本実施例においては、情報表示装置の1つの例として、電子カメラ10の形態を説明する。
電子カメラ10の外観図を図1および図2に示す。図1(a)〜(c)は電子カメラ10の前面を示す斜視図であり、図2(a)、(b)は電子カメラ10の背面を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、電子カメラ10は、少なくともレンズ2を含む撮像部14、モニター部4aおよびメニュー切替スイッチ12を含むファインダー部4、ヒンジ部6、操作ボタン8a〜8e、スピーカ50、マイクロホン52およびストロボ発光部60を備える。
図1(a)は、モニター部4aおよびメニュー切替スイッチ12が露出しないように、ファインダー部4が、撮像部14を有する本体機器に収納されている状態を示した図である。通常、使用者はこのような形で撮像操作は行わない。図1(b)は2軸のヒンジ部6を介して、ファインダー部4を矢印A方向に回動させて、本体機器に対してモニター部4aが略垂直に位置する状態を示しており、図1(c)は図1(b)の状態から更にヒンジ部6を軸にファインダー部4を矢印方向Bに回動させて、本体機器のレンズ2に対してモニター部4aが略平行に位置する状態を示している。
図2(a)、(b)は、図1(c)の背面を示しており、メニュー切替スイッチ12はモニター部4aの近傍に上下の2位置(X、Y)にスライド可能に配設されている。モニター部4aは、再生画像及びスルー画像(撮像画像)を表示し、使用者にとってファインダーと同様の役割を果たす。図2(a)に示すように、メニュー切替スイッチ12がY位置(下位置)の状態にあるときは、後述する撮像メニューおよび再生メニューの設定を簡単に操作させるシンプルメニューモードになり、メニュー切替スイッチ12がX位置(上位置)の状態にあるときは、後述する通常のメニュー設定操作を行わせるノーマルメニューモードになる。
操作部8を構成する8a〜8eを詳しく説明すると、8aは撮影モードおよび再生モードのいずれかに動作モードを切り替える撮影/再生切替スイッチである。8aをP位置(上位置)に移動させると撮影モードに設定され、Q位置(下位置)に移動させると再生モードに設定される。8bは押下されることによって撮像部14の動画撮像処理を開始する動画撮像スタートボタンであり、8cは静止画像撮像処理を指示する静止画撮像ボタンである。8dはメニューボタンであり、押下されることによってモニター部4aに選択可能なメニュー設定項目等が表示される。8eは上下左右4方向に手動操作されることにより、4方向のいずれかに傾いた状態となり、手動操作を解除すると傾いた状態から元の中立位置に戻るように構成されたカーソルキーであり、この4方向のいずれかの方向に操作することで、モニター部4a内に表示される項目等を選択指示することができる。このカーソルキー4eの4方向の中心部は、セットキーを兼用しており、4方向の中立位置にある際に押下されることによりセット動作が為され、項目等を決定し選択決定された項目が設定される。
次に図1および図2で示した電子カメラ10内部のブロック図である図3を用いて、電子カメラの動作を更に詳細に説明する。
電子カメラ10は、撮像レンズ2、モニター4a、操作部8、メニュー切替スイッチ12、絞り機構14、CMOSイメージセンサ16、撮像処理部18、SDRAM20、CPU22、圧縮・伸張処理部24、カード制御部26、メモリカード28、ビデオエンコーダ30、スピーカ50、マイクロホン52、音声処理部54、スピーカアンプ56、ストロボ発光部60およびストロボ回路62を備えて構成されている。
撮像レンズ2は、被写体の光学像を撮像デバイスであるCOMSイメージャ16の撮像面上に結像させる。また、撮像レンズ2はCMOSイメージセンサ16の出力信号に基づいて光軸方向の移動を調節する。絞り機構14は、制御されることにより撮像レンズ2よりCMOSイメージセンサ16に入る光を調節する。これらの撮像レンズ2および絞り14の調節は図示しないモータ駆動部で行われる。
CMOSイメージセンサ16から出力されたアナログ撮像信号は、撮像処理部18によってさまざまな処理が行われ、結果的に輝度信号であるY信号および色差信号であるU、V信号に変換される。
CPU22は、操作部8、メニュー切替スイッチ12、撮像処理部18、SDRAM20、圧縮・伸張処理部24、カード制御部26、ビデオエンコーダ30、音声処理部54、スピーカアンプ56およびストロボ回路62に接続される。CPU22は、図示しない内部メモリに格納されているプログラムに従って、撮像処理部18、SDRAM20、圧縮・伸張処理部24、カード制御部26、ビデオエンコーダ30、音声処理部54、スピーカアンプ56およびストロボ回路62の制御を行う。
次に、操作部8が操作されることによる電子カメラ10の動作の説明をする。上述したように、操作部8は、各種ボタンまたはキー8a〜8eで構成される。
CPU22は撮影/再生切替スイッチ8aがP位置に移動されて撮影モードにあるとき、モニター部4a上にスルー画像を出力する。そして、動画撮像スタートボタン8bまたは静止画撮像ボタン8cが押下されることによって、CPU22は動画像撮像処理または静止画像撮像処理を実行する。ここで、静止画像ボタン8cにより撮像操作を行う場合に、撮像条件であるフラッシュのモードに応じて、ストロボ発光部60が発光する。撮像された動画像および静止画像は、圧縮・伸張処理部24にて、動画用のH264コーデックまたは静止画用のJPEGコーデックによって圧縮され、CPU22はカード制御部26を制御することによって圧縮された動画像データまたは静止画像データを動画像ファイルまたは静止画像ファイルとしてメモリカード28に記録する。SDRAM20はこのような撮像処理を行う際に、一時的にデータを格納する等に使用されている。
また、操作部8により音声録音設定が為されていたときには、マイクロホン52から音声を取り込み、音声信号処理部54によってデジタル音声データに変換され、圧縮・伸張処理部24にて圧縮されて音声ファイルとしてメモリカード28に記録される。
そして、撮影/再生切替スイッチ8aがQ位置に移動され、再生モード状態にあるとき、CPU22はモニター部4a上にメモリカード28に記録されている動画像ファイルまたは静止画像ファイルを再生する。または、スピーカ50に音声ファイルに再生出力する。具体的には、メモリカード28に記録されている動画像ファイル、静止画像ファイルまたは音声ファイルが使用者によって選択され、選択されたファイルは圧縮・伸張処理部24で伸張処理され、図示しないD/A変換器によりアナログ画像信号またはアナログ音声信号に変換され、ビデオエンコーダ30にて出力用画像信号の生成またはスピーカアンプ56にて音声信号にアンプ処理され、モニター部4aまたはスピーカ50に表示または出力される。
さて、上述した撮像操作および再生操作の際に、使用者は所望の撮像条件および再生条件に設定することができる。具体的には、メニュー切替スイッチ12をX位置またはY位置に移動させ、メニューボタン8dを押下することによってモニター部4a上にメニュー画面の表示を行う。使用者は所望の撮像条件および再生条件に合うような各項目に所望の設定を行なうためにカーソルキー8eを4方向に操作し、中心部を押下してセット決定することによって、各種設定が為される。
以下に、図4、図5を参照して、メニュー設定操作について詳しく説明する。
使用者が撮影モード中にメニュー切替スイッチ12をX位置に移動させ、メニューボタン8dを押下すると、モニター部4aに図10に示すノーマルメニューモードにおける撮影メニュー選択画面の表示が行われる。ノーマルメニューモードにおける撮影メニューの選択項目は、近年の電子カメラにおいて、通常に用意されている選択項目である。
ここで、撮影モードにおけるノーマルメニューモードでは、多くの項目が用意されているため、モニター部4aの1画面では、それらの項目の全てを一括表示することは難しい。そこで、3個のメニュー画面(撮影メニュー(1)〜撮影メニュー(3))に分割表示できるように構成され、使用者が撮影メニュー(1)〜撮影メニュー(3)のいずれかを、カーソルキー8eの操作で選択可能となっている。
以下に、撮影メニュー(1)〜(3)について詳述する。撮影メニュー(1)の画面には、図9(a)に示すように、メニュー項目として「動画」、「静止画」、「シーンセレクト」、「フィルター」、「フラッシュ」、「セルフタイマー」の6項目が用意されている。この図9(a)の状態から、カーソルキー8eの中央部を押下げてセット操作すると、「動画」の項目でのモード設定状態となる。
「動画」項目の設定モードとして、図9(b)に示すように、1920×1080の解像度でフレームレート60フィールド/secのFULL−HQモード、1280×720の解像度でフレームレートが60フレーム/secのHD−HRモード、1280×720の解像度でフレームレートが60フレーム/secのHD−SHQモード、解像度が640×480でフレームレートが60フレーム/secのTV−HRモード、解像度が640×480でフレームレートが30フレーム/secのTV−SHQモード、解像度が320×240でフレームレートが30フレーム/secのweb―SHQモード、音声のみの記録を行なう音声メモモードの7モードの中から1つをカーソルキー8eの下方向の操作及びセット操作により選択可能である。尚、web−SHQモード及び音声メモモードは図9(b)には表示されていないが、これはモード数が多いために一括表示ができないためであり、カーソルキー8eの下方向の操作により画面をスクロールして表示することができる。ここで、解像度が1920×1080のFULL−HQモード、1280×720のHD−HRモード及びHD−SHQモードは、共に画面のアスペクト比が16:9の所謂ハイビジョン画像に対応したものであり、解像度が640×480のTV−HRモード及びTV−SHQモードは共に画面のアスペクト比が4:3の通常のTV画像に対応したものである。更に、解像度が320×240のweb―SHQモードは、パーソナルコンピュータにおいてブログを作成する際に手軽にファイルを作成することを念頭において用意されたモードである。
カーソルが最上位置の「動画」にある図9(a)のメニュー表示からカーソルキー8eを下方向に操作すると、図9(c)に示すようにカーソルが「静止画」の項目に移動する。この「静止画」項目は、設定できるモードとして、図9(d)に示すように、撮影された静止画の解像度が3264×2448の8MBファイルサイズとなる8Mモード、解像度が2288×1712でファイルサイズが4Mで低圧縮率の4M−Hモード、同様に解像度が2288×1712で4M−Hモードよりも高い圧縮率で圧縮され、ファイルサイズが4MBの4M−Sモード、解像度が2496×1408でファイルサイズが3.5MBとなる3.5Mモード、解像度が1920×1080でファイルサイズが2MBとなる2Mモード、解像度が1600×1200でファイルサイズが2MBとなる2M(B)モード、解像度が1280×720でファイルサイズが0.9MBとなる0.9Mモード、解像度が640×480でファイルサイズが0.3MBとなる0.3Mモード、連写モードの9モードの中から1つをカーソルキー8eの操作により選択可能である。尚、2M(B)モード、0.9Mモード、0.3Mモード及び連写モードは、図9(d)には表示されていないが、これはモード数が多いために一括表示ができないためであり、カーソルキー8eの下方向の操作により画面をスクロールして表示することができる。ここで、3.5Mモードや2Mモードはアスペクト比が16:9でハイビジョンに対応しており、4M−Sモード、4M−Hモード、2M(B)モードはアスペクト比が略4:3で通常のTV画像に対応したものである。更に、0.3Mモードはアスペクト比は4:3を維持しながら、ファイルサイズは他に比べて小さく、ブログ等に手軽に使用できるサイズとなっている。
尚、本実施例の各図の各メニューの遷移において“SET”と記載されているのは、カーソルキー8eのセット操作を、“MENU”はメニューボタン8dの押下げ操作を、△はカーソルキー8eの上方向操作、▽はカーソルキー8eの下方向の操作を、“右ボタン”はカーソルキー8eの右方向の操作を、“左ボタン”はカーソルキー8eの左方向の操作を、それぞれ意味しており、カーソルが各項目やモードのいずれの位置にあるかを示すために、カーソルが位置する項目やモードを太枠で囲むことで表記している。
図示省略するが、以下同様に、「シーンセレクト」は、フルオートモード、スポーツモード、ポートレートモード、夜景ポートレートモード、スノービーチモード、花火モード、ランプモードの中から1つを選択でき、絞り、シャッタスピード、ストロボ等をシーンに応じて予め用意された制御データにより統合して制御するものである。「フィルター」は、フィルターなしモード、コスメモード、モノクロモード、セピアモード中から1つを選択でき、特殊なフィルター効果を得ることが可能となる。「フラッシュ」は、オートモード、強制発光モード、発光禁止モードの中から1つを選択でき、モードに応じてストロボ発光部60の発光制御が為される。「セルフタイマー」は、オフモード、2秒モード、10秒モードの中から1つを選択でき、モードに応じてセルフタイマー機能が制御される。
撮影メニュー(2)としては、図10(h)に示すように、「動画手ぶれ補正」、「静止画手ぶれ補正」、「フォーカス」、「フォーカス方式」、「測光方式」、「ISO感度」の6項目が用意され、「動画手ぶれ補正」は、動画手ぶれ補正をON/OFFするONモードとOFFモードの2モードが、「静止画手ブレ補正」も、静止画手ぶれ補正をON/OFFするONモードとOFFモードの2モードが、「フォーカス」は、合焦対象域として全域、ノーマル、マニュアル、マクロモードの4モードが、「フォーカス方式」は、9点測距、スポットフォーカスの2モードが、「測光方式」は、多分割、中央重点、スポットモードの3モードが、「ISO感度」は、オート、50、100、200、400、800、1600、3200の8モードが用意されており、いずれの項目についても用意されているモードの中から1つを選択して設定し、所望の撮影条件を設定することが可能になる。
撮影メニュー(3)としては、図10(j)に示すように、「ホワイトバランス」、「露出」、「デジタルズーム」、「顔検出」、「高感度モード」の5項目が用意され、「ホワイトバランス」はオート、晴れ、曇り、蛍光灯、白熱灯、ワンプッシュモードの6モードが、「マニュアル露出」はプログラム、シャッタ優先、絞り優先、マニュアルの4モードが、「デジタルズーム」はON、OFFモードの2モード、被写体の顔を検出して、この顔をターゲットにしてフォーカスや露出制御を行なう「顔検出」はON、OFFの2モードが、「高感度」はON、OFFの2モードが準備されており、いずれの項目についても準備されているモードの中から1つを選択して設定し、所望の撮影条件を設定することが可能になる。
図10(a)のメニュー画面の左側には、各撮影メニューのタグA1乃至A3が表示されており、撮影メニュー(3)のタグA3の下側には、後述するオプションメニュー(1)乃至(3)のタグC1乃至C3が表示されている。このオプションメニューは、撮影条件や再生条件に追加されるオプション機能に関する各種の条件を設定するもので、オプションメニュー(1)は、「日付時刻設定」、「画面表示」、「オープニング画面」、「操作音」、「ポストビュー」、「記録フォルダ」の6項目からなり、「日付時刻設定」は日付と時刻の入力する項目で、「画面表示」は画面にパラメータの全てを表示するか、日付時刻情報を表示するか等を決定する項目、「オープニング画面」は予め設定されているオープニング画面を表示するか否かを決定する項目、「操作音」は各種の操作音を所定音から選択する項目、「ポストビュー」は撮影後の画像を確認する時間を設定する項目、「記録フォルダ」は記録すべき画像の記録先のフォルダを設定する項目であり、メニュー表示により各項目内の条件設定を行う。
同様に、オプションメニュー(2)は、「シュートカット」、「ノイズリダクション」、「画質調整」、「フリッカー軽減」、「モニター明るさ」、「外部マイク音量」の6項目からなり、「ショートカット」はカーソルキー8eでのショートカット先の設定、「ノイズリダクション」は動画、静止画、音声の各々についてのノイズリダクションON、OFFの設定、「フリッカー軽減」はフリッカー軽減機能のON、OFFの設定、「モニター明るさ」はモニターの明るさの設定、「外部マイク音量」は外部マイクの音量を設定するための項目であり、条件設定に際して1階層または2階層でのメニュー表示となっている。
更に、オプションメニュー(3)は、「言語」、「TV出力」、「パワーセーブ」、「ファイルNO」、「フォーマット」、「設定リセット」の6項目からなり、「言語」は日本語や英語等の複数の言語から使用言語を選択する項目、「TV出力」はNTSC/PALやワイド画面か否かを選択する項目であり、「パワーセーブ」は撮影時や再生時のパワーセーブ開始までの時間設定を行う項目、「ファイルNO」はカード再装着時のファイルNOをいずれのNOから開始するかを決定する項目、「フォーマット」は簡易または完全フォーマットを行なうか否かを決定する項目、「設定リセット」はリセット時にパラメータを工場出荷時の状態に戻すか否かを決定する項目である。
次に、ノーマルメニューモードでの撮影に関する各項目のモード設定方法について説明する。撮影モードでスルー画像をモニター部4aに表示させた状態で、メニューボタン8dを操作することにより、図9(a)に示すように、撮影メニュー(1)がモニター部4aに表示される。撮影メニュー(1)の中に設定または変更を所望する項目が存在する場合には、カーソルキー8eを上または下方向に短い時間操作する、言い換えると、カーソルキー8eを上または下方向に短時間、指で傾けた後に直ぐに中立位置に戻す(短時間操作をする)ことで、図9(a)、(c)、(e)、(f)、(g)のように、カーソルは撮影メニュー1の表示項目の表示順に一項目分のみが下側に移動し、この動作を繰り返すうちに撮影メニュー(1)の最下位にある項目に達すると、撮影メニューの最上位の項目に移動し、短押しを繰り返す限り、カーソルは撮影メニューTAB1の6項目を循環することになる。例えば、図9(a)に示すように、撮影メニュー(1)上でカーソルが「動画」の位置にあった場合に、下方向への短時間操作を行うたびに、図9(c)、(e)、(f)、(g)に示すように、「静止画」→「シーンセレクト」→「フィルター」→「フラッシュ」→「セルフタイマー」→「動画」→「静止画」と撮影メニュー(1)内の項目を循環する。従って、この短時間操作により撮影メニュー(1)の所望項目にカーソルを移動させ、カーソルキー8eの中央部を押し下げることで、項目のセット操作が実行され、この項目の中で事前に準備されている複数のモードが表示され、カーソルキーを上下させることで所望のモードにカーソルが移動しカーソルキーの中央部を押し下げることで該当項目の動作モードの設定が完了する。
例えば、使用者が動画像撮像における解像度を変更設定したい場合、図9(a)に示すように、先ず撮影メニュー(1)のメニュー表示を行なって、カーソルキー8eを操作して、「動画」の項目を選択する。すると、図9(b)に示すように、動画用の解像度を示す複数のモードが表示される。次に、使用者はカーソルキー8eを操作することによって複数の解像度を示すモードの中から所望の解像度を示す項目を選択し、中央部であるセットキー押下することによって決定する。すると、決定された解像度が設定される。尚、上述の説明では、カーソルキー8eは下方向に操作することで、カーソルは各項目を画面上で下方向に移動したが、カーソルキー8eを上方向に操作することで、カーソルは各項目を画面上で上方向に移動させることも可能である。
また、同様に「静止画」の項目を選択すると、図9(d)に示すように、静止画用の解像度を示すモードの中から所望の解像度を示す項目を選択し、セットキーを押し下げすることでモード設定が完了する。
次に、使用者がノーマルメニューモードにおいて、撮影メニュー(1)には所望の項目がなく、他の撮影メニューから所望の項目を選択したい場合には、次のようにして撮影メニュー(2)または(3)に切り替える。図10(a)に示す撮影メニュー(1)が表示されている状況で、前述の短時間操作に代えて、カーソルキー8eを上または下方向に操作する、言い換えると、指で上または下方向にカーソルキー8eを傾けて、中立位置に戻さない状態を継続する(長時間操作をする)と、この長時間操作を継続する間は、図10(b)乃至(g)に示すように、カーソルは順次撮影メニュー(1)の表示項目を1項目づつ下方向に移動し、撮影メニュー(1)の最下位の項目、即ち「セルフタイマー」に達すると、図10(i)に示すように、撮影メニュー(2)に移動して、撮影メニュー(2)の最上位の項目である「動画手ぶれ補正」に移動し、ここから1項目づつ下方向に移動することになる。更に、長時間操作が継続されて撮影メニュー(2)の最下位の項目即ち、「ISO感度」に達すると、図10(k)に示すように、撮影メニュー(3)の最上位の項目である「ホワイトバランス」に移動し、さらに長押しが継続されると撮影メニュー(3)の最下位の「高感度モード」に移動するので、使用者は、撮影メニュー(1)乃至(3)の項目の中の所望の項目に達した時点でカーソルキー8eの下方向への操作を止めれば、所望の項目に迅速に到達することができる。尚、撮影メニュー(3)の最下位の項目に達した状況でも長時間操作が継続されている場合には、撮影メニュー(3)の下側に位置するオプションメニュー(1)に移動して、同様に最上位の項目から一項目づつ移動し、オプションメニュー(1)の完了後はオプションメニュー(2)に、更に長時間操作が継続される場合にはオプションメニュー(3)に移動し、オプションメニュー(3)の最下位の項目に至っても長時間操作が継続される場合には、再び撮影メニュー(1)に戻り「動画」から順に下方に移動する。尚、図10で(g)から(b)への下方向操作によるカーソル移動は、単に短時間操作を示しているに過ぎず、長時間操作では(g)から(i)にカーソルが移動する。
また、撮影メニュー(1)〜(3)の切り替えを一項目づつ移動させるのではなく、メニューを高速に切り替える場合には、タブA1乃至A3をカーソルキー8eの左方向の操作により選択し、カーソルキー8eの上下方向の操作により他の撮影メニューのタブを選択することにより、撮影メニューの選択を直接行なうことも可能である。但し、この場合、タブ選択により撮影メニューを選択した後に、カーソルキー8eで項目選択を新たに実行する必要があり、長時間操作での複数の撮影メニューを跨いだ項目選択に比べて、カーソルキー8eの操作回数の増加は免れない。
次に、使用者が撮像モード中にメニュー切替スイッチ12をY位置に移動させ、メニューボタン8dを押下すると、モニター部4aに図5に示すシンプルメニューモードにおける撮影メニュー選択画面の表示が行われる。本実施例におけるシンプルメニューモードにおける撮像メニュー選択項目は、上述したノーマルメニューモードにおける撮像メニュー選択項目に含まれるか、あるいはノーマルメニューモードの複数の項目を基に作成されたもので構成され、ノーマルメニューモードと比較して選択可能な項目が極めて少ない。本実施例では、「解像度」メニュー、「フォーカス」メニューおよび「フラッシュ」メニューのみが選択可能である。このシンプルメニューモードは、使用者にとって必要最小限の撮影メニュー設定を想定している。したがって、撮影メニュー設定を行う際に、ノーマルメニューモードでの非常に多い項目についての選択/設定に比べて設定に要する時間を極めて短くすることができる。
図5(a)、(e)、(h)はメニューボタン8dが押下された際にモニター部4aに表示される画面であり、カーソルキー8eを上下方向に操作することによって、「解像度」メニュー、「フォーカス」メニューおよび「フラッシュ」メニューのいずれかの項目が選択されたときに、各々のメニュー機能を説明する文字列が表示されている図である。
ここで、使用者が動画像撮像における解像度を変更設定したい場合について説明する。まず、図5(a)に示すように、カーソルキー8eが操作されることによって「解像度」メニューを示す項目が選択され決定操作が為されると、図5(b)に示すように、3個の解像度モードが表示される。この3つの解像度モードは、“ハイビジョンサイズ/3.5メガピクセル”、“TVサイズ/4メガピクセル”および“WEBサイズ/0.3メガピクセル”である。ここで、この解像度の項目の選択対象となるモードは、ノーマルメニューにおける「動画」と「静止画」の両項目を合成して、代表的な3モードを用意するようにしたもので、“ハイビジョンサイズ/3.5メガピクセル”は動画であればFULL−HQモード、静止画であればアスペクト比が16:9でファイルサイズが3.5MBとなる3.5Mモードとなるモードで、横長のハイビジョンに適した解像度となる。“TVサイズ/4メガピクセル”は動画であればTV−SHQモード、静止画であればアスペクト比が4:3のファイルサイズが4MBの4M−Sモードとなるモードで、一般的なTVの画面サイズに適した解像度となる。“WEBサイズ/0.3メガピクセル”は、動画であればweb−SHQモード、静止画であれば0.3Mモードとなるモードで、主にブログに使用する画像サイズに適したモードである。このように、シンプルメニューモードでの解像度の項目では、ノーマルメニューモードの2種類の項目を合体させて、動画若しくは静止画の撮影に際して、ハイビジョン、TV、Webのい3タイプのいずれに適した撮影を行なうかにより、夫々の撮影に好ましい代表的なモードを事前に用意していることになり、動画撮影及び静止画撮影のそれぞれのために2種類の項目を用意することなく、このシンプルメニューモードの「解像度」メニューから一つを選択することで、3タイプの撮影の各々に対応した、動画撮影または静止画撮影のための撮影条件設定を極めて簡単に行なうことが可能となる。
この解像度の項目でのメニュー表示において、例えば、図5(b)の状態で、カーソルキー8eの中央部の押下げによるセット操作を行なうと、“ハイビジョンサイズ/3.5メガピクセル”のモードが選択されると、画面の上部分に“ハイビジョンで残したい”という使用者に対し推奨する解像度を示す文字列が表示される。更に、図5(b)の状態からカーソルキー8eを右方向に操作して、カーソルを移動させて図5(c)に示す状態にしてカーソルキー8eのセット操作を行なうと、“テレビサイズ/4メガピクセル”のモードが選択されて、“テレビで楽しみたい”という文字列が表示され、更に図5(c)の状態からカーソルキー8eを右方向に操作してカーソルを移動させて図5(d)に示す状態にしてセット操作を行なうと、“WEBサイズ/0.3メガピクセル”のモードが選択され、“ブログで使いたい”という文字列が表示される。
このようにて、カーソルキー8eが操作されることによって、解像度用のモードの選択/決定操作がなされると、選択/決定された解像度が設定される。そして、動画撮像スタートボタン8bが押下されると、設定された解像度で動画像撮像処理が開始される。また、ここで静止画撮影ボタン8cが押下された場合は、設定された解像度で静止画撮像処理が実行される。
また、「フォーカス」メニューを変更設定する場合、図5(a)の状態からカーソルキー8eを下方向に操作して、図5(e)に示すように、カーソルを真ん中のアイコンを移動させてセット操作を行なうと、図5(f)に示すように、2個のフォーカスモードが表示される。このフォーカスモードは、ノーマルメニューにおける「フォーカス」の項目を更に簡略化して、一般的な撮影に適した“通常撮影用”と“マクロ撮影用”の2モードで構成したものである。図5(f)に示す状態でセット操作を行なって、通常撮影用が選択されると、人物や風景などの一般的な撮影に適したフォーカス制御が為されるようにパラメータ設定が為される。また、図5(f)の状態からカーソルキー8eを右方向に操作すると、カーソルを移動させると図5(g)に示す表示になり、この状態でセット操作を行なってマクロ撮影用選択すると、マクロ撮影に・BR>Kしたフォーカス制御が為されるようにパラメータ設定が為される。尚、モード設定に際して、各モードの説明を示すガイダンスが解像度の場合と同様に表示される。
更に、「フラッシュ」メニューを変更設定する場合、図5(e)の状態からカーソルキー8eを下方向に操作することで、図5(h)に示すようにカーソルが最下位のアイコンに移動し、この状態で、セット操作するとフラッシュメニューの選択が為されて、図5(i)に示すように、3個のストロボ制御モードが表示される。このフラッシュメニューは、ノーマルメニューモードの「フラッシュ」の項目と全く同一で、3モードから1つを選択可能となっている。図5(i)に示す状態で、セット操作が為されるとオートフラッシュモードが選択され、撮影時の明るさに応じて発光/非発光が制御され、更にその際の発光量も適切に制御される。図5(i)の状態からカーソルキー8eを右方向に操作するとカーソルが図5(j)に示す状態に移行し、この状態でセット操作が為されると、フラッシュONモードが選択され、いかなる状況であっても、ストロボ発光部60が発光を行なうようにパラメータ設定が為される。同様に、図5(j)の状態から、更にカーソルキー8eを右方向に操作して、カーソルを図5(k)に示すように移動させ、セット操作を行なうと、フラッシュOFFモードが選択され、いかなる状況であっても、ストロボ発光部は非発光となるようにパラメータ設定が為される。尚、モード設定に際して、各モードの説明を示すガイダンスが解像度の場合と同様に表示される。
このように、使用者が直感的に分かりやすい文字列および項目を表示させ、かつ選択項目数を減らして代表的な撮影パターンでの条件設定のみに簡略化することにより、使用者にとって簡単にかつ迅速にメニュー設定を行うことが出来るため、所望の撮像条件ですぐに撮像操作を行うことが出来る。
次に、使用者が再生モード中にメニュー切替スイッチ12をX位置に移動させ、メニューボタン8dを押下すると、モニター部4aに図4に示すノーマルメニューモードにおける再生メニュー選択画面の表示が行われる。ノーマルメニューモードにおける再生メニュー選択項目は、近年の電子カメラにおいて、通常に用意されている選択項目である。
ここで、ノーマルメニューモードでの再生メニューには、多くの項目が用意されているため、モニター部4aの1画面では、それらの項目の全てを一括表示することは難しい。そこで、2個の画面で別々の再生メニュー(1)、(2)に分割表示できるように構成され、使用者が再生メニュー(1)及び再生メニュー(2)のいずれかを、カーソルキー8eの左・右方向へのキー操作とセット操作により選択可能となっている。尚、このような選択項目は階層表示される。
以下に、再生メニュー(1)、(2)について詳述する。再生メニュー(1)は、「スライドショー」、「再生音量」、「プロテクト」、「消去」、「プリント予約」、「回転」の6項目が用意されている。
「スライドショー」の項目においては、全てのファイル、動画ファイル、静止画ファイルの中から再生対象ファイルを選択し、1秒、2秒、3秒、5秒、10秒から切り替え時間の選択し、スライドショーに際して切り替えの特殊効果、例えば次画面をスライドインしたり、チャッカーボードの模様から次画面が現るというような特殊効果を事前に用意された複数のパターンから選択し、更にBGMの有無、あるいはありの場合の音声ファイルの選択を行なう等の4つのパラメータについて設定データを選択入力でき、「スタート」を選択すると、スライドショーを設定データに応じて開始させることも可能となるように構成されている。
「再生音量」の項目は、例えば10段階のいずれかを選択することで再生音声量をスライドさせるもので、「プロテクト」の項目は、現在表示している画像に対してプロテクトを施すか、解除するかを選択するもので、「消去」は表示されている再生画像を消去するか、プロテクトが解除されている画像全てを消去するかを選択するもので、「プリント予約」の項目は、メモリカードに記録されている各画像ファイルまたは全画像ファイルに枚数等のプリント予約するもので、「回転」は表示されている再生画像を右または左に90度回転させることを選択するものである。
同様に、再生メニュー(2)の画面は、図示省略するがメニュー項目として、「リサイズ」、「静止画抜き出し」、「動画編集」の3項目が用意されている。「リサイズ」の項目は、現在表示されており再生画像ファイルのファイルサイズを変更する際の変更後のサイズを所定のサイズから選択するもので、「静止画抜き出し」の項目は、動画ファイルから静止画ファイルを抜き出すことを指定するもので、「動画編集」の項目は、メモリカード28に記録されている動画ファイルの一部をカットしたり、複数の動画ファイルのつなぎ合わせを行なうために、動画ファイルの選択やカット部分の指定、つなぎ合わせ位置の選択を行なうものである。
次に、ノーマルメニューモードでの再生に関する項目の設定方法について説明する。
再生モードで再生画像をモニター部4aに表示させた状態で、メニューボタン8dを操作することにより、図4(a)に示すように、再生メニュー(1)がモニター部4aに表示される。再生メニュー(1)の中に設定または変更を行ないたい項目が存在する場合には、カーソルキー8eを上または下方向に短時間操作することで可能となる。即ち、カーソルキー8eを単に下方向に1回短く操作して、直ぐに中立位置に戻すだけでは、カーソルは再生メニュー(1)の表示項目の表示順に一項目分のみが下側に移動し、この動作を繰り返すうちに再生メニュー(1)の最下位にある項目に達すると、再生メニュー(1)の最上位の項目に移動し、短時間操作を繰り返す限り、カーソルは再生メニュー1の6項目を循環することになる。図4(a)に示すように、撮影メニュー(1)上でカーソルが「スライドショー」の位置にあった場合に、カーソルキー8eのセット操作を行なうと、図4(b)のように「スライドショー」の項目に必要な各種のパラメータの設定を行なうメニューが現れる。この状態でカーソルキー8eを上方向に操作して、図4(c)に示すように、カーソルを「再生ファイル」に移動させてセット操作を行なうと、図4(d)に示すように、この再生ファイルの設定位置にカーソルが移動し、この状態でカーソルキー8eを下方向に操作する毎に図4(f)や図4(h)に示すように、すべて→静止画→動画とスライドショーのファイルの種類を設定することができる。この設定が完了すると、メニューボタン8dを押下げることで、図4(c)の状態に戻る。更に、図4(e)や(g)に示すように、カーソルキー8eを下方向に操作して切り替え時間、切り替え効果、BGMを選択して、それそれの設定データを設定することができる。
次に、使用者がノーマルメニューモードにおいて、再生メニュー(1)には所望の項目がなく、他の撮影メニューから所望の項目を選択したい場合には、次のようにして再生メニュー(2)に切り替える。図4(a)に示す再生メニュー(1)が表示されている状態で、前述の短時間操作に代えて、長時間操作を継続すると、これが継続される間は、カーソルは順次再生メニュー(1)の表示項目を1項目づつ下方向に移動し、再生メニュー(1)の最下位の項目、即ち「回転」に達すると、再生メニュー(2)に移動して、再生メニュー(2)の最上位の項目である「リサイズ」に移動し、ここから1項目づつ下方向に移動することになる。更に、長時間操作が継続されて再生メニュー(2)の最下位の項目即ち、「動画編集」に達する。使用者は、再生メニュー(1)乃至(2)の項目の中の所望の項目に達した時点でカーソルキー8eの下方向への操作を止めれば、所望の項目に迅速に到達することができる。尚、再生メニュー(2)の最下位の項目に達した状況でも、長時間操作が継続されている場合には、撮影メニューと同様に再生メニュー(2)の下側に位置するオプションメニュー(1)に移動して、同様に最上位の項目から一項目づつ移動し、オプションメニュー(1)完了後はオプションメニュー(2)に、更に長押し層が継続される場合にはオプションメニュー(3)に移動し、オプションメニュー(3)の最下位の項目に至っても長時間操作が継続される場合には、再び再生メニュー(1)に戻り「スライドショー」から順に下方に移動する。尚、図4において、B1、B2は再生メニュー(1)、(2)のタブであり、撮影メニューと同様にこのタブを選択することでメニュー選択を行なうことができる。
次に、使用者が、図6(a)に示す再生モードのファイル再生中にメニュー切替スイッチ12をY位置に移動させてシンプルメニューモードとした上で、メニューボタン8dを押下するとモニター部4aに図6(b)、(e)、(g)に示すように3個の再生メニューの項目である、スライドショー、再生音量および消去の項目がアイコン表示される。カーソルキー8eが左右に操作されることによって、カーソルを移動させて現在選択されている項目を説明する文字列が表示される。例えば、図6(b)のようにスライドショーを示す項目にカーソルがある状態で、カーソルキー8eによるセット操作が為されると、図6(c)に示すように、何れの種類のファイルのスライドショーを選択するための項目である、“すべて”、“ムービー”および“写真”のモードが表示される。ここで、例えば、“すべて”のモードが選択され、セット操作が為されると、メモリカード28に記録されているファイルすべてが図6(d)に示すようにスライドショー形式で表示される。“すべて”にカーソルがある状態からカーソルキー8eを下方向に操作して“ムービー”に移動させてセット操作を行なうと動画ファイルのスライドショーが実行される。更に、“写真”にカーソルを移動させてセット操作を行なうと静止画ファイルのスライドショーが実行される。
また、再生音量を変更設定する場合は、図6(e)に示すように再生音量の項目にカーソルを移動させてセット操作を実行すると、図6(f)に示すように再生音量がカーソルキー8eを左右に操作されることによって使用者の所望の音量に仮設定し、セット操作をすることで設定される。
また、画像を消去する場合には、図6(g)に示すように消去の項目にカーソルを移動させてセット操作を行なうと、図6(h)に示すように1個のファイルの消去を示す“1ファイル消去”、および全てのファイルの消去を示す“全ファイル消去”が表示される。そして、例えば、カーソルキー8eが操作により“1ファイル消去”へのカーソル移動及びセット操作が為されると、現在再生中のファイルが消去される。カーソルを “全ファイル消去”に移動させた上で、セット操作を実行するとメモリカード28に記録された全ファイルが消去される。
次に、上述の処理をCPU22で実行するメニュー設定処理方法について、図7、図8、図11乃至図16を用いて詳述する。
まず、図7を参照して、撮像モードにおける撮像メニュー設定処理を説明する。
撮影/再生モードスイッチ8aがP位置に移動されると、CPU22はステップS1に進み、メニュー切替スイッチ12がX位置にあるか、Y位置にあるかを判別する。ここで、メニュー切替スイッチ12がY位置にあると判別すると、ステップS3に進み、メニューボタン8dが押下されたか否かを判別し、押下と判断されるまでステップS1とステップS3を繰り返し、押下されたと判別すると(YES)ステップS5に進む。ステップS5では、上述したノーマルメニューモードにおける撮影メニュー設定処理を実行し、処理が終わるとステップS1に戻る。
ステップS1において、メニュー切替スイッチ12がX位置にあると判別すると、ステップS7へ進み、メニューボタン8dが押下されたか否かを判別し、押下と判断されるまでステップS1とステップS7を繰り返し、押下されたと判別すると(YES)ステップS9へ進む。ステップS9では、図5(a)に示すシンプルメニューモード画面をモニター部4aに表示させる。次に、ステップS11へ進み、3個の撮影メニュー項目である、解像度メニュー、フォーカスメニューおよびフラッシュメニューの項目から、いずれの項目が選択/決定されたかを判別する。
ステップS11において、解像度メニューが選択/決定されたと判別すると、図8のステップS13へ進み、図5(b)に示すように3つの解像度モードであるハイビジョンサイズ/3.5メガピクセル、テレビサイズ/4メガピクセルおよびWEBサイズ/0.3メガピクセルのモードをモニター部4aに表示させて、ステップS15へ進む。ステップS15では、3つの解像度モードからいずれのモードが選択/決定されたかを判別する。
ステップS15において、ハイビジョンサイズ/3.5メガピクセルが選択/決定されたと判別するとステップS17に進み、撮像条件における解像度をハイビジョンサイズ/3.5メガピクセルに設定する。また、TVサイズ/4メガピクセルが選択/決定されたと判別するとステップS19に進み、撮像条件における解像度をTVサイズ/4メガピクセルに設定する。同様に、WEBサイズ/0.3メガピクセルが選択/決定されたと判別するとステップS21に進み、撮像条件における解像度をWEBサイズ/0.3メガピクセルに設定する。ステップS17、ステップS19、ステップS21の夫々のステップにおいて設定処理の実行が終了するとステップS1へ戻る。
ステップS11において、フォーカスメニューが選択/決定されたと判別すると、図11のステップS22へ進み、図5(f)に示すようにフォーカスの項目中の2つモードである通常撮影用およびマクロ撮影用のモードをモニター部4aに表示させる。
次にステップS23へ進み、フォーカス項目としていずれのモードが選択/決定されたかを判別する。ステップS23において、通常撮影用モードが選択/決定されたと判別するとステップS25へ進み、撮像条件におけるフォーカス設定を通常撮影用フォーカスモードに設定する。また、ステップS23において、マクロフォーカスモードが設定/決定されたと判別するとステップS27へ進み、撮像条件におけるフォーカス設定をマクロフォーカスモードに設定する。ステップS25およびステップS27の夫々のステップにおいて設定処理の実行が終了するとステップS1へ戻る。
ステップS11において、フラッシュメニューが選択/決定されたと判別すると、図12のステップS29へ進み、図5(i)に示すように3つのフラッシュモードである、オートフラッシュモード、常にフラッシュONモード、常にフラッシュOFFモードのモードを表示させる。次にステップS31へ進み、3個のフラッシュモードからいずれのモードが選択/決定されたかを判別する。ステップS31において、オートフラッシュモードが選択/決定されたと判別するとステップS33へ進み、撮像条件におけるフラッシュ設定をオートフラッシュモードに設定する。またステップS31において、常にフラッシュONモードが選択/決定されたと判別するとステップS35へ進み、撮像条件におけるフラッシュ設定を常にフラッシュONモードに設定する。また、ステップS31において、常にフラッシュOFFモードが選択/決定されたと判別するとステップS37へ進み、撮像条件におけるフラッシュ設定を常にフラッシュOFFモードに設定する。ステップS33、ステップS35およびステップS37の夫々のステップにおいて設定処理の実行が終了するとステップS1へ戻る。
次に図13乃至図16を参照して、再生モードにおける再生メニュー設定処理を説明する。
撮影/再生モードスイッチ8aがQ位置に移動されると、CPU22はステップS50において、図6(a)に示す再生画像をモニター部4aに表示させる。次にステップS51に進み、メニュー切替スイッチ12がX位置にあるか、Y位置にあるかを判別する。ここで、メニュー切替スイッチ12がY位置にあると判別すると、ステップS53に進み、メニューボタン8dが押下されたか否かを判別し、押下されたと判断するまでステップS51およびステップS53の処理を繰り返し、押下されたと判別すると(YES)ステップS55に進む。ステップS55では、上述したノーマルメニューモードにおける再生メニュー設定処理を実行し、処理が終わるとステップS50に戻る。
ステップS51において、メニュー切替スイッチ12がX位置にあると判別すると、ステップS57へ進み、メニューボタン8dが押下されたか否かを判別し、押下されたと判断するまでステップS51およびステップS57の処理を繰り返し、押下されたと判別すると(YES)ステップS59へ進む。ステップS59では、図6(b)に示すシンプルメニューモード画面をモニター部4aに表示させる。次に、ステップS61へ進み、3個の再生メニュー項目である、スライドショーメニュー、再生音量メニューおよび消去メニューの項目から、いずれの項目が選択/決定されたかを判別する。
ステップS61において、スライドショーの項目が選択/決定されたと判別すると、図14のステップS63へ進み、図6(c)に示すように3個のスライドショーのモードである“すべて”、“ムービー”および“写真”のモードをモニター部4aに表示させて、ステップS65へ進む。ステップS65では、3個のスライドショーモードからいずれのモードが選択/決定されたかを判別する。
ステップ65において、“すべて”が選択/決定されたと判別するとステップS67へ進み、すべてのファイルをスライドショー形式でモニター部4aに再生表示する。ステップS65において、“ムービー”が選択/決定されたと判別するステップS69へ進み、すべての動画像ファイルをスライドショー形式でモニター部4aに再生表示する。また、ステップS65において、“写真”が選択/決定されたと判別するとステップS71へ進み、すべての静止画像ファイルをスライドショー形式でモニター部4aに再生表示する。ステップS67、ステップS69およびステップS71の夫々のステップにおいてスライドショーが終了または中止が為されるとステップS50へ戻る。
ステップS61において、再生音量の項目が選択/決定されたと判別すると図15のステップS73へ進み、図6(f)に示すように現在の再生音量がどれくらいかを示すバーをモニター部4aに表示する。次にステップS75に進み、カーソルキー8eの操作に応じた再生音量に設定する。そしてステップS50へ戻る。
ステップS61において、消去の項目が選択/決定されたと判別すると図16のステップS77へ進み、図6(h)に示すように2種類の消去モードである、“1ファイル消去”および“全ファイル消去”のモード名をモニター部4aに表示させて、ステップS79へ進む。
ステップS79では、2つの消去モードからいずれのモードが選択/設定されたかを判別する。ステップS79において、“1ファイル消去”のモードが選択/決定されたと判別すると、スップS81へ進み、ステップS50で再生表示されたファイルを消去する。ステップS79において、“全ファイル消去”のモードが選択/決定されたと判別するとステップS83へ進み、メモリカード28に記録されているファイルをすべて消去する。ステップS81およびステップS83の夫々のステップにおいて、消去処理が終了するとステップS50へ戻る。ただし、ステップS83において全ファイル消去が為された後のステップS50における再生画像表示処理では画像は表示されない。
次に、図10(a)〜(k)を例に説明したノーマルメニューモードにおいて各項目のモード設定について、CPU22が実行する処理を図17〜図21を用いて説明する。
まず、メニュー切替スイッチ12でノーマルメニューモードに設定し、メニューボタン8dが押下されると、ステップS91にて変数i=1、j=1に設定する。そしてステップS93に進み、変数iに対応するメニューに所属する複数の項目をモニター部4aに表示させる。
ここでいう変数iと変数jを、図10と図17を用いて説明する。変数iは複数のメニューに夫々対応しており、図17(a)に示すテーブルのように、変数i=1は撮像メニュー(1)のタブA1、変数i=2は撮像メニュー(2)のタブA2、変数i=3は撮像メニュー(3)のタブA3、変数i=4はオプションメニュー(1)のタブC1、変数i=5はオプションメニュー(2)のタブC2、変数i=6はオプションメニュー(3)のタブC3に割り当てられている。このメニューにそれぞれ所属する複数の項目が存在することから、これらのメニューを第1階層と定義する。そして、変数i、変数jはCPU22の図示しないレジスタに格納されており、逐次、変数の値を更新し保持している。
変数jは図17(b)〜(g)に示すテーブルのように、変数iに対応するメニューに夫々所属する複数の項目が変数j=1〜6に基づいて夫々割り当てられている。これらを第2階層と定義する。従って、変数i=1、j=1のときに実行されるステップS93の処理としては、モニター部4aに図10(a)に示すごとく、撮像メニュー(1)に所属する6つの項目(「動画」、「静止画」、「シーンセレクト」、「フィルター」、「フラッシュ」、「セルフタイマー」)を表示させる。
さて、処理の説明にもどって、ステップS95では、第1階層操作、つまりメニュー選択操作が有ったか否かを判別する。具体的には、使用者によるカーソルキー8eを上または下方向への短い時間操作または長時間操作があったか否かを判断している。ステップS95において、YESと判別するとステップS97へ進み、現在の変数iの値が6であるか否かを判別する。ここで、変数i=6でない場合、つまり変数i=1〜5である場合は、NOと判別しステップS99へ進む。
ステップS99では、現在の変数iが1であるか否かを判別する。つまり、現在の第1階層が撮像メニュー(1)であるか否かを判別する。ここで、YESと判別すると、ステップS101へ進み、ステップS95におけるメニュー選択操作における操作がカーソルキー8eが上下のいずれの操作であるか否かを判別する。ここで、上と判別すると、ステップS103へ進み、変数iを6に設定する(i=6)。そして、ステップS93へ戻る。このとき、ステップS93では、i=6であるオプションメニュー(3)に所属する6つの項目(「言語」、「TV出力」、「パワーセーブ」、「ファイルNO」、「フォーマット」、「設定リセット」)をモニター部4aに表示させる。
また、ステップS101において下と判別すると、ステップS105へ進み、変数iを2に設定する。(i=2)。そして、ステップS93へ戻る。このとき、ステップS93では変数iが2である撮像メニュー(2)に所属する6つの項目(「動画手ぶれ補正」、「静止画手ブレ補正」、「フォーカス」、「フォーカス方式」、「測光方式」、「ISO感度」)をモニター部4aに表示させる(図10(h)参照)。
次に、ステップS99においてNOと判別すると、ステップS107へ進み、ステップS95におけるカーソルキー8eの操作が上下のいずれの操作であるか否かを判別する。ここで、上と判別するとステップS109へ進み、変数iを1デクリメントする(i=i―1)。そしてステップS93へ戻り、現在の変数iに対応するメニューに所属する複数の項目をモニター部4aに表示させる。また、ステップS107において、下と判別すると、ステップS101へ進み、変数iを1インクリメントする(i=i+1)。そしてステップS93へ戻る。
次に、ステップS97において変数iが6(i=6)であると判別したときを説明する。ステップS97でYESと判別し、ステップS113へ進み、ステップS95におけるカーソルキー8eの操作が上下のいずれの操作であるか否かを判別する。ここで、下と判別するとステップS115へ進み、変数iを1設定する(i=1)。そして、ステップS93へ戻る。このとき、ステップS93では、変数iが1である撮像メニュー(1)に所属する6つの項目(「動画」、「静止画」、「シーンセレクト」、「フィルター」、「フラッシュ」、「セルフタイマー」)をモニター部4aに表示させる(図10(a)参照)。そして、ステップS113において、上と判別すると、ステップS117へ進み、変数iを1デクリメントする(i=i―1)。そして、ステップS93へ戻り、現在の変数iに対応するメニューに所属する複数の項目をモニター部4aに表示させる。
さて、ステップS95において、第1階層操作、つまりメニュー選択操作ではないと判別するとステップS119へ進む。ステップS119では、第2階層決定操作、つまりカーソルキー8eの中央部が押下されたか否かを判別する。ここで、NOと判別するとステップS95へ戻る。そして、YESと判別するとステップS120へ進み、ステップS93で現在表示されている変数iに対応するメニューに所属する複数の項目のうち、現在の変数jに対応する項目を強調表示するカーソルを配置させる(図10(b)〜(g)を参照)。
次に、ステップS121へ進み、設定操作がされたか否か、つまりカーソルキー8eの中央部が押下されたか否かを判別する。ここでYESと判別すると、ステップS122へ進み、変数jに対応する項目の設定処理を実行し、終了する。また、ステップS121においてNOと判別するとステップS123へ進み、カーソルキー8eが上下方向操作や短時間操作および長時間操作が為された否かを判別する。ここで、YESと判別すると、ステップS125へ進む。このステップS125では、ステップS123に為された操作が、短時間操作および長時間操作のいずれかであったかを判別する。短時間操作であると判別すると、ステップS127へ進む。ステップS127では、現在の変数jの値がendであるか否かを判別する。ここで、endの定義を図17(a)〜(g)を用いて説明する。変数iが1、2、4、5、6のときは、変数jの値として1〜6を取るためendを6(end=6)とし(図17(b)、(c)、(e)、(f)、(g)を参照)、変数iが3のときは、変数jの値として1〜5をとるためendを5(end=5)とする(図17(d)を参照)。
説明を戻し、ステップS127において、YESと判別すると、ステップS129へ進み、ステップ123における操作が、上下のいずれの操作であったかを判別する。ここで、下と判別するとステップS131へ進み、変数jの値を1に設定する(j=1)。そして、ステップS120へ戻り、ステップS93で現在表示されている変数iに対応するメニューに所属する複数の項目のうち、現在の変数jに対応する項目を強調表示するカーソルを配置させる(図10(b)〜(g)を参照)。また、ステップS129において、上と判断するとステップS133へ進み、変数jの値を1デクリメントする(j=j−1)。そして、ステップS120へ戻る。
また、ステップS127において、NOと判別すると、ステップS135へ進み、変数jの値が1であるか否かを判別する。ここで、YESと判別するとステップS137へ進み、ステップS123で為された操作が上下の何れの操作であったかを判別する。ステップS137において、下と判別するとステップS139へ進み、変数jの値を2に設定する(j=2)。そしてステップS120へ戻る。また、ステップS137にいおいて、上と判別すると、変数jの値をendに設定し(j=end)、ステップS120へ戻る。
また、ステップS135において、変数jの値が1ではない、つまりNOと判別するとステップS143へ進む。ステップS143では、ステップS123で為された操作が上下のいずれの操作であったか否かを判別する。ステップS143において、下と判別すると、変数jに1インクリメントする(j=j+1)。そしてステップS120へ戻る。また、上と判別すると、ステップS145において変数jを1デクリメントする(j=j−1)。そしてステップS120へ戻る。
図示しないが、ステップS121〜ステップS145の処理を実行中に、第1階層操作が成されるとステップS97へ進む割り込み処理が実行される。
次に、ステップS125において長時間操作が為されたと判別した場合を説明する。ステップS125において、長時間操作が為されたと判別するとステップS149へ進み、変数jがend(j=end)であるか否かを判別する。ここで、変数jがendではない場合は、NOと判別しステップS151へ進み、変数jが1である(j=1)か否かを判別する。ここで、NOと判別した場合、つまり変数jが1でもendでもない場合はステップS153へ進み、ステップS123において為された操作が上下の何れの操作であったかを判別する。ここで、下と判別すると、ステップS155へ進み、変数jに1インクリメントする(j=j+1)。次にステップS170へ進み、モニター部4aにおいて現在保持されている変数iに対応するメニューに所属する複数の項目を表示させ、現在の変数jに対応する項目を強調表示するカーソルを配置させる。ステップS153において、上と判別するとステップS157へ進み、変数jに1デクリメントする(j=j−1)。そしてステップS170へ進む。
また、ステップS151において変数jが1である(j=1)と判別した場合、ステップS161へ進み、ステップS123において為された操作が上下の何れの操作であったかを判別する。ここで、下であると判別すると、ステップS163へ進み、変数jを2に設定し、ステップS170へ進む。
また、ステップS161において、上であると判別すると、ステップS165へ進み、現在の変数iの値が1であるか(i=1)否かを判別する。ここで、YESと判別するとステップS167へ進み、変数iを6(i=6)に設定し変数jをend(j=end)に設定する。そして、ステップS170へ進む。また、ステップS165において、NOと判別した場合はステップS169へ進み、変数iを1デクリメント(i=i―1)し、変数jをend(j=end)に設定する。そして、ステップS170へ進む。
ステップS170において、モニター部4aにおいて現在保持されている変数iに対応するメニューに所属する複数の項目を表示させ、現在の変数jに対応する項目を強調表示するカーソルを配置させた後はステップS171へ進み、現在のカーソルキー8eの位置が中立位置か否かを判別する。ここで、カーソルキー8eの位置が中立位置でない、すなわち傾いた状態であると判別すると(NO)、ステップS149へ戻り、上述した処理を実行する。また、カーソルキー8eの位置が中立位置であると判別すると(YES)、ステップS121へ進み、上述した処理を実行する。
ステップS149において、変数jがendである(j=end)と判別すると(YES)、ステップS173へ進み、ステップS123において為された操作が上下の何れの操作であったかを判別する。ここで、上であると判別すると、ステップS175へ進み、変数jを1デクリメント(j=j−1)し、ステップS170へ進む。また、下であると判別するとステップS177へ進み、現在の変数iの値が6である(i=6)か否かを判別する。
ここで、NOと判別すると、ステップS179へ進み、変数iを1インクリメント(i=i+1)し、変数jを1(j=1)に設定し、ステップS170へ進む。また、YESと判別すると、変数iを1(i=1)に設定し、変数jを1(j=1)に設定してステップS170へ進む。
このように、本実施例による電子カメラ10では、モニター部4aにメニュー表示されるノーマルメニュー設定による複数の項目およびシンプルメニュー設定によるノーマルメニュー設定よりも少なくかつ直感的に内容をとらえやすい複数の項目の表示が、モニター部4aの近傍のメニュー切替スイッチ12により切り替え操作がなされるため、モニター部4aでの表示を視野に入れながら、使用者は、各自の使用条件に合った撮像条件または再生条件を確実に且つ極めて容易に設定することができる。
また、ファインダー部4を図1(c)の状態から図1(a)の収納状態に戻すことにより、モニター部4a及びメニュー切替スイッチ12は非露出状態となる。メニュー切替スイッチ12は本来、モニター部4aでの表示メニューを切り替えることのみに使用されるために設けられたものであるから、モニター部4aを使用する必要のないファインダー部4の収納状態においては、メニュー切替スイッチ12の操作を阻止しており、これにより不要なスイッチ12への操作は防止され、不要なものを露出させないという点ですっきりとした外観となる。
また、本実施例による電子カメラ10では、ノーマルメニューモードにおいて各項目のモード設定をするときに、あるメニューに所属する複数の項目が表示されている状態で例えばカーソルキー8eが下方向への長時間操作が行われると、現在表示されている複数の項目のうち、ある項目を強調表示するカーソルを下方向へ1項目ずつ連続的に移動させていき、最下位の項目に達した状況でも長時間操作が継続されている場合には、他のメニューに所属する複数の項目を表示させ、このときカーソルは最上位の項目を強調表示させ、なおも長時間操作が継続されている場合には、カーソルを下方向へ1項目ずつ連続的に移動させるといった処理を長時間操作が終了するまで実行するため、使用者が所望する項目がいずれのメニューにあるかが分からない場合などは、メニューの切替えなどをせずとも、所望の項目に迅速に到達させることができる。また、この長時間操作によるモード設定において、長時間操作を継続させたままにすると、設定可能なすべての項目を見ることができるため、使用者はこの電子カメラ10にどのような設定項目があるのかを取り扱い説明書を見ずとも、認識することができる。また、使用者がモード設定をするたびに、長時間操作で所望の項目に到達していると、どのメニューにどの項目があるかを学習することができるため、タブを選択することによるモード設定を直接行うことができるようになる。したがって、使用者にとってモード設定方法の幅が広がり、電子カメラ10の操作に一層柔軟性が生まれる。
前記実施例では、メニュー切替スイッチ12によるノーマルメニューモードやシンプルメニューモードへの切り替えは、モニター部4aに撮像画像または再生画像が表示されている状態から説明しているが、これに限定されるものではなく、例えばノーマルメニューモードにてメニュー表示されている状況からメニュー切替スイッチ12の操作により、直接シンプルメニューモードへの移行させることも可能である。
前記実施例では、カーソルキー8eは4方向の操作機能と中立位置での中央部の押下げによるセット機能を持たせているが、セット機能については別途、セットボタンを配設することも可能であることは言うまでもない。
また、前記実施例では、ノーマルメニューモードにおいて各項目のモード設定をするときに、あるメニューに所属する複数の項目が表示されている状態で例えばカーソルキー8eが下方向への長時間操作が行われると、長時間操作が終了するまで順次他のメニューに所属する複数の項目を表示させ、カーソルを移動させているが、メニューをグループ化して、グループ化されたメニューに所属する複数の項目を順次カーソル移動させても良い。
また、前記実施例では、ノーマルメニューモードにおける長時間操作は、カーソルキー8eを指で上または下方向に傾けて、中立位置に戻さない状態を継続する操作として定義し、短時間操作はカーソル8eを指で上または下方向に短時間、傾けた後に直ぐに中立位置に戻す操作として定義したが、それに限らないことは言うまでもない。例えば、決定するための決定部とその上下左右4方向に配置された4つの操作部が一体になった操作ボタンにおいて、上または下の操作部を長押しすることで長時間操作を実現させるように構成してもよい。