JP4903446B2 - 生産計画システム - Google Patents

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Description

本発明は、多数の異なる型式の生産物の生産計画システムに関する。
顧客に製品を販売する販売者と製品を生産する生産者との間において、販売者からの注文に基づいて生産者が生産し、生産した製品を生産者が販売者に供給して、販売者が顧客に販売していく受注生産があり、この受注生産は多数の異なる型式の生産物の生産に適している。
この場合、多数の異なる型式の生産物に応じた注文が、毎日のように継続的に生産者に入ってくるのであり、生産者において異なる型式の生産物に応じて、多数の担当者が設定されていることが多い。これにより、入ってくる注文に応じて担当者は、現在から設定日数後(例えば7〜10日後)に、自身の担当のどの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画を作成するのであり、作成された生産計画に基づいて必要な部品が生産者から部品生産者に発注される。
特開2004−29874号公報
前述のように、異なる型式の生産物に応じて多数の担当者が設定されて、担当者が自身の担当の型式の生産物の生産計画を作成する場合であると、担当者に応じて多数の生産計画が互いに独立に作成されることになる。
これにより、多数の生産計画が互いに独立に作成された状態において、各々の生産計画に基づいて必要な部品が生産者から部品生産者に発注されると、例えば2つの生産計画で同じ部品が使用される場合、一つの生産計画に基づいて部品が生産者から部品生産者に発注された後、別の生産計画に基づいて同じ部品が生産者から部品生産者に発注されると言うように、同じ部品において2つの発注が別々に生産者から部品生産者に発注されるような状態の生じることが考えられる。
従って、同じ部品において2つの発注が別々に生産者から部品発注者に発注されるような状態が生じると、同じ部品でありながら多数の注文書が生産者及び部品生産者において発生する状態となり、生産者及び部品生産者での部品の管理が煩雑なものとなる。
本発明は多数の異なる型式の生産物の生産計画システムにおいて、必要な部品を過不足なく発注することができるようにすることを目的としており、生産者及び部品生産者での部品の管理が簡素なものとなるようにすることを目的としている。
構成)
本発明の第1特徴は、多数の異なる型式の生産物に対して、どの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画を作成し、生産計画に基づいて必要な部品を発注する生産計画システムにおいて、
毎日又は所定日数毎に設定された設定期限の属する日から所定生産日数の後にどの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画を本登録する本登録処理を行う本登録用のプログラムと、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品の所要量を自動的に計算して必要な部品を自動的に発注する発注処理を行う部品発注用のプログラムとをコンピュータに備え、
前記コンピュータの人為操作で生産計画を生産物の型式に対応して設定期限までに複数作成し本登録すると、前記コンピュータが前記本登録用のプログラムを実行して人為操作で本登録された生産計画に対して前記本登録処理を行ない、設定期限後に前記コンピュータが前記部品発注用のプログラムを実行して前記発注処理を行うように構成し
前記設定期限までに本登録されない生産計画が存在すると、前記コンピュータが前記本登録用のプログラムを実行して、本登録されない生産計画に対応するもので前回の設定期限で本登録された生産計画を今回の生産計画として自動的に本登録し、その後、前記コンピュータが前記部品発注用のプログラムを実行して前記発注処理を行うように構成してある
(作用)
本発明の第1特徴によると、入ってくる注文に応じて、設定期限の属する日から所定生産日数の後にどの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画が、作成されて本登録される(例えば、設定期限の属する日が本日であると、本日から所定生産日数の後にどの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画が、作成されて本登録される)。
この場合、多数の異なる型式の生産物により、異なる生産計画が複数作成されて本登録されるのであり、入ってくる注文により、複数の生産計画が同時に本登録されることはなく、複数の生産計画が互いに時間がずれながら本登録される。
本発明の第1特徴によると、前述のように複数の生産計画が互いに時間がずれながら本登録される状態である場合、一つの生産計画が作成され本登録される毎に本登録された一つの生産計画に基づいて必要な部品の発注を行うのではなく、複数の生産計画の全てが作成され本登録されるのを設定期限まで待つのであり、この後に複数の生産計画の全てが設定期限までに作成され本登録された状態において、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を発注する。
本発明の第1特徴のように、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を発注すると、全ての本登録された生産計画において例えば発注の前に、どのような部品がいくらの個数だけ必要であるかを計算することができ、共通の部品があれば共通の部品をまとめることができるのであり、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を、重複なく及び漏れなく(過不足なく)発注することができる。
本発明の第1特徴によると、前述のように共通の部品があれば共通の部品をまとめることができることにより、[発明が解決しようとする課題]に記載のように、一つの生産計画に基づいて部品が生産者から部品生産者に発注された後、別の生産計画に基づいて同じ部品が生産者から部品生産者に発注されると言うように、同じ部品において2つの発注が別々に生産者から部品生産者に発注されるような状態を少なくすることができる。これにより、同じ部品でありながら多数の注文書が生産者及び部品生産者において発生する状態を少なくすることができる。
又、設定期限までに本登録されない生産計画(例えば作成が遅れ、これに伴って本登録が遅れているような生産計画)が存在すると、本登録されない生産計画に対応するもので前回の設定期限で本登録された生産計画が本登録された生産計画とされて、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品が発注される。
これにより、生産計画の精度は少し低下するが、必要な部品の発注が遅れると言う事態を避けることができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、多数の異なる型式の生産物の生産計画システムにおいて、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を、重複なく及び漏れなく(過不足なく)発注することができる点、並びに、同じ部品でありながら多数の注文書が生産者及び部品生産者において発生する状態を少なくすることができ、生産者及び部品生産者での部品の管理が簡素なものとなるようにすることができる点により、生産効率の向上を図ることができた。
又、設定期限までに本登録されない生産計画が存在する場合には、本登録されない生産計画に対応するもので前回の設定期限で本登録された生産計画が本登録された生産計画とされることによって、生産計画の精度は少し低下するが、必要な部品の発注が遅れると言う事態を避けることができるようになり、生産効率の低下を避けることができた。
構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の生産計画システムにおいて、
生産計画を前登録する前登録処理を行なう前登録用のプログラムを前記コンピュータに備え、
担当者が前記コンピュータにより全ての生産計画を設定期限までに作成し前登録すると、前記コンピュータが前記前登録用のプログラムを実行して前記前登録処理を行ない、管理者が全ての前登録された生産計画を設定期限までに承認し前記コンピュータにより本登録すると、前記コンピュータが前記本登録用のプログラムを実行して管理者が本登録した生産計画に対して前記本登録処理を行ない、設定期限後に前記コンピュータが前記部品発注用のプログラムを実行して前記発注処理を行うように構成してある。
(作用)
本発明の第2特徴によると、入ってくる注文に応じて生産計画が作成されて本登録されるまでにおいて、生産計画を作成し前登録して、前登録された生産計画を承認し本登録すると言う段階を設定しており、生産計画を作成し前登録する担当者と、前登録された生産計画を承認し本登録する管理者とを別々に設定している。
これにより、管理者は担当者の生産計画の作成の進捗状況を確認して、複数の生産計画の全てが設定期限までに作成され本登録されるように管理したり、担当者及び管理者により一つの生産計画を互いに異なった角度から検討したりすることができる。
(発明の効果)
発明の第2特徴によると、複数の生産計画の全てが設定期限までに作成され本登録されるように管理したり、一つの生産計画を異なった角度から検討したりすることができるようになって、生産計画の作成の精度を高めることができ、生産効率の向上を図ることができた。
構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の生産計画システムにおいて、
前記コンピュータに、担当者が生産計画を作成し前登録するまでにおいて、担当者が作成した生産計画に必要な部品が発注可能な部品であるか否かを検討する発注検討機能を備えた発注検討用のプログラムを設けてある。
(作用)
本発明の第3特徴によると、発注検討機能により担当者は作成中(前登録前)の生産計画が、適正なものであるかを(発注不可の部品が含まれていないかを)判断することができるのであり、担当者は作成した生産計画が適正なものであることを確認した後に前登録することができる。
(発明の効果)
本発明の第3特徴によると、発注検討機能により作成中(前登録前)の生産計画が、適正なものであるかを(発注不可の部品が含まれていないかを)判断することができるようになり、不適性な生産計画による生産効率の低下を避けることができた。
構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第2又は第3特徴の生産計画システムにおいて、
前記コンピュータに、担当者が生産計画を作成し前登録した後から生産計画を管理者が承認し本登録するまでの間は、前登録された生産計画の担当者による修正を排除する排他機能を備えた排他処理用のプログラムを設けてある。
(作用)
本発明の第4特徴によると、担当者が生産計画を作成し前登録した後、管理者が前登録された生産計画を承認している間(本登録するまでの間)は、担当者が前登録された生産計画を修正しようとしても、担当者は前登録された生産計画を修正することができない。これにより、管理者が前登録された生産計画の内容を検討している際に前登録された生産計画が修正されてしまい、管理者が前登録された生産計画の内容を適切に検討することができないと言う状態を避けることができる。
(発明の効果)
本発明の第4特徴によると、管理者が前登録された生産計画の内容を適切に検討することができないと言う状態を避けることができるようになって、適切に検討されていない生産計画が承認及び本登録されることによる生産効率の低下を避けることができた。
構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1〜第4特徴の生産計画システムのうちのいずれか一つにおいて、
前記部品発注用のプログラムを、部品の在庫情報に基づいて、計算した必要部品の所要量と部品の在庫情報とを照合し、部品在庫にある必要な部品を計算した必要部品の所要量から差し引いて必要な部品を発注するように構成してある。
(作用)
本発明の第5特徴によると、部品の在庫情報に基づいて、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を発注するので、例えば部品在庫に必要な部品があれば、これを生産計画に使用することにより、部品在庫にある必要な部品を発注から差し引くと言うようなことを行うことができる。
(発明の効果)
本発明の第5特徴によると、例えば部品在庫に必要な部品があれば、部品在庫にある必要な部品を発注から差し引くと言うようなことを行うことができるようになって、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を、重複なく及び漏れなく(過不足なく)発注することができ、生産効率の向上を図ることができた。
例えば、農用トラクタやコンバイン等の農業機械のように、多数の異なる型式S11,S12,S21,S22を備えた生産物の生産計画システムについて、図1及び図2に基づいて説明する。
生産者(製品メーカー)において、異なる型式S11,S12,S21,S22の生産物に応じて多数の担当者A1,A2が設定されており、担当者A1,A2に対して管理者B1が設定されている。多数の異なる型式S11,S12,S21,S22の生産物に応じた注文が、毎日のように継続的に生産者(製品メーカー)に入ってくる。
[1]
担当者A1,A2による生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1について説明する。
入ってくる注文に応じて担当者A1が、自身の担当する型式S11,S12の生産物を所定個数の数量だけ生産して、現在から設定日数後(例えば7〜10日後)に完成させるべきであると判断すると、担当者A1は型式S11,S12の生産物に対応する生産計画K11,K12を、コンピュータにより作成する。これと同様に入ってくる注文に応じて担当者A2が、自身の担当する型式S21,S22の生産物を所定個数の数量だけ生産して、現在から設定日数後(例えば7〜10日後)に完成させるべきであると判断すると、担当者A2は型式S21,S22の生産物に対応する生産計画K21,K22を、コンピュータにより作成する。
担当者A1,A2が生産計画K11,K12,K21,K22の作成を終了し、生産計画K11,K12,K21,K22に変更の必要がないと判断すると(確定)、担当者A1,A2は生産計画K11,K12,K21,K22を、コンピュータにより前登録T1する。
担当者A1,A2が生産計画K11,K12,K21,K22を作成し前登録T1するまでの間において、管理者B1は生産計画K11,K12,K21,K22を、コンピュータにより任意に読み取ることができ(読取専用)、担当者A1,A2の生産計画K11,K12,K21,K22の作成の進捗状況を確認することができるのであり、生産計画K11,K12,K21,K22に作成の遅れているものがあると、担当者A1,A2に作成の遅れを取り戻すように督促する。
この場合、発注検討機能がコンピュータに備えられており、発注検討機能により生産計画K11,K12,K21,K22に必要な部品が発注可能な部品であるか否かを検討(シミュレーション及び確認)することができる(例えば、設計及び仕様変更中でまだ形状及び仕様が確定していない部品や、部品生産者(部品メーカー)との間で価格交渉中でまだ価格が決定していない部品等のような発注不可の部品を検出する機能)。
これにより、担当者A1,A2は生産計画K11,K12,K21,K22を作成し前登録T1するまでの間、発注検討機能を生産計画K11,K12,K21,K22に随時適用することにより、生産計画K11,K12,K21,K22が適正なものであるかを(発注不可の部品が含まれていないかを)判断することができるのであり、担当者A1,A2は生産計画K11,K12,K21,K22が適正なものであることを確認した後に前登録T1する。このように、担当者A1,A2は生産計画K11,K12,K21,K22が適正なものであることを確認した後に前登録T1するので、担当者A1,A2により生産計画K11,K12,K21,K22が、同時に前登録T1されることは少なく、時間がずれながら生産計画K11,K12,K21,K22が前登録T1されることが多い。
[2]
次に、管理者B1による生産計画K11,K12,K21,K22の承認及び本登録T2について説明する。
前項[1]に記載のように、担当者A1,A2が生産計画K11,K12,K21,K22を作成し前登録T1すると、管理者B1は前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22の内容を検討する。管理者B1が前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22について適切であると判断(承認)すると、管理者B1は前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22を、コンピュータにより本登録T2する。
この場合に、担当者A1,A2が生産計画K11,K12,K21,K22を作成し前登録T1した後から、生産計画K11,K12,K21,K22を管理者B1が承認し本登録T2するまでの間、担当者A1,A2が前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22を修正しようとしても、この修正が排除されるのであり(排他機能に相当)、担当者A1,A2は前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22を修正することができない。しかし、担当者A1,A2は前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22を任意に読み取ることができ(読取専用)、前登録T1された生産計画K11,K12,K21,K22を確認することができる。
例えば、管理者B1が前登録T1された生産計画K22に修正を施す必要があると判断した場合には、管理者B1は生産計画K22の前登録T1を解除し、生産計画K22を担当者A2に差し戻す。生産計画K22が担当者A2に差し戻されると、担当者A2は生産計画K22に修正を施し、前項[1]に記載の発注検討機能を生産計画K22に随時適用することにより、生産計画K22が適正なものであることを確認した後に再び前登録T1する。
次に管理者B1は再び前登録T1された生産計画K22の内容を検討し、前登録T1された生産計画K22について適切であると判断(承認)すると、管理者B1は前登録T1された生産計画K22を本登録T2する。この場合に、担当者A2が生産計画K22を修正し前登録T1した後から、生産計画K22を管理者B1が承認し本登録T2するまでの間、担当者A2が前登録T1された生産計画K22を修正しようとしても、この修正が排除されるのであり(排他機能に相当)、担当者A2は前登録T1された生産計画K22を修正することができない。しかし、担当者A2は前登録T1された生産計画K22を任意に読み取ることができ(読取専用)、前登録T1された生産計画K22を確認することができる。
[3]
次に、全ての本登録T2された生産計画K11,K12,K21,K22に基づいて必要な部品を発注する状態について説明する。
1日において例えば午後4時〜午後8時の間に、設定期限L1が設定されている。これにより、設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)において、担当者A1,A2は前項[1]に記載の生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1を、全て設定期限L1までに行う必要があり、管理者B1は前項[2]に記載の生産計画K11,K12,K21,K22の承認及び本登録T2を、全て設定期限L1までに行う必要がある。このことについて言い換えると、設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)において、担当者A1,A2が生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1を全て設定期限L1までに行うまで、管理者B1は待機することになる。
前述のように設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)において、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の承認及び本登録T2が設定期限L1までに行われると、全ての本登録T2された生産計画K11,K12,K21,K22に基づいて、コンピュータにより必要な部品の所要量計算が行われる。所要量計算では、全ての本登録T2された生産計画K11,K12,K21,K22において、どのような部品がいくらの個数だけ必要であるかが計算されるのであり、共通の部品があれば、この共通の部品がまとめられる。
この場合、所要量計算と生産者(製品メーカー)の部品の在庫情報とが照合されて、生産者(製品メーカー)の部品在庫に必要な部品があれば、部品在庫にある必要な部品が所要量計算から差し引かれる。このように生産者(製品メーカー)に部品在庫が発生しているのは、例えば比較的小さな部品で、所定個数まとめて生産しないと部品生産者(部品メーカー)での生産効率が悪くなったり、所定個数まとめて輸送しないと運送業者での運送効率が悪くなったりして、部品単価が高くなる場合、必要な部品が所定個数まとめて発注されることがあり、これによる余りが発生することによる。
前述のようにして、全ての本登録T2された生産計画K11,K12,K21,K22に基づいて、必要な部品の所要量計算が行われると、所要量計算に基づいて必要な部品の発注が部品生産者(部品メーカー)に対して行われる。例えば午後4時〜午後8時の間に設定期限L1が設定されていると、設定期限L1から数時間をかけて必要な部品の所要量計算が行われ、その日の夜中から翌日の早朝にかけて、必要な部品の発注が部品生産者(部品メーカー)に対して行われる。
以上のように、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1(設定期限L1まで)、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の承認及び本登録T2(設定期限L1まで)、必要な部品の所要量計算及び所要量計算に基づく必要な部品の部品生産者(部品メーカー)への発注が、毎日繰り返して行われる。
この場合、生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1や承認及び本登録T2は、設定期限L1の属する日に行う必要はなく、入ってくる注文に応じて設定期限L1の属する日の前日や前々日に行ってもよい。設定期限L1を毎日設定せずに、2日に一度や3日に一度設定したり、特定の曜日に設定したりしてもよい。
[4]
次に、設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)において、生産計画K11,K12,K21,K22のうち、設定期限L1までに作成及び前登録T1や承認及び本登録T2が行われないものが発生した場合について説明する。
例えば、担当者A2が生産計画K22を作成し前登録T1したが、管理者B1が修正を施す必要があると判断して生産計画K22を担当者A2に差し戻して、担当者A2による生産計画K22の修正が遅れている場合や、担当者A2が生産計画K22を作成し前登録T1したが、管理者B1による生産計画K22の承認及び本登録T2が遅れた場合等のように、管理者B1による生産計画K22の承認及び本登録T2が設定期限L1までに行われない状態になると、最初に作成及び前登録T1された生産計画K22(承認及び本登録T2されていない生産計画K22)が、コンピュータにより自動的に承認及び本登録T2される。
これにより、設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)において、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の承認及び本登録T2が設定期限L1までに行われた状態となって、前項[3]に記載のように、全ての本登録T2された生産計画K11,K12,K21,K22に基づいて、必要な部品の所要量計算が行われる(以上、設定期限までに本登録されない生産計画が存在すると、本登録されない生産計画を本登録された生産計画とすることにより、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を発注する状態に相当)。
例えば、生産計画K22の中に存在する未確定な部分の確定が遅れたりした場合や、発注検討機能の適用により生産計画K22が適正でない(発注不可の部品が含まれている)ことが発見され、担当者A2が生産計画K22の修正に手間取っている場合等のように、担当者A2による生産計画K22の作成及び前登録T1が設定期限L1までに行われない状態になると、生産計画K22に対応するもので前日の設定期限L1で本登録T2された生産計画が、コンピュータにより自動的に生産計画K22として承認及び本登録T2される。
これにより、設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)において、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の作成及び前登録T1、全ての生産計画K11,K12,K21,K22の承認及び本登録T2が設定期限L1までに行われた状態となって、前項[3]に記載のように、全ての本登録T2された生産計画K11,K12,K21,K22に基づいて、必要な部品の所要量計算が行われる(以上、設定期限までに本登録されない生産計画が存在すると、本登録されない生産計画に対応するもので前回の設定期限で本登録された生産計画を、本登録された生産計画とすることにより、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品を発注する状態に相当)。
[発明の実施の別形態]
一つの製造所(生産者(製品メーカー))において、複数の設定生産範囲(生産計画K11,K12,K21,K22)を設定し、複数の設定生産範囲の各々において、担当者A1,A2による生産計画の作成及び前登録、管理者B1による生産計画の承認及び本登録、必要な部品の所要量計算及び所要量計算に基づく必要な部品の部品生産者(部品メーカー)への発注が行われるようにしてもよい。
一つの製造所(生産者(製品メーカー))においてではなく、複数の製造所(生産者(製品メーカー))において、前述のような複数の設定生産範囲の設定、担当者A1,A2による生産計画の作成及び前登録、管理者B1による生産計画の承認及び本登録、必要な部品の所要量計算及び所要量計算に基づく必要な部品の部品生産者(部品メーカー)への発注が行われるようにしてもよい。
生産計画において、担当者による生産計画の作成及び前登録から設定期限までの流れを示す図 生産計画において、設定期限から必要な部品の部品生産者(部品メーカー)への発注までの流れを示す図
A1,A2 担当者
B1 管理者
K11,K12,K21,K22 生産計画
L1 設定期限
S11,S12,S21,S22 型式
T1 前登録
T2 本登録

Claims (5)

  1. 多数の異なる型式の生産物に対して、どの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画を作成し、生産計画に基づいて必要な部品を発注する生産計画システムにおいて、
    毎日又は所定日数毎に設定された設定期限の属する日から所定生産日数の後にどの型式の生産物をいくらの数量だけ生産して完成させるかと言う生産計画を本登録する本登録処理を行う本登録用のプログラムと、全ての本登録された生産計画に基づいて必要な部品の所要量を自動的に計算して必要な部品を自動的に発注する発注処理を行う部品発注用のプログラムとをコンピュータに備え、
    前記コンピュータの人為操作で生産計画を生産物の型式に対応して設定期限までに複数作成し本登録すると、前記コンピュータが前記本登録用のプログラムを実行して人為操作で本登録された生産計画に対して前記本登録処理を行ない、設定期限後に前記コンピュータが前記部品発注用のプログラムを実行して前記発注処理を行うように構成し
    前記設定期限までに本登録されない生産計画が存在すると、前記コンピュータが前記本登録用のプログラムを実行して、本登録されない生産計画に対応するもので前回の設定期限で本登録された生産計画を今回の生産計画として自動的に本登録し、その後、前記コンピュータが前記部品発注用のプログラムを実行して前記発注処理を行うように構成してある生産計画システム。
  2. 生産計画を前登録する前登録処理を行なう前登録用のプログラムを前記コンピュータに備え、
    担当者が前記コンピュータにより全ての生産計画を設定期限までに作成し前登録すると、前記コンピュータが前記前登録用のプログラムを実行して前記前登録処理を行ない、管理者が全ての前登録された生産計画を設定期限までに承認し前記コンピュータにより本登録すると、前記コンピュータが前記本登録用のプログラムを実行して管理者が本登録した生産計画に対して前記本登録処理を行ない、設定期限後に前記コンピュータが前記部品発注用のプログラムを実行して前記発注処理を行うように構成してある請求項1に記載の生産計画システム。
  3. 前記コンピュータに、担当者が生産計画を作成し前登録するまでにおいて、担当者が作成した生産計画に必要な部品が発注可能な部品であるか否かを検討する発注検討機能を備えた発注検討用のプログラムを設けてある請求項2に記載の生産計画システム。
  4. 前記コンピュータに、担当者が生産計画を作成し前登録した後から生産計画を管理者が承認し本登録するまでの間は、前登録された生産計画の担当者による修正を排除する排他機能を備えた排他処理用のプログラムを設けてある請求項2又はに記載の生産計画システム。
  5. 前記部品発注用のプログラムを、部品の在庫情報に基づいて、計算した必要部品の所要量と部品の在庫情報とを照合し、部品在庫にある必要な部品を計算した必要部品の所要量から差し引いて必要な部品を発注するように構成してある請求項1〜のうちのいずれか一つに記載の生産計画システム。
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