JP4895294B2 - パーティクルモニタシステム及び基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パーティクルモニタシステム及び基板処理装置に関し、特に、基板処理装置の収容室や排気管内におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムに関する。
基板としてのウエハを収容するチャンバと、該チャンバ内のパーティクルやガスを排出する排気管とを有する基板処理装置が知られている。この基板処理装置では、チャンバ内に収容したウエハに所望の処理、例えば、エッチング処理やCVD(Chemical Vapor Deposition)処理を施すが、処理を繰り返すうちに、チャンバ内には反応生成物やデポジットを起源とするパーティクルが発生する。チャンバ内のパーティクルの数が増加するとウエハに付着するパーティクルが増加してウエハから製造される半導体デバイスの歩留まりが低下する。したがって、チャンバ内のパーティクルを定期的に検出する必要がある。
チャンバ内のパーティクルの検出方法として、排気管内を流れるパーティクルの数を検出し、検出結果からチャンバ内のパーティクルの数や大きさを推定する方法が知られている。この検出方法には、通常、散乱光を利用するISPM(In Situ Particle Monitor)が用いられる。ISPMとして、パーティクルに向けてレーザービームを照射するレーザーダイオードと、このときに生じる散乱光を受光するCCD受光素子とを有し、受光された散乱光量に基づいてパーティクルの大きさ等を求めるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このISPMでは、パーティクルから全方位に向けて散乱光が発生するが、CCD受光素子はパーティクルの全面に対向することができないため、CCD受光素子が受光可能な散乱光は、パーティクルから全方位に向けて発生する散乱光の一方向における成分のみである。
一方、近年、ウエハから製造される半導体デバイスの小型化が進み、ウエハにおいて求められるトレンチの幅やビアホールの径は数10nm程度まで小さくなっている。また、半導体デバイスにおける層間膜のより一層の薄膜化も求められている。そのため、基板処理装置のチャンバ内で検出すべきパーティクルの大きさは数10nm程度になっている。
特開平5−206235号公報
しかしながら、上述したように、散乱光を利用する従来のISPMはパーティクルから全方位に向けて発生する散乱光の一方向における成分を受光するだけなので、散乱光を大量に発生させることが可能な、余程大きなパーティクルでなければ検出することができず、例えば、検出可能なパーティクルの大きさの下限は200nmである。すなわち、散乱光を利用する従来のISPMは大きさが数10nm程度の微小なパーティクルを検出することができないという問題がある。
本発明の目的は、微小なパーティクルを検出することができるパーティクルモニタシステム及び基板処理装置を提供することにある。
求項1記載のパーティクルモニタシステムは、基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置と、前記空間に複数の前記レーザ光の光路が位置するように前記レーザ光を反射する複数の反射装置とを備え、前記複数の反射装置は前記空間に配置され、前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とする。
請求項記載のパーティクルモニタシステムは、請求項1記載のパーティクルモニタシステムにおいて、前記レーザ光照射装置及び前記空間は対向せず、前記複数の反射装置は、前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光を、該レーザ光が前記空間を経由して前記レーザ光測定装置に入射するように反射することを特徴とする。
請求項記載のパーティクルモニタシステムは、基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置とを備え、前記レーザ光照射装置は帯状のレーザ光を照射し、該帯状のレーザ光は前記空間の断面を覆い、前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とする。
求項載の基板処理装置は、基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管と、パーティクルを検出するパーティクルモニタシステムとを備える基板処理装置であって、前記パーティクルモニタシステムは、前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置と、空間に複数の前記レーザ光の光路が位置するように前記レーザ光を反射する複数の反射装置とを備え、前記複数の反射装置は前記空間に配置され、前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とする。
請求項5記載の基板処理装置は、基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管と、パーティクルを検出するパーティクルモニタシステムとを備える基板処理装置であって、前記パーティクルモニタシステムは、前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置とを備え、前記レーザ光照射装置は帯状のレーザ光を照射し、該帯状のレーザ光は前記空間の断面を覆い、前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とする。
請求項1記載のパーティクルモニタシステム及び請求項記載の基板処理装置によれば、レーザ光測定装置は、パーティクルが存在する可能性のある収容室内又は排気管内の空間を通過したレーザ光の光路上に配されるので、上記空間を通過したレーザ光はレーザ光測定装置によって受光される。上記空間にパーティクルが存在せず、レーザ光がパーティクルと交差しない場合には、レーザ光のエネルギは殆ど低下することがない一方、上記空間にパーティクルが存在し、レーザ光がパーティクルと交差する場合には、パーティクルは該レーザ光を散乱させてエネルギを分散させると共に該レーザ光のエネルギを吸収するため、パーティクルと交差した後のレーザ光のエネルギは大幅に低下する。したがって、レーザ光がパーティクルと交差しない場合におけるレーザ光のエネルギと、レーザ光がパーティクルと交差する場合におけるレーザ光のエネルギとの差が大きくなるため、例え、パーティクルが微小であって該パーティクルによるレーザ光の散乱量や吸収量が小さいときでも、上記エネルギの差は明りょうに発生する。その結果、上記空間を通過したレーザ光のエネルギを測定してエネルギの差の発生を観測することにより、微小なパーティクルを検出することができる。
また、請求項記載のパーティクルモニタシステム及び請求項4記載の基板処理装置によれば、複数の反射装置でレーザ光を反射させて空間に複数のレーザ光の光路を位置させるので、可動ミラーを用いて上記空間をレーザ光によって走査することなく、上記空間に存在するパーティクルがレーザ光と交差する確率を高めることができ、もって、パーティクルの検出確率を高めることができると共に、コスト低減及び信頼性向上を実現することができる。
請求項記載のパーティクルモニタシステムによれば、レーザ光照射装置から照射されたレーザ光は、該レーザ光がレーザ光照射装置に対向しない空間を経由してレーザ光測定装置に入射するように、複数の反射装置によって反射されるので、レーザ光照射装置と対向しない空間に存在するパーティクルを検出することができる。
請求項記載のパーティクルモニタシステム及び請求項5記載の基板処理装置によれば、レーザ光照射装置から照射された帯状のレーザ光はパーティクルが存在する可能性のある空間の断面を覆うので、可動ミラーを用いて上記空間をレーザ光によって走査することなく、上記空間に存在するパーティクルがレーザ光と交差させることができ、もって、パーティクルの検出確率を確実に高めることができると共に、コスト低減及び信頼性向上を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
図1において、基板処理装置10は、例えば、直径が300mmの半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という。)Wを収容するチャンバ11(収容室)を有し、該チャンバ11内の下方には台状の下部電極12が配置され、チャンバ11内の上方には、下部電極12と対向するように、上部電極13が配置される。
下部電極12及び上部電極13は、下部電極12及び上部電極13の間の処理空間Sに高周波電力を印加する。また、下部電極12はチャンバ11内に収容されたウエハWを載置する載置台を兼ね、上部電極13は処理空間Sに処理ガス等を供給するシャワーヘッドを兼ねる。
チャンバ11内では、処理空間Sに供給された処理ガスから高周波電力によってプラズマが発生し、該プラズマによってウエハWにCVD処理が施される。この基板処理装置10では、CVD処理を繰り返すうちに、チャンバ11内に反応生成物やデポジットを起源とするパーティクルが発生する。
チャンバ11は、APC(Adaptive Pressure Control)バルブ14を介してTMP(Turbo Molecular Pump)15と連通すると共に、円筒状のバイパスライン16(排気管)を介してDP(Dry Pump)17(排気装置)と連通する。また、TMP15はメインライン18を介してバイパスライン16と連通する。バイパスライン16の途中にはバルブ19が配される。APC14はチャンバ11内の圧力を制御し、バルブ19はバイパスライン16の開閉を行う。
DP17は、バイパスライン16を介してチャンバ11内のガスやパーティクルを排出する。また、DP17はチャンバ11内を大気圧から低真空状態まで減圧し、TMP15はDP17と協働してチャンバ11内を低真空状態より低い圧力である高真空状態(例えば、133Pa(1Torr)以下)まで減圧する。
バイパスライン16において、バルブ19及びDP17の間に、ISPM20が配される。ISPM20は、バイパスライン16内の空間(パーティクルが存在する可能性のある空間)に向けてレーザ光を照射するレーザ光発振器21(レーザ光照射装置)と、該レーザ光発振器21から照射されてバイパスライン16内の空間を通過したレーザ光の光路上に配されるレーザパワー測定器22(レーザ光測定装置)とを有する。レーザパワー測定器22は、バイパスライン16内の空間を通過したレーザ光のエネルギを測定する。測定されたエネルギは電気信号に変換されてPC(図示しない)に送信される。該PCは送信された電気信号に基づいてバイパスライン16内を流れるパーティクルの数や大きさを検出する。
基板処理装置10では、ISPM20を用いてチャンバ11内のパーティクルの数や大きさを推定する際に、APC14を閉鎖すると共にバルブ19を開弁し、まず、DP17によってチャンバ11内を減圧する一方、上部電極13からNガスやドライエアを大量にチャンバ11内へ導入してチャンバ11内の圧力を133Pa(1Torr)に維持する。圧力が133Pa以上であると、Nガス等の粘性力がチャンバ11内のパーティクルに作用し、Nガス等は、パーティクルを巻き込んだままバイパスライン16へ吸引されるため、結果としてチャンバ11内のパーティクルはバイパスライン16内を流れる。ISPM20はバイパスライン16内を流れるパーティクルの数や大きさを検出する。
図2は、パーティクル及びレーザ光の交差時におけるレーザ光の散乱及び吸収を示す模式図である。
図2に示すように、バイパスライン16内の空間に存在するパーティクルPが、レーザ光発振器21から照射された入射レーザ光Linと交差すると、パーティクルPは入射レーザ光Linの一部を該パーティクルPの全方位に向けて散乱させると共に、入射レーザ光Linの一部を吸収する。図において、散乱されるレーザ光は散乱レーザ光Lscaで示され、吸収されるレーザ光は吸収レーザ光Labsで示される。一方、入射レーザ光LinがパーティクルPと交差してその一部が散乱され且つ吸収された後のレーザ光としての交差後レーザ光Loutは、入射レーザ光Linの光路の延長上に沿って直進する。
従来の散乱光を利用するISPMでは、CCD受光素子がパーティクルPと一方向からしか対向しないため、CCD受光素子は散乱レーザ光Lscaの一方向成分である観測レーザ光Lobsのみしか受光(観測)できない。したがって、CCD受光素子が受光する観測レーザ光Lobsのエネルギは、入射レーザ光Linのエネルギと比較して非常に小さい。そのため、交差するパーティクルPが微小であり、散乱レーザ光Lscaが小さいと、CCD受光素子が受光する観測レーザ光Lobsのエネルギはほぼ0に等しい。その結果、従来の散乱光を利用するISPMでは、微小なパーティクルPを検出できない。
本実施の形態では、これに対応して、散乱レーザ光Lscaの一方向成分である観測レーザ光Lobsを観測せず、交差後レーザ光Loutを観測する。交差後レーザ光Loutは入射レーザ光Linが全て遮られない限りそのエネルギが0となることは無いため、交差後レーザ光Loutのエネルギは観測レーザ光Lobsのエネルギよりも遙かに大きい。また、交差後レーザ光Loutは入射レーザ光Linから散乱レーザ光Lsca及び吸収レーザ光Labsを除去されたものであり、散乱レーザ光Lsca及び吸収レーザ光Labsのエネルギは観測レーザ光Lobsのエネルギよりも大きいため、入射レーザ光Linのエネルギと、交差後レーザ光Loutのエネルギとの差は大きい。したがって、例え、交差するパーティクルPが微小であって散乱レーザ光Lscaのエネルギや吸収レーザ光Labsのエネルギが小さいときでも、入射レーザ光Linのエネルギ及び交差後レーザ光Loutのエネルギの差は明りょうに発生する。
ここで、入射レーザ光LinのエネルギをEinとし、散乱レーザ光LscaのエネルギをEscaとし、吸収レーザ光LabsのエネルギをEabsとし、観測レーザ光LobsのエネルギをEobsとし、交差後レーザ光LoutのエネルギをEoutとすると、以下の関係式(1)、(2)、(3)が成立する。
Eout = Ein − Esca − Eabs … (1)
Eout ≫ Eobs … (2)
Eobs = Esca × α (α ≪ 1) … (3)
一方、バイパスライン16内の空間に存在するパーティクルPが、レーザ光発振器21から照射された入射レーザ光Linと交差しない場合、レーザパワー測定器22は入射レーザ光Linのエネルギを測定する。
バイパスライン16内の空間に存在するパーティクルPが入射レーザ光Linと交差する場合に測定されるエネルギは交差後レーザ光Loutのエネルギであり、入射レーザ光Linと交差しない場合に測定されるエネルギは入射レーザ光Linのエネルギであり、入射レーザ光Linのエネルギ及び交差後レーザ光Loutのエネルギの差は明りょうに発生するため、レーザパワー測定器22によってバイパスライン16内の空間を通過したレーザ光Lのエネルギを測定してエネルギの差の発生を観測することにより、バイパスライン16内の空間に存在する微小なパーティクルPを検出することができる。
図3は、本実施の形態におけるレーザ光のエネルギの測定結果の一例を示すグラフである。
図3において、微小なパーティクルPが入射レーザ光Linと交差する場合に該当する観測点P1〜P5では、測定されるレーザ光Lのエネルギが明りょうに低下するため、レーザ光Lのエネルギを測定することにより、微小なパーティクルPを検出可能であることが分かった。
また、従来の散乱光を利用するISPMでは、パーティクルが存在する可能性がある空間に向けてレーザ光を照射するだけであったため、該空間にはレーザ光の1つの光路が位置するのみである。さらに、レーザーダイオードから照射されるレーザ光の光幅は小さいため、上記空間に存在するパーティクルがレーザ光の光路と交差する確率は低く、さらに、検出系の焦点は小さい。したがって、パーティクルの検出確率が低い。
そこで、可動ミラーを用いて上記空間をレーザ光によって走査することにより、パーティクルがレーザ光の光路と交差する確率を高める方法も提案されているが、レーザ光の走査速度には限界があるため、高速で移動するパーティクルは、往々にしてレーザ光と交差することなく、上記空間を通過する。また、可動ミラーは可動部を有するため故障しやすく、システムのコストを上昇させ、信頼性を低下させる。
本実施の形態は、これに対応して、可動ミラーを用いることなくパーティクル及びレーザ光の光路の交差確率を高める。
図4は、図1における線IV−IVに沿う断面図である。
図4において、バイパスライン16の内壁面には複数のレーザ反射ミラー23(反射装置)が配される。各レーザ反射ミラー23は、入射されたレーザ光Lを他の1つのレーザ反射ミラー23に向けて反射し、複数のレーザ反射ミラー23の少なくとも1つはレーザ光発振器21と対向し、他の少なくとも1つはレーザパワー測定器22と対向する。
レーザ光発振器21から照射されるレーザ光Lは、バイパスライン16内において複数のレーザ反射ミラー23によって反射されるため、バイパスライン16内の空間には少なくとも2以上のレーザ光Lの光路が位置することになり、これにより、バイパスライン16内の空間に存在するパーティクルPがレーザ光Lと交差する確率を高めることができる。また、少なくとも1つのレーザ反射ミラー23がレーザパワー測定器22と対向するため、複数のレーザ反射ミラー23によって反射されたレーザ光は最終的にレーザパワー測定器22によって受光される。したがって、レーザパワー測定器22はバイパスライン16内の空間を通過したレーザ光Lの光路上に配されることになる。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振器21、レーザパワー測定器22及び複数のレーザ反射ミラー23がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、レーザパワー測定器22は、バイパスライン16内の空間を通過したレーザ光Lの光路上に配されるので、上記空間を通過したレーザ光Lはレーザパワー測定器22によって受光され、そのエネルギが測定される。ここで、上記空間にパーティクルPが存在せず、レーザ光LがパーティクルPと交差しない場合に測定されるエネルギは入射レーザ光Linのエネルギである一方、上記空間にパーティクルPが存在し、レーザ光LがパーティクルPと交差する場合に測定されるエネルギは交差後レーザ光Loutのエネルギである。上述したように、例え、パーティクルPが微小であって散乱レーザ光Lscaのエネルギや吸収レーザ光Labsのエネルギが小さいときでも、入射レーザ光Linのエネルギ及び交差後レーザ光Loutのエネルギの差は明りょうに発生する。したがって、上記空間を通過したレーザ光Lのエネルギを測定してエネルギの差の発生を観測することにより、バイパスライン16内の空間に存在する微小なパーティクルPを検出することができる。
上述した基板処理装置10では、複数のレーザ反射ミラー23にレーザ光Lを反射させてバイパスライン16内の空間に少なくとも2以上のレーザ光Lの光路を位置させるので、上記空間に存在するパーティクルPがレーザ光Lと交差する確率を高めることができ、もって、パーティクルPの検出確率を高めることができる。また、可動ミラーを用いて上記空間をレーザ光Lによって走査する必要がないため、基板処理装置10やパーティクルモニタシステムのコスト低減及び信頼性向上を実現することができ、さらには、高速で移動するパーティクルPがレーザ光Lと交差する確率も高めることができる。
なお、上述した基板処理装置10において、複数のレーザ反射ミラー23にレーザ光Lを反射させる際、バイパスライン16内の空間に位置するレーザ光Lの2つの光路が交差した場合、該交差点にパーティクルPが存在すると、レーザ光Lは、同一のパーティクルPによって2度散乱され、且つそのエネルギが2度吸収されるため、交差後レーザ光LoutにはパーティクルPの影響が2度反映されてしまう。したがって、バイパスライン16内の空間に位置するレーザ光Lの2以上の光路が交差しないように、複数のレーザ反射ミラー23にレーザ光Lを反射させるのが好ましい。
なお、上述した基板処理装置10では、レーザ光発振器21が発振するレーザ光の種類に特に制限はなく、その波長にも制限はない。また、レーザ反射ミラー23を構成する材料にも制限はないが、バイパスライン16内に進入するプラズマ等によって反射効率が低下しないもの、例えば、耐プラズマ性を有するものが好ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクルモニタシステムの構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
従来の散乱光を利用するISPMでは、パーティクルが存在する可能性がある空間に向けてレーザーダイオードから直接にレーザ光を照射していたため、レーザーダイオードと対向しない空間に存在するパーティクルを検出することは不可能であった。本実施の形態では、これに対応して、以下の構成を有する。
図5は、本実施の形態における複数のレーザ反射ミラーの配置状況を概略的に示す断面図である。
図5において、バイパスライン16’はレーザ光発振器21と対向しない凹部24を有し、バイパスライン16’及び凹部24の内壁面には複数のレーザ反射ミラー25(反射装置)が配される。また、レーザ光発振器21及びレーザパワー測定器22はそれぞれ凹部24と対向しない箇所に配される。各レーザ反射ミラー25は、入射されたレーザ光を他の1つのレーザ反射ミラー25に向けて反射する。
複数のレーザ反射ミラー25の少なくとも1つはレーザ光発振器21と対向し、他の少なくとも1つはレーザパワー測定器22と対向する。また、バイパスライン16’の内壁面に配された複数のレーザ反射ミラー25の一部は、レーザ光発振器21から入射されたレーザ光Lを反射して凹部24内の空間に導き、凹部24の内壁面に配された複数のレーザ反射ミラー25は、凹部24内の空間に少なくとも2以上のレーザ光Lの光路が位置し且つレーザ光Lが最終的に凹部24内の空間から出射するように、凹部24内の空間に導かれたレーザ光Lを反射し、バイパスライン16’の内壁面に配された複数のレーザ反射ミラー25の残りは、凹部24内の空間から出射されたレーザ光Lがレーザパワー測定器22に入射するように、レーザ光Lを反射する。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振器21、レーザパワー測定器22及び複数のレーザ反射ミラー25がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、レーザ光発振器21から照射されたレーザ光Lは、該レーザ光Lが凹部24内の空間を経由してレーザパワー測定器22に入射するように、複数のレーザ反射ミラー25によって反射されるので、凹部24内の空間に存在するパーティクルを検出することができる。
また、上述した基板処理装置では、レーザ光Lが、凹部24内の空間において少なくとも2以上のレーザ光Lの光路が位置するように反射されるため、凹部24内の空間の空間に存在するパーティクルPがレーザ光Lと交差する確率を高めることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムについて説明する。
本実施の形態は、その構成、作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、パーティクルモニタシステムの構成が異なるのみであるので、重複した構成、作用については説明を省略し、以下に異なる構成、作用についての説明を行う。
図6は、本実施の形態におけるパーティクルモニタシステムの構成を概略的に示す断面図である。図6に示す断面の基板処理装置における位置は、図4に示す断面の位置と同じである。
図6において、レーザ光発振器21及びバイパスライン16の間には、凹レンズ26a及び凸レンズ26bからなる入射光学系26が配され、バイパスライン16及びレーザパワー測定器22の間には、凹レンズ27a及び凸レンズ27bからなる出射光学系27が配される。入射光学系26は、レーザ光発振器21が照射する線状レーザ光Lnを帯状に拡幅して帯状レーザ光Lbをバイパスライン16の空間に向けて出射し、出射光学系27はバイパスライン16の空間を通過した帯状レーザ光Lbを線状に縮幅して線状レーザ光Ln’をレーザパワー測定器22に向けて出射する。
本実施の形態では、入射光学系26が出射する帯状レーザ光Lbの幅は、バイパスライン16の内径とほぼ同じに設定されるため、帯状レーザ光Lbはバイパスライン16の空間の断面を殆ど覆う。したがって、バイパスライン16内の空間に存在するパーティクルPは帯状レーザ光Lbと交差する。
なお、本実施の形態では、レーザ光発振器21、レーザパワー測定器22、入射光学系26及び出射光学系27がパーティクルモニタシステムを構成する。
本実施の形態に係る基板処理装置及びパーティクルモニタシステムによれば、レーザ光発振器21から照射され且つ入射光学系26によって拡幅された帯状レーザ光Lbはバイパスライン16内の空間の断面を殆ど覆うので、上記空間に存在するパーティクルPを、例えば、高速で移動するパーティクルPであっても、帯状レーザ光Lbと交差させることができ、もって、パーティクルPの検出確率を確実に高めることができる。また、可動ミラーを用いて上記空間をレーザ光Lによって走査する必要がないため、基板処理装置やパーティクルモニタシステムのコスト低減及び信頼性向上を実現することができる。
上述した各実施の形態では、ISPM20をバイパスライン16に設けることにより、バイパスライン16内の空間に存在するパーティクルPを検出したが、レーザ光発振器21及びレーザパワー測定器22を、図7に示すように、チャンバ11の側壁に設けてチャンバ11内の空間(特に処理空間S)に存在するパーティクルPを検出してもよい。
また、各実施の形態におけるパーティクルモニタシステムは、減圧雰囲気であるバイパスライン16内の空間やチャンバ11内の空間に存在するパーティクルPだけでなく、大気圧の雰囲気におけるパーティクル、例えば、クリーンルームや基板搬送装置であるローダモジュール内のパーティクルを検出するために用いることもできる。
また、各実施の形態におけるパーティクルモニタシステムでは、レーザパワー測定器22によってバイパスライン16内や凹部24内の空間を通過したレーザ光Lのエネルギを測定してエネルギの差の発生を観測するのみであったが、観測可能であればレーザ光L及びパーティクルPの交差によって生じる散乱レーザ光Lscaの一方向成分である観測レーザ光Lobsも合わせて観測し、レーザ光Lのエネルギ差及び散乱に基づいて、パーティクルPを検出してもよく、これにより、検出感度をより高めることができる。
なお、上述した各実施の形態では、基板処理装置によってCVD処理が施される基板が半導体ウエハWであったが、基板はこれに限られず、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD(Flat Panel Display)等のガラス基板であってもよい。また、基板処理装置が基板に施す処理も、CVD処理ではなく、エッチング処理等であってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。 パーティクル及びレーザ光の交差時におけるレーザ光の散乱及び吸収を示す模式図である。 本実施の形態におけるレーザ光のエネルギの測定結果の一例を示すグラフである。 図1における線IV−IVに沿う断面図である。 本発明の第2の実施の形態における複数のレーザ反射ミラーの配置状況を概略的に示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるパーティクルモニタシステムの構成を概略的に示す断面図である。 チャンバ内の空間におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムを備える基板処理装置の構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
P パーティクル
S 処理空間
W ウエハ
10 基板処理装置
11 チャンバ
16 バイパスライン
17 DP
20 ISPM
21 レーザ光発振器
22 レーザパワー測定器
23,25 レーザ反射ミラー
24 凹部
26 入射光学系
27 出射光学系

Claims (5)

  1. 基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、
    前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、
    前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置と、
    前記空間に複数の前記レーザ光の光路が位置するように前記レーザ光を反射する複数の反射装置とを備え
    前記複数の反射装置は前記空間に配置され、
    前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とするパーティクルモニタシステム。
  2. 前記レーザ光照射装置及び前記空間は対向せず、
    前記複数の反射装置は、前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光を、該レーザ光が前記空間を経由して前記レーザ光測定装置に入射するように反射することを特徴とする請求項1記載のパーティクルモニタシステム。
  3. 基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管とを有する基板処理装置におけるパーティクルを検出するパーティクルモニタシステムであって、
    前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、
    前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置とを備え、
    前記レーザ光照射装置は帯状のレーザ光を照射し、該帯状のレーザ光は前記空間の断面を覆い、
    前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とするパーティクルモニタシステム。
  4. 基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管と、パーティクルを検出するパーティクルモニタシステムとを備える基板処理装置であって、
    前記パーティクルモニタシステムは、前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、
    前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置と、
    空間に複数の前記レーザ光の光路が位置するように前記レーザ光を反射する複数の反射装置とを備え
    前記複数の反射装置は前記空間に配置され、
    前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とする基板処理装置。
  5. 基板を収容して処理を施す収容室と、該収容室内のガスを排出する排気装置と、前記収容室及び前記排気装置を連通する排気管と、パーティクルを検出するパーティクルモニタシステムとを備える基板処理装置であって、
    前記パーティクルモニタシステムは、前記パーティクルが存在する可能性のある前記収容室内又は前記排気管内の空間に向けてレーザ光を照射するレーザ光照射装置と、
    前記空間を通過したレーザ光の光路上に配され、前記レーザ光のエネルギを測定するレーザ光測定装置とを備え、
    前記レーザ光照射装置は帯状のレーザ光を照射し、該帯状のレーザ光は前記空間の断面を覆い、
    前記レーザ光照射装置から照射されたレーザ光のエネルギと前記レーザ光測定装置が測定した前記レーザ光のエネルギとの差から前記空間に存在するパーティクルを検出することを特徴とする基板処理装置。
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