JP4904521B2 - 導電性ボールの配列装置 - Google Patents

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Description

本発明は、導電性ボールの収容されたボールカップが、所定パターンにボール挿入部が設けられた配列治具上を相対移動することにより、導電性ボールを配列する装置の改良に関するもので、特に、ボールカップ内の導電性ボール量を正確に制御するために開発された導電性ボールの配列装置である。
搭載対象物上に所定の配列パターンで形成された各電極に、半田ボールを搭載する半田ボール搭載装置は、近年ウエハ等の搭載対象製品が大型化し、1回に搭載する半田ボール数も増大した。このような状況において、半田ボールの配列の欠陥や搭載時の欠陥を減少させるため、特許文献1に示すようなフラックスが印刷された搭載対象物である電子基板上に配列マスク等の配列治具(特許文献1ではテンプレート)を設け、配列治具上をボールカップ(特許文献1では半田ボール収納部)が移動し、直接電子基板の電極上に半田ボールを落とす装置が提供されていた。
しかし、この種の導電性ボールの配列装置では、ボール配列動作中においてボールカップ内の導電性ボールが入りすぎていると、底部の配列治具に接触する導電性ボールは、その周囲にある導電性ボールから押圧されたり挟持されたりして、落下しなかったり、噛み込みが発生したりする危険があった。逆にボールカップ内の導電性ボールが少なすぎれば充填不足が発生する危険があった。
上記問題点を解決し、安定した配列動作を継続するためボールカップ内に収容されるボール量を適量に維持することが試みられた。従来の導電性ボールの配列装置では、ボールカップ内の適量ボール量を、ボール供給装置であるボールホッパに設けられた開閉扉の開閉時間と供給量、および生産枚数と生産経過時間などで算出して確保していた。しかし、ボールカップ内の現実のボール量は、時間の経過とともに徐々に算出されて把握されるボール量とずれてしまうという問題点を有していた。
特許第3271482号特許公報
本発明は、導電性ボールの配列装置における上記問題点を、ボールカップ内のボール量を検出手段により検出することにより、より正確にボール量を制御することを目的とするものである。
第1の発明は、上記課題を解決するため、導電性ボールの配列装置に次の手段を採用する。
第1に、所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具と、下面に開口部を有し、多数の導電性ボールを収容可能なボールカップと、配列治具とボールカップを相対移動させる移動手段とを備え、移動手段により多数の導電性ボールを収容したボールカップを配列治具上面に沿って相対移動して、配列治具のボール挿入部に導電性ボールを落とし込む導電性ボールの配列装置とする。
第2に、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向前方側内壁近傍の下面開口部内の導電性ボールが積層していない部分にある導電性ボールからの反射光を感知することにより、ボールカップ内に収容されるボール量の下限を検出する下限検出手段を設ける。
第3に、前記移動手段は往復相対移動可能であり、前記下限検出手段は2組設けられ、往動時と復動時で切り換えられるものである。
第2の発明は、第1の発明のボールカップ内に導電性ボールを供給するボール供給手段を備え、上記下限検出手段により下限を検出するとボール供給手段より導電性ボールを補給することを付加した導電性ボールの配列装置である。
の発明は、導電性ボールの配列装置に次の手段を採用したものである。
第1に、所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具と、下面に開口部を有し、多数の導電性ボールを収容可能なボールカップと、配列治具とボールカップを相対移動させる移動手段とを備え、移動手段により多数の導電性ボールを収容したボールカップを配列治具上面に沿って相対移動して、配列治具のボール挿入部に導電性ボールを落とし込む導電性ボールの配列装置とする
第2に、前記ボールカップは上面に開口部を有するとともに、この上面の開口部より前記下面の開口部が狭くなるように内壁を傾斜させており、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向後方側内壁の斜面内に検出エリアを設定することにより、この内壁に沿って積層している導電性ボールからの反射光を感知して、ボールカップ内に収容されるボール量の上限を検出する上限検出手段を設ける。
第3に、前記移動手段は往復相対移動可能であり、前記上限検出手段は2組設けられ、往動時と復動時で切り換えられるものである。
の発明は、導電性ボールの配列装置に次の手段を採用したものである。
第1に、所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具と、下面に開口部を有し、多数の導電性ボールを収容可能なボールカップと、配列治具とボールカップを相対移動させる移動手段とを備え、移動手段により多数の導電性ボールを収容したボールカップを配列治具上面に沿って相対移動して、配列治具のボール挿入部に導電性ボールを落とし込む導電性ボールの配列装置とする
第2に、前記ボールカップは上面に開口部を有するとともに、この上面の開口部より前記下面の開口部が狭くなるように内壁を傾斜させており、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向後方側内壁の斜面内に検出エリアを設定することにより、この内壁に沿って積層している導電性ボールからの反射光を感知して、ボールカップ内に収容されるボール量の上限を検出する上限検出手段と、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向前方側内壁近傍の下面開口部内の導電性ボールが積層していない部分にある導電性ボールからの反射光を感知することにより、ボールカップ内に収容されるボール量の下限を検出する下限検出手段を設ける。
第3に、前記移動手段は往復相対移動可能であり、前記上限および下限検出手段は各2組設けられ、それぞれ往動時と復動時で切り換えられるものである。
第1の発明は、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向前方側内壁近傍の下面開口部内の導電性ボールが積層していない部分にある導電性ボールからの反射光を感知することにより、ボールカップ内に収容されるボール量の下限を検出する下限検出手段を設けたものであるため、補給の必要となる時期の検出が可能となり、より正確にボール量を制御することができることとなった。
また、移動手段は往復相対移動可能であり、下限検出手段は2組設けられ、往動時と復動時で切り換えられるものであるので、往復移動により導電性ボールを配列する装置においても正確なボール量の制御が可能となった。
第2の発明では、ボールカップ内に導電性ボールを供給するボール供給手段を備え、下限検出手段により下限を検出するとボール供給手段より導電性ボールを補給するので、ボールカップ内を常時適正ボール量とすることが容易となった。
第3の発明は、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向後方側内壁の斜面内に検出エリアを設定することにより、この内壁に沿って積層している導電性ボールからの反射光を感知して、ボールカップ内に収容されるボール量の上限を検出する上限検出手段を設けたものであるので、ボールカップ内が適量以上のボール量となった場合の制御が可能となった。
また、移動手段は往復相対移動可能であり、上限検出手段は2組設けられ、往動時と復動時で切り換えられるものであるので、往復移動により導電性ボールを配列する装置においても正確なボール量の制御が可能となった。
の発明は、配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップ内に収容されるボール量の上限および下限をそれぞれ検出する検出手段を設けたものであるので、常に適正なボール量で制御することが可能となった。
また、移動手段は往復相対移動可能であり、上限および下限検出手段は各2組設けられ、それぞれ往動時と復動時で切り換えられるものであるので、往復移動により導電性ボールを配列する装置においても正確なボール量の制御が可能となった。
以下、図面に従って、実施例と共に本発明の実施の形態について説明する。実施例は、半田ボール搭載装置であり、半田ボール搭載装置は、搬入用のウエハ受渡部、フラックス印刷部、ボール搭載部、および搬出用のウエハ受渡部を有するもので、本発明にかかる導電性ボールの配列装置は、ボール搭載部を構成するものである。本発明において、導電性ボールの搭載対象物としては、半導体ウエハ(以後、単にウエハと表記する)や、電子回路基板や、セラミックス基板などがあるが、実施例ではウエハを用いている。また、粘着材料としては、フラックスや半田ペーストや導電性の接着剤などが用いられるが、実施例ではフラックスが用いられており、導電性ボールが載置されるウエハ上の電極にはフラックスが塗布されている。
ボール搭載部には、半田ボール供給装置と、所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具が配備されている。配列治具としてはボール配列マスク1が用いられており、図1および図3に示されるボール配列マスク1の挿入部形成領域2には、ボール挿入部4が、図4および図5に示されるように、ウエハ3上の電極のパターンに合わせて配列されて形成されている。
ボール配列マスク1の厚みは供給される半田ボール5の径と略同等であり、ボール挿入部4の径は半田ボール5の径より若干大きく形成してある。ボール配列マスク1でのボール挿入部4の横方向の配列ピッチは、一般にボール挿入部4の孔径の約2倍とされている。尚、ボール配列マスク1は、図1および図3に示されるように型枠6に張力をかけて張り付けられ、フレームなどの固定部に保持されている。
半田ボール供給装置は、図1および図6に示されるように、多数の半田ボール5を貯留したボールホッパ7と、ボール配列マスク1のボール挿入部4に半田ボール5を落とし込むボールカップ8と、ボールカップ8を前進および後退移動させるボールカップ移動手段11と、ボールカップをZ軸方向に変移させる昇降手段12を有している。
このボールカップ8の水平面での移動手段11は、昇降手段12を介してボールカップ8が取り付けられたベース部材13を、前後駆動モータ16で回転するボールねじ14により、ガイド15に沿ってボール配列マスク1上面で前後に移動させるものである。尚、図1中矢印方向が前方向であり、この移動により、その際にボールカップ8よりボール配列マスク1のボール挿入部4に半田ボール5を落とし込む。実施例での移動手段11は、前後方向のみのものであるが、ボールカップ8の下面開口部10がボール配列マスク1の挿入部形成領域2より狭い場合などには、必要に応じ左右方向への移動手段が設けられるものである。
ボールカップ昇降手段12は、ボールカップ8の移動手段11のベース部材13に装備されたZ軸駆動モータ17(図1では省略されており図6に示される。)により回転するボールねじ18に取付ベース19をナット部材20を介して取り付け、該取付ベース19が昇降ガイドレール21に沿って上下動できるようになっている。
ボールカップ8は、上部にボール供給用の長方形をした開口部9が形成され、下面にボール落下用の長方形をした開口部10が形成されており、ボールカップ8は、図4および図5に示されるように、上部の開口部9より下面の開口部10に向かって狭くなるように傾斜して形成されている。尚、下面の開口部10は、ボール配列マスク1の挿入部形成領域2の幅より広い幅で形成されており、ボールカップ8とボール配列マスク1の上面とで多数の半田ボール5を収容可能としている。
ボールカップ8には上限センサ22A,22B、下限センサ23A,23Bおよび漏出センサ25A,25Bが装着されている。これらのセンサには反射型ファイバーセンサが利用されている。勿論、投受光型ファイバーセンサ等他のセンサであっても良い。図3および図4に示されるようにボール配列動作中に作用する上限センサ22Aは、ボールカップ8の進行方向後壁24の内側上に装着される。尚、図3および図4の矢印がボールカップ8の進行方向を示している。実施例ではボールカップ8の進行方向が反転した場合にも作用するので上限センサ22A,22Bは、ボールカップ8内側の中央部の前後とも装着されており、上限センサ22Bが、ボールカップ8が後退移動している際に作用する。すなわち、上限センサ22A,22Bは、前進用と後退用の2組が存在する。
下限センサ23A,23Bは、逆方向移動時の上限センサ22A(ボールカップ8前進時作用の上限センサ),22B(ボールカップ8後退時作用の上限センサ)を挟んで、左右2個を鉛直方向に対して傾斜して下方を向くようにボールカップ8の内側に装着されている。上限センサ22Bを挟んで左右2個存在する下限センサ23Aがボールカップ8の前進時作用の下限センサであり、上限センサ22Aを挟んで左右2個存在する下限センサ23Bがボールカップ8の後退時作用の下限センサである。すなわち下限センサ23A,23Bも、前進用と後退用の2組が存在する。
尚、下限センサ23A,23Bは、傾斜して下方を向けて設置されているため、下限センサ23A,23B,を真下に向けた場合に生じる配列治具からの反射光の受光を防止し、半田ボール5の有無を的確に判別している。また、下限センサ23A,23Bもボールカップ8の進行方向が反転した場合にも作用するため、上限センサ22A,22B同様ボールカップ8の進行方向前後とも装着されている。
上限センサ22A,22Bおよび下限センサ23A,23Bともに、ボールカップ8内の半田ボール5からの反射光を感知する。上限センサ22A,22Bおよび下限センサ23A,23Bともに半田ボール5があるとONとなる。
上限センサ22A,22Bの検出エリアは、図4の上限センサ22Aのみが示されているが、ボールカップ8内の下方開口部10付近の進行方向後壁24の斜面内に設定した位置である。他方下限センサ23A,23Bの検出エリアも図4に示されるように、ボールカップ8の進行方向前方側内壁近傍の下面開口部内の導電性ボールが積層していない部分である。尚、上限センサ22A,22Bも下限センサ23A,23Bも、検出エリアを前後方向に調節可能とする調節具27を介して、ボールカップ8に取り付けられている。
上限センサ22A,22Bによるボールカップ8内の半田ボール5の上限の検出は、上限センサ22A,22Bの検出エリア内での光量の差により行う。上限センサ22A,22Bによる検出エリア内に多数の半田ボール5が存在する場合(半田ボール5の量が多すぎる場合)には、大きな光量が検出される。他方、半田ボール5が適正量の状態では、検出エリアに半田ボール5が存在しないため上限センサ22A,22Bは、半田ボール5からの反射光を検出せず、小さな光量しか検出されない。この光量の差で半田ボール5が上限に達しているか否かを判断するのである。
下限センサ23A,23Bによるボールカップ8内の半田ボール5の下限の検出も、下限センサ23A,23Bの検出エリア内での光量の差により行う。半田ボール5が適正量の場合には検出エリア内に多数の半田ボールが存在するので、下限センサ23A,23Bでは大きな光量が検出される。他方、該検出エリアの半田ボール5が少なくなると、半田ボール5のない部分が増大し、小さな光量しか検出されない。この光量の差でボールカップ8内の半田ボール5の下限を検出するのである。
漏出センサ25A,25Bは、ボールカップ8の外側で、長手方向では上限センサ22A、22Bおよび下限センサ23A,23Bを挟んだ2カ所に、下限センサ23A,23Bと同様鉛直方向に対して傾斜して下方を向くよう装着されている。更に、漏出センサ25A,25Bもボールカップ8の進行方向が反転した場合にも作用させるため、上限センサ22A,22Bや下限センサ23A,23Bと同様ボールカップ8の進行方向前後ともに装着されている。すなわち漏出センサ25A,25Bも前進用と後退用の2組が存在する。
ボールカップ8からの半田ボール5の流出は1個だけではなく、多数が広い帯状に流れるように漏出するので、検出位置をボールカップ8の長手方向全幅をカバーするように設ける必要はなく、実施例でも前後各2個の設置で十分である。
漏出センサ25A,25Bによる漏出の検出は、漏出センサ25A,25Bの検出エリア内での光量の差により行う。漏出センサ25A,25Bによる検出エリアは、半田ボール径より大きい。半田ボールの漏出時には検出エリア内に多数の半田ボールが存在するので、漏出センサ25A,25Bでは、大きな光量が検出される。他方、漏出がない正常な状態では、漏出センサ25A,25Bは、ボール挿入部4に挿入されている半田ボール5からの反射光を検出することになるが、小さな光量しか検出されない。この光量の差で半田ボール5の漏出を検出するのである。
ボールカップ8のボール供給用の開口部9の上方には、長手方向に3個のボールホッパ7が配置されている。
ボールホッパ7は、内部空間に多数の半田ボール5を貯留すると共に貯留した半田ボール5をボールカップ8へと排出する供給口と、該供給口を開放閉鎖可能とする開閉手段たるシャッタ29を有しており、ボールホッパ7も、ボールカップ8と同じ取付ベース19に取り付けられている。図中30は、シャッタ29を作動させるためのシリンダであり、3個のボールホッパ7の各シリンダ30は同期して作動されるようになっている。
ボールホッパ7のボール供給口の下方には、ボール検出機構付きの受け部32が配置されている。ボールホッパ7から受け部32を通過してボールカップ8へ供給される半田ボール5はボールカップ8内の長手方向で、ほぼ均一に分散されるようになっている。受け部32に設けられたボール検出センサ31は、ボールホッパ7のボール供給口から供給される半田ボール5の供給の有無とボール詰まりを検出するもので、実施例では透過型ファイバーセンサを用いている。
ボールホッパ7のシャッタ29の開でボール補給動作となるが、シャッタ29開の作動時間に対する半田ボール5の供給量を事前につかんでおく。ボールカップ8内には予め適量を供給しておく。上限センサ22A、22Bおよび下限センサ23A,23Bは、ボールホッパ7よりボールカップ8への半田ボール供給時や、ボールカップ8の移動が停止している時には動作しないように設定してある。
生産中に下限センサがONからOFFに変わる(下限を検出する)と、ボールホッパ7からボールカップ8に半田ボール5が補給される。シャッタ29を開にすると、ボールホッパ7内の半田ボール5が、供給口から受け部32へと落下する。このとき受け部32へ落下した半田ボール5は、ボール検出センサ31で検出される。
予め定めておいた所定時間経過後、シャッタ29を閉とし、半田ボール5の供給を停止する。3つのボールホッパ7のシャッタ29の開閉は同時に制御される。受け部32へ落下した半田ボール5は、ボール導入部を経て、ボールカップ8へと補給される。この繰り返しにより半田ボール5の補給は行われる。
他方、上限センサ22A,22Bにより、設定した上限より上に半田ボール5ありを検出すると、ボールカップ8は移動端まで移動して、一旦停止し、その後アラームを発信する。オペレータによりボールカップ8内の半田ボール5が適量となるように図示しない吸引ノズルで吸い上げて回収し運転を再開する。漏出センサ25A,25Bが、半田ボール5のボールカップ8からの漏出を検出した場合も、アラームを発信して、装置は停止する。その場合、ボールカップ8は一旦上方に退避させられ、半田ボール5を吸引ノズルで吸い上げて、回収する。尚、配列治具の交換時も同様に回収される。
尚、ボールカップ8の移動方向が反転すると、有効とするセンサを上限センサ22A、下限センサ23A、漏出センサ25Aから上限センサ22B、下限センサ23B、漏出センサ25Bへと切り換える。尚、実施例では、ボールカップ8が移動して、半田ボール5を配列治具に配列していくものであるが、本発明は、配列治具とボールカップは相対移動関係にあればよいので、ボールカップが固定で配列治具が移動する場合も同様に利用できるものである。
本実施例にかかる配列装置の全体を示す概略平面図 ボールカップ部分の平面図 作動検出センサを示すボールカップの説明図 上限および下限検知位置を示すボールカップの断面説明図 漏出検知位置を示すボールカップの断面説明図 ボールカップとボールホッパの関係を示す側断面説明図 同正面説明図
符号の説明
1......ボール配列マスク
2......挿入部形成領域
3......ウエハ
4......ボール挿入部
5......半田ボール
6......型枠
7......ボールホッパ
8......ボールカップ
9,10......開口部
11.....移動手段
12.....昇降手段
13.....ベース部材
14,18.....ボールねじ
15.....ガイド
16.....前後駆動モータ
17.....Z軸駆動モータ
19.....取付ベース
20.....ナット部材
21.....昇降ガイドレール
22A,22B.....上限センサ
23A,23B.....下限センサ
24.....後壁
25A,25B.....漏出センサ
27.....調節具
29.....シャッタ
30.....シリンダ
31.....検出センサ
32.....受け部

Claims (4)

  1. 所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具と、
    下面に開口部を有し、多数の導電性ボールを収容可能なボールカップと、
    配列治具とボールカップを相対移動させる移動手段とを備え、
    移動手段により多数の導電性ボールを収容したボールカップを配列治具上面に沿って相対移動して、配列治具のボール挿入部に導電性ボールを落とし込む導電性ボールの配列装置において、
    配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向前方側内壁近傍の下面開口部内の導電性ボールが積層していない部分にある導電性ボールからの反射光を感知することにより、ボールカップ内に収容されるボール量の下限を検出する下限検出手段を設け、
    前記移動手段は往復相対移動可能であり、前記下限検出手段は2組設けられ、往動時と復動時で切り換えられるものである
    ことを特徴とする導電性ボールの配列装置。
  2. ボールカップ内に導電性ボールを供給するボール供給手段を備え、上記下限検出手段により下限を検出するとボール供給手段より導電性ボールを補給することを特徴とする請求項1記載の導電性ボールの配列装置。
  3. 所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具と、
    下面に開口部を有し、多数の導電性ボールを収容可能なボールカップと、
    配列治具とボールカップを相対移動させる移動手段とを備え、
    移動手段により多数の導電性ボールを収容したボールカップを配列治具上面に沿って相対移動して、配列治具のボール挿入部に導電性ボールを落とし込む導電性ボールの配列装置において、
    前記ボールカップは上面に開口部を有するとともに、この上面の開口部より前記下面の開口部が狭くなるように内壁を傾斜させており、
    配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向後方側内壁の斜面内に検出エリアを設定することにより、この内壁に沿って積層している導電性ボールからの反射光を感知して、ボールカップ内に収容されるボール量の上限を検出する上限検出手段を設け、
    前記移動手段は往復相対移動可能であり、前記上限検出手段は2組設けられ、往動時と復動時で切り換えられるものである
    ことを特徴とする導電性ボールの配列装置。
  4. 所定の配列パターンにボール挿入部が設けられた配列治具と、
    下面に開口部を有し、多数の導電性ボールを収容可能なボールカップと、
    配列治具とボールカップを相対移動させる移動手段とを備え、
    移動手段により多数の導電性ボールを収容したボールカップを配列治具上面に沿って相対移動して、配列治具のボール挿入部に導電性ボールを落とし込む導電性ボールの配列装置において、
    前記ボールカップは上面に開口部を有するとともに、この上面の開口部より前記下面の開口部が狭くなるように内壁を傾斜させており、
    配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向後方側内壁の斜面内に検出エリアを設定することにより、この内壁に沿って積層している導電性ボールからの反射光を感知して、ボールカップ内に収容されるボール量の上限を検出する上限検出手段と、
    配列治具とボールカップとが相対移動している際、ボールカップの進行方向前方側内壁近傍の下面開口部内の導電性ボールが積層していない部分にある導電性ボールからの反射光を感知することにより、ボールカップ内に収容されるボール量の下限を検出する下限検出手段を設け、
    前記移動手段は往復相対移動可能であり、前記上限および下限検出手段は各2組設けられ、それぞれ往動時と復動時で切り換えられるものである
    ことを特徴とする導電性ボールの配列装置。
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