、本発明を分割投票に適用したものである。
図48は、実施例11における分割投票の方法を説明する画面遷移図である。
同図(a)に示す出走表画面221において実施例1で説明した操作で買い目を作成した結果、同図(b)の金額入力画面223に示すように、通常投票が25ベットとなり、レース合計での投票件数も25件となったとする。本実施例では、このように投票件数が10件を超えた場合、10件毎に分割して複数回に分けて投票する。このため、同図(c)に示すように、投票入力画面225を3回表示させ、各投票入力画面225で、それぞれ、「10件」、「10件」、「5件」と3回に分けて分割投票する。
また、本実施例では、金額入力画面において、ある一つのレースにおける投票金額の合計(以下、レース合計金額)を表示するが、金額入力画面において、あるベットの投票金額が変更されると、それに連動して、レース合計金額を修正表示する。
同図(a)に示すように、金額入力画面231において「単勝2番」の投票金額が未設定である状態から、同図(b)に示すように、金額入力画面233において「単勝2番」に「200円」の投票金額を設定すると、それまで「3000円」と表示されていたレース合計金額が「3200円」に自動的に修正されて表示される。したがって、ユーザーはレース合計金額を修正する操作を行う必要はない。
また、本実施例では、「通常投票」以外に「ボックス投票」、「ながし投票」及び「フォーメーション投票」が可能である。これら4種類の投票の選択は、金額入力画面に表示されるタブシートを介して行うことができる。
図50(a)、(b)、(c)は、それぞれ、「ボックス投票」、「ながし投票」、「フォーメーション投票」での金額入力画面を示す図である。これらの金額入力画面の上方にはタブシート303が表示される。タブシート303は、「通常」、「ボックス」、「ながし」及び「フォーメーション」の4個のタブを備えており、それぞれ、「通常投票」、「ボックス投票」、「ながし投票」、「フォーメーション投票」での金額入力画面を選択するためのタブとなっている。「ボックス投票」、「ながし投票」及び「フォーメーション投票」では、全ての買い目に同一金額を投票するので、投票金額としては1点(一つの買い目)当たりの投票金額を指定する。
まず、方式選択(選択された投票方式)を判別し(ステップS351)、通常投票が選択されていればステップS361へ、ボックス投票であればステップS371へ、ながし投票であればステップS381へ、フォーメーション投票であればステップS391へ遷移する。
ステップS361では、通常投票での「金額入力画面」を表示し(ステップS361)、その「金額入力画面」上で各買い目の投票金額を入力する(ステップS362)。次に、ステップS362で入力された各買い目の合計金額を計算し(ステップS363)、続いて、
通常投票での買い目の全ベット数を計算する(ステップS364)。
このようにして、「金額入力画面」上で修正が有る間、ステップS362〜S366を繰り返し、ステップS366で修正が無ければ、ステップS401に遷移する。
ステップS401では、他の投票方式が選択されたか、または、投票指示があるか判別し、他の投票方式が選択されていれば、ステップS351に戻る。そして、ステップS351で選択された投票方式を判別する。
また、ボックス投票、ながし投票、及びフォーメーション投票では、買い目の全ベット数の計算は、上記馬番の組み合わせの総数を計算することによって行われる。この点が、通常投票での計算とは異なる。
ステップS402に続いて、ステップS403に遷移する。
ステップS403〜S405の処理では、投票件数Nを10件単位に分けて投票する。したがって、Nの値が10以下であれば、ステップS403〜S405の処理は1回しか行われない。10件の抽出はステップS403で行われ、ステップS403で抽出された投票の実行はステップS404で行われる。そして、ステップS404で、未投票の投票が有るか否か判別し、未投票の投票が無ければ処理を終了する。
実施例12は、本発明をフォーメーション方式での番号投票におけるオッズ表示方法に適用したものである。
図52及び図53は、本実施例の全体動作を説明する画面遷移図である。
図52(a)は、フォーメーション方式で番号投票を行う場合の投票入力画面を示す図である。
また、オッズ表示欄411aにカーソルを合わせ、「決定」を押すと、組み合わせ(買い目)の一覧がオッズと共にポップアップメニュー411bに表示される。
投票入力画面411でポップアップメニュー(不図示)を表示し、そのポップアップメニューから「通常」(通常投票)を選択すると、同図(b)に示す「通常投票」での金額入力画面412が表示される。この金額入力画面412では、個々の買い目毎に投票金額(ベット金額)を設定できる。金額入力画面412上での投票金額の入力は、カーソル操作により所望の買い目を選択・決定してから行う。
ベット合計金額は、現在、選択中の投票(この場合、)通常投票)で投票された全ベットの投票金額の総計であり、レース合計金額は、今、投票しているレースにおける全ベットの合計投票金額である。ベット合計金額とレース合計金額は、自動計算されて表示される。
まず、番号投票の投票入力画面を表示する(ステップS501)。この投票入力画面には、「式別」、「方式」及び「組番」の選択入力欄が表示される(図52(a)参照)。したがって、この投票入力画面では、「式別」、「方式」または「組番」のいずれかを選択・入力可能である。
そして、金額入力画面上で入力された金額を表示し(ステップS510)、レース合計金額を計算・表示する(ステップS511)。
そして、金額入力画面上で「投票」が選択されれば(ステップS512)、投票入力画面を表示し(ステップS513)、処理を終了する。
図55(a)〜(c)に示すように、投票入力画面では、ポップアップメニュー305から「式別」として、「単勝」、「馬単」または「3連単」の中から一つ選択できる。ステップS503では、図55(a)〜(c)のいずれかの「式別」選択に応じて、選択された「式別」に対応する「組番」領域(図55(a)〜(c)に示す表示領域501、502、503)の表示や、それらの表示領域上の指定された「馬番」にマークを表示するなどの処理を行う。
実施例13は、同一組番の買い目が作成されたとき、重複する買い目を1つの買い目に纏めるものである。
(1)まず、出馬投票での買い目作成画面601(同図(a))において、実施例10で説明したマーク記入方法によるフォーメーション方式で買い目を作成し、金額入力画面611(同図(b))に示すように、「1→3→5」、「1→3→6」、「1→7→5」、「1→7→6」の買い目を作成する。
(2)次に、番号投票での買い目作成画面603(同図(c))において、金額入力画面613(同図(d))に示すように、「1→3→6」、「1→3→7」、「1→6→3」、「1→7→6」の買い目を作成する。
(3)このとき、買い目作成画面601と買い目作成画面603で、「1→3→6」と「1→7→5」の買い目が重複して作成されている。
(4)このような場合、本実施例では、金額入力画面615(同図((e))に示すように、重複している「1→3→6」と「1→7→5」の買い目を1つ(1件)の買い目として作成・表示する。
[実施例14]
実施例14は、投票入力された買い目のベットを一時保存しておき、その買い目のベットを投票する際に最新のオッズデータを取得・表示するものである。
買い目のベットを作成し(同図((a))、ポップアップメニューで「投票」を選択し(同図(b))、投票入力画面で「メモに保存」を選択して(同図(c))、作成した買い目のベットをデータ保存メモリ23に一時的に保存する。このデータ保存メモリ23に保存した買い目の投票メモは投票履歴としてデータ保存メモリ23に保存される。投票履歴画面を呼び出すと当該レースの「状態」項目に「未」(未投票)が提示される(同図(d))。
投票履歴画面で未投票の買い目ベットがあるか確認し、その投票履歴画面で未投票のレースの行をカーソルで選択・決定すると(同図(a))、そのレースの未投票の買い目ベットの一覧が金額入力画面に表示される(同図(b))。この金額入力画面には、買い目のオッズの最新データが表示される。ユーザーは、この最新オッズデータを参考にして、投票金額を修正することができる。各買い目の投票金額が決定すると、ポップアップメニューで「投票」を選択する(同図(c)参照)。
[実施例15]
実施例15は、出走表画面を短縮して表示するものである。
携帯電話は、パソコンと違い画面のサイズが小さいので、出走表画面全体を表示することは難しい。パソコンに表示される出走表画面が図62(a)に示す画面701とした場合、携帯電話の画面に表示される出走表画面は同図(b)に示す画面702となる。
[実施例16]
実施例16は、本発明を投票履歴画面表示に適用した実施例である。
同図(a)の投票履歴画面801では、投票が終了したまたは未投票データがデータ保存メモリ23に保存されているレースの一覧が表示される。
“確定”の場合、投票が的中していると、「◎」の的中マークが“確定”の表示の前に表示される。投票履歴画面801で「レース」を選択操作すると、そのレースの投票データの詳細が投票データ一覧画面811に表示される(同図(b)参照)。
実施例17は、メモリに保存されている未投票データが有る場合や、現在、作成中(入力中)の投票データが有る場合に、それらの投票締め切り時間が間近になったときに画面にアラームを表示させる機能に関するものである。
実施例17においては、同図(a)に示す通知設定画面1001を利用してレース発走通知の有無を設定する。通知設定画面1001は、「通知内容」と「通知有無」の2つの項目を有する。「通知内容」は表示項目であり、「通知有無」はユーザーの設定項目である。実施例17においては、「通知内容」として“発走10分前”という発走通知が対象となる。この通知内容の設定を有効にするときは、キー操作により「○」のマークを付ける。“発走10分前”が有効になっているとき、札幌の競馬場で開催される7レースの投票を行っているか、または、データ保存メモリ23に投票されないで保存されているそのレースの投票データが有り、かつ、そのレースの発走開始の10分前になったときには、携帯電話の画面に同図(b)に示す発走通知画面1003が割り込み表示される。
レース情報1101は、「情報取得 年月日自時分」、「場名」、「開催回日」、「開催年度月日時分」、「当日・前日販売」、「天候」、「芝状態」、「ダート状態」及び「発売状況」の各項目から構成される。
図71は、実施例17の動作を実現するコンピュータの処理手順を含むフローチャートである。
図71のフローチャートでは、通知設定画面を表示させ、その通知設定画面を介して発走通知が設定されると、データ保存メモリ23内に設けられた発走通知フラグ(不図示)を有効に設定する。
実施例18は、投票が的中したとき、その的中を伝える通知を画面表示により行うものである。
図69を参照しながら、実施例18の概要を説明する。
実施例18においても、実施例17と同様、通知設定画面1001を介して「的中通知」の有無を設定する。通知設定画面1001では、「発走通知」に加え、「的中通知」の有無も設定できるようになっている(同図(a)参照)。「的中通知」の設定も、「発走通知」と同様に、該当する「通知有無」欄に「○」のマークを付与する。「的中通知」が有効に設定されたレースで投票が的中すると、図69(b)に示す的中通知画面1103が表示される。投票が的中したか判断するために、レース結果情報を無線回線等から取得するが、この取得は、例えば、オッズデータを取得する際に同時に行う。
また、図72のフローチャートでは、レース結果を取得し、的中通知設定が有効に設定されていると判別した場合には、レース結果と投票済みデータとを照合し、的中している投票が有れば、的中通知画面1103を表示する。
実施例19は、通信回線を介してデータを取得する項目(通信項目)の設定/解除を画面操作により行うものである。
同図(a)に示す通信設定画面1201では、要項に関する項目(通信項目)として「開催要項」、出馬表に関する項目として「基本」、「拡張」、「プロフィール」、オッズに関する項目として「単勝」、「3単以外」、「3連単」、成績情報に関する項目として「競争成績/払戻情報」の通信設定が可能となっている。項目を設定する際には、まず、項目にカーソルを合わせ、次に「決定」ボタンを押下する。項目が「設定状態」になると「○」のマークが項目名表示の前に表示される。また、「要項」、「出馬表」及び「オッズ」の各大項目単位で個別に「期限」を設定できるようになっている。この「期限」は、通信項目の取得時間間隔であり、単位は「分」である。
上記のようにして設定した「項目」の設定解除も、通信設定画面上で可能である。
通信設定画面1201で設定した「競争成績/払戻情報」の項目を設定から解除に変更する場合には、「競争成績/払戻情報」の項目にカーソルを合わせ「決定」ボタンを押下する。これにより、図73(b)に示す通信設定画面1203ように「競争成績/払戻情報」の項目に付与されていた「○」のマークが消え、その設定も解除される。
ところで、本実施例の通信設定画面は、「オッズ」を通信項目として設定できない構成となっているが、オッズを「通信項目」として設定できるようにしてもよい。また、オッズについては、最新のデータ取得時刻をメモリ等に記憶しておいて、所定時間時間経過してもオッズデータの更新が行われない場合には、画面に警告表示するようにしてもよい。
また、金額入力画面において、買い目をオッズの低い順(人気順)に並び替えて表示させるようにしてもよい。このようにすれば、オッズを参考にして投票金額を決定するとき便利である。
上述した実施例1〜19のシステムは、いずれも、本発明のプログラムを外部サーバから携帯電話にダウンロードし、携帯電話のプロセッサでそのダウンロードしたプログラムを実行する形態であった。
実施例20は、本発明のプログラムを投票サイト側のサーバに実装し、サーバに実装された本発明のプログラムと端末に実装されたブラウザとが連携して、ユーザーに競馬のモバイル投票サービスを提供する形態のシステムである。
キャッシュレスシステム2000は、集計サーバ2001とWebサーバ2003を備え、“キャッシュレス投票”を端末のユーザーに提供する。
キャッシュレス投票とは、ユーザーが投票専用の口座を持ち、電話やインターネットを介して行う投票のことである。
集計サーバ2001は、他のシステムと通信回線を介して接続されている。また、集計サーバ2001とWebサーバ2003は内部回線により接続されている。Webサーバ2003は、インターネットや公衆回線網などのWAN(Wide Area Network)2020を介して端末2010と接続されている。
集計サーバ2001は、Webサーバ2003から受け取るキャッシュレス投票の投票データについて投票単位毎に集計を行う。また、他のシステムから現金投票の集計データを入力し、キャッシュレス投票の集計と現金投票の集計を合算して、トータリーゼータ全体の集計を行う。そして、その集計データをWebサーバ2003に渡す。ところで、トータリーゼータとは、公営競技に対する集計作業のことである。
図75は、上記構成の実施例20の全体動作を説明するフローチャートである。このフローチャートにおいて、集計サーバ2001とWebサーバ2003の処理は、本実施例のプログラムを各サーバ2001、2003が実行することによって行われる。
図76を参照しながら、図75のフローチャートで示された各ステップの処理における上記データのやり取りを説明する。
(2)Webサーバ2003から端末2010に投票確認画面データが送信される。
投票確認画面は、ユーザーが投票を確認し、合計金額の入力を行い、投票を行うための画面である。この投票確認画面は,図59(c)に該当する。
(3)端末2010は、投票確認画面で入力された合計金額データをWebサーバ2003に送信する。
(4)Webサーバ2003は、合計金額データが正しければ、(1)で端末2010から受信した投票データを集計サーバ2001に渡す。
Webサーバ2003は、投票データにより算出した合計金額と、ユーザーが端末2010から入力した合計金額とが一致するかを確認することにより、合計金額データが正しいか否かを判断する。
(5)集計サーバ2001は、集計完了結果をWebサーバ2003に渡す。
集計完了結果とは、集計サーバ2001にて投票データが受け付けられ、正常に処理が行われ、投票として集計されたことである。
(6)Webサーバ2003は、投票確定画面データを端末2010に送信する。
このように、実施例20では、サーバ側に投票用のプログラム(アプリケーション)を実装するので、端末側には特別の専用プログラムを実装する必要がなく、ユーザーはブラウザが実装された端末2010を利用してキャッシュレス投票を行うことができる。
実施例21は、本発明のプログラムを“電話投票端末専用機”で実行する形態の競馬の投票システムである。
図77は、実施例21のシステム構成を示す図である。同図において、図74のシステムの構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付与している。
キャッシュレスシステム3000は、集計サーバ3001と電話投票サーバ3003を備えている。
電話投票サーバ3003は、電話回線での投票(電話投票)を制御/集計するサーバであり、端末3010から受信する電話投票を集計し、その集計データを集計サーバ3001に渡す。
キャッシュレスシステム3000は、例えば、専用回線により公衆回線網3020に接続されている。端末3010は、電話投票を行うための専用端末機(電話投票端末専用機)であり、例えば、電話回線により公衆回線網3020に接続されている。
端末3010は、表示部3011、カーソルボタン3013及び「はい/いいえ」ボタン3015を備えている。表示部3011は、例えば、LCD(液晶ディスプレイ)である。カーソルボタン3013は、表示部3011の画面に表示されるカーソルを上下左右に移動するための4個のボタンから構成されている。「はい/いいえ」ボタン3015は、例えば、投票画面において入力した投票データを「確定」または「キャンセル」するためのボタンであり、「はい」を入力するボタンと「いいえ」を入力するボタンから成る。
端末3010は、プログラム実行環境部3021、表示制御部3022、表示部3011、入力部3024、外部メモリ接続部3025、外部通信接続部3026、電源部3028を備えている。
表示制御部3022は、プログラム実行環境部3021からの指令を受けて、表示部3011の画面表示を制御する。
入力部3024は、カーソルボタン3013と「はい/いいえ」ボタン3015を備える。
外部メモリ接続部3025は、ハードディスク装置や光ディスク装置などの外部記憶装置が接続されるインターフェースである。
電源部3028は、端末3010内部の各ブロックに電源を供給する電源装置である。
実施例21においては、外部メモリ接続部3025に接続される外部メモリにキャッシュレス投票用のアプリケーション(プログラム)がインストールされており、このアプリケーションが外部メモリ接続部3025を介して外部メモリからプログラム実行環境部3021のRAMにロードされて、プログラム実行環境部3021のCPUによって実行される。そして、そのアプリケーションがプログラム実行環境部3021によって実行されることにより、表示部3011や入力部3024を介して、ユーザーにキャッシュレス投票の利用環境を提供する。
実施例22は、本発明のプログラムを“在席投票端末”で実行する形態の競馬の投票システムである。
在席投票端末は、競馬場内での簡易的なキャッシュレス投票を実現するための端末であり、競馬場内等の指定席などに設置される。ユーザーは、在席投票端末を利用することにより、指定席に座りながらキャッシュレス投票を行うことができる。
現金投票システム4000は現行の現金投票システムと同様なシステムであり、その構成・機能の詳しい説明は省略する。
現金投票システム4000は、現金投票を処理する他のシステムと接続されると共に、専用回線4021を介して端末(在席投票端末)4010に接続されている。
端末4010は、実施例20の端末3010と同様な外観・内部構成(ハードウェア構成)を有しており、本発明のアプリケーション(プログラム)が予め組み込まれている。
実施例22では、本発明のアプリケーション(プログラム)が予め組み込まれた端末(在席投票端末)4010を利用することにより、現行の現金投票システム4000と専用回線4021を使用しながら、競馬場内等の指定席に在席して、現金投票を行うことができる。
実施例23は、本発明のプログラムを“手入力投票端末”で実行する形態の競馬の投票システムである。
手入力投票端末は、競馬場内等の通常の客溜まりに設置される現金投票用の端末であり、ユーザーが立ちながら操作して現金投票を行う機器である。
実施例23のシステム構成は、図80に示す実施例22のシステムと同様であり、端末4010が手入力投票端末に該当する。
本実施例の手入力投票端末は、現在稼動している現金投票端末と同様な構成であり、主制御部、表示部/タッチパネル、電源、現金処理部(現金としては、紙幣、硬貨が利用可能)、投票券発行部、投票券読取部及び投票カート゛読取部を備えている。
このように、実施例23では、実施例22と同様に、現行の現金投票システム4000及び専用回線4021をそのまま使用しながら、本実施例の手入力投票端末を利用して現金投票を行うことができる。
実施例24は、本発明のプログラムをPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末で実行する形態の競馬の投票システムである。
実施例24のシステム構成は実施例20または実施例21のシステムと同様であるので、そのシステム構成の説明は省略する。
図81は、本発明のプログラム(アプリケーション)を実行する携帯端末5000のハードウェア構成を示すブロック図である。携帯端末5000において該プログラムを実行することにより、ユーザーは携帯端末5000を利用してキャッシュレス投票を行うことができる。携帯端末5000は、実施例20においては端末2010に、実施例21においては端末3010に相当する。
表示部5013は、LCD(液晶ディスプレイ)であり、表示制御部5012の制御を受けてキャッシュレス投票に必要となる各種画面を表示する。
表示制御部5012は、プログラム実行環境部3021からの指令を受けて表示部5012の画面表示を制御する。また、タッチパネル5014の接触位置情報を検出し、その検出位置情報をプログラム実行環境部5011に通知する。
外部メモリ接続部5015は、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SD(Secure Digital)メモリカードなどの小型の外部記憶媒体(不図示)が接続されるインターフェースであり、外部メモリに対するデータのリード/ライトを行う。
音源部5015は、プログラム実行環境部5011からの制御を受けて音声出力を行う装置である。
電源部5018は、プログラム実行環境部5011に電源を供給する電源である。
上記構成の携帯端末5000においては、外部メモリ接続部5015に接続される外部記憶媒体に本発明のアプリケーション(プログラム)が格納され、プログラム実行環境部5011は、外部メモリ接続部5015を介して前記外部記憶媒体から本発明のアプリケーション(プログラム)を読み出し・実行する。そして、このアプリケーションの実行により、携帯端末5000を利用してキャッシュレス投票を行うことができる。
上述した実施例は、いずれも、本発明を競馬の投票サービスに適用したものであるが、本発明は競馬の投票サービスのみに限定されるものではなく、競輪、競艇などの他の公営競技の投票サービスにも適用できるものである。
端末の画面に公営競技の出走表を表示する処理と、
該画面上で、該出走表内のレース参加者に着順を指定するマークを付与する操作に応じて買い目を作成する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記2)
端末の画面に公営競技の出走表を表示する処理と、
該出走表に対して行われた所定の操作に基づいて買い目を作成する処理と、
該作成された買い目のオッズを前記画面に表示する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記3)
端末の画面に投票する買い目のベットを表示する処理と、
該画面上で、おさえに指定された買い目のベットの賭金が入力されたとき、該買い目のベットのオッズを用いて資金割れが発生しないように該おさえに指定された買い目のベットの賭金を自動計算する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記4)
オッズの更新時間を設定する処理と、
端末の画面にオッズが表示されているとき、該設定された時間間隔で外部サーバから最新のオッズデータを取得し、その最新オッズデータを該画面に表示する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記5)
収支データを記憶手段に作成・格納する処理と、
該収支データを所定の形式に変換する処理と、
該変換により得られた該所定形式の収支データを外部の装置に送信する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記6)
予め、注目している公営競技のレース参加者を設定する処理と、
端末の画面上で、該レース参加者及び/または該レース参加者に関係する情報を強調表示する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記7)
投票するベットの賭金を入力するための画面を表示する処理と、
該画面でベットの賭金が入力されたとき、該入力された賭金と該ベットのオッズからそのベットの予定払戻金を計算し、該予定払戻金が前記投票の購入資金よりも少なくなるときには、前記画面上で、前記入力された賭金を強調表示する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記8)
公営競技の予想情報を外部から入力する処理と、
該予想情報の買い目のベットを投票リストに追加する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記9)
前記予想情報は二次元コードであることを特徴とする付記8記載のプログラム。
(付記10)
前記予想情報は無線通信により入力されることを特徴とする付記8記載のプログラム。
(付記11)
投票データを作成し、それを記憶手段に格納する処理と、
該記憶手段から投票データを読み込み、該投票データを投票券のイメージデータに変換する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記12)
前記マーク付与は、1着と2着の馬名に対して行うことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記13)
前記マーク付与において1着から3着までの各馬名に個別のマークを付けることにより、馬名選択と着順指定を行うことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記14)
各馬名には複数種類のマークを付けることが可能であることを特徴とする付記13記載のプログラム。
(付記15)
前記マーク付与は、フォーメーション方式で馬券を購入する際に使用されることを特徴とする付記13または14記載のプログラム。
(付記16)
前記買い目作成処理は、
買い目の投票方式を指定する処理と、
該投票方式指定処理によって指定された投票方式に対応する金額入力画面を表示する処理と、
該金額入力画面で投票方式の切替指定がなされた際に、その指定された投票方式に対応する金額入力画面を表示する処理と、
金額入力画面に表示されている各買い目の賭金を入力する処理と
該賭金入力処理によって入力された賭金を基にして、該各買い目のベットを作成する処理と、
を含むことを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記17)
前記各投票方式での金額入力画面に、その投票方式で購入するベットの合計金額と、他の投票方式で購入するベットの合計金額も含めた当該レースで購入する全ベットの合計金額を表示することを特徴とする付記17記載のプログラム。
(付記18)
さらに、前記買い目作成処理で作成されたベットを投票する処理を備えることを特徴とする付記16記載のプログラム。
(付記19)
前記投票処理において、作成されたベットを所定の件数毎に分割して投票することを特徴とする付記18記載のプログラム。
(付記20)
前記投票処理は、作成されたベットを全て自動的に投票する第1の投票モードと、ユーザーが許可した投票のみを行う第2の投票モードを含むことを特徴とする付記19記載のプログラム。
(付記21)
前記オッズ表示処理において、フォーメーション投票で購入されたベットのオッズについては、最大オッズと最小オッズのみを表示することを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記22)
さらに、購入ベットの総数を表示することを特徴とする付記21記載のプログラム。
(付記23)
フォーメーション投票で購入されたベットの賭金を入力するための金額入力画面を前記オッズ表示処理と連動して表示する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記24)
前記金額入力画面において、フォーメーション投票以外の投票で購入したベットの賭金も含めた当該レースでの購入ベットの賭金合計金額を表示することを特徴とする付記23記載のプログラム。
(付記25)
前記買い目作成処理は、
新規に購入されたベットと同一の買い目のベットが既に購入されていないかどうかチェックする処理と、
該チェック処理において、該新規購入されたベットと同一の買い目のベットが既に購入されていることが判明した場合には、その新規購入ベットを無効とする処理と、
を含むことを特徴とする付記16記載のプログラム。
(付記26)
前記買い目作成処理によって作成された購入ベットを一時的に記憶手段に保存する処理を、さらに備えることを特徴とする付記16記載のプログラム。
(付記27)
前記購入ベットを投票する際、その購入ベットに関係する項目の最新データを取得し、その取得データを提示する画面を表示する処理を、さらに備えることを特徴とする付記26記載のプログラム。
(付記28)
前記取得データ提示画面上で購入ベットの賭金を修正可能にする処理を、さらに備えることを特徴とする付記27記載のプログラム。
(付記29)
前記項目は、オッズであることを特徴とする付記27記載のプログラム。
(付記30)
前記出走表表示処理において、
出走者に関係する一部の項目については短縮して表示することにより、一画面により多くの関係項目を表示することを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記31)
前記買い目作成処理によって作成されたベットの投票履歴を作成する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記16記載のプログラム。
(付記32)
前記投票履歴の内容を画面に表示する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記31記載のプログラム。
(付記33)
前記投票履歴には、投票が的中したか否かを示す情報が含まれることを特徴とする付記31記載のプログラム。
(付記34)
前記投票履歴には、未投票であるか否かを示す情報が含まれることを特徴とする付記31記載のプログラム。
(付記35)
前記買い目作成処理によって作成されたベットを投票する処理と、
該投票処理によって投票されたベットのレース開催日時を記憶手段に格納する処理と、
該記憶手段に格納されているレース開催日時情報を参照して、前記投票したベットのレース開催日時が所定時間前になった時点で、アラーム情報を画面に表示する処理と、
を、さらに備えることを特徴とする付記16記載のプログラム。
(付記36)
前記アラーム情報は、レース開始までの残り時間を通知するものであることを特徴とする付記35記載のプログラム。
(付記37)
前記買い目作成処理によって作成されたベットの投票入力を行う処理と、
該投票入力処理において投票しようとしているベットのレース開始が所定時間以内になった場合には、アラーム情報を画面に表示する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記16記載のプログラム。
(付記38)
前記アラーム情報は、レース開始前までの残り時間を通知するものであることを特徴とする付記37記載のプログラム。
(付記39)
前記買い目作成処理によって作成されたベットを投票する処理と、
該投票処理によって投票されたベットの投票結果を取得する処理と、
該取得処理よって取得された投票結果を参照し、該ベットが的中した場合には、その旨を画面に表示して通知する処理と、
をさらに備えることを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記40)
前記通知を有効にするか否かを設定する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記39記載のプログラム。
(付記41)
前記取得処理において、前記投票結果を取得するタイミングを設定する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記39記載のプログラム。
(付記42)
前記買い目作成処理によって作成された買い目の金額入力画面を表示する処理をさらに備え、
該金額入力画面においては、買い目を、オッズの低い順または高い順から一覧表示することを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記43)
装置内に保存されているオッズデータが所定期間以上前のものであるとき、画面に警告を表示する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記44)
前記外部サーバと通信して取得する項目を設定する処理と、
該設定処理によって設定された項目を外部サーバから取得する処理と、
を、さらに備えることを特徴とする付記1記載のプログラム。
(付記45)
前記取得項目の更新間隔を設定する処理を、
さらに備えることを特徴とする付記44記載のプログラム。
(付記46)
付記1乃至8のいずれか1項に記載のプログラムであって、
前記端末は、携帯端末であることを特徴とする。
(付記47)
付記46記載のプログラムであって、
前記プログラムは、外部サーバからダウンロードされて前記携帯端末に格納されることを特徴とする。
(付記48)
付記46記載のプログラムであって、
前記プログラムは、前記携帯端末の外部記憶媒体に格納されていることを特徴とする。
(付記49)
付記1乃至付記8記載のいずれか1項記載のプログラムであって、
前記端末は、投票用の専用機であって、
前記プログラムは、該専用機の記憶媒体に格納されていることを特徴とする。
(付記50)
端末の画面に公営競技の出走表を表示する処理と、
該画面上で、該出走表内のレース参加者に着順を指定するマークを付与する操作に応じて買い目を作成する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記51)
端末の画面に公営競技の出走表を表示する処理と、
該画面上で、該出走表に対して行われた所定の操作に基づいて買い目を作成する処理と、
該作成された買い目のオッズを端末の画面に表示する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記52)
投票する買い目のベットを端末の画面に表示する処理と、
該画面上でおさえに指定された買い目のベットの賭金が入力されたとき、該買い目のベットのオッズを用いて資金割れが発生しないように該おさえに指定された買い目のベットの賭金を自動計算する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記53)
オッズの更新時間を設定する処理と、
端末の画面にオッズが表示されているとき、該設定された時間間隔で外部サーバから最新のオッズデータを取得し、その最新オッズデータを該端末の画面に表示する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記54)
収支データを記憶手段に作成・格納する処理と、
該収支データを所定の形式に変換する処理と、
該変換により得られた該所定形式の収支データを外部の装置に送信する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記55)
予め、注目している公営競技のレース参加者を設定する処理と、
該レース参加者及び/または該レース参加者に関係する情報を端末の画面上で強調表示する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記56)
投票するベットの賭金を入力するための画面を端末に表示する処理と、
該画面でベットの賭金が入力されたとき、該入力された賭金と該ベットのオッズからそのベットの予定払戻金を計算し、該予定払戻金が前記投票の購入資金よりも少なくなるときには、前記入力された賭金を端末の画面上で強調表示する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
(付記57)
公営競技の予想情報を外部から入力する処理と、
該予想情報の買い目のベットを投票リストに追加する処理と、
をサーバのプロセッサーに実行させるプログラム。
11 上方向キー
12 下方向キー
13 右方向キー
14 左方向キー
15 メニューキー
16 戻りキー
17 決定キー
21 プログラム実行環境部
22 プログラム保存メモリ部
23 データ保存メモリ
23a 注目馬格納領域
23b 注目騎手格納領域
23c 出走表データ格納領域
24 表示部
25 操作キー部
26 パケット通信部
27 赤外線通信部
28 カメラ部
30 初期メニュー画面
31 開催要項画面
32 投票履歴画面
33 収支照会画面
34 設定画面
41、71 出走表画面
42、73 オッズ一覧表画面
43 買い目入力画面
44 金額入力画面
44a,71a,73a メニューボタン
45,72,74 メニュー
51 投票確認画面
60 データ取得設定画面
81 収支データ
90 注目馬/騎手設定画面
90a 決定ボタン
111 QRコード
120 PC(パーソナルコンピュータ)
121 赤外線通信アダプター
123 競馬予想情報
130 投票券イメージ画面
131 投票券イメージ
137 通常投票券テンプレート
139 通常投票券テンプレーイメージ
140 レコード
150 投票券イメージデータ
200、211,212 出走表画面
212a ポップアップメニュー
213 金額入力画面(通常投票)
214 金額入力画面(フォーメーション投票)
221 出走表画
223 金額入力画面
225 投票入力画面
231、233 金額入力画面
301、305,307 ポップアップメニュー
303 タブシート
411 投票入力画面(買い目作成画面)
411a オッズ表示欄
411b ポップアップメニュー
412〜416 金額入力画面
414d 投票金額欄
415e ベッド合計金額欄
415f レース合計金額欄
416g ポップアップメニュー
419〜421 金額入力画面
417 投票入力画面
417h 合計金額入力欄
417i 合計金額表示欄
417j 投票ボタン
418 投票終了画面
419〜421 金額入力画面
501〜503 組番表示領域
507、508 ポップアップメニュー
601 買い目作成画面(出馬投票)
603 買い目作成画面(番号投票)
611、613、615 金額入力画面
702 出走表画面(通常表示)
712 出走表画面(短縮表示)
721 通常表示データ
723 短縮表示データ
801 投票履歴画面
811 投票データ一覧画面
901 投票履歴データ
1001 通知設定画面
1003 発走通知画面
1101 レース情報
1103 的中通知画面
1201、1203 通信設定画面
2000 キャッシュレスシステム
2001 集計サーバ
2003 Webサーバ
2010 端末
2020 WAN
3000 キャッシュレスシステム
3001 集計サーバ
3003 電話投票サーバ
3010 端末
3011 表示部
3013 カーソルボタン
3015 「はい/いいえ」ボタン
3021 プログラム実行環境部
3022 表示制御部
3024 入力部
3025 外部メモリ接続部
3026 外部通信接続部
3028 電源部
3020 公衆回線網
4010 端末
5000 携帯端末
5011 プログラム実行環境部
5012 表示制御部
5013 表示部
5014 タッチパネル
5015 外部メモリ接続部
5016 外部通信接続部
5017 音源部
5018 電源部
5019 入力部
Claims (5)
- 外部サーバから公営競技の出走表データを取得する処理と、
前記出走表データに基づいて、端末が備える表示装置の画面に前記公営競技の少なくともレース参加者を含む出走表を表示する処理と、
前記端末が備える入力装置の所定キーを押下する回数に応じて、前記出走表に表示されたレース参加者に着順を指定するマークを前記着順毎に異ならせて付与する処理と、
前記マークが付与されたレース参加者及び着順に基づいて1つ又は複数の流しの買い目を作成し、前記マークが付与されたレース参加者に基づいて1つ又は複数のボックスの買い目を作成する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させるコンピュータ実行可能なプログラム。 - 前記外部サーバから前記公営競技のオッズデータを取得する処理と、
前記オッズデータに基づいて、前記作成された1つ又は複数の流し、又は、1つ又は複数のボックスの買い目に対応するオッズを前記画面に表示する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させる請求項1に記載のコンピュータ実行可能なプログラム。 - 前記画面に投票する1つ又は複数の流し、又は、1つ又は複数のボックスの買い目のベットを表示する処理と、
前記入力装置によって、おさえに指定された1つ又は複数の流し、又は、ボックスの買い目のベットの賭金が入力されたとき、前記1つ又は複数の流し、又は、1つ又は複数のボックスの買い目のベットのオッズを用いて資金割れが発生しないように前記おさえに指定された1つ又は複数の流し、又は、ボックスの買い目のベットの賭金を計算する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させる請求項1に記載のコンピュータ実行可能なプログラム。 - 前記外部サーバから前記公営競技のオッズデータを取得する処理と、
前記オッズデータの取得処理の更新時間を設定する処理と、
前記画面にオッズが表示されているとき、前記設定された時間間隔で前記外部サーバから最新のオッズデータを取得し、その最新オッズデータを前記画面に表示する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させる請求項1に記載のコンピュータ実行可能なプログラム。 - 前記公営競技の投票における収支データを計算し記憶手段に格納する処理と、
前記収支データを所定の形式に変換する処理と、
前記変換により得られた前記所定形式の収支データを外部装置に送信する処理と、
を端末のプロセッサーに実行させる請求項1に記載のコンピュータ実行可能なプログラム。
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