JP4898155B2 - ユーザ・モード・プロセスが特権実行モードで動作することを可能にする方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザ・モード・ストリング、即ち、ユーザ・モード・プロセスが特権実行モードで動作することを可能にするための方法に関する。
コンピュータ・プロセッサ及び関連のオペレーティング・システムが2つの異なるレベルのリソース及び保護を有することは一般的なことである。非特権モード又はユーザ・モードと呼ばれる1つのレベルは、種々のオペレーティング・システム・コンポーネント、アプリケーション・プログラム、及び他のいわゆる「ユーザ」プロセス又はプログラムによって使用される。このレベルでは、実行スレッドが、或るセキュリティ・クリティカルなオペレーションを遂行することを、オペレーティング・システムによって及びコンピュータ・プロセッサによって阻止される。そのスレッドは、多くのシステム・リソースを直接にアクセスすることも阻止される。非特権実行モードの目的は、ユーザ・プロセスが他のユーザ・プロセス又はオペレーティング・システム機能を妨害しないように、できるだけユーザ・プロセスを隔離することである。
ユーザ・モード・ドライバは、保護されたサブシステム・コードを含む他のアプリケーション・コードが実行されるという非特権プロセッサ・モードで動作する。ユーザ・モード・ドライバは、システム・サービスをコールするシステムコールを行うことによる以外ではシステム・データに対するアクセスを得ることができない。ユーザ・プロセスは、クラッシュすることがあり得るが、他のプログラム又はオペレーティング・システムをクラッシュさせることがあってはならない。
もう1つの実行レベルは、特権モード、システム・モード、又はカーネル・モードと呼ばれる。クリティカルなオペレーティング・システム・コンポーネントはカーネル・モードにおいて実装される。カーネル・モード・コンポーネントは、割込み及び例外に応答し、実行スレッドをスケジュールし、複数のプロセッサの活動を同期化し、他のクリティカルまたはセンシティブな機能を遂行するという仮想メモリ管理のようなことを担う。システム・モードにおいて実行されるこのようなコンポーネントは、集合的に「カーネル」と一般に呼ばれている。
カーネル・モード・ドライバは、1つ以上保護されたサブシステムをサポートする基礎オペレーティング・システム・コンポーネントであるオペレーティング・システム・エグゼクティブの一部として動作する。ユーザ・モード・ドライバ及びカーネル・モード・ドライバは、異なる構造、異なるエントリ・ポイント、及び異なるインターフェースを有する。デバイスがユーザ・モード・ドライバ又はカーネル・モード・ドライバのどちらを必要とするかは、そのデバイスのタイプと、オペレーティング・システムにおいて既にそれに与えられたサポートとに依存する。或るデバイス・ドライバは、全体的に又は部分的にユーザ・モードで動作することが可能である。ユーザ・モード・ドライバは、無制限のスタック・スペース、1つ以上のAPIに対するアクセス、及び容易なデバッグを有する。
ほとんどのデバイス・ドライバはカーネル・モードで動作する。カーネル・モード・ドライバは或る保護されたオペレーションを遂行することができ、ユーザ・モード・ドライバがアクセスすることができないシステム構造をアクセスすることができる。アクセスの増加は、高価なものとなるが、その理由は、デバッグをより難しいものにし、システム破壊の機会を多くするという点にある。コードが特権カーネル・モード環境で動作するとき、オペレーティング・システムは、設計によっては、データ保全性及び要求の有効性に関するチェックをわずかしか遂行しない。
本発明は、ユーザ・モード・プロセスが特権実行モードで動作することを可能にするための方法を含む。本発明の方法は、コンピュータ装置、特権実行モード及び非特権実行モードを含むオペレーティング・システム、及び非特権実行モードで動作する複数のユーザ・モード・ストリングを提供する。
コンピュータ装置は、1つ以上の指定されたタスクを遂行するために特権実行モードで動作するための要求を第1ユーザ・モード・ストリングから受け取る。本発明の方法は、第1ユーザ・モード・ストリングが特権実行モードで動作することを承認し、第1ユーザ・モード・ストリングは、特権実行モードを使用してそれらの1つ以上の指定されたタスクを遂行する。本発明の方法は、その1つ以上の指定されたタスクの終了後、第1ユーザ・モード・ストリングが特権実行モードで動作することを継続して許容する。
図面を参照すると、いずれの図においても同じ参照番号が同じ部品に対応する。本発明は、2つ以上のクラスタを含む情報記憶及び検索システムにおいて具体化されるものとして開示される。これらのクラスタの各々は、1つ以上のプロセッサ、1つ以上のデータ・キャッシュ、及び1つ以上の揮発性記憶装置を含む。しかし、本発明は、コンピュータ装置に設けられたオペレーティング・システム内に配置されたストリングが特権実行モードで動作することを承認するために適用することができるので、本発明の方法に関する以下の説明は、本発明を一般的なデータ処理システムに限定することを意味するものではなく、或いは、複数のクラスタを含むデータ処理システムに限定することを意味するものでもない。
図1の実施例では、本願の情報記憶及び検索システム100が第1クラスタ101A及び第2クラスタ101Bを含む。各クラスタは、それぞれ、プロセッサ部分130/140及び入出力(I/O)部分160/170を含む。各クラスタにおける内部PCIバスが、それぞれ、プロセッサ部分130/140及びI/O部分160/170の間のリモートI/Oブリッジ155/165を介して接続される。
情報記憶及び検索システム100は、更に、4つのホスト・ベイ101、106、111、及び116に配置された複数のホスト・アダプタ102〜105、107〜110、112〜115、及び117〜120を含む。各ホスト・アダプタは、1つ以上のファイバ・チャネル・ポート、1つ以上のFICONポート、1つ以上のESCONポート、或いは、1つ以上のSCSIポートを含むことが可能である。各ホスト・アダプタは、各クラスタがいずれのホスト・アダプタからもI/Oを処理できるように1つ以上の共通プラットフォーム相互接続バス121を介して両方のクラスタに接続される。
プロセッサ部分130は、マイクロコード131、プロセッサ132、キャッシュ134、及びオペレーティング・システム135を含む。或る実施例では、プロセッサ部分130は、更にメモリ装置133を含む。或る実施例では、メモリ装置133はランダム・アクセス・メモリを含む。或る実施例では、メモリ装置133は不揮発性メモリを含む。
プロセッサ部分140は、マイクロコード141、プロセッサ142、キャッシュ144、及びオペレーティング・システム145を含む。或る実施例では、プロセッサ部分140は、更にメモリ装置143を含む。或る実施例では、メモリ装置143はランダム・アクセス・メモリを含む。或る実施例では、メモリ装置143は不揮発性メモリを含む。
I/O部分160は、不揮発性記憶装置(NVS)162及びNVSバッテリ164を含む。I/O部分170は、NVS172及びNVSバッテリ174を含む。
I/O部分160は、更にデバイス・アダプタ165、166、167、及び168のような複数のデバイス・アダプタ、並びに、2つのアレイ、即ちアレイ「A」及びアレイ「B」に編成された16個のディスク・ドライブを含む。図1の実施例は、2つのディスク・アレイを示す。別の実施例では、本願の情報記憶及び検索システム100は3つ以上のハードディスク・アレイを含む。ドライブの各アレイは、ホスト・コンピュータにとっては1つ以上の論理ドライブのように見える。
或る実施例では、アレイ「A」及び「B」はRAIDプロトコルを利用する。或る実施例では、アレイ「A」及び「B」は、JBOD(Just a Bunch Of Disks)アレイと呼ばれるものを含む。この場合、そのアレイは、RAIDに従って構成されたものではない。当業者には明らかであるように、RAID(Redundant Array of Independent Disks)のランクは、単一の大型ドライブの性能、容量、及び信頼性を越える性能、容量、及び信頼性を得るためにディスク・ドライブのアレイの形に構成された独立したディスク・ドライブを含む。
図1の実施例においては、ディスク・アレイ「A」は、ディスク・ドライブ181、182、183、191、192、193、及び194を含む。ディスク・アレイ「B」は、ディスク・ドライブ185、186、187、188、196、197、及び198を含む。
例えば、マイクロコード131(図1)のような情報記憶及び検索システムのマイクロコードがハードウェアをアクセスして、データ構造及びキャッシュを直接に管理するためには、そのマイクロコードが実行されている間、特権実行モード・アクセスが必要である。Linux(登録商標)の下で実行されるユーザ・モード・バイナリ・アプリケーションのようなシステムのマイクロコードをコンパイルするために、本発明者は、Linux(登録商標)カーネルのPowerPCブランチを修正して、ルート・パーミッション(U)を有するユーザ・モード・アプリケーションがプロセッサ132(図1)のようなプロセッサを使用して特権命令モードで実行するのを可能にした。
次に、図2を参照すると、本発明の方法は、ステップ210において、プロセッサ、複数のユーザ・ストリング、及びオペレーティング・システムを含むコンピュータ装置を提供する。このオペレーティング・システムは特権実行モード及び非特権実行モードを含む。或る実施例では、ステップ210のコンピュータ装置は、例えば、システム100のような情報記憶及び検索システムを含む。
ステップ220において、複数のユーザ・ストリングの1つ、即ち第1ユーザ・モード・ストリング(以下「要求元ストリング」とも称する)が、1つ以上の指定されたタスクを遂行するために特権実行モードで動作するよう要求する。例えば、ユーザ・ストリングは、システム割込みを禁止されたマイクロコードを実行するために特権実行モードで動作するよう要求することが可能である。或る実施例では、ステップ220の要求は、要求元ストリングが「priv_usermode」で、即ち特権実行モードで動作することを可能にするための要求を含む。
或る実施例では、ステップ220の要求はオーバライドされたシステムコールを通して活動化される。別の実施例では、本願の「priv_usermode」機構がデバイス・ドライバ・インターフェースを通して活動化される。或る実施例では、ルート・レベル・アクセスを伴うプロセスが、例えば「/proc/user_privmode」のような「user_privmode」ステータスを、プロセッサ・ファイルを介してセット/照会することが可能である。
或る実施例では、本発明の方法はステップ220からステップ250に移る。別の実施例では、本発明の方法はステップ220からステップ230に移る。ステップ230では、本発明の方法は、要求元ストリングが特権実行モードを使用することを承認されるかどうかを決定する。或る実施例では、例えばマイクロコード131のようなシステムのマイクロコードは、どのユーザ・モード・ストリングが特権実行モードにおいて動作することを承認されるかを表すルックアップ・テーブルを含む。或る実施例では、特権実行モードにおいて動作することを承認されたユーザ・モード・ストリングは、それを表すフラグを含む。
要求元ストリングが特権実行モードで動作することを許容されないということを、ステップ230において決定する場合、本発明の方法はステップ230からステップ240に移る。ステップ240において、本発明の方法は、特権実行モードで動作するためのステップ220の要求を拒否する。これとは別に、要求元ストリングが特権実行モードで動作することを許容されることをステップ230において決定する場合、本発明の方法はステップ230からステップ250に移る。ステップ250において、本発明の方法は、要求元ストリングが特権実行モードで動作することを承認する。
或る実施例では、要求元ストリングが「echo“1”./proc/user_privmode」機能を使用して user_privmode 機構を活動化する。procファイルへの書き込みを処理するとき、user_privmode カーネル・モジュールがprocessestask_struct に設けられたフラグを修正する。このフラグは、user_privmode 機構が活動化されていないことを表すために、当初は0にセットされる。機能“current-is_priv_priv_user”の呼び出しはそのフラグを1にセットする。このフラグを1にセットした後、フラグは、ユーザ状態に戻るカーネル例外コードによってチェックすることが可能である。或る実施例では、このフラグを1にセットした後、フラグは、スーパバイザ・ビットをセットするためのカーネル例外/ret_to_user コードによってチェックすることが可能である。
ステップ260において、本発明の方法は、要求元ストリングがステップ220の1つ以上の指定されたタスクを完了した後でも、ステップ220の要求元ストリングを特権実行モードで動作させ続ける。或る実施例では、特権実行モードで動作することの承認は、情報記憶及び検索システム100のようなコンピュータ装置がシャットダウンするまで、要求元ストリングから取り下げられることはない。
本発明の装置及び方法に関する或る実施例では、例えば、システム100のような本願のコンピュータ装置は、例えば、オペレーティング・システム135(図1)及び/又は145(図1)のようなオペレーティング・システムを利用する。或る実施例では、オペレーティング・システムはLinux(登録商標)の修正を含む。当業者には明らかであるように、Linux(登録商標)は、世界中の開発者の助けで Linus Torvalds によって最初に作成された自由なUnix(登録商標)タイプのオペレーティング・システムである。GNU一般公有使用許諾(General Public License)の下で開発されたLinux(登録商標)のためのソース・コードは自由に利用可能である。
更に当業者には明らかであるように、そして図3を参照すると、Linux(登録商標)は、非特権実行モードにおいて動作する、コンポーネント310を含む複数のオペレーティング・システム・コンポーネントを含む。オペレーティング・システムのユーザ・モード・コンポーネント310は、例えば種々のユーザ・モード・ストリングを含む。オペレーティング・システムのユーザ・モード・コンポーネント310は、例えばアプリケーション340、アプリケーション350、アプリケーション360等のような複数のアプリケーションとインターフェースする。
ユーザ・モード・ストリングを含む非特権実行モードで動作するそれら複数のオペレーティング・システム・コンポーネントは、特権実行モードで動作する、カーネル・モード・ストリングを含む複数のオペレーティング・システム・コンポーネント320と通信する。カーネル・モード・オペレーティング・システム・コンポーネント320は、特に1つ以上のシステム・ハードウェア・デバイス330と通信する。当業者には明らかであるように、それらの複数のカーネル・モード・オペレーティング・システム・コンポーネント320は、集合的に「カーネル」と呼ばれることもある。
PowerPCのLinux(登録商標)カーネルは、割り込みされたプロセスがカーネル又はユーザ・モード・スペースにおいて実行されつつあったかどうかを決定するためにMSRレジスタのMSR_PRビットを使用する。従って、ユーザ・モード・プロセスがMSR_PRビットのオンにより実行される場合、カーネルは、そのコードが実際にそのカーネルにあるものと間違って仮定することがある。この問題を回避するために、本願の user_privmode コードはカーネルにエントリする時に実行され、カーネル・コードがユーザ・スペースに戻るときに実行されるであろう。これらの時点で、task_struct に隠された付加的な変数がチェックされ、そして、必要な場合には、実行中であったコードがユーザ・コード又はカーネル・コードを含むかどうかを知るためにすべてのカーネル・コードがチェックされる前に、MSR_PRビットがSRR1、即ち、ユーザ・コンテキストMSRから除去される。付加的な変数が task_struct に加えられ、8KBのカーネル・スタックの末端に記憶される。
表1は、本願のオペレーティング・システムが linux/sched.h において含む或る修正を示す。
Figure 0004898155
Linux(登録商標)カーネルへのエントリ時に実行されるコードは、すべてのPowerPC例外 EXCEPTION_PROLOG の前に含まれるマクロとして置かれる。表2は、本願のオペレーティング・システムが linux/arc/ppc/kernel/head.S において含む或る修正を示す。
Figure 0004898155
表3は、Linux(登録商標)カーネル例外ハンドラからユーザ・モードに戻る際に実行されるコードである linux/arch/ppc/kernel/entry/S に対する修正を示す。
Figure 0004898155
或る実施例では、表2に示された個々のステップを結合すること、削除すること、または再順序付けすることが可能である。
或る実施例では、本発明は、メモリ133(図1)にある命令を含む。それらの命令は、図2に示されたステップ220,230、240、250、及び260を遂行するためにプロセッサ132(図1)によって実行される。なお、ステップ220はユーザ・モード・ストリングから要求を受け取ることを含む。別の実施例では、本発明は他の任意のコンピュータ・プログラム製品にある命令を含む。それらの命令は、図2に示されたステップ220,230、240、250、及び260を遂行するために、システム100の外部又は内部におけるコンピュータによって実行される。その場合、ステップ220は、ユーザ・モード・ストリングから要求を受け取ることを含む。いずれの場合も、例えば、磁気情報記憶媒体、光学的情報記憶媒体、電子的情報記憶媒体等を含む情報記憶媒体において、命令を符号化することが可能である。本発明では、「電子的記憶媒体」は、例えばPROM、EPROM、EEPROM、フラッシュPROM、コンパクトフラッシュ(登録商標)、スマートメディア等のようなデバイスを意味する。
本発明の好適な実施例を詳しく説明したが、「特許請求の範囲」に示された本発明の範囲を逸脱することなく、これらの実施例に対する修正及び改良が当業者にとって想起し得るものであることは明らかであろう。
本発明の情報記憶及び検索システムの一実施例を示すブロック図である。 本発明の方法のステップを要約したフローチャートである。 ユーザ・モード・オペレーティング・システム・コンポーネントとカーネル・モード・オペレーティング・システム・コンポーネントとの間の関係を示すブロック図である。

Claims (7)

  1. プロセッサと、カーネル部を含み且つ前記カーネル部へのアクセスを許容する特権実行モード及び前記カーネル部へのアクセスを許容しない非特権実行モードを含むオペレーティング・システムと、前記非特権実行モードで動作する複数のユーザ・モード・ストリングと備えたコンピュータ装置において、ユーザ・モード・プロセスが特権実行モードで動作することを可能にする方法であって
    (a)前記プロセッサによって、1つ以上の指定されたタスクを遂行するために前記特権実行モードで動作するための要求を第1ユーザ・モード・ストリングから受け取るステップと、
    (b)前記プロセッサによって、前記第1ユーザ・モード・ストリングが前記特権実行モードで動作することを承認するステップと、
    (c)前記プロセッサによって、前記第1ユーザ・モード・ストリングが前記特権実行モードを使用して前記1つ以上の指定されたタスクを遂行することを承認するステップと、
    (d)前記プロセッサによって、前記第1ユーザ・モード・ストリングが前記1つ以上の指定されたタスクの完了後に前記特権実行モードで動作することを許容するステップとをみ、
    前記ステップ(a)、前記ステップ(b)、及び前記ステップ(c)が、システムコールを介して前記カーネル部をアクセスすることを含まない、方法。
  2. 記ステップ(a)が、前記コンピュータ装置の始動時に、前記プロセッサによって、前記特権実行モードにおいて動作するための前記要求を前記第1ユーザ・モード・ストリングから受け取ることを含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記コンピュータ装置のシャットダウン時に、前記プロセッサによって、前記第1ユーザ・モード・ストリングが前記特権実行モードで動作することについての前承認を取り下げるステップを更に含む、請求項に記載の方法。
  4. 前記特権実行モードで動作することに対する承認を受けた後、前記プロセッサによって、前記第1ユーザ・モード・ストリングからのシステム割込みを禁止するステップと
    記1つ以上の指定されたタスクを完了した後、前記プロセッサによって、前記第1ユーザ・モード・ストリングからのシステム割込みを可能にするステップとを更に含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記オペレーティング・システムがLinux(登録商標)である、請求項1に記載の方法。
  6. 記ステップ(a)が、前記プロセッサによって、関数 echo“1”>/proc/user_privmode を実行するステップを更に含む、請求項に記載の方法。
  7. 前記オペレーティング・システムが、フラグを備える変数 processestask_structを含み、
    前記プロセッサによって、前記フラグを「1」にセットするステップを更に含む、請求項に記載の方法。
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