JP4896057B2 - 送信タイミング変更型ネットワーク装置及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク装置及びシステムに関するものでる。
現在、リアルタイム通信技術ではIEEE1394等の通信技術が用いられている。このような通信技術では、リアルタイムデータとベストエフォートデータを混在させたサイクル型転送を行う通信方式(以下、サイクル型転送通信と称す)が用いられている。
上記のような通信方式は、例えば、1サイクルが、図11に示すように予め決められた周期、例えば125μ秒のタイムスロットを有している。この周期のタイムスロットが複数サイクル繰り返される。そして、そのタイムスロット内の一定の時間帯域においてパケットデータ(以後、フレームと称す)がネットワーク装置間において転送される。ここで、タイムスロット前半の区間を予約転送区間、後半の区間を自由転送区間としている。
予約転送区間では、この区間内の一定の時間帯域、例えば図11中の帯域1から5までをフレーム送信のために予約しておく。そして、予約された帯域1から5は、設定された各装置間でのみ利用される。例えば、図12に示すような複数のネットワーク装置からなるネットワークにおいて、図11の帯域1は、装置11と装置14間の送信のみ、帯域2は、装置12と装置13間の送信のみに利用するため予約される。
そして、帯域1から5のような、予約した一定帯域にリアルタイムデータのフレームA1からA5を設定することで、一定時間内に一定量のフレーム送信が保証されることになり、AVデータ等のリアルタイムデータが装置間で送信可能となる。
自由転送区間では、ベストエフォートデータの通信に利用される。ここでは、予約によりフレーム送信の時間帯域の確保は行われない。よって、この区間では、特にリアルタイム性を有しないデータの転送が行われる。このため、データ転送を行う時点で、この区間に例えば帯域6のように、空いている帯域があれば、そこにフレームB1を配置し、装置間のデータ通信が行われる。
図11のサイクル型転送の通信方式を実現するネットワーク構成として、様々な形態が考えられる。例えば、図12のネットワーク装置11から14のようにデイジーチェーン接続、ネットワーク装置11、12、13、15のようにスター接続等で接続される。
ここで各ネットワーク装置は、ブリッジ機能を有しており、ネットワーク装置12、13、15などは、自装置の一方側にあるネットワーク装置からの送信フレームを、他方側にあるネットワーク装置へ転送することができる。これにより、直接接続されていないネットワーク装置間でもブリッジ機能を用いて通信を行うことが可能となる。
ここで、近年、LANのネットワーク技術の標準であるEthernet(登録商標)に対しても上述したサイクル型転送通信を利用する動きがある。このため、Ethernetを用いたLANにおいて、サイクル型転送通信を行うネットワーク通信技術をベースとし、ネットワーク内のデータ通信の高信頼性等を確保する技術が求められている。
上記のようなネットワーク通信の高信頼性等を確保するためには、ネットワーク内の各ネットワーク装置間のクロックの同期を高精度でとる必要がある。ここで、IEEE1588で規定されるプロトコルは、通信装置間の正確な時間同期が必要な場合に利用されている。例えば、リアルタイムデータ通信を前提としていない通常のEthernet接続であっても、マイクロ秒以下の非常に正確な装置間の同期を得ることができる。よって、上述したネットワーク内の通信において、IEEE1588で規定されるプロトコルを利用することで、ネットワーク内の各装置間のクロックの同期を高精度でとることが可能となる。
IEEE1588に規定された手順に従えば、ネットワーク内の複数の装置に対する基本の同期クロックとなるマスタークロックを生成するマスター装置がネットワーク内に1つ決定される。そして、このマスター装置がネットワーク内の複数の装置に対して、マスタークロックの時間情報を含んだ同期フレームを定期的に送信する。この定期的に届くマスタークロックの時間情報に合わせて、ネットワーク内の複数の装置は自装置のクロックを修正し、ネットワークの装置間の同期をとっている。しかし、このマスター装置の故障等によりマスタークロックが劣化した場合には、ネットワーク内の装置間の同期のずれが大きくなり、装置間のサイクル及び予約フレームの転送タイミングにずれが生じる。このずれのため予約されたフレームの衝突等が生じ、正確なネットワークの運用ができなくなる問題があった。
ここで、特許文献1に、伝送路につながった装置において、装置が有する検出手段により、障害発生時に障害フレームを生成し、伝送路に送信する技術が開示されている。この技術では、伝送路につながった他の装置が、上記障害フレームの制御フィールド、データフィールドの情報により、当該装置に障害が起こったことを認識することが可能となっている。
また、特許文献2に、ノード装置が、受信タイミング回路と、中継シフトレジスタと、バッファレジスタと、送信タイミング回路と、バッファレジスタの内容を順次読み出し伝送路に送出する手段を備え、ノード間での同期をとる技術が開示されている。
特開昭63−238632号公報 特開昭61−23449号公報
しかし、特許文献1の技術では、障害発生情報を伝送路経由で伝達するだけであり、クロック同期を利用したサイクル型転送通信のネットワークを安定して運用するための対策としては不十分である。
また、特許文献2の技術では以下のような問題がある。この技術では、各ノード装置の送信クロックに周波数の差がある場合、周波数差によるフレーム長さの伸縮を吸収している。これは、アイドルフィールドの時間長を変化させて、ビット周期の変化のためのマージンをとることで対応している。ここで、1つのノード装置から、複数のノード装置に送信が行われる通信システムの場合、装置間の同期のずれが大きくなると、送信フレームの衝突が増えることになる。このような通信システムにおいて特許文献2の技術を用いた場合、例えば、同期のずれがアイドルフィールドで吸収できないレベルになると、フレームの衝突の回避が困難になる。
よって、サイクル型転送通信に対して特許文献1又は2を用いた場合、ネットワークを安定して運用できない恐れがある。
本発明にかかるネットワーク装置は、送信データをフレーム単位に分割し、一定の期間毎に複数のフレームを送受信するサイクル型データ転送を行うネットワーク装置であって、他の装置におけるマスタークロックとのずれ情報に基づきネットワークの障害を判定する障害判定部と、前記障害判定部による判定結果に基づき前記フレーム間に設けられるギャップの時間の長さを調節するネットワーク設定変更部とを有する。
本発明にかかるネットワークシステムは、複数のネットワーク装置で構成され、送信データをフレーム単位に分割し、一定の期間毎に複数のフレームをネットワーク装置間で送受信するサイクル型データ転送を行うネットワークシステムであって、前記複数のネットワーク装置のうちの1つはネットワーク装置間の同期をとるためのマスタークロック情報を送信するマスター装置であり、前記マスター装置以外のネットワーク装置は、前記マスタークロック情報に基づいて自装置のクロックのずれを示すエラー信号を送信し、前記マスター装置は、前記マスター装置以外のネットワーク装置からの前記エラー信号に基づき前記フレーム間に設けられるギャップの時間の長さを調節する変更情報の生成と送信を行い、前記複数のネットワーク装置は、前記変更情報に基づいて前記ギャップの設定を行う。
本発明にかかるネットワーク装置は、障害判定部により、マスタークロックの障害が判定されると、送信フレーム間のギャップの時間が調節され、フレームの衝突が回避される。
本発明にかかるネットワーク装置は、サイクル型転送通信のネットワークを安定して運用することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1に本実施の形態のネットワーク構成およびネットワーク装置の概要を示す。図1に示すように、ネットワーク100は、ネットワーク装置101から106を有する。
ネットワーク装置101から106は同じ構成であるため、ここではネットワーク装置101を例に説明する。ネットワーク装置101は、アプリケーション121と、通信ロジック122と、ポート123から125を有する。
アプリケーション121は、ネットワーク内の他のネットワーク装置で利用するデータの生成や、他のネットワーク装置が生成したデータを利用する。例えば、カメラなどの周辺装置を利用して映像データを作成し、映像データを他のネットワーク装置へ送信したり、他のネットワーク装置から送信された映像データをディスプレイ上に表示するなどのアプリケーションがある。
通信ロジック122は、例えば、IEEE802.1で規定されるMACブリッジ(自装置内の複数のポート間のブリッジ通信を実現するためのスイッチ、ルーティングテーブルなどを含む)、スパニングツリーなどのプロトコルで規定される動作や制御を行う回路からなる。また、アプリケーション121が生成するデータを所定の長さに区切り、制御情報を付加してフレームにする制御等も行う。
ポート123から125は、ネットワーク装置間のフレームの送受信を行う。例えば、IEEE802.3で規定されるコネクタやケーブル、MAC(Media Access Control)などの送受信プロトコルに準拠したハードウェアなどが利用される。
通信ロジック122、アプリケーション121がポート123から125を介して隣接したネットワーク装置と接続されることでネットワーク100が構成されている。各ネットワーク装置の接続構成は、ネットワーク装置101から104のようなデイジーチェーン接続でも、ネットワーク装置101、102、103、105のようなスター型接続でもかまわない。
各ネットワーク装置は自装置のどのポートが他のネットワーク装置のどのポートに接続されているかの情報を自装置内のルーティングテーブル(図示なし)に保持している。このため、ネットワーク装置102や103のように複数のポートを使用している場合であっても、その情報を元に適切なネットワーク装置どうしのポート間の通信が行われる。
以上のような構成のネットワーク装置101から106が、ネットワーク100において図11で説明したサイクル型転送通信でフレームの送受信を行っている。
図2は、図1のネットワーク装置101から106の構成ブロック図を更に詳細に示した図である。ネットワーク装置101から106は同じ構成のため、ここではネットワーク装置101を例に説明する。図2において、図1と同一符号のものは同様の構成であるため説明は省略する。
ポート123から125の各ポートは、それぞれ受信ポート131と、送信ポート132とを有する。受信ポート131は、他のネットワーク装置からきたフレームを後述するスイッチ140へ送る。送信ポート132は、スイッチ140から送られてきたフレームを他のネットワーク装置へ送信する。
通信ロジック122は、スイッチ140と、マスタークロック生成部141と、サイクルタイマー142と、障害判定部143と、ネットワーク設定変更部145と、ネットワーク設定レジスタ144と、送信部146と、受信部147とを有する。
スイッチ140は、自装置内の複数のポート間、例えばポート123の受信ポート131とポート125の送信ポート132間のブリッジ通信を行う。また、自装置が受信したフレームを受信部147へ送る。また、送信部146、障害判定部143、ネットワーク設定変更部145から送られてきたフレームを指定されたポートの送信ポート132へ送る機能を有する。
マスタークロック生成部141は、ネットワーク100内のネットワーク装置間の同期をとるための基準の時間情報であるマスタークロックを含んだフレーム(以後、同期フレームと称す)を生成し、スイッチ140へ送る。その同期フレームは、例えば、図11に示されるタイムスロットの最初の帯域に配置され、ネットワーク100内の各ネットワーク装置に送信される。以後本明細書において、このマスタークロックを生成するネットワーク装置をマスター装置と称す。このようなマスター装置は、IEEE1588に規定される手順に従い、ネットワーク構築時にネットワーク100内のネットワーク装置から1つが選出される。また、マスター装置は、例えば、2秒毎にマスタークロックをネットワークの他の装置に送信するようなIEEE1588に規定された動作を行う。マスタークロック生成部141は、上述したようなマスター装置のみで動作する。
サイクルタイマー142は、自装置の時間情報を測定し、障害判定部143にその時間情報を送る。
障害判定部143は、同期フレーム内のマスタークロックと、サイクルタイマー142から送られてくる自装置の時間情報(以後、単にクロックと称す)とのずれが所定の値を超えているかどうかを判定する。そして、マスタークロックと自装置のクロックとのずれが所定の値を超えている場合、障害情報フレーム(エラー信号)を生成し、スイッチ140に送る。その障害判定部143にて生成された障害情報フレームは、マスター装置に対して送信される。この障害判定部143は、上述したネットワーク100内のマスター装置でないネットワーク装置において動作する。ただし、マスター装置においても、障害判定部143は動作してもかまわない。
ここで、障害情報フレームは、マスター装置にのみに送信されるだけでなく、マスター装置を含めたネットワーク装置全体に対して送信してもよい。また、障害情報フレームには、マスタークロックと自装置のクロックとどの程度ずれが生じているかの情報を付加してもよい。
図3、図4に障害判定部143の判定処理の概念図を示す。ここでは、ネットワーク100内のネットワーク装置101がマスター装置である場合を想定している。
図3、図4では、マスター装置であるネットワーク装置101が生成するマスタークロックを基準として、ネットワーク装置102から106が生成するクロックとのずれを示している。例えば、図3において、ネットワーク装置102では、自身が生成するクロックがマスタークロックより速く、時間t1の分だけずれが生じている。図中の実線矢印201、破線矢印202は、ずれの最大値と、そのずれの補正の方向を示している。なお、上述のずれは、IEEE1588の規定に従い補正される。
ここで本実施の形態では、障害判定部143が、自装置のクロックがマスタークロックからの所定のずれを判定する。例えば、図3に示すように、マスタークロックからのずれが速い場合と遅い場合で時間t2以内のずれをクロックエラー通常補正領域とし、時間t2以上のずれをクロックエラー領域とする。障害判定部143は、ずれの大きさがクロックエラー領域に入っていると判定すると障害情報フレームを生成し、マスター装置に送信する。ずれの大きさがクロックエラー通常補正領域内である場合は障害情報フレームを生成しない。
図3においては、全てのネットワーク装置のクロックとマスタークロックとのずれが、クロックエラー通常補正領域内であるため、全てのネットワーク装置は、障害情報フレームを生成しない。
これに対し、図4では、ネットワーク装置104において、自装置のクロックとマスタークロックからのずれの大きさがクロックエラー領域に入っている。このため、ネットワーク装置104の障害判定部143は障害情報フレームを生成し、その障害情報フレームがマスター装置101に対して送信される。ネットワーク装置102、103、105、106では、図3のときと同様、ずれの大きさがクロックエラー通常補正領域内であるため障害情報フレームを生成しない。
なお、クロックエラー領域を超えるずれ(図中のネットワーク接続エラー領域)は、例えばIEEE802.1で規定されるスパニングツリー構成のネットワークにおいて、制御フレームが届かなくなるほどのクロックがずれた状態を表す。この場合には、スパニングツリープロトコルの手順に従い、ネットワークの再構築が行われる。
図5に示すフローチャートを用いて、障害判定部143の処理フローを示す。障害判定部143は、マスター装置からの同期フレームを受信した場合(S101)、同期フレーム内のマスタークロックと自装置のクロックとのずれを測定する(S102)。次に、S102で行った測定結果によりずれの大きさが規定値以上(クロックエラー領域)であるかどうかを判定する(S103)。ずれの大きさが規定値以上である場合(S103Yes)、障害情報フレームを作成し、マスター装置へ送信する(S104)。ずれの大きさが規定値以下である場合(S103No)、再び同期フレームを受信するのを待つ(S105)。
ネットワーク設定変更部145は、マスター装置において、障害情報フレームを受信すると、装置間で送受信するフレームの間に付加されるデータが何もない期間(以後、アイドル期間と称す)の長さを調整するようネットワーク設定の変更を行う。このアイドル期間には、インターフレームギャップIFGと、サイクルエンドにおけるサイクルエンドフレームギャップEが含まれる。
ここで、上記ネットワーク設定の変更について図6、図7を用いて説明する。この説明のため、図6、図7にサイクル型転送通信のN番目のサイクルのタイムスロットの概念図を示す。
図6(a)に示すN番目のサイクルのタイムスロットは、ネットワーク設定の変更前において運用されている。このタイムスロットの周期は、例えば125μ秒とする。図6(a)の予約転送区間の帯域201は同期フレームSに予約された帯域である。帯域202から206には装置間の通信のために予約された帯域でありフレームA1からA5が配置されている。図6(b)は、帯域202から204の拡大図である。帯域202から204のフレームA1からA3の後側領域には、期間T2の帯域の長さを有するインターフレームギャップIFG222から224が配置される。
図6(a)の自由転送区間の帯域207は、予約されていない帯域であり、フレームB1が配置されている。また、自由転送区間の最後の領域に配置される帯域208は、期間T1の帯域の長さを有するサイクルエンドフレームギャップEであり、サイクル間のフレームを保護するために用いられる。なお、このようなインターフレームギャップは、帯域205、206、207のフレームA4、A5、B1の後側領域にも同様に配置されている。
インターフレームギャップIFG222から224およびサイクルエンドフレームギャップEの帯域はデータが何もない期間であるため、この期間は各ネットワーク装置間において信号が何も流れていない。
ここで上述したように、マスター装置が障害情報フレームを受信すると、ネットワーク設定変更部145が、ネットワーク設定の変更のための動作を行う。このネットワーク設定の変更の内容は、各インターフレームギャップとサイクルエンドフレームギャップEの期間を、それぞれあらかじめ決められた所定の長さに調整することである。ここでは各インターフレームギャップとサイクルエンドフレームギャップEの期間の長さを拡張するものとする。なお、この変更されたネットワークの設定は、後述する所定の時間後に運用が開始される。
図7(a)に示すN番目のサイクルのタイムスロットは、ネットワーク設定の変更後において運用されている。図7(b)は、図7(a)の帯域202から204の拡大図である。図7(b)に示すように、図6(b)のインターフレームギャップIFG222から224の帯域の長さがT2からT4に拡張されている。また、図7(a)のサイクルエンドフレームギャップEの期間の長さがT1からT3に拡張されている。
ここで、図6のネットワークの設定の変更前のネットワークでは、マスタークロックのずれ等のクロック障害が発生すると、ネットワーク装置間のクロックずれも大きくなる。このためネットワーク装置間のフレーム送信時間にもずれが生じ、フレームどうしの衝突が増加する。例えば、図6の帯域202のフレームA1が送信される期間にフレームA2が送信されてしまう等である。
よって、送信フレーム衝突が起きてフレームが破棄されると、アプリケーション121で再送処理が発生し、想定された時間までにフレームの送受信が終了しない問題が生じる。特に、リアルタイムデータを含んだフレームが送受信される予約転送区間において、フレームの送受信が終了しない場合、ユーザの利便性に致命的な問題となる。さらに、サイクルエンド付近にフレームの送信がある場合、次サイクルの先頭にある同期フレームSと当該フレームが衝突し、同期フレームが破損もしくは破棄される可能性もあり、更なる同期のずれが発生する。
しかし、本実施の形態では、図7に示すように、インターフレームギャップIFGやサイクルエンドフレームギャップEの期間の長さが拡張される。このため、クロック障害によるネットワーク装置間のクロックずれが大きくなり、フレーム送信時間にずれが生じても、この拡張されたインターフレームギャップIFGやサイクルエンドフレームギャップEの期間の長さ以内のずれならば前述したようなフレームの衝突が起こる問題を回避することができる。
ただし、ネットワークの設定の変更後は、インターフレームギャップの拡張分だけフレーム内に含むことのできるデータ量が減ってしまう。以下に、帯域202を例に説明する。ネットワークの設定が変更されると、インターフレームギャップIFG222の拡張分だけ、フレームが占める領域が減少し、図6ではフレームA1が送信できたが、設定変更後の帯域202では、データ量の少ないフレームC1しか送信できない。このため、1サイクルのタイムスロット内で送信可能なフレームの総データ量は減り、伝送効率が落ちる。これは、図7の帯域203から207のフレームC2からC5、D1においても同様である。
しかし、このようにネットワーク通信の伝送効率が落ちるもののフレームの到達時間および到達に関する信頼性は確保できる。特に、予約転送区間で転送されるリアルタイムデータを含んだフレームの送信の信頼性が十分確保できる。このため、予約転送区間内のフレームは、一定時間内に一定量のフレーム送信が保証されることになり、AVデータ等のリアルタイムデータが装置間で送受信可能となる効果が得られる。また、自由転送区間のフレームであっても、同様にフレームの衝突等が回避されるため、フレームの到達時間および到達に関する信頼性を確保できる。
ここで、ネットワーク設定の変更として、インターフレームギャップの帯域の長さを拡張するだけでなく、縮小してもよい。また、インターフレームギャップの帯域を一律に所定の長さに拡張、縮小するだけでなく、各インターフレームギャップにおいて異なるように帯域の長さを調整してもよい。以上、ネットワークの設定の変更の説明である。
次に、ネットワーク設定変更部145は、ネットワーク設定の変更情報を含んだ設定変更フレームを生成する。このネットワーク設定の変更情報には、上述したインターフレームギャップの期間の長さ等の変更の情報である。
そして、この設定変更フレームを各ネットワーク装置に対して送信する。ここで、変更される新しいネットワーク設定の変更情報はネットワーク設定レジスタ144に格納される。次に、ネットワーク設定の変更開始する時間情報を含んだフレームを生成し、所定の時間後に、各ネットワーク装置に送信する。そして、変更開始時間になったら、ネットワーク設定レジスタ144に格納されているネットワーク設定の変更情報によりネットワークの運用を開始する。
また、ネットワーク設定変更部145は、マスター装置でない他のネットワーク装置においては、上述したようなマスター装置が送信した設定変更フレームを受信し、ネットワーク設定の変更動作を行う。例えば、設定変更フレームを受信すると、ネットワーク設定レジスタ144に設定変更要求があったことを登録し、変更される新しいネットワークの設定情報をネットワーク設定レジスタ144に格納する。そして、マスター装置が送信したネットワーク設定の変更開始する時間情報を含んだフレームを受信し、その変更開始時間になったら、ネットワーク設定レジスタ144に格納されている、変更される新しいネットワークの設定情報によりネットワークの運用を開始する。
またここで、マスター装置において、ネットワーク設定変更部145が障害情報フレームを受信しネットワーク設定の変更を行う場合、そのネットワークの設定の変更をするかどうかの判断を、受信する障害情報フレームの数により判断してもよい。
例えば、図4のようにネットワーク装置104に対してのみクロックエラーが生じた場合、このクロックエラーが恒常的ではなく、偶然生じた可能性がある。このように、クロックエラーが偶然に生じた場合、これにより生じる一時的なフレームの衝突だけに対応するため、ネットワークの設定を変更しなければならなくなる。
これに対し、マスター装置のネットワーク設定変更部145が受信した障害情報フレームの数をネットワーク内の総ネットワーク装置数の比率により判断することで、ネットワーク設定の過剰反応的な変更を行わなくてすむようになる。つまり、ネットワーク内の総ネットワーク装置数による多数決判断により、例えば1つの障害情報フレームの受信だけでは、マスター装置によるネットワーク設定の変更を行わなくてすむようにしている。
また、マスター装置において、一定期間どのネットワーク装置から障害フレームが送信されたかを記憶しておいてもよい。この場合、特定のネットワーク装置から多数の障害フレームが来る場合は、当該クロックエラーが偶然生じたわけではないと判断し、ネットワークの設定の変更動作を行うようにすることができる。
また例えば、図8に示すように、マスター装置101に対して、ネットワーク装置102から106の全ての装置から障害情報フレームが送信された場合、マスター装置の生成するマスタークロック自体に異常があることが考えられる。このため、一時的なフレームの衝突だけでなく、ネットワーク内のネットワーク装置間において、常に同期がとれなくなっているためフレームの衝突も常に発生することが考えられる。よって、この場合においても、マスター装置のネットワーク設定変更部145が受信した障害情報フレームの数により、ネットワーク設定の変更を行うべきかどうかの判断を行えばよい。例えば、ネットワーク装置の総数の50%の数以上の障害情報フレームを受信した場合、ネットワーク設定の変更動作を行うようにする。なお、上記50%は一例であり、この数値に限られず、任意の数値としてよい。具体的には図8のように、ネットワーク内の装置の過半数からエラーが送信されれば、マスタークロックに異常があると判断してネットワーク設定の変更を行うようにする。
このように、マスター装置101のネットワーク設定変更部145が多数決判断により、ネットワーク設定の変更を行うべきかどうかの判断を行うことで無駄な設定の変更が起こらない効率的な、ネットワーク運用を行うことができる。
また更に、障害情報フレームに、マスタークロックと自装置のクロックとどの程度ずれが生じているかの情報を付加してもよい。この場合、マスター装置のネットワーク設定変更部145が、その付加された情報にあるずれ時間の長さ分をインターフレームギャップ等の帯域の長さとして設定してもよい。この場合、インターフレームギャップ等の帯域の長さを不要に長くしなくてすむ利点がある。また、ずれ時間が現在ネットワークで運用しているインターフレームギャップより短い場合、インターフレームギャップ等を短くするネットワークの設定の変更を行ってもよい。
ネットワーク設定レジスタ144は、マスター装置においては、上述したように、ネットワーク設定変更部145から送られるインターフレームギャップの帯域が拡張される等の変更される新しいネットワーク設定の変更情報を格納する。マスター装置でない他のネットワーク装置においては、ネットワーク設定レジスタ144は、上述したように、ネットワーク設定変更部145において設定変更フレームを受信され設定変更要求があったことの登録と、その設定変更フレーム内の変更される新しいネットワークの設定情報の格納を行う。
送信部146は、アプリケーション121からデータを受け取り、そのデータに送信先のネットワーク装置のアドレス情報等を付加して送信用のフレームを生成し、スイッチ140へ送る。その送信用のフレームは、予約転送区間、または自由転送区間に配置され、指定した送信先のネットワーク装置へ送信される。
受信部147は、ネットワークから受信した自装置宛のフレームをスイッチ140経由で受け取とり、フレーム内のデータをアプリケーション121へ送る。
図9のフローチャートを用いて、マスター装置と他の複数のネットワーク装置間の処理フローを示す。ここで、マスター装置と他の複数のネットワーク装置は、IEEE1588等の時間同期プロトコルを利用しているものとする。
まず、マスター装置のネットワーク設定変更部145が他のネットワーク装置の障害判定部143からの障害情報フレームを受信する(S201)。次に、マスター装置のネットワーク設定変更部145が、ネットワーク設定の変更のための動作を行い、その変更される新しいネットワーク設定の変更情報をネットワーク設定レジスタ144に登録する(S202)。次に、マスター装置のネットワーク設定変更部145が、上記ネットワーク設定の変更情報を含んだ設定変更フレームを生成、各ネットワーク装置に送信し(S203)、所定の時間待機する(S204)。
他の複数のネットワーク装置のネットワーク設定変更部145が、前記設定変更フレームを受信し(S208)、その設定変更フレームに含まれるネットワーク設定の変更情報をネットワーク設定レジスタ144に登録する(S209)。
上述した所定の時間後、マスター装置のネットワーク設定変更部145が他の複数のネットワーク装置へ、ネットワーク設定の変更を開始する時間情報を含んだフレームを生成し、各ネットワーク装置に送信する(S205)。ここで、所定の時間マスター装置が待機しているが、所定の時間とは、他の複数のネットワーク装置が、設定変更フレームを受信し、ネットワーク設定の変更情報をネットワーク設定レジスタ144に登録するのに十分な時間である。
次に、他の複数のネットワーク装置のネットワーク設定変更部145が、ネットワーク設定の変更を開始する時間情報を含んだフレームを受信する(S210)。そして、その時間情報の時間になった時点に、変更されたネットワークの設定によるネットワークの運用が開始される(S211)。同時に、マスター装置でも、変更されたネットワークの設定において運用が開始される(S206)。ここで、マスター装置と他の複数のネットワーク装置の同時動作は、上述したようにIEEE1588等の時間同期プロトコルを利用していることにより可能である。
さらに、マスター装置と他の複数のネットワーク装置は、ネットワークの設定が変更され、アイドル区間が変更されるため、自装置のアプリケーション121にタイムスロット内の帯域予約の解除を通知し、再度帯域予約を行う(S207、S212)。
また、図10のフローチャートに示すように、S209の処理後、他の複数のネットワーク装置のネットワーク設定変更部145がマスター装置へ、変更確認フレームを送信し(S214)、その変更確認フレームをマスター装置のネットワーク設定変更部145が受信することで(S214)、S205の処理を開始してもよい。この場合、他の複数のネットワーク装置が、設定変更フレームを受信し、ネットワーク設定の変更情報をネットワーク設定レジスタ144に登録が終了したことが正確にわかるメリットがある。
以上、説明したように、本発明の実施の形態によるネットワーク装置では、マスター装置と他のネットワーク装置間のクロックのずれの判定を行い、他のネットワーク装置は異常があると判断した場合にマスター装置に対して障害情報フレームを送信する。この障害情報フレームにより、マスター装置はインターフレームギャップやサイクルエンドフレームギャップEの期間を拡張等するネットワークの設定の変更を行う。さらに、このネットワークの設定の変更を他の複数のネットワーク装置も行い、マスター装置と同時に運用を開始する。
これは、ネットワークの安定化を、マスタークロックのクロックレベルでの障害発見処理、タイムスロットの運用時間に関する障害対策処理を連携させて行っている。このことにより、IEEE1588のような高精度の同期プロトコルを利用したサイクル型のネットワーク通信において、各装置のクロックに故障や劣化等の異常が発生した場合であっても、サイクル型転送通信において安定したネットワーク運用が可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものでなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能であり、例えば以下に示すようなものがある。
上述した実施例では、マスター装置のネットワーク設定変更部145が障害情報フレームを受信し、ネットワーク設定の変更のための動作を行い、その変更される新しいネットワーク設定の変更情報を他のネットワーク装置に送信している。ここで、上記一連の動作をマスター装置ではなく、他のネットワーク装置のうちの一台が行ってもよい。例えば、図4で説明したような、マスタークロックと自装置のクロックとのずれの大きさがクロックエラー領域にあるネットワーク装置104のネットワーク設定変更部145が行ってもよい。この場合、障害情報フレームの生成と送信の処理が省略できるメリットを有する。但し、この場合は、マスタークロックと自装置のクロックとのずれの大きさがクロックエラー領域にあるネットワーク装置が、複数ある場合も考えられる。このため、前記複数の装置うち、どの装置がネットワーク設定の変更を行い、その変更される新しいネットワーク設定の変更情報を他のネットワーク装置に送信するかの優先度を予め決めておく必要がある。
実施の形態にかかるネットワークの概略図である。 実施の形態にかかるネットワーク装置のブロック図である。 実施の形態にかかるネットワーク装置が行う判定処理の動作を説明する概念図である。 実施の形態にかかるネットワーク装置が行う判定処理の動作を説明する概念図である。 実施の形態にかかるネットワーク装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態にかかるネットワークの設定変更を説明する概念図である。 実施の形態にかかるネットワークの設定変更を説明する概念図である。 実施の形態にかかるネットワーク装置が行う判定処理の動作を説明する概念図で 実施の形態にかかるネットワークの設定変更を説明する概念図である。 実施の形態にかかるネットワークの設定変更を説明する概念図である。 従来のサイクル型ネットワーク通信の1サイクル分のタイムスロットを示す図である。 従来のネットワークの概略図である。
符号の説明
100 ネットワーク
101から106 ネットワーク装置
121 アプリケーション
122 通信ロジック
123、124、125 ポート
131 受信ポート
132 送信ポート
140 スイッチ
141 マスタークロック生成部
142 サイクルタイマー
143 エラー信号生成部
144 ネットワーク設定レジスタ
145 ネットワーク設定変更部
146 送信部
147 受信部

Claims (9)

  1. 送信データをフレーム単位に分割し、一定の期間毎に複数のフレームを送受信するサイクル型データ転送を行うネットワーク装置であって、
    ネットワークにおけるマスタークロックと、自装置のクロックとのずれ情報に基づきネットワークの障害を判定する障害判定部と、
    前記障害判定部による判定結果に基づき前記フレーム間に設けられるギャップの時間の長さを調節するネットワーク設定変更部と、
    を有するネットワーク装置。
  2. 前記設定変更部が調節した、前記ギャップの時間の長さについての情報を他のネットワーク装置に送信する請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記ギャップの時間の長さを拡張することにより調節する請求項1または請求項2に記載のネットワーク装置。
  4. 複数のネットワーク装置で構成され、送信データをフレーム単位に分割し、一定の期間毎に複数のフレームをネットワーク装置間で送受信するサイクル型データ転送を行うネットワークシステムであって、
    前記複数のネットワーク装置のうちの1つはネットワーク装置間の同期をとるためのマスタークロック情報を送信するマスター装置であり、
    前記マスター装置以外のネットワーク装置は、前記マスタークロック情報に基づいて自装置のクロックのずれを示すエラー信号を送信し、
    前記マスター装置は、前記マスター装置以外のネットワーク装置からの前記エラー信号に基づき前記フレーム間に設けられるギャップの時間の長さを調節する変更情報の生成と送信を行い、前記複数のネットワーク装置は、前記変更情報に基づいて前記ギャップの設定を行うネットワークシステム。
  5. 前記エラー信号は、前記マスタークロック情報に基づき前記自装置のクロックのずれが所定の範囲にあることを示す請求項4に記載のネットワークシステム。
  6. 前記マスター装置は、前記マスター装置以外のネットワーク装置からの前記エラー信号の数に基づき前記フレーム間に設けられるギャップの時間の長さを調節する変更情報の生成と送信を行う請求項4または請求項5に記載のネットワークシステム。
  7. 前記マスター装置以外のネットワーク装置の数は少なくとも2以上である請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
  8. 前記マスター装置が、同期クロックの異常を判定する場合の前記エラー信号数は、前記マスター装置以外のネットワーク装置の総数に対して所定の割合である請求項7に記載のネットワークシステム。
  9. 前記変更情報は、変更を開始するための変更時間情報を更に含み、前記複数のネットワーク装置は、前記変更時間になった時点で前記ギャップの設定を行う請求項4に記載のネットワークシステム。
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