JP4893591B2 - スライドショー編集装置、スライドショー編集方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

スライドショー編集装置、スライドショー編集方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なう技術に関する。
近年、パーソナルコンピュータを用いて、スライドショーにより複数の画像を順に再生させることが行なわれる(例えば、特許文献1)。一方、情報処理技術や通信技術の発展に伴い、デジタル著作物を利用する機会も多くなり、上記スライドショーに用いる画像素材として著作権を有する画像を利用することがある。
著作権を有する画像を示す画像データには、著作権属性情報が付与されており、画像データの利用者は、著作権属性情報から著作権が有る旨を知ることができる(例えば、特許文献2)。利用者は、著作権者の了解を取るなどの手続きを行うことになる。
特開2005−227826号公報 特開平10−79016号公報
著作権を有する画像としてはキャラクタ画像が人気が高く、よく利用される。キャラクタ画像を利用するにあたっては、著作権者の使用許可を単に取ればよいというわけではなく、種々の利用条件を満たす必要がある。このために、著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうとき、利用者は利用条件を一つ一つ満たしているかを確認しながら編集作業を進めていく必要があり、作業性が良くなかった。
本発明の解決しようとする課題は、著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうとき、利用条件の確認作業の負担を操作者から解放し、作業性の向上を図ることにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集装置であって、
著作権者を表す著作権者情報が付与された画像データを複数記憶する画像データ記憶手段と、
複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数記憶する演出テンプレート記憶手段と、
前記演出テンプレート記憶手段により記憶された前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する演出テンプレート選択手段と、
前記選択された各演出テンプレートに対して、前記画像データ記憶手段により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた複数の画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける画像データ対応づけ手段と、
前記画像データ対応づけ手段により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成するスライドショーデータ作成手段と
を備え、
前記画像データ対応づけ手段は、
前記選択的に得られた複数の画像データのそれぞれについての前記著作権者情報を取得する著作権者情報取得手段と、
前記選択された各演出テンプレートにおいて、前記対応づけのなされる複数の画像データについての前記著作権者情報取得手段により取得した複数の著作権者情報が同一であるか否かを判定する著作権者情報判定手段と、
前記著作権者情報判定手段により前記複数の著作権者情報が同一でないと判定された演出テンプレートについては、前記画像データの対応づけを無効とする対応づけ無効化手段と
を備えるスライドショー編集装置。
適用例1に記載のスライドショー編集装置によれば、一の演出テンプレートに対して、操作者により、画像データ対応づけ手段により複数の画像データが画像素材として対応づけられるときに、各画像データに付与された著作権者情報が同一であるか否かが著作権者情報判定手段により判定され、同一でないと判定された演出テンプレートについては、対応づけ無効化手段により画像データの対応づけが無効となる。
したがって、上記スライドショー編集装置によれば、一の演出テンプレートに対して著作権者が相違する複数の画像データが対応づけられることを機械的に禁止することができる。これに対して、著作権を有する画像の利用条件の一つに、著作権者が相違する画像同士を重ね合わすことを禁止することが一般的にあり、上記スライドショー編集装置によれば、一の演出テンプレートに対して著作権者が相違する複数の画像データが対応づけられることがないことから、この利用条件を必ずクリアすることができる。この結果、操作者はその利用条件を確認する必要がないことから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、上記スライドショー編集装置によれば、予め用意された演出テンプレートを利用することで、演出効果の内容そのものの作成が不要となることから、完成度の高いスライドショーを容易に作成することができるという効果を奏する。
[適用例2]
適用例1に記載のスライドショー編集装置であって、前記スライドショーのタイムラインを表わす時間軸を、表示装置に表示するタイムライン表示制御手段と、前記演出テンプレート選択手段により選択された各演出テンプレートを、前記表示された時間軸上の所望の位置に操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づけることにより、前記時間軸上に、前記対応づけのなされた各演出テンプレートで定められる再生時間の時間幅を持つ区間を設定する区間設定手段とを備え、前記画像データ対応づけ手段は、前記区間設定手段により設定された各区間に対して前記画像素材の対応づけを行うことにより、前記各演出テンプレートに対する対応づけを行う構成である、スライドショー編集装置。
この構成によれば、タイムラインを表わす時間軸上に1または複数の演出テンプレートを操作者の操作によって設定していくことができることから、視覚的にもわかり易い操作でもってスライドショーの作品を作成していくことができることから、操作性に優れている。
[適用例3]
適用例1または2に記載のスライドショー編集装置であって、前記画像データ対応づけ手段による前記対応づけのための前記入力装置を用いた操作指令は、前記画像データのサムネールをドラッグ&ドロップする操作である、スライドショー編集装置。この構成によれば、マウスを用いたドラッグ&ドロップの操作によることから、操作性により優れている。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれかに記載のスライドショー編集装置であって、前記対応づけ無効化手段により前記画像データの対応づけが無効となされたときに、操作者にエラーである旨を報知するエラー報知手段を備えるスライドショー編集装置。
この構成によれば、操作者による画像データの対応づけの操作が無効となったことを、エラーである旨の報知から操作者は知ることができる。
[適用例5]
著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集装置であって、
利用条件を含む著作権属性情報が付与された画像データを複数記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて前記スライドショーの編集を行う編集手段と
を備え、
前記編集手段は、
前記選択的に得られた画像データについての前記著作権属性情報を取得する著作権属性情報取得手段と、
前記操作指令は、前記著作権属性情報取得手段により取得した著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する編集制限手段と
を備えるスライドショー編集装置。
適用例5に記載のスライドショー編集装置は、複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてスライドショーの編集を行う。さらに、前記画像データについての著作権属性情報を取得し、前記操作指令が、前記著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定し、違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する。
このために、上記スライドショー編集装置によれば、著作権を有する画像に定められている利用条件に違反する操作が操作者によりなされたときには、スライドショーの編集を禁止するか、もしくはスライドショーの編集を利用条件を満たす編集内容に変更するかを機械的に行うことができる。したがって、操作者は、上記利用条件に違反するか否かの確認を行うことなく編集を進めることができることから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
[適用例6]
適用例5に記載のスライドショー編集装置であって、前記編集手段は、複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数記憶する演出テンプレート記憶手段と、前記演出テンプレート記憶手段により記憶された前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する演出テンプレート選択手段と、前記選択された各演出テンプレートに対して、前記画像データ記憶手段により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける画像データ対応づけ手段と、前記画像データ対応づけ手段により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成するスライドショーデータ作成手段とを備えるスライドショー編集装置。
この構成によれば、予め用意された演出テンプレートを利用することで、演出効果の内容そのものの作成が不要となることから、完成度の高いスライドショーを容易に作成することができる。
[適用例7]
適用例5または6に記載のスライドショー編集装置であって、前記利用条件は、前記画像データで示される画像内に予め定められた編集不可領域の全範囲を表示することである、スライドショー編集装置。
この構成によれば、著作権を有する画像に定められた編集不可領域が一部でも非表示となるような編集操作が操作者によりなされたときに、スライドショーの編集を禁止するか、もしくはスライドショーの編集を編集不可領域の全範囲が表示可能となる編集内容に変更するかがなされる。したがって、操作者は、編集不可領域Z1が非表示となるか否かの確認を行うことなく編集を進めることができる。
[適用例8]
著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集方法であって、
(a)CPUが、著作権者を表す著作権者情報が付与された画像データを複数、メモリに予め格納する工程と、
(b)複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数、メモリに予め格納する工程と、
(c)CPUが、前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する工程と、
(d)CPUが、前記選択された各演出テンプレートに対して、前記機能(a)により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた複数の画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける工程と、
(e)CPUが、前記工程(d)により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成する工程と
を備え、
前記工程(d)は、CPUが、
前記選択的に得られた複数の画像データのそれぞれについての前記著作権者情報を取得し、
前記選択された各演出テンプレートにおいて、前記対応づけのなされる複数の画像データについての前記取得した複数の著作権者情報が同一であるか否かを判定し、
当該判定により前記複数の著作権者情報が同一でないと判定された演出テンプレートについては、前記画像データの対応づけを無効とする構成である、スライドショー編集方法。
[適用例10]
著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうためのコンピュータプログラムであって、
(a)著作権者を表す著作権者情報が付与された画像データを複数格納する機能と、
(b)複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数格納する機能と、
(c)前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する機能と、
(d)前記選択された各演出テンプレートに対して、前記機能(a)により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた複数の画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける機能と、
(e)前記機能(d)により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成する機能と
をコンピュータに実現させるとともに、
前記機能(d)は、
(d1)前記選択的に得られた複数の画像データのそれぞれについての前記著作権者情報を取得する機能と、
(d2)前記選択された各演出テンプレートにおいて、前記対応づけのなされる複数の画像データについての前記機能(d1)により取得した複数の著作権者情報が同一であるか否かを判定する機能と、
(d2)前記機能(d2)により前記複数の著作権者情報が同一でないと判定された演出テンプレートについては、前記画像データの対応づけを無効とする機能と
を備えるコンピュータプログラム。
適用例8に記載のスライドショー編集方法および適用例10に記載のコンピュータプログラムによっても、適用例1に記載のスライドショー編集装置と同様に、操作者は利用条件を確認することなく編集作業を行うことができることから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
[適用例9]
著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集方法であって、
(a)CPUが、利用条件を含む著作権属性情報が付与された画像データを複数、メモリに予め格納する工程と、
(b)CPUが、前記複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて前記スライドショーの編集を行う工程と
を備え、
前記工程(b)は、CPUが、
前記選択的に得られた画像データについての前記著作権属性情報を取得し、
前記操作指令が、前記著作権属性情報取得手段により取得した著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定し、
当該判定により違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する構成である、スライドショー編集方法。
[適用例11]
著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうためのコンピュータプログラムであって、
(a)利用条件を含む著作権属性情報が付与された画像データを複数格納する機能と、
(b)機能(a)により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて前記スライドショーの編集を行う機能と
をコンピュータに実現させるとともに、
前記機能(b)は、
(b1)前記選択的に得られた画像データについての前記著作権属性情報を取得する機能と、
(b2)前記操作指令は、前記機能(b1)により取得した著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定する機能と、
(b3)前記機能(b2)により違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する機能と
を備えるコンピュータプログラム。
適用例9に記載のスライドショー編集方法および適用例11に記載のコンピュータプログラムによっても、適用例1に記載のスライドショー編集装置と同様に、操作者は利用条件を確認することなく編集作業を行うことができることから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
この発明の記録媒体は、この発明のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を特徴としている。この記録媒体は、この発明のコンピュータプログラムと同様な作用・効果を有している。
本発明は、以下のような他の態様も含んでいる。その態様は、この発明のコンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給装置としての態様である。この態様では、コンピュータプログラムをコンピュータネットワーク上のサーバなどに置き、通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータにダウンロードし、これを実行することで、上記の方法や装置を実現することができる。
本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき説明する。この実施例を、次の順序に従って説明する。
I.第1実施例:
A.システムの全体構成:
B.装置の構成:
C.演出テンプレートの構成:
D.コンピュータ処理:
D−1.スライドショー編集用ウィンドウの構成:
D−2.操作者による操作に従う処理:
E.作用・効果:
II.第1実施例の変形例:
III.第2実施例:
IX.第2実施例の変形例:
I.第1実施例:
A.システムの全体構成:
図1は、本発明の第1実施例を適用するネットワークシステム1の概略構成を示す説明図である。この実施例のネットワークシステム1は、管理サーバ2と、本発明のスライドショー編集装置を構成するユーザ端末5とを備える。
管理サーバ2は、著作権を有する画像を表す画像データを蓄積するとともに、ユーザの要求に応じて、画像データをユーザに提供する装置である。画像データは、各著作権者又は配布元である業者から提供されるものであり、管理サーバ2は、複数の著作権者の画像データを提供しうる構成となっている。
ユーザ端末5は、スライドショー用のアプリケーションを格納しており、上記画像データを利用するユーザは、スライドショー用のアプリケーションを用いて、宣伝用のスライドショー(動画)を編集・再生する。すなわち、ユーザ端末5は、インターネット等のネットワークNTを介して管理サーバ2に接続されており、管理サーバ2から上記画像データDpをダウンロードし、その画像データDpを画像素材として利用することで上記スライドショーを編集し、そのスライドショーを再生する。この実施例では、ユーザ端末5には大型ディスプレイ7が接続されており、上記スライドショーを大型ディスプレイ7で再生する。ここで、スライドショーとは、複数のコマ画像を順に再生させる処理である。
管理サーバ2は、上記画像データを所定のフォーマット形式でもって送信する。ここでは、著作権を有する画像は、キャラクタの画像(アニメ、映画、コンピューターゲームなどに登場する登場人物の外見等を示す画像)であるものとし、上記画像データは、以下、「キャラクタ画像データ」とも呼ぶ
図2は、キャラクタ画像データDpのフォーマット形式を示す説明図である。図示するように、キャラクタ画像データDpは、キャラクタについての属性を示す著作権属性情報F1と、キャラクタの画像を示す画像情報F2とから構成される。著作権属性情報F1としては、「キャラクタ名」、「著作権者名」などのデータF11,F12が記憶されている。画像情報F2は、JPEG,GIF,PNG等の形式のデータである。
こうした構成のキャラクタ画像データDpを用いて、前述したように、ユーザ端末5はスライドショーの編集・再生を行う。ユーザ端末5の詳細なハードウェア構成およびソフトウェア構成について、以下詳細に説明する。
B.装置の構成:
図3は、ユーザ端末5の概略構成を示す説明図である。ユーザ端末5は、本発明のスライドショー編集装置を構成するパーソナルコンピュータ10を中心に備え、その周辺装置として、モニタ20とキーボード22とマウス24を備える。さらに、パーソナルコンピュータ10には、DVDドライブ28と前述した大型ディスプレイ7が接続されている。
パーソナルコンピュータ10は、中央演算処理装置としてのCPU11を中心にバス12により相互に接続されたメモリ13、ハードディスクドライブ14、入出力制御部15、ディスプレイインタフェース16、通信インタフェース17等を備える。メモリ13は、各種データ等を記憶するもので、CPU11の作業領域となる。ハードディスクドライブ14は、スライドショー用のアプリケーションとしてのコンピュータプログラムPrや、複数の演出テンプレート(後述する)Tmを記憶する。
入出力制御部15は、キーボード22やマウス24から入力操作を取り込むとともに、DVDドライブ28に対して読み書きを行うユニットである。ディスプレイインタフェース16は、大型ディスプレイ7への信号出力を制御するユニットである。通信インタフェース17は、ネットワークNTに対してデータ通信を行うユニットである。
コンピュータプログラムPrは、もともとは、記録媒体としてのCD−ROM(図示せず)に記憶されており、所定のインストールプログラムを起動することで、そのCD−ROMからDVDドライブ28を介してハードディスクドライブ14にインストールされたものである。このコンピュータプログラムPrをCPU11が実行することにより、本発明のスライドショー編集装置の各種構成要件は実現される。
図1では、各種構成要件が、CPU11の内部で実現される機能のブロックによって示されている。すなわち、CPU11は、演出テンプレート選択部M1と画像データ対応づけ部M2とスライドショーデータ作成部M3とを機能として備える。画像データ対応づけ部M2は、著作権者情報取得部M21と著作権者情報判定部M22と無効化部M23とを備える。
このコンピュータプログラムPrは、スライドショーを編集して再生するアプリケーションプログラムであり、その中の一部のモジュールによって、上述した各部M1,M2,M3,M21,M22,M23の機能をパーソナルコンピュータ10に実現させる。
なお、コンピュータプログラムPrは、CD−ROMに替えて、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬型記録媒体)に格納された構成として、これらから提供されたものとすることができる。また、このコンピュータプログラムPrは、外部のネットワークに接続される特定のサーバから、ネットワークを介して提供されたものとすることもできる。上記ネットワークとしては、インターネットであってもよく、特定のホームページからダウンロードして得たコンピュータプログラムであってもよい。あるいは、電子メールの添付ファイルの形態で供給されたコンピュータプログラムであってもよい。
C.演出テンプレートの構成:
ハードディスクドライブ14に記憶される演出テンプレートTmについて、次に説明する。スライドショーの編集の際には、スライドショー作品に様々な視覚的な演出効果が施されるが、この視覚的な演出効果を規定するサンプルが演出テンプレートTmである。演出テンプレートは、作品全体に比べて比較的短い再生時間(例えば30秒以下)となっており、操作者は、ハードディスクドライブ14に記憶された複数種類の演出テンプレートTmから所望のものを選択して、それらを1または複数組み合わせることで、1本の作品全体の演出効果を定めることができる。この演出テンプレートTmを組み合わせる操作については後ほど詳述する。スライドショー用のコンピュータプログラムPrを記録したCD−ROMに、上記演出テンプレートTmが予め記録されており、コンピュータプログラムPrのインストールと共に、演出テンプレートTmは、CD−ROMからハードディスクドライブ14に転送される。
図4は、演出テンプレートTmのデータ構造の一例を示す説明図である。図示するように、演出テンプレートTmは、「タイプ(名称)」、「再生時間」、「エフェクト」、「画像の枚数」、「サンプル画像」の5つのデータフィールドTF1〜TF5によって構成される。「タイプ(名称)」のデータフィールドTF1には、演出テンプレートTmの名称が記録される。「再生時間」のデータフィールドTF2には、演出テンプレートTmの再生時間が記録される。
「エフェクト」のデータフィールドTF3には、演出デザイナーが専用エディタを使って作成した視覚的な演出効果を表わすエフェクトデータが記録される。エフェクトデータは、画像の座標、移動方法、飾り画像、レタッチ設定、ズームなどを表わすデータを含み、1または複数の画像に対して時間経過に沿ってどのように演出効果が与えられるかが規定されている。演出効果としては、シーンとシーンの切り替わりについてのトランジション関連のものや、画像素材に重ね合わせて表示する飾り画像関連のもの等があり、これらの演出効果を1または複数組み合わせたものがエフェクトデータとして「エフェクト」のデータフィールドTF3に格納される。具体的には、エフェクトデータは、例えば、2枚の画像を使用して、まず、1枚目の画像をぼけた状態から徐々にくっきりさせて、その後、2枚目の画像を左からワイプさせるといったもの、あるいは、3枚の画像を使用して、まず、1枚目の画像を左下から右上に向かってスライドさせ、次いで、2枚目の画像を右からワイプさせ、その後、その2枚目の画像をフェードアウトさせて、3枚目の画像をフェードインさせるといったものである。
「画像の枚数」のデータフィールドTF4には、上記エフェクトデータで定められる一連の演出効果で使用される画像の枚数(すなわち、画像の使用枚数)が記録される。「サンプル画像」のデータフィールドTF5には、前記画像の枚数だけのサンプル画像のファイル名が記録される。後述するが、この実施例では、演出テンプレートTmがどのような演出効果を表わすものであるかを操作者が視認できるように、サンプル画像を使ってその演出の内容をプレビュー表示できる構成となっている。このサンプル画像のファイル名が、データフィールドTF5に記録されている。ここでは、データフィールドTF5には、ファイル名だけが記録されるようにして、サンプル画像は別に記憶されているが、これに換えて、演出テンプレートTmが、サンプル画像そのものを持つ構成としてもよい。
この実施例では、演出テンプレートTmは、上記データフィールドTF1〜TF5を備える構成であったが、これに換えて、さらに、再生開始時に付与する演出効果を規定する「イン・エフェクト」に関するデータフィールド、再生終了時に付与する演出効果を規定する「アウト・エフェクト」に関するデータフィールド、他の演出テンプレートTmによって定まる区間と重複した場合のトランジションを規定する「ブロック間トランジション」に関するデータフィールド等、種々のデータフィールドを備えた構成としてもよい。また、「サンプル画像」のデータフィールドTF5はない構成としてもよい。
D.コンピュータ処理:
コンピュータプログラムPrに従って実行されるスライドショー編集処理について、以下説明する。図5は、CPU11にて実行されるスライドショー編集処理を示すフローチャートである。コンピュータプログラムPrが起動されて処理が開始されると、CPU11は、まず、スライドショー編集用のウィンドウWDを表示する処理を行なう(ステップS110)。
D−1.スライドショー編集用ウィンドウの構成:
図6は、スライドショー編集用ウィンドウWDを示す説明図である。スライドショー編集用ウィンドウWDは、GUI(Graphical User Interface)を構成している。図示するように、スライドショー編集用ウィンドウWDには、上部左側にテンプレート指定用のフィールドWF1が、上部右側に素材指定用のフィールドWF2が、下部にタイムライン用のフィールドWF3がそれぞれ設けられている。
テンプレート指定用のフィールドWF1は、演出テンプレートTmを指定するためのもので、テンプレート一覧を表示する第1フィールドWF11と、演出テンプレートTmで規定された演出効果のプレビュー表示を行なう第2フィールドWF12とから構成される。第1フィールドWF11に記憶されるテンプレート一覧は、ハードディスクドライブ14に記憶される複数の演出テンプレートTmについての一覧である。各演出テンプレートTmは、「タイプ(名称)」のデータフィールドTF1に記録された名称(以下、「タイプ」とも呼ぶ)と、「画像の枚数」のデータフィールドTF4に記録された枚数と、「再生時間」のデータフィールドTF2に記録された再生時間とがそれぞれ表示される。
第1フィールドWF11に表示される一覧の各行は、それぞれ操作者のマウス24の操作によって指示可能な選択肢となっている。第2フィールドWF12には、第1フィールドWF11でダブルクリックされた演出テンプレートTmについての演出効果がプレビュー表示される。なお、このプレビュー表示は、演出テンプレートTmのデータフィールドTF5に記録されているサンプル画像を用いて行なわれる。
素材指定用のフィールドWF2は、画像データとBGMファイルの指定を行なうためのものである。図示の状態は、[画像]のタブTb1がクリックされたときのもので、第3フィールドWF21には、画像データの格納場所を示すホルダの一覧が表示され、第4フィールドWF22には、複数の画像データのサムネールTpの一覧が表示されている。操作者は、第3フィールドWF21に表示された複数の格納場所のホルダから所望のものをクリックするとともに、第4フィールドWF22に表示された複数のサムネールTpの中から所望のものをクリックすることにより、ハードディスクドライブ14や管理サーバ2等に格納された複数の画像データの中から所望のものを選択することができる。図示の例では、第3フィールドWF21には、管理サーバ2に用意された「ホルダA」、「ホルダB」、「ホルダC」の3つのホルダが一覧表示され、それらの中から操作者により指定された「ホルダA」に格納された複数のキャラクタ画像データDpについてのサムネールTpが、第4フィールドWF22に一覧表示されている。
タイムライン用のフィールドWF3は、作成するスライドショーのタイムラインを表わす時間軸を表示するためのものであり、「画像用」、「テロップ用」、「BGM用」の3種類の時間軸TL1、TL2、TL3が、横方向に伸びる帯状の矩形でもって表示されている。3種類の時間軸TL1〜TL3は、経過時間を同じ尺度で表わしており、画像用の時間軸TL1とテロップ用の時間軸TL2との間には、経過時間を1/10秒単位の目盛りで表わすタイムスケールTSが表示されている。操作者によるマウス24を用いた操作により、画像用の時間軸TL1には演出テンプレートTmとキャラクタ画像データDpが、テロップ用の時間軸TL2にはテロップが、BGM用の時間軸TL3にはBGMがそれぞれ設定されるが、上記画像用の時間軸TL1についての操作の詳細については後述する。テロップ用、BGM用の時間軸TL2、TL3についての操作は本発明とは関係しないので、説明は省略する。
D−2.操作者による操作に従う処理:
図5に戻り、ステップS110でスライドショー編集用ウィンドウWDが表示されると、次いで、CPU11は、テンプレート指定用フィールドWF1に表示された複数の演出テンプレートTmのうちの一つを、操作者によるマウス24を用いたドラッグ&ドロップの操作に従って、画像用の時間軸TL1上の所望の位置に対応づける処理を行なう(ステップS120)。
図7は、演出テンプレートTmを画像用の時間軸TL1に移動するドラッグ&ドロップの操作を示す説明図である。図示するように、操作者は、テンプレート指定用フィールドWF1に表示された複数の演出テンプレートTmの選択肢の中から必要とする演出テンプレートTmの選択肢(図示の例では、「バラエティ1」)をドラッグして、画像用の時間軸TL1上の所望の位置(タイムスケールTSで示される時間位置であって、図示の例では1.0秒の位置)にドロップする操作を行なう。CPU11は、このドラッグ&ドロップの操作を受けて、そのドロップされた時間軸TL1上の位置の情報と演出テンプレートTmのファイル名とを対応づけて記憶する。
図5に戻り、次いで、CPU11は、画像用の時間軸TL1に、ステップS120でドロップされた演出テンプレートTmについてのブロック(区間)を設定する処理を行なう(ステップS130)。
図8は、上記ブロックBLが設定された後の画像用の時間軸TL1を示す説明図である。図示するように、画像用の時間軸TL1に、ステップS120でドロップされた演出テンプレートTmについてのブロックBLが表示されている。ブロックBLは、ステップS120でドロップされた点(図示の例では、1.0秒の位置)を始点として、ステップS120でドロップされた演出テンプレートTmの再生時間後(図示の例では、5秒後、すなわち、6.0秒の位置)を終点とする領域(図中、ハッチングで示した領域)として表示される。すなわち、ブロックBLは、ステップS120でドロップされた1点を始点として、ステップS120でドロップされた演出テンプレートTmで定められる再生時間の時間幅を持つ区間として定められる。なお、画面上においては、ブロックBLの内側に、その演出テンプレートTmの「タイプ(名称)」Tyと、その演出テンプレートTmに定められた画像の使用枚数に対応した数の矩形部品Rpが表示される。矩形部品Rpは横方向に並べて表示される。
なお、この実施例では、ステップS120でドロップされた1点をブロックBLの始点としているが、始点に限る必要はなく、ドロップされた1点をブロックBLの中点や、終点等、他の位置としてもよい。
ステップS130では、CPU11は、画像用の時間軸TL1を上述した表示に切り換えると共に、この時間軸TL1に対応した画像用のタイムラインデータを更新する処理も行なっている。すなわち、この実施例では、画面に表示される時間軸TL1に対応した画像用のタイムラインデータをメモリ13に備えており、時間軸TL1に対して演出テンプレートや後述する画像の対応づけがなされると、時間軸TL1の表示の変更と共に、画像用のタイムラインデータの更新も行なう。
図9は、画像用のタイムラインデータDTLのデータ構造の一例を示す説明図である。図示するように、画像用のタイムラインデータDTLは、「開始時刻」、「再生時間」、「内容」の3つのデータフィールドXDF1〜XDF3を1レコードとするデータ構造である。1レコードが1ブロックBLに対応しており、時間軸TL1上で空白の部分も1レコードとして記録されている。図示の例は、図8に示した画像用の時間軸TL1の表示に対応するものである。図8において0〜1秒は、ブロックの設定がない空白の期間であることから、図9に示すように、第1レコードにおいて「開始時刻」のデータフィールドXDF1に0:00秒が、「再生時間」のデータフィールドXDF2に1:00秒が、「内容」のデータフィールドXDF3に背景設定データがそれぞれ記録される。ここで背景設定データとは、時間軸TL1上で空白の部分に対して設定される色もしくは画像を示すデータであり、予め用意されている。なお、この背景設定データは、所定の操作によってダイアログボックスが表示される構成として、そのダイアログボックスにより色や画像等を変更可能な構成としてもよい。
図8において1〜6秒にブロックBLが表示されていることから、図9に示すように、第2レコードにおいて「開始時刻」のデータフィールドXDF1に1:00秒が、「再生時間」のデータフィールドXDF2に演出テンプレートTmで定められ再生時間である5:00秒が、「内容」のデータフィールドXDF3に演出テンプレートTmを識別するファイル名がそれぞれ記録される。このように、図8に示した1つのブロックBLが設定された(この例のようにブロックBLは0:00秒から開始されずに空白を伴う)場合では、画像用のタイムラインデータDTLは第1レコードと第2レコードから構成されることになる。
図5に戻り、ステップS130の実行後、CPU11は、素材指定用のフィールドWF2の第4フィールドWF22に表示されたサムネールTpのうちの1枚を、操作者によるマウス24を用いたドラッグ&ドロップの操作に従って、画像用の時間軸TL1上に設定されたブロックBLに対応づける処理を行なう(ステップS140)。
図10は、サムネールTpをブロックBLの位置に移動するドラッグ&ドロップの操作を示す説明図である。図示するように、操作者は、素材指定用のフィールドWF2に表示されたサムネールTpの中から所望のサムネールTpを1つ(図示の例では、第2段目の最も左側のキャラクタ画像)ドラッグして、画像用の時間軸TL1上に設定されたブロックBL内(ブロック内であればどの位置でも可)にドロップする操作を行なう。図5のステップS140では、CPU11は、このドラッグ&ドロップの操作を受けて、そのドラッグされたサムネールTpに対応するキャラクタ画像データDpのファイル名をその格納場所と共に記憶するとともに、ドロップ先のブロックBLを、そのキャラクタ画像データDpの対応づけ先であるとして記憶する。
次いで、CPU11は、ステップS140で記憶されたファイル名と格納場所の情報を用いて、上記ドラッグされたサムネールTpに対応するキャラクタ画像データDpを格納先(ここでの例では管理サーバ2の「ホルダA」)から取り込む(ステップS150)。続いて、CPU11は、上記取り込んだキャラクタ画像データDpの著作権属性情報F1に格納される「著作権者名」のデータF12を取得する(ステップS160)。
その後、CPU11は、ステップS160で取得した「著作権者名」のデータF12が、先にこのブロックBLに対応づけたキャラクタ画像データDpの著作権者名と一致しているか否かを判定する(ステップS170)。ここで、一致していると判定された場合には、CPU11は、ステップS160で取得した「著作権者名」のデータF12を、先にこのブロックBLに対応づけたキャラクタ画像データDpの著作権者名であるとして、メモリ13のワークエリアWNAMEに記憶する(ステップS180)。
一方、ステップS170で、一致していないと判定された場合には、CPU11は、ステップS140のドラッグ&ドロップに従う対応づけは有効でない、すなわち無効であるとして、エラー表示を行う(ステップS185)。具体的には、上記ドラッグ&ドロップの操作がなされたそのドロップ先に、「著作権者が同一でありません」といったエラーメッセージを表示する。なお、エラーメッセージは必ずしもこの内容に限る必要はなく、他の内容でもよい。また、必ずしもメッセージを表記する必要もなく、例えば「×」等のマークを表示する構成としてもよい。また、表示位置も上記ドロップ先に限る必要はなく、操作者に報せることができれば、画面上のどの位置としてもよい。さらには、視覚的な報知に限る必要はなく、音声やビープ音によってエラーである旨を報知するものであってもよい。
ステップS185の実行後、CPU11は、ステップS140に処理を戻して、操作者に改めてドラッグ&ドロップの操作を行わせる。
一方、ステップS180の実行後には、CPU11は、ステップS140によるドラッグ&ドロップの操作に従う対応づけは有効であるとして、メモリ13に記憶された画像用のタイムラインデータDTLを更新する処理を行う(ステップS190)。具体的には、図8に示すように、CPU11は、画像用のタイムラインデータDTLの中からドロップ先のブロックBLに対応したレコード(図中においては、第2レコード)を選択して、そのレコードの「内容」のデータフィールドXDF3に対して、サムネールTpに該当するキャラクタ画像データDpのファイル名を付加する処理を行う。なお、ステップS140による処理が、このドロップ先のブロックBLにおいて第1番目の画像についてのものである場合には、このブロックBLに対応した演出テンプレートTmで使用される第1番目の画像であるとしてキャラクタ画像データDpのファイル名を記憶し、ステップS140による処理が第2番目の画像についてのものである場合には、第2番目の画像であるとしてキャラクタ画像データDpのファイル名を記憶するというように、画像の順位を定めながら上記ファイル名の付加を行う。
なお、このステップS190では、CPU11は、スライドショー編集用のウィンドウWDの表示内容を更新する処理も併せて行う。具体的には、ドロップ先であるブロックBLに表示された矩形部品Rp(図10参照)に対して左から順にそのドロップされたサムネールTpを表示する処理も行う。
続いて、CPU11は、ドロップ先のブロックBLの演出テンプレートTmで定められた画像の使用枚数だけの画像データの対応づけがなされたか否かを判定し(ステップS200)、未だなされていないと判定された場合には、ステップS140に処理を戻して、操作者に新たなドラッグ&ドロップの操作を行わせる。一方、ステップS200で必要な枚数だけの画像データの対応づけがなされたと判定された場合には、ステップS210に処理を移行する。
ステップS210では、CPU11は、[保存]ボタンBT1(図6、図10等参照)が操作者によりクリックされたか否かを判定する(ステップS210)。[保存]ボタンBT1は、タイムライン用のフィールドWF3の右上に設けられており、時間軸TL1〜TL3に対する演出テンプレートやキャラクタ画像等の設定が完了したときに、操作者により操作されるスイッチである。操作者は、未だ時間軸TL1〜TL3に対する設定は完了していないと判断した場合には、[保存]ボタンBT1をクリックしないで、次の演出テンプレートTmの選択肢を時間軸TL1にドラッグ&ドロップする操作(テロップ用の時間軸TL2の場合にはテロップを、BGM用の時間軸TL3にはBGMを設定する操作)を行なう。CPU11は、上記ドラッグ&ドロップの操作指令を受けると、ステップS210で否定判定されたとして、ステップS120に処理を戻して、その操作指令に従って時間軸TL1上に演出テンプレートTmを設定する。こうして、CPU11は、次の演出テンプレートTmについてのステップS120ないしS200の処理を繰り返し実行する。
図11は、設定が完了した時間軸TL1の一例を示す説明図である。図示するように、画像用の時間軸TL1には、「バラエティ1」と「シンプル1」の2つのブロックBLが設定されている。こうした設定は、操作者による操作によって定まるもので、ブロックBLの数や位置、そのブロックBLを定める演出テンプレートTm、そのブロックBLに対応づける画像データは、操作者による操作によって種々に変化する。
図5に戻り、ステップS210で、[保存]ボタンBT1がクリックされたと判定されると、CPU11は、ステップS220に処理を進めて、上述してきた3種類の時間軸TL1〜TL3に従ってスライドショーのビデオデータを作成する処理を行う。ここでは、CPU11は、時間軸TL1〜TL3の替わりに、各時間軸TL1〜TL3に対応した3種類のタイムラインデータをメモリ13から読み出して、これらタイムラインデータに従ってビデオデータの作成を行う。詳細には、画像用のタイムラインデータDTL1には、時系列的にブロックBLが並べられ、それらブロックBLに対してキャラクタ画像データDpが対応づけられていることから、画像用のタイムラインデータDTL1と、タイムラインデータDTL1に記録されたブロックBLに対応する演出テンプレートTmと、上記ブロック部分に対応づけのなされたキャラクタ画像データDpとをそれぞれ読み出して、これらからビデオデータを作成する処理を行う。なお、上記キャラクタ画像データDpが対応づけられたブロックBLを含む画像用のタイムラインデータが、本発明でいう「スライドショーデータ」に相当する。
なおスライドショーのビデオデータの作成時には、テロップ用のタイムラインデータと、そのタイムラインデータに記録されたブロックに対応するテロップテンプレートと、上記ブロック部分に対応づけのなされたテキストデータとをそれぞれ読み出する処理も行なって、これらから得られる映像もビデオデータに付加する構成とする。さらに、BGMのタイムラインデータに従ってスライドショーの音声データを作成する処理を行なう。これらの結果、スライドショーのビデオデータが作成される。ステップS160の実行後、「エンド」に抜けて、このスライドショー編集処理を終了する。
なお、この実施例では、図13に示すように、[保存]ボタンBT1の左隣りに、[プレビュー]ボタンBT2が設けられている。[プレビュー]ボタンBT2がクリックされると、プレビュー表示用のダイアログボックスが表示されて、そのダイアログボックスに、ステップS160で作成されるスライドショーと同様な動画が表示される。操作者は、[保存]ボタンBT1をクリックする前に、[プレビュー]ボタンBT2をクリックすることで、作成したスライドショーが望み通りのものであるかを確認することができる。
上述したスライドショー編集処理において、ステップS120が演出テンプレート選択部M1(図1)に対応し、ステップS140ないし190が画像データ対応づけ部M2(図2)に対応する。特に、ステップS150が著作権者情報取得部M21に対応し、ステップS170,S180が著作権者情報判定部M22に対応し、ステップS170で否定判定されたときにステップS140に戻す構成が無効化部M23に対応する。スライドショーデータ作成部M3は、ステップS120ないしS210の処理において画像用のタイムラインデータDTLに関わる部分が対応し、具体的には、ステップS130、ステップS190の処理等が対応する。
E.作用・効果
以上のように構成された本実施例によれば、テンプレート指定用のフィールドWF1に表示された演出テンプレートTmを、画像用の時間軸TL1にドラッグ&ドロップする操作によって、画像用の時間軸TL1にその演出テンプレートTmに対応するブロックBLを設定することができる。そうして、素材指定用のフィールドWF2に表示されたキャラクタ画像データDpのサムネールTpを、上記ブロックBLにドラッグ&ドロップする操作によって、そのブロックBL、すなわち演出テンプレートTmにサムネールTpに対応する画像を対応づけることができる。したがって、操作者は、演出テンプレートTmの設定からサムネールTpの対応づけまでの一連の操作を、必要に応じて1または複数回行なうことで、時間軸TL上に種々の演出テンプレートとその演出テンプレートに対応づけられるキャラクタ画像とを定めていくことができる。こうして定められた時間軸TL1に従ってスライドショーが作成される。
したがって、本実施例によれば、視覚的な演出効果の含まれた完成度の高いスライドショーを作成することができる。しかも、予め用意された演出テンプレートTmを利用していることから、エフェクトデータの作成が不要であり、この結果、ビデオデータの作成を容易に行なうことができる。すなわち、本実施例によれば、完成度の高いビデオデータを容易に作成することができるという効果を奏する。
この実施例では、スライドショーを編集する操作を、ドラッグ&ドロップという簡単な操作で行なうことができることから、操作性に優れている。また、画像用の時間軸TL1に表示されるブロックBLの内側には、演出テンプレートTmに定められた画像の使用枚数に対応した数の矩形部品Rpが表示されることから、操作者は、そのブロックに何枚の画像が必要かを簡単に視認することができる。このために、各区間に過不足なく画像素材を対応づけることができることから、操作性により一層優れている。
さらに、本実施例によれば、一の演出テンプレートTmに対して、操作者により、複数のキャラクタ画像データDpが画像素材として対応づけられるときに、各キャラクタ画像データDpに付与された「著作権者名」のデータF12が同一であるか否かが判定され、同一でないと判定された演出テンプレートについては、キャラクタ画像データDpの対応づけが無効となる。したがって、本実施例によれば、一の演出テンプレートTmに対して著作権者が相違する複数のキャラクタ画像データDpが対応づけられることを機械的に禁止することができる。これに対して、著作権を有する画像の利用条件の一つに、著作権者が相違する画像同士を重ね合わすことを禁止することが一般的にあり、本実施例によれば、一の演出テンプレートに対して著作権者が相違する複数の画像データが対応づけられることがないことから、この利用条件を必ずクリアすることができる。この結果、操作者はその利用条件を確認する必要がないことから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
ここで、複数のキャラクタ画像データDpの中に著作権を有しない画像データが含まれている場合について考えてみる。著作権を有しない画像データは、著作権属性情報F1の「著作権者名」のデータF12はヌルとなっていることから、先に著作権を有するキャラクタ画像データが対応づけられ、次に著作権を有しないキャラクタ画像データが対応づけられた場合、あるいは先に著作権を有しないキャラクタ画像データが対応づけられ、次に著作権を有するキャラクタ画像データが対応づけられた場合には、ステップS170で否定判定されることになり、エラー表示がなされることになる。これは、著作権を有するキャラクタ画像は、著作権を有しないキャラクタ画像であっても重ね合わされることが禁止されることが一般的であることから、このような構成となっている。
なお、著作権を有しないキャラクタ画像データは、そもそも著作権情報は取得不能であることから、上記2つの場合に、上記の構成に換えて画像データの対応づけが可能な構成としてもよい。すなわち、著作権を有しないキャラクタ画像データは、本発明の備える「著作権者情報判定手段」における判定の対象から省かれるものであり、著作権を有しないキャラクタ画像データについての対応づけは有効/無効のいずれとしてもよい。
II.第1実施例の変形例:
(1)前記第1実施例では、本発明の画像データ記憶手段は管理サーバ2により構成されているが、これに換えて、キャラクタ画像データDpを管理サーバ2からハードディスクドライブ14に一旦ダウンロードして蓄積することによって、画像データ記憶手段をハードディスクドライブ14により構成してもよい。
(2)第1実施例では、キャラクタ画像データDpは管理サーバ2からネットワークNTを介して提供を受けていたが、これに換えて、DVD−ROM等の記録媒体の形でキャラクタ画像データDpの提供を受ける構成としてもよい。
(3)第1実施例では、1または複数の演出テンプレートを表示装置に表示された時間軸上に対応づけることにより一つのスライドショーを定めていたが、これに換えて、一つの演出テンプレートそのものが一つのスライドショーをもともと定める構成としてもよい。この構成によれば、演出テンプレートを一つ選択し、その演出テンプレートに画像データを対応づけることにより、スライドショーデータを作成することができる。
(4)第1実施例では、演出テンプレートへの画像データの対応づけをマウス24を用いたドラッグ&ドロップの操作により行う構成としたが、これに換えて、対応づけ先である演出テンプレートのファイル名をキーボード22の操作によって入力する構成等の他の操作により行う構成としてもよい。
III.第2実施例:
本発明の第2実施例を次に説明する。この第2実施例は第1実施例と比較して、ユーザ端末が提供を受けるキャラクタ画像データのフォーマット形式が相違したものとなっている。
図12は、第2実施例におけるキャラクタ画像データXDpのフォーマット形式を示す説明図である。図示するように、キャラクタ画像データXDpは、第1実施例におけるキャラクタ画像データDpと比較して、著作権属性情報F1として「編集不可領域」のデータF21が追加されている点が相違し、その他のデータ項目については同一である。「編集不可領域」のデータF21は、キャラクタ画像データXDpで示されるキャラクタ画像において、他の画像を重ねたり、トリミングによって非表示とすることが、著作権者(あるいは配布元、この明細書では同じ)から禁止されている領域(編集不可領域)を示すデータである。「編集不可領域」のデータF21は、キャラクタ画像データDp上の座標によって示されている。
図13は、編集不可領域の説明図である。例えば、人物のキャラクタ画像100のうち、著作権者が、非表示となるとキャラクタの特徴等が損なわれる領域を判断し、その領域を編集不可領域Z1とする。例えば、顔を含む頭部に特徴があると判断すると、頭部周辺に編集不可領域Z1を設定する。すなわち、著作権者は、利用条件の一つとして、予め定められた編集不可領域Z1の全範囲を表示することに定める。キャラクタ画像データXDpの提供を受けた操作者は、編集不可領域Z1を除いた領域(以下、「編集可能領域」と呼ぶ)Z2に対しては、他の画像を重ねたり(ここでいう「画像の重ね合わせ」とは、他の画像が上になる重ね合わせ、以下についても同じ)、トリミングすることができるが、編集不可領域Z1に対しては、他の画像を重ねたり、トリミングすることができない。
図14は、編集不可領域Z1に他の画像101が重ね合わされた状態の一例を示す説明図である。他の画像101が重ね合わされることで、編集不可領域Z1の一部もしくは全体が非表示となる。
図15は、トリミングによって、編集不可領域Z1の一部が非表示となった状態の一例を示す説明図である。トリミングは、画像の周辺部分にフレーム等を描画することにより、中心部分に焦点があたるような効果を演出するフレーム処理や、画像内の切り出し領域を時間毎に一方の範囲から他方の範囲に変えていくことで、その位置に向かってズームしているような効果を演出するズーム処理等に伴って実行される。
第2実施例は、第1実施例と比較して、同一のハードウェア構成を備え(第1実施例と同一のパーツには第1実施例と同一の符号を付けた)、相違するのは、上述したようにキャラクタ画像データXDpの構成と、CPU11にて実行されるソフトウェアであるスライドショー編集処理である。
図16は、第2実施例におけるスライドショー編集処理を示すフローチャートである。図示するように、第2実施例におけるスライドショー編集処理は、第1実施例におけるスライドショー編集処理(図5)と同じ処理内容であるステップS110〜S150、S200〜S220を備える。
ステップS150によりキャラクタ画像データDpの取り込みを終えると、次いで、CPU11は、上記取り込んだキャラクタ画像データDpの著作権属性情報F1に格納される「編集不可領域」のデータF21を取得する(ステップS310)。
続いて、CPU11は、ステップS140によるドロップ先のブロックBLに対応した演出テンプレートTmを読み出して、その演出テンプレートTmにおいて、所定の画像に対して前記編集不可領域の少なくとも一部を非表示とする処理が規定されているか否かを判定する処理を行う(ステップS320)。演出テンプレートには、前述したように、1または複数の画像についての演出効果が規定されていることから、ステップS320では、ステップS140によるドラッグ&ドロップの処理が、上記ドロップ先のブロックBLにおいて何枚目の画像を割り付けるものであるかを判定し、その順位を演出テンプレートTmで使用される画像の順位と対応させることにより、上記「所定の画像」を定める。
ステップS320では、詳細には、前記読み出した演出テンプレートTmから前記所定の画像についての演出効果を定めるセグメントを抽出し、そのセグメントにおいて、前述した編集不可領域Z1を非表示とする可能性のある効果処理、すなわち、他の画像を重ねる効果処理や、トリミングする効果処理が規定されているかを判定し、これら効果処理が規定されている場合に、これら効果処理において用いられる座標値が、ステップS310で取得した「編集不可領域」のデータF21に対応させたときに編集不可領域の内側に侵入する値であるか否かを判定することにより、上記編集不可領域の少なくとも一部が非表示となるか否かを判定する。
ステップS320で、編集不可領域を非表示とする処理が規定されていると判定された場合には、CPU11はステップS330に処理を進めて、ステップS140のドロップ先のブロックBLに対応する演出テンプレートTmを読み出して、その演出テンプレートTmを、ステップS150で取り込んだキャラクタ画像データDpの編集不可領域Z1の全範囲が表示可能なように補正する処理を行う。詳細には、ステップS140のドロップ先のブロックBLに対応する演出テンプレートTmを一時的なファイルとしてメモリ13に記憶し、その一時的なファイルとして記憶された演出テンプレートにおいて記録されている上述した効果処理において用いられる座標値を、編集不可領域Z1の全範囲を表示可能な大きさに拡張する。
ステップS330の実行後、CPU11は、ステップS340に処理を進める。一方、ステップS320で、編集不可領域を非表示とする処理が規定されていないと判定された場合には、CPU11は、ステップS340に処理を進める。
ステップS340では、CPU11は、メモリ13に記憶された画像用のタイムラインデータDTLを更新する処理を行う。この処理は、大まかには第1実施例のステップS190と同様の処理で、CPU11は、画像用のタイムラインデータDTLの中からドロップ先のブロックBLに対応したレコードを選択して、そのレコードの「内容」のデータフィールドXDF3に対して、サムネールTpに該当するキャラクタ画像データDpのファイル名を付加する処理を行う。ステップS190と相違する点は、ステップS330で演出テンプレートの補正がなされているときには、上記「内容」のデータフィールドXDF3に記録される演出テンプレートのファイル名を、ステップS330による補正後の演出テンプレート(一時的に記憶した演出テンプレート)のファイル名に変更する。その後、CPU11は、第1実施例と同様にステップS200〜S220の処理を実行する。
以上詳述したように本実施例によれば、キャラクタ画像データXDpには、著作権属性情報F1として「編集不可領域」のデータF21が記録されている。また、本実施例によれば、第1実施例と同様に、演出テンプレートTmを、画像用の時間軸TL1にドラッグ&ドロップする操作によって、スライドショーの編集を行っている。そうしてその編集で用いられる演出テンプレートTmにおいて、「編集不可領域」のデータF21によって定まる編集不可領域Z1の少なくとも一部を非表示とする効果処理が規定されている場合には、その演出テンプレートTmを編集不可領域Z1の全範囲が表示されるように補正して、画像用の時間軸TL1に記憶するようにしている。
このために、本実施例によれば、キャラクタ画像の編集不可領域Z1が一部でも非表示となるような編集操作が操作者によりなされたとき(すなわち、そうした演出テンプレートを使用する操作がなされたとき)には、演出テンプレートの内容を変更することにより、編集不可領域Z1の全範囲の表示が可能となる。したがって、操作者は、編集不可領域Z1が非表示となるか否かの確認を行うことなく編集を進めることができることから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。
IX.第2実施例の変形例:
(a)前記第2実施例では、図16のステップS320で肯定判定、すなわち、編集不可領域を非表示とする処理が規定されていると判定された場合には、ステップS330に処理を進めて、演出テンプレートを補正するように構成されていたが、これに換えて、肯定判定された場合には、ステップS120に処理を戻して、上記演出テンプレートと画像データを用いた編集処理を禁止して、新たに編集処理をやり直すように構成してもよい。この構成によっても、第2実施例と同様に、操作者は、編集不可領域が非表示となるか否かの確認を行うことなく編集を進めることができることから、操作性を向上することができる。
(b)前記第2実施例では、編集不可領域の全範囲を表示することを利用条件として、この利用条件に違反する場合に、利用条件を満たす編集内容に変更するように構成していたが、利用条件は、編集不可領域の全範囲を表示すること以外にも種々のものとすることができる。例えば、キャラクタは、同一テレビ番組又は映画に登場するキャラクタ、または、玩具、パチンコ台、ゲームソフト等に用いられる同一シリーズのキャラクタ商品に用いられるキャラクタ等のように、同時に表示されるキャラクタ群がシリーズで制限されている場合が多い。そこで、複数のキャラクタ画像を表示する際に、同一シリーズのキャラクタ画像を用いることを利用条件としてもよい。すなわち、著作権属性情報F1に「シリーズ名称」のデータを備える構成として、一のスライドショーに用いられる画像素材が同一のシリーズ名称のキャラクタ画像である場合には、一のキャラクタ画像に対してシリーズの相違するキャラクタ画像を併せて対応づけることを禁止する構成としてもよい。
また、利用条件の制限として次の構成も考えられる。著作権属性情報F1に、「キャラクタ属性」のデータと「相対サイズ」のデータを備える構成とする。キャラクタ属性は、シリーズ内の「主人公」、「友人」、「家族」等の役割を示すものである。相対サイズは、主人公等、シリーズ内で基準となるキャラクタに対する大きさを示すものである。一のスライドショーに用いられる画像素材が同一のシリーズ名称のキャラクタ画像である場合には、「主人公」が登場しなければならない、あるいは、「主人公」が登場しさらにサイズが主人公に対して定まった大きさでなければならないといったことを利用条件としてもよい。「キャラクタ属性」のデータと「相対サイズ」のデータに基づいて、キャラクタ画像の表示がこうした利用条件に違反していないかを判定し、違反していると判定された場合には、その利用条件を満たす編集内容に編集したり、あるいはその編集を禁止する構成としてもよい。
(c)前記第2実施例における著作権属性情報F1に含まれる「編集不可領域」のデータF21は、編集不可領域Z1(図13参照)を示すものであったが、これに替えて、編集可能領域Z2を示すデータを含む構成として、編集可能領域のデータに基づいて利用条件を判定する構成としてもよい。
(d)前記第2実施例では、利用条件に違反すると判定されたときには、スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する構成とし、前記(a)の変形例では、スライドショーの編集を禁止する構成としたが、さらには、これらの場合に、操作者にエラーである旨を報知する構成としてもよい。このエラー報知は、第1実施例と同様に、メッセージの表示等の視覚的な報知、音声やビープ音による聴覚的な報知等、種々の方法によるものとすることができる。
(e)第2実施例では、1または複数の演出テンプレートを表示装置に表示された時間軸上に対応づけることにより一つのスライドショーを定めていたが、これに換えて、一つの演出テンプレートそのものが一つのスライドショーをもともと定める構成としてもよい。この構成によれば、演出テンプレートを一つ選択し、その演出テンプレートに画像データを対応づけることにより、スライドショーデータを作成することができる。さらには、演出テンプレートを用いる構成とする必要もなく、CPUは、複数の画像データの中から画像データを選択して、その画像データの表示時間と表示範囲等を逐一、キーボード、マウス等の入力装置からの指令に基づいて指定することによりスライドショーを編集する構成において、前記画像データの著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定し、違反すると判定されたときに、そのスライドショーの編集を禁止するか、もしくはスライドショーの編集を利用条件を満たす編集内容に変更する構成としてもよい。
(f)第2実施例では、演出テンプレートへの画像データの対応づけをマウス24を用いたドラッグ&ドロップの操作により行う構成としたが、これに換えて、対応づけ先である演出テンプレートのファイル名をキーボード22の操作によって入力する構成等の他の操作により行う構成としてもよい。
なお、本発明は上記の第1、第2実施例やそれらの変形例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様にて実施することが可能である。例えば、第1実施例の変形例とした構成を、そのまま第2実施例としても適用可能なもの(例えば、前述した変形例(1)、(2)、(4)等)については、第2実施例の変形例としてもよい。また、前記第1、第2実施例やそれらの変形例では、著作権を有する画像を示す画像データは、キャラクタ画像を示すキャラクタ画像データとしたが、これに換えて、小説、論文等の文書を示す画像、絵画、彫刻等の美術を示す画像等、その他の著作権を有する画像を示す画像データとしてもよい。
本発明の第1実施例を適用するネットワークシステム1の概略構成を示す説明図である。 キャラクタ画像データDpのフォーマット形式を示す説明図である。 ユーザ端末5の概略構成を示す説明図である。 演出テンプレートTmのデータ構造の一例を示す説明図である。 CPU11にて実行されるスライドショー編集処理を示すフローチャートである。 スライドショー編集用ウィンドウWDを示す説明図である。 演出テンプレートTmを画像用の時間軸TL1に移動するドラッグ&ドロップの操作を示す説明図である。 ブロックBLが設定された後の画像用の時間軸TL1を示す説明図である。 画像用のタイムラインデータDTLのデータ構造の一例を示す説明図である。 サムネールTpをブロックBLの位置に移動するドラッグ&ドロップの操作を示す説明図である。 設定が完了した時間軸TL1の一例を示す説明図である。 第2実施例におけるキャラクタ画像データXDpのフォーマット形式を示す説明図である。 編集不可領域Z1の説明図である。 編集不可領域Z1に他の画像101が重ね合わされた状態の一例を示す説明図である。 トリミングによって編集不可領域Z1の一部が非表示となった状態の一例を示す説明図である。 第2実施例におけるスライドショー編集処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…ネットワークシステム
2…管理サーバ
5…ユーザ端末
7…大型ディスプレイ
NT…ネットワーク
10…パーソナルコンピュータ
11…CPU
12…バス
13…メモリ
14…ハードディスクドライブ
15…入出力制御部
16…ディスプレイインタフェース
17…通信インタフェース
20…モニタ
22…キーボード
24…マウス
M1…演出テンプレート選択部
M2…画像データ対応づけ部
M21…著作権者情報取得部
M22…著作権者情報判定部
M23…無効化部
M3…スライドショーデータ作成部
Tm…演出テンプレート
WD…スライドショー編集用ウィンドウ
Tp…サムネール
DTL1…タイムラインデータ
BL…ブロック
TL…時間軸
Rp…矩形部品
Dp,XDp…キャラクタ画像データ
F1…著作権属性情報
F2…画像情報
Z1…編集不可領域
Z2…編集可能領域
Pr…コンピュータプログラム

Claims (12)

  1. 著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集装置であって、
    著作権者を表す著作権者情報が付与された画像データを複数記憶する画像データ記憶手段と、
    複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数記憶する演出テンプレート記憶手段と、
    前記演出テンプレート記憶手段により記憶された前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する演出テンプレート選択手段と、
    前記選択された各演出テンプレートに対して、前記画像データ記憶手段により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた複数の画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける画像データ対応づけ手段と、
    前記画像データ対応づけ手段により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成するスライドショーデータ作成手段と
    を備え、
    前記画像データ対応づけ手段は、
    前記選択的に得られた複数の画像データのそれぞれについての前記著作権者情報を取得する著作権者情報取得手段と、
    前記選択された各演出テンプレートにおいて、前記対応づけのなされる複数の画像データについての前記著作権者情報取得手段により取得した複数の著作権者情報が同一であるか否かを判定する著作権者情報判定手段と、
    前記著作権者情報判定手段により前記複数の著作権者情報が同一でないと判定された演出テンプレートについては、前記画像データの対応づけを無効とする対応づけ無効化手段と
    を備えるスライドショー編集装置。
  2. 請求項1に記載のスライドショー編集装置であって、
    前記スライドショーのタイムラインを表わす時間軸を、表示装置に表示するタイムライン表示制御手段と、
    前記演出テンプレート選択手段により選択された各演出テンプレートを、前記表示された時間軸上の所望の位置に操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づけることにより、前記時間軸上に、前記対応づけのなされた各演出テンプレートで定められる再生時間の時間幅を持つ区間を設定する区間設定手段と
    を備え、
    前記画像データ対応づけ手段は、
    前記区間設定手段により設定された各区間に対して前記画像素材の対応づけを行うことにより、前記各演出テンプレートに対する対応づけを行う構成である、スライドショー編集装置。
  3. 請求項1または2に記載のスライドショー編集装置であって、
    前記画像データ対応づけ手段による前記対応づけのための前記入力装置を用いた操作指令は、前記画像データのサムネールをドラッグ&ドロップする操作である、スライドショー編集装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のスライドショー編集装置であって、
    前記対応づけ無効化手段により前記画像データの対応づけが無効となされたときに、操作者にエラーである旨を報知するエラー報知手段
    を備えるスライドショー編集装置。
  5. 著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集装置であって、
    利用条件を含む著作権属性情報が付与された画像データを複数記憶する画像データ記憶手段と、
    前記画像データ記憶手段により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて前記スライドショーの編集を行う編集手段と
    を備え、
    前記編集手段は、
    前記選択的に得られた画像データについての前記著作権属性情報を取得する著作権属性情報取得手段と、
    前記操作指令は、前記著作権属性情報取得手段により取得した著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する編集制限手段と
    を備えるスライドショー編集装置。
  6. 請求項5に記載のスライドショー編集装置であって、
    前記編集手段は、
    複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数記憶する演出テンプレート記憶手段と、
    前記演出テンプレート記憶手段により記憶された前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する演出テンプレート選択手段と、
    前記選択された各演出テンプレートに対して、前記画像データ記憶手段により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける画像データ対応づけ手段と、
    前記画像データ対応づけ手段により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成するスライドショーデータ作成手段と
    を備えるスライドショー編集装置。
  7. 請求項5または6に記載のスライドショー編集装置であって、
    前記利用条件は、前記画像データで示される画像内に予め定められた編集不可領域の全範囲を表示することである、スライドショー編集装置。
  8. 著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集方法であって、
    (a)CPUが、著作権者を表す著作権者情報が付与された画像データを複数、メモリに予め格納する工程と、
    (b)複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数、メモリに予め格納する工程と、
    (c)CPUが、前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する工程と、
    (d)CPUが、前記選択された各演出テンプレートに対して、前記機能(a)により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた複数の画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける工程と、
    (e)CPUが、前記工程(d)により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成する工程と
    を備え、
    前記工程(d)は、CPUが、
    前記選択的に得られた複数の画像データのそれぞれについての前記著作権者情報を取得し、
    前記選択された各演出テンプレートにおいて、前記対応づけのなされる複数の画像データについての前記取得した複数の著作権者情報が同一であるか否かを判定し、
    当該判定により前記複数の著作権者情報が同一でないと判定された演出テンプレートについては、前記画像データの対応づけを無効とする構成である、スライドショー編集方法。
  9. 著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうスライドショー編集方法であって、
    (a)CPUが、利用条件を含む著作権属性情報が付与された画像データを複数、メモリに予め格納する工程と、
    (b)CPUが、前記複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて前記スライドショーの編集を行う工程と
    を備え、
    前記工程(b)は、CPUが、
    前記選択的に得られた画像データについての前記著作権属性情報を取得し、
    前記操作指令が、前記著作権属性情報取得手段により取得した著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定し、
    当該判定により違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する構成である、スライドショー編集方法。
  10. 著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうためのコンピュータプログラムであって、
    (a)著作権者を表す著作権者情報が付与された画像データを複数格納する機能と、
    (b)複数の画像素材を時間経過に沿ってどのような演出効果を与えつつ再生するかを規定する演出テンプレートを、複数格納する機能と、
    (c)前記複数の演出テンプレートの中から1または複数の演出テンプレートを、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて選択する機能と、
    (d)前記選択された各演出テンプレートに対して、前記機能(a)により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた複数の画像データを前記画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいてそれぞれ対応づける機能と、
    (e)前記機能(d)により前記対応づけのなされた前記演出テンプレートに基づいて、前記スライドショーの内容を記述したスライドショーデータを作成する機能と
    をコンピュータに実現させるとともに、
    前記機能(d)は、
    (d1)前記選択的に得られた複数の画像データのそれぞれについての前記著作権者情報を取得する機能と、
    (d2)前記選択された各演出テンプレートにおいて、前記対応づけのなされる複数の画像データについての前記機能(d1)により取得した複数の著作権者情報が同一であるか否かを判定する機能と、
    (d2)前記機能(d2)により前記複数の著作権者情報が同一でないと判定された演出テンプレートについては、前記画像データの対応づけを無効とする機能と
    を備えるコンピュータプログラム。
  11. 著作権を有する画像を用いてスライドショーの編集を行なうためのコンピュータプログラムであって、
    (a)利用条件を含む著作権属性情報が付与された画像データを複数格納する機能と、
    (b)機能(a)により記憶された複数の画像データの中から選択的に得られた画像データを画像素材として、操作者からの入力装置を用いた操作指令に基づいて前記スライドショーの編集を行う機能と
    をコンピュータに実現させるとともに、
    前記機能(b)は、
    (b1)前記選択的に得られた画像データについての前記著作権属性情報を取得する機能と、
    (b2)前記操作指令は、前記機能(b1)により取得した著作権属性情報に含まれる利用条件に違反するか否かを判定する機能と、
    (b3)前記機能(b2)により違反すると判定されたときに、前記スライドショーの編集を禁止するか、もしくは前記スライドショーの編集を前記利用条件を満たす編集内容に変更する機能と
    を備えるコンピュータプログラム。
  12. 請求項10または11に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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