JP4901246B2 - 分光輝度分布推定システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光源の分光輝度分布を計測または推定するシステムおよび方法に関する。
一般に光源には製造誤差などにより同じロットで製造されていても分光輝度にばらつき発生する。特に発光ダイオードや有機発光ダイオードなどの発光素子を多数配列して構成される画像表示装置においては、均一な画像表示を得るために、均質な分光輝度を備えた発光素子を選別する必要がある。このような目的に、例えば発光ダイオードの分光を測定し、選別する発光ダイオード測定選別装置を用いることが知られている(特許文献1)。
特開平11−103094号公報
しかし、従来の発光ダイオード測定選別装置では、専用の分光光度計を用いる必要がある。また、1つの分光光度計では、複数の製品を同時に測定することができない。
本発明は、分光光度計を用いることなく簡易な構成で光源の分光輝度分布を推定可能な分光輝度分布推定システムおよびその方法を提供することを目的としている。
本発明の分光輝度分布推定システムは、光源からの光を第1分光感度特性のもと検出する第1検出手段と、光源からの光を第2分光感度特性のもと検出する第2検出手段と、第1および第2検出手段による検出結果に基づいて光源の分光輝度分布を推定する分光輝度算出手段とを備えたことを特徴としている。
第1および第2検出手段における光源からの光の検出は、カメラの撮像素子により行われる。第1検出手段または第2検出手段の少なくとも一方は、カメラによるフィルタを介した光源の撮影によるものである。光源の数は例えば複数であって、複数の光源の画像はカメラにより同時に撮影される。
分光輝度算出手段において、光源の分光輝度分布は、光源において基準とされる相対分光輝度分布からのズレ量を表すパラメータを算出することにより推定される。パラメータの数は2以上であり、パラメータの数以上の数の異なる分光感度特性のもとで光源からの光の検出が行われ、各分光感度特性のもとでの検出結果に基づいて分光輝度分布が推定される。このときの異なる分光感度特性には、第1および第2分光感度特性が含まれる。またパラメータには、少なくとも分光輝度倍率、ピーク波長のシフト量、分光分布幅の何れか一つが含まれる。また更に、第1検出手段と第2検出手段は時系列に実行される。
本発明の分光輝度分布推定方法は、複数の異なる分光感度特性のもとで光源の画像を取得する手順と、画像の中から光源の映像に対応する画素の画素値を取得する手順と、各分光感度特性のもとで取得された画像の画素値に基づいて、光源の基準となる相対分光輝度分布からの光源の分光輝度分布のズレ量を算出する手順とを備えたことを特徴としている。
例えば光源の映像に対応する画素を所定の閾値を基準として抽出し、抽出された画素の画素値の平均値に基づいてズレ量を算出する。
本発明の光源の分光輝度分布を推定するためのプログラムは、コンピュータに複数の異なる分光感度特性のもとで取得された光源の画像の中から、光源の映像に対応する画素の画素値を取得する手順と、各分光感度特性のもとで取得された画像の画素値に基づいて、光源の基準となる相対分光輝度分布からの光源の分光輝度分布のズレ量を算出する手順とを実行させることを特徴としている。
以上により、本発明によれば、分光光度計を用いることなく簡易な構成で光源の分光輝度分布を推定可能な分光輝度分布推定システムおよびその方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態である分光輝度分布推定システムの構成を示す模式図である。図示されるように、本実施形態の分光輝度分布推定システム10は、被計測物である光源部11、カメラ12、コンピュータ13、フィルタ14で主に構成される。
光源部11は、例えば検査対象となるLEDや有機LEDなどの発光素子が同一平面内に複数配置されたものである。本実施形態では3つの光源L1、L2、L3(例えばLED)がランダムに配置されている。またカメラ12は、例えばモノクロCCDカメラであり、分光輝度分布の計測に必要な較正は予め行われている。
コンピュータ13は、例えばノート型のパーソナルコンピュータであり、カメラ12と所定のインターフェースで接続され、カメラ12で撮像された画像は画像データとしてコンピュータ13に転送される。また、カメラ12のレリーズ制御をコンピュータ13からの信号により制御することも可能である。
フィルタ14は、カメラ12の撮像素子(図示せず)の分光感度特性を変更するためのフィルタであり、本実施形態では、フィルタ14を介さずに光源部11を撮像したデータと、フィルタ14を介して撮像されたデータとを用いて後述する方法により各発光素子の分光輝度分布の推定が行われる。フィルタ14を用いないときのカメラ12における撮像素子の分光感度特性(第1分光感度特性)とフィルタを用いたときの撮像素子の分光感度特性(第2分光感度特性)は、光源の分光輝度分布に対して十分な感度を有するように選択されるとともに、後述する未知変数を算出できるよう互いに異なる特性を有するように選択される。なお、フィルタ14としては、例えばアルミ薄膜や誘電体薄膜が形成されたガラス基盤などが用いられる。
図2は、光源を代表する分光輝度分布SLと、フィルタ14を用いないときの撮像素子における分光感度特性S1と、フィルタ14を用いたときの撮像素子における分光感度特性S2を模式的に示したグラフである。なお、光源L1〜L3の実際の分光輝度分布は、製品誤差により各々分光輝度分布SLからずれており、本発明では各光源L1〜L3に対する実際の分光輝度分布の推定が行われる。すなわち本実施形態では、基準となる(所与の)相対分光輝度分布に対する光源L1〜L3の実際の分光輝度倍率(分光輝度の強弱)とピーク波長のシフト量を未知変数とし、これらを求めることにより分光輝度分布が推定される。
次に図3〜図6を参照して、本実施形態における分光輝度分布推定の手順について説明する。図3は本実施形態の分光輝度分布推定の手順を示すフローチャートである。なお、図3のフローチャートは、コンピュータ13で実行される処理手順を示したもので、以下に説明するカメラ12による光源部11の撮影が行われた後に実行される。
まず、光源(発光ダイオード)L1〜L3を点灯させ、カメラ12によりフィルタ14なしで光源部11の撮影を行い、次にフィルタ14を装着して光源部11の撮影を行う。図4に、フィルタ14なしで撮影された光源部11の画像IM1と、フィルタ14を通して撮影された光源部11の画像IM2の模式図を示す。これらの画像は、異なる分光感度特性の下で撮影されるため、2枚の画像IM1、IM2の間において光源L1〜L3に対応する領域の画素値は異なる値となる。なお、撮影に当たっては、光源L1〜L3を含む面は撮像面に平行に配置されるとともに、撮影画像が光源L1〜L3の配光分布特性による影響を受けず、各光源L1〜L3からの光がカメラ12に略等しい入射角で入射するように十分な距離(D)が取られる(図1参照)。また、この距離において撮像倍率が適正な値となるようにレンズ焦点距離は選択される。
カメラ12による光源部11の撮影が終了すると、取得された光源部11の画像データは、コンピュータ13に転送され、図3のフローチャートに沿った処理がコンピュータ13において実行される。
図5に示されるように、コンピュータ13の記憶装置131には、検査対象となる光源(発光ダイオード)L1〜L3の相対分光輝度分布R(λ)と、フィルタ14を用いないときの撮像素子における分光感度分布(第1分光感度特性)S(1)(λ)と、フィルタ14を通したときの撮像素子における分光感度分布(第2分光感度特性)S(2)(λ)のデータが予め記録されており、ステップS101では、これらのデータが記憶装置131からCPU132に読み込まれる。なお、相対分光輝度分布R(λ)は、発光素子の製造元、あるいは計測によりその製品の代表的な特性として予め与えられたものである。また、分光感度分布S(2)(λ)は、フィルタ14の分光透過率T(λ)と撮像素子の分光感度分布S(1)(λ)とにより、S(2)(λ)=T(λ)・S(1)(λ)として求められる。
ステップS102では、カメラ12から転送され、記録装置131に記録された画像IM1、IM2の画像データがCPU132に読み込まれる。ステップS103では、フィルタ14なしで得られた画像IM1から光源L1〜L3が写っている領域が計算対象領域として特定される。領域の特定は、例えば所定の閾値を設定し、この閾値以上の画素値を有する画素を画像IM1から抽出することにより行われる。
図6に抽出された1つの計算対象領域を模式的に示す。なお、図6の場合24個の画素からなる領域が、計算対象領域(光源が写っている領域)として特定されている。このような方法により、各光源L1〜L3に対応する計算対象領域A1〜A3が図7のように特定される。また、本実施形態では、画像IM1で特定された計算対象領域A1〜A3を画像IM2の計算対象領域として用いるが、各画像において各々求める構成としてもよい。また、画素値の高い画素を中心として所定の矩形領域を計算対象領域とすることもでき、ノイズの影響を無視できる場合には、計算対象領域を1画素とすることも可能である。
ステップS104では、画像IM1、IM2の各計算対象領域A1〜A3における画素値の平均値I (1)、I (2)(i=1,2,3)が算出される。ここで下付の添え字iは、3つの計算対象領域A1〜A3との対応を示し、上付の添え字(1)、(2)は、画像IM1、IM2との対応を示す。例えば、I (1)の場合、画像IM1の計算対象領域A2における画素値の平均値を表す。
ステップS105では、各光源L1〜L3の相対分光輝度分布からのズレ量が、異なる分光感度特性の下で取得された画像データに基づいて計算される。すなわち、本実施形態では、各光源L1〜L3の実際の分光輝度分布R(λ)(i=1,2,3)が、相対分光輝度分布に対する倍率(分光輝度倍率)M(i=1,2,3)と分光輝度分布のピーク波長のシフト量Δλ(i=1,2,3)によりR(λ)=M・R(λ−Δλ)として表されるものと仮定して、未知変数M、Δλが計算対象領域A1〜A3における平均値I (1)、I (2)に基づいて光源L1〜L3毎に算出される。なお、具体的な算出方法については後述する。
ステップS106では、ステップS105で算出された分光輝度倍率Mとピーク波長のシフト量Δλから算出されるM・R(λ−Δλ)が各光源L1〜L3の分光輝度分布R(λ)として推定され、分光輝度倍率Mとピーク波長のシフト量Δλ、または/かつM・R(λ−Δλ)により算出された値が記録装置131などに記録され、この処理は終了する。
次に未知変数M、Δλのより具体的な算出方法について説明する。本実施形態においては、各光源L1〜L3の計算対象領域における分光輝度分布R(λ)が、M・R(λ−Δλ)であると仮定される。したがって、平均値I (1)、I (2)と分光輝度倍率M、ピーク波長のシフト量Δλとの間には以下の(1)式、(2)式の関係がある。
(1)=M∫R(λ−Δλ)S(1)(λ)dλ ・・・(1)
(2)=M∫R(λ−Δλ)S(2)(λ)dλ ・・・(2)
但し(1)、(2)式における波長λに関する積分は、所定の波長領域λ〜λに渡って行われる。波長領域λ〜λは、例えば可視光の波長領域(約380〜780nm)に対応するが、発光素子や目的に応じてこの積分範囲は適宜選択される。
また、上記(1)式および(2)式から分光輝度倍率Mを消去すると、次の(3)式が得られる。
(1)∫R(λ−Δλ)S(1)(λ)dλ
=I (2)∫R(λ−Δλ)S(2)(λ)dλ ・・・(3)
本実施形態では(3)式におけるΔλをニュートン法など所定の数値計算方法を用いて算出し、算出されたΔλに基づいて分光輝度倍率Mが算出される。
以上により、本実施形態によれば分光光度計などの装置を用いることなく、一定の測定条件下における光源の分光輝度分布を推定することができる。また、本実施形態では、カメラで複数の光源を同時に撮影し、同一測定条件下におけるこれら複数の光源の分光輝度分布を同時に推定することができる。
なお、以上で算出される各光源の分光輝度分布は、絶対的な値ではなく、測定条件(撮影距離、像倍率、露光時間、絞り値等)が同一の下で同じ撮像素子を用いて計測したときの各光源間における相対的な値である。本実施形態において算出される分光輝度分布を絶対的な値とするには、上述した光源の撮影と同一の条件下、測定波長領域(例えば可視光領域)の各波長において1[W]/[sr・m・nm]の光を受けた場合の画素値をそれぞれの分光感度特性として記録し、これを用いて上記計算によりそれぞれの分光輝度分布を算出すれば、算出された分光輝度分布の値は、計算対象領域での絶対的な値の平均値と考えることができる。
また、各光源からカメラに入射する光の放射束Φeは、撮像素子1画素の面積をB、撮像倍率をMs、計算対象領域Aの画素総数をN、光源Lを点光源Oと考えたときに光源Lからカメラの絞りを通して入射される光の立体角ωとするとき、以下の式により算出される。
Φe=ω・B・N/Ms・M∫R(λ−Δλ)dλ
ここで、像倍率Msは、光源の大きさをb、撮像面16における光源の像の大きさをaとしたときにMs=a/bと表される。なお、図8にカメラのレンズ15を介した像倍率Ms、立体角ωなどの関係を模式的に示す。図8においては、絞りは図示されずレンズ16のみが示されるが、立体角ωは絞りによって規定される。
本実施形態では、分光輝度倍率Mとピーク波長のシフト量Δλを2つのパラメータとし、各光源の分光輝度分布R(λ)がこれらのパラメータを用いてM・R(λ−Δλ)によって表されると仮定したため、2つの分光感度特性(分光感度分布)の下で各光源の撮影を行った。しかし、例えば分光輝度倍率Mとピーク波長のシフト量Δλに加えて、分光分布の幅をパラメータとして加えることも可能である。例えば変数k(i:光源を識別する添え字)を分光分布の幅を表すパラメータとすると、各光源の分光輝度分布R(λ)は、M・R[k・(λ−Δλ)]と表される。
この場合、未知変数(パラメータ)の数が3個となるので、光源は3つの異なる分光感度特性(分光感度分布)の下において撮影され、それらの値に基づいて各パラメータの値が算出される。同様に光源の分光輝度分布R(λ)をn個のパラメータを含む形で仮定する場合には、n個以上の異なる分光感度特性の下において光源の撮影が行われる。但し、測定に用いられる分光感度分布は、測定される光源のスペクトルピーク値近傍で十分な感度を備える必要があるとともに、各分光感度分布は一次独立である必要がある。
本実施形態では、3個の光源について同時に分光輝度分布の測定を行ったが、同時に測定可能な光源の数は3個に限定されるものではない。また、本実施形態では、撮像素子の分光感度特性と、これにフィルタを掛けたときの分光感度特性を用いて2つの分光感度特性を得たが、2つのフィルタを用いて、2つの異なる分光感度特性を得ることも可能である。
また、本実施形態では時系列に異なる分光感度特性の下で光源の撮影を行ったが、例えば複数の撮像素子に異なるフィルタを設けて(あるいは異なる分光感度特性を有する撮像素子を用いて)、同時に異なる分光感度特性の下で撮影を行うことも可能である。またカラーフィルタアレイを設けた撮像素子を用いて同時に異なる分光感度特性の下でのデータを取ることも可能である。
本実施形態では、発光素子など、自ら光を発する1次光源の分光輝度分布を推定する場合を例に説明を行ったが、本発明は、分光輝度分布の形状が仮定できる光源であれば発光素子以外の光源にも適用することができる。例えば拡散反射、拡散透過を行うような2次光源の分光輝度分布の推定にも用いることができる。この場合、例えば面光源の面内における複数の位置の分光輝度分布を同時に推定することが可能である。
本発明は例えば発光素子の選別に用いることも可能であるが、例えば光源部に有機LEDを用いた表示パネルや、プラズマディスプレイパネルなどを用い、これらの表示パネルにおける分光輝度分布のバラツキの測定に用いることも可能である。
本発明の一実施形態である分光輝度分布推定システムの構成を示す模式図である。 光源を代表する分光輝度分布と、フィルタを用いないときの撮像素子における分光感度特性と、フィルタを用いたときの撮像素子における分光感度特性の関係を示すグラフである。 本実施形態の分光輝度分布推定の手順を示すフローチャートである。 フィルタなしで撮影された光源部の画像と、フィルタを通して撮影された光源部の画像の模式図である。 記憶装置からCPUへのデータ読み込みの様子を模式的に示す図である。 抽出された計算対象領域の模式図である。 光源部の画像において特定された各光源に対する計算対象領域を示す図である。 カメラのレンズを介した像倍率Ms、立体角ωなどの関係を示す模式図である。
符号の説明
10 分光輝度分布推定システム
11 光源部
12 カメラ
13 コンピュータ
14 フィルタ
L1〜L3 光源(発光素子)

Claims (11)

  1. 光源からの画像を第1分光感度特性のもと検出する第1検出手段と、
    前記光源からの画像を前記第1分光感度特性とは異なる第2分光感度特性のもと検出する第2検出手段と、
    前記第1および第2検出手段による検出結果に基づいて、前記光源の分光輝度分布を前記光源の基準とされる相対分光輝度分布からのズレ量を表すパラメータを前記光源の映像に対応する画素を所定の閾値を基準として抽出し、抽出された画素の画素値の平均値に基づいて算出することにより推定する分光輝度算出手段と
    を備えることを特徴とする分光輝度分布推定システム。
  2. 前記第1および第2分光感度特性が測定波長範囲内で互いに重なり合うことを特徴とする請求項1に記載の分光輝度分布推定システム。
  3. 前記パラメータの数が2以上であり、前記パラメータの数以上の数の異なる分光感度特性のもとで前記光源からの光の検出が行われ、各分光感度特性のもとでの検出結果に基づいて前記分光輝度分布が推定され、前記異なる分光感度特性に前記第1および第2分光感度特性が含まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分光輝度分布推定システム。
  4. 前記パラメータに少なくとも分光輝度倍率、ピーク波長のシフト量、分光分布幅の何れか一つが含まれることを特徴とする請求項3に記載の分光輝度分布推定システム。
  5. 前記第1および第2検出手段における前記光源からの光の検出がカメラの撮像素子により行われることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分光輝度分布推定システム。
  6. 前記第1検出手段または前記第2検出手段の少なくとも一方が、前記カメラによるフィルタを介した前記光源の撮影によるものであることを特徴とする請求項5に記載の分光輝度分布推定システム。
  7. 前記光源の数が複数であって、前記複数の光源の画像が前記カメラにより同時に撮影されることを特徴とする請求項5に記載の分光輝度分布推定システム。
  8. 前記第1検出手段と前記第2検出手段が時系列に実行されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分光輝度分布推定システム。
  9. 光源の画像を第1分光感度特性のもと検出する第1検出手順と、
    前記光源の画像を前記第1分光感度特性とは異なる第2分光感度特性のもと検出する第2検出手順と、
    前記第1および第2検出手順における検出結果に基づいて、前記光源の分光輝度分布を前記光源の基準とされる相対分光輝度分布からのズレ量を表すパラメータを前記光源の映像に対応する画素を所定の閾値を基準として抽出し、抽出された画素の画素値の平均値に基づいて算出することにより推定する分光輝度算出手順と
    を備えることを特徴とする分光輝度分布推方法。
  10. 前記ズレ量を表すパラメータが、分光輝度倍率、ピーク波長のシフト量、分光分布幅の少なくとも何れか一つを含むことを特徴とする請求項9に記載の分光輝度分布推定方法。
  11. 光源の分光輝度分布を推定するためにコンピュータに、
    光源の画像を第1分光感度特性のもと検出する第1検出手順と、
    前記光源の画像を前記第1分光感度特性とは異なる第2分光感度特性のもと検出する第2検出手順と、
    前記第1および第2検出手順における検出結果に基づいて、前記光源の分光輝度分布を前記光源の基準とされる相対分光輝度分布からのズレ量を表すパラメータを前記光源の映像に対応する画素を所定の閾値を基準として抽出し、抽出された画素の画素値の平均値に基づいて算出することにより推定する分光輝度算出手順と
    を実行させるためのプログラム。
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