JP4892228B2 - 無線端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線端末装置に関し、特に、一局2装置構成の無線端末装置に関するものである。
防災、消防あるいは救急用として実用化されているデジタル無線システムの一つとして、標準規格ARIB STD-T79(Association of Radio Industries and Businesses-T79)(例えば、非特許文献1参照)で定められているデジタル移動通信システムがある。このデジタル移動通信システムで使用される無線端末装置として自動車等の車両に搭載される車載無線機と携帯無線機とを共用する無線端末装置がある。このような共用する無線端末装置において、車両内に設置された車載無線機と車両外で使用する携帯無線機とを使用する場合には以下の方法が一般的である。
第1の方法は、図6に示される。図6において、601は、車載アダプタ、602は、携帯無線機(あるいは可搬型無線機とも言う。)、603は、車載無線機用空中線、604は、携帯無線機用空中線である。そして、携帯無線機602を車両内で使用する場合、携帯無線機602を車両内に設置された車載アダプタ601に搭載し、空中線(アンテナ)を携帯無線機用空中線604から車載無線機用空中線603に切替えて、空中線からの電波の発射を車載無線機用空中線603から行ない車載無線機として使用する。また、携帯無線機602を車両外で使用する場合、図7に示すように携帯無線機602(あるいは可搬型無線機)を車載アダプタ601から取り外して空中線を車載無線機用空中線603から携帯無線機用空中線604に切替えて携帯無線機602として独立して使用する。なお、この場合の車載無線機と携帯無線機は、同一の通信免許が与えられている。しかしながら図7に示すように携帯無線機602を車両外で使用する場合、車両内あるいは車両近くにいる人には携帯無線機602の使用状況が把握できないという問題がある。
第2の方法は、図8に示される。図8において、801は、車載無線機、802は、携帯無線機、803は、車載無線機用空中線、804は、携帯無線機用空中線である。この場合は、車載無線機801と携帯無線機802の二つの無線設備を所有している。従って、車両内でも、車両外でもそれぞれ独立に使用できるので、お互いに使用状況を知る必要がなく、緊急時にも自由に車載無線機801および携帯無線機802を使用することができる。しかしながらこの方法は、車載無線機801および携帯無線機802にそれぞれ無線免許が独立して必要となる。また、同一の車両内に二台の車載無線機801および携帯無線機802を搭載しているので、呼出名称で無線呼出しを行う無線システムでは、それぞれ異なった呼出名称を設定する必要がある等の問題がある。
上述したように第1および第2の方法は、いずれも車載無線機および携帯無線機の使用に際し、種々の問題があり、特に、火災現場や事故現場等における緊急状態において、操作者が車載無線機と携帯無線機とを容易に使い分けることのできる、使い勝手の良い無線端末装置の実現が望まれている。
特開2001−77747号公報 標準規格ARIB STD-T79:市町村デジタル移動通信システム 社団法人 電波産業会
上述のような無線端末装置では、ユーザの使い勝手などの点で種々の問題があり、未だに不十分なところがあり、使い勝手の良い無線端末装置の実現が望まれている。特に、火災現場や事故現場等では、緊急状態が想定され、消防や救急自動車等に装備される無線端末装置の使い勝手を向上させたいといった要求が多く出されている。
本発明の目的は、使い勝手を向上させることができる無線端末装置を提供することである。
本発明の他の目的は、一局2装置構成の無線端末装置で、車載無線機および携帯無線機が一体の場合と、分離されている場合を自動的に判別し、通信できる無線端末装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、一回の操作で車載無線機および携帯無線機のON/OFFができる無線端末装置を提供することである。
本発明は、車載無線機および携帯無線機を有する無線端末装置において、上記車載無線機は、上記携帯無線機を着脱可能に装着する携帯無線機収容部と該携帯無線機収容部に上記車載無線機の電源のON/OFF情報を出力する端子を有し、上記携帯無線機は、該携帯無線機の電源のON/OFFを制御する制御部と上記車載無線機の電源のON/OFF情報を検出する検出端子を有し、上記携帯無線機が上記携帯無線機収容部に装着された場合、上記携帯無線機の上記制御部は、上記車載無線機の電源のON/OFF情報を出力する端子からの情報に基づいて上記携帯無線機の電源をON/OFFするように構成される。
また、本発明の無線端末装置において、上記車載無線機の電源のON/OFF情報を出力する端子がON情報を出力し、上記携帯無線機の電源がOFF状態で上記車載無線機の携帯無線機収容部に上記携帯無線機が装着された場合、上記携帯無線機の制御部は、上記車載無線機の電源のON/OFF情報を出力する端子のON情報に基づいて上記携帯無線機の電源をONするように構成される。
また、本発明の無線端末装置において、上記車載無線機は、更に、制御部を有し、上記車載無線機の上記制御部は、上記車載無線機の電波の発射を許可し、上記携帯無線機の制御部は、上記携帯無線機からの電波の発射を禁止し、上記携帯無線機をモニタとして動作させるように構成される。
また、本発明の無線端末装置において、上記車載無線機の電源のON/OFF情報を出力する端子がOFF情報を出力し、上記携帯無線機の電源がON状態で上記車載無線機の携帯無線機収容部に上記携帯無線機が装着された場合、上記携帯無線機の制御部は、上記車載無線機の電源のON/OFF情報を出力する端子のOFF情報に基づいて上記携帯無線機の電源をOFFするように構成される。
また、本発明の無線端末装置において、上記携帯無線機収容部および上記携帯無線機は、更に、光通信部を有し、上記車載無線機と上記携帯無線機とが上記光通信部を介して通信データを伝送するように構成される。
以上説明したように本発明によれば、車載無線機の電源のON/OFF状態に応じて携帯無線機の電源のON/OFFの制御をすることができる。従って、一方の無線機をモニタとして使用したり、あるいは電源の切り忘れをなくし、省電力化が図れる。また、車載無線機の運用時には、非接触通信により、車載無線機と通信することができるため、緊急時等においては、車載無線機と携帯無線機を即座に運用することができ、救急・消防等における無線端末装置の使い勝手を向上させることができる。
本発明の一実施例を図1〜図5を用いて説明する。図3は、本発明が適応される無線通信システムを示す図であって、例えば、救急・消防等に使用されるデジタル移動無線システムである。図3において、301−1、・・・301−Nは、移動可能な無線端末装置である。これら無線端末装置は、車載無線機と携帯無線機で構成される一局2装置構成の無線端末装置である。詳細については後述する。なお、無線端末装置301−1、・・・301−Nを代表する場合は、無線端末装置301と称する。302−1、・・・302−Pは、基地局装置を表わす。なお、基地局装置302−1、・・・302−Pを代表する場合は、基地局装置302と称する。無線端末装置301と基地局装置302とは、無線回線で通信が行われる。例えば、無線端末装置301から基地局装置302への上り回線は、無線キャリアFが、また、基地局装置302から無線端末装置301への下り回線は、無線キャリアfのペアー波が用いられ、それぞれ通信が行われる。303は、無線制御装置、304は、回線制御装置、305は、指令装置、306は、遠隔制御装置である。
各基地局装置302は、自己の通信可能エリア(サービスエリアとも言う。)に位置する無線端末装置301を管理し、無線端末装置301間で無線回線により通信している。また、各基地局装置302は、無線制御装置303を介して、回線制御装置304や遠隔制御装置306との間で通信している。遠隔制御装置306は、例えば、防災本部に設置されており、無線制御装置303を介して基地局装置302と接続され、基地局装置302の遠隔制御等を行う。指令装置305は、例えば、管理センタに設置されており、無線通信システムの運用等の種々の管理を行う。
また、本実施例の無線通信システムで使用される無線端末装置301は、例えば、救急車や消防車等の全ての救急・消防自動車等に搭載されている。そして、例えば、各防災本部に存在する管理者と、外部の勤務者との間などのように、防災担当者の間で、指令装置305や無線端末装置301を用いて通話することが可能である。更に、無線通信システムでは、例えば、各防災本部などで、適宜グループ分けがなされ、任意のグループを指定して、上位グループの無線端末装置から下位グループに属する無線端末装置に対して一斉指令を配信したり、あるいは、通常の無線端末装置から所定のグループに属する全ての無線端末装置に対して一斉指令を配信することも可能である。
また、本実施例で示す無線通信システムでは、例えば、グローバルポジショニングシステム(GPS)や、基地局装置のセクタ構成などを用いて、それぞれの無線端末装置301が存在する場所(位置)を特定し、指令装置に登録する等も可能である。
なお、無線通信システムの構成としては、本実施例に限られるものではなく、種々のシステム構成が有り得る。例えば無線端末装置301の数や、基地局装置302の数は、システムの規模、目的等に応じて定めることができることは言うまでもない。
次に、本発明の一実施例を図1および図2を用いて説明する。図1は、本発明の無線端末装置の一実施例の概略構成を示す図であり、図2は、図1に示す本発明の無線端末装置の一部拡大図である。図1において、101は、車載無線機、102は、ハンドセット、103は、車載無線機用空中線、104は、操作表示部、105は、車載無線機の無線部、106は、車載無線機の制御部、107は、車載無線機と携帯無線機との間の信号等を伝送したり、電源供給のための伝送路、108は、携帯無線機の載置台または携帯無線機収容部である。109は、充電部、110は、携帯無線機、111は、携帯無線機用空中線、112は、携帯無線機の無線部、113は、携帯無線機の制御部、114は、電池パックである。
ハンドセット102は、音声を入力するマイク部、音声を出力するスピーカ部および無線端末装置の各種入力や条件設定のためのキーボタンを有する操作部を備えており、例えば、ユーザによる操作により、音声の送受信が可能であり、また、所定の操作によりキー入力データを制御部106へ出力する。
操作表示部104は、操作モードが設定される操作パネルであり、ユーザによる操作により所定の操作モードを指定することが可能であり、指定されたモード情報を制御部106へ出力する。制御部106は、車載無線機の各種の処理や制御を行う機能を有しており、本実施例では、例えば、ハンドセット102から入力されるキー入力情報により、例えば、操作モードを切り替える処理を行う。また、無線部105は、車載無線機用空中線103を介して基地局302との送受信を行う。
携帯無線機110は、携帯無線機用空中線111と、携帯無線機110の電源である電池パック114と、携帯無線機の無線部112、携帯無線機の制御部113を備えている。携帯無線機110は、マイク部、スピーカ部、操作部、表示部等(図示せず。)を備えており、操作部の操作により、車載無線機101と同様に、各種モード操作、通信制御を行うことが可能である。
載置台108は、携帯無線機110を載置する機能を有すると共に、充電部109を備ている。ここで、車載無線機101は、載置台108を介して携帯無線機110と接続されている。また、載置台108は、車載無線機101からの電源供給により、充電部109を介して、電池パック114を充電する機能を有している。
電池パック114は、様々な電池が用いられてもよく、例えば、携帯無線機として一般的なリチウムイオン電池が用いられる。充電部109は、電池パック114の種類により、適切な充電制御を行う機能を有している。例えば、電池パック114がリチウムイオン電池が用いられる場合には、定電圧定電流充電制御による充電が行われる。
次に、携帯無線機110と載置台108の具体的な構成について図2を用いて説明する。図2において、201および202は、例えば、光通信部を示している。光通信部は、例えば、光通信部201は、フォトダイオードのような受光素子、また、光通信部202は、LEDあるいは半導体レーザのような発行素子であって、良く知られた光伝送路あるいは光結合部から構成されている。この光通信部201、202は、制御部106および113からのデジタル信号を、例えば、赤外線データに変換し、送受信を行う機能を有しており、携帯無線機110の制御部113と車載無線機101の制御部106との間の制御信号等の通信に用いられる。
端子203および204は、携帯無線機110を載置台108に載置した場合に、携帯無線機110の制御部113がそれを検出するための端子である。図2では、端子203の電位が端子204の接地電位を検出することによって携帯無線機110の制御部113は、載置状態を検出している。また、端子205は、携帯無線機110の電源ON/OFF情報の入力端子であり、端子206は、車載無線機101の電源ON/OFF情報の出力端子を示している。更に、詳述すると、これら端子205と206が接続されることによって、携帯無線機110の電源のON/OFFが制御される。即ち、車載無線機電源ON/OFF情報の出力端子206は、車載無線機101の電源ON/OFF状態により制御部106で制御される端子であり、車載無線機電源ON/OFF情報の出力端子206の電位は、車載無線機101が電源ON時には、H(High)レベルとなり、電源OFF時には、L(Low)レベルとなるように構成されている。そして、携帯無線機110が載置台108に載置されると、携帯無線機110の電源ON/OFF情報の入力端子205と車載無線機電源ON/OFF情報の出力端子206が接触すると、車載無線機電源ON/OFF情報の出力端子206の電位が制御部113で検出される。従って、携帯無線機110の制御部113は、車載無線機101の電源ON/OFFの状態を検出し、携帯無線機110の電源を制御する。なお、上述した車載無線機101および携帯無線機110の各接続端子は、例えば、接点端子やスイッチ等よる接触回路を用いて構成することができるし、また、磁気スイッチ等の非接触スイッチを用いる非接触回路を用いても構成することもできる。
上述した電源の制御について図4を用いて説明する。図4は、車載無線機101の電源ON/OFFに対して、携帯無線機110が載置前の電源ON/OFFの状態から載置後に電源ON/OFFの状態がどう変化するかを表わしたものである。例えば、車載無線機101の電源ON状態では、車載無線機電源ON/OFF情報の出力端子206は、Hレベルとなっているため、載置前の携帯無線機110の電源がON状態で、携帯無線機110を載置台108に載置した場合、携帯無線機110の電源は、ONのまま保持される。しかしながら載置前の携帯無線機110の電源がOFF状態で、携帯無線機110を載置台108に載置した場合、携帯無線機110の電源は、OFFからONに切替わる。即ち、携帯無線機110の電源回路がONされ、携帯無線機110の電源が立上る。
また、車載無線機101が電源OFF状態では、車載無線機電源ON/OFF情報の出力端子206は、Lレベルとなっているため、載置前の携帯無線機110の電源がON状態で、携帯無線機110を載置台108に載置した場合、携帯無線機110の電源は、ONからOFFに切替わる。しかしながら載置前の携帯無線機110の電源がOFF状態の場合は、携帯無線機110を載置台108に載置した場合、携帯無線機110の電源は、OFFのまま維持される。このように携帯無線機110の電源ON/OFFが載置台108に載置された状態で、車載無線機101の電源のON/OFF状態で制御されるように構成されている。
また、207は、携帯検知スイッチであり、携帯無線機110が載置台108に載置された場合、携帯検知スイッチ207が押され、これによって車載無線機101の制御部106が接地電位を検出し、携帯無線機110が載置台108に載置されたことを検出する。
次に、本発明の一実施例の動作を図4および図5を用いて説明する。図5は、本発明の動作を説明するためのフローチャートである。なお、本実施例で示される無線端末装置は、1つの通信免許が与えられた一局2装置構成の無線端末装置である。従って、車載無線機101と携帯無線機110とがペアーを構成し、使用者は、車載無線機運用か、携帯無線機運用かを使用状況に応じて選択することが可能である。図5において、ステップ501では、携帯無線機と車載無線機を結合、即ち、携帯無線機110が載置台108に置かれた場合を示している。即ち、携帯無線機110が載置台108に載置されると、携帯無線機110の制御部113および車載無線機101の制御部106が前述した方法で載置されたことを検出し、かつ、車載無線機101の電源がON状態では、携帯無線機110を車載無線機101と合体した車載運用モードとなる。この場合、載置前の携帯無線機110の電源がON/OFFのいずれであっても、携帯無線機110の電源は、ONとなる。この車載運用モードでは、ステップ502で動作する。この場合、一局2装置構成で1つの免許が与えられていることから車載無線機101からの電波の発射を許可し、携帯無線機110からの電波の発射を禁止する。即ち、車載無線機101の制御部106は、車載無線機101の車載無線機用空中線103からの電波の発射を許可し、携帯無線機110の制御部113は、携帯無線機110の携帯無線機用空中線111からの電波の発射を禁止する。なお、この車載運用モードでは、携帯無線機110からの電波の発射は、禁止されているが、基地局302からの無線キャリアfをモニタすることができる。図4からも明らかなように携帯無線機110がOFFの状態で、載置台に載置した場合でも、車載無線機101の電源がONされた状態では、携帯無線機110の電源は、自動的にONされ、携帯無線機110はモニタとして動作させることができる。従って、個別に携帯無線機110の電源をONにするような手間が省け、緊急事態等では操作しなくてもモニタが動作する特徴がある。
更に、この車載運用モードでは、車載無線機101と携帯無線機110とは、光通信部201および202を介して光通信、例えば、赤外線通信によりデータ通信を行い、相互の状態確認を行う。なお、赤外線通信によりデータ通信される信号には、赤外線通信特有のデータの折返しノイズによる誤検出を防止するための車載データか、携帯データかを識別する識別信号あるいは所定モード、例えば、車載運用モードであることを通知する情報等が含まれている。
次に、ステップ503で、携帯無線機110を車載無線機108の載置台108から分離した場合を検出する。即ち、載置台108より携帯無線機110が取り外された場合には、前述したように制御部106および113は、それぞれ携帯無線機110が載置台108から取り外されたことを検出し、携帯運用モードとなる(ステップ504)。この場合、携帯無線機110の制御部113は、携帯無線機110の電波の発射を許可する。一方、車載無線機101の制御部106は、車載無線機106の電波の発射を禁止し、基地局302からの信号をモニタするように動作する。その後のステップ505は、ステップ501と同様であり、以後この動作を繰り返す。ステップ506は、無線通信の終了を示す。
なお、図4に示すように携帯無線機110を車載無線機101の載置台108に載置した場合、携帯無線機の電源がONであっても車載無線機101の電源がOFFであれば、携帯無線機110の電源がOFFされる。従って、携帯無線機110の電源の切り忘れがなく、携帯無線機110の省電力化が図れる。特に、携帯無線機110の電池パック114は、電池容量が小さいので、電源の切り忘れは、電池パック114を消耗させるので、緊急用としては不都合であるが、本発明のように自動的に電源OFFにすることによってこのような事態を改善する効果が有る。
以上、本発明について詳述したように携帯無線機110が車載無線機101と接続されている場合には、車載運用モードとなり、車載無線機101での送受信が可能となり、携帯無線機110は、送信制限され、自動的に基地局からの通信をモニタする。また、携帯無線機110が車載無線機101との接続を取外した場合には、携帯運用モードとなり、携帯無線機110での送受信が可能となり、車載無線機101は、送信制限され、基地局からの通信をモニタする。
また、車載運用モードでは、車載無線機101と携帯無線機110とがそれぞれ通信を行い、動作モードを統一する機能を持たせることもできる。例えば、車載運用モード時に通信チャネル変更を行った場合、車載無線機101から携帯無線機110にチャネル情報をデータ通信し、2つの無線機間の通信チャネルを合せることもできる。また、携帯運用モードで通信チャネル変更を行った場合には、携帯無線機110を載置台108に載置した時に同様の通信処理を行うことで通信チャネルを合せることができる。
更に、本発明の無線端末装置は、上述した実施例に限定されるものではなく、取扱性を向上させる種々な構成が考えられる。上記実施例では、車載無線機101と携帯無線機とを載置台108により接続されているが、例えば、伝送路107に代えて光通信による非接続結合にすることにより、携帯運用モード時に、携帯無線機110の取外しが簡単となり使い勝手を向上することができる。
また、車載無線機101の電源のON/OFFに連動して携帯無線機110の電源をON/OFFするように構成することができるので、特に、救急・消防等の緊急状態が想定される場合には、効果的である。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された無線端末装置の実施例に限定されるものではなく、上記以外の無線端末装置に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例を説明するための図である。 図1で示す本発明の一実施例の一部分の拡大図である。 本発明が適用される無線通信システムの概略構成を示す図である。 本発明の動作を説明するための図である。 本発明の動作を説明するためのフローチャートである。 従来の無線端末装置の車両内の一例を示す図である。 従来の無線端末装置の車両外の一例を示す図である。 従来の無線端末装置の車両内の他の一例を示す図である。
符号の説明
101、801:車載無線機、102:ハンドセット、103、603、803:車載無線機用空中線、104:操作表示部、105:車載無線機の無線部、106:車載無線機の制御部、107:伝送路、108:載置台、109:充電部、110、602、802:携帯無線機、111、604、804:携帯無線機用空中線、112:携帯無線機の無線部、113:携帯無線機の制御部、114:電池パック、201、202:光通信部、203、204、205、206:端子、207:携帯検知スイッチ、301:無線端末装置、302:基地局装置、303:無線制御装置、304:回線制御装置、305:指令装置、306:遠隔制御装置、601:車載アダプタ。

Claims (1)

  1. 車載無線機および携帯無線機を有し、前記車載無線機が前記携帯無線機を収容する携帯無線機収容部を有し、前記携帯無線機収容部に前記携帯無線機が収容されると前記車載無線機のみ電波の送信が可能となる車載運用モードとなり、前記車載運用モードにおいて前記携帯無線機収容部から前記携帯無線機が取り外されると前記携帯無線機のみ電波の送信が可能となる携帯運用モードとなる無線端末装置であって、
    前記車載無線機および前記携帯無線機は、データ通信可能であり、前記車載運用モードにおいて通信チャネル変更が行われると、前記車載無線機から前記携帯無線機へチャネル情報をデータ通信し、前記車載無線機と前記携帯無線機の通信チャネルを合わせることを特徴とする無線端末装置。
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