JP4895179B2 - 撮像装置、撮像装置の制御部及び撮像装置の制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御部及び撮像装置の制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、撮像装置の制御部及び撮像装置の制御方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関する。
無線通信において、無線部の消費電力を低減するモードの一つに、間欠受信モードがある。これは無線端末が、データトラヒックが無い状態にて基地局の報知情報のみ受信し、それ以外の時間は無線部を休眠状態に移行するものである。IEEE802.11においては上記機能をパワーセーブモードとして規定している。
基地局があるインフラストラクチャネットワークにおいては、パワーセーブモードは、アクセスポイント(AP)から送信される通常100ms毎の周期的なビーコン送信に合わせる。そして、これを受信すべくステーション(STA)において無線部を起動して(Awake状態)受信動作を行い、APがビーコンを送信しない期間はSTAの無線部を休眠状態(Doze状態)に移行させる。
Doze時の消費電力はAwake時の1%未満でありAwake時間を5ms程度に設定すると平均消費電力を9割以上削減することが可能となる。
基地局を介さないアドホックネットワークにおいては、自STAがビーコン送信を行う場合もあるため、ビーコン送信タイミング(TBTT:target beacon transmission time)に合わせてビーコン受信を行う。そして、所定のタイミングにてビーコンが受信できなかった場合は自STAがビーコン送信を行う。このように、アドホックネットワークでは、ビーコン送信も行うため、送信時の消費電力は特に大きくなる。
一方、無線デバイスにはスリープモードという機能を有するものがある。これは無線デバイス中のRF(Radio Frequency)部、BB(Base Band)部などへの給電を停止し、無線部の消費電力の低減を図るものである。
上記パワーセーブモード、スリープモードの使用方法について特許文献1に開示されている。本文献においては、パーソナルコンピュータ(PC)がAC駆動の場合、ノーマルモードを使用し、電池駆動の場合にパワーセーブモードを使用し、APとの通信ができない場合に、スリープモードを使用する方法が記載されている。
特開2003−108271号公報 ANSI/IEEE Std 802.11, 1999 Edition
しかしながら、無線機能を搭載する装置がPCよりさらに小型電池で駆動する必要のあるカメラ付き携帯電話、デジタルカメラ等では、単にパワーセーブモードとするだけでは電池容量上の問題が発生する。
例えば、レリーズ時に駆動する機械部品が多い一眼レフデジタルカメラの場合、レリーズ時のピーク電力と無線部駆動時のピーク電流が重なった場合でも動作するように電源設計をする必要がある。このように電源設計をしたとしても、電池の内部抵抗があるため、前記2つのピーク電力が重なった場合、電池が出力する電流の増大により出力電圧が低下する。このため前記2つの機能を動作する場合、必要な電池電圧を維持して動作可能な時間が縮まり、まだ電池残量があるにも関らず電池切れ状態が発生してしまうという問題がある。
ところが、上記従来例のようにパワーセーブモードはカメラ側で発生するピーク電流とビーコンタイミングに相関がないため、2つの機能のピーク電流の重なりを避けることができない。また、スリープモードは無線切断状態で使用することが前提のため、切断動作を行ってからスリープモードに移行することとなる。この場合、手順が煩雑であり、シャッターレリーズなど短時間応答が要求される用途には使用できないと言う問題があった。
本発明の目的は、撮像機能部の動作の際の最大電流容量を緩和することにある。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮影を行うための撮像機能部と、外部機器と通信するための無線機能部と、前記撮影機能部および前記無線機能部に給電する電源部とを有する撮像装置において、前記撮像機能部の所定の動作開始を指示する動作開始指示を検出する検出手段と、前記検出手段によって前記動作開始指示が検出された際、前記無線機能部による送信電力を、所定の初期値から、前記所定の動作を行う際に前記撮像機能部で消費される消費電流と前記無線機能部で消費される消費電流との合計が前記電源部における電力供給不足とならず、かつ前記無線機能部による前記外部機器との通信を継続できるゼロよりも大きい所定の値に低減する低減手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、外部機器との通信を継続しつつ、撮像機能部の動作の際に無線機能部おける送信電力を低減させるので、撮像機能部の動作の際の最大電流容量を緩和することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のカメラとパーソナルコンピュータ(以降PC)からなるネットワーク構成例を示す図である。
図1において、カメラ101とPC104は、共に無線LAN機能を内蔵しており、基地局を介さないアドホックネットワークにて接続している。カメラ101は、デジタルカメラとして撮像記録を行う撮像機能部102と、撮像した画像データをPC104に無線転送する無線機能部103を備える。なお、無線機能部103は、無線アダプタとしてカメラに外付けするようにしてもよい。
図2は、図1に示すカメラの機能ブロックを概略的に示す図である。
図2において、撮像機能部102は、ホストCPU201、メモリ202、操作部203、表示部204、撮像部205、IO206、電源部207、XO(発振器)208を備える。
ホストCPU201は、撮像機能部102及び無線機能部103を含むカメラ101全体の制御を行う。メモリ202は、CPU201で実行するプログラムの格納及び撮像部205にて撮像した画像の保存を行う。また、無線機能部103で使用するプログラム及び接続先情報(例えばPC104のMACアドレス等)をあらかじめ本メモリに記憶してある。
操作部203は、電源ボタン、レリーズボタン、ズームレバー、マクロ切替ボタン、ストロボモード切替ボタン、画像表示ボタン等からなる。表示部204は、撮像部205にて撮像中の画像モニタ及び、カメラの撮像モード、マクロ設定、ストロボモード設定表示、通信設定、通信状態などを表示する液晶ディスプレイ及びLEDにて構成される。
撮像部205は、ミラー、シャッター、絞り、レンズ、CCDセンサ等から構成される。IO206は、CFインターフェースにより構成されており、ホストCPU201からデバイスCPU209へのコマンド及びデータ送信、またデバイスCPU209からホストCPU201へのレスポンス、イベント、データ受信は本インターフェースを介して行われる。
電源部207は、電池、電池電圧検出器、DC/DC変換回路などから構成され、撮像機能部102、無線機能部103全体に給電を行う。XO208は、CPU201を駆動するための発振器であり、撮像機能部102全体の基本クロックを本部分で生成する。
無線機能部103は、デバイスCPU209、メモリ210、IO211、BB部(ベースバンド部)212、RF(Radio Frequency)部213、PA(パワーアンプ)214を備える。また、無線機能部103は、アンテナ215、電源制御部216、XO217、スリープクロック218を備える。
無線機能部103は、IEEE802.11に準拠した送受信機能を有し、アドホックモードでは定期的にビーコン(報知信号)を送信する機能を有する。また、パワーセーブモードを有し、周期的なビーコン送信に合わせて無線部を起動して(Awake状態)受信動作を行い、APがビーコンを送信しない期間はSTAの無線部を休眠状態(Doze状態)に移行させることができる。また、無線デバイス中のRF(Radio Frequency)部、BB(Base Band)部などの一部の機能部への給電を停止し、無線部の消費電力の低減するスリープモード機能を有する。デバイスCPU209は、無線機能におけるMedia Access Control(MAC)層を主にプログラムにより実行する。当該プログラムはホストCPU201がメモリ202に格納されたプログラムを転送し、デバイスCPU209が受信し、メモリ210に格納したものである。
メモリ210は、CPU209の実行プログラム、送受信データの一次格納をする。また、無線部固有のMACアドレス、RF調整値等も格納される。IO211は、CFインターフェースで構成され、IO206と接続されている。CPU201との通信は本インターフェースを介して行われる。BB部212は、無線送受信に関る直接スペクトラム拡散及びOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変復調、エラー訂正等のデジタル信号処理を行う。
RF部213は、44MHzのベースバンド信号と2.4GHzの無線信号間の変換及び、可変増幅器、同期回路、AD/DA変換等のアナログ回路を有する。PA214は送信信号の増幅を行う。
アンテナ215では、PA214で増幅したRF信号を空間に放出し、また空間より受信した電波をRF信号としてRF部213に伝達する役割を有する。電源制御部216は、CPU209からの命令によりBB部212、RF部213、PA214、XO217などのデバイス電源制御を行う。
(第1の実施の形態)
図3は、図2における無線機能部の電流変化を示す図である(その1)。
図3において、消費電流を縦軸、時間を横軸とした。t0は待機時の状態、t1はレリーズボタンが押された時刻、t2はレリーズ動作が開始した時刻、t3はカメラ101がビーコンを送信した時刻、t4はレリーズ動作時のピーク電流が終了した時刻を示す。t3における点線は、本発明が適用されなかった場合の消費電流値を示す。
図4は、図2における撮像機能部の電流変化を示す図である(その1)。
図4において、消費電流を縦軸、時間を横軸とした。各時刻は図3と同様である。
図5は、図2のカメラ全体の電流変化を示す図である(その1)。
図5において、消費電流を縦軸、時間を横軸とした。各時刻は図3と同様である。
図6は、図2のカメラによって実行されるピーク電流削減手順の第1の実施の形態を示す図である。
図6において、時刻t0の時点では、カメラ101とPC104間で暗号化を含めた接続処理が終了し、待機状態となっている。この時点では撮像機能部102は撮像モード、無線機能部103は受信待受けモードである。
図4より、撮像モードの待機時の撮像機能部102での消費電流は50mAである。同様に図3より、受信待受け時の無線機能部103の消費電流は100mAである。図5より、カメラ101全体の消費電流は150mAである。
時刻t1において、操作部203のレリーズボタンが押されたことをCPU201は検知する(ステップS601)。CPU201は、メモリ202内のプログラム命令に従い、IO206を経由してCPU209に対し送信電力を最小にするTx=minコマンドを発行し(ステップS602)、5msのタイマを起動する。
CPU209は、同コマンドをIO211経由で受信すると、メモリ210内のプログラム命令に従い、RF部213の可変増幅器設定レジスタに対して増幅量=最小値を書き込む。RF部213は送信信号の増幅量を最小に設定する。
時刻t2において、CPU201は、TX=minコマンド発行に引続き、撮像機能部101のシャッター起動動作を開始する(ステップS603)。図4より、シャッター起動時は一時的に多い電流(例300mA)を消費するが、この時間は5ms程度である。この時点で無線機能部103の送信電力は最小となっている。したがって、ビーコンも可変増幅器設定レジスタに書き込まれている最小値で送信される。
時刻t4において、CPU201はステップS602にて起動した5msタイマ終了を検知すると、メモリ202内のプログラム命令に従い、CPU209に対し送信電力を初期値にするTx=defaultコマンドを発行する(ステップS604)。
当該コマンドをIO206、IO211経由で受信したCPU209は、メモリ210内のプログラム命令に従い、RF部213の可変増幅器設定レジスタに対して増幅量=初期値を書き込む。RF部213は送信信号の増幅量を初期値に設定する。この時点で撮像機能部102の消費電流は50mAに戻っている。
以上説明したように、撮像機能部102のピーク消費電流であるレリーズ開始時点の僅かな時間のみ無線機能部103の送信電力を最小にすることで、カメラ101全体としてのピーク電流を抑えることが可能である。
時刻t3にてカメラ101のビーコン送信電力を最小にしているが、カメラ101が一時的にビーコン送信電力を落とす、もしくは送信を停止した場合でPC104がビーコン受信できない場合はPC104がビーコンを送信するため、通信上の不都合は発生しない。
またカメラ101がPC104からのパケットに一時的に応答しない場合でも、PC10は再送するため、無線機能部103は時刻t4後にデータを受け取ることになり、通信を継続することが可能である。
また、上記説明ではビーコン送信電力を最小にしたが、ビーコン送信電力は、撮像機能部102の消費電流と無線機能部の消費電流との全体の値が電源部207での一時的な電力不足にならない値であればよい。
本実施の形態では、レリーズボタンの押し下げをトリガーとして送信電力の低減を行う技術に関して説明した。この他のピーク電流が短時間継続する動作に対し適用することも可能である。
その動作とは、シャッターの起動動作、ミラーの駆動開始、フォーカス動作の開始動作、ズーム動作の開始動作、ストロボ充電開始動作、液晶モニタ表示動作の開始動作、マクロボタンの押下によるマクロモードの撮影状態開始動作、ストロボ発光モードにおけるストロボ発光開始動作などである。したがって、上記各動作のいずれか、または複数の動作開始指示を検出し、上記動作が開始されて消費電力が増大する前に送信電力の低減状態に移行するようにしてもよい。また、送信電力の低減を解除は、上記動作の終了時点または終了後に行われるようにする。
また、カメラ101の操作部203からのトリガーの代わりに、無線接続先であるPC104からのレリーズコマンド等の受信をトリガーとして上記制御を実行することも可能である。
本実施の形態は、アドホックネットワークについて説明しているが、インフラストラクチャネットワークにおいても同様に適用可能である。
(第2の実施形態)
本実施の形態では、無線機能部103の電流を減らす方法として、スリープモードを使用する。スリープモード移行条件としてズーム動作開始及び終了を使用していることが第1の実施の形態と異なる。
図7は、図2における無線機能部の電流変化を示す図である(その2)。
図7において、消費電流を縦軸、時間を横軸とした。時刻t0は待機時の状態、t1はズームボタンが押された時刻、t2はズーム動作が開始した時刻、t3はズームボタンが離された時刻、t4はズーム動作が終了した時刻を示す。t2からt4における点線は、本発明が適用されなかった場合の消費電流値を示す。
t2からt4における実線は、本発明が適用されスリープモードに移行し、消費電流が1mAに低減している様子を示している。また、400mAに達しているタイミングではカメラ101がビーコンを送信していることを示している。
図8は、図2における撮像機能部の電流変化を示す図である(その2)。
図8において、消費電流を縦軸、時間を横軸とした。各時刻は図7と同様である。ズーム動作中は撮像機能部102のレンズ駆動のため、300mA消費している様子を示している。
図9は、図2のカメラ全体の電流変化を示す図である(その2)。
図9において、消費電流を縦軸、時間を横軸とした。各時刻は図7と同様である。図中、450mAに達している点が2箇所あるが、これはカメラ101がビーコンを送信していることを示している。また、点線部は、本発明が適用されなかった場合の消費電流値を示している。
図10は、図2のカメラによって実行されるピーク電流削減手順の第2の実施の形態を示す図である。
時刻t0の時点では、カメラ101とPC104間で暗号化を含めた接続処理が終了しており、この時点では撮像機能部101は撮像モード、無線機能部103は受信待受けモードである。
図8より、撮像モード時の撮像機能部102での消費電流は50mAである。同様に、図7より、受信待受け時の無線機能部103の消費電流は100mAである。図10より、カメラ101全体の消費電流は150mAである。
時刻t1において、操作部203のズームボタンが押されたことをCPU201は検知する(ステップS701)。CPU201は、メモリ202内のプログラム命令に従いIO206を経由して、CPU209に対し無線機能部103をスリープモードに移行するEnter Sleepコマンドを発行する(ステップS702)。
CPU209は、同コマンドをIO211経由で受信すると、メモリ210内のプログラム命令に従い、電源制御部216を利用してBB部212、RF部213、PA214、XO217の動作を停止させ、同デバイスにて電流が消費しないようにする。この状態では無線信号の送受信共に停止し、CPU209の周辺回路のみ低速なスリープクロック218で動作する。
時刻t2において、CPU201は、Enter Sleepコマンド発行に引続き、撮像部205のズーム動作開始命令を発行し、ズーム動作が開始される(ステップS703)。図8より、ズーム動作時は一時的に多い電流(例えば300mA)を消費する。この継続時間はズーム量に依存する。本実施の形態は500msの例を示す。
時刻t3にて、CPU201は、操作部203におけるズームボタンが離されたことを検知する(ステップS704)と、メモリ202内のプログラム命令に従い、撮像部205に対してズーム動作停止命令を発行する。撮像部205はズーム動作を停止する(ステップS705)。この時点で撮像機能部102の消費電流は50mAに戻っている。
引続きCPU201は、メモリ202内のプログラム命令に従い、IO206を経由してCPU209に対し、無線機能部103をスリープモードから復帰させるExit Sleepコマンドを発行する(ステップS706)。
当該コマンドをIO211経由で受信したCPU209は、メモリ210内のプログラム命令に従い、電源制御部216を利用してBB部212、RF部213、PA214、XO217の動作を開始させ、同デバイスにて電力を消費させる。この状態では無線信号の送受信共に可能な受信待受け状態であり、無線機能部103の消費電流は100mA、カメラ101の消費電流は150mAである。
以上説明したように、撮像機能部102のピーク消費電流であるズーム動作中の短時間のみ無線機能部103の無線機能を停止にすることで、カメラ101全体としてのピーク電流を抑えることが可能である。しかも、t2からt4の期間はカメラ101のビーコン送信を停止しているが、この場合PC104がビーコンをカメラ101の代わりに送信するため、通信上の不都合は発生しない。
また、カメラ101主導でカメラ101からPC104に対してデータ送信をする場合は、カメラ101の無線機能部103がスリープ中でも通信に支障をきたすことはない。PC104主導でカメラ101のズーム操作をする場合は、ズーム操作中の画像更新を停止することで、本実施の形態を適用することが可能である。
カメラ101とPC104間の接続確認を行ってカメラ101からの応答が無かった場合でも次の確認をするまでに秒単位のインターバルを空け、かつ同インターバルにおいて連続して応答がない場合に初めて切断処理を実行する。
そのため、本実施の形態のように、500ms程度の無線機能部103のスリープモード移行は問題とならす、スリープモード復帰後も接続状態を維持することが可能である。
本実施の形態では、ズーム操作中のスリープ動作に関して説明している。しかし、第1の実施の形態のように、レリーズボタンの押下を検出し、スリープ動作を開始し、レリーズ動作時のピーク電流の終了時間にスリープ動作を終了させてもよい。また、シャッターの起動、ミラーの駆動、フォーカス動作の開始、ストロボ充電開始、液晶モニタ表示動作の開始、マクロボタンの押下によるマクロモードの撮影状態開始、ストロボ発光モードにおけるストロボ発光開始のいずれか、または複数の動作開始指示を検出し、上記動作が開始されて消費電力が増大する前にスリープ動作を開始させてもよい。スリープ動作の解除は、上記動作の終了時点または終了後に行われるようにする。
また、スリープモード時の無線機能部103内部ブロックで休眠させる対象範囲を増減することも可能である。
本実施の形態は、アドホックネットワークについて説明しているが、インフラストラクチャネットワークにおいても同様に適用可能である。
また、第1の実施の形態では、ビーコンの送信を最小にし、第2の実施の形態では、スリープモードに移行する説明をした。本発明はこれらの動作に限らず、パワーセーブモードにおけるAwake状態への移行を上記各動作の開始前に禁止し、動作終了に合わせてAwake状態への移行禁止を解除するようにしてもよい。
以上のように、上記説明によれば、撮像機能部の動作際に無線機能部での消費電力を低減させるため、撮像機能部の動作の際の最大電流容量を緩和することができる。したがって、撮像機能部の動作の際に無線機能部の消費電力の影響による電源部での一時的な電力不足を防止できる。すなわち、電池残量があるにも関らずに発生する電池切れ状態を防止できる。
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明のカメラとパーソナルコンピュータからなるネットワーク構成例を示す図である。 図1に示すカメラの機能ブロックを概略的に示す図である。 図2における無線機能部の電流変化を示す図である(その1)。 図2における撮像機能部の電流変化を示す図である(その1)。 図2のカメラ全体の電流変化を示す図である(その1)。 図2のカメラによって実行されるピーク電流削減手順の第1の実施の形態を示す図である。 図2における無線機能部の電流変化を示す図である(その2)。 図2における撮像機能部の電流変化を示す図である(その2)。 図2のカメラ全体の電流変化を示す図である(その2)。 図2のカメラによって実行されるピーク電流削減手順の第2の実施の形態を示す図である。
符号の説明
101 カメラ
102 撮像機能部
103 無線機能部
104 PC
201 撮像機能部のCPU(制御手段)
209 無線機能部のCPU(制御手段)

Claims (12)

  1. 撮影を行うための撮像機能部と、外部機器と通信するための無線機能部と、前記撮影機能部および前記無線機能部に給電する電源部とを有する撮像装置において、
    前記撮像機能部の所定の動作開始を指示する動作開始指示を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記動作開始指示が検出された際、前記無線機能部による送信電力を、所定の初期値から、前記所定の動作を行う際に前記撮像機能部で消費される消費電流と前記無線機能部で消費される消費電流との合計が前記電源部における電力供給不足とならず、かつ前記無線機能部による前記外部機器との通信を継続できるゼロよりも大きい所定の値に低減する低減手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記低減手段による前記無線機能部の送信電力の低減を解除する解除手段を有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記低減手段は、前記動作開始指示として前記検出手段によって前記撮像機能部の動作を指示のための操作が検出された場合に、前記撮像機能部における消費電力が前記動作開始前よりも増大する前に前記無線機能部による送信電力を低減させることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記動作開始指示は、前記撮像機能部における撮影の動作、ミラーの駆動、フォーカス動作、ズーム動作、マクロモードでの撮影の動作、ストロボ充電、ストロボ発光、および液晶モニタの表示のいずれかの動作開始の指示であることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  5. 前記解除手段は、前記撮像機能部における撮影の動作、ミラーの駆動、フォーカス動作、ズーム動作、マクロモードでの撮影の動作、ストロボ充電、ストロボ発光、および液晶モニタの表示のいずれかが終了すると、前記無線機能部における前記送信電力の低減を解除することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  6. 前記低減手段は、前記撮影機能部の動作に応じた所定の時間だけ前記無線機能部による送信電力を低減することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記解除手段は、前記無線機能部による送信電力の低減の開始から所定の時間の後に、前記低減手段による送信電力の低減を解除することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  8. 前記解除手段は、前記撮像機能部における消費電力が増大する動作を終了させる操作を検出した場合に、前記無線機能部による送信電力の低減を解除することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  9. 撮影を行うための撮像機能部と、外部機器と通信するための無線機能部と、前記撮影機能部および前記無線機能部に給電する電源部とを有する撮像装置の制御部において、
    前記撮像機能部の所定の動作開始を指示する動作開始指示を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって前記動作開始指示が検出された際、前記無線機能部による送信電力を、所定の初期値から、前記所定の動作を行う際に前記撮像機能部で消費される消費電流と前記無線機能部で消費される消費電流との合計が前記電源部における電力供給不足とならず、かつ前記無線機能部による前記外部機器との通信を継続できるゼロよりも大きい所定の値に低減する低減手段とを有することを特徴とする撮像装置の制御部。
  10. 撮影を行うための撮像機能部と、外部機器と通信するための無線機能部と、前記撮影機能部および前記無線機能部に給電する電源部とを有する撮像装置の制御方法において、
    前記撮像機能部の所定の動作開始を指示する動作開始指示を検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記動作開始指示が検出された際、前記無線機能部による送信電力を、所定の初期値から、前記所定の動作を行う際に前記撮像機能部で消費される消費電流と前記無線機能部で消費される消費電流との合計が前記電源部における電力供給不足とならず、かつ前記無線機能部による前記外部機器との通信を継続できるゼロよりも大きい所定の値に低減する低減工程とを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  11. 撮影を行うための撮像機能部と、外部機器と通信するための無線機能部と、前記撮影機能部および前記無線機能部に給電する電源部とを有する撮像装置で用いられるプログラムにおいて、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記撮像機能部の所定の動作開始を指示する動作開始指示を検出する検出工程と、
    前記検出工程で前記動作開始指示が検出された際、前記無線機能部による送信電力を、所定の初期値から、前記所定の動作を行う際に前記撮像機能部で消費される消費電流と前記無線機能部で消費される消費電流との合計が前記電源部における電力供給不足とならず、かつ前記無線機能部による前記外部機器との通信を継続できるゼロよりも大きい所定の値に低減する低減工程とを実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムを格納するコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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