JP4900154B2 - 鋼板の冷却装置および冷却方法 - Google Patents

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本発明は、鋼板の冷却装置および冷却方法に関するものである。
熱間圧延により鋼板を製造するプロセスでは、圧延材に冷却水を供給したり、圧延材を空冷させたりして、圧延温度を制御するのに一般的であるが、さらに、近年、高い冷却速度を得て組織を微細化し、鋼板の強度や靭性を上げる技術の開発が盛んである。
そのための技術として、例えば、特許文献1には、スリット状のノズルを有するヘッダを傾斜対向させて、膜状の冷却水を噴射させることによって、高い冷却速度を得ようとする冷却装置が記載されている。
特開昭59−144513号公報
厚鋼板の熱間圧延ラインのように、可逆式熱間圧延機で圧延材を圧延する場合は、上記のような圧延温度や冷却速度の制御のために、往復する圧延パス間で圧延材に冷却水を供給することが考えられるが、その際には、できるだけ冷却装置を可逆式熱間圧延機に近接した位置に設置することが望ましい。可逆式熱間圧延機から離れた位置に冷却装置を設置すると、圧延材を冷却装置の位置まで搬送するために余分な時間が掛かり、圧延能率が低下するからである。
しかし、熱間圧延機の直近の位置に冷却装置を設置した場合、圧延材に上反りが発生した際に、圧延中の圧延材が冷却装置のノズルやヘッダに衝突して、冷却装置に損傷を与える危険性がある。すなわち、圧延中の圧延材には熱間圧延機から大きな推力が付与されるので、冷却装置のノズルやヘッダをその推力に耐えられるような構造にするのはほぼ不可能だからである。一方、衝突を回避するために、ノズルやヘッダの高さ位置を高くすると、冷却水の噴射距離が長くなり、冷却性能が低下してしまう。すなわち、冷却水の噴射距離が長くなると、冷却水が分散してしまい、圧延材上面に滞留する冷却水の水膜を打ち破って新鮮な冷却水を圧延材上面に到達させるのが難しくなるからである。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、熱間圧延機の直近の位置で鋼板を適切に冷却することができる鋼板の冷却装置および冷却方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の特徴を有する。
[1]鋼板の熱間圧延機に付設される冷却装置であって、
鋼板の上面に向けて熱間圧延機から離れる方向に冷却水を斜め噴射する第1ヘッダと、それに対向して鋼板の上面に向けて熱間圧延機に近づく方向に冷却水を斜め噴射する第2ヘッダと、
熱間圧延機の上ワークロールに設置されたスクレーパに連なり、第1ヘッダの下側を覆って、第2ヘッダの冷却水が鋼板に衝突する位置の上方まで伸びる第1ガイドと、
第1ガイドの後方に位置し、第2ヘッダの下側を覆う第2ガイドとを備え、
第2ガイドと第2ヘッダは一体化しており、第2ヘッダの冷却水の噴射方向に沿って昇降可能になっていることを特徴とする鋼板の冷却装置。
[2]第2ガイドは、第2ガイドに鋼板が衝突した際の衝撃を吸収する衝撃吸収機構を備えていることを特徴とする前記[1]に記載の鋼板の冷却装置。
[3]第1ガイドは、第1ヘッダの下側を覆う前方部分と、第1ヘッダの冷却水および第2ヘッダの冷却水が鋼板に衝突する位置の上方を覆う後方部分とに分割されており、後方部分は前方部分とは独立に昇降可能になっていることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の鋼板の冷却装置。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかに記載の鋼板の冷却装置を用いた鋼板の冷却方法であって、熱間圧延機への入側において鋼板を冷却する場合には、第2ガイド先端の高さを第1ガイド後端より下げ、熱間圧延機からの出側において鋼板を冷却する場合には、第2ガイド先端の高さを第1ガイド後端より上げることを特徴とする鋼板の冷却方法。
[5]前記[3]に記載の鋼板の冷却装置を用いた鋼板の冷却方法であって、第1ガイドの後方部分を、鋼板上面に滞留した冷却水の量に応じて昇降させることを特徴とする鋼板の冷却方法。
本発明においては、熱間圧延機の直近の位置で鋼板を適切に冷却することができる。
図1は、本発明に係る鋼板の冷却装置の一実施形態を示すものである。
この実施形態における冷却装置10は、上ワークロール2、下ワークロール3、上バックアップロール4、下バックアップロール5を備えた可逆式熱間圧延機1の直近に設置され、可逆式熱間圧延機1で圧延されている鋼板Sを冷却するための冷却装置であって、鋼板Sの上面に向けて熱間圧延機1から離れる方向に冷却水を斜め噴射する第1上ヘッダ21と、それに対向して鋼板Sの上面に向けて熱間圧延機1に近づく方向に冷却水を斜め噴射する第2上ヘッダ22と、熱間圧延機1の上ワークロール2に設置されたスクレーパ9に連なり、第1上ヘッダ21の下側を覆って、第2上ヘッダ22の冷却水が鋼板Sに衝突する位置の上方まで伸びる第1ガイド11と、第1ガイド11の後方に位置し、第2上ヘッダ22の下側を覆う第2ガイド12とを備えるとともに、第2ガイド12と第2上ヘッダ22は一体化しており、第2上ヘッダ22の冷却水の噴射方向に沿って昇降可能になっている。
ここで、第1ガイド11は、前方部分11Aと後方部分11Bとに分割されており、前方部分11Aは、スクレーパ9の後端表面に先端表面が連なり、先端から後端に向かって表面が上り傾斜になるように配置され、後方部分11Bは、先端表面が前方部分11Aの後端表面に連なり、先端から後端に向かって表面が略水平になるように配置されている。
そして、第1ガイド11の前方部分11Aと第1上ヘッダ21が一体化しており、第1上ヘッダ21に取り付けられたノズル(図示せず)から冷却水(例えば、棒状冷却水)を噴射し、第1ガイド前方部分11Aに設けられた貫通孔(図示せず)を通過させて、鋼板Sの上面に冷却水を供給するようになっている。
また、第2ガイド12は、先端から後端に向かって表面が上り傾斜になるように配置されているとともに、第2ガイド12と一体化している第2上ヘッダ22に取り付けられたノズル(図示せず)から冷却水(例えば、棒状冷却水)を噴射し、第2ガイド12に設けられた貫通孔(図示せず)を通過させて、鋼板Sの上面に冷却水を供給するようになっている。
そして、第1ガイド11の後方部分11Bは、第1上ヘッダ21からの冷却水および第2上ヘッダ22からの冷却水が鋼板Sに衝突する位置の上方を覆うように配置されている。
また、搬送テーブルの下方のフィードローラ6あるいはテーブルローラ7の間隙に第1下ヘッダ25と第2下ヘッダ26が設置されていて、ノズル(図示せず)から冷却水(例えば、棒状冷却水)を噴射し、鋼板Sの下面に冷却水を供給するようになっている。
なお、ここで、第1上ヘッダ21からの冷却水の噴射方向と第2上ヘッダ22からの冷却水の噴射方向は、圧延方向で対向するように所定角度(例えば、45°)で傾斜している。また、第1上ヘッダ21からの冷却水が鋼板Sに衝突する位置と第1下ヘッダ25からの冷却水が鋼板Sに衝突する位置とが圧延方向で同一の位置になっており、第2上ヘッダ22からの冷却水が鋼板Sに衝突する位置と第2下ヘッダ26からの冷却水が鋼板Sに衝突する位置とが圧延方向で同一の位置になっている。
そして、第1ガイド前方部分11Aと第1上ヘッダ21には、第1ガイド前方部分等昇降装置15が取り付けられており、それを用いて、第1上ヘッダ21を使用しない時に第1上ヘッダ21を上方に退避させたり、ロール組替え後の第1ガイド前方部分11Aと第1上ヘッダ21の位置合わせを行ったりするようになっている。なお、第1ガイド前方部分等昇降装置15を用いるのは、第1上ヘッダ21を使用しない時なので、その昇降方向は特に限定されない。
また、第1ガイド後方部分11Bには、第1ガイド後方部分昇降装置16が取り付けられており、それを用いて、ロール組替え後の第1ガイド後方部分11Bの位置合わせを行うともに、鋼板Sの上面に滞留した冷却水が第1ガイド後方部分11Bに触れる高さになった場合に第1ガイド後方部分11Bを上方へ退避させるようになっている。
また、第2ガイド12には、第2ガイド昇降装置17が取り付けられており、それを用いて、第2上ヘッダ22からの冷却水の噴射方向に沿って所定の範囲で、第2ガイド12と第2上ヘッダ22を昇降できるようになっている(例えば、第2上ヘッダ22から鋼板S上面の衝突点までの距離が500〜2000mmとなる範囲で)。
そして、図2に第2ガイド昇降装置17の詳細図を示す。
この第2ガイド昇降装置17は、所定の位置に固定された取付ベース41と、取付ベース41の下面に取り付けられた油圧シリンダー45(チューブ45a、ロッド45b)と、油圧シリンダー45に取り付けられたウォームジャッキ43(ウォームジャッキ本体43a、ウォーム入力軸43b、第2上ヘッダ23からの冷却水の噴射方向に沿って延伸するジャッキスクリュー軸43c)とを備えている。
これにより、ウォームジャッキ43の作動によって第2ガイド12と第2上ヘッダ22が第2上ヘッダ22からの冷却水の噴射方向に沿って移動するようになっているとともに、図2(a)、(b)に示すように、第2ガイド12に鋼板Sの先端部が衝突した際の衝撃を油圧シリンダー45の収縮によって吸収するようになっている。
ちなみに、第2ガイド12と第2上ヘッダ22が第2上ヘッダ22からの冷却水の噴射方向に沿って移動するようになっているのは、鋼板Sとの第2上ヘッダ22の高さ位置が変化しても、第2上ヘッダ22からの冷却水が鋼板Sに衝突する位置が変化しないようにするためである。
そして、上記のように構成された冷却装置10を用いて、可逆式熱間圧延機1で圧延中の鋼板Sを冷却している様子を図3〜図6に示す。
まず、図3は、鋼板Sが可逆式熱間圧延機1に噛み込まれていく状態で鋼板Sを冷却している場合(すなわち、可逆式熱間圧延機1への入側において鋼板Sを冷却している場合)を示しており、この場合は、第2ガイド昇降装置17を用いて、第2ガイド12の先端が第1ガイド後方部分11Bの後端より低い位置になるように配置している。
これにより、鋼板Sの先端部に上反りがあったとしても、第2ガイド12、第1ガイド後方部分11B、第1ガイド前方部分11Aに案内されて、スムースに可逆式熱間圧延機1に噛み込まれていく。したがって、鋼板Sの先端部が第1上ヘッダ21や第2上ヘッダ22と接触することがなく、装置の保護が図られる。
そして、第1上ヘッダ21からの冷却水31と第2上ヘッダ22からの冷却水32が圧延方向で対向するように鋼板Sの上面に向けて噴射されるとともに、第1上ヘッダ21からの冷却水31が鋼板S上面に衝突する位置と圧延方向で同じ位置の下面に向けて第1下ヘッダ25からの冷却水35が噴射され、第2上ヘッダ22からの冷却水33が鋼板S上面に衝突する位置と圧延方向で同じ位置の下面に向けて第2下ヘッダ26からの冷却水36が噴射される。
一方、図4は、鋼板Sが可逆式熱間圧延機1から噛み離されていく状態で鋼板Sを冷却している場合(すなわち、可逆式熱間圧延機1からの出側において鋼板Sを冷却している場合)を示しており、この場合は、第2ガイド昇降装置17を用いて、第2ガイド12の先端が第1ガイド後方部分11Bの後端より高い位置になるように配置している。
これにより、鋼板Sの先端部に小さな上反りがあったとしても、第1ガイド前方部分11A、第1ガイド後方部分11B、第2ガイド12に案内されて、スムースに可逆式熱間圧延機1から噛み離されていく。したがって、鋼板Sの先端部が第1上ヘッダ21や第2上ヘッダ22と接触することがなく、装置の保護が図られる。
そして、第2上ヘッダ22は、冷却水32の噴射方向に沿って上昇しているので、図3に示した噛み込み状態の場合と同様に、第1上ヘッダ21からの冷却水31と第2上ヘッダ22からの冷却水32が圧延方向で対向するように鋼板Sの上面に向けて噴射されるとともに、第1上ヘッダ21からの冷却水31が鋼板S上面に衝突する位置と第1下ヘッダ25からの冷却水35が鋼板S下面に衝突する位置とが圧延方向で同じ位置となり、第2上ヘッダ22からの冷却水33が鋼板S上面に衝突する位置と第2下ヘッダ26からの冷却水36が鋼板S下面に衝突する位置とが圧延方向で同じ位置になる。
なお、図3、図4において、第1上ヘッダ21からの冷却水31あるいは第2上ヘッダ22からの冷却水32が鋼板Sに衝突した際の飛散水は、上方を覆う第1ガイド後方部分11Bによって、冷却領域外に飛び出さないようになっている。また、鋼板Sの上面に滞留した冷却水33は、鋼板Sの幅端部から排水される。
その上で、図5に示すように、鋼板Sの先端部に異常に大きな上反りがあり、第2ガイド12に鋼板Sの先端部が衝突した場合は、図2で述べたように、その際の衝撃を油圧シリンダー45の収縮によって吸収し、第2上ヘッダ22が損傷することを回避している。
なお、鋼板Sを大水量で冷却することによって、鋼板S上面の滞留冷却水33が第1ガイド後方部分11Bに触れる高さになった場合は、多量に滞留した滞留冷却水33の一部が第1ガイド後方部分11Bのために行き場を失って、鋼板Sの上面を圧延方向に移動することとなり、その移動した滞留冷却水による冷却によって鋼板Sに冷却むらが生じ、品質劣化を引き起こす可能性があることから、ここでは、図6に示すように、鋼板S上面の滞留冷却水33が第1ガイド後方部分11Bに触れる高さになった場合には、第1ガイド後方部分昇降装置16の作動によって、第1ガイド後方部分11Bが上方に退避するようになっている。これによって、鋼板Sを大水量で冷却した場合でも、滞留冷却水33が鋼板Sの幅端部から円滑に排水される。
このようにして、この実施形態に係る鋼板の冷却装置10においては、第1ガイド11(前方部分11A、後方部分11B)、第2ガイド12、第1上ヘッダ21、第2上ヘッダ22を適切に配置しているので、鋼板Sの先端部に反りが発生している場合でも、第1上ヘッダ21、第2上ヘッダ22およびそのノズルの保護を図ることができる。
また、それにより、鋼板Sの先端部に小さな反りがあった場合でも、その先端部も含めて所定の冷却を行うことが可能になっている。
したがって、この実施形態に係る鋼板の冷却装置10は、可逆式熱間圧延機1の直近の位置に設置するのに好適な冷却装置となっており、これによって、圧延時間短縮、材質制御の高度化を図ることができる。
なお、この実施形態では示していないが、第1ガイド前方部分11Aにも、第2ガイド12と同様の衝撃吸収機構を設けることが好ましい。
また、この実施形態では、第1ガイド後方部分11Bを略水平に配置しているが、前述したように、第1ガイド後方部分11Bの設置目的は、鋼板Sの上反りを抑止することであるとともに、鋼板Sに衝突した冷却水の飛散水が冷却領域外に飛び出さないようにするためであるので、その設置目的を達成できるのであれば、第1ガイド後方部分11Bを上り傾斜や下り傾斜で配置してもよい。
そして、この実施形態においては、第1ガイド11を前方部分11Aと後方部分11Bに分割して、独立に昇降できるようにしているが、第1ガイド11を分割せずに、一体として昇降するようにしてもよい。
さらに、上記では、可逆式熱間圧延機1の上流側または下流側の一方の側に冷却装置10を設置しているが、可逆式熱間圧延機1の上流側と下流側の両側に冷却装置10を設置してもよいことはいうまでもない。
本発明の一実施形態を示す図である。 図1についての部分詳細図である。 本発明の一実施形態における鋼板の冷却状態を示す図である。 本発明の一実施形態における鋼板の冷却状態を示す図である。 本発明の一実施形態における鋼板の冷却状態を示す図である。 本発明の一実施形態における鋼板の冷却状態を示す図である。
符号の説明
S 鋼板
1 可逆式熱間圧延機
2 上ワークロール
3 下ワークロール
4 上バックアップロール
5 下バックアップロール
6 フィードローラ
7 テーブルローラ
9 スクレーパ
10 冷却装置
11 第1ガイド
11A 第1ガイドの前方部分
11B 第1ガイドの後方部分
12 第2ガイド
15 第1ガイド前方部分等昇降装置
16 第1ガイド後方部分昇降装置
17 第2ガイド昇降装置
21 第1上ヘッダ
22 第2上ヘッダ
25 第1下ヘッダ
26 第2下ヘッダ
31 第1上ヘッダからの冷却水
32 第2上ヘッダからの冷却水
33 滞留冷却水
35 第1下ヘッダからの冷却水
36 第2下ヘッダからの冷却水
41 取付ベース
43 ウォームジャッキ
43a ウォームジャッキ本体
43b ウォーム入力軸
43c ウォームスクリュー軸
45 油圧シリンダー
45a 油圧シリンダーのチューブ
45b 油圧シリンダーのロッド

Claims (5)

  1. 鋼板の熱間圧延機に付設される冷却装置であって、
    鋼板の上面に向けて熱間圧延機から離れる方向に冷却水を斜め噴射する第1ヘッダと、それに対向して鋼板の上面に向けて熱間圧延機に近づく方向に冷却水を斜め噴射する第2ヘッダと、
    熱間圧延機の上ワークロールに設置されたスクレーパに連なり、第1ヘッダの下側を覆って、第2ヘッダの冷却水が鋼板に衝突する位置の上方まで伸びる第1ガイドと、
    第1ガイドの後方に位置し、第2ヘッダの下側を覆う第2ガイドとを備え、
    第2ガイドと第2ヘッダは一体化しており、第2ヘッダの冷却水の噴射方向に沿って昇降可能になっていることを特徴とする鋼板の冷却装置。
  2. 第2ガイドは、第2ガイドに鋼板が衝突した際の衝撃を吸収する衝撃吸収機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の鋼板の冷却装置。
  3. 第1ガイドは、第1ヘッダの下側を覆う前方部分と、第1ヘッダの冷却水および第2ヘッダの冷却水が鋼板に衝突する位置の上方を覆う後方部分とに分割されており、後方部分は前方部分とは独立に昇降可能になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の鋼板の冷却装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の鋼板の冷却装置を用いた鋼板の冷却方法であって、熱間圧延機への入側において鋼板を冷却する場合には、第2ガイド先端の高さを第1ガイド後端より下げ、熱間圧延機からの出側において鋼板を冷却する場合には、第2ガイド先端の高さを第1ガイド後端より上げることを特徴とする鋼板の冷却方法。
  5. 請求項3に記載の鋼板の冷却装置を用いた鋼板の冷却方法であって、第1ガイドの後方部分を、鋼板上面に滞留した冷却水の量に応じて昇降させることを特徴とする鋼板の冷却方法。
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