JP4904176B2 - 両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体、これを用いた遮光フィルム - Google Patents

両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体、これを用いた遮光フィルム Download PDF

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Description

本発明は両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体、これを用いた遮光フィルムおよび農業用資材に関する。
従来の透明蛍光シートは、アクリルなどの透明なプラスチック母材にフルオレセインなどの有機蛍光色素を含有させた蛍光プラスチックをシート状に成形したものである。もしくは、母材にシリカガラスを、蛍光物質に希土類錯体を用いる無機蛍光ガラスシートも存在する。
なお、蛍光プラスチックファイバに関する従来技術として、特許文献1に記載されたものがある。また、蛍光シリカ粒子の合成法として、特許文献2に記載されたものがある。また、太陽光による植物の光合成を効率的に行うための技術として、例えば特許文献3に記載されたものがある。
特開平9−269415号公報 EP1036763B1号公報 特開平6−046685号公報
しかしながら、上記従来の蛍光シートは十分に励起光を照射してもあまりよく光って見えないという問題点がある。これは、図12に示すように、蛍光シート100の内部で発生した蛍光101の約半分がシート表面100aで全反射を起こしてしまい、蛍光シート100の縁まで伝搬してしまって外部に取り出すことができないためである。蛍光シート100の内部に光散乱体を埋め込んだりシート表面100aに光散乱構造を形成したりすれば蛍光の取り出し効率を多少高めることはできるが、代わりにシートの透明性を犠牲にすることになる。
本発明は、このような従来の問題点に着目して為されたもので、その目的は、一方から見ると強い蛍光が見られるが反対側から見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体、これを用いた遮光フィルムを提供することにある。
本発明の第1の態様に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体は、透明な母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シートの一方の表面に複数の微細な凸構造体もしくは凹構造体を形成することにより前記一方の表面での蛍光取り出し効率を高めた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体であって、
さらに、この態様に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体は、前記透明蛍光体の透明蛍光シートが少なくとも前記一方の表面に複数の微細な凸構造体を持つものにおいて、周囲に穏やかな窪み構造を持つ前記凸構造体の最高位置が前記一方の表面よりも低くなるように形成し、前記一方の表面に保護フィルムを接合させたことを特徴とする。
この態様によれば、複数の微細な凸構造体もしくは凹構造体が形成された透明シートの一方の表面を見ると強い蛍光が見られるが、透明蛍光フィルムの他方の表面を見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ透明蛍光体が得られる。この態様によれば、保護フィルムを接合することにより、凸構造体の汚れを防止し、耐磨耗特性にも優れた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体が得られる。また、本発明の第1の態様の両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体は、前記一方の表面に凹構造体を持つものにおいて、前記一方の表面に保護フィルムを接合させたことを特徴とする。この態様によれば、保護フィルムを接合することにより、凹構造体の汚れを防止し、耐磨耗特性にも優れる蛍光強度の異方性を持つ透明蛍光体が得られる。この場合、光取り出し効率の観点からすると保護シートの材質は屈折率ができるだけ低いものの方が望ましい。
本発明の他の態様に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体は、前記複数の凸構造体もしくは凹構造体表面の一部を、前記複数の凸構造体もしくは凹構造体がそれぞれ形成された前記一方の表面に対して所定角度を持つ斜面で形成し、前記斜面が特定方位を向くように前記複数の凸構造体もしくは凹構造体を配置したことを特徴とする。
この態様によれば、特定方位側への蛍光取り出し効率を高めることができる。
本発明の第2の態様に係る遮光フィルムは、透明で母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シートあるいは薄膜状に成形した可撓性のある透明蛍光フィルムと、一方の表面に複数の微細な凸構造体もしくは凹構造体を形成した透明フィルムとを備え、前記透明フィルムの他方の表面が前記透明蛍光シートあるいは前記透明蛍光フィルムの一方の表面に貼り付けられており、前記透明フィルムの一方の表面での蛍光取り出し効率を高めた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体を用いた遮光フィルムであって、
上記両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体を用い、前記透明蛍光シート又は前記透明蛍光フィルムに、前記蛍光物質の蛍光色素が吸収する色の補色に相当する波長帯域に吸収を持つ別の色素を前記蛍光物質と一緒に含有させ、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成していない側に対しては遮光機能を示し、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成してある側に対しては強い蛍光を放つ蛍光シート機能を示すシートの裏側を見えにくくする効果を持つことを特徴とする
この態様によれば、凸構造体もしくは凹構造体が形成されている一方の表面が外側になるように透明蛍光体を窓ガラスなどに貼り付けることで、外から見ると強い蛍光が邪魔して内側が見えなくないと共に、内側から見ると凸構造体もしくは凹構造体の無い部分を通して外を見ることができる遮光フィルムが得られる。また、遮光フィルムとして使う場合、前記透明蛍光シートあるいは前記透明蛍光フィルムに、蛍光物質の蛍光色素が吸収する色の補色に相当する波長帯域に吸収を持つ別の色素を前記蛍光物質と一緒に含有させることで、黒っぽい色の遮光フィルムが得られる。
本発明の他の態様に係る遮光フィルムは、前記凸構造体もしくは凹構造体の配列が模様を成していることを特徴とする。
この態様によれば、複数の凸構造体もしくは凹構造体から出射される光が文字やパターンなどの装飾的な意匠を形成することができるので、遮光フィルムに意匠表示の機能を付加した蛍光意匠表示板を得ることができる。
本発明の他の態様に係る遮光フィルムは、前記凸構造体もしくは凹構造体の大きさが5〜50μmであることを特徴とする。
この態様によれば、凸構造体もしくは凹構造体が大きいと遮光フィルムの透明性が阻害されてしまうので、その大きさは肉眼の分解能とされる100μmより小さいほうが望ましい。逆にその大きさが可視光の波長10倍程度の大きさ(5μm)より小さくなると今度は回折現象を起こしてやはり透明性を阻害する。そのため、大きさが5〜100μmの範囲内の凸構造体もしくは凹構造体を透明蛍光体の表面に並べることで、遮光フィルムの透明性を確保できる。凸構造体もしくは凹構造体の大きさは20〜50μmであることがさらに好ましい。
本発明の他の態様に係る遮光フィルムは、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成した表面の面積に対する前記凸構造体もしくは凹構造体の面積比率が1〜20%であることを特徴とする。
この態様によれば、遮光フィルムの透明性を確保できる。
本発明によれば、一方から見ると強い蛍光が見られるが反対側から見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体を実現することができる。
また、本発明によれば、外から見ると強い蛍光が邪魔して内側が見えなくないと共に、内側から見ると凸構造体もしくは凹構造体の無い部分を通して外を見ることができる遮光フィルムを実現することができる。
以下、本発明を具体化した各実施形態、参考例発明を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態および参考例発明の説明において、同様の部位には同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(参考例発明1の実施形態)
本発明の参考例発明1に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10を、図1乃至図3に基づいて説明する。
参考例発明1に記載した両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体(以下、単に「透明蛍光体」という。)10は、ガラスやプラスチックのような透明な母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シート11を備える。この透明蛍光シート11の一方の表面11aには、複数の微細な凸構造体12が形成されている。凸構造体12は、ドーム形状である。
参考例発明1の透明蛍光体10では、図2に示すように、透明蛍光シート11内部で発生した蛍光13の約半分は、透明蛍光シート11の他方の表面11bで全反射を起こしてしまうので、その表面11b側からの蛍光取り出し効率は低い。一方、透明蛍光シート11の一方の表面11a側では、この表面11aに形成された複数の凸構造体12の曲面から出射されるので、一方の表面11aでの蛍光取り出し効率は他方の表面11bよりも高い。
参考例発明1において、凸構造体12が大きいと透明蛍光シート11の透明性が阻害されてしまうので、その大きさは肉眼の分解能とされる100μmよりも小さいほうが望ましい。逆に可視光の波長と同程度の大きさまで小さくなると今度は回折現象を起こしてやはり透明性を阻害するため、その中間である20〜50μm程度が最適である。
参考例発明1において、このような複数の凸構造体12を透明蛍光シート11の一方の表面11aに並べることで、一方の表面11aでの蛍光取り出し効率の高い透明蛍光体10が実現されるが、凸構造体12の配列密度が高すぎるとやはりシートの透明性を阻害してしまうため望ましくない。用途に応じて求められる透明性を得られる密度を設計すればよいが、一般的に凸構造体12を形成した一方の表面11aのシート面積に対する凸構造体12の面積比率で1〜20%になる程度の密度が望ましい。
参考例発明1における凸構造体12の形成は、図3に示すように、凸構造体12に対応する凹構造14aを持つモールド(金型)14に透明蛍光シート11を熱プレスすることで形成することができる。対応するモールド14については、ドライエッチングやスパッタリング、FIBミリングなどの精密加工手法を用いて作製する。
以上の構成を有する参考例発明1によれば、以下の作用効果を奏する。
数の微細な凸構造体12が形成された透明蛍光シート11の一方の表面11aを見ると強い蛍光が見られるが、その他方の表面11bを見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10を得ることができる。
参考例発明2の実施形態)
本発明の参考例発明2に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Aを、図4に基づいて説明する。
参考例発明2の透明蛍光体10Aは、上記第1実施形態において、透明蛍光シート11の一方の表面11aに、ドーム形状の凸構造体12に代えて、複数の微細な多角錐形状、例えば三角錐形状の凹構造体12Aが形成されている。
参考例発明2の透明蛍光体10Aでは、図4に示すように、透明蛍光シート11の内部で発生した蛍光13は凹構造体12Aの面に垂直方向に選択的に放出される。
透明蛍光シート11の一方の表面11aに凹構造体12Aを形成する場合には、凹構造のモールドから一度凸構造の二次モールドを作製し、この二次モールドに透明蛍光シート11を熱プレスすることで実現することができる。
以上の構成を有する参考例発明2によれば、以下の作用効果を奏する。
参考例発明2では、複数の微細な凹構造体12Aが形成された透明蛍光シート11の一方の表面11aを見ると強い蛍光が見られるが、その他方の表面11bを見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Aを得ることができる。
参考例発明3の実施形態)
図5は本発明の参考例発明3に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Aを示している。
参考例発明3の透明蛍光体10Aは、図4に示す上記第2実施形態において、複数の凹構造体12Aが形成されている透明蛍光シート11の一方の表面11aに、保護フィルム15を接合させたものである。
この参考例発明3によれば、透明蛍光シート11の一方の表面11aに保護フィルム15を接合することにより、凹構造体12Aの汚れを防止し、耐磨耗特性にも優れた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体が得られる。
参考例発明4の実施形態)
図6に示す参考例発明4に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Bは、上記第1実施形態において、透明蛍光シート11の一方の表面11aに、ドーム形状の凸構造体12に代えて、複数の微細な多角錐形状、例えば三角錐形状の凸構造体12Bが形成されている。
参考例発明4の透明蛍光体10Bでは、透明蛍光シート11の内部で発生した蛍光13は凸構造体12Bの面に垂直方向に選択的に放出される。
以上の構成を有する参考例発明4によれば、以下の作用効果を奏する。
参考例発明4では、複数の微細な凸構造体12Bが形成された透明蛍光シート11の一方の表面11aを見ると強い蛍光が見られるが、その他方の表面11bを見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Bを得ることができる。
参考例発明5の実施形態)
図7は本発明の参考例発明5に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Cを示している。
参考例発明5の透明蛍光体10Cは、透明な母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シート20と、一方の表面21aに複数の微細な凸構造体22を形成した透明フィルム21とを備えている。この透明フィルム21の他方の表面21bは、透明蛍光シート20の一方の表面20aに接着されている。
参考例発明5の透明蛍光シート20は、例えば蛍光アクリル板である。また、透明フィルム21は、透明蛍光シート20と同程度の屈折率を有する材料で形成されている。
参考例発明5の透明蛍光体10Cでは、透明蛍光シート20内部で発生した蛍光の一部は、透明蛍光シート20の他方の表面20bで全反射を起こしてしまうので、その表面20b側からの蛍光取り出し効率は低い。一方、透明蛍光シート20の一方の表面20aに入射した蛍光は、この表面20aを透過して透明フィルム21内に入射し、この透明フィルム21の一方の表面21aに形成された複数の凸構造体12の曲面から等方的に出射される。このため、透明フィルム21の一方の表面21aでの蛍光取り出し効率は、透明蛍光シート20の他方の表面20bよりも高い。
参考例発明5の透明蛍光体10Cは次のようにして作製される。
まず、透明フィルム21の一方の表面21aに、図7に示すように、凸構造体22に対応する凹構造24aを持つモールド(金型)24に透明フィルム21を熱プレスすることで形成することができる。
この後、参考例発明5においては、透明フィルム21の裏面21bに粘着処理を施す。
この後、透明フィルム21を所望の形に切断して透明蛍光シート20の一方の表面20aに貼り付ける。
以上の構成を有する参考例発明5によれば、以下の作用効果を奏する。
参考例発明5において、複数の微細な凸構造体22が形成された透明フィルム21の一方の表面21aを見ると強い蛍光が見られるが、透明蛍光シート20の他方の表面20bを見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Cを得ることができる。
参考例発明6の実施形態)
図8は参考例発明6の実施形態に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Dを示している。
参考例発明6の透明蛍光体10Dは、透明で可撓性がある母材中に蛍光物質を含有させ薄膜状に成形した透明蛍光フィルム25と、一方の表面26aに複数の微細な凸構造体28を形成した透明フィルム26とを備える。この透明フィルム26の他方の表面26bが透明蛍光フィルム25の一方の表面25aに貼り付けられてい
そして、参考例発明6において、一方の表面25aに透明フィルム26の他方の表面26bが貼り付けられた透明蛍光フィルム25の他方の表面25bは、ガラス板などの透明基板27の一方の表面27aに貼り付けられる。透明蛍光フィルム25、透明フィルム26、および透明基板27は、同程度の屈折率を有する材料で形成されている。
参考例発明6の透明蛍光体10Dでは、透明蛍光フィルム25内部で発生した蛍光の一部は、透明基板27に入射し、その透明基板27の他方の表面27bで全反射を起こしてしまうので、その表面27b側からの蛍光取り出し効率は低い。一方、透明蛍光フィルム25内部で発生し透明フィルム26に入射した蛍光は、透明フィルム26の一方の表面26aに形成された複数の凸構造体28から出射される。このため、透明フィルム26の一方の表面26aでの蛍光取り出し効率は、透明基板27の他方の表面27bよりも高い。
参考例発明6の透明蛍光体10Dは次のようにして作製される。
まず、参考例発明6の透明フィルム26の一方の表面26aに、図8に示すように、凸構造体28に対応する凹構造24aを持つモールド(金型)24に透明フィルム26を熱プレスすることで形成することができる。
この後、参考例発明6の透明フィルム26の裏面26bに粘着処理を施す。
この後、透明フィルム26を所望の形に切断して透明蛍光フィルム25の一方の表面25aに貼り付ける。
この後、透明蛍光フィルム25の他方の表面25bを透明基板27の一方の表面27aに貼り付ける。
以上の構成を有する、参考例発明6によれば、以下の作用効果を奏する。
参考例発明6によれば、複数の微細な凸構造体28が形成された透明フィルム26の一方の表面26aを見ると強い蛍光が見られるが、透明基板27の他方の表面27bを見ると蛍光を感じさせないという、従来には無かった蛍光強度の異方性を持つ透明蛍光体10Dを得ることができる。
第1実施形態
図9は本発明の第1実施形態に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Eを示している。
第1実施形態の透明蛍光体10Eは、図9に示すように透明蛍光シート11の一方の表面11aに、凸構造体12Eを持つものにおいて、周囲に穏やかな窪み構造16を持つ凸構造体12Eの最高位置(頂部17)が一方の表面11aよりも低くなるように形成し、一方の表面11aに保護フィルム18を接合させたものである。また、図9に示す構造も熱プレスを用いて得ることができる。
この第1実施形態によれば、透明蛍光シート11の一方の表面11aに保護フィルム18を接合することにより、凸構造体12Eの汚れを防止し、耐磨耗特性にも優れた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体10Eが得られる。
第2実施形態
図7図8は本発明の第2実施形態に係る遮光フィルム29を示している。
第2実施形態の遮光フィルム29は、図7又は図8に示す構成を有している。具体的には、透明で母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シートあるいは薄膜状に成形した可撓性のある透明蛍光フィルムと、一方の表面に複数の微細な凸構造体もしくは凹構造体を形成した透明フィルムとを備え、前記透明フィルムの他方の表面が前記透明蛍光シートあるいは前記透明蛍光フィルムの一方の表面に貼り付けられており、前記透明フィルムの一方の表面での蛍光取り出し効率を高めた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体を用いた遮光フィルムである。
参考例発明5の透明蛍光体10Cの透明蛍光シート20は、透明な母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形したものであり、参考例発明6の透明蛍光体10Dの透明蛍光フィルム25は可撓性がある母材中に蛍光物質を含有させ薄膜状に成形したものである。そして、第2実施形態における透明蛍光体10C及び透明蛍光体10Dは、それぞれ参考例発明5、参考例発明6と同様の構成を有している。
ここで、第2実施形態においては、前記透明蛍光シート又は前記透明蛍光フィルムに、前記蛍光物質の蛍光色素が吸収する色の補色に相当する波長帯域に吸収を持つ別の色素を前記蛍光物質と一緒に含有させ、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成していない側に対しては遮光機能を示し、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成してある側に対しては強い蛍光を放つ蛍光シート機能を示すシートの裏側を見えにくくする効果を持たせたものである。
また、第2実施形態においては、複数の凸構造体22、28の配列が模様を成している。
また、第2実施形態の各凸構造体22、28が大きいと透明蛍光シート20あるいは透明蛍光フィルム25の透明性が阻害されてしまうので、その大きさは肉眼の分解能とされる100μmよりも小さいほうが望ましい。逆にその大きさが可視光の波長の10倍程度の大きさ(5μm)より小さくなると今度は回折現象を起こしてやはり透明性を阻害する。各凸構造体22、28は、5〜100μmの範囲内に設定される。好ましくは、その中間である20〜50μm程度が最適である。
第2実施形態においては、このような凸構造体22、28を透明蛍光シート20あるいは透明蛍光フィルム25の一方の表面20a、25aに並べることで、凸構造体22、25が形成されている一方の表面20aと25aの側で蛍光取り出し効率の高い透明蛍光体が実現されるが、構造体の配列密度が高すぎるとやはり遮光フィルムとしての透明蛍光体10C,10Dの透明性を阻害してしまうため望ましくない。用途に応じて求められる透明性を得られる密度を設計すればよいが、一般的に凸構造体22、28を形成した一方の表面20a、25aの面積に対する複数の凸構造体22、28の面積比率がそれぞれ1〜20%になる程度の密度が望ましい。
以上の構成を有する第2実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
第2実施形態において、遮光フィルム29を外から見ると、複数の凸構造体22、28からそれぞれ出射される強い蛍光が邪魔して内側が見えなくないと共に、内側から見ると、複数の凸構造体22、28の無い部分を通して外を見ることができる遮光フィルムが得られる。
第2実施形態の透明蛍光体を遮光フィルムとして使う場合、透明蛍光体は、一般に吸収波長に対する補色としてピンク色や緑色に見え、そのまま遮光フィルムとして用いると視覚的な違和感を与えてしまうが、透明蛍光シート11に、蛍光物質の蛍光色素が吸収する色の補色に相当する波長帯域に吸収を持つ別の色素を前記蛍光物質と一緒に含有させることで、黒っぽい色の遮光フィルム29が得られる。
第2実施形態において、複数の凸構造体22、28の配列が模様を成しているので、複数の凸構造体22、28から出射される光が文字やパターンなどの装飾的な意匠を形成することができるので、遮光フィルム29としての透明蛍光体に意匠表示の機能を付加した蛍光意匠表示板を得ることができる。
第2実施形態の遮光フィルム29は、凸構造体22、28の大きさが5〜100μmの範囲内に設定される。好ましくは、その中間である20〜50μmの範囲内に設定される。これにより、遮光フィルム29の透明性を確保できる。
第2実施形態において構造体22、28を形成した一方の表面1aの面積に対する複数の凸構造体20a,25aの面積比率がそれぞれ1〜20%になる程度の密度であるので、遮光フィルム29の透明性を確保できる。
参考例
(1)透明蛍光シートとしてアクリル樹脂中にフルオレセイン蛍光色素を含有させたものを用いる。この蛍光シートは主に480〜500nmの青緑色の光を吸収し、510〜530nmの緑色の蛍光を放つ。
(2)表面構造を持たないアクリル製蛍光シートに対して、アクリルとほぼ同じ屈折率(1.49)を持つPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を材質とする表面構造体形成シールを貼り付けることで、PMMAシールを貼り付けた側の蛍光取り出し効率を選択的に高めることができる。
(3)蛍光色素を含有させたPS(ポリスチレン)シートの表面に凹構造体を周期的に形成し、その上からPSの屈折率(1.59)よりも低い屈折率(1.49)をもつPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を素材とする平滑な保護フィルムを貼り付ける。PSシートの前記凹構造体から放出された蛍光は外部に取り出されるためにPMMA保護フィルムを透過しなければならないが、この場合屈折率の関係からPMMA保護フィルムに入射した蛍光がその内部で全反射による伝搬モードを取ることはない。
(実施例)
(1)蛍光色素を含有させたPS(ポリスチレン)シートの表面に周囲に穏やかな窪み構造を持つ凸構造体の最高位置が前記一方の表面よりも低くなるように凸構造体を周期的に形成し、その上からPSの屈折率(1.59)よりも低い屈折率(1.49)をもつPMMA(ポリメタクリル酸メチル)を素材とする平滑な保護フィルムを貼り付ける。PSシートの凹構造体から放出された蛍光は外部に取り出されるためにPMMA保護フィルムを透過しなければならないが、この場合屈折率の関係からPMMA保護フィルムに入射した蛍光がその内部で全反射による伝搬モードを取ることはない。
(2)蛍光シートの表面に形成する凸構造体の形状としては、円錐形、円錐台形、円形ドーム型、多角錐型、多角錐台形型、円錐もしくは柱体(円柱、角柱等)の上部を斜めに切断した形状などが考えられる。特に光を取り出したい方位を向く斜面がシート面となす角度を45度に近い値とし、それ以外の方位を向く斜面がシート面となす角度を90度に近い値とすることで、選択的に強い蛍光を取り出す方位を作り出すことができる。
(3)斜面が底面と30度をなす楔形の凸構造体を蛍光シート表面に配向させて周期配列させ、シートの垂直軸方向から30度傾いた角度に選択的に強い蛍光が取り出される蛍光シートを用意し、水平面に対して30度になるガラス屋根下面に貼り付ける。このとき蛍光は鉛直下方向に最も多く取り出されるため、ガラス屋根を有する建物内部での蛍光利用効率を最も高くすることができる。
(4)480〜500のnm青緑色の光を吸収して510〜530nmの緑色の蛍光特性を示すフルオレセインを含む蛍光シートを建築物のガラス窓の外側に貼り付け、さらにその外側に文字やデザインなどの意匠を凝らした形状に裁断した表面構造体形成シールを貼り付ける。建物の外側からは意匠の形状が視覚的に目立って建物内部の様子を伺うことが難しくなる。逆に建物の内側からは意匠の形状がほとんど認知できず、蛍光シートの吸収スペクトルの補色(蛍光色素としてフルオレセインを用いている場合は黄緑色)に着色された窓の外の景色が見えるだけである。この蛍光色素の補色に着色される色彩の不自然さが気になる場合は、蛍光色素が吸収しない波長帯に吸収を持つ吸光色素を混ぜ込んだ吸光板を用意し、窓の内側に取り付ければよい。このとき窓ガラス板とはわずかに距離をあけて取り付けることが望ましい。蛍光色素としてフルオレセインを用いる場合、吸収帯域がそれぞれ450nm前後、520nm前後、580nm前後、650nm前後となる4種類の吸光色素を吸光板に混ぜればよい。このとき建物の内側からは外の景色が少し暗く見えるようになるが、色彩の不自然さを感じさせなくすることができる。このとき窓ガラス全体が遮光シートのように機能することになる。
なお、この発明は以下のように変更して具体化することもできる。
記各実施形態で説明した凸構造体或いは凹構造体は一例であり、上記各実施形態において、凸構造体或いは凹構造体として、円錐形、多角錐形、ドーム形状など任意の形状の凸構造体或いは凹構造体を形成した透明蛍光体に本発明は適用可能である。
構造体もしくは凹構造体の形状が円錐形やドーム形状である場合、蛍光はシートの片面側に対してほぼ等方的に放射されることになるが、方位のそろった多角錐形状である場合は構造体の面に垂直方向に選択的に蛍光が放出されることになる。この現象を利用して、例えば図10に示すように、凸構造体としての三角錐50の頂点51が底面52をなす三角形の一つの角53の略直上にあるような三角錐50を、方位をそろえて配列させると、底面52に対して斜め方向になる側面54の垂直方向を中心とする方位のみに選択的に蛍光55を放出させることもできる。
本発明の参考例発明1に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体を示す斜視図。 参考例発明1の同透明蛍光体の一部を示す断面図。 参考例発明1の同透明蛍光体の作製方法を示す模式図。 本発明の参考例発明2に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体の一部を示す断面図。 本発明の参考例発明3に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体の一部を示す断面図。 本発明の参考例発明4に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体の一部を示す断面図。 本発明の参考例発明5に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体およびその作製方法を示す模式図と第2実施形態に係る遮光シート 本発明の参考例発明6に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体およびその作製方法を示す模式図と第2実施形態に係る遮光シート。 本発明の第1実施形態に係る両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体の一部を示す断面図。 本発明の一つの変形例を示す説明図。 従来の蛍光シートを示す断面図。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E…透明蛍光体
11、20…透明蛍光シート
11a、20a…一方の表面
11b,20b…他方の表面
12,12B,12E,22,28…凸構造体
12A…凹構造体
13…蛍光
15,18…保護フィルム
17…頂部(最高位置)
21、26…透明フィルム
21a、26a…一方の表面
21b、26b…他方の表面
24…モールド(金型)
24a…モールド(金型)の凹構造
25…透明蛍光フィルム
25a…一方の表面
25b…他方の表面
27…透明基板
27a…透明基板の一方の表面
27b…透明基板の他方の表面
29…遮光フィルム
50…三角錐
52…底面
54…側面

Claims (6)

  1. 明な母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シートの一方の表面に複数の微細な凸構造体もしくは凹構造体を形成することにより前記一方の表面での蛍光取り出し効率を高めた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体であって、
    前記透明蛍光体の透明蛍光シートが少なくとも前記一方の表面に複数の微細な凸構造体を持つものにおいて、周囲に穏やかな窪み構造を持つ前記凸構造体の最高位置が前記一方の表面よりも低くなるように形成し、前記一方の表面に保護フィルムを接合させたことを特徴とする両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体。
  2. 前記複数の凸構造体もしくは凹構造体の表面の一部を、前記複数の凸構造体もしくは凹構造体がそれぞれ形成された前記一方の表面に対して所定角度を持つ斜面で形成し、前記斜面が特定方位を向くように前記複数の凸構造体もしくは凹構造体を配置したことを特徴とする両面で異なる光取り出し効率を有する請求項1に記載の透明蛍光体。
  3. 透明で母材中に蛍光物質を含有させシート状に成形した透明蛍光シートあるいは薄膜状に成形した可撓性のある透明蛍光フィルムと、一方の表面に複数の微細な凸構造体もしくは凹構造体を形成した透明フィルムとを備え、前記透明フィルムの他方の表面が前記透明蛍光シートあるいは前記透明蛍光フィルムの一方の表面に貼り付けられており、前記透明フィルムの一方の表面での蛍光取り出し効率を高めた両面で異なる光取り出し効率を有する透明蛍光体を用いた遮光フィルムであって
    前記透明蛍光シート又は前記透明蛍光フィルムに、前記蛍光物質の蛍光色素が吸収する色の補色に相当する波長帯域に吸収を持つ別の色素を前記蛍光物質と一緒に含有させ、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成していない側に対しては遮光機能を示し、前記凸構造体もしくは凹構造体を形成してある側に対しては強い蛍光を放つ蛍光シート機能を示すシートの裏側を見えにくくする効果を持つことを特徴とする遮光フィルム。
  4. 前記凸構造体もしくは凹構造体の配列が模様を成していることを特徴とする請求項3に記載の遮光フィルム。
  5. 前記凸構造体もしくは凹構造体の大きさが5〜50μmであることを特徴とする請求項3または4に記載の遮光フィルム。
  6. 前記凸構造体もしくは凹構造体を形成した表面の面積に対する前記凸構造体もしくは凹構造体の面積比率が1〜20%であることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の遮光フィルム。
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