JP4892544B2 - 回転型伝送器 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータ部分およびロータ部分と、互いに対向する端部においてエアギャップを介して互いに仕切られているステータ側およびロータ側のそれぞれ1つのコア部分と、ステータ側のコア部分とロータ側のコア部分とに巻回されている、変圧器の原理にしたがってエネルギーを伝送させるためのそれぞれ少なくとも1つのエネルギー巻線と、互いに対を成して付設され、送受信電子装置に接続されている、誘導的にデータ伝送するためのステータ側およびロータ側の連結巻線とを備えた回転型伝送器であって、連結巻線が、それぞれのコア部分によって、エネルギー巻線の領域から仕切られてこれから保護されている前記回転型伝送器に関するものである。
この種の回転型伝送器は、外部からエネルギーの供給を受ける位置調整型工具に使用される(特許文献1を参照)。
この種の公知の回転型伝送器では、平坦に形成された連結巻線が設けられている。連結巻線は送信電子装置と受信電子装置に交互に接続可能で、交流信号を無接触で伝送するため、変圧器の第1次巻線および第2次巻線の付近(たとえば巻回窓の付近)、或いは、コア部分の脚部端部の領域に配置されている。連結巻線をこのように配置すると、連結巻線に補償ループを使用するなどの補助的な処置を講じなければ、エネルギー巻線からの妨害信号の侵入を回避することができない。公知の回転型伝送器の他の欠点は、連結巻線を工作機械に使用する場合、連結巻線が直接冷媒流と切屑流とに曝され、したがって高摩耗に曝されるので、頻繁に保守を行なわねばならず、時間コストおよび材料コストがかかることである。
欧州特許第719199B1号明細書
本発明の課題は、障害のないデータ伝送を可能にするとともに、比較的保守コストが少なくて済む回転型伝送器を開発することである。
この課題を解決するため、請求項1、請求項20および請求項22に記載の構成を提案する。有利な他の構成は従属項から明らかである。
本発明は、請求項1によれば、連結巻線が付属のステータ部分およびロータ部分内にそれぞれ1つの空間的に湾曲したループを形成するように配置されていること、ステータ側の連結巻線がロータに近い側の巻線分岐部とロータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部とを有し、ロータに近い側の巻線分岐部とロータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部とが少なくとも1つの転向ループを介して互いに結合されていること、ロータ側の連結巻線がステータに近い側の巻線分岐部とステータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部とを有し、ステータに近い側の巻線分岐部とステータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部とが少なくとも1つの転向ループを介して互いに結合されていること、ステータ側の連結巻線の巻線分岐部が付属の転向ループとともに部分筒状または完全筒状の面を張っていること、ロータ側の連結巻線の巻線分岐部が付属の転向ループとともに筒状の面を張っていること、ステータ側の連結巻線の部分筒状または完全筒状の面と付属のロータ側の連結巻線の筒状の面とがほぼ同じ筒半径でもってロータ部分の回転軸線に対し同軸に且つ軸線方向に互いに間隔を持って配置されていること、ロータ側の連結巻線のステータに近い側の巻線分岐部とステータ側の連結巻線のロータに近い側の巻線分岐部とがほぼ同じ周湾曲率でもって互いに平行に且つ軸線方向に互いに間隔を持って配置されていることを特徴としている
本発明の有利な構成によれば、転向ループは筒状の面または部分筒状の面に対しほぼ軸線平行に配置されている。
自動操作システムによるロータへのアクセスを可能にするため、ステータ部分はそのコア部分とエネルギー巻線と少なくとも1つの連結巻線とが筒セグメントにわたってのみ延在し、他方ロータ部分はそのコア部分とエネルギー巻線と少なくとも1つの連結巻線とが完全筒体にわたって延びている有利である。
同時に、ステータ側およびロータ側の連結巻線が、付属の転向ループとともに、互いに鏡対称に配置される部分筒状の面を張っているのも可能である。これに対応して、ステータ部分とロータ部分とはそのコア部分とエネルギー巻線と少なくとも1つの連結巻線とが筒セグメントにわたってのみ延在している。このような使用態様は、特に、それぞれの回動過程の後にホームポジションへ戻ってそこに一時的に留まるような、相互に回動可能なシステムにおいて使用するのがよい。他方、ステータ側およびロータ側の連結巻線が、付属の転向ループとともに、互いに鏡対称に配置される完全筒状の面を張っているのも可能である。これに対応して、この場合には、ステータ部分とロータ部分とはそのコア部分とエネルギー巻線と少なくとも1つの連結巻線とが完全筒体にわたって延在する。この構成は、特に、ロータを頻繁に交換する必要のない場合に使用される。
本発明の他の有利な構成によれば、ロータ部分のコア部分は、半径方向に互いに間隔を持って筒状に周回するように延在している2つのコア脚部であって片側を半径方向のヨークによって結合されてステータ側が開口したU字状の横断面を形成している前記2つのコア脚部を有し、この場合ロータ側のエネルギー巻線は前記コア脚部の間の筒状の中間領域に周回するように延在し、前記少なくとも1つのロータ側の連結巻線は内側および/または外側のコア脚部の半径方向外側に周回するように延在している。他方、セグメント状のステータ部分のコア部分は、半径方向に互いに間隔を持って部分筒状に周回するように延在している2つのコア脚部であって片側を半径方向のヨークによって結合されてロータ側が開口したU字状の横断面を形成している前記2つのコア脚部を有し、ステータ側のエネルギー巻線は前記コア脚部の間の部分筒状の中間領域に配置され、前記少なくとも1つのステータ側の連結巻線は内側および/または外側のコア脚部の半径方向外側に配置されている。エネルギー巻線および/または連結巻線のステータ側およびロータ側の接続接点はそれぞれヨーク側で外側へ案内されている。強磁性のコア部分はフェライト材から成っているのが合目的である。
本発明の特に有利な構成によれば、少なくとも1つの連結巻線は平材担持体上に印刷された、好ましくは可撓性の導電軌道として形成されている。この場合平材担持体は、コア脚部の1つの、エネルギー巻線とは逆の側にある軸線平行に指向した外面に当接し、或いは、該外面に接着されている。
高周波対応信号処理のために一定の参照点を得るには、平材担持体が、補助的に、連結巻線によって取り囲まれた、アースポテンシャルにある導電領域を有しているのが有利である。導電領域は付属の送受信電子装置と接続される。
連結巻線およびエネルギー巻線を保護するため、少なくともステータ側の連結巻線および/またはエネルギー巻線のロータに近い側の巻線分岐部は誘電性カバー層を備えている。この場合、色の変化で外部から磨耗を認知できるようにするため、カバー層を識別色で着色してよい。合目的には、カバー層が1mm以下の壁厚、好ましくは0.5mm以下の壁厚を有しているのがよい。カバー層の導電性を監視する装置が設けられていれば、この装置を磨耗状態の自動的な監視に利用することができる。有利には、少なくとも1つの連結巻線および/またはエネルギー巻線が、カバー層をも兼ねている注封材の中に埋設されているのがよい。注封材および/またはカバー層は耐摩耗性材料を含んでいるのが合目的である。耐摩耗性材料はたとえばセラミックス粒子を添加したものから成る。
本発明の他の有利な、或いは択一的な構成によれば、ステータ部分はケース内に配置され、ケースは、送受信装置を接続ケーブルとともに受容するためのケース本体と、エネルギー巻線と少なくとも1つの連結巻線とを受容するためにケース本体に取り外し可能に配置されている交換ケースとから構成され、この場合ケース本体と交換ケースには、電気接続用の仕切り部位の接点要素が配置されている。
本発明の有利な構成によれば、ステータ部分はケース内に配置され、ケースは、エネルギー巻線および連結巻線の領域においてロータ側へ開口してケース窓を形成している。ケース窓はカバーで密閉可能であり、カバーが操作システムを介してケースに位置決め可能および固定可能であるのが合目的である。
請求項1の発明では、交換ケースは非使用時にはわずかな手間で完全に取り外すことができるのに対し、請求項22の場合、ステータケースは非使用時にもその位置に留まり、交換可能なカバーだけで磨耗から保護される。すなわち第2発明は、ステータ部分がケース内に配置され、ケースが、エネルギー巻線および連結巻線の領域においてロータ側へ開口してケース窓を形成していること、ケース窓がケースに位置決め可能および固定可能なカバーで密閉可能であることを特徴としている。
次に、本発明の実施形態を添付の図面を用いて詳細に説明する。
図1に図示され、精密回転ヘッドとして形成された工具ヘッド10は、実質的に、本体11と、工具ヘッド10の回転軸線12に対し横方向に本体11に対し位置調整可能で、切削工具のための工具受容部を担持しているスライダ14と、工具ヘッド10の内部に配置され、位置調整距離を直接測定する測定装置の形態の少なくとも1つの電気消費装置と、スライダ14のための電気調整モータ(たとえばサーボモータ)とから構成されている。電気消費装置およびデータ交換装置への給電は、ステータ部分18とロータ部分26とから成る回転型伝送器を介して行なう。工具ヘッド10は、本体11を越えて軸線方向に突出している工具シャンク20により、工作機械主軸22および工作機械24と連結可能である。ステータ部分とロータ部分との間のエアギャップ35を調整するため、ステータケース34は、ロータに対し間隔を持って且つ回転軸線12に対し平行な軸線のまわりの回転位置で、位置調整機構42により位置調整可能にステータ固定のホールダ40に配置されている。
図1に図示した実施形態の場合、ステータ部分18は工具シャンク20のほぼ70゜の部分周囲にわたってのみ延在してシャンク周部の大部分を露出させており、自動工具交換のために工具グリッパー44を接近させるための自由空間43を形成させている。工具交換の場合には、工具ヘッド10は工具グリッパー44に設けたグリッパー溝46においてステータ部分とは反対側から把持され、工具の連結を解除する際に軸線方向において工作機械主軸22に対し変位せしめられる。工具ヘッド10と工作機械主軸22との連結は、工作機械側から引張り棒47を介して操作可能な締め付け固定機構を介して行なう。締め付け固定機構は工作機械側から工具シャンク20の中空空間48に係合して工具ヘッドを工作機械主軸22と連結させ、平面締付けと半径方向締付けとを生じさせる。
図2aないし図4dに図示した実施形態では、ステータ部分18は、ベースケース34’と交換ケース34”とから成る2分割のケース34を有している。ベースケース34’はステータ固定のホールダ40に固定され、他方交換ケース34”は2個の締め付けねじ30と1個の連結ボルト31とを用いて仕切り部位28においてベースケース34’に取り外し可能に固定されている。ベースケース34’内には、信号処理電子装置と、送受信電子装置と、エネルギー供給用の電子装置とがプリント回路50に配置されている。プリント回路50は、ベースケース34’に設けた開口部52を通じて係合するケーブルを介して、工作機械制御装置と連結されている。交換ケース34”内には、エネルギー伝送用のエネルギー巻線76と、ロータ部分26に誘導的にデータを伝送するための2つの連結巻線80’,80”とが設けられている。エネルギー巻線と連結巻線とは合成樹脂(たとえばセラミックス粒子等の耐摩耗性の添加物を含んでいる)から成る注封材に埋設されており、ケース窓60の後方に位置するように交換ケース34”内にある。エネルギー巻線76と連結巻線80’,80”とは、プラグ・ソケットコネクタとして構成された仕切り部位62を介して、プリント回路50に設けた信号処理電子装置と取り外し可能に結合されている。
エネルギー巻線76と連結巻線80’,80”とは、ケース窓60を介して、切屑および/または冷却剤から成る材料流に曝され、したがって磨耗に曝される。これは特に、ステータ部分18を覆うロータ部分26を有していない従来の構成の工具を使用する場合である。望ましくない磨耗からステータ巻線を保護するため、2個のねじ30を外すことにより交換ケース34”を簡単な操作で除去でき、しかもこのためにベースケース34’を取り外す必要はない。
磨耗を防止するための他の可能性は、ケース窓60を非使用時にカバー64によって閉鎖させることである。カバー64の取り付け取り外しは、カバーホールダ68を備えている工具交換器66を用いて行なう(図4cおよび図4d)。したがって、カバー64の取り付け取り外しは自動的に行なうことができる。
ステータ部分18とロータ部分26とはそれぞれ、横断面にてU字状のコア部分72,74と、ステータ側およびロータ側のコア部分にそれぞれ巻回されている、変圧器の原理にしたがってエネルギーを伝送させるためのエネルギー巻線76,78とを有している。さらに、互いに対を成して付設されているそれぞれ2個のステータ側およびロータ側の連結巻線80’,80”,82’,82”が設けられている。ステータ側およびロータ側の連結巻線80’,80”,82’,82”は該当する部材の送受信電子装置に接続されている。組み立て状態では、コア部分72,74はその自由脚部72’,72”,74’,74”が互いに直接対向するように且つエアギャップ35により互いに切り離されるように配置される。エネルギー巻線76,78は巻回空間84,86内で2個のコア脚部とヨーク72”’,74”’との間に係合し、巻回窓84’,86’の領域でエアギャップ35により互いに切り離されている。本発明の特徴は、ステータ部分18の連結巻線80’,80”とロータ部分26の連結巻線82’,82”とが両コア脚部のそれぞれの外面に設けられている点である。ステータ側の連結巻線80’,80”は、ロータに近い側の巻線分岐部88’とロータから遠い側の巻線分岐部88”とを有している。ロータに近い側の巻線分岐部88’とロータから遠い側の巻線分岐部88”とは転向ループ88”’を介して互いに結合されている。ステータ側の連結巻線80’,80”は、そのロータから遠い側の巻線分岐部88”において、開口部90’,90”によりステータケース34を貫通して外側へ案内されている。エネルギー巻線76は他の開口部90”’を介してステータケース34を貫通して外側へ案内されている。
ロータ側のエネルギー巻線78は、ロータ側のコア部分74の巻回空間86内でステータ側のエネルギー巻線75にじかに対向している。ロータ側の連結間銀82’、82”はそのステータに近い側の巻線分岐部89’が対応するステータ側の連結巻線80’、80”のロータに近い側の巻線分岐部88’に対向している。連結巻線はステータ側で部分筒状の面を有し、ロータ側で完全筒状の面を有している。連結巻線は導電軌道の形態の可撓性の平材担持体上に印刷されているのが合目的である。平材担持体は、連結巻線80’,80”,82’,82”によって閉じられている、アースポテンシャルにある導体領域を含んでいるのが合目的である。コア脚部72’,72”,74’,74”の外面に配置されている連結巻線はエネルギー巻線76,78の場に対しコア脚部により保護されており、その結果妨害信号が誘導される危険が十分低減されている。さらに連結巻線は、コア脚部72’,72”,74’,74”と付属のケース34,70との間にある隙間空間において磨耗作用のある粒子流の影響から保護されている。この点でさらに改善を行なうためには、連結巻線とエネルギー巻線とを適当な注封材のなかに埋設させる。
回転型伝送器の内部でのデータ伝送経路の構成は特に図8に見て取れる。図8からわかるように、連結巻線80’,80”,82’,82”は互いに対向しあっている巻線分岐部88’,89’と対を成して対向しており、ステータ側の連結巻線80’,80”は部分筒状面を張っており、ロータ側の連結巻線82’,82”は完全筒状面を張っている。
図9aないし図9cに図示した実施形態では、2個のセグメント状のステータ部分18’,18”が設けられている。これらのステータ部分18’,18”は互いに直径方向に対向しており、そのうち1個のステータ部分(18’)はエネルギー巻線76を受容するためのもので、他方のステータ部分(18”)はデータ伝送用の連結巻線80’,80”を受容するためのものである。この場合ロータ部分26は完全筒状に形成され、前述の実施形態の場合と同様に1個のエネルギー巻線78と2個の連結巻線82’,82”との双方を有している。
図10aないし図10dに図示した実施形態では、ステータケース34を備えたステータ部分18も、ケース70を備えたロータ部分26もセグメント状に形成されている。作動状態においては、ステータ部分18とロータ部分26とは互いに鏡対称に配置され、それらの仕切り面においてエアギャップ35により互いに仕切られている。両ケース34,70はそれぞれ横断面にてU字状のコア部分72,74を有し、コア部分72,74は、巻回空間84,86内に配置されたエネルギー巻線72,74と、コア脚部の外側に配置された連結巻線80’,80”または82’,82”とを備えている。連結巻線はそれぞれ部分筒状の面を張っている。
図11aないし図11dに図示した実施形態では、ステータ部分18もロータ部分26も完全筒状に形成されている。これに対応して、ステータケース34ナイトロータケース70ナイトに配置されているコア部分72,74と、そのなかにあるエネルギー巻線76,78と連結巻線80’,80”,82’,82”とは、それぞれ完全筒状に周回するように形成されている。この種の配置構成は、特に、互いに対向しあっている回転部分(必ずしも交換可能でなくともよい)を備えた回転型伝送器に使用される。
本発明の範囲内では、部分筒状または完全筒状に形成され、付属のコア部分とエネルギー巻線と連結巻線とを備えたステータ部分およびロータ部分の代わりに、部分円錐状または完全円錐状の構成のものを使用しても同等の効果が得られる。
以上を総括すると以下のようになる。本発明は、たとえば工作機械で使用するための回転型伝送器に関わる。回転型伝送器は、ステータ部分18およびロータ部分26と、互いに対向する端部においてエアギャップ35を介して互いに仕切られているステータ側およびロータ側のそれぞれ1つのコア部分72,74と、ステータ側のコア部分とロータ側のコア部分とに巻回されている、変圧器の原理にしたがってエネルギーを伝送させるためのそれぞれ少なくとも1つのエネルギー巻線76,78と、互いに対を成して付設され、送受信電子装置に接続されている、誘導的にデータ伝送するためのステータ側およびロータ側の連結巻線80’,80”,82’,82”とを備えている。本発明の目的は障害のないデータ伝送である。他の目的は保守コストを少なくすることである。これを達成するため、本発明によれば、連結巻線80’,80”,82’,82”は、それぞれのコア部分72,74によって、エネルギー巻線76,78の領域から仕切られてこれから保護され、且つ付属のステータ部分およびロータ部分内にそれぞれ1つの空間的に湾曲したループを形成するように配置されている。
エネルギーおよびデータ伝送用の誘導性回転型伝送器を備えた、機械主軸に締め付け固定される工具ヘッドの部分断面側面図である。 工作機械の主軸箱に取り付けられた、交換ケースを備える図1の回転型伝送器のステータ部分の側面図である。 工作機械の主軸箱に取り付けられた、交換ケースを備える図1の回転型伝送器のステータ部分の平面図である。 図2aおよび図2bのステータの平面図である。 図2aおよび図2bのステータの断面図である。 図2aおよび図2bのステータの断面図である。 図2aおよび図2bのステータの断面図である。 ステータ開口部に取り付けたカバープレートの図2aに対応する図である。 ステータ開口部に取り付けたカバープレートの図2bに対応する図である。 カバープレートを担持しているカバーホールダの図4aに対応する図である。 カバープレートを担持しているカバーホールダの図4bに対応する図である。 ステータ側から見た回転型伝送器の平面図である。 図5aの断線A−Aによる断面図である。 図5bの部分拡大図である。 回転型伝送器のステータ部分の分解斜視図である。 図6aのステータ部分の側面図である。 図6aのステータ部分の側面図である。 図6aのステータ部分の断面図である。 回転型伝送器のロータ部分の分解斜視図である。 ロータ部分の閉鎖側の平面図である。 図7bの線A−Aによる断面図である。 ロータ部分の開口側の平面図である。 図7dの線B−Bによる断面図である。 回転型伝送器のステータ側およびロータ側の連結ループの斜視図である。 エネルギー伝送用およびデータ伝送用の2つのセグメント状ステータ部分を備えた回転型伝送器の図5aに対応する図である。 図9aの線A−Aによる断面図である。 図9bの部分拡大図である。 セグメント状ステータとセグメント状ロータとを備えた回転型伝送器の変形実施形態を示す図である。 図10aの回転型伝送器の平面図である。 図10aの回転型伝送器の断面図である。 図10aの回転型伝送器の断面図である。 完全筒状のステータ部分およびロータ部分を備えた回転型伝送器の変形実施形態の平面図である。 完全筒状のステータ部分およびロータ部分を備えた回転型伝送器の変形実施形態の断面図である。 完全筒状のステータ部分およびロータ部分を備えた回転型伝送器の変形実施形態の断面図である。 完全筒状のステータ部分およびロータ部分を備えた回転型伝送器の変形実施形態の断面図である。

Claims (27)

  1. ステータ部分(18)およびロータ部分(26)と、互いに対向する端部においてエアギャップ(35)を介して互いに仕切られているステータ側およびロータ側のそれぞれ1つのコア部分(72,74)と、ステータ側のコア部分とロータ側のコア部分とに巻回されている、変圧器の原理にしたがってエネルギーを伝送させるためのそれぞれ少なくとも1つのエネルギー巻線(76,78)と、互いに対を成して付設され、送受信電子装置に接続されている、誘導的にデータ伝送するためのステータ側およびロータ側の連結巻線(80’,80”,82’,82”)とを備えた回転型伝送器であって、連結巻線が、それぞれのコア部分(72,74)によって、エネルギー巻線(76,78)の領域から仕切られてこれから保護されている前記回転型伝送器において、
    連結巻線が付属のステータ部分およびロータ部分内にそれぞれ1つの空間的に湾曲したループを形成するように配置されていること、
    ステータ側の連結巻線(80’,80”)がロータに近い側の巻線分岐部(88’)とロータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部(88”)とを有し、ロータに近い側の巻線分岐部(88’)とロータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部(88”)とが少なくとも1つの転向ループ(88”’)を介して互いに結合されていること、
    ロータ側の連結巻線(82’,82”)がステータに近い側の巻線分岐部(89’)とステータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部とを有し、ステータに近い側の巻線分岐部(89’)とステータから遠い側の少なくとも1つの巻線分岐部とが少なくとも1つの転向ループを介して互いに結合されていること、
    ステータ側の連結巻線(80’,80”)の巻線分岐部(88’,88”)が付属の転向ループ(88”’)とともに部分筒状または完全筒状の面を張っていること、
    ロータ側の連結巻線(82’,82”)の巻線分岐部が付属の転向ループとともに筒状の面を張っていること、
    ステータ側の連結巻線(80’、80”)の部分筒状または完全筒状の面と付属のロータ側の連結巻線(82’、82”)の筒状の面とがほぼ同じ筒半径でもってロータ部分(26)の回転軸線(12)に対し同軸に且つ軸線方向に互いに間隔を持って配置されていること、
    ロータ側の連結巻線(82’、82”)のステータに近い側の巻線分岐部(89’)とステータ側の連結巻線(80’、80”)のロータに近い側の巻線分岐部(88’)とがほぼ同じ周湾曲率でもって互いに平行に且つ軸線方向に互いに間隔を持って配置されていること、
    を特徴とする回転型伝送器。
  2. 転向ループ(88”’)が筒状の面または部分筒状の面に対しほぼ軸線平行に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の回転型伝送器。
  3. ステータ部分(18)はそのコア部分(72)とエネルギー巻線(76)と少なくとも1つの連結巻線(80’,80”)とが筒セグメントにわたって延在していることを特徴とする、請求項1または2に記載の回転型伝送器。
  4. ロータ部分(26)はそのコア部分(74)とエネルギー巻線(78)と少なくとも1つの連結巻線(82’,82”)とが完全筒体にわたって延びていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  5. ロータ部分(26)のコア部分(74)が、半径方向に互いに間隔を持って筒状に周回するように延在している2つのコア脚部(74’,74”)であって片側を半径方向のヨーク(74”’)によって結合されてステータ側が開口したU字状の横断面を形成している前記2つのコア脚部(74’,74”)を有していること、ロータ側のエネルギー巻線(78)が前記コア脚部(74’,74”)の間の筒状の中間領域(86)に周回するように延在していること、前記少なくとも1つのロータ側の連結巻線(82’,82”)が内側および/または外側のコア脚部(74’,74”)の半径方向外側に周回するように延在していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  6. ステータ部分(18)のコア部分(72)が、半径方向に互いに間隔を持って部分筒状に周回するように延在している2つのコア脚部(72’,72”)であって片側を半径方向のヨーク(72”’)によって結合されてロータ側が開口したU字状の横断面を形成している前記2つのコア脚部(72’,72”)を有していること、ロータ側のエネルギー巻線(76)が前記コア脚部(72’,72”)の間の部分筒状の中間領域(84)に周回するように延在していること、前記少なくとも1つのステータ側の連結巻線(80’,80”)が内側および/または外側のコア脚部(72’,72”)の半径方向外側に配置されていることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  7. エネルギー巻線(76、78)および/または連結巻線(80’、80”、82’、82”)のステータ側およびロータ側の接続接点がそれぞれヨーク側で外側へ案内されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  8. 強磁性のコア部分(72,74)がフェライト材から成っていることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  9. 少なくともステータ側の連結巻線(80’,80”)および/またはエネルギー巻線(76)のロータに近い側の巻線分岐部(88’)が誘電性カバー層を担持していることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  10. カバー層が識別色で着色されていることを特徴とする、請求項9に記載の回転型伝送器。
  11. カバー層が1mm以下の壁厚、好ましくは0.5mm以下の壁厚を有していることを特徴とする、請求項10に記載の回転型伝送器。
  12. カバー層が絶縁材から成っていること、カバー層の導電性を監視する装置が設けられていることを特徴とする、請求項9から11までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  13. 少なくとも1つの連結巻線(80’、80”、82’、82”)が平材担持体上に印刷された、好ましくは可撓性の導電軌道として形成されていることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  14. 平材担持体が、コア脚部(72’,72”,74’,74”)の1つの、エネルギー巻線とは逆の側にある軸線平行に指向した外面に当接し、或いは、該外面に接着されていることを特徴とする、請求項13に記載の回転型伝送器。
  15. 平材担持体が、補助的に、連結巻線(80’、80”、82’、82”)によって取り囲まれた、アースポテンシャルにある導電領域を有していることを特徴とする、請求項13または14に記載の回転型伝送器。
  16. 少なくとも1つの連結巻線(80’、80”、82’、82”)および/またはエネルギー巻線(76,78)が、カバー層をも兼ねている注封材の中に埋設されていることを特徴とする、請求項1から15までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  17. 注封材および/またはカバー層が耐摩耗性材料を含んでいることを特徴とする、請求項16に記載の回転型伝送器。
  18. 注封材がセラミックス粒子と混合されたプラスチック材から成っていることを特徴とする、請求項17に記載の回転型伝送器。
  19. ステータ部分(18)がケース(34)内に配置され、ケース(34)が、送受信装置を接続ケーブルとともに受容するためのケース本体(34’)と、エネルギー巻線(76)と少なくとも1つの連結巻線(80’、80”)とを受容するためにケース本体(34’)に取り外し可能に配置されている交換ケース(34”)とから構成されていること、ケース本体(34’)と交換ケース(34”)との間に、電気接続用の取り外し可能なプラグコンタクト(62)が配置されていることを特徴とする、請求項1から18までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  20. ステータ部分(18)およびロータ部分(26)と、互いに対向する端部においてエアギャップ(35)を介して互いに仕切られているステータ側およびロータ側のそれぞれ1つのコア部分(72,74)と、ステータ側のコア部分とロータ側のコア部分とに巻回されている、変圧器の原理にしたがってエネルギーを伝送させるためのそれぞれ少なくとも1つのエネルギー巻線(76,78)と、互いに対を成して付設され、送受信電子装置に接続されている、誘導的にデータ伝送するためのステータ側およびロータ側の連結巻線(80’,80”,82’,82”)とを備えた回転型伝送器であって、連結巻線(80’,80”,82’,82”)が、それぞれのコア部分(72,74)によって、エネルギー巻線(76,78)の領域から仕切られてこれから保護されている前記回転型伝送器において、
    ステータ部分(18)がケース(34)内に配置され、ケース(34)が、ケース本体(34’)と、エネルギー巻線(76)と少なくとも1つの連結巻線(80’、80”)とを受容するためにケース本体(34’)に取り外し可能に配置されている交換ケース(34”)とから構成されていること、
    ケース本体(34’)と交換ケース(34”)との間に、電気接続用の取り外し可能なプラグコンタクト(62)が配置されていること、
    を特徴とする回転型伝送器。
  21. ステータ部分(18)がケース(34)内に配置され、ケース(34)が、エネルギー巻線(76)および連結巻線(80’,80”)の領域においてロータ側へ開口してケース窓(60)を形成していること、ケース窓(60)がカバー(64)で密閉可能であり、カバー(64)が、好ましくは操作システム(66)を介してケース(34)に位置決め可能および固定可能であることを特徴とする、請求項1から20までのいずれか一つに記載の回転型伝送器。
  22. ステータ部分(18)およびロータ部分(26)と、互いに対向する端部においてエアギャップ(35)を介して互いに仕切られているステータ側およびロータ側のそれぞれ1つのコア部分(72,74)と、ステータ側のコア部分とロータ側のコア部分とに巻回されている、変圧器の原理にしたがってエネルギーを伝送させるためのそれぞれ少なくとも1つのエネルギー巻線(76,78)と、互いに対を成して付設され、送受信電子装置に接続されている、誘導的にデータ伝送するためのステータ側およびロータ側の連結巻線(80’,80”,82’,82”)とを備えた回転型伝送器であって、連結巻線が、それぞれのコア部分(72,74)によって、エネルギー巻線(76,78)の領域から仕切られてこれから保護されている前記回転型伝送器において、
    ステータ部分(18)がケース(34)内に配置され、ケース(34)が、エネルギー巻線(76)および連結巻線(80’,80”)の領域においてロータ側へ開口してケース窓(60)を形成していること、
    ケース窓(60)がケース(34)に位置決め可能および固定可能なカバー(64)で密閉可能であること、
    を特徴とする回転型伝送器。
  23. ステータ側およびロータ側の連結巻線(80’,80”,82’,82”)が、付属の逆転ループとともに、互いに鏡対称に配置される部分筒状の面を張っていることを特徴とする、請求項1に記載の回転型伝送器。
  24. ステータ側およびロータ側の連結巻線(80’,80”,82’,82”)が、付属の逆転ループとともに、互いに鏡対称に配置される完全筒状の面を張っていることを特徴とする、請求項1に記載の回転型伝送器。
  25. 機械台(24)と、原動機で駆動される機械主軸(22)と、該機械主軸に取り外し可能に配置される工具ヘッド(10)とを備え、機械台(24)が、主軸付近に、請求項1から29までのいずれか一つに記載の回転型伝送器のステータ部分(18)を担持し、工具ヘッド(10)が、請求項1から24までのいずれか一つに記載の回転型伝送器のロータ部分(26)を担持している工作機械において、
    ステータ部分(18)のロータ側の表面が切屑排除用流体流によって付勢されていることを特徴とする工作機械。
  26. 機械台(24)と、原動機で駆動される機械主軸(22)と、該機械主軸に取り外し可能に配置される工具ヘッド(10)とを備え、機械台(24)が、主軸付近に、請求項1から29までのいずれか一つに記載の回転型伝送器のステータ部分(18)を担持し、工具ヘッド(10)が、請求項1から24までのいずれか一つに記載の回転型伝送器のロータ部分(26)を担持している工作機械において、
    ステータ部分(18)の少なくとも一部を機械台(24)に取り付けまたは取り外しするための操作装置(66)が設けられていることを特徴とする工作機械。
  27. 工具マガジンが機械台から取り外したステータ部分の一部を受容するための少なくとも1つのスペースを有していることを特徴とする、請求項26に記載の工作機械。
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