JP4900875B2 - 端子台 - Google Patents

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Description

本発明は、端子台に関し、例えば、電気機器に設けられ、外部端子を電気的に接続する端子台に関するものである。
従来、この種の端子台としての端子台構造は、外部端子を端子ねじで接続するものが開示されている(例えば、特許文献1)。
この端子台構造110は、図5に示すように、端子台本体100の端子片101に形成されたねじ穴102に端子ねじ103を螺合することで、端子片101と端子ねじ103の頭部104との間に、電線を接続した外部端子(図示せず)を狭持するように構成されている。
端子台本体100には、端子片101に形成されたねじ穴102と同軸となるよう保持穴105を有する端子ねじ保持部106が形成されている。端子ねじ103は足部107が端子片101に形成されたねじ穴102に螺合すると共に、頭部104が保持穴105に螺合するように構成されている。これにより、端子ねじ103を端子片101から緩める方向に回すと、足部107とねじ穴102の螺合が解除される一方、端子ねじ103の頭部104が保持穴105に螺合しながら上昇し、足部107がねじ穴102から完全に抜け出た状態において、端子ねじ103は端子ねじ保持部106により端子片101から浮いた状態で保持される。従って、特許文献1に係る端子台構造110は、足部107がねじ穴102から完全に解除された状態においても、端子ねじ103が端子台本体100から落下するのを防止することができるという優れた効果を発揮する。
特開2006−107878号公報
しかしながら、上記特許文献1では、端子ねじ103を緩めても、頭部104が端子ねじ保持部106に保持され、そこで螺着固定されてしまうので、締め過ぎなどによるねじ山やねじ頭部の変形等により、端子ねじ103を交換する必要が生じた場合であっても、交換が必要な端子ねじ103のみを端子台本体100から取り出すことができない構造となっていた。従って、特許文献1の端子台構造110では、端子ねじ103を交換するために、端子台構造110そのものを、電気機器(図示せず)から取り外して交換する必要があった。そうすると、本来、端子ねじ1個の交換で済むところ、上記特許文献1では、端子台構造全体を交換する必要があるので、その分、無駄が生じてしまう、という問題があった。
そこで本発明は上記した問題点に鑑み、端子ねじが端子台本体から落下するのを防止すると共に、該端子ねじを取り出すことができる端子台を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、ねじ穴が形成された端子片と、頭部と前記ねじ穴に螺合する足部を有する端子ねじと、前記端子ねじの足部と前記ねじ穴との螺合が外れると、前記端子ねじの頭部に当接して前記端子ねじを保持する端子ねじ保持部を有する端子台部とを備えた端子台において、前記端子台部は端子ねじ挿通穴を備え、一方向に複数形成されて電気機器に取付られる構成を有し、前記端子ねじ挿通穴に、前記端子ねじを前記端子ねじ保持部から取出し可能にする端子ねじ取出し部と前記端子ねじ保持部とを設け、前記端子ねじ取出し部は、前記電気機器に向かって延びる前記端子ねじ挿通穴及び前記一方向に直交する方向で、前記端子ねじ保持部に形成した覗き穴と同じ方向に開口を有し、さらに前記端子台部は、当該端子ねじを係止する端子ねじ落下防止部を備え、前記端子ねじ挿通穴の中で前記端子ねじを移動させて、前記端子ねじの頭部を前記端子ねじ取出し部に到達させ、前記端子ねじ挿通穴及び前記一方向に直交する方向に向かって前記端子ねじの頭部を押すと、前記端子ねじ落下防止部が弾性変形することにより、前記端子ねじの頭部が前記端子ねじ落下防止部を通過して前記開口から外部へ抜け出すと共に、前記端子ねじの足部が前記覗き穴から外部へ抜け出すように構成されることを特徴とする
本発明の請求項1記載の端子台によれば、端子ねじが端子台本体から落下するのを防止すると共に、該端子ねじを取り出すことができる。従って、端子台では、交換が必要な端子ねじのみを交換することができるので、従来、端子ねじの交換の際に生じていた無駄を省くことができる。
また、端子ねじが端子ねじ落下防止部に到達しただけでは、端子ねじを取り出すことができないように構成したので、端子片との螺合が解除された端子ねじが端子台部から落下するのをより確実に防止することができる。
以下図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1に示す端子台1は、例えば、電気機器としてのスイッチング電源装置2等に取付固定され、外部端子3を接続する端子台本体4を有する。
端子台本体4は、樹脂などの絶縁性材料で形成され、一方向に複数(本実施形態では5個)の端子台部5a,5b,5c,5d,5eを区画形成して構成される。一例として、この端子台部5a,5b,5c,5d,5eは、AC100V系若しくはAC200V系の交流入力電圧が電力供給源としての商用交流電源(図示せず)から印加される入力端子5a,5bと、アース端子5cと、出力端子5d,5eとを備える。
各端子台部5a,5b,5c,5d,5eは、前記一方向に直し、スイッチング電源装置2に向かって延びる端子ねじ挿通穴6a,6b,6c,6d,6eと、前記一方向及び前記端子ねじ挿通穴6a,6b,6c,6d,6eに直する方向に開口する外部端子挿通穴7a,7b,7c,7d,7eと、前記外部端子挿通穴7a,7b,7c,7d,7eに連通して設けられた覗き穴8a,8b,8c,8d,8eとを有する。このように構成された各端子台部5a,5b,5c,5d,5eは、隣り合う他の端子台部5a,5b,5c,5d,5eと立板9によって仕切られている。尚、2aはスイッチング電源装置2の外郭をなす筐体である。
次に端子台部5a,5b,5c,5d,5eの構成について図2を参照して詳細に説明する。尚、各端子台部5a,5b,5c,5d,5eの構成は、設置位置で特に異ならないので、端子台部5aを例に採り、端子台部5aについてのみ以下説明する。
この端子台部5aは、端子ねじ挿通穴6aが、スイッチング電源装置2側ではない一側においてドライバー挿通穴11に連通している。ドライバー挿通穴11は、外部からねじ締め工具であるドライバーを差込み得るように形成されている。また、端子台部5aは、ねじ穴12が形成された端子片13と、前記ねじ穴12に螺合する端子ねじ14と、前記ねじ穴12との螺合が外れた端子ねじ14を保持する端子ねじ保持部15と、端子ねじ14を端子ねじ保持部15から取出し可能にする端子ねじ取出し部16とを有する。さらに、端子台部5aは、端子ねじ挿通穴6aの他側に設けられた端子片設置部17と、該端子片設置部17と仕切り板18を介して設けられた空洞部19とを有する。
端子片13は、導電性材料で形成され、中央に例えばバーリング加工でフランジ20を形成し、該フランジ20の内面に雌ねじ(図示せず)を設けたねじ穴12と、両側に一方向へ折り曲げ形成した固定片部21とを備える。さらに、固定片部21の縁にある係止爪部22は、前記端子片設置部17の内面に食い込んで係止する。尚、端子片13の一側には、筐体2aの内部に向けて延びる図示しない接続部が形成されている。この接続部は、筐体2aの内部に配置されたスイッチング電源装置2の部品であるリード線(図示せず)を半田付け接続するために設けられている。
端子ねじ14は、一般的なねじで使用される金属材料で形成され、先端側に雄ねじが形成された足部25と頭部26とからなる。足部25には、径小軸27が形成され、この径小軸27には座金保持体28が設けられている。一方、頭部26には十字溝29が設けられている。
また、端子ねじ14には、座金31が設けられている。座金31は、端子ねじ14を回動自在に支持するものである。この座金31には、端子ねじ14が挿通可能な挿通穴32が形成されると共に、端子ねじ14の締め付けにより挿通穴32の内周縁が変形して、この挿通穴32の内径が縮径され、端子ねじ14の座金保持部28に係合する略円錐台形状の係合縁32が形成されている。
端子ねじ保持部15は、覗き穴8aの内縁に設けられた保持片で構成され、覗き穴8aの幅方向長さ(前記一方向長さ)を、端子ねじ14の頭部26の外形よりも短くするように突設されている。この端子ねじ保持部15のドライバー挿通穴11側において、本発明の特徴的構成である端子ねじ取出し部16が連続して設けられている。
端子ねじ取出し部16は、端子ねじ14の頭部26よりも大きな穴で構成され、前記覗き穴8aと同じ方向に開口するように形成されている。この端子ねじ取出し部16には、端子ねじ落下防止部35が設けられている。この端子ねじ落下防止部35は、端子ねじ取出し部16を構成する穴に内設された2個の突起でなる。該端子ねじ落下防止部35は、端子ねじ取出し部16に到達した端子ねじ14が端子ねじ取出し部16の開口方向へ移動する場合に、該端子ねじ14の頭部26が当接係止する大きさ、位置に形成されている。
尚、ドライバー挿通穴11は、端子ねじ14の頭部26の外径より小さい内径を有する。
次に、上記のように構成された端子台1の作用及び効果について説明する。端子台1は、端子片13の一側から延びる前記接続部に、スイッチング電源装置2の構成部品(例えばチョークコイルやコンデンサ)のリード線を半田付け接続し、筐体2aに取り付けられる。このようにして、スイッチング電源装置2としての組立作業が完了する。
上記スイッチング電源装置2に外部端子3つきのリード線3aを接続するには、ドライバー(図示せず)を端子台部5aに形成されたドライバー挿通穴11から挿入し、このドライバーの回動力を端子ねじ14の頭部26に形成した十字溝29に作用させることにより、端子ねじ14の頭部26を反時計回りに回して端子ねじ14を緩め、足部25とねじ穴12との螺合を解除する。足部25とねじ穴12の螺合が解除された端子ねじ14は、端子台部5aに形成された端子ねじ挿通穴6aの中を移動することが可能になる。
ここで、端子台部5aには覗き穴8aが形成されているが、覗き穴8aの幅方向長さ(前記一方向長さ)を、端子ねじ14の頭部26の外形よりも短くするように、端子ねじ保持部15を設けている。これにより、足部25とねじ穴12との螺合を解除したときに、端子ねじ14の頭部26は、端子ねじ保持部15に当接する。従って、端子台1は、端子ねじ14が覗き穴8aから落下することを防止できる。すなわち、端子ねじ14は、落下することなく端子ねじ挿通穴6a内をドライバー挿通穴11方向へ移動することができる。
また、ドライバー挿通穴11は、頭部26の外径より小さい内径を有する。これにより、端子ねじ挿通穴6aの中を移動した端子ねじ14は、頭部26がドライバー挿通穴11の内縁に当接する。従って、端子台1は、端子ねじ14がドライバー挿通穴11から落下することを防止できる。
頭部26がドライバー挿通穴11の内縁に当接すると同時に、端子ねじ14は、端子ねじ取出し部16に到達する。この端子ねじ取出し部16には、端子ねじ落下防止部35が設けられている。これにより、端子ねじ14が端子台部5a内を移動して、端子ねじ取出し部16に到達した場合であっても、頭部26が、端子ねじ落下防止部35に当接し、そのままでは、頭部26が端子ねじ落下防止部35を通過することができない。従って、端子台1は、端子ねじ14が端子ねじ取出し部16から不意に落下することを防止できる。
このようにして、端子台1は、端子台部5aから端子ねじ14が落下することを防止しながら、端子ねじ14を端子片13から引き離すように端子台部5a内を移動させることができる。このとき、座金31と端子片13との間には、外部端子3を挿入するに十分な隙間が確保される(図3)。端子台部5aには、覗き穴8aを設けたことにより、上記隙間を視認することができる。
上記隙間ができたことを確認したら、座金31と端子片13との間に外部端子3を挿入する。座金31と端子片13との間に外部端子3を挿入したら、端子ねじ14を端子片13に締付ける方向に回動する。このとき、上記したように端子ねじ14は端子台部5a内に保持されているから、端子ねじ14を手で持たずに、ドライバーをドライバー挿通穴11に挿通して頭部26を回して端子ねじ14を端子片13に締付けるだけで、外部端子3を座金31と端子片13とで狭持することができる。
さらに、座金31の端子ねじ挿通穴6aに挿通した状態で、端子片13のねじ穴に端子ねじ14を螺合して締付けると、係合縁32が変形して内径が縮径されて端子ねじ14の座金保持部28に係合され、端子ねじ14は容易に座金31に保持される。
一方、締付け時などにおいて、端子ねじ14の頭部26に形成した十字溝29がつぶれるなどして、端子ねじ14を交換する必要が生じた場合について説明する。因みに従来の端子台では、端子ねじ保持部を設けたことにより、交換が必要になった端子ねじのみを端子台から取り出すことができなかった。
これに対し、本発明の端子台1では、端子ねじ取出し部16を設けたことにより、交換が必要になった端子ねじ14を、必要に応じて容易に取り出すことができる。すなわち、端子ねじ14を取り出すには、先ず、端子ねじ14とねじ穴12との螺合を解除し、端子ねじ14をドライバー挿通穴11側へ移動させる。そして、端子ねじ14の頭部26をドライバー挿通穴11側に設けた端子ねじ取出し部16に位置合わせする(図3)。
ここで、端子ねじ取出し部16には、端子ねじ落下防止部35が設けられているので、端子
ねじ14の頭部26が端子ねじ取出し部16に到達しただけでは、端子ねじ14を端子台部5aから取り出すことはできない。
そこで、端子ねじ14を端子台部5aから取り出すには、端子ねじ14の頭部26を端子ねじ14の端子ねじ取出し部16の開口に向かって押す。そうすると、小片状の端子ねじ落下防止部35は、端子台部5aと同じ樹脂で形成されているので、端子ねじ14の頭部26に押されて弾性変形する。このようにして端子ねじ落下防止部35が弾性変形することにより、端子ねじ14の頭部26は端子ねじ落下防止部35を通過する。従って、端子台1は、端子ねじ14の頭部26が端子ねじ取出し部16から外部へ抜け出すことによって、端子ねじ14を端子台部5aから取り出すことができる。尚、足部25は覗き穴8aを通過して外部へ抜け出すことができる。
反対に、交換部品としての新しい端子ねじ14を端子台部5aに取り付けるには、端子ねじ14の足部25を端子片13に向けた状態で、頭部26を端子ねじ取出し部16に合わせる。そして、端子ねじ14の頭部26を端子ねじ取出し部16に押し込む。このとき端子ねじ14の頭部26は、端子ねじ落下防止部35を弾性変形させることによって、端子ねじ落下防止部35を通過し、端子台部5a内に設置される。尚、足部25は覗き穴8aを通過して端子台部5a内に設置される。
このようにして、本実施形態に係る端子台1は、交換が必要になった端子ねじ14のみを取出し、かつ、交換部品としての新しい端子ねじ14を端子台部5a内に設置することができる。従って、端子台1では、交換が必要な端子ねじ14のみを交換することができるので、従来、端子ねじの交換の際に生じていたい無駄を省くことができる。
本実施形態に係る端子台1は、端子ねじ14の足部25とねじ穴12との螺合が外れると、端子ねじ14の頭部26に当接して端子ねじ14を保持する端子ねじ保持部15を設けたことにより、端子片13との螺合が解除された端子ねじ14が、端子台部5aから落下するのを防止することができる。従って、端子台1では、ユーザが手で端子ねじ14を保持しなくても、ドライバー挿通穴11からドライバーを挿通するだけで、端子ねじ14を締付けることができる。しかも本実施形態に係る端子台1では、作業中に端子ねじ14が紛失することを防止できると共に、活電部に落下することもないので、ショートして二次破壊を招くことを防止できる。
しかも、ドライバー挿通穴11は、端子ねじ14の外形より小さい内径を有することとした。これにより、ドライバー挿通穴11から端子ねじ14が落下することを防止できる。従って、端子台1を設けたスイッチング電源装置2が、どのような向きで設置されたとしても、確実に端子ねじ14の落下を防止することができる。
また、ここでの端子台1は、ドライバー挿通穴11側に、端子ねじ14を端子ねじ保持部15から取出し可能にする端子ねじ取出し部16と、端子ねじ保持部15とを、端子ねじ挿通穴6aに設け、前記端子ねじ取出し部16は、スイッチング電源装置2に向かって延びる端子ねじ挿通穴6a及び前記一方向に直交する方向で、端子ねじ保持部15に形成した覗き穴8aと同じ方向に開口を有し、さらに端子台部5aは、当該端子ねじ14を係止する端子ねじ落下防止部35を設けており、端子ねじ挿通穴6aの中で端子ねじ14を移動させて、端子ねじ14の頭部26を端子ねじ取出し部15に到達させ、端子ねじ挿通穴6a及び前記一方向に直交する方向に向かって端子ねじ14の頭部26を押すと、端子ねじ落下防止部35が弾性変形することにより、端子ねじ14の頭部26が端子ねじ落下防止部35を通過して前記開口から外部へ抜け出すと共に、端子ねじ14の足部25が覗き穴8aから外部へ抜け出すように構成されている。これにより、端子台1は、交換が必要になった端子ねじ14を取出し、かつ、交換部品としての新しい端子ねじ14を端子台部5a内に設置することができる。
しかも、端子ねじ14が端子ねじ落下防止部35に到達しただけでは、端子ねじ14を取り出すことができないように構成されている。従って、端子台1は、端子片13との螺合が解除された端子ねじ14が、端子台部5aから落下するのをより確実に防止することができる。
さらに、端子ねじ落下防止部35は、端子ねじ取出し部16を構成する穴に内設された突起で構成される。これにより、端子ねじ落下防止部35は、端子ねじ取出し部16の開口に向かって端子ねじ14を押すだけで、容易に端子ねじ14の頭部26に押されて変形し得る。従って、端子台1は、不意に端子ねじ14が落下するのを防止すると共に、必要に応じて容易に端子ねじ14を取り出すことができる。
本実施形態に係る端子台1は、端子ねじ保持部15、端子ねじ取出し部16、及び、端子ねじ落下防止部35を備えるから、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記した実施形態では、端子ねじ落下防止部35は、端子ねじ取出し部16に設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、端子台部5a内を移動する端子ねじ14の頭部26が、端子ねじ取出し部16に到達する手前に端子ねじ落下防止部35を設けることとしてもよい。すなわち、この場合、端子ねじ落下防止部35は、端子ねじ14が不意に端子ねじ取出し部16まで移動するのを遮ることにより、端子ねじ14の落下を防止することができる。
また、上記した実施形態では、端子ねじ落下防止部は、2個の突起で構成した場合について説明したが、端子ねじ取出し部から端子ねじが不意に落下することを防止できれば足り、従って、少なくとも一箇所、突起を設けることとしてもよい。
また、上記した実施形態では、端子ねじ落下防止部は、2個の突起で構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、図4に示すようにアクリルカバー40で端子ねじ取出し部16を塞ぐこととしてもよい。このように端子ねじ落下防止部をアクリルカバー40で構成することにより、内部の端子ねじ14を視認できると共に、確実に端子ねじ14の落下を防止することができる。
本発明に係る端子台の構成を示す全体斜視図である。 同上、端子台部の構成を示す断面図である。 同上、使用状態を示す断面図である。 同上、変形例を示す斜視図である。 従来例を示す断面図である。
1 端子台
2 スイッチング電源装置(電気機器)
5a,5b,5c,5d,5e 端子台部
6a,6b,6c,6d,6e 端子ねじ挿通穴
8a,8b,8c,8d,8e 覗き穴
12 ねじ穴
13 端子片
14 端子ねじ
15 端子ねじ保持部
16 端子ねじ取出し部
25 足部
26 頭部
35 端子ねじ落下防止

Claims (1)

  1. ねじ穴が形成された端子片と、
    頭部と前記ねじ穴に螺合する足部を有する端子ねじと、
    前記端子ねじの足部と前記ねじ穴との螺合が外れると、前記端子ねじの頭部に当接して前記端子ねじを保持する端子ねじ保持部を有する端子台部とを備えた端子台において、
    前記端子台部は端子ねじ挿通穴を備え、一方向に複数形成されて電気機器に取付られる構成を有し、
    前記端子ねじ挿通穴に、前記端子ねじを前記端子ねじ保持部から取出し可能にする端子ねじ取出し部と前記端子ねじ保持部とを設け、
    前記端子ねじ取出し部は、前記電気機器に向かって延びる前記端子ねじ挿通穴及び前記一方向に直交する方向で、前記端子ねじ保持部に形成した覗き穴と同じ方向に開口を有し、
    さらに前記端子台部は、当該端子ねじを係止する端子ねじ落下防止部を備え、
    前記端子ねじ挿通穴の中で前記端子ねじを移動させて、前記端子ねじの頭部を前記端子ねじ取出し部に到達させ、前記端子ねじ挿通穴及び前記一方向に直交する方向に向かって前記端子ねじの頭部を押すと、前記端子ねじ落下防止部が弾性変形することにより、前記端子ねじの頭部が前記端子ねじ落下防止部を通過して前記開口から外部へ抜け出すと共に、前記端子ねじの足部が前記覗き穴から外部へ抜け出すように構成されることを特徴とする端子台。
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