JP4891561B2 - Plasma display device and driving method thereof - Google Patents
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Description
本発明は、交流放電型プラズマ表示装置及びその駆動方法に関する。 The present invention relates to an AC discharge type plasma display device and a driving method thereof.
一般に、表示パネルとしてプラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel:以下、PDPともいう)を備えたプラズマ表示装置は、薄型で大画面表示が比較的容易にできること、視野角が広いこと、応答速度が速いことなど、数多くの特長を有している。このため、近時、フラットディスプレイとして壁掛テレビ及び公共表示板等に利用されている。PDPは、その動作方式により、電極を放電ガスが充填された放電空間に露出させ、前記電極間に直流放電を発生させることにより動作させる直流放電型(DC型)PDPと、電極を誘電体層により被覆して放電ガスには直接露出させず、交流放電の状態で動作させる交流放電型(AC型)PDPとに分類される。DC型PDPでは電圧が印加されている期間中放電が持続し、AC型PDPでは電圧の極性を反転させることにより放電を持続させる。また、AC型PDPには、1セル内の電極数が2であるものと3であるものとがある。 In general, a plasma display device having a plasma display panel (hereinafter also referred to as a PDP) as a display panel is thin and relatively easy to display on a large screen, has a wide viewing angle, and has a high response speed. And so on. For this reason, it has recently been used as a flat display for wall-mounted televisions, public display boards, and the like. The PDP has a DC discharge type (DC type) PDP that operates by exposing the electrodes to a discharge space filled with a discharge gas and generating a DC discharge between the electrodes, and an electrode as a dielectric layer. Therefore, it is classified into an AC discharge type (AC type) PDP that is not directly exposed to the discharge gas but is operated in an AC discharge state. In the DC type PDP, the discharge continues during the period in which the voltage is applied, and in the AC type PDP, the discharge is sustained by reversing the polarity of the voltage. In addition, there are AC type PDPs having 2 electrodes and 3 electrodes in one cell.
以下、従来の3電極AC型プラズマ表示装置の構造及び駆動方法について説明する。図8はAC型プラズマ表示装置の1つの表示セルを示す斜視図であり、図9は従来のAC型プラズマ表示装置を示すブロック図であり、図10は図9に示すスキャンドライバ及び走査パルスドライバを示す回路図であり、図11は図9に示す維持ドライバを示す回路図であり、図12は図9に示すデータドライバを示す回路図である。 Hereinafter, the structure and driving method of a conventional three-electrode AC type plasma display device will be described. 8 is a perspective view showing one display cell of an AC type plasma display device, FIG. 9 is a block diagram showing a conventional AC type plasma display device, and FIG. 10 is a scan driver and a scan pulse driver shown in FIG. 11 is a circuit diagram showing the sustain driver shown in FIG. 9, and FIG. 12 is a circuit diagram showing the data driver shown in FIG.
図9に示すように、プラズマ表示装置には、表示パネル1及びその駆動回路が設けられている。表示パネル1には複数個の表示セルがマトリクス状に配列されている。
As shown in FIG. 9, the plasma display device is provided with a
図8に示すように、表示パネル1においては、ガラスからなる2つの絶縁基板101及び102が設けられている。絶縁基板101は背面基板となり、絶縁基板102は前面基板となる。絶縁基板102における絶縁基板101との対向面側には、透明な走査電極103及び透明な維持電極104が設けられている。走査電極103及び維持電極104は、パネルの水平方向(横方向)に延びている。また、夫々走査電極103及び維持電極104に重なるようにトレース電極105及び106が配置されている。トレース電極105及び106は、例えば金属製であり、各電極と外部の駆動装置との間の電極抵抗値を小さくするために設けられている。更に、走査電極103及び維持電極104を覆う誘電体層112並びにこの誘電体層112を放電から保護する酸化マグネシウム等からなる保護層114が設けられている。
As shown in FIG. 8, in the
絶縁基板101における絶縁基板102との対向面側には、絶縁基板101の表面に垂直な方向から見て、即ち、平面視で、走査電極103及び維持電極104と直交するデータ電極107が設けられている。従って、データ電極107は、パネルの垂直方向(縦方向)に延びる。また、水平方向で表示セルを区切る隔壁109が設けられている。また、データ電極107を覆う誘電体層113が設けられ、隔壁109の側面及び誘電体層113の表面上に放電ガスの放電により発生する紫外線を可視光110に変換する蛍光体層111が形成されている。そして、絶縁基板101及び102の空間に隔壁109により放電ガス空間108が確保され、この放電ガス空間108内に、ヘリウム、ネオン若しくはキセノン等又はこれらの混合ガスからなる放電ガスが充填される。
A
図9に示すように、表示パネル1においては、行方向(水平方向)に延びるn本(nは自然数)の走査電極3−1乃至3−n(103)及びn本の維持電極4−1乃至4−n(104)が互いに交互に所定間隔で設けられ、これらの走査電極3−1乃至3−n及び維持電極4−1乃至4−nに平面視で直交するように列方向(垂直方向)に延びるm本(mは自然数)のデータ電極10−1乃至10−m(107)が設けられている。そして、走査電極とデータ電極との最近接点及び維持電極とデータ電極との最近接点を夫々1つずつ含むように、表示セルが行列状に配置されている。従って、表示パネル1には、(n×m)個の表示セルが設けられている。
As shown in FIG. 9, in the
プラズマディスプレイには、表示パネル1の駆動回路として、駆動用電源21、コントローラ22、スキャンドライバ23、走査パルスドライバ24、維持ドライバ25及びデータドライバ26が設けられている。
The plasma display is provided with a
駆動用電源21は、例えば、5Vの論理電圧Vdd、約70Vのデータ電圧Vd及び約170Vの維持電圧Vsを生成すると共に、維持電圧Vsに基づいて、約400Vのプライミング電圧Vp、約100Vの走査ベース電圧Vbw及び約180Vのバイアス電圧Vswを生成する。論理電圧Vddはコントローラ22に供給され、データ電圧Vdはデータドライバ26に供給され、維持電圧Vsはスキャンドライバ23及び維持ドライバ25に供給され、プライミング電圧Vp及び走査ベース電圧Vbwはスキャンドライバ23に供給され、バイアス電圧Vswは維持ドライバ25に供給される。
The
コントローラ22は、外部から供給される映像信号Svに基づいて、スキャンドライバ制御信号Sscd1乃至Sscd6、走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1n及びSspd21乃至Sspd2n、維持ドライバ制御信号Ssud1乃至Ssud3並びにデータドライバ制御信号Sdd11乃至Sdd1m及びSdd21乃至Sdd2mを生成する回路である。スキャンドライバ制御信号Sscd1乃至Sscd6はスキャンドライバ23に供給され、走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1n及びSspd21乃至Sspd2nは走査パルスドライバ24に供給され、維持ドライバ制御信号Ssud1乃至Ssud3は維持ドライバ25に供給され、データドライバ制御信号Sdd11乃至Sdd1m及びSdd21乃至Sdd2mはデータドライバ26に供給される。
Based on the video signal Sv supplied from the outside, the
図10に示すように、スキャンドライバ23は、例えば6個のスイッチ23−1乃至23−6から構成されている。スイッチ23−1の一端にはプライミング電圧Vpが印加され、その他端はポジティブライン27に接続されている。スイッチ23−2の一端には維持電圧Vsが印加され、その他端はポジティブライン27に接続されている。スイッチ23−3の一端は接地され、その他端はネガティブライン28に接続されている。スイッチ23−4の一端には走査ベース電圧Vbwが印加され、その他端はネガティブライン28に接続されている。スイッチ23−5の一端は接地され、その他端はポジティブライン27に接続されている。スイッチ23−6の一端は接地され、その他端はネガティブライン28に接続されている。スイッチ23−1乃至23−6は、夫々スキャンドライバ制御信号Sscd1乃至Sscd6に基づいてオン/オフを切り替え、ポジティブライン27及びネガティブライン28を介して所定波形の電圧が走査パルスドライバ24に供給される。また、スイッチ23−1とプライミング電圧Vpが印加されるノード(図示せず)との間、及びスイッチ23−2と維持電圧Vsが印加されるノード(図示せず)との間には、夫々電界効果トランジスタ等の抵抗素子(図示せず)が接続されている。この抵抗素子は、ゲートに印加される制御電圧によってソース・ドレイン間の抵抗値が変化し、スイッチ23−1及びスイッチ23−2に印加する電圧を連続的に変化させるものである。
As shown in FIG. 10, the
図10に示すように、走査パルスドライバ24は、例えばn個のスイッチ24−11乃至24−1n、n個のスイッチ24−21乃至24−2n、n個のダイオード24−31乃至24−3n及びn個のダイオード24−41乃至24−4nから構成されている。ダイオード24−31乃至24−3nは、夫々スイッチ24−11乃至24−1nの両端に並列に接続され、ダイオード24−41乃至24−4nは、夫々スイッチ24−21乃至24−2nの両端に並列に接続されている。また、スイッチ24−1a(aはn以下の自然数)とスイッチ24−2aとが直列に接続され、スイッチ24−11乃至24−1nの各他端はネガティブライン28に共通接続され、スイッチ24−21乃至24−2nの各他端はポジティブライン27に共通接続されている。更に、スイッチ24−1aとスイッチ24−2aとの接続点は、表示パネル1の上から第a行目に配置された走査電極3−aに接続されている。スイッチ24−11乃至24−1n及び24−21乃至24−2nは、夫々走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1n及びSspd21乃至Sspd2nに基づいてオン/オフが切り替えられ、走査電極3−1乃至3−nに、夫々所定波形の電圧Psc1乃至Pscnを順次供給する。
As shown in FIG. 10, the
図11に示すように、維持ドライバ25は、例えば3個のスイッチ25−1乃至25−3から構成されている。スイッチ25−1の一端には維持電圧Vsが印加され、その他端には維持電極4−1乃至4−nが共通接続されている。スイッチ25−2の一端は接地され、その他端には維持電極4−1乃至4−nが共通接続されている。スイッチ25−3の一端にはバイアス電圧Vswが印加されると共に、その他端には維持電極4−1乃至4−nが共通接続されている。スイッチ25−1乃至25−3は、夫々維持ドライバ制御信号Ssud1乃至Ssud3に基づいてオン/オフが切り替えられ、維持電極4−1乃至4−nに所定波形の電圧Psuを同時に供給する。
As shown in FIG. 11, the
図12に示すように、データドライバ26は、例えばm個のスイッチ26−11乃至26−1m、m個のスイッチ26−21乃至26−2m、m個のダイオード26−31乃至26−3m及びm個のダイオード26−41乃至26−4mから構成されている。ダイオード26−31乃至26−3mは、夫々スイッチ26−11乃至26−1mの両端に並列に接続され、ダイオード26−41乃至26−4mは、夫々スイッチ26−21乃至26−2mの両端に並列に接続されている。スイッチ26−1b(b:m以下の自然数)とスイッチ26−2bとが直列に接続され、スイッチ26−11乃至26−1mの各他端は接地に共通接続され、スイッチ26−21乃至26−2mの各他端にはデータ電圧Vdが供給されている。更に、スイッチ26−1bとスイッチ26−2bとの接続点は、表示パネル1の左から第b列目に配置されたデータ電極10−bに接続されている。スイッチ26−11乃至26−1m及び26−21乃至26−2mは、夫々データドライバ制御信号Sdd11乃至Sdd1m及びSdd21乃至Sspd2mに基づいてオン/オフが切り替えられ、データ電極10−1乃至10−mに、夫々所定波形の電圧Pd1乃至Pdmを順次供給する。
As shown in FIG. 12, the
次に、上述のように構成された従来のプラズマ表示装置の書込選択型駆動動作について説明する。図13は従来のプラズマ表示装置の書込選択型駆動動作を示すタイミングチャートである。従来のプラズマ表示装置の駆動方法においては、1フィールドが複数のサブフィールド(以下、SFともいう)からなり、1のサブフィールドには、順次設定されるプライミング期間Tp、アドレス期間Ta、維持期間Ts及び電荷消去期間Teの4つの期間が設けられている。プライミング期間Tpは、全ての表示セルを発光させて、全ての表示セル内の電荷状態を活性化させると共に電荷状態を揃え、初期化する期間である。また、アドレス期間Taは、このアドレス期間に続く維持期間Tsにおいて維持放電を発生させようとする表示セルに書込放電を発生させ、壁電荷を形成する期間である。更に、維持期間Tsは、アドレス期間Taにおいて壁電荷が形成された表示セルにおいて維持放電を生じさせる期間である。更にまた、電荷消去期間Teは、維持期間Tsにおいて発光させた表示セル内の壁電荷を消去する期間である。 Next, the write selection type driving operation of the conventional plasma display device configured as described above will be described. FIG. 13 is a timing chart showing a write selection type driving operation of a conventional plasma display device. In the conventional driving method of the plasma display device, one field is composed of a plurality of subfields (hereinafter also referred to as SF), and one subfield is sequentially set with a priming period Tp, an address period Ta, and a sustain period Ts. And four periods of charge erasing period Te are provided. The priming period Tp is a period in which all display cells are caused to emit light, the charge states in all the display cells are activated, the charge states are aligned, and initialization is performed. The address period Ta is a period in which a write discharge is generated in a display cell that is to generate a sustain discharge in the sustain period Ts following the address period, and wall charges are formed. Further, the sustain period Ts is a period in which a sustain discharge is generated in the display cell in which wall charges are formed in the address period Ta. Furthermore, the charge erasing period Te is a period for erasing the wall charges in the display cells that emit light during the sustain period Ts.
次に、上述の各期間における動作について、詳細に説明する。以下、走査電極及び維持電極の基準電位を維持電圧Vsとし、これよりも高い電位を正極性といい、これよりも低い電位を負極性という。また、データ電極の基準電位は接地電圧GNDとし、これよりも高い電位を正極性、これよりも低い電位を負極性という。 Next, the operation in each period described above will be described in detail. Hereinafter, the reference potential of the scan electrode and the sustain electrode is referred to as sustain voltage Vs, a potential higher than this is referred to as positive polarity, and a potential lower than this is referred to as negative polarity. The reference potential of the data electrode is the ground voltage GND, a potential higher than this is called positive polarity, and a potential lower than this is called negative polarity.
プライミング期間Tpでは、先ず、コントローラ22がスキャンドライバ制御信号Sscd1乃至Sscd6、維持ドライバ制御信号Ssud1乃至Ssud3、走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1n及びSspd21乃至Sspd2nの生成を開始すると共に、外部から供給される映像信号Svに基づいたレベルのデータドライバ制御信号Sdd11乃至Sdd1m及びロウレベルのデータドライバ制御信号Sdd21乃至Sdd2mの生成を開始し、これらの制御信号を所定のドライバに供給する。
In the priming period Tp, first, the
この結果、プライミング期間Tpにおいては、ハイレベルのスキャンドライバ制御信号Sscd1によってスイッチ23−1がオンすると共に、ハイレベルの維持ドライバ制御信号Ssud2によりスイッチ25−2がオンする。また、走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1nがロウレベルとなり、スイッチ24−11乃至24−1nがオフになると共に、Sspd21乃至Sspd2nがハイレベルとなり、スイッチ24−21乃至24−2nがオンになる。従って、図13に示すように、全ての走査電極3−1乃至3−nに正極性のプライミングパルスPprpが印加され、全ての維持電極4−1乃至4−nに負極性のプライミングパルスPprnが印加される。このため、全ての表示セルにおいて、走査電極103(3−1乃至3−n)と維持電極104(4−1乃至4−n)との間の電極間ギャプ近傍の放電ガス空間108でプライミング放電が発生する。このとき、スイッチ23−1とプライミング電圧Vpとの間に接続された抵抗素子の抵抗値を連続的に変化させることにより、プライミングパルスPprpを、電位が維持電圧Vsからプライミング電圧Vpまで連続的に増加する鋸歯状波とすることができる。 As a result, in the priming period Tp, the switch 23-1 is turned on by the high level scan driver control signal Sscd1, and the switch 25-2 is turned on by the high level sustain driver control signal Ssud2. Further, the scan pulse driver control signals Sspd11 to Sspd1n become low level, the switches 24-11 to 24-1n are turned off, Sspd21 to Sspd2n become high level, and the switches 24-21 to 24-2n are turned on. Therefore, as shown in FIG. 13, the positive priming pulse Pprp is applied to all the scan electrodes 3-1 to 3-n, and the negative priming pulse Pprn is applied to all the sustain electrodes 4-1 to 4-n. Applied. Therefore, in all the display cells, priming discharge is generated in the discharge gas space 108 in the vicinity of the interelectrode gap between the scan electrode 103 (3-1 to 3-n) and the sustain electrode 104 (4-1 to 4-n). Occurs. At this time, by continuously changing the resistance value of the resistance element connected between the switch 23-1 and the priming voltage Vp, the priming pulse Pprp is continuously changed from the sustain voltage Vs to the priming voltage Vp. It can be an increasing sawtooth wave.
これにより、表示セルの書込放電を発生させやすくする活性粒子が放電ガス空間108内に生成されると共に、走査電極3−1乃至3−nに負の壁電荷が付着し、維持電極4−1乃至4−nに正の壁電荷が付着し、データ電極10−1乃至10−m上に正の壁電荷が付着する。 As a result, active particles that easily cause a write discharge of the display cell are generated in the discharge gas space 108, and negative wall charges adhere to the scan electrodes 3-1 to 3-n. Positive wall charges adhere to 1 to 4-n, and positive wall charges adhere to the data electrodes 10-1 to 10-m.
続いて、維持ドライバ制御信号Ssud2がロウレベルに立ち下がることによりスイッチ25−2がオフし、維持電極104(4−1乃至4−n)が浮遊状態となる。これにより、維持電極104の電位は走査電極103の電位に引きずられて連続的に上昇する。これにより、プライミング放電が停止する。このように、維持電極104を浮遊状態としてプライミング放電を停止することにより、過剰なプライミング放電を抑制し、黒輝度、即ち、最下位の階調(0階調)の輝度を低減することができる。従って、黒輝度を低減するためには、維持電極104を浮遊状態とするタイミングは、プライミング放電を十分に発生させることができる限りにおいて、可及的に早いタイミングとすることが好ましい。
Subsequently, when the sustain driver control signal Ssud2 falls to the low level, the switch 25-2 is turned off, and the sustain electrodes 104 (4-1 to 4-n) are in a floating state. As a result, the potential of the sustain
次に、維持ドライバ制御信号Ssud1がハイレベルに立ち上がることによりスイッチ25−1がオンする。その後、スキャンドライバ制御信号Sscd2が立ち下がることによりスイッチ23−2がオフすると共に、スキャンドライバ制御信号Sscd3が立ち上がることによりスイッチ23−3がオンする。従って、全ての維持電極4−1乃至4−nの電位が約170Vの維持電圧Vsに保持された後、全ての走査電極3−1乃至3−nにプライミング消去パルスPpreが印加される。このため、全ての表示セルにおいて弱い放電が発生する。これにより、走査電極3−1乃至3−n上の負の壁電荷、維持電極4−1乃至4−n上の正の壁電荷及びデータ電極10−1乃至10−m上の正の壁電荷が減少する。 Next, the switch 25-1 is turned on when the sustain driver control signal Ssud1 rises to a high level. Thereafter, the switch 23-2 is turned off when the scan driver control signal Sscd2 falls, and the switch 23-3 is turned on when the scan driver control signal Sscd3 rises. Therefore, after the potentials of all the sustain electrodes 4-1 to 4-n are held at the sustain voltage Vs of about 170V, the priming erase pulse Ppre is applied to all the scan electrodes 3-1 to 3-n. For this reason, weak discharge occurs in all the display cells. As a result, negative wall charges on the scan electrodes 3-1 to 3-n, positive wall charges on the sustain electrodes 4-1 to 4-n, and positive wall charges on the data electrodes 10-1 to 10-m. Decrease.
次に、アドレス期間Taの初期状態においては、ハイレベルの維持ドライバ制御信号Ssud3によりスイッチ25−3がオンしていると共に、プライミング期間Tpの後半から供給されているハイレベルのスキャンドライバ制御信号Sscd4及びSscd5によりスイッチ23−4及び23−5がオンしている。また、走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1nはハイレベルとなり、走査パルスドライバ制御信号Sspd21乃至Sspd2nはロウレベルとなっているため、スイッチ24−11乃至24−1nはオンし、スイッチ24−21乃至24−2nはオフしている。従って、全ての維持電極4−1乃至4−nに正極性(バイアス電圧Vsw)のバイアスパルスPbpが印加されると共に、全ての走査電極3−1乃至3−nに印加されるパルスPsc1乃至Pscnの電位が一旦走査ベース電圧Vbwに保持される。 Next, in the initial state of the address period Ta, the switch 25-3 is turned on by the high level sustain driver control signal Ssud3 and the high level scan driver control signal Sscd4 supplied from the second half of the priming period Tp. And Sscd5, the switches 23-4 and 23-5 are turned on. Further, since the scan pulse driver control signals Sspd11 to Sspd1n are at a high level and the scan pulse driver control signals Sspd21 to Sspd2n are at a low level, the switches 24-11 to 24-1n are turned on and the switches 24-21 to 24- 2n is off. Accordingly, the positive polarity (bias voltage Vsw) bias pulse Pbp is applied to all the sustain electrodes 4-1 to 4-n, and the pulses Psc1 to Pscn are applied to all the scan electrodes 3-1 to 3-n. Is temporarily held at the scan base voltage Vbw.
このような状態において、走査パルスドライバ制御信号Sspd11乃至Sspd1nを順次ロウレベルに立ち下げると共に、これに整合させて走査パルスドライバ制御信号Sspd21乃至Sspd2nを順次ハイレベルに立ち上げることにより、スイッチ24−11乃至24−1nを順次オフさせると共に、スイッチ24−21乃至24−2nを順次オンさせる。更に、これに同期して、図示しないが、データドライバ制御信号Sdd11乃至Sdd1mを映像信号Svに基づいてハイレベルに立ち上げると共に、これに整合させてデータドライバ制御信号Sdd21乃至Sdd2mを立ち下げることにより、スイッチ26−11乃至26−1mを映像信号Svに基づいてオンさせると共に、スイッチ26−21乃至26−2mをオフさせる。これにより、第a行目の第b列目の表示セルにおいて書き込みが行われる場合には、第a行目の走査電極3−aに負極性の走査パルスPwsnが印加されると同時に、第b列目のデータ電極10−bに正極性のデータパルスPdbが印加される。この結果、第a行目の第b列目の表示セルにおいて対向放電が発生し、更にこの対向放電をトリガとする面放電が書込放電として走査電極及び維持電極間で発生し、電極に壁電荷が付着する。これに対し、書込放電が発生しなかった表示セルにおいては、プライミング期間Taの電荷消去後の壁電荷が少ない状態のままである。 In such a state, the scan pulse driver control signals Sspd11 to Sspd1n are sequentially lowered to the low level, and the scan pulse driver control signals Sspd21 to Sspd2n are sequentially raised to the high level in accordance with the scan pulse driver control signals Sspd11 to Sspd1n. 24-1n is sequentially turned off, and switches 24-21 to 24-2n are sequentially turned on. Further, in synchronization with this, although not shown, the data driver control signals Sdd11 to Sdd1m are raised to a high level based on the video signal Sv, and the data driver control signals Sdd21 to Sdd2m are lowered in accordance with this. The switches 26-11 to 26-1m are turned on based on the video signal Sv, and the switches 26-21 to 26-2m are turned off. As a result, when writing is performed in the display cell in the a-th row and the b-th column, the negative polarity scanning pulse Pwsn is applied to the scanning electrode 3-a in the a-th row and at the same time the b-th row. A positive data pulse Pdb is applied to the data electrode 10-b in the column. As a result, a counter discharge is generated in the display cell of the a-th row and the b-th column, and a surface discharge triggered by this counter-discharge is generated between the scan electrode and the sustain electrode as a write discharge, and the electrode Charge is attached. On the other hand, in the display cell in which no write discharge has occurred, the wall charge after charge erasing in the priming period Ta remains small.
次に、維持期間Tsにおいては、スキャンドライバ制御信号Sscd2及びSscd6がそのサブフィールドにおいて決められた回数だけ交互に立ち上がり/立ち下がりを繰り返す。この結果、スイッチ23−2及び23−6が交互にオン/オフを繰り返す。また、これと同期して、維持ドライバ制御信号Ssud1及びSsud2もそのサブフィールドにおいて決められた回数だけ交互に立ち上がり/立ち下がりを繰り返す。この結果、スイッチ25−1及び25−2が交互にオン/オフを繰り返す。従って、全ての走査電極3−1乃至3−nに負極性の維持パルスPsun1がサブフィールドにおいて決められた回数だけ印加されると共に、全ての維持電極4−1乃至4−nに負極性の維持パルスPsun2がサブフィールドにおいて決められた回数だけ維持パルスPsun1に同期して印加される。このとき、アドレス期間Taで書き込みが行われなかった表示セルの壁電荷量は極めて少ないので、その表示セルに維持パルスが印加されても維持放電は発生しない。一方、アドレス期間Taで書込放電が発生した表示セルにおいては、走査電極に正電荷が、維持電極に負電荷が付着しているため、維持パルスと壁電荷電圧とが互いに重畳され、電極間の電圧が放電開始電圧を超えて放電が発生する。 Next, in the sustain period Ts, the scan driver control signals Sscd2 and Sscd6 repeat rising and falling alternately for the number of times determined in the subfield. As a result, the switches 23-2 and 23-6 are repeatedly turned on / off alternately. In synchronization with this, the sustain driver control signals Ssud1 and Ssud2 repeat the rising / falling alternately for the number of times determined in the subfield. As a result, the switches 25-1 and 25-2 are repeatedly turned on / off alternately. Accordingly, the negative sustain pulse Psun1 is applied to all the scan electrodes 3-1 to 3-n for a predetermined number of times in the subfield, and the negative sustain is applied to all the sustain electrodes 4-1 to 4-n. The pulse Psun2 is applied in synchronization with the sustain pulse Psun1 a predetermined number of times in the subfield. At this time, since the wall charge amount of the display cell in which writing is not performed in the address period Ta is extremely small, no sustain discharge occurs even when a sustain pulse is applied to the display cell. On the other hand, in the display cell in which the write discharge is generated in the address period Ta, the positive charge is attached to the scan electrode and the negative charge is attached to the sustain electrode, so that the sustain pulse and the wall charge voltage are superimposed on each other. Discharge occurs when the voltage exceeds the discharge start voltage.
次に、電荷消去期間Teにおいては、スキャンドライバ制御信号Sscd3が立ち上がることによりスイッチ23−3がオンする。この結果、全ての走査電極3−1乃至3−nに負極性の電荷消去パルスPeenが印加される。従って、全ての表示セルにおいて弱い放電が発生する。これにより、維持期間Tsにおいて発光していた表示セル内の走査電極及び維持電極上に蓄積していた壁電荷が消去され、全ての表示セルの電荷状態が均一化される。 Next, in the charge erasing period Te, the switch 23-3 is turned on when the scan driver control signal Sscd3 rises. As a result, the negative charge erasing pulse Peen is applied to all the scan electrodes 3-1 to 3-n. Therefore, weak discharge occurs in all display cells. As a result, the wall charges accumulated on the scan electrodes and the sustain electrodes in the display cells that emit light during the sustain period Ts are erased, and the charge states of all the display cells are made uniform.
しかしながら、上述の従来の技術には、以下に示すような問題点がある。通常、表示セルにおいて放電が発生する放電開始電圧は、常に一定ではなく変動する。パッシェンの法則より、放電開始電圧は電極間距離と表示セルの圧力との積に依存し、通常、プラズマ表示装置が動作する条件では、前記積が大きいほど、放電開始電圧が高くなる。このため、例えば、PDPの温度が高くなると、放電ガス自体の圧力が高くなると共に、表示セル内において隔壁等に吸着していたガスが脱離するため、表示セル内の圧力が上昇する。この結果、放電開始電圧が増加する。また、放電が全く発生しない状態が続くと、時間と共に表示セル内の荷電粒子が減少する。これにより、プラズマ表示装置の起動時は、定常動作時と比較して、放電開始電圧が高くなる。 However, the conventional techniques described above have the following problems. Usually, the discharge start voltage at which discharge occurs in the display cell is not always constant and varies. According to Paschen's law, the discharge start voltage depends on the product of the distance between the electrodes and the pressure of the display cell. Normally, under conditions where the plasma display device operates, the discharge start voltage increases as the product increases. For this reason, for example, when the temperature of the PDP increases, the pressure of the discharge gas increases, and the gas adsorbed on the barrier ribs in the display cell is desorbed, so that the pressure in the display cell increases. As a result, the discharge start voltage increases. Further, if a state in which no discharge is generated continues, charged particles in the display cell decrease with time. As a result, when the plasma display device is started, the discharge start voltage is higher than that during steady operation.
図14は、図13に示すプライミング期間Tpを詳細に示すタイミングチャートである。なお、図14には、このプライミング期間Tpに続くアドレス期間Taの一部、及び1つ前のサブフィールドの電荷消去期間Teも示されている。図14に示すように、放電開始電圧が通常の値である場合、例えばPDPの温度が常温である場合には、走査電極と維持電極との間の電位差(以下、面電圧ともいう)が放電開始電圧を超える時刻t1においてプライミング放電が始まり、維持電極が浮遊状態となる時刻t3においてプライミング放電が停止する。これに対して、放電開始電圧が通常の値よりも高い値である場合、例えばPDPの温度が高温である場合は、時刻t1よりも後の時刻t2において面電圧が放電開始電圧を超えてプライミング放電が始まり、時刻t3においてプライミング放電が停止する。このため、高温時においては、プライミング放電が生じている時間が常温時よりも短くなり、プライミング放電が不十分なものとなる。また、放電開始電圧が特に高い場合には、時刻t3においても面電圧が放電開始電圧に到達せず、プライミング放電が発生しないこともある。 FIG. 14 is a timing chart showing in detail the priming period Tp shown in FIG. FIG. 14 also shows a part of the address period Ta following the priming period Tp and the charge erasing period Te of the previous subfield. As shown in FIG. 14, when the discharge start voltage is a normal value, for example, when the temperature of the PDP is normal temperature, the potential difference (hereinafter also referred to as surface voltage) between the scan electrode and the sustain electrode is discharged. priming discharge begins at time t 1 greater than the start voltage, the sustain electrodes priming discharge is stopped at time t 3 when the floating state. On the other hand, when the discharge start voltage is higher than a normal value, for example, when the temperature of the PDP is high, the surface voltage exceeds the discharge start voltage at time t 2 after time t 1. priming discharge Te begins, priming discharge is stopped at time t 3. For this reason, at a high temperature, the time during which priming discharge occurs is shorter than that at room temperature, and the priming discharge becomes insufficient. Also, when the discharge start voltage is particularly high, the surface voltage does not reach the discharge starting voltage at time t 3, priming discharge may not occur.
そこで、放電開始電圧が高い条件下においても確実にプライミング放電を発生させようとすると、プライミング電圧Vpを高めに設定せざるを得ない。この結果、放電開始電圧が低い通常の状態においては、必要以上に高いプライミング電圧を印加することになり、過剰なプライミング放電が発生する。このため、黒輝度が増加し、画像のコントラストが低下してしまう。一方、プライミング電圧Vpを、放電開始電圧が低い通常の状態において最適な値に設定すると、前述の如く、放電開始電圧が高い状態においてはプライミング放電が発生しないか、発生しても不十分なものになる。このため、表示セルによっては書込放電が発生せずに書込不良が生じる。この結果、書込不良が発生した表示セルにおいては維持放電が発生せず、画像にムラが生じ、表示品質を低下させてしまう。 Therefore, if the priming discharge is surely generated even under a condition where the discharge start voltage is high, the priming voltage Vp must be set higher. As a result, in a normal state where the discharge start voltage is low, a priming voltage higher than necessary is applied, and excessive priming discharge occurs. For this reason, the black luminance increases and the contrast of the image decreases. On the other hand, when the priming voltage Vp is set to an optimum value in a normal state where the discharge start voltage is low, as described above, the priming discharge does not occur or is insufficient when the discharge start voltage is high. become. For this reason, depending on the display cell, a write failure occurs without causing a write discharge. As a result, the sustain discharge does not occur in the display cell in which the writing failure has occurred, the image is uneven, and the display quality is deteriorated.
そこで、特許文献1には、プライミングパルスを矩形波とし、プラズマ表示装置の起動時に、定常動作時よりもプライミング電圧を高くする技術が開示されている。特許文献1には、これにより、起動時においても確実にプライミング放電を発生させることができると記載されている。
Therefore,
しかしながら、上述の従来の技術には、以下に示すような問題点がある。特許文献1に記載された技術においては、プライミングパルスを矩形波としている。しかし、パルスが矩形波であると放電が不安定になると共に、必要以上に明るい放電が発生してしまう。従って、プライミングパルスを矩形波とすることは実用的ではない。
However, the conventional techniques described above have the following problems. In the technique described in
そこで、プライミングパルスを図13及び図14に示すような鋸歯状波とした上で、特許文献1に記載された起動時のみプライミング電圧を高くする技術を適用することが考えられる。しかし、この方法では、放電開始電圧が高い場合においてプライミング放電を開始させることはできるものの、その開始時刻はばらついてしまう。一方、放電が停止する時刻t3は放電開始電圧によらず略一定である。このため、放電開始電圧が変動すると、プライミング放電が生じている期間の長さが変動し、プライミング放電が不均一となる。この結果、動作条件によってプライミング期間終了後における表示セル内の電荷状態が変動し、表示品質も変動してしまう。
Therefore, it is conceivable to apply a technique for increasing the priming voltage only at the time of start-up described in
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、放電開始電圧が変動しても、プライミング期間終了後における表示セル内の電荷状態を一定とし、良好且つ安定した表示品位を実現することができるプラズマ表示装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and even if the discharge start voltage fluctuates, the charge state in the display cell after the end of the priming period is made constant, and a good and stable display quality is realized. An object of the present invention is to provide a plasma display device and a driving method thereof.
本発明に係るプラズマ表示装置は、走査電極、維持電極及びデータ電極を備え複数の表示セルが形成された表示パネルと、表示データに基づいて前記走査電極、前記維持電極及び前記データ電極に電圧を印加する駆動回路と、を有し、1フィールドをプライミング期間とアドレス期間と維持期間とを含む1又は複数のサブフィールドに分割して表示し、1又は複数のフィールドのうち少なくとも1のサブフィールドにおいてプライミング期間にプライミング放電を発生させて電荷状態を活性化するプライミング期間が設けられたプラズマ表示装置において、
前記駆動回路は、プライミング期間において前記走査電極に維持電圧からプライミング電圧まで連続的に増加する鋸歯状波の電圧を印加し、
予め測定された表示パネルの温度と放電開始電圧との相関関係を示すデータに基づいて前記表示パネルの温度から前記表示パネルにおける放電開始電圧を予測し、この放電開始電圧の予測値が第1の値である第1の場合と前記第1の値より低い第2の値である第2の場合とで前記走査電極、維持電極及びデータ電極のうち少なくとも1の電極に印加する電圧の波形を異ならせ、
前記プライミング期間において、前記駆動回路が前記走査電極に前記維持電圧から前記放電開始電圧まで連続的に増加する電圧を印加させる期間を第1期間、及び前記プライミング放電が開始する前記放電開始電圧から前記プライミング放電が終了するまでの期間を第2期間としたとき、前記第2期間の終了時からプライミングパルスが前記走査電極及び前記維持電極に印加されるまでの前記維持電極は浮遊状態であり、かつ、前記第1の場合は前記第2の場合よりプライミング放電の開始時刻が遅く、前記プライミング放電の開始時刻から前記プライミング放電が終了するまでの期間を前記第1の場合と前記第2の場合とで一定にすることを特徴とする。
Engaging Help plasma display device of the present invention, the scanning electrodes, and a display panel in which a plurality of display cells are formed with a sustain electrode and the data electrodes, said scanning electrodes based on the display data, the sustain electrodes and the data electrodes A drive circuit for applying a voltage, and one field is divided into one or a plurality of subfields including a priming period, an address period, and a sustain period, and at least one subfield among the one or a plurality of fields is displayed. In a plasma display device provided with a priming period for generating a priming discharge in a priming period in the field and activating a charge state,
The drive circuit applies a sawtooth voltage that continuously increases from a sustain voltage to a priming voltage to the scan electrode during a priming period;
The discharge start voltage in the display panel is predicted from the temperature of the display panel based on the data indicating the correlation between the temperature of the display panel and the discharge start voltage measured in advance, and the predicted value of the discharge start voltage is the first value. The waveform of the voltage applied to at least one of the scan electrode, the sustain electrode, and the data electrode is different between the first case of the value and the second case of the second value lower than the first value. Let
In the priming period, the driving circuit applies a voltage that continuously increases from the sustain voltage to the discharge start voltage to the scan electrode in a first period, and from the discharge start voltage in which the priming discharge starts. When the period until the priming discharge is finished is the second period, the sustain electrode from the end of the second period until the priming pulse is applied to the scan electrode and the sustain electrode is in a floating state, and In the first case, the start time of the priming discharge is later than in the second case, and the period from the start time of the priming discharge to the end of the priming discharge is the first case and the second case. It is characterized by being constant .
本発明においては、放電開始電圧の変動に伴うプライミング放電後の表示セル内の電荷量の変動が小さくなるように、駆動回路が走査電極及び維持電極に印加する電圧を制御するため、放電開始電圧が変動しても、プライミング放電後の表示セル内の電荷状態を均一化することができる。 In the present invention, the discharge start voltage is controlled by the drive circuit to control the voltage applied to the scan electrode and the sustain electrode so that the change in the charge amount in the display cell after the priming discharge accompanying the change in the discharge start voltage is reduced. Even if fluctuates, the charge state in the display cell after the priming discharge can be made uniform.
本発明に係るプラズマ表示装置の駆動方法は、1フィールドをプライミング期間とアドレス期間と維持期間とを含む1又は複数のサブフィールドに分割して表示し、1又は複数のフィールドのうち少なくとも1のサブフィールドにおいてプライミング期間にプライミング放電を発生させて電荷状態を活性化するプライミング期間が設けられたプラズマ表示装置の駆動方法において、
プライミング期間において前記走査電極に維持電圧からプライミング電圧まで連続的に増加する鋸歯状波の電圧を印加し、
予め測定された表示パネルの温度と放電開始電圧との相関関係を示すデータに基づいて前記表示パネルの温度から表示パネルにおける放電開始電圧を予測し、この放電開始電圧の予測値が第1の値である第1の場合と前記第1の値より低い第2の値である第2の場合とで走査電極、維持電極及びデータ電極のうち少なくとも1の電極に印加する電圧の波形を異ならせ、
前記プライミング期間において、前記駆動回路が前記走査電極に前記維持電圧から前記放電開始電圧まで連続的に増加する電圧を印加させる期間を第1期間、及び前記プライミング放電が開始する前記放電開始電圧から前記プライミング放電が終了するまでの期間を第2期間としたとき、前記第2期間の終了時からプライミングパルスが前記走査電極及び前記維持電極に印加されるまでの前記維持電極は浮遊状態であり、かつ、前記第1の場合は前記第2の場合よりプライミング放電の開始時刻が遅く、前記プライミング放電の開始時刻から前記プライミング放電が終了するまでの期間を前記第1の場合と前記第2の場合とで一定にすることを特徴とする。
In the driving method of the plasma display device according to the present invention, one field is divided into one or a plurality of subfields including a priming period, an address period, and a sustain period, and at least one subfield of the one or more fields is displayed. In a driving method of a plasma display device provided with a priming period that activates a charge state by generating a priming discharge in a priming period in a field,
Applying a sawtooth voltage that continuously increases from the sustain voltage to the priming voltage to the scan electrode during the priming period;
A discharge start voltage in the display panel is predicted from the temperature of the display panel based on data indicating a correlation between the temperature of the display panel and the discharge start voltage measured in advance, and the predicted value of the discharge start voltage is a first value. The waveform of the voltage applied to at least one of the scan electrode, the sustain electrode, and the data electrode is different between the first case of the second and the second case of the second value lower than the first value,
In the priming period, the driving circuit applies a voltage that continuously increases from the sustain voltage to the discharge start voltage to the scan electrode in a first period, and from the discharge start voltage in which the priming discharge starts. When the period until the priming discharge is finished is the second period, the sustain electrode from the end of the second period until the priming pulse is applied to the scan electrode and the sustain electrode is in a floating state, and In the first case, the start time of the priming discharge is later than in the second case, and the period from the start time of the priming discharge to the end of the priming discharge is the first case and the second case. It is characterized by being constant .
本発明においては、プライミング放電後の表示セル内の電荷量が一定になるように、走査電極及び維持電極に印加する電圧を制御することにより、放電開始電圧が変動しても、プライミング放電後の表示セル内の電荷状態を一定にすることができる。 In the present invention, the voltage applied to the scan electrode and the sustain electrode is controlled so that the charge amount in the display cell after the priming discharge is constant. The charge state in the display cell can be made constant.
本発明によれば、プラズマ表示装置において、放電開始電圧の変動に伴うプライミング放電後の表示セル内の電荷量の変動を抑制することにより、放電開始電圧が変動しても、プライミング期間終了後における表示セル内の電荷状態を均一化することができ、良好且つ安定した表示品位を実現することができる。 According to the present invention, in the plasma display device, even if the discharge start voltage fluctuates by suppressing the fluctuation of the charge amount in the display cell after the priming discharge accompanying the fluctuation of the discharge start voltage, The charge state in the display cell can be made uniform, and good and stable display quality can be realized.
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態に係るプラズマ表示装置を示すブロック図であり、図2は、横軸に表示パネルの温度をとり、縦軸に放電開始電圧をとって、図1に示す放電開始電圧予測回路に記憶された温度−放電開始電圧相関データを示すグラフ図である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the accompanying drawings. First, a first embodiment of the present invention will be described. FIG. 1 is a block diagram showing the plasma display device according to the present embodiment. FIG. 2 shows the discharge start voltage prediction shown in FIG. 1, with the horizontal axis representing the temperature of the display panel and the vertical axis representing the discharge start voltage. It is a graph which shows the temperature-discharge start voltage correlation data memorize | stored in the circuit.
図1に示すように、本実施形態に係るプラズマ表示装置においては、表示パネル1の温度を測定する温度センサ31が設けられている。温度センサ31は、表示パネル1の絶縁基板101又は102(図8参照)の温度を測定できるような位置に、1個又は複数個設けられている。温度センサ31は、例えば、表示パネル1から熱が伝導する位置に取り付けられた熱電対を含むセンサであり、例えば、表示パネル1の裏面に配置されたデジタルパッケージ(図示せず)に1個取り付けられている。
As shown in FIG. 1, in the plasma display device according to the present embodiment, a temperature sensor 31 for measuring the temperature of the
また、本実施形態に係るプラズマ表示装置においては、温度センサ31の出力信号が入力されるように、放電開始電圧予測回路32が設けられている。放電開始電圧予測回路32には、図2に示すような表示パネル1の温度と放電開始電圧との相関関係を示すデータが記憶されている。このデータは、予め測定され、プラズマ表示装置の製造時に放電開始電圧予測回路32に格納されたものである。図2に示すように、表示パネル1の温度が高いほど、放電開始電圧は高くなっている。放電開始電圧予測回路32は、温度センサ31から入力された表示パネル1の温度測定結果に基づいて、図2に示すデータを参照して表示パネル1の放電開始電圧を予測し、これをコントローラ29に対して出力するものである。
In the plasma display device according to the present embodiment, a discharge start
コントローラ29は、放電開始電圧予測回路32から入力された放電開始電圧の予測値に基づいて、プライミング放電が開始する時刻を算出し、この開始時刻に基づいて維持ドライバ制御信号Ssud2を制御する機能を備えている。コントローラ29における上記以外の機能は、前述の従来のプラズマ表示装置におけるコントローラ22(図9参照)の機能と同じである。また、本実施形態に係るプラズマ表示装置の上記以外の構成は、図8乃至図12に示す従来のプラズマ表示装置の構成と同様である。
The
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るプラズマ表示装置の動作、即ち、本実施形態に係るプラズマ表示装置の駆動方法について説明する。図3は、本実施形態に係るプラズマ表示装置のプライミング動作を示すタイミングチャートである。 Next, the operation of the plasma display device according to the present embodiment configured as described above, that is, the driving method of the plasma display device according to the present embodiment will be described. FIG. 3 is a timing chart showing the priming operation of the plasma display device according to the present embodiment.
図1に示すように、プラズマ表示装置の動作中において、温度センサ31が表示パネル1の温度を測定し、その測定結果を放電開始電圧予測回路32に対して出力する。放電開始電圧予測回路32は、温度センサ31から入力された温度測定結果と、図2に示す温度−放電開始電圧相関データとを参照して放電開始電圧を予測し、この予測値をコントローラ29に対して出力する。そして、コントローラ29は、この予測値と図3に示すプライミングパルスPprpの波形とを参照して、プライミング放電の開始時刻を算出する。そして、この開始時刻から、予め設定された一定時間tだけ経過した後に、維持ドライバ制御信号Ssud2をハイレベルからロウレベルに立ち下げ、維持電極4−1乃至4−nを浮遊状態とする。これにより、プライミング放電を停止させる。
As shown in FIG. 1, during the operation of the plasma display device, the temperature sensor 31 measures the temperature of the
例えば、図3に実線で示すように、温度が常温であり、放電開始電圧が通常の値であるときは、プライミング放電の開始時刻は時刻t1となる。なお、このとき、温度センサ31は表示パネル1の温度が常温であることを検知し、放電開始電圧予測回路32は表示パネル1の放電開始電圧が通常の値であることを予測し、コントローラ29はプライミング放電の開始時刻が時刻t1であることを算出する。そして、コントローラ29は時刻t1から一定時間tだけ経過した時刻t3に、維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げて維持電極を浮遊状態とし、プライミング放電を停止させる。これに対して、図3に破線で示すように、温度が高温であり、放電開始電圧が通常の値よりも高い値であるときは、プライミング放電の開始時刻は前述の時刻t1よりも遅い時刻t2となる。このとき、コントローラ29は、時刻t2から一定時間tだけ経過した時刻t4に、維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げて、プライミング放電を停止させる。即ち、温度が高温である場合は、放電開始電圧が常温よりも高く、プライミング放電の開始時刻t2が常温時の開始時刻t1よりも遅いため、維持電極を浮遊状態にする移行時刻t4を常温時の移行時刻t3よりも遅らせる。これにより、温度が変動しても、プライミング放電の持続時間を一定時間tとすることができ、プライミング放電の強度を一定とすることができる。つまり、上述のように放電開始電圧の予測値に基づいて維持電極を浮遊状態にするタイミングの調整を行うことにより、このような調整を行わない場合と比較して、常温時と高温時とのプライミング放電の持続時間の差を小さくすることができる。本実施形態に係るプラズマ表示装置の上記以外の動作は、図13に示す従来のプラズマ表示装置の動作と同様である。
For example, as shown by the solid line in FIG. 3, the temperature is room temperature, when the discharge start voltage is a normal value, the start time of the priming discharge becomes time t 1. At this time, the temperature sensor 31 detects that the temperature of the
本実施形態においては、外気温の変動及びプラズマ表示装置の駆動に伴う発熱等により表示パネル1の温度が変動しても、プライミング放電の持続時間の変動を抑制することができ、従って、プライミング放電の強度を一定とすることができる。これにより、プライミング放電後の表示セル内の電荷量を、温度によらず一定とすることができ、プライミング期間Tpに続くアドレス期間Ta及び維持期間Tsにおいて、動作を安定化することができる。この結果、温度が常温である場合に、過剰なプライミング放電が発生して画像のコントラストが低下することがなく、また、温度が高温である場合に、プライミング放電が不十分になりアドレス期間Taにおいて書込不良が発生することもなく、表示品位を良好且つ安定なものとすることができる。
In this embodiment, even if the temperature of the
なお、温度センサ31を1個のみ設ける場合は、表示パネル1の背面基板、即ち、絶縁基板101の裏面の中央部に設置することが望ましい。以下、この理由について説明する。プラズマ表示装置に表示させる映像としては、テレビジョン放送映像のように画面の全面に表示される映像と、時刻表示又は機能表示のように画面の角部にのみ表示される映像との2種類の映像が多い。前者の場合、映像の表示に伴って表示パネル1の温度は略一様に上昇し、放電開始電圧も略一様に上昇するため、温度センサ31を表示パネル1の中央部に取り付けておけば、表示パネル1の代表的な温度を検出し、放電開始電圧の上昇を打ち消すように表示パネル1を制御することができる。一方、後者の場合、表示パネル1の端部に位置する一領域のみが発光するような映像を表示すると、この一領域は発熱するが表示パネル1の中央部は発熱しない。このため、前記一領域及びその周辺の放電開始電圧は上昇するが、表示パネル1の中央部の温度は上昇しないため、放電開始電圧予測回路32が予測する放電開始電圧には、前記一領域における放電開始電圧の上昇は反映されない。しかしながら、このように局所的に発光させる場合は、表示パネル1を駆動する駆動負荷が小さいため、データ電極の電圧降下が小さい。従って、全面発光させる場合のような駆動負荷が大きい場合と比較して、書込放電時の印加電圧が高くなる。これにより、前記一領域における放電開始電圧の上昇をある程度補うことができる。従って、全面映像を表示する場合においても局所映像を表示する場合においても、表示パネル1の温度を絶縁基板101の裏面中央部の一点で測定すれば、実用上十分な程度に、放電開始電圧の変動を打ち消すための制御を行うことができる。
In the case where only one temperature sensor 31 is provided, it is desirable to install the temperature sensor 31 on the rear substrate of the
また、複数個の温度センサ31を表示パネル1の背面基板に設け、この複数個の温度センサの測定結果に基づいて、走査電極及び維持電極に印加する電圧を制御してもよい。この場合、複数個の温度センサの測定値の平均値又は最大値に基づいて制御することもできるし、各温度センサの位置を考慮し、夫々の測定値の加重平均に基づいて制御することもできる。
Further, a plurality of temperature sensors 31 may be provided on the rear substrate of the
なお、図3には、温度が常温の場合(実線)及び高温の場合(破線)の2通りの場合しか示していないが、本実施形態においては、温度に応じて維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げるタイミングを連続的に変化させることができる。 FIG. 3 shows only two cases, when the temperature is room temperature (solid line) and when the temperature is high (dashed line), but in this embodiment, the sustain driver control signal Ssud2 is set according to the temperature. The lowering timing can be changed continuously.
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係るプラズマ表示装置においては、前述の第1の実施形態と同様に、図1に示す温度センサ31及び放電開始電圧予測回路32が設けられている。そして、本実施形態においては、コントローラ29が、放電開始電圧予測回路32の予測結果に基づいて、プライミング期間Tp内における一定の時刻t1にプライミング放電が開始するように、スイッチ23−1(図10参照)とプライミング電圧Vpが印加されるノード(図示せず)との間に接続された電界効果トランジスタからなる抵抗素子(図示せず)に印加するゲート電圧を制御する機能を備えている。本実施形態のコントローラ29における上記以外の機能は、前述の従来のプラズマ表示装置におけるコントローラ22(図9参照)の機能と同じである。また、本実施形態に係るプラズマ表示装置の上記以外の構成は、前述の第1の実施形態に係るプラズマ表示装置(図1参照)の構成と同様である。
Next, a second embodiment of the present invention will be described. In the plasma display device according to the present embodiment, the temperature sensor 31 and the discharge start
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るプラズマ表示装置の動作、即ち、本実施形態に係るプラズマ表示装置の駆動方法について説明する。図4は、本実施形態に係るプラズマ表示装置のプライミング動作を示すタイミングチャートである。 Next, the operation of the plasma display device according to the present embodiment configured as described above, that is, the driving method of the plasma display device according to the present embodiment will be described. FIG. 4 is a timing chart showing the priming operation of the plasma display device according to the present embodiment.
図1に示すように、プラズマ表示装置の動作中において、温度センサ31が表示パネル1の温度を測定し、その測定結果を放電開始電圧予測回路32に対して出力する。放電開始電圧予測回路32は、温度センサ31から入力された温度測定結果に基づいて放電開始電圧を予測し、この予測値をコントローラ29に対して出力する。
As shown in FIG. 1, during the operation of the plasma display device, the temperature sensor 31 measures the temperature of the
そして、図4に示すように、コントローラ29(図1参照)は、この放電開始電圧の予測値に基づいて、スイッチ23−1(図10参照)に接続された電界効果トランジスタのゲート電圧を制御し、プライミングパルスPprpにおける電位が維持電圧Vsからプライミング電圧Vpに増加する部分の傾き(以下、単にプライミングパルスPprpの傾きという)を、プライミング放電が一定の時刻t1において開始するような傾きに調節する。 Then, as shown in FIG. 4, the controller 29 (see FIG. 1) controls the gate voltage of the field effect transistor connected to the switch 23-1 (see FIG. 10) based on the predicted value of the discharge start voltage. adjust the inclination of the portion increases the priming voltage Vp potential from the sustain voltage Vs in the priming pulse PPRP (hereinafter, simply referred to as the inclination of the priming pulse PPRP) and the inclination as priming discharge is started at a certain time t 1 To do.
その後、コントローラ29は、走査電極の電位をプライミング電圧Vpに到達させた後、時刻t5において、スキャンドライバ制御信号Sscd1をハイレベルからロウレベルに立ち下げ、スキャンドライバ制御信号Sscd2をロウレベルからハイレベルに立ち上げ、維持ドライバ制御信号Ssud1をロウレベルからハイレベルに立ち上げるのと同時に、維持ドライバ制御信号Ssud2をハイレベルからロウレベルに立ち下げる。これにより、走査電極の電位がプライミング電圧Vpから維持電圧Vsまで低下するのと同時に、維持電極の電位が接地電圧GNDから維持電圧Vsに上昇する。即ち、維持電極は浮遊状態にはならず、負のプライミングパルスPprnの波形は矩形になる。そして、維持ドライバ制御信号Ssud2をハイレベルからロウレベルに立ち下げたときに、プライミング放電が停止する。
Thereafter, the
例えば、図4に実線で示すように、温度が常温であり、放電開始電圧が通常の値であるときは、コントローラ29はプライミングパルスPprpの傾きを通常の傾きとする。このとき、プライミング放電の開始時刻は時刻t1となる。そして、コントローラ22は時刻t5に、維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げて、プライミング放電を停止させる。これに対して、図5に破線で示すように、温度が高温であり、放電開始電圧が通常の値よりも高い値であるときは、コントローラ22はプライミングパルスPprpの傾きを通常の傾きよりも大きな傾きとする。これにより、プライミング放電の開始時刻はt1となる。そして、コントローラ29は時刻t5に、維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げて、プライミング放電を停止させる。この結果、温度が変動しても、プライミング放電の開始時刻を時刻t1に揃えることができ、プライミング放電の持続時間を一定時間、即ち、時刻t1から時刻t5までの時間に揃えることができ、プライミング放電の強度を一定とすることができる。本実施形態に係るプラズマ表示装置の上記以外の動作は、前述の第1の実施形態に係るプラズマ表示装置の動作と同様である。
For example, as shown by a solid line in FIG. 4, when the temperature is normal temperature and the discharge start voltage is a normal value, the
本実施形態においては、表示パネルの温度が変動しても、プライミング放電の持続時間を一定とすることができる。これにより、表示パネルの温度が変動しても、プライミング放電後の表示セル内の電荷量を揃えることができる。この結果、温度が常温である場合に、過剰なプライミング放電が発生して画像のコントラストが低下することがなく、また、温度が高温である場合に、プライミング放電が不十分になりアドレス期間Taにおいて書込不良が発生することもなく、表示パネルの温度が変動しても、表示品位を良好且つ安定に維持することができる。 In the present embodiment, even if the temperature of the display panel varies, the duration of priming discharge can be made constant. Thereby, even if the temperature of the display panel fluctuates, the charge amount in the display cell after the priming discharge can be made uniform. As a result, when the temperature is normal temperature, excessive priming discharge does not occur and the contrast of the image does not decrease, and when the temperature is high, the priming discharge becomes insufficient and the address period Ta is reached. Even if the temperature of the display panel fluctuates without writing failure, the display quality can be kept good and stable.
また、前述の第1の実施形態においては、表示パネルの温度が変動したときに、プライミング放電のうち走査電極と維持電極との間で発生する放電(以下、面放電という)は均一化することができる。しかし、プライミング放電時には、走査電極とデータ電極との間においても若干の放電(以下、対向放電という)が発生しており、この対向放電は放電開始電圧が変動すると変動してしまう。従って、前述の第1の実施形態においても、放電開始電圧が変動すると、プライミング放電は僅かながら影響を受ける。 In the first embodiment described above, when the temperature of the display panel fluctuates, the discharge generated between the scan electrode and the sustain electrode in the priming discharge (hereinafter referred to as surface discharge) is made uniform. Can do. However, during the priming discharge, a slight discharge (hereinafter referred to as a counter discharge) is also generated between the scan electrode and the data electrode, and this counter discharge varies when the discharge start voltage varies. Therefore, also in the first embodiment described above, the priming discharge is slightly affected when the discharge start voltage varies.
これに対して、本実施形態においては、走査電極とデータ電極との間の電圧も、放電開始電圧に対応して調節されるため、面放電だけでなく対向放電も均一化することができる。この結果、プライミング放電をより一層安定化させることができる。 On the other hand, in the present embodiment, the voltage between the scan electrode and the data electrode is also adjusted in accordance with the discharge start voltage, so that not only the surface discharge but also the counter discharge can be made uniform. As a result, the priming discharge can be further stabilized.
なお、図4には、温度が常温の場合(実線)及び高温の場合(破線)の2通りの場合しか示していないが、本実施形態においては、温度に応じてプライミングパルスPprpの傾きを連続的に変化させることができる。 FIG. 4 shows only two cases, when the temperature is normal temperature (solid line) and when the temperature is high (dashed line), but in this embodiment, the slope of the priming pulse Pprp is continuously changed according to the temperature. Can be changed.
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図5は本実施形態に係るプラズマ表示装置を示すブロック図であり、図6は図5に示すスキャンドライバ及び走査パルスドライバを示す回路図である。図5に示すように、本実施形態に係るプラズマ表示装置においては、前述の第1の実施形態に係るプラズマ表示装置(図1参照)におけるコントローラ29の替わりにコントローラ30が設けられており、駆動用電源21の替わりに駆動用電源33が設けられており、スキャンドライバ23の替わりにスキャンドライバ34が設けられている。また、本実施形態のプラズマ表示装置には、コントローラ30に接続された起動検出回路としてのタイマ35が設けられている。
Next, a third embodiment of the present invention will be described. FIG. 5 is a block diagram showing the plasma display device according to the present embodiment, and FIG. 6 is a circuit diagram showing the scan driver and the scan pulse driver shown in FIG. As shown in FIG. 5, in the plasma display device according to the present embodiment, a
駆動用電源33は、スキャンドライバ34に対して、2種類のプライミング電圧Vp及びVp+を供給するものである。プライミング電圧Vp+はプライミング電圧Vpよりも高い電圧である。駆動用電源33における上記以外の機能は、前述の第1の実施形態における駆動用電源21の機能と同じである。
The
タイマ35は駆動用電源33から論理電圧Vddが入力されるようになっており、プラズマ表示装置の電源が投入されてからの時間を測定し、電源が投入されてから一定時間、例えば2乃至3秒間だけハイレベルの信号をコントローラ30に対して出力し、その後はロウレベルの信号を出力するものである。即ち、タイマ35は、駆動回路の電源が投入されてから前記一定時間経過以前か以後かを検出する起動検出回路である。前記一定時間は、予め設定されたものであり、プラズマ表示装置が起動してから表示セル内が活性化して放電開始電圧が通常の値に低下するまでに要する時間よりも長く設定されている。
The
図6に示すように、スキャンドライバ34には、スイッチ23−1乃至23−6の他に、スイッチ23−7が設けられている。スイッチ23−7の一端にはプライミング電圧Vp+が印加され、他端はポジティブライン27に接続されている。スキャンドライバ34における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態におけるスキャンドライバ23と同じである。
As shown in FIG. 6, the
コントローラ30は、スキャンドライバ34に対して、スキャンドライバ制御信号Sscd1乃至Sscd6の他に、スキャンドライバ制御信号Sscd7を出力するものである。スキャンドライバ制御信号Sscd7は、スキャンドライバ34のスイッチ23−7に入力され、スイッチ23−7のオン/オフ動作を制御する信号である。
The
そして、コントローラ30は、タイマ35からの信号に基づいて放電開始電圧を予測し、プライミングパルスPprpの波形を制御するものである。即ち、コントローラ30は、タイマ35から入力される信号がロウレベルであるときには、プライミングパルスPprpの波形を従来のプラズマ表示装置と同じ波形とするものである。このとき、プライミングパルスPprpの到達電圧はプライミング電圧Vpである。一方、コントローラ30は、タイマ35から入力される信号がハイレベルであるときには、プライミングパルスPprpを生成するときに、スキャンドライバ制御信号Sscd1はロウレベルに維持したまま、スキャンドライバ制御信号Sscd7をハイレベルに立ち上げ、プライミングパルスPprpの到達電位をプライミング電圧Vp+とすると共に、スキャンドライバ制御信号Sscd7及びSscd2並びに維持ドライバ制御信号Ssud1及びSsud2のタイミングを制御して、プライミングパルスPprpの時間幅を通常よりも長くするものである。コントローラ30における上記以外の機能は、前述の従来のプラズマ表示装置におけるコントローラ22(図9参照)の機能と同じである。また、本実施形態に係るプラズマ表示装置の上記以外の構成は、図8乃至図12に示す従来のプラズマ表示装置の構成と同様である。
The
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るプラズマ表示装置の動作、即ち、本実施形態に係るプラズマ表示装置の駆動方法について説明する。図7は、本実施形態に係るプラズマ表示装置のプライミング動作を示すタイミングチャートである。 Next, the operation of the plasma display device according to the present embodiment configured as described above, that is, the driving method of the plasma display device according to the present embodiment will be described. FIG. 7 is a timing chart showing the priming operation of the plasma display device according to the present embodiment.
先ず、プラズマ表示装置の起動時、即ち、タイマ35の出力信号がハイレベルである期間の動作について説明する。図5に示すように、プラズマ表示装置が停止状態から起動されると、駆動用電源33が起動し、タイマ35に対して論理電圧Vddを供給する。これにより、タイマ35が時間の測定を開始すると共に、ハイレベルの信号をコントローラ30に対して出力する。一方、コントローラ30は、表示パネル1に映像信号Svに基づく画像を表示させる。
First, the operation during the startup of the plasma display device, that is, the period during which the output signal of the
そして、タイマ35の出力信号がハイレベルであるとき、図7に示すように、コントローラ30は、プライミング期間Tpにおける所定の時刻t0において、スキャンドライバ制御信号Sscd1をロウレベルに維持したまま、スキャンドライバ制御信号Sscd7をロウレベルからハイレベルに立ち上げ、スキャンドライバ制御信号Sscd2をハイレベルからロウレベルに立ち下げる。これにより、走査電極に対して、到達電位がプライミング電圧Vp+の鋸歯状波であるプライミングパルスPprpが印加される。また、時刻t0において、維持ドライバ制御信号Ssud1をハイレベルからロウレベルに立ち下げると共に、維持ドライバ制御信号Ssud2をロウレベルからハイレベルに立ち上げる。これにより、維持電極の電位が維持電圧Vsから接地電圧GNDに低下し、負のプライミングパルスPprnが開始される。
Then, when the output signal of the
前述の如く、プラズマ表示装置の起動時においては放電開始電圧が高いため、時刻t2においてプライミング放電が開始され、時刻t2から一定時間tだけ経過した時刻t4において、プライミング放電は自然に停止する。 As previously described, due to the high discharge starting voltage at the time of startup of a plasma display device, at time t 2 is started priming discharge at time t 4 when has elapsed since the time t 2 by a certain time t, the priming discharge is stopped naturally To do.
そして、図7の破線で示すように、時刻t4よりも遅い時刻t7において、スキャンドライバ制御信号Sscd7をハイレベルからロウレベルに立ち下げ、スキャンドライバ制御信号Sscd2をロウレベルからハイレベルに立ち上げる。これにより、走査電極の電位がプライミング電圧Vp+から維持電圧Vsに低下し、プライミングパルスPprpが終了する。また、時刻t7において、維持ドライバ制御信号Ssud1をロウレベルからハイレベルに立ち上げ、維持ドライバ制御信号Ssud2をハイレベルからロウレベルに立ち下げる。これにより、維持電極の電位が接地電圧GNDから維持電圧Vsに増加し、プライミングパルスPprnが終了する。なお、プラズマ表示装置の起動時における放電開始電圧は予測できるため、放電開始時刻t2も予測でき、従って、放電終了時刻t4を予測でき、時刻t4より遅い時刻t7を設定できる。 Then, as shown by the broken line in FIG. 7, at the latest time t 7 than the time t 4, fall a scan driver control signal Sscd7 from the high level to the low level, it raises the scan driver control signal Sscd2 from the low level to the high level. As a result, the potential of the scan electrode decreases from the priming voltage Vp + to the sustain voltage Vs, and the priming pulse Pprp ends. At time t 7, the sustain driver control signal Ssud1 raised from low level to high level, lowers the sustain driver control signal Ssud2 from the high level to the low level. As a result, the potential of the sustain electrode increases from the ground voltage GND to the sustain voltage Vs, and the priming pulse Pprn ends. Since the discharge starting voltage at the time of activation of the plasma display device can be predicted, the discharge start time t 2 is also unpredictable, therefore, possible to predict the discharge end time t 4, it can be set slower time t 7 to the time t 4.
プラズマ表示装置の起動後、ある程度の時間が経過すると、表示セル内の放電ガスが活性化し、放電開始電圧が低下する。そして、プラズマ表示装置の起動時から予め設定した一定時間、例えば2乃至3秒間経過すると、タイマ35の出力信号がハイレベルからロウレベルに立ち下がる。この時点では既に、放電開始電圧は通常の値まで低下している。
When a certain amount of time elapses after the plasma display device is activated, the discharge gas in the display cell is activated and the discharge start voltage is lowered. Then, when a predetermined time, for example, 2 to 3 seconds elapses from when the plasma display device is activated, the output signal of the
次に、定常動作時、即ち、タイマ35の出力信号がロウレベルである期間の動作について説明する。図7に示すように、プライミング期間Tpにおける所定の時刻t0における動作は、前述のプラズマ表示装置の起動時と同じである。即ち、コントローラ30は、時刻t0において、スキャンドライバ制御信号Sscd7を立ち上げると共に、スキャンドライバ制御信号Sscd2を立ち下げて、プライミングパルスPprpを開始する。また、維持ドライバ制御信号Ssud1を立ち下げると共に、維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち上げて、プライミングパルスPprnを開始する。
Next, the operation during the steady operation, that is, the period during which the output signal of the
この時点では、プラズマ表示装置は既に定常動作状態となっており、放電開始電圧は通常の値となっているため、時刻t1においてプライミング放電が開始され、時刻t1から一定時間tだけ経過した時刻t3において、プライミング放電は自然に停止する。 At this point, the plasma display apparatus is already a steady operating state, the discharge start voltage because it has become the normal value, the priming discharge is started at time t 1, it has elapsed from the time t 1 by a certain time t at time t 3, priming discharge is stopped naturally.
そして、図7の実線に示すように、時刻t3よりも遅く、例えば、時刻t4よりも早い時刻t6において、スキャンドライバ制御信号Sscd7を立ち下げ、スキャンドライバ制御信号Sscd2を立ち上げる。これにより、走査電極の電位がプライミング電圧Vp+から維持電圧Vsに低下し、プライミングパルスPprpが終了する。また、時刻t6において、維持ドライバ制御信号Ssud1を立ち上げ、維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げる。これにより、維持電極の電位が接地電圧GNDから維持電圧Vsに上昇し、プライミングパルスPprnが終了する。なお、プラズマ表示装置の定常動作時における放電開始電圧は予測できるため、放電開始時刻t1も予測でき、従って、放電終了時刻t3を予測でき、時刻t3より遅い時刻t6を設定できる。 Then, as shown in solid line in FIG. 7, later than time t 3, for example, at an early time t 6 than the time t 4, fall a scan driver control signal Sscd7, it raises the scan driver control signal Sscd2. As a result, the potential of the scan electrode decreases from the priming voltage Vp + to the sustain voltage Vs, and the priming pulse Pprp ends. At time t 6, launched a sustain driver control signal Ssud1, lowers the sustain driver control signal Ssud2. Thereby, the potential of the sustain electrode rises from the ground voltage GND to the sustain voltage Vs, and the priming pulse Pprn ends. Since the discharge start voltage during the steady operation of the plasma display device can be predicted, the discharge start time t 1 can also be predicted. Therefore, the discharge end time t 3 can be predicted, and the time t 6 later than the time t 3 can be set.
これにより、プラズマ表示装置の起動時であっても、定常動作時であっても、プライミング放電の持続時間を一定時間tとすることができ、プライミング放電の強度を一定とすることができる。本実施形態に係るプラズマ表示装置の上記以外の動作は、図13に示す従来のプラズマ表示装置の動作と同様である。 Thereby, the duration of the priming discharge can be set to the constant time t and the intensity of the priming discharge can be made constant even when the plasma display device is started up or during steady operation. Other operations of the plasma display device according to this embodiment are the same as those of the conventional plasma display device shown in FIG.
本実施形態においては、プラズマ表示装置の起動時において、プライミングパルスPprp及びPprnの時間幅を定常動作時よりも長くすると共に、プライミングパルスPprpの到達電位を定常動作時よりも高くする。即ち、起動時は放電開始電圧が定常動作時よりも高く、プライミング放電の開始時刻t2が常温時の開始時刻t1よりも遅いため、走査電極と維持電極との間の電位差を連続的に増加させる期間から前記電位差を減少させる期間に移行する移行時刻t7を定常動作時の移行時刻t6よりも遅らせる。これにより、起動時に放電開始電圧が増加しても、プライミング放電の持続時間の変動を抑制することができ、従って、プライミング放電の強度を一定とすることができる。これにより、起動時と定常動作時とにおけるプライミング放電後の表示セル内の電荷量の変動を抑制することができる。この結果、起動時にプライミング放電が不十分になりアドレス期間Taにおいて書込不良が発生することがなく、また、定常動作時に過剰なプライミング放電が発生して画像のコントラストが低下することがなく、表示品位を良好且つ安定にすることができる。 In the present embodiment, when the plasma display device is activated, the time widths of the priming pulses Pprp and Pprn are made longer than those in the steady operation, and the ultimate potential of the priming pulses Pprp is made higher than that in the steady operation. That is, startup is higher than at the discharge starting voltage is steady operation, start time t 2 of the priming discharge is slower than the start time t 1 at the normal temperature, continuously the potential difference between the scan electrodes and the sustain electrodes the migration time t 7 the transition from period to increase the period for reducing the potential difference delayed than transition time t 6 in the steady operation. Thereby, even if the discharge start voltage increases at the time of start-up, fluctuations in the duration of priming discharge can be suppressed, and therefore the intensity of priming discharge can be made constant. Thereby, the fluctuation | variation of the electric charge amount in the display cell after the priming discharge at the time of starting and a steady operation can be suppressed. As a result, the priming discharge is insufficient at the start-up, and writing failure does not occur in the address period Ta, and the excessive priming discharge is not generated during the steady operation and the image contrast is not lowered. The quality can be made good and stable.
タイマ35の出力信号がハイレベルからロウレベルに立ち下がる時刻は、表示セル内が活性化して放電開始電圧が通常の値まで低下した後になるように設定されているため、放電開始電圧が通常の値となってからタイマ35の出力信号が立ち下がるまでの期間は、黒輝度が上昇し画像のコントラストが低下する。しかしながら、これはせいぜいプラズマ表示装置の起動後2乃至3秒間に過ぎないため、視聴者に不快感を与えることはない。また、タイマ35の出力信号がハイレベルである期間は、表示パネル1に映像信号Svに基づいた画像を表示せずに、黒画面としてもよい。
The time when the output signal of the
なお、前述の第1及び第2の実施形態においては、温度に応じてプライミングパルスの波形を調節することにより、温度の変動が放電開始電圧に与える影響を解消する例を示し、前述の第3の実施形態においては、プラズマ表示装置の起動時にプライミングパルスの波形を調節することにより、起動時に放電開始電圧が増加することによる影響を解消する例を示したが、本発明はこれに限定されず、前述の第1及び第2の実施形態においてプラズマ表示装置にタイマ等を設けて、起動時における放電開始電圧の変動の影響を解消し、前述の第3の実施形態においてプラズマ表示装置に温度センサ及び放電開始電圧予測回路を設けて、温度の変動に起因する放電開始電圧の変動の影響を解消するようにしてもよい。また、前述の第1乃至第3の実施形態において、起動時の変動の影響及び温度に起因する変動の影響の双方を解消するようにしてもよい。 In the first and second embodiments described above, an example is shown in which the influence of temperature fluctuations on the discharge start voltage is eliminated by adjusting the waveform of the priming pulse in accordance with the temperature. In the embodiment, the example in which the influence of the increase of the discharge start voltage at the start-up is eliminated by adjusting the waveform of the priming pulse at the start-up of the plasma display device, but the present invention is not limited to this. In the first and second embodiments described above, a timer or the like is provided in the plasma display device to eliminate the influence of the fluctuation of the discharge start voltage at the time of start-up. In the third embodiment, the temperature sensor is provided in the plasma display device. In addition, a discharge start voltage prediction circuit may be provided to eliminate the influence of the change in the discharge start voltage caused by the temperature change. Further, in the first to third embodiments described above, both the influence of fluctuation at the time of startup and the influence of fluctuation caused by temperature may be eliminated.
更に、前述の第1乃至第3の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を、相互に組み合わせて使用してもよい。例えば、前述の第1の実施形態(図3参照)において、前述の如く、温度に応じて維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げるタイミングを調節すると共に、プラズマ表示装置の起動時には、維持ドライバ制御信号Ssud1を立ち上げるのと同時に維持ドライバ制御信号Ssud2を立ち下げるようにして、維持電極を浮遊状態とする期間をなくしてもよい。また、このとき、前述の第3の実施形態(図7参照)において示した技術を併用し、プラズマ表示装置の起動時には定常動作時よりもプライミングパルスの時間幅を長くすると共に、到達電位を高くしてもよい。これにより、プラズマ表示装置の表示品質をより安定且つ良好にすることができる。 Further, at least two of the first to third embodiments described above may be used in combination with each other. For example, in the first embodiment described above (see FIG. 3), as described above, the timing at which the sustain driver control signal Ssud2 falls is adjusted according to the temperature, and the sustain driver control signal Ssud1 is activated when the plasma display device is activated. The sustain driver control signal Ssud2 may be lowered at the same time as the voltage rises to eliminate the period during which the sustain electrode is in a floating state. At this time, the technique shown in the third embodiment (see FIG. 7) is used in combination, so that the time width of the priming pulse is made longer than that in the steady operation and the ultimate potential is made higher when starting up the plasma display device. May be. Thereby, the display quality of the plasma display device can be made more stable and good.
更にまた、前述の各実施形態においては、放電開始電圧が変動した場合に、プライミング放電の持続時間が一定値となる例を示したが、本発明においては、プライミング放電の持続時間は必ずしも厳密に一定時間となる必要はなく、プライミング放電後の表示セル内の電荷量が均一化される程度に、プライミング放電の持続時間が制御されればよい。 Furthermore, in each of the above-described embodiments, the example in which the duration of the priming discharge becomes a constant value when the discharge start voltage fluctuates has been shown. However, in the present invention, the duration of the priming discharge is not necessarily strictly. The duration of the priming discharge may be controlled to such an extent that the charge amount in the display cell after the priming discharge is made uniform.
更にまた、前述の各実施形態においては、1フィールドに複数のサブフィールドを設け、全てのサブフィールドに夫々プライミング期間を設ける例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、1フィールドを構成する複数のサブフィールドの中から1又は複数のサブフィールドを選択し、この選択したサブフィールドのみにプライミング期間を設けてもよい。又は、所定数の複数のフィールドに属するサブフィールドのうち1のサブフィールドのみにプライミング期間を設けてもよい。このように、プライミング期間の数を減らすことにより、黒輝度を低減し、画像のコントラストを向上させることができる。本発明は上述の全ての場合に有効である。 Furthermore, in each of the above-described embodiments, an example in which a plurality of subfields are provided in one field and a priming period is provided in all the subfields has been described, but the present invention is not limited to this. For example, one or a plurality of subfields may be selected from a plurality of subfields constituting one field, and a priming period may be provided only for the selected subfields. Alternatively, a priming period may be provided in only one subfield among subfields belonging to a predetermined number of fields. In this way, by reducing the number of priming periods, it is possible to reduce the black luminance and improve the image contrast. The present invention is effective in all cases described above.
更にまた、上述の各実施形態においては、書込選択型の駆動方法について説明したが、本発明は消去選択型の駆動方法にも適用できることは言うまでもない。即ち、図13に示すプライミング期間Tpにおいて、プライミグ消去パルスPpreの印加を中止するか、又は壁電荷調整用のパルスとして使用し、全ての表示セル内に壁電荷が形成された状態を実現し、このプライミング期間Tpに続くアドレス期間Taにおいて、書込選択の替わりに消去選択を行い、維持期間Tsにおいて発光させない表示セルの壁電荷を消去する駆動方式にも、本発明は適用可能である。その理由は、消去選択型の駆動方法においても、プライミング期間終了後における表示セル内の電荷状態を一定にすることにより、良好且つ安定した表示品位を実現することができるからである。 Furthermore, in each of the above-described embodiments, the write selection type driving method has been described, but it goes without saying that the present invention can also be applied to an erase selection type driving method. That is, in the priming period Tp shown in FIG. 13, the application of the priming erase pulse Ppre is stopped or used as a wall charge adjusting pulse to realize a state in which wall charges are formed in all display cells. In the address period Ta following the priming period Tp, the present invention is also applicable to a driving method in which erasure selection is performed instead of writing selection, and wall charges of display cells that are not caused to emit light in the sustain period Ts are erased. The reason is that even in the erasure selection type driving method, it is possible to realize a good and stable display quality by making the charge state in the display cell constant after the priming period.
本発明は、大型且つ薄型のテレビジョン受像機等に使用される交流放電型プラズマ表示装置に使用することができる。 The present invention can be used for an AC discharge plasma display device used for a large and thin television receiver or the like.
1;表示パネル
3−1乃至3−n、103;走査電極
4−1乃至4−n、104;維持電極
10−1乃至10−m、107;データ電極
21;駆動用電源
22、29、30;コントローラ
23、34;スキャンドライバ
23−1乃至23−7、24−11乃至24−1n、24−21乃至24−2n、25−1乃至25−3、26−11乃至26−1m、26−21乃至26−2m;スイッチ
24;走査パルスドライバ
24−31乃至24−3n、24−41乃至24−4n、26−31乃至26−3m、26−41乃至26−4m;ダイオード
25;維持ドライバ
26;データドライバ
27;ポジティブライン
28;ネガティブライン
31;温度センサ
32;放電開始電圧予測回路
33;駆動用電源
35;タイマ
101、102;絶縁基板
105、106;トレース電極
108;放電ガス空間
109;隔壁
110;可視光
111;蛍光体層
112;誘電体層
113;誘電体層
114;保護層
GND;接地電圧
Pbp;バイアスパルス
Peen;電荷消去パルス
Pprp、Pprn;プライミングパルス
Psc1乃至Pscn、Psu、Pd1乃至Pdm;電圧
Psun1、Psun2;維持パルス
Sdd11乃至Sdd1m及びSdd21乃至Sdd2m;データドライバ制御信号
Sscd1乃至Sscd7;スキャンドライバ制御信号
Sspd11乃至Sspd1n及びSspd21乃至Sspd2n;走査パルスドライバ制御信号
Ssud1乃至Ssud3;維持ドライバ制御信号
Sv;映像信号
t;時間
t1、t2、t3、t4、t5、t6、t7;時刻
Tp;プライミング期間
Ta;アドレス期間
Ts;維持期間
Te;電荷消去期間
Vbw;走査ベース電圧
Vp、Vp+;プライミング電圧
Vdd;論理電圧
Vd;データ電圧
Vs;維持電圧
Vsw;バイアス電圧
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1; Display panel 3-1 thru | or 3-n, 103; Scan electrode 4-1 thru | or 4-n, 104; Sustain electrode 10-1 thru | or 10-m, 107; Data electrode 21; Controllers 23 and 34; scan drivers 23-1 to 23-7, 24-11 to 24-1n, 24-21 to 24-2n, 25-1 to 25-3, 26-11 to 26-1m, 26- 21 to 26-2m; switch 24; scan pulse driver 24-31 to 24-3n, 24-41 to 24-4n, 26-31 to 26-3m, 26-41 to 26-4m; diode 25; sustain driver 26 Data driver 27; positive line 28; negative line 31; temperature sensor 32; discharge start voltage prediction circuit 33; drive power supply 35; Insulating substrate 105, 106; trace electrode 108; discharge gas space 109; barrier 110; visible light 111; phosphor layer 112; dielectric layer 113; dielectric layer 114; protective layer GND; ground voltage Pbp; Charge erase pulses Pprp, Pprn; priming pulses Psc1 to Pscn, Psu, Pd1 to Pdm; voltages Psun1, Psun2; sustain pulses Sdd11 to Sdd1m and Sdd21 to Sdd2m; data driver control signals Sscd1 to Sscd7; scan driver control signals Sspd11 to Sspd11 Sspd21 to Sspd2n; scanning pulse driver control signal Ssud1 to Ssud3; sustaining driver control signal Sv; video signal t; time t 1, t 2, t 3 , t 4, t 5, 6, t 7; time Tp; priming period Ta; address period Ts; sustain period Te; charge erasing period Vbw; scan base voltage Vp, Vp +; priming voltage Vdd; logic voltage Vd; data voltage Vs; sustain voltage Vsw; bias Voltage
Claims (5)
前記駆動回路は、プライミング期間において前記走査電極に維持電圧からプライミング電圧まで連続的に増加する鋸歯状波の電圧を印加し、
予め測定された表示パネルの温度と放電開始電圧との相関関係を示すデータに基づいて前記表示パネルの温度から前記表示パネルにおける放電開始電圧を予測し、この放電開始電圧の予測値が第1の値である第1の場合と前記第1の値より低い第2の値である第2の場合とで前記走査電極、維持電極及びデータ電極のうち少なくとも1の電極に印加する電圧の波形を異ならせ、
前記プライミング期間において、前記駆動回路が前記走査電極に前記維持電圧から前記放電開始電圧まで連続的に増加する電圧を印加させる期間を第1期間、及び前記プライミング放電が開始する前記放電開始電圧から前記プライミング放電が終了するまでの期間を第2期間としたとき、前記第2期間の終了時からプライミングパルスが前記走査電極及び前記維持電極に印加されるまでの前記維持電極は浮遊状態であり、かつ、前記第1の場合は前記第2の場合よりプライミング放電の開始時刻が遅く、前記プライミング放電の開始時刻から前記プライミング放電が終了するまでの期間を前記第1の場合と前記第2の場合とで一定にすることを特徴とするプラズマ表示装置。 A display panel including a scan electrode, a sustain electrode, and a data electrode, wherein a plurality of display cells are formed; and a drive circuit that applies a voltage to the scan electrode, the sustain electrode, and the data electrode based on display data. One field is divided into one or a plurality of subfields including a priming period, an address period, and a sustain period, and a priming discharge is generated in the priming period in at least one subfield of the one or a plurality of fields. In the plasma display device provided with a priming period for activating the charge state,
The drive circuit applies a sawtooth voltage that continuously increases from a sustain voltage to a priming voltage to the scan electrode during a priming period;
The discharge start voltage in the display panel is predicted from the temperature of the display panel based on the data indicating the correlation between the temperature of the display panel and the discharge start voltage measured in advance, and the predicted value of the discharge start voltage is the first value. The waveform of the voltage applied to at least one of the scan electrode, the sustain electrode, and the data electrode is different between the first case of the value and the second case of the second value lower than the first value. Let
In the priming period, the driving circuit applies a voltage that continuously increases from the sustain voltage to the discharge start voltage to the scan electrode in a first period, and from the discharge start voltage in which the priming discharge starts. When the period until the priming discharge is finished is the second period, the sustain electrode from the end of the second period until the priming pulse is applied to the scan electrode and the sustain electrode is in a floating state, and , said first case slow start time of priming discharge than in the second, the case from the start time of the priming discharge period of the second to that of the first to the priming discharge is completed and A plasma display device characterized in that the plasma display device is constant.
プライミング期間において前記走査電極に維持電圧からプライミング電圧まで連続的に増加する鋸歯状波の電圧を印加し、
予め測定された表示パネルの温度と放電開始電圧との相関関係を示すデータに基づいて前記表示パネルの温度から表示パネルにおける放電開始電圧を予測し、この放電開始電圧の予測値が第1の値である第1の場合と前記第1の値より低い第2の値である第2の場合とで走査電極、維持電極及びデータ電極のうち少なくとも1の電極に印加する電圧の波形を異ならせ、
前記プライミング期間において、前記駆動回路が前記走査電極に前記維持電圧から前記放電開始電圧まで連続的に増加する電圧を印加させる期間を第1期間、及び前記プライミング放電が開始する前記放電開始電圧から前記プライミング放電が終了するまでの期間を第2期間としたとき、前記第2期間の終了時からプライミングパルスが前記走査電極及び前記維持電極に印加されるまでの前記維持電極は浮遊状態であり、かつ、前記第1の場合は前記第2の場合よりプライミング放電の開始時刻が遅く、前記プライミング放電の開始時刻から前記プライミング放電が終了するまでの期間を前記第1の場合と前記第2の場合とで一定にすることを特徴とするプラズマ表示装置の駆動方法。 One field is divided into one or a plurality of subfields including a priming period, an address period, and a sustain period, and a charge is generated by generating a priming discharge in the priming period in at least one subfield of the one or a plurality of fields. In a driving method of a plasma display device provided with a priming period for activating the state,
Applying a sawtooth voltage that continuously increases from the sustain voltage to the priming voltage to the scan electrode during the priming period;
A discharge start voltage in the display panel is predicted from the temperature of the display panel based on data indicating a correlation between the temperature of the display panel and the discharge start voltage measured in advance, and the predicted value of the discharge start voltage is a first value. The waveform of the voltage applied to at least one of the scan electrode, the sustain electrode, and the data electrode is different between the first case of the second and the second case of the second value lower than the first value,
In the priming period, the driving circuit applies a voltage that continuously increases from the sustain voltage to the discharge start voltage to the scan electrode in a first period, and from the discharge start voltage in which the priming discharge starts. When the period until the priming discharge is finished is the second period, the sustain electrode from the end of the second period until the priming pulse is applied to the scan electrode and the sustain electrode is in a floating state, and , said first case slow start time of priming discharge than in the second, the case from the start time of the priming discharge period of the second to that of the first to the priming discharge is completed and A method for driving a plasma display device, characterized by:
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