JP4896090B2 - 熱交換換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器により外気と室内空気との間で熱交換を行いながら換気する熱交換換気装置に関するものである。
熱交換換気装置では、外気と室内空気との間で熱交換を行う熱交換器や該熱交換器への塵埃の流入を防止するフィルタに目詰まりが生じると、温度交換効率が低下してしまう。このため、上記の熱交換器やフィルタは時々清掃することが望まれる。ただし、ユーザが温度交換効率の低下に気付き難い場合もあるので、温度交換効率を監視し、該温度交換効率がある程度低下するとリモートコントローラの表示部にメンテナンス喚起のサインを表示する熱交換換気装置も開発されている。
例えば特許文献1には、室外の空気を取り込んで熱交換器経由で室内に給気する給気通路での吸い込み側、該給気通路での吹き出し側、および室内の空気を取り込んで熱交換器経由で室外に排気する排気通路での吸い込み側の各々に温度検出手段を設け、各温度検出手段の出力から温度交換効率を算出し、該温度交換効率が所定の数値以下になるとリモートコントローラの表示部にメンテナンスサインを表示する熱交換換気装置(空調装置)が記載されている。
特開平10−47736号公報
熱交換換気装置での実際の温度交換効率は、給気側のダクトワークと排気側のダクトワークとが同等であれば実質的に仕様値となるが、給気側のダクトワークと排気側のダクトワークとに相違が生じたときには、給気風路(給気通路)での風量と排気風路(排気通路)での風量とに差が生じて仕様値からずれることがある。すなわち、熱交換換気装置での温度交換効率は、実際の施工状況に応じて変化する。
例えば、温度交換効率の仕様値を算出するにあたって想定していたダクト長よりも排気側の実際のダクト長が長くなる一方で、給気側の実際のダクト長が想定値と同等であるときには、排気側での圧力損失が大きくなって排気風量が想定値よりも少なくなることから、熱交換器で排気(室内空気)から回収する熱エネルギーが減少する。その結果として、熱交換器により外気と室内空気との間で熱交換しても給気の温度変化が小さくなり、熱交換換気装置での実際の温度交換効率は、給気風量と排気風量が互いに同等のときの仕様値に比べて低くなる。
逆に、給気側の実際のダクト長が想定値よりも長くなると、給気側での圧力損失が大きくなって給気風量が想定値よりも少なくなることから、熱交換器で排気(外気)から回収する熱エネルギーが増大する。その結果として、熱交換器により外気と室内空気との間で熱交換したときに給気の温度変化が大きくなり、熱交換換気装置での実際の温度交換効率は、給気風量と排気風量が互いに同等のときの仕様値に比べて高くなる。
このように熱交換換気装置での実際の温度交換効率は必ずしも仕様値とはならないので、特許文献1に記載された空調装置におけるように給気通路や排気通路に設けた温度検出手段の出力から温度交換効率を算出すると、該算出値が給気風量および排気風量の各々を考慮したものではないことから、熱交換器やフィルタの実際の汚れ具合を反映しない時期にメンテナンスサインが表示されることがある。
すなわち、施工時に排気側のダクト長が想定値よりも長くなったときには、施工の段階で温度交換効率が仕様値よりも低くなることから、熱交換器やフィルタの実際の汚れ具合がメンテナンスを未だ必要としない段階でメンテナンスサインが表示されることになる。また、施工時に給気側のダクト長が想定値よりも長くなったときには、施工の段階で温度交換効率が仕様値よりも高くなることから、熱交換器やフィルタの実際の汚れ具合がメンテナンスを要する段階に達してもメンテナンスサインが表示されないことになる。いずれにしても、適切な時期に熱交換器やフィルタのメンテナンスを行うことが困難になる。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、適切な時期に熱交換器やフィルタのメンテナンスを行い易い熱交換換気装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明の熱交換換気装置は、室外側吸込口、室内側吹出口、室内側吸込口、および室外側吹出口が設けられた筐体内に給気用送風機と排気用送風機と熱交換器とが配置され、制御部による制御の下に給気用送風機および排気用送風機の各々を動作させて、給気用送風機により筐体内に取り込まれた外気と排気用送風機により筐体内に取り込まれた室内空気との間で熱交換器により熱交換を行いながら換気する熱交換換気装置であって、室外側吸込口の近傍、室内側吹出口の近傍、室内側吸込口の近傍、および室外側吹出口の近傍のうちの少なくとも3箇所に配置されて周囲温度を検知する温度センサと、制御部への指令を入力する操作部と制御部から受けたデータを表示する表示部とを有するリモートコントローラとを備え、制御部は、温度センサそれぞれの検知結果を基に熱交換器での温度交換効率を求める演算部と、演算部が求めた温度交換効率のデータをリモートコントローラ宛に送って、リモートコントローラの表示部に温度交換効率を表示させる表示指示部と、演算部が求めた温度交換効率を条件値と比較してメンテナンスの要否を判断するメンテナンス判断部と、リモートコントローラからの指令に応じて条件値を書き換える書換部とを有することを特徴とするものである。
本発明の熱交換換気装置では、施工時に何らかの事情で給気風量と排気風量とに多寡が生じて熱交換器での温度交換効率が仕様値からずれたとしても、メンテナンスの要否を判断するにあたって用いる温度交換効率についての条件値をリモートコントローラからの指令で書き換えることができるので、適切な時期に熱交換器やフィルタのメンテナンスをユーザに喚起し易い。結果として、効果的で実効性のあるメンテナンスを行い易くなる。
以下、本発明の熱交換換気装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
図1−1は、本発明の熱交換換気装置の一例を概略的に示す部分断面平面図であり、図1−2は、図1−1に示した熱交換換気装置を概略的に示す断面図である。これらの図に示す熱交換換気装置80は、例えば建物の天井等に埋め込まれて設置されて、外気と室内空気との間で熱交換を行いながら換気する装置であり、筐体10、給気用送風機15、排気用送風機20、熱交換器30、第1〜第3温度センサ41,43,45、制御部60、およびリモートコントローラ70を備えている。
上記の筐体10は、箱状の本体10aと蓋体10b(図1−2参照)とを有しており、本体10aには室外側吸込口1a、室内側吹出口1b、室内側吸込口3a、および室外側吹出口3bが設けられている。また、本体10a内には、該本体10aを深さ方向に二分すると共に、本体10aの中央部で互いに離隔して該本体10aを室内側と室外側とに二分する2つの水平隔壁5a,5b(図1−2参照)が設けられている。水平隔壁5a上に給気用送風機15(図1−1参照)が配置され、水平隔壁5b上に排気用送風機20(図1−1参照)が配置され、水平隔壁5aと水平隔壁5bとの間に熱交換器30が配置されている。
給気用送風機15は制御部60(図1−1参照)による制御の下に動作する。この給気用送風機15の動作時には、外気が室外側吸込口1aから本体10a内に取り込まれ、熱交換器30を経由して当該給気用送風機15に達した後、ここから室内側吹出口1bを経て室内に吹き出される。また、排気用送風機20も制御部60による制御の下に動作する。この排気用送風機20の動作時には、室内空気が室内側吸込口3aから本体10a内に取り込まれ、熱交換器30を経由して当該排気用送風機20に達した後、ここから室外側吹出口3bを経て室外に吹き出される。筐体10内外での外気および室内空気の流れを判り易くするために、図1−2中においては、外気の流れを二点鎖線の矢印A1〜A5で示しており、室内空気の流れを一点鎖線の矢印B1〜B5で示している。
熱交換器30は、熱交換素子23と該熱交換素子23を収容した枠体25(図1−1参照)とを有しており、給気用送風機15により筐体10内に取り込まれた外気と排気用送風機20により筐体10内に取り込まれた室内空気との間で熱交換を行う。熱交換素子23としては、例えば、シート状を呈する紙製の仕切部材と波形を呈する紙製の間隔保持部材とを交互に積層し、仕切部材とその下の間隔保持部材との間、および仕切部材とその上の間隔保持部材との間にそれぞれ空気の流路を複数形成した全熱交換型、顕熱交換型、または潜熱交換型の素子が用いられる。仕切部材の下に形成された各流路と当該仕切部材の上に形成された各流路とは平面視したときに略直交する。例えば、個々の仕切部材の上に形成される複数の流路の各々が外気の流路となり、当該仕切部材の下に形成される複数の流路の各々が室内空気の流路となる。熱交換換気装置80では、熱交換素子23が横臥した状態で熱交換器30が配置される。
熱交換器30への塵埃の流入を防止するために、当該熱交換器30での外気の流入側にはフィルタ33が配置されており、室内空気の流入側にはフィルタ35(図1−2参照)が配置されている。
第1温度センサ41(図1−1参照)は、室外側吸込口1aの近傍において水平隔壁5bの下方に配置されて周囲温度、具体的には室外側吸込口1aから筐体10内に取り込まれた外気の温度を検知する。第2温度センサ43(図1−1参照)は、室内側吹出口1bの近傍において水平隔壁5aの上方に配置されて周囲温度、具体的には室内側吹出口1bから室内に吹き出される外気の温度を検知する。そして、第3温度センサ45(図1−1参照)は、室内側吸込口3aの近傍において水平隔壁5aの下方に配置されて周囲温度、具体的には室内側吸込口3aから筐体10内に取り込まれる室内空気の温度を検知する。これら第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果は、図示を省略した信号線を介して制御部60に伝えられる。
制御部60は、ユーザがリモートコントローラ70から入力した指令に応じて給気用送風機15および排気用送風機20それぞれの動作を制御し、結果として熱交換換気装置80の運転動作を制御する。また、第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果を基に熱交換器30での温度交換効率(熱交換効率)を算出し、この温度交換効率のデータをリモートコントローラ70に送信して、該リモートコントローラ70に当該温度交換効率を表示させる。さらには、上記の温度交換効率を予め決められた条件値と比較して、熱交換器30や各フィルタ33,35についてメンテナンスの要否を判断する。そして、リモートコントローラ70から上記条件値を所定の値に書き換える指令が入力されたときには、当該条件値を書き換える。
リモートコントローラ70は、信号線75により制御部60に接続されて、制御部60の入出力装置として機能する。このリモートコントローラ70は、換気運転の開始や停止および表示部66の表示内容等を指示する指令の入力ならびに情報の入力に用いられる複数個の入力スイッチを有する操作部61と、該操作部61から入力した指令や情報、および制御部60から受けたデータを表示する表示部66とを有している。
このように構成された熱交換換気装置80は、制御部60およびリモートコントローラ70それぞれの構成および機能に特徴を有しているので、以下、図2を参照して熱交換換気装置80の施工について説明した後、図1−1または図1−2で用いた参照符号を適宜引用しつつ図3、図4、図5−1、および図5−2を参照して制御部60およびリモートコントローラ70それぞれの構成および機能について詳述する。
図2は、図1−1に示した熱交換換気装置の施工例を概略的に示す平面図である。同図に示すように、熱交換換気装置80は天井裏URに配置され、室外側吸込口1aには室外側第1ダクト91aが、室内側吹出口1bには室内側第1ダクト91bが、室内側吸込口3aには室内側第2ダクト93aが、そして室外側吹出口3bには室外側第2ダクト93bがそれぞれ接続される。室外側第1ダクト91aおよび室外側第2ダクト93bの各々は、外壁Wを貫通して屋外の外気取入口95aまたは排気口95bに接続され、室内側第1ダクト91bおよび室内側第2ダクト93aの各々は、天井に設けられた給気グリルまたは排気グリル(いずれも図示せず)に接続される。
天井裏URのスペースは比較的狭く、他の空気調和機や照明機器等が埋め込まれていたり梁等があったりするため、熱交換換気装置80を最適な場所に設置できないこともある。例えば、居室の中央付近に設置することが望ましいにも拘わらずペリメータゾーン(室内周囲部分)に配置し、室内空気吸込グリルを熱交換換気装置80の近傍に施工する一方で、給気グリル(室内吹出グリル)をダクトワークにより居室の中央部付近に施工することがある。また、熱交換換気装置80が大風量タイプであるときには、外気の吹出音や吹出風量を抑えるために天井の複数箇所に給気グリルが設けられる。熱交換換気装置80が設置される居室とは別の部屋、例えばトイレや給湯室等に設置されている換気扇からの排気量が多いために上記居室が給気不足(居室が負圧)になる場合は、予め熱交換換気装置80での給気風量を排気風量よりも多くして居室での排気風量過多を補うこともある。
このようにして熱交換換気装置80を設置すると、該熱交換換気装置80での温度交換効率が施工の段階で仕様値とは異なった値となって、制御部60によるメンテナンスの要否判断が不正確なものとなる。例えば、施工の段階で上記の温度交換効率が仕様値よりも低くなると、熱交換器30や各フィルタ33,35(図1−2参照)のメンテナンスが実際には不要の段階でメンテナンスが必要であると制御部60が判断することになる。また、施工の段階で温度交換効率が仕様値よりも高くなると、熱交換器30や各フィルタ33,35のメンテナンスが実際には必要な段階に達したにも拘わらず、メンテナンスは未だ不要であると制御部60が判断することになる。
制御部60によるメンテナンス要否の判断が不正確になってしまうのを防止するために、熱交換換気装置80では、制御部60がメンテナンスの要否を判断する際に用いる条件値をリモートコントローラ70からの指令に応じて書き換えることができるように、制御部60およびリモートコントローラ70の各々が構成されている。
図3は、図1−1に示した熱交換換気装置での制御部を概略的に示す機能ブロック図である。同図に示すように、制御部60は、第1インタフェース部51(図3においては「インタフェース」を「I/F」と略記している)、第2インタフェース部52、主制御部53、記憶部54、演算部55、表示指示部56、メンテナンス判断部57、および書換部58を有している。
上記の第1インタフェース部51は、信号線73を介して給気送風機15および排気送風機20(図1−1参照)に接続されて、主制御部53から送られてくる制御信号を当該信号線73に送出する。また、信号線73を介して第1〜第3温度センサ41,43,45(図1−1参照)の各々に接続され、当該第1〜第3温度センサ41,43,45の各々から送られてくる検知結果を受信して主制御部53に送る。
第2インタフェース部52は、信号線75を介してリモートコントローラ70(図1−1参照)に接続され、当該リモートコントローラ70から送られてくる指令信号を受信して主制御部53に送る。また、後述する表示指示部56から送られてくるデータおよび指令信号を信号線75に送出する。
主制御部53は、記憶部54に格納されている制御プログラムと、リモートコントローラ70からユーザが入力し、信号線75および第2インタフェース部52を介して送られてくる指令信号とに応じて動作して、給気送風機15および排気送風機20それぞれに対する制御信号、演算部55に対する指令信号、および書換部58に対する指令信号等を作成し、これらの指令信号を指令先に送る。また、信号線73を介して第1〜第3温度センサ41,43,45の各々から送られてくる検知結果を演算部55に送る。
記憶部54には、上述にした制御プログラムが格納されている。また、この記憶部54は書換可能型記憶素子を含み、該書換可能型記憶素子には、後述するメンテナンス判断部57がメンテナンスの要否を判断する際に用いる条件値が格納されている。
演算部55は、リモートコントローラ70から信号線75および第2インタフェース部52を介して所定の指令信号を受けたときに、主制御部53から送られてくる第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果を基に熱交換器30(図1−1参照)での温度交換効率を求める。この温度交換効率ntは、第1温度センサ41の検知温度をtOA、第2温度センサ43の検知温度をtSA、第3温度センサ45の検知温度をtRAとすると、例えば下式(i)に基づく演算により求められる。
nt(%)=(|tOA−tSA|/|tOA−tRA|)・100 ……(i)
演算部55が求めた温度交換効率ntのデータは、表示指示部56およびメンテナンス判断部57に送られる。また、第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果を演算部55から表示指示部56に送るように制御部60を構成することもできる。
表示指示部56は、演算部55から温度交換効率ntのデータを受けると、該温度交換効率ntの表示をリモートコントローラ70に指示する指令信号を作成して、これら温度交換効率ntのデータと指令信号とを第2インタフェース部52に送る。また、演算部55から第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果を受けると、これらの検知結果の表示をリモートコントローラ70に指示する指令信号を作成して、これら検知結果のデータと指令信号とを第2インタフェース部52に送る。そして、後述するメンテナンス判断部57からメンテナンスの喚起を指示する指令信号を受けると、メンテナンスを換気するメッセージの表示を指示する指令信号を作成して、この指令信号を第2インタフェース部52に送る。
メンテナンス判断部57は、演算部55が求めた温度交換効率ntと記憶部54に格納されている前述の条件値とを比較して、熱交換器30や各フィルタ33,35についてのメンテナンスの要否を判断する。上記の条件値としては、例えば温度交換効率ntの仕様値から所定ポイント低い値が用いられる。温度交換効率ntの仕様値が「75%」のときには、上記の条件値として例えば「65%」が用いられる。メンテナンス判断部57は、上記比較の結果メンテナンスが必要であると判断したときには、メンテナンスの喚起を指示する指令信号を作成して表示指示部56に送る。
書換部58は、主制御部53から前述した条件値の書換えを指示する指令信号および新たな条件値のデータが送られてきたときに記憶部54中の書換可能型記憶素子にアクセスして、上記条件値を新たな条件値に書き換える。条件値の書換えを指示する指令および新たな条件値は、リモートコントローラ70の操作部61(図1−1参照)からユーザや施工担当者により入力され、これら指令信号および新たな条件値のデータは信号線75および第2インタフェース部52を介して主制御部53に送られる。
図4は、図1−1に示した熱交換換気装置でのリモートコントローラを概略的に示す機能ブロック図である。同図に示すように、リモートコントローラ70は、操作部61、入力処理部62、インタフェース部63(図4においては「インタフェース」を「I/F」と略記している)、表示制御部64、記憶部65、および表示部66を有している。
上記の操作部61は複数個の入力スイッチを有し、制御部60(図3参照)への指令信号の入力や、表示制御部64への指令信号の入力や、上述した新たな条件値の入力等に用いられる。入力処理部62は、操作部61から入力された指令信号やデータを所定の送信先に振り分ける。制御部60への指令信号や上記条件値のデータはインタフェース部63に送り、表示制御部64への指令信号、例えば操作部61から入力された指令内容の表示を指示する指令信号や、表示の切り換えを指示する指令信号や、非表示を指示する指令信号等は表示制御部64に送る。
インタフェース部63は、信号線75に接続されて、入力処理部62から送られてくる指令信号や上記条件値のデータを信号線75に送出する。また、信号線75を介して制御部60から送られてくる表示に関する指令信号、すなわち温度交換効率ntの表示を指示する指令信号や、第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果の表示を指示する指令信号や、メンテナンスの喚起を指示する指令信号等を表示制御部64に送る。
表示制御部64は、入力処理部62またはインタフェース部63から送られてくる指令信号に基づいて表示部66に所定の文字、図形(シンボル)、キャラクタ、メッセージ等の表示を指示する指令信号を作成し、該指令信号を表示部66に送る。表示部66にメンテナンス喚起のメッセージを表示させることができるように、当該メッセージに対応する1種類または複数種類のメッセージデータが記憶部65に予め格納されている。表示部66は、例えば液晶表示パネルおよびその駆動回路を含んで構成され、表示制御部64からの指令信号に従って文字、図形(シンボル)、キャラクタ、メッセージ等を表示する。
上述した制御部60およびリモートコントローラ70を備えた熱交換換気装置80では、施工後にリモートコントローラ70から所定の指令を入力することにより、制御部60の演算部55(図3参照)に熱交換器30(図1−1参照)での温度交換効率ntを求めさせることができると共に、演算部55が求めた温度交換効率ntをリモートコントローラ70の表示部66に表示させることができる。
図5−1は、リモートコントローラでの温度交換効率の表示例を示す概略図である。同図に示す例では、リモートコントローラ70における表示部66での左上部に温度交換効率ntの値「70%」が表示されている。また、当該温度交換効率ntを求めたときの第1温度センサ41(図1−1参照)の検知結果「7℃ 外気」、第2温度センサ43(図1−1参照)の検知結果「給気 17℃」、および第3温度センサ45(図1−1参照)の検知結果「室内 20℃」も、熱交換器30、外気の流れ、および室内空気の流れを示すシンボルと共に表示部66に表示されている。
ユーザや施工担当者は、リモートコントローラ70から所定の指令および新たな条件値を入力することにより、制御部60がメンテナンスの要否を判断する際に用いる条件値を書き換えることができる。表示部66に表示された温度交換効率ntが仕様値とは異なる値であったときには、制御部60のメンテナンス判断部57(図3参照)が熱交換器30や各フィルタ33,35(図1−2参照)のメンテナンスの要否を判断する際に用いる条件値を、リモートコントローラ70からの指令で書換部58(図3参照)により書き換えることができる。
例えば、熱交換換気装置80の施工時に何らかの事情から給気風量と排気風量とに多寡が生じ、施工後に制御部60に求めさせた温度交換効率ntが仕様値よりも10ポイント低い値であった場合には、上記の条件値を仕様値よりも10ポイント低い値に書き換え、5ポイント高い値であった場合には、上記の条件値を仕様値よりも5ポイント高い値に書き換えることができる。
このようにして上記の条件値を書き換えることにより、メンテナンス判断部57が適切な時期に熱交換器30や各フィルタ33,35のメンテナンスが必要であると判断して、当該メンテナンスを喚起するメッセージがリモートコントローラ70の表示部66に表示されることとなる。
図5−2は、リモートコントローラの表示部に表示されるメンテナンス喚起のメッセージの一例を示す概略図である。同図に示す例では、表示部66の右端に「ロスナイエレメント フィルタ 清掃」というメッセージが縦2列に分かれて表示されている。このようなメッセージを表示部66に表示することにより、認識し難い熱交換器30の性能の低下や劣化をユーザに判り易く知らせることができる。
熱交換器30や各フィルタ33,35のメンテナンスは、上記のメッセージが表示部66に表示されたときに行えばよい。施工後の熱交換換気装置80の実際の温度交換効率ntに応じて前述の条件値を書き換えることにより、熱交換器30や各フィルタ33,35の実際の汚れ具合がメンテナンスを未だ必要としない段階でユーザにメンテナンスを喚起してしまったり、熱交換器30や各フィルタ33,35の実際の汚れ具合がメンテナンスを要する段階に達してもメンテナンスが喚起されなかったりするといった不具合が防止される。
したがって、熱交換換気装置80では、適切な時期に熱交換器30や各フィルタ33,35のメンテナンスを行い易い。結果として、効果的で実効性のあるメンテナンスを行い易い。
また、熱交換換気装置80では、第1〜第3温度センサ41,43,45それぞれの検知結果もリモートコントローラ70の表示部66に表示されるので、その性能をユーザが認識し易く、メンテナンスが喚起される前にユーザが自主的に熱交換器30の交換や各フィルタ33,35の清掃等を行ううえで好都合である。さらには、メンテナンスの完了後に熱交換器30での温度交換効率ntを表示部66に表示させて仕様値と比較することで、使用環境や施工状況に応じて熱交換換気装置80の給排気風量のバランスを変更しているか否かをメンテナンス担当者が理解可能になるので、メンテナンス担当者がその後に種々のメンテナンスを適切に行ううえで有用な情報が得られる。
以上、本発明の熱交換換気装置について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、本発明は上述の形態に限定されるものではない。本発明の熱交換換気装置は、熱交換器での温度交換効率を求めて該温度交換効率をリモートコントローラの表示部に表示させることができると共に、上記の温度交換効率を条件値と比較してメンテナンスの要否を判断することができ、かつリモートコントローラからの指令により上記の条件値を書き換えることができるものであれば基本的によい。
本発明の熱交換換気装置での第1〜第3温度センサ、制御部、およびリモートコントローラ70の各々を除いた構成は適宜選定可能である。例えば、熱交換器を迂回して室外と室内とを結ぶバイパス風路を筐体内に設け、外気と室内空気との間で熱交換を行いながら換気する熱交換換気運転と、外気と室内空気との間で熱交換を行わずに換気する熱交換換気運転とを適宜切り換えることができるように熱交換換気装置を構成してもよい。勿論、温度センサの配置箇所、制御部の具体的構成、およびリモートコントローラの具体的構成についても適宜変更可能である。
例えば、熱交換換気装置の筐体に配置する温度センサの数は3つに限らず4つとすることもできる。4つの温度センサを設ける場合には、例えば室外側吸込口の近傍、室内側吹出口の近傍、室内側吸込口の近傍、および室外側吹出口の近傍それぞれに1つの温度センサを配置する。3つの温度センサを設ける場合には、実施の形態で説明した配置の他に、例えば、室外側吸込口の近傍、室内側吹出口の近傍、および室外側吹出口の近傍それぞれに1つの温度センサを配置してもよいし、室外側吸込口の近傍、室内側吸込口の近傍、および室外側吹出口の近傍それぞれに1つの温度センサを配置してもよいし、室内側吹出口の近傍、室内側吸込口の近傍、および室外側吹出口の近傍それぞれに1つの温度センサを配置してもよい。
また、メンテナンスを喚起するメッセージがリモートコントローラの表示部に表示されたときに、当該リモートコントローラの操作部から所定の指令を入力することで、上記メッセージを非表示にする機能をリモートコントローラの表示制御部に付与してもよい。ただし、メンテナンスが実際に行われるまではメンテナンスの実施をユーザに喚起し続けることが望まれるので、上記の機能を使用した後に熱交換換気装置の運転が停止され、その後、例えば翌朝になって熱交換換気装置の換気運転の開始を指示する指令がリモートコントローラの操作部から入力されたときに、当該指令の入力を契機にして上記メッセージを表示部に再表示する機能も表示制御部に併せて付与することが好ましい。
メンテナンスを喚起するメッセージをリモートコントローラの表示部に表示させる代わりに、上記メンテナンスを喚起する表示ランプをリモートコントローラに設けることもできる。この場合の制御部の構成は、例えば、図3に示した表示指示部56が上記メッセージの表示を指示する指令に代えて上記表示ランプの点灯を指示する指令を作成して第2インタフェース部52に送るようにする以外は図3に示した構成と同様のものにすることができる。本発明の熱交換換気装置については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組み合わせ等が可能である。
本発明の熱交換換気装置は、家庭用または業務用の熱交換換気装置として好適である。
本発明の熱交換換気装置の一例を概略的に示す部分断面平面図である。 図1−1に示した熱交換換気装置を概略的に示す断面図である。 図1−1に示した熱交換換気装置の施工例を概略的に示す平面図である。 図1−1に示した熱交換換気装置での制御部を概略的に示す機能ブロック図である。 図1−1に示した熱交換換気装置でのリモートコントローラを概略的に示す機能ブロック図である。 本発明の熱交換換気装置におけるリモートコントローラでの温度交換効率の表示例を示す概略図である。 本発明の熱交換換気装置でリモートコントローラの表示部に表示されるメンテナンス喚起のメッセージの一例を示す概略図である。
符号の説明
1a 室外側吸込口
1b 室内側吹出口
3a 室内側吸込口
3b 室外側吹出口
10 筐体
15 給気用送風機
20 排気用送風機
30 熱交換器
41 第1温度センサ
43 第2温度センサ
45 第3温度センサ
53 主制御部
54 記憶部
55 演算部
56 表示指示部
57 メンテナンス判断部
58 書換部
60 制御部
61 操作部
62 入力処理部
64 表示制御部
65 記憶部
66 表示部
70 リモートコントローラ
80 熱交換換気装置

Claims (4)

  1. 室外側吸込口、室内側吹出口、室内側吸込口、および室外側吹出口が設けられた筐体内に給気用送風機と排気用送風機と熱交換器とが配置され、制御部による制御の下に前記給気用送風機および前記排気用送風機の各々を動作させて、前記給気用送風機により前記筐体内に取り込まれた外気と前記排気用送風機により前記筐体内に取り込まれた室内空気との間で前記熱交換器により熱交換を行いながら換気する熱交換換気装置であって、
    前記室外側吸込口の近傍、前記室内側吹出口の近傍、前記室内側吸込口の近傍、および前記室外側吹出口の近傍のうちの少なくとも3箇所に配置されて周囲温度を検知する温度センサと、
    前記制御部への指令を入力する操作部と前記制御部から受けたデータを表示する表示部とを有するリモートコントローラと、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記温度センサそれぞれの検知結果を基に前記熱交換器での温度交換効率を求める演算部と、
    該演算部が求めた温度交換効率のデータを前記リモートコントローラ宛に送って、該リモートコントローラの前記表示部に前記温度交換効率を表示させる表示指示部と、
    前記演算部が求めた温度交換効率を条件値と比較してメンテナンスの要否を判断するメンテナンス判断部と、
    前記リモートコントローラからの指令に応じて前記条件値を書き換える書換部と、
    を有する、
    ことを特徴とする熱交換換気装置。
  2. 前記表示指示部は、前記メンテナンス判断部がメンテナンスを要すると判断したときに、前記リモートコントローラの前記表示部にメンテナンス喚起のメッセージを表示させることを特徴とする請求項1に記載の熱交換換気装置。
  3. 前記リモートコントローラは、前記表示部に表示した前記メンテナンス喚起のメッセージを前記操作部からの指令に応じて非表示にする表示制御部を更に有することを特徴とする請求項2に記載の熱交換換気装置。
  4. 前記表示制御部は、前記メンテナンス喚起のメッセージを非表示にした後に前記操作部から換気運転の開始を指示する指令が入力されたときに、前記メンテナンス喚起のメッセージを前記表示部に再表示させることを特徴とする請求項3に記載の熱交換換気装置。
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