JP4898092B2 - セルロースの連続蒸煮中にセルロースチップを供給する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の導入部によるとセルロースの連続蒸煮中にセルロースチップを供給する方法に関するものである。
連続蒸解器においてセルロースチップを蒸煮している時、“移送フロー”として知られているものによって、大気圧、または大気圧を少し超えた圧力下にある供給システムから、かなりの高圧である含浸容器または蒸解器へ、チップを運んでいる。移送フローによる輸送は、チップを輸送液体、好ましくはプロセス流体と組み合わさってスラリーを形成することによって可能になり;輸送流体が含浸容器または蒸解器に到達すると、輸送流体は通常「頂部セパレーター」と称される分離設備においてチップから実質的に分離される。輸送流体が戻りラインを介して供給システムへ戻される。移送フローは長年、高圧供給装置として知られ、以下で“HPフィーダー”と示される特別なタイプのスルースフィーダーを備えている。このフィーダーは特別に設計されたもので、二つのシステムの間にある大きな差圧に耐えることができるようになっている。HPフィーダーは、回転中に低圧システムと高圧システムに対して選択的に、それら二つのシステムの間を何ら連通させることなく、対称的な接触した貫通ポケットを有する回転子を備えている。この方法でチップがゼロ圧または低圧で、典型的に0〜4バール(abs)のシステムから得ることができ、チップはHPフィーダーを介してかなり高圧、典型的に7〜20バール(abs)のシステムの中に供給できる。
HPフィーダー内のポケットを充填するために例えば米国特許明細書US 6,120,646において現在使用されている方法は、“シュートフロー”(米国特許明細書US 6,120,646において図2のフロー4’と図3のフロー4'')として知られている流体の大きなフローを形成して、この方法で輸送流体がそれと共にチップをポケットの中に運ぶようにしている。従って充填状態の間に一定量の輸送流体が、ポケットを介して直接通るこのシュートフロー内にある。移送フローとして知られているものの中でチップが含浸容器または蒸煮器までの前進輸送に関する同じ原理によって、ポケットから放出され、それと共に主に移送フローが実際に所望するよりも多くの量の輸送流体を運ぶことを主に意味している。従ってチップが供給されて処理容器の中に下がる前に、チップから余分な輸送流体を(最小量)回収することが必要である。回収された輸送流体は、HPフィーダーへ戻され(米国特許明細書US 6,120,646において図2及び図3のフロー5)、チップをHPフィーダーにおける充填されたポケットから再度放出する。
非常に高い液体/木材の割合、L/Wの割合が、それらの両方の流体を介して生じ、それはチップを輸送するために必要な特徴として長く関連してきた。また生産能力を増す必要がある時、結果的にHPフィーダーの回転を増やすと、中でも高圧位置にあるポケットからチップを放出し、それがチップを充填する程度に関して充分に機能するように、そのためHPフィーダーが高い流体フローを必要としていると考えられている。この考えは結果的に、1トンあたり5〜10トンの間のL/Wの割合をシュートフローにおいて、1トン当たり12〜25トン位高い割合を輸送フローにおいて確立することが、何年も普通であるとされていた。ゆえにそれらのフローは非常に大量の流体を輸送するが、結果的にそれらのフローに関連してポンプ、パイプ、弁及び調節器を有することが必要で、投資と操作の両方について相当高額になる。これについてチップを取り入れシステムから蒸解器へそれら流体フローなしで輸送する方法を開発することは、特に明確な理由であり、それが本発明の基本的な目的であることを意味する。
驚くべきことに、本発明による発明で以前にかなり必要性のあった大きな流体フローなしで、HPフィーダーを充填したり空にすることが可能なことが分かった。すなわちチップシュートにおけるチップのコラム内のチップの間に存在する空間を当然のように充填する充分な流体として;研究により最少の流体だけがこの目的のために必要なことが分かった。しかしチップのコラムとシュートの壁との間の摩損を減らすため、最少の量よりも幾分か多めの流体、典型的に最少の量よりも10%多い流体を使用する。これはL/Wの割合が5〜10:1の範囲内で対応する。
近年発展してきている蒸煮方法の殆どが、含浸相の間と蒸煮相の間との両方で、古い蒸煮方法に関して必要な2.5〜4の割合と比較して、典型的に5〜10の高いL/Wの割合を確立することを目標にしている。本発明による方法を使用すると、最少の流体を使用するだけで移送ライン内のチップを輸送し、従ってチップを添加するため全ての流体を次の処理容器へ輸送できる。従って輸送流体用に戻りラインは必要なく、そのようなラインに関連するポンプ、弁及び機器も必要ではなく、それによって取り入れシステムをかなり安価にできる。もしプロセスの観点から望ましいのであれば、分離装置を処理容器の頂部に取り付ける必要を無くすことが可能なことは、本技術分野の当業者には明らかであり、それにより本発明による取り入れシステムを具備した蒸解器に対する投資費用が、更に相当減ることは確実である。
本発明の目的は、第一に低圧で作動し且つ、第二に高圧で動作する化学セルロースパルプの連続蒸煮に関する蒸解システムにおける処理容器へ、スースを介してチップ混合物の移送用のHPフィーダーを備えた、取り入れシステムからチップ混合物の輸送中に、方法を提供することであり、取り入れシステムはシュートフローを含んでなく、輸送フローに戻りラインも備えていない。これは請求項1による方法を利用することで達成される。
別の目的は、含浸容器または蒸解器の頂部に頂部セパレーターを必要としない取り入れシステムを実現できるようにすることである。
本発明による方法は、蒸気と水圧タイプの両方の蒸解器の単一容器蒸解器システムと二重容器蒸解器システムの両方に利用できる。好ましい位置実施形態において、本方法はHPフィーダーのポケットが第二位置において空の位置に配置される時、HPフィーダーのポケットからチップ混合物を供給する流体が、HPフィーダーのポケットが第一位置において充填位置に配置される時、HPフィーダーのポケットから放出される流体によって構成するように利用される。チップ混合物は、HPフィーダーから移送ラインを介して処理容器へ輸送され、その方法はチップ混合物内のL/Wの割合が本質的に、HPフィーダーの中に供給する直前の位置におけるレベルと、この移送ライン内で同レベルに維持されることを特徴とする。その方法はチップを抽出するためHPフィーダーに輸送流体の特別な追加を必要しておらず、それにより処理容器の頂部における分離装置からの輸送流体用に戻りラインは必要なくなる。
別の実施形態によると、方法が含浸または蒸煮中に高いL/Wの割合で処理するために利用され、また処理容器の頂部に分離装置が必要なくなる。
HPフィーダーは、取り入れシステムに配置でき、含浸容器または蒸解器によって構成できる事前スチーミング容器を具備したチップシュートから、チップ混合物を前進させる。HPフィーダーは、大気圧下にある第一含浸容器と第二加圧蒸解器によって構成され得る二つの処理容器の間にも配置できる。
本発明の更なる特徴及び概念を、その利点と共に、付記した請求項といくつかの実施例の以下の詳細な記載によって明らかにする。
図1は従来技術による供給システムを概略的に示しており、チップ流34と移送フロー(6a,45)と共にHPフィーダー33を備えている。移送フローは、輸送流体と共にスラリーを形成するチップの輸送用の移送ライン6aと、輸送流体用の戻りライン45によって構成されている。移送ライン6aはその上端部で、処理容器48の頂部で頂部セパレーター47に接続されており、そこで余分な輸送流体をチップから分離し、次に戻りライン45を介してHPフィーダー33へ戻される。頂部セパレーター47はここで、水圧蒸解器における下方供給型で表されるが、それは更に蒸気/流体相の蒸解器(steam/fluid phase digester)における上方供給頂部セパレーターと、水圧充填処理容器の頂部におけるストレーナー装置または、移送ライン或いは処理容器の上部分に配置された何か別の分離装置と、によって構成できる。
供給システムの二つの例は、図2a及び2bに示されているように、シュートフローと移送フローを米国特許明細書US 6,120,646による戻りラインと共に備えている。それらの例は以前の段階で発展した従来技術による供給システムの一例を構成すると言える。各図面における参照番号は、以下のように(図2a、図2b)定義される。図2におけるシュートフローは、ライン34とそれに関連するポンプ37によって構成されており、図2bにおけるシュートフローはライン69に等しい。本願発明の特徴の一つは、“底部ストレーナー”として知られているストレーナーを、HPフィーダーのポケットを第一位置の充填位置に配置した時、HPフィーダーのポケットの底を構成し、高圧フィーダーとシュートフロー(34,69)のラインとの間において、取り除いたことである。処理容器(48,60)からの移送フローにおける戻りライン(45,55)も、図面内で見られる。チップシュート(32,52)におけるL/Wの割合は、シュートフロー(34,69)への流体の追加を調整することによって制御できる。チップシュート(32,52)にチップの安全な供給を確実にするため、L/Wの割合が通常5〜10:1の範囲内にある。米国特許明細書US 6,120,646に定義されたものによると80〜85%のチップシュート(32,52)に充填する程度は、チップの密度が145kg/m3の時、L/Wの割合が5.8〜6.3:1であり、チップの密度が200kg/m3の時、L/Wの割合が4.2〜4.6:1である。ポケットからチップを放出するため、HPフィーダーの第二入口(33c,53c)において加えられる輸送流体は、ポケットがその第二位置にある時、すなわちチップポケットが高圧システムに対して開放する時、処理容器(48,60)から戻りライン(45,55)を介して到達する。処理容器(48,60)の頂部へチップを輸送可能にするため、輸送流体が使用され、典型的に非常に高い15〜20:1の間のL/Wの割合が、輸送流体の追加によって高圧フィーダー(33,53)と頂部セパレーター(図示せず)の移送ライン(6a,6b)において通常は局所的に確立される。その後に一定量の輸送流体が、頂部セパレーターにおいて抜き取られ、チップを処理容器の中に下方へ供給されると、L/Wの割合が2.5〜5の間になる。図2bによる実施例は、HPフィーダーの第一出口からの再循環ライン54が、HPフィーダーの第二入口53cと接続されており、移送フローにおける戻りライン55を介して接続されいるが、それは本発明に最も近い。
HPフィーダー33に関連した図2aに等しい構成は、図3で更に詳細に示されており、それはシュートフロー34と移送フロー(6a,45)を、幾つかのポンプ(37,42,46)、弁(HS)及びこの構成部を制御するために必要な機器(SF,SC,LC,FC,FI,FF)と共に備えている。
図4は、本発明による供給システムの好ましい一例を示している。従来技術の背景に対して、米国特許明細書US 6,120,464の図2bによる構成は、本発明に最も近く、その図2bと同じ参照符号を図4において使用する。米国特許明細書US 6,120,464の場合のように、本発明におけるHPフィーダーは何ら底部ストレーナーなしで好ましく構成されているが、HPフィーダーは旧システムによる底部ストレーナーを有することもできる。HPフィーダー53’がチップと流体の混合物をチップシュート52’から供給し、4〜10:1のL/Wの割合が流体LIQの積極的な追加により確立される。この流体LIQは適切には、含浸流体または蒸煮流体のような処理流体によって成っている。所望のL/Wの割合を確立するため、チップシュート52’に追加される流体が移送ライン6b’においてチップを加え、もし所望あればチップを処理容器60’の中に落として加えることもできるので、本発明による方法は特に有利である。それによって、プロセスの初期段階、すなわち供給相にできるだけ早くに、高度に制御された状態のもと、特別なプロセスを考案可能であることは、当業者にとって明らかである。従来の供給システムと比較すると、大量の輸送流体が処理容器の頂部でチップから分離され、結果的に非常に高いL/Wの割合が移送ライン内で局所的に確立される。ゆえに処理容器の頂部においてチップから何らかの流体を抜き取る必要なく、そして抜き取られた輸送流体のための戻りライン(図2bにおいて符号55)も高価な頂部セパレーター(図1における符号47)も必要としないことを意味する。他方で、このように頂部セパレーターにおいてチップ混合物のために流体の交換を行うため、プロセスの観点から望ましいのであれば、一定量の流体を抜き取ることは当然可能である。流体抜き取りプロセスの別の利用法を図5を参照して記載するが、それもこの実施例に関して有効である。
従来のHPフィーダー53’は、回転中にチップシュート52’と移送ライン6b’に接触するように選択的に配置される、対称的に配置された貫通ポケット(1,2)を具備した回転子を備えたチップシュートに続ている。回転子のポケットに一つが回転によりチップシュート52’に向かって徐々に開き、それがチップ混合物を循環ライン6b’の中に放出する前の位置で流体によって充填される。同時に同様な循環ライン54’に面したポケットが開いて、開放チャンネルがHPフィーダーを介して形成される。ポケットがこの充填位置に配置された時、ポケットは第一位置にある。一つかそれ以上の高圧ポンプ57’、57''または、チップシュート内の流体のコラム52’によって確立される静的圧力と共に、循環ライン54’における幾つかの注入段階を持った一つのポンプの影響により、ポケット1内の流体が吸い出され/放出され、チップ混合物が同時にポケットの中に供給される。以前の方法のように流体の強制フローによるシュートフローではないので、チップと流体が同じ速度でチップシュートを介して下へ移動する。これは以前の方法によってチップをポケットの中に運ぶ流体の強制フローが、この方法でL/Wの割合を減らすこと比べて、チップ混合物がL/Wの割合を維持してポケット1の中に供給されることを意味している。チップが頂部セパレーターから戻る輸送流体によって、移送ライン6bの中に放出される時、以前の動作方法では空の位置においてL/Wの更なる減少が生じる。このL/Wの割合の減少は、ポケットがその第二位置で空の位置に配置された時、本発明による方法によって回避できる。従ってそれはチップの放出が循環ライン54’に臨時の流体の追加を必要としないことを示している。ポケットが空になると、充填位置と同じ原理により、チップ混合物で充填されたポケット2が移送ライン6b’と循環ライン54’の高圧側に対して同時に開き、開放チャンネルが形成され、循環ライン54’からの流体がチップ混合物を移送ライン6b’の中に放出できるようになる。ゆえにHPフィーダー内のポケットを充填しまた空にすることの両方が、シュートフローまたは移送フローなしで可能になる。これは本発明の主要な目的である。
時折、メイクアップ流体LIQを循環ライン54’に追加することはプロセスの観点から望ましい。このメイクアップ流体LIQは、ともかく処理容器60’に接続された二次分離装置から抜き取らないことを特徴としている。とにかくメイクアップ流体LIQが、水圧充填処理容器の上部分におけるストレーナー部分から抜き取られることによって構成されなくても、そのストレーナー部分は頂部セパレーターと同等である。メイクアップ流体LIQの追加に関して、循環ライン54’に加えられる量は、移送ライン6b’内にL/Wの割合の限られた増加を生じさせ、それは追加されるメイクアップ流体LIQが、チップシュート53’におけるL/Wの割合の50%を超えない、好ましくは40%以下、更に好ましくは30%以下であれば、移送ライン6b’におけるL/Wの割合が10:1を超える量では決して生じないようになっている。メイクアップ流体LIQが、白液、黒液、緑液によって構成できるか、またはプロセスを促進させるか或いはセルロース誘導体、例えばCMC、二硫化炭素、メルカプチドなどのような有機硫化物、AQ誘導体または別の物質などの収量を増加させる化学物質を含み得る。
図5は別の実施例を示しており、本方法が本質的にに大気圧下にある第一含浸容器3と、加圧される第二蒸解器60’によって構成できる二つの処理容器の間に配置されたHPフィーダー53’に利用されている。蒸解器は蒸煮流体を抜き取るための二つのストレーナー部分を表す蒸気相の蒸解器として図面に示されているが、この方法を制限するものではないことは理解されよう。その方法は変形蒸煮システム(MCC、EMCC、Lo-Solids)及びITCを具備した様々なタイプの連続蒸解器、蒸気相タイプと水圧タイプの両方に関連して利用することができ、それは亜硫酸塩法(sulphite method)と硫酸塩法(sulphate method)の両方によりセルロースパルプを生産する時に使用できる。同じ方法で、落葉樹、針葉樹、(バガス、クサヨシなどのような)環帯が、セルロース用の生材料を構成する。用語“本質的に大気圧下にある含浸容器”は、ここで含浸容器と表記し、最高点の圧力が1〜3バール(abs)の範囲内にあり、入口が何らかの形でチップフィード2を介して、供給システムにおけるチップポケットまたは別のチップマガジン1に直接接続できる。この含浸容器13は、チップが上部分Z1にある容器を介して下方へ通過する間に、チップを最初に蒸気で蒸して、次に含浸容器の下部分Z2内の含浸流体において含浸させ、HPフィーダー53’を介して蒸解器60’へ前進させて供給するように設計され得る。含浸容器3の底部に生じるL/Wの割合と流体の優勢なコラムによる静的圧力のような要因に依存することで、チップを放出するため含浸容器3の底部における取り出しスクレーパー(図示せず)以外は、特別な機器を必要としないようにできる。図4による従来型の実施形態のように、HPフィーダー53’の前にチップシュート52’があり、HPフィーダーを確実に充填し空にするため、範囲のL/Wの割合が5〜10:1であることが適切であり、二つの容器(3,60’)の間でチップが促進することは、全てに関して図4に記載された実施例と同じように、請求項1の特徴部分による方法を利用することによって行われる。
分離装置47’が、図面では蒸解器の頂部に示されており、その装置においてプロセスの観点から望ましいのであれば、チップ混合物内のプロセス流体の一部を抜き取りできる。この抜き取られた流体は、線LIQで示されている。革新的な概念により、この抜き取られたプロセス流体LIQは輸送流体として、HPフィーダーへ戻らないが、別な方法でこの流体の使用を制限してはいない。それは蒸煮方法に依存して、取り入れ部または含浸容器へ戻すように導くことができるか、または別の場合ではシステム内で前進するように導いて、蒸煮流体として蒸解器の下領域で加えられる。黒液による含浸を利用する場合、抜き取られたプロセス流体LIQは、その化学物質の再利用のために部分的または完全に化学物質を出すように導くことができる。
一定量のチップの圧縮は、含浸溶液3の底部に存在する高い静的圧力により行われる。この圧縮はチップシュートではできない。一定の位置で生じるチップの濃度の一つの基準が、現在の充填度によって定められる。100%の充填度は、コンテナが強制的なパッキングなしで、チップの非変形部片で充填される時に得られるチップの濃度に対応し、次に流体がコンテナに加えられ、流体がチップの部片間に生じる空間を満たし、チップの部片同士が容器内に流体が無いのと同じように互いに接触を保つ。チップシュートにチップを安定して供給するための充填度は通常、適切には50〜85%であり、そこで得られるパッキングの増加度により110%までのオペレーションの安定状態の下で、充填度が測定されている。充填度に直接比例するHPフィーダーの増加容量が得られることは、明らかである。
別の実施例において、HPフィーダーをチップシュートの後に配置して、ポケットをその第一位置で対称的な垂直軸を有して、HPフィーダーの充填が上から行われるようにHPフィーダーを構成することは従来行われていた。しかし本発明による方法は、このHPフィーダーの充填方法に制限されずに、ポケットの対称的な軸が水平位置にある時でも、充填できる。これは特に、HPフィーダーが含浸容器の次に配置されると適切である。含浸容器が、普通地上に配置されるので、その大きさにより、上からHPフィーダーを充填するために利用可能である充分な空間があるか定かではない。もし含浸容器が底部スクレーパーを備えていれば、そのスクレーパーのモーターを含浸容器の底部の下で中心に配置することになり、それによってHPフィーダーを含浸容器の対称的な垂直軸の一側に配置する必要が生じ得、ゆえにHPフィーダーを上から充填するのがもはや最良の方法ではなくなる。水平の充填がこの場合適切であり、またそれは下からの充填を考慮することについても関連し得る。
その方法は、図6に示された供給システムの変形例にも利用してもよい。図面上の参照符号は同じ装置を表す限り図4に参照符号と同じである。HPフィーダー53’の強制供給の原理は、ポンプ59または別のタイプの強制供給、例えばスクリューを利用した供給システムに利用される。ポンプへのチップの供給は、チップの水平取り出し部を具備したチップシュート58から行うことができるが、またポンプ59へのチップの供給は、図5に示された実施例による含浸容器から行うことができる。
チップ混合物がHPフィーダーと移送ラインを介して、蒸解器の頂部へ供給される時、蒸解器の頂部でプロセス流体を交換しようとする。しかし、本発明による方法は、その位置でプロセス流の交換を必要としないことを示している。頂部セパレーター内のチップから分離されたプロセス流体は、プロセス内の別の位置へ戻すことができ、そのプロセスがどのように設計されているかに依存して、プロセス流体がプロセスの前と次の部分の両方で使用できる。もし頂部セパレーターから抜き取られた流体が含浸流体であれば、この流体を含浸容器へ戻すことは適切であろう。また含浸流体が一般的にヘミセルロース内で充分あって、蒸解器内でセルロース繊維にヘミセルロースを再沈殿(reprecipitate)させようとする場合、含浸流体を代わりに蒸煮段階の最終の相で加えられる。それを加える際、二つの位置の組み合わせを考えることもできる。更に当業者にとって、本発明による方法を抜き取られたプロセス流体を使用した方法に限定されるものではなく、この流体を使用することは、移送ライン内で輸送流体として使用するため、HPフィーダーに戻さないこと以外、ともかく革新的な概念の何らかの特徴を成さない。
ゆえに本方法は、蒸気相と液圧タイプの両方の単一容器と二重容器の蒸解器システム;黒液含浸(BLI)を含んだ蒸解器システム;変形蒸解器システム(MCC、EMCC、Lo-Solids);及びITCのような、全てのタイプの蒸解器システムに利用でき、それは亜硫酸塩法と硫酸塩法の両方によるセルロースパルプの製造中に使用できる。同じ方法で、同じ方法で、落葉樹、針葉樹、(バガス、クサヨシなどのような)環帯が、セルロース用の生材料を構成できる。
チップシュート及び移送フローと共にHPフィーダーを備えた従来の供給システムを示した図。 (米国特許明細書US 6,120,646による)戻りラインと共にシュートフロー及び移送フローの両方から成り、後に技術的に発展した供給システムを概略的に示した図。 (米国特許明細書US 6,120,646による)戻りラインと共にシュートフロー及び移送フローの両方を備え、後に技術的に発展した供給システムを概略的に示した図。 (米国特許明細書US 6,120,646による)HPフィーダーに関する構成を詳細に示した図。 本発明による供給システムの好ましい一実施例。 二つの処理容器の間に配置されたHPフィーダーに本発明による方法が利用された本発明による別の実施例。 供給システムの変形例。

Claims (6)

  1. 化学セルロースパルプの連続蒸煮中にセルロースチップと流体のスラリーを、低圧システムから高圧システムへ供給する方法であり、それらのシステムの間の供給が、流体とセルロースパルプを介する輸送のために二つのシステムの間にスルースフィーダー(53’)を配置することによって、それらのシステムの間の供給を行い、スルースフィーダー(53’)が第一入口(53a’)、第二入口(53c’)、第一出口(53b’)及び第二出口(53d’)を備え、且つ高圧システムと低圧システムを選択的に接続する複数の貫通ポケット(1,2)を具備した回転子を備え、低圧位置に配置された一つのポケット(1)が、本質的に低圧システムにおいて大気圧下にあるチップシュート(52’)または含浸容器(3)に対し、第一入口(53a’)を介して接触し、ポケット(1)はチップ混合物で充填され、同時にポケット(1)に存在する流体の放出が第一出口(53b’)を介して行われ、高圧位置にある第二ポケット(2)が高圧システムにおける移送ライン(6b’)に第二出口(53d’)を介して接続し、チップ混合物が、第二入口(53c’)を介してポケット(2)の中に供給される流体によってポケット(2)から放出されて、高圧システムにおける処理容器(60’)へ前進輸送され、高圧ポンプ(57’)を備えた再循環ライン(54’)が、スルースフィーダーの第一出口(53b’)から流体を輸送するためのスルースフィーダーの第二入口(53c’)へ延びており、複数のポケットはそれらが低圧位置に配置された時、流体がスルースフィーダーの複数のポケットから放出され、 処理容器(60’)が移送ライン(6b’)に接続した分離装置(47’)を備えた方法において、
    複数のポケットはそれらが高圧位置に配置された時、流体がスルースフィーダーの複数のポケットからチップ混合物を処理容器の方へ放出させ、該流体は本質的にスルースフィーダーの複数のポケットはそれらが低圧位置において充填位置に配置された時、複数のポケットから放出される流体によって構成され、及び、
    複数のポケットが高圧位置に配置された時、スルースフィーダーの複数のポケットからチップ混合物を放出させる流体に、分離装置(47’)によりチップ混合物から抜き取られた分離流体(LIQ)が全くふくまれないこと、及び、
    前記流体(LIQ)が、チップシュートまたは含浸容器(3)へ導かれることを特徴とするセルロースの連続蒸し煮中にセルロースチップを供給する方法。
  2. 移送ライン(6b’)における流体/木材の割合は、本質的にチップシュート(52’)または含浸容器(3)における流体/木材の割合と本質的に同じであること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 移送ライン(6b’)における流体/木材の割合を維持すために加えられるメイクアップ流体(LIQ)が、スルースフィーダーの複数のポケット(1,2)がそれらの低圧位置に配置されると、複数のポケットから放出される流体フローに加えられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記加えられるメイクアップ流体(LIQ)の量が、低圧位置にあるスルースフィーダーの複数のポケットから放出される流体の量の最大で50%であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 分離装置(47’)から抜き取られる分離流体(LIQ)が、その量に関して4〜10:1の流体/木材の割合がチップシュート(52’)または含浸容器(3)において得られることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. チップシュート(52’)、含浸容器(3)、移送ライン(6b’)における流体/木材の割合が、10:1の値を超えないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
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