JP4893356B2 - ネットワーク画像伝送表示方法 - Google Patents
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Description
・ステップS1:始めに、ユーザ端末103で画像送信装置101のURL(Uniform Resource Locator)を入力する。
・ステップS2:ユーザ端末103でアクセス要求のHTML(HyperText Markup Language)を生成し、画像送信装置101に送信する。
・ステップS3:画像送信装置101は、ユーザIDとパスワードを入力するためのログイン画面のHTMLデータをユーザ端末103に送信する。
・ステップS4:ユーザ端末103がこれを受信すると、図13に示すようなログイン画面が表示される。
・ステップS6:画像送信装置101は、ユーザIDとパスワードから正規のユーザかどうか確認する。
・ステップS7:正規ユーザと判断した場合は、画像送信装置101はカメラ選択メニューのHTMLデータをユーザ端末103に送信する。
・ステップS8:ユーザ端末103がこれを受信すると、図14に示すようなカメラ選択画面が表示される。
・ステップS9:図14に示すカメラ選択画面上の「カメラ1」や「カメラ2」などのボタンが押されると、ボタンに相当するHTTPリクエストが画像送信装置101に送信される。例えば、「カメラ1」のボタンを押した場合、カメラ1の画像を要求するHTTPリクエストが画像送信装置101へ送信される。
・ステップS11:ユーザ端末103がこれを受信すると、図15に示すようなカメラ画像がユーザ端末103の画面上に表示される。なお、図15では著作権保護の観点から、実際の映像に代えて表示画像をハッチングで示している。
・ステップS12:受信したHTMLには、以下に示すような一定時間後に他のURLにジャンプするタグがあるため、
<META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="2;URL=http://[サーバ名]/xxx.html">
ユーザ端末103は記述された別のURL(次のカメラ画像)に接続する。
・ステップS13:画像送信装置101は、新たに撮影した画像を圧縮して送信する。
・ステップS14:ユーザ端末103がこれを受信すると、新たなカメラ画像がユーザ端末103の画面上に表示される。
前記端末から前記画像送信装置に対して前記静止画の送信要求を送信する第1のステップと、
前記画像送信装置が前記第1のステップによる前記静止画の送信要求を受信して、今回送信する1枚の静止画と次回送信すべき1枚の静止画のファイル名とを前記端末に送信する第2のステップと、
前記端末が前記第2のステップにより送信された前記1枚の静止画と前記ファイル名とを受信し、この受信した1枚の静止画を前記表示手段に表示して、前記受信したファイル名に該当する静止画の送信要求を前記画像送信装置に送信する第3のステップとを、
有することを特徴とする。
前記端末から前記画像送信装置に対して前記静止画の送信要求を送信する第1のステップと、
前記画像送信装置が前記第1のステップによる前記静止画の送信要求を受信して、今回送信する1枚の静止画を前記端末に送信する第2のステップと、
前記端末が前記第2のステップにより送信された前記1枚の静止画を受信して前記表示手段に表示し、ユニークな静止画のファイル名を作成してこのファイル名に基づく静止画の送信要求を前記画像送信装置に送信する第3のステップと、
前記画像送信装置が前記第3のステップによる前記静止画の送信要求を受信して、前記第2のステップにおいて前記端末に送信した1枚の静止画に続く静止画を前記ファイル名の静止画にして前記端末に送信する第4のステップとを、
有することを特徴とする。
<第1の実施の形態>
1−1.概要
始めに本発明の第1の実施の形態の概略について、図1を使って説明する。図1は、画像送信装置1とユーザ端末(携帯電話)13の内部構成を示したブロック図である。なお、ここでは概要を説明し、内部構成の詳細は次項1−2で説明する。
1.携帯電話13は、画像送信装置1へ画像送信を要求するHTTPリクエスト(画像送信要求)を送信する。
2.画像送信装置1では、最初のカメラ画像A1のデータを静止画記録部5のメモリから読み出し、カメラ画像A1の次に撮影した2番目のカメラ画像A2のファイル名と共にHTTPデータを生成し、これをHTTPレスポンスとして携帯電話13へ返す。
3.携帯電話13はこのHTTPレスポンスを受信すると、カメラ画像A1を画面に表示し、カメラ画像A2のファイル名をメモリに保存する。一定時間が経過した後(例えば1秒後に)、カメラ画像A2のファイル名を読み出し、このファイルを要求するHTTPリクエストを送信する。
ここでは、本発明の実施の形態における内部構成について図1を使って説明する。図1に示すように、画像送信装置1において、カメラ2で撮影された画像は、映像信号処理部3に送られる。映像信号処理部3には、A/D変換器や同期生成回路(図示しない)などがあり、アナログ信号をディジタル信号に変換して後段のコンテンツ記録部4と静止画記録部5に出力する。コンテンツ記録部4では、画像圧縮回路(MPEG2エンコーダやMPEG4エンコーダなど)で画像データを圧縮し、記録媒体(HDDやDVDなどの光ディスク、メモリ。図示しない)に記録する。静止画記録部5では、静止画をキャプチャしJPEGやGIFなどにより静止画圧縮を行い、記録媒体に記録する。静止画の記録は、定期的に(例えば1秒ごとに)行い、記録媒体には常に複数の静止画が保存されており、古いものから順に書き換えられていく。
図1及び図2を使ってユーザ端末13と画像送信装置1の通信手順と処理内容を説明する。図2は、ユーザ端末13と画像送信装置1の通信手順を示したものである。ステップS1〜S9は従来技術と同じであるが、ユーザ端末13と画像送信装置1の内部構成を説明するために繰り返して説明する。
・ステップS1:ユーザ端末13に、画像送信装置1のURLが入力される(操作入力21)。
・ステップS2:操作処理部20は、HTTPリクエスト生成手段15に指示を与える。HTTPリクエスト生成手段15は、アクセス要求のHTMLを生成し、ネットワーク送受信部14にこのデータを渡す。ネットワーク送受信部14はこのデータをインターネット12へ送信する。
・ステップS3:画像送信装置1はこれをネットワーク送受信部11で受信し、HTTPリクエスト解析手段8で内容を解析し、HTTPレスポンス生成手段7にてユーザIDとパスワードを入力するためのログイン画面のHTMLデータ生成し、ネットワーク送受信部11からユーザ端末13に送信する。
・ステップS5:ここでユーザIDとパスワードが入力されると、ユーザ端末13はユーザIDとパスワードを付加したログイン要求のHTMLを生成し、画像送信装置1に送信する。
・ステップS6:画像送信装置1は、このデータをネットワーク送受信部11で受信し、HTTPリクエスト解析手段8でユーザIDとパスワードを取り出し、ユーザ認証手段9へ送る。ユーザ認証手段9は正規のユーザかどうかを確認する。
・ステップS7:正規のユーザと判断した場合は、画像送信装置1はHTTPレスポンス生成手段7でカメラ選択メニューのHTMLデータを生成し、ネットワーク送受信部11を介してユーザ端末13に送信する。
・ステップS8:ユーザ端末13がこれを受信すると、図14に示すようなカメラ選択画面が表示される。
・ステップS9:ここでカメラ選択画面上の「カメラ1」や「カメラ2」などのボタンが押されると、ボタンに相当するHTTPリクエスト(カメラ選択要求)が画像送信装置1に送信される。例えば、「カメラ1」のボタンを押した場合、カメラ1の画像を要求するHTTPリクエストが画像送信装置1へ送信される。
・ステップS20:画像送信装置1はこのリクエストを受信すると、HTTPレスポンス生成手段7でテキスト情報や操作ボタン、画像表示枠などのHTMLデータを生成する。このとき、静止画取得手段10は、静止画記録部5に保存されている静止画(カメラ画像A1)を読み出して、このデータのファイル名(カメラ画像A1のファイル名:2006031712305100.jpg)を以下に示すようなHTMLタグに設定し、上記のタグを含むHTMLデータをユーザ端末13に送信する。なお、カメラ画像A1のファイル名は、同じものが存在しないように乱数や時刻情報などから生成した文字列を使用する。
<IMG src=”2006031712305100.jpg”>
・ステップS22:ユーザ端末13は、カメラ画像A1のファイル名で画像送信要求を以下のように生成し、画像送信装置1へ送る。
GET 2006031712305100.jpg HTTP/1.1
・ステップS23:画像送信装置1はこのリクエストを受信すると、静止画取得手段10に保持された静止画(カメラ画像A1)のデータを読み出す。この後、静止画記録部5に保存されている次の静止画(カメラ画像A2)を読み出し、このデータを保持しこのデータのファイル名(カメラ画像A2のファイル名:2006031712305200.jpg)をカメラ画像A1のデータと共に、図4に示すようなHTTPデータで送信する。なお、カメラ画像A2のファイル名は、同じものが存在しないように乱数や時刻情報などから生成した文字列を使用する。
・ステップS25:このとき、タイマ処理手段18ではタイマがセットされ(例えば1秒にセット)、タイマカウント動作が始まる。
・ステップS26:1秒後に、タイマ処理手段18からHTTPリクエスト生成手段15へ通知がなされ、HTTPリクエスト生成手段15では、静止画ファイル名保存部17からカメラ画像A2のファイル名:2006031712305200を読み出し、このファイル名でHTTPリクエストを以下のように生成し、
GET 2006031712305200.jpg HTTP/1.1
このリクエストを画像送信装置1へ送信する。
・ステップS28:ユーザ端末13がこれを受信すると、HTTPレスポンス解析手段16にて、データの内容を解析し、カメラ画像A3のファイル名を静止画ファイル名保存部17に保存し、静止画(カメラ画像A2)のデータを取り出し、表示部19へ送る。画面には、図7に示すような静止画(カメラ画像A2)が表示される。
・ステップS29B:1秒後に、タイマ処理手段18からHTTPリクエスト生成手段15へ通知がなされ、HTTPリクエスト生成手段15では、静止画ファイル名保存部17からカメラ画像A3のファイル名:2006031712305300を読み出し、このファイル名でHTTPリクエストを以下のように生成し、
GET 2006031712305300.jpg HTTP/1.1
このリクエストを画像送信装置1へ送信する。
このようにステップS27、ステップS28の処理を繰り返すと、ユーザ端末13で静止画が連続的に切り替わり、擬似動画を再現することができる。
第1の実施の形態の特徴をまとめると以下のようになる。
・第1の実施の形態で使用したHTMLタグは携帯電話13でも使用することができる(PCでも問題ない)。
・画像送信装置1は、表示する画像データと次に表示する画像データのファイル名を同時に送信することで、携帯電話13は毎回違うファイル名を使うことにより、キャッシュ機能に邪魔されることがなく常に新しいHTTPリクエストを送信することができる。
・画像送信装置1は、画像データと次の画像データのファイル名を同時に送信するため、TCP/IPの通信回数を増やすことがなく、通信レスポンスを悪化させない。
この結果、携帯電話13で同じ画像が表示されてしまう問題を解決することができ、時間無制限の擬似動画を実現することができる。さらに、JPEGやGIFなどの静止画を用いているため、3GPPや3GPP2などの携帯動画よりも画質が良く、セキュリティカメラなどの監視用途に使うことも可能である。
2−1.概要
第2の実施の形態における画像送信装置1とユーザ端末(携帯電話)13の特徴を、図1を使って説明する。
1.携帯電話13から、画像(静止画ファイルB1とする)の送信を要求するHTTPリクエスト(画像送信要求)を送信する。このときに要求する画像ファイル名は、同じものが存在しないように乱数や時刻情報などから生成した文字列をファイル名として使用する。
2.画像送信装置1は、ログインしている携帯電話13の場合に限り、要求されたファイルが存在しなくてもエラーを返さずに、記録された静止画を読み出してHTTPデータを生成し携帯電話13に送信する。
図1及び図8を使って第2の実施の形態におけるユーザ端末13と画像送信装置1の通信手順を説明する。図8は、第2の実施の形態におけるユーザ端末13と画像送信装置1の通信手順を示したものである。ステップS1〜S9は第1の実施の形態と同じであるので、説明を省略し、ステップS9に続くステップS30以下について説明する。
・ステップS30:画像送信装置1は「カメラ1」のカメラ選択要求を受信すると、HTTPレスポンス生成手段7でテキスト情報や操作ボタン、画像表示枠などのHTMLデータを生成する。このとき、静止画取得手段10は、静止画記録部5に保存されている静止画(カメラ画像B1)を読み出して保持し、このデータのファイル名(カメラ画像B1のファイル名:2006031712301100)を以下に示すようにHTMLタグに設定する。
<IMG src=”2006031712301100.jpg”>
このようなHTMLデータをユーザ端末13に送信する。
・ステップS32:ユーザ端末13は、カメラ画像B1のファイル名で画像送信要求を以下のように生成し、これを画像送信装置1へ送る。
GET 2006031712301100.jpg HTTP/1.1
・ステップS33:画像送信装置1はこのリクエストを受信すると、静止画取得手段10が、静止画記録部5に保存されている静止画(カメラ画像B1)を読み出して図9に示すようなHTTPデータをユーザ端末13に送信する。
・ステップS35:このとき、タイマ処理手段18ではタイマがセットされ(例えば1秒にセット)、タイマカウント動作が始まる。
・ステップS36:1秒後に、タイマ処理手段18からHTTPリクエスト生成手段15へ通知がなされ、HTTPリクエスト生成手段15では、ファイル名を時刻情報や乱数から任意に生成し、このファイル名でリクエストを以下のように生成し、
GET 2006031756780002.jpg HTTP/1.1
これを画像送信装置1へ送信する。
・ステップS38:ユーザ端末13がこれを受信すると、HTTPレスポンス解析手段16にてデータの内容を解析し、静止画(カメラ画像B2)のデータを取り出し、表示部19へ送る。画面には、図7に示すように次の静止画(カメラ画像B2)が表示される。
・ステップS40:1秒後に、タイマ処理手段18からHTTPリクエスト生成手段15へ通知がなされ、HTTPリクエスト生成手段15ではファイル名を時刻情報や乱数から任意に生成し、このファイル名でリクエストを以下のように生成し、これを画像送信装置1へ送信する。
GET 2006031756780003.jpg HTTP/1.1
このようにステップS37〜S40の処理を繰り返すと、ユーザ端末13で静止画が連続的に切り替わり、擬似動画を再現することができる。
第2の実施の形態の特徴をまとめると以下のようになる。
・第2の実施の形態で使用したHTMLタグは携帯電話13でも使用することができる(PCでも問題ない)。
・ユーザ端末13は、要求するファイル名を、同じものが存在しないように乱数や時刻情報などから生成するので、キャッシュ機能に邪魔されることがなく常に新しいHTTPリクエストを送信することができる。
・画像送信装置1は、ログインしているユーザ端末に対して、要求されたファイルがなくても、レスポンスにエラーを返さずに画像データの送信を行う。したがって、画像ファイルをあらかじめユーザ端末13に送信する必要がなく、第1の実施の形態よりも処理手段を簡便化できる(なお、通常のHTTPリクエストに対して、存在しないファイルが要求された場合はエラーを返しても、HTTPとしての動作に支障がない)。
この結果、携帯電話で同じ画像が表示されてしまう問題を解決することができ、時間無制限の擬似動画を実現することができる。さらに、JPEGやGIFなどの静止画を用いているため、3GPPや3GPP2などの携帯動画よりも画質が良く、セキュリティカメラなどの監視用途に使うことも可能である。
2 カメラ
3 映像信号処理部
4 コンテンツ記録部
5 静止画記録部
6 CPU
7 HTTPレスポンス生成手段
8 HTTPリクエスト解析手段
9 ユーザ認証手段
10 静止画取得手段
11、14 ネットワーク送受信部
12 インターネット
13 ユーザ端末
15 HTTPリクエスト生成手段
16 HTTPレスポンス解析手段
17 静止画ファイル名保存部
18 タイマ処理手段
19 表示部
20 操作処理部
21 操作入力
Claims (2)
- 複数枚の静止画を保持した画像送信装置と表示手段を備えた端末とがネットワークを介して接続され、前記端末からの静止画の送信要求に従って前記画像送信装置から静止画を順次読み出して送信し、前記端末で順次受信して前記表示手段に表示するネットワーク画像伝送表示システムにおけるネットワーク画像伝送表示方法において、
前記端末から前記画像送信装置に対して前記静止画の送信要求を送信する第1のステップと、
前記画像送信装置が前記第1のステップによる前記静止画の送信要求を受信して、今回送信する1枚の静止画と次回送信すべき1枚の静止画のファイル名とを前記端末に送信する第2のステップと、
前記端末が前記第2のステップにより送信された前記1枚の静止画と前記ファイル名とを受信し、この受信した1枚の静止画を前記表示手段に表示して、前記受信したファイル名に該当する静止画の送信要求を前記画像送信装置に送信する第3のステップとを、
有することを特徴とするネットワーク画像伝送表示方法。 - 複数枚の静止画を保持した画像送信装置と表示手段を備えた端末とがネットワークを介して接続され、前記端末からの静止画の送信要求に従って前記画像送信装置から静止画を順次読み出して送信し、前記端末で順次受信して前記表示手段に表示するネットワーク画像伝送表示システムにおけるネットワーク画像伝送表示方法において、
前記端末から前記画像送信装置に対して前記静止画の送信要求を送信する第1のステップと、
前記画像送信装置が前記第1のステップによる前記静止画の送信要求を受信して、今回送信する1枚の静止画を前記端末に送信する第2のステップと、
前記端末が前記第2のステップにより送信された前記1枚の静止画を受信して前記表示手段に表示し、ユニークな静止画のファイル名を作成してこのファイル名に基づく静止画の送信要求を前記画像送信装置に送信する第3のステップと、
前記画像送信装置が前記第3のステップによる前記静止画の送信要求を受信して、前記第2のステップにおいて前記端末に送信した1枚の静止画に続く静止画を前記ファイル名の静止画にして前記端末に送信する第4のステップとを、
有することを特徴とするネットワーク画像伝送表示方法。
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JP2007036982A JP4893356B2 (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | ネットワーク画像伝送表示方法 |
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JP2007036982A JP4893356B2 (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | ネットワーク画像伝送表示方法 |
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