JP4891201B2 - 部品振り分け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装機に、当該部品実装機が実装する部品を振り分ける部品振り分け方法等に関する。
実装ライン上に並べられた複数の部品実装機が協調して1枚の実装基板を生産する場合には、実装基板中に含まれる部品をいずれかの部品実装機に振り分けなければならない。各部品実装機は、振り分けられた部品を基板上に実装する。
従来、このような部品の振り分け方法として、実装ライン上に並べられた各部品実装機のタクトタイム(実装基板の生産時間)が均等化されるように部品の振り分けを行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3474682号公報
しかしながら、従来の部品の振り分け方法によると部品実装機間でタクトタイムのバランスが取れたとしても、部品実装機単体で見た場合には、タクトタイムが思うように短縮できない場合がある。
例えば、2つのサブ設備を有し、各サブ設備に設けられた装着ヘッドが交互に基板に進入しながら部品を基板上に装着する部品実装機では、第1の装着ヘッドが部品供給部から部品を吸着し、カメラで部品を認識している間に、第2の装着ヘッドが基板上に部品を装着する。また、第1の装着ヘッドが基板上に部品を装着している間に、第2の装着ヘッドは部品供給部から部品を吸着し、カメラで部品を認識する。このような動作を繰り返し実行することにより、基板上に部品を実装する。しかしながら、装着ヘッドが部品供給部より部品を同時吸着できるように部品を各サブ設備に振り分けた場合には、部品の吸着時間は短縮されるものの、部品の装着に時間がかかる場合がある。つまり、部品の振り分け方によっては、装着ヘッドが部品装着時に基板上を大きく移動しなければならず、部品の装着に時間がかかってしまう場合がある。図28は、基板上での装着ヘッドの移動軌跡の一例を示した図である。同図には基板20と複数の部品の実装位置22とが示されている。また、矢印は装着ヘッドの移動軌跡を示しており、部品の振り分け方によっては、装着ヘッドは基板20の左下から右上まで移動しなければならない。
図29は、このように各装着ヘッドができるだけ部品を同時吸着できるように部品を2つのサブ設備に振り分けた場合の各装着ヘッドのタイミングチャートを示している。同図に示すように、第2の装着ヘッドが部品の吸着・認識動作32を行なっている間に、第1の装着ヘッドが部品の装着動作31を行なうが、部品を同時吸着できるように部品の振り分けを行なっているため、吸着・認識動作32は短時間で終了する。これに対し、図28に示したように装着時には装着ヘッドは基板20上を大きく移動しなければならないため、装着動作31に時間を要する。よって、第2の装着ヘッドは吸着・認識動作32が完了したとしても、第1の装着ヘッドの装着動作31が完了するまでは装着動作34を開始することができず、吸着・認識動作32の完了から装着動作31の完了までの間が第2の装着ヘッドの待ち時間となりタクトロスにつながる。同様に、第1の装着ヘッドの吸着・認識動作33が完了してから第2の装着ヘッドの装着動作34が完了するまでの間が第1の装着ヘッドの待ち時間となりタクトロスにつながる。よって、タクトタイムが思うように短縮できない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、タクトタイムを短縮することができる部品の振り分け方法等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る部品振り分け方法は、部品の吸着、移動及び基板への装着を行なう装着ヘッドを備えた複数の部品実装機の各々に対して、実装の対象となる部品を振り分ける部品振り分け方法であって、前記基板上での部品の配置状態に基づいて、部品をグループ分けし、グループ分けされたグループ単位で、前記部品を前記複数の部品実装機の各々に振り分ける振り分けステップを含むことを特徴とする。
この方法によると、基板上での部品の配置状態に基づいて、部品の振り分けを行なっている。このため、基板への部品の装着時間を最小にするように、部品の振り分けを行なうことができる。よって、部品の装着動作に要する時間を短くすることができ、これに伴い、部品の吸着・認識動作に要する時間と部品の装着動作に要する時間とのバランスを取ることができ、各部品実装機は、部品の吸着・認識動作が完了するとすぐに部品の装着動作に取り掛かることができ、タクトロスが減少する。よって、タクトタイムを短縮することができる部品振り分け方法を提供することができる。
好ましくは、前記振り分けステップでは、互いに基板上での実装位置が近い部品同士が同一のグループに含まれるような部品のグループ単位で、前記部品を前記複数の部品実装機の各々に振り分けることを特徴とする。
各部品実装機において装着される部品が近傍に固まって配置されるように部品の振り分けを行なうことができる。このため、部品装着時の装着ヘッドの移動距離が少なくなる。これにより、部品装着動作時間を短くすることができ、タクトタイムを短縮することができる。
さらに好ましくは、前記振り分けステップは、前記部品実装機の台数と同じ数の区画に前記基板を区分けするステップと、前記複数の部品実装機と前記区画とを一対一に対応付けるステップと、予め定められた部品実装機の優先度に従い、前記優先度が高い部品実装機から優先的に、当該部品実装機に対応する区画及び当該区画に隣接する区画に含まれる同一種類の部品を、所定数を超えない範囲で前記部品実装機に振り分けるステップとを含むことを特徴とする。
互いに隣接する区画内での同一種の部品は同一の部品実装機に振り分けられる。このため、各部品実装機に振り分けられる部品種の数を減らすことができる。これにより、各部品実装機における部品カセットの数を減らすことができる。
さらに好ましくは、前記振り分けステップでは、実装角度が同一の部品が同一のグループに含まれるような部品のグループ単位で、前記部品を前記複数の部品実装機の各々に振り分けることを特徴とする。
装着する部品の実装角度が同一となるように各部品実装機に部品を振り分けている。このため、各装着ヘッドに含まれる複数の吸着ノズルをそれぞれ独立に回転させることができない場合には、全ての吸着ノズルを一度に同じ実装角度だけ回転させ、部品装着を行なうことができる。よって、吸着ノズルが部品を装着する毎に吸着ノズルを回転させる必要がなく、吸着ノズルの回転を最小限に抑えることができる。よって、装着ヘッドによる部品装着時間を短くすることができ、それに伴いタクトタイムを短くすることができる。
なお、本発明は、このような特徴的なステップを含む部品振り分け方法として実現することができるだけでなく、部品振り分け方法に含まれる特徴的なステップを手段とする部品振り分け装置として実現したり、部品振り分け方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは言うまでもない。
本発明によると、タクトタイムを短縮することができる部品の振り分け方法等を提供することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る部品実装システムについて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る部品実装システムの構成を示す外観図である。
部品実装システム10は、基板上に部品を装着し、回路基板を生産するシステムであり、複数の部品実装機120と、部品実装条件決定装置300とを備えている。
図2は、複数の部品実装機120の内部を示す平面図である。同図に示すように、部品実装機120は、上流から下流に向けて基板20を搬送しながら、基板20上に部品を装着していく。
部品実装条件決定装置300は、各部品実装機120における部品の実装条件を決定する装置である。
図3は、部品実装機120内部の主要な構成を示す平面図である。
部品実装機120は、上流から下流に向けて回路基板を送りながら電子部品を実装していく装置であり、お互いが協調して、交互動作を行ないながら部品実装を行なう2つのサブ設備(前サブ設備120a及び後サブ設備120b)を備えている。なお、部品実装機120そのものを部品実装機と称する場合もあるし、前サブ設備120aまたは後サブ設備120bのそれぞれを部品実装機と称する場合もある。
本実施の形態では、マルチ装着ヘッド121が前側(前サブ設備120a)と後側(後サブ設備120b)とに備えられる事例について説明するが、本発明が適用される部品実装機は、このような部品実装機に限定されるものではない。例えば、基板搬送方向の上流側と下流側との各々にマルチ装着ヘッドを備え、マルチ装着ヘッドが協調しながら基板に交互に部品を実装する部品実装機であってもよい。つまり、どのような配置のマルチ装着ヘッドであろうとも、部品供給部と基板との間を移動するマルチ装着ヘッドを複数備える部品実装機であれば、本発明を適用可能である。また、マルチ装着ヘッドを1つしか備えていない部品実装機であっても本発明を適用可能である。さらに、XYテーブルにより位置決めした基板上に間欠回転するロータリーヘッドにより部品を装着するタイプのロータリー装着機や、その他のタイプの部品実装機にも、本発明を適用可能である。
前サブ設備120aは、部品テープを収納する部品カセット123の配列からなる部品供給部125aと、それら部品カセット123から電子部品を吸着し基板20に装着することができる複数の吸着ノズルを有するマルチ装着ヘッド121と、マルチ装着ヘッド121が取り付けられるビーム122と、マルチ装着ヘッド121に吸着された部品の吸着状態を2次元又は3次元的に検査するための部品認識カメラ126等を備える。後サブ設備120bも前サブ設備120aと同様の構成を有する。なお、後サブ設備120bには、トレイ部品を供給するトレイ供給部(図示せず)が備えられているが、トレイ供給部などはサブ設備によっては備えない場合もある。
ここで、「部品テープ」とは、同一部品種の複数の部品がテープ(キャリアテープ)上に並べられたものであり、リール(供給リール)等に巻かれた状態で供給される。主に、チップ部品と呼ばれる比較的小さいサイズの部品を部品実装機に供給するのに使用される。
この部品実装機120は、具体的には、高速装着機と呼ばれる部品実装機と多機能装着機と呼ばれる部品実装機それぞれの機能を併せもつ実装装置である。高速装着機とは、主として□10mm以下の電子部品を1点あたり0.1秒程度のスピードで装着する高い生産性を特徴とする設備であり、多機能装着機とは、□10mm以上の大型電子部品やスイッチ・コネクタ等の異形部品、QFP(Quad Flat Package)・BGA(Ball Grid Array)等のIC部品を装着する設備である。
すなわち、この部品実装機120は、ほぼ全ての種類の電子部品(装着対象となる部品として、0.4mm×0.2mmのチップ抵抗から200mmのコネクタまで)を装着できるように設計されており、この部品実装機120を必要台数だけ並べることで、実装ラインを構成することができる。
部品実装機120は、その内部に基板20の搬送方向(X軸方向)と直交する部品実装機120の前後方向(Y軸方向)に前サブ設備120a及び後サブ設備120bを備えている。
前サブ設備120a及び後サブ設備120bは、お互いが協調し1枚の基板20に対して実装作業を行う。
前サブ設備120a及び後サブ設備120bは、部品供給部125a及び部品供給部125bをそれぞれ備えている。また、前サブ設備120a及び後サブ設備120bの各々は、ビーム122と、マルチ装着ヘッド121とを備えている。さらに、部品実装機120には前後のサブ設備間に基板20搬送用のレール129が一対備えられている。
レール129は、固定レール129aと可動レール129bとからなり、固定レール129aの位置は予め固定されているものの、可動レール129bは、搬送される基板20のY軸方向の長さに応じてY軸方向に移動可能な構成になっている。
ビーム122は、X軸方向に延びた剛体であって、Y軸方向(基板20の搬送方向と垂直方向)に設けられた軌道(図示せず)上をX軸方向と平行を保ったままで移動することができるものである。また、ビーム122は、当該ビーム122に取り付けられたマルチ装着ヘッド121をビーム122に沿って、すなわちX軸方向に移動させることができるものであり、自己のY軸方向の移動と、これに伴ってY軸方向に移動するマルチ装着ヘッド121のX軸方向の移動とでマルチ装着ヘッド121をXY平面内で自在に移動させることができる。また、これらを駆動させるためのモータ(図示せず)など複数のモータがビーム122に備えられており、ビーム122を介してこれらモータなどに電力が供給されている。
図4及び図5は、部品実装機120による部品実装について説明するための図である。
図4に示されるように、後サブ設備120bのマルチ装着ヘッド121は、部品供給部125bからの部品の「吸着」、吸着した部品の部品認識カメラ126による「認識」、部品認識カメラ126から基板20までの「移動」及び認識された部品の基板20への「装着」という4つの動作を交互に繰り返すことにより、部品を基板20上に実装していく。
なお、前サブ設備120aのマルチ装着ヘッド121も同様に、「吸着」、「認識」、「移動」及び「装着」という4つの動作を交互に繰り返すことにより、部品を基板20上に実装していく。
なお、2つのマルチ装着ヘッド121が同時に部品の「装着」を行うことによるマルチ装着ヘッド121同士の衝突を防ぐために、2つのマルチ装着ヘッド121は、協調動作を行ないながら部品を基板20上に実装していく。具体的には、図5(a)に示されるように、後サブ設備120bのマルチ装着ヘッド121が「移動」動作及び「装着」動作を行なっている際には、前サブ設備120aのマルチ装着ヘッド121は「吸着」動作及び「認識」動作を行なう。逆に、図5(b)に示されるように、前サブ設備120aのマルチ装着ヘッド121が「移動」動作及び「装着」動作を行なっている際には、後サブ設備120bのマルチ装着ヘッド121は「吸着」動作及び「認識」動作を行なう。このように、「装着」動作を2つのマルチ装着ヘッド121が交互に行なうことにより、マルチ装着ヘッド121同士の衝突を防ぐことができる。なお、理想的には、一方のマルチ装着ヘッド121による「移動」及び「装着」動作を行なっている間に、他方のマルチ装着ヘッド121による「吸着」動作及び「認識」動作が終了していれば、一方のマルチ装着ヘッド121による「装着」動作が完了した時点で、滞りなく他方のマルチ装着ヘッド121による「移動」及び「装着」動作に移ることができ、生産効率を向上させることができる。
図6は、部品実装条件決定装置300の機能的構成を示すブロック図である。
この部品実装条件決定装置300は、部品実装機120ごとに、基板20への部品の実装順序の決定及び各部品実装機120が実装する部品の決定(部品の振り分け)等の処理を行なうコンピュータであり、演算制御部301、表示部302、入力部303、メモリ部304、プログラム格納部305、通信I/F(インターフェース)部306及びデータベース部307等から構成される。
この部品実装条件決定装置300は、本発明に係るプログラムをパーソナルコンピュータ等の汎用のコンピュータシステムが実行することによって実現され、部品実装機120と接続されていない状態で、スタンドアローンのシミュレータ(部品実装条件の決定ツール)としても機能する。なお、この部品実装条件決定装置300の機能が部品実装機120の内部に備わっていても構わない。
演算制御部301は、CPU(Central Processing Unit)や数値プロセッサ等であり、オペレータからの指示等に従って、プログラム格納部305からメモリ部304に必要なプログラムをロードして実行し、その実行結果に従って、各構成要素302〜307を制御する。
表示部302はCRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等であり、入力部303はキーボードやマウス等であり、これらは、演算制御部301による制御の下で、部品実装条件決定装置300とオペレータとが対話する等のために用いられる。
通信I/F部306は、LAN(Local Area Network)アダプタ等であり、部品実装条件決定装置300と部品実装機120等との通信等に用いられる。メモリ部304は、演算制御部301による作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)等である。
データベース部307は、この部品実装条件決定装置300による部品実装条件決定処理等に用いられる入力データ(実装点データ307a、部品ライブラリ307b、実装装置情報307c、実装点数情報307d等)や、部品実装条件決定装置300による処理の結果生成される各部品実装機への部品の振り分け結果等を記憶するハードディスク等である。
図7〜図10は、それぞれ、実装点データ307a、部品ライブラリ307b、実装装置情報307c及び実装点数情報307dの一例を示す図である。
実装点データ307aは、実装の対象となる全ての部品の実装点を示す情報の集まりである。図7に示されるように、1つの実装点piは、部品種ci、X座標xi、Y座標yi、制御データφi、実装角度θiからなる。ここで、「部品種」は、図8に示される部品ライブラリ307bにおける部品名に相当し、「X座標」及び「Y座標」は、実装点の座標(基板上の特定位置を示す座標)であり、「制御データ」は、その部品の実装に関する制約情報(使用可能な吸着ノズルのタイプ、マルチ装着ヘッド121の最高移動速度等)である。なお、最終的に求めるべきNC(Numeric Control)データとは、ラインタクトが最小となるような実装点の並びである。「実装角度」は、部品種ciの部品を吸着した吸着ノズルが、部品吸着時から部品装着時までの間に回転させなければならない部品の角度を示す。
部品ライブラリ307bは、部品実装機120等が扱うことができる全ての部品種それぞれについての固有の情報を集めたライブラリであり、図8に示されるように、部品種ごとの部品サイズ、タクト(一定条件下における部品種に固有のタクト)、その他の制約情報(使用可能な吸着ノズルのタイプ、部品認識カメラ126による認識方式、マルチ装着ヘッド121の最高速度レベル等)からなる。なお、本図には、参考として、各部品種の部品の外観も併せて示されている。
実装装置情報307cは、生産ラインを構成する全てのサブ設備ごとの装置構成や上述の制約等を示す情報であり、図9に示されるように、マルチ装着ヘッド121のタイプ、すなわちマルチ装着ヘッド121に備えられている吸着ノズルの本数等に関するヘッド情報、マルチ装着ヘッド121に装着され得る吸着ノズルのタイプ等に関するノズル情報、部品カセット123の最大数等に関するカセット情報、トレイ供給部が収納しているトレイの段数等に関するトレイ情報等からなる。
実装点数情報307dは、基板20上に実装される実装点の部品種と、その員数(実装点数)とが対応付けられている情報である。例えば、図10に示されるように、部品実装機120で実装される部品種は、A、B、C、D及びEの5種類であり、それぞれの実装点数は、6、7、8、9及び2であることが示されている。
図6に示すプログラム格納部305は、部品実装条件決定装置300の機能を実現する各種プログラムを記憶しているハードディスク等である。プログラムは、部品実装機120による部品実装条件を決定するプログラムであり、機能的に(演算制御部301によって実行された場合に機能する処理部として)、部品振り分け部305a等から構成される。
部品振り分け部305aは、基板20上での実装位置が近いもの同士が同一の部品実装機に割り当てられるように部品を部品実装機120に振り分けることにより、各部品実装機120が実装を担当する部品を決定する。
次に、以上のように構成された部品実装条件決定装置300の動作について説明する。
図11は、部品実装条件決定装置300が実行する処理のフローチャートである。
部品振り分け部305aは、部品実装機120のラインテーブル(サブ設備)の数と同数の区画に基板20を区分けする(S2)。例えば、図12(a)に示すように3台の部品実装機120が協調して1枚の基板20に部品を実装する場合を考える。この場合には、各部品実装機120が前サブ設備120a及び後サブ設備120bの2つのサブ設備を備えることより、合計のラインテーブル数は6つになる。したがって、図12(b)に示すように、部品振り分け部305aは、基板20を6つの区画(区画20a〜20f)に区分けする。区分けの仕方としては、6つの区画20a〜20fの面積が均等となるような方法でもよいし、6つの区画20a〜20fに含まれる部品の実装点数が均等となるような方法であってもよい。なお、「サブ設備」とは、1台の部品実装機における、部品実装動作を行なう最小単位のことであり、「ラインテーブル」とは、実装ラインにおける部品実装動作を行なう最小単位のことである。すなわち、ラインテーブルとはサブ設備のことを指す。したがって、以降の説明でラインテーブルという場合には、サブ設備を指す。
次に、部品振り分け部305aは、ラインテーブルと区画とを一対一に対応付けることにより、各区画に含まれる部品を、対応付けられたラインテーブルに振り分ける(S4)。これにより、各ラインテーブルは振り分けられた部品を実装することになる。ラインテーブルと区画との対応付けは、部品供給部から基板20までのマルチ装着ヘッド121の移動距離が最短となるように行なわれる。つまり、図12(b)に示されるように、基板20の上半分の区画(区画20a、20c及び20e)と3つの後サブ設備120bとが一対一に対応付けられ、基板20の下半分の区画(区画20b、20d及び20f)と3つの前サブ設備120aとが一対一に対応付けられる。
図13は、図12における最左端の部品実装機120の前サブ設備120aに設けられたマルチ装着ヘッド121の基板20上での移動軌跡を示した図である。同図には基板20と複数の部品の実装位置22とが示されている。また、矢印はマルチ装着ヘッド121の移動軌跡を示している。同図に示されるようにマルチ装着ヘッド121は区画20b内を移動しながら部品を基板20上に装着し、他の区画へは移動しない。このため、図28に示した従来のマルチ装着ヘッド121の移動軌跡と比較して、マルチ装着ヘッド121の基板20上での移動距離は短くなり、実装動作に要する時間が短くなる。
図14は、1台の部品実装機120(2つのサブ設備)での2つのマルチ装着ヘッド121のタイミングチャートを示す図である。前サブ設備120aのマルチ装着ヘッド121を第1の装着ヘッドとし、後サブ設備120bのマルチ装着ヘッド121を第2の装着ヘッドとする。図29に示したように、同時吸着を優先させた部品の振り分けを行なった場合には、吸着・認識動作32の時間は短いものの装着動作31の時間が長いために、マルチ装着ヘッド121の待ち時間が発生する。これに対して、本実施の形態では、図14に示すように、吸着・認識動作32の時間は従来に比べて長くなるものの、装着動作31の時間を従来よりも短くすることができるため、マルチ装着ヘッド121の待ち時間を従来よりも短くすることができる。このため、部品実装におけるタクトロスを最小限に抑えることができ、タクトタイムを短縮することができる。なお、他のタイプの部品実装機においてもタクトタイムを短縮することができる。例えば、マルチ装着ヘッド121を1つのみ備えた部品実装機を考えた場合、マルチ装着ヘッド121の移動が1つの区画内に制限され、マルチ装着ヘッド121の移動距離が短くなる。このため、タクトタイムを従来よりも短くすることができる。
以上説明したように、本実施の形態によると、マルチ装着ヘッド121の基板20上での移動範囲を制限するように部品を部品実装機に振り分けることができる。このため、マルチ装着ヘッド121による部品装着時の移動距離が少なくなる。つまり、部品装着動作時間を短くすることができ、タクトタイムを短縮することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る部品実装システムについて説明する。
実施の形態1では、区画単位で各ラインテーブルに部品を振り分けているため、各ラインテーブルに振り分けられる部品種(部品カセット)の数が、1つの区画内に実装される部品種の数になる。このため、実装ライン上に必要とされる部品カセットの数が多くなってしまう。また、各ラインテーブルで実装する部品数は区画内の実装点数となるため、各ラインテーブルに振り分けられる部品数がアンバランスになる可能性がある。実施の形態2では、このような点の改善を行なう。
実施の形態2では、部品実装条件決定装置300の部品振り分け部305aによる各ラインテーブルへの部品の振り分け方が実施の形態1とは異なる。それ以外は、実施の形態1と同様である。
図15は、部品実装条件決定装置300が実行する処理のフローチャートである。
部品振り分け部305aは、部品実装機120のラインテーブル(サブ設備)の数と同数の区画に基板20を区分けする(S2)。この処理は、実施の形態1と同様である。
次に、部品振り分け部305aは、基板20の各区画とラインテーブルとを一対一に対応付ける(S12)。対応付けの方法は、図11のS4の処理で説明したのと同様の方法である。
部品振り分け部305aは、ラインテーブルに振り分けられていない部品があるか否かを判断する(S14)。この処理が最初に実行される段階ではいずれの部品もラインテーブルに振り分けられていない。
振り分けられていない部品がある場合には(S14でYES)、部品を振り分けることが可能なラインテーブルのうち最も優先度が高いラインテーブルを取得し、そのラインテーブルをテーブルAとする(S16)。各ラインテーブルには、予め最大部品振り分け数が決められているものとする。このため、既に最大部品振り分け数の部品が振り分けられたラインテーブルに対しては部品を振り分けることができない。また、優先度は以下のように予め定められているものとする。例えば、実装ラインにおいて上流側に位置するラインテーブルほど優先度を高くするようにする。図16は、ラインテーブルの優先度の一例を示した図であり、最も上流(同図では左端)に位置する部品実装機120の後サブ設備120bの優先度が1であり、最も下流(同図では右端)に位置する部品実装機120の前サブ設備120aの優先度が6である。値が小さいほど優先度は高いものとする。
次に、部品振り分け部305aは、テーブルAに対応付けられた区画近隣で最も優先度が高い部品をテーブルAに振り分ける(S18)。例えば、図17(b)に示すように、6つのラインテーブルT1〜T6のうち、初期段階では、最も上流に位置するラインテーブルT1の優先度が最も高いため、ラインテーブルT1がテーブルAであるものとする。このとき、ラインテーブルT1に対応付けられている区画は、図17(a)に示す区画20aである。部品振り分け部305aは、区画20aに含まれており、かついずれのラインテーブルにも振り分けられていない部品のうち、最も員数が多い部品を優先度が最も高い部品とする。図17(a)に示すように、区画20aには部品Aが3つ、部品Bが2つ含まれているため、最も員数が多い部品Aが、優先度が最も高い部品とされる。部品振り分け部305aは、区画20aと区画20aに隣接する区画20cとを選択し、これらの区画に含まれる部品のうち、最も優先度が高い部品AをテーブルA(ラインテーブルT1)に振り分ける。ここでは、区画20aに含まれる3つの部品Aと区画20cに含まれる1つの部品AとがラインテーブルT1に振り分けられることとなる。図18(a)は、部品AがラインテーブルT1に振り分けられた後の、いずれのラインテーブルにも振り分けられていない部品(未振り分け部品)の基板20上での配置を示している。また、図18(b)は、部品AがラインテーブルT1に振り分けられた後の各ラインテーブルの様子を示しており、ラインテーブルT1に部品Aが振り分けられていることが示されている。
S16及びS18の処理を全ての部品がいずれかのラインテーブルに振り分けられるまで繰り返す(S14〜S18)。
例えば、部品AがラインテーブルT1に振り分けられた後の段階では、未振り分けの部品の配置は図18(a)に示されるようになる。この時点では、最も優先度が高いラインテーブルT1がテーブルAとされる。テーブルA(ラインテーブルT1)に対応付けられている区画20aに含まれる未振り分け部品のうち最も員数が多い部品は部品Bである。このため、区画20aと区画20aに隣接する区画20cとに含まれる部品BがラインテーブルT1に振り分けられる。図19(a)は、部品Bが振り分けられた後の未振り分け部品の配置を示している。また、図19(b)は、部品BがラインテーブルT1に振り分けられた後の各ラインテーブルの様子を示しており、ラインテーブルT1に新たに部品Bが振り分けられていることが示されている。例えば、最大部品振り分け数を6個とした場合には、この時点で既にラインテーブルT1には6個の部品(4個の部品Aと2個の部品B)が振り分けられている。このため、ラインテーブルT1にはこれ以上の部品の振り分けは行なわれず、次に優先度が高いラインテーブルT2がテーブルAとされ、次に、ラインテーブルT2への部品の振り分けが行なわれる。最終的に、図20に示されるように各ラインテーブルに部品の振り分けが行なわれる。例えば、ラインテーブルT1には、部品Aと部品Bとが振り分けられ、ラインテーブルT2には部品Cと部品Aとが振り分けられている。
以上説明したように、本実施の形態によると、マルチ装着ヘッド121の基板20上での移動範囲が対応付けられた区画とその隣接する区画に制限される。このため、マルチ装着ヘッド121による部品装着時の移動距離が少なくなる。つまり、部品装着動作時間を短くすることができ、それに伴いタクトタイムを短縮することができる。
また、互いに隣接する区画内での同一種の部品は同一のラインテーブルに振り分けられる。このため、実施の形態1と比べ、ラインテーブルに振り分けられる部品種の数を減らすことができる。これにより、各ラインテーブルにおける部品カセットの数を減らすことができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る部品実装システムについて説明する。
実施の形態3では、部品実装条件決定装置300の部品振り分け部305aによる各ラインテーブルへの部品の振り分け方が実施の形態1とは異なる。それ以外は、実施の形態1と同様である。実施の形態3では、実装角度が同一の部品を同一のラインテーブルに振り分ける。
図21に示すように、マルチ装着ヘッド121は、その構造上、複数の吸着ノズル121aを独立に回転させることができない。このため、ある吸着ノズル121aを回転させると、他の吸着ノズル121aも同じ角度だけ回転してしまう。回転角度が大きくなると、マルチ装着ヘッド121の「装着」動作に時間を要するほか、回転による部品の位置ずれが発生しやすくなる。このため、同じマルチ装着ヘッド121で吸着される部品の実装角度を揃えておき、吸着ノズルの回転動作を1回で済ますのが望ましい。
図22は、部品実装条件決定装置300が実行する処理のフローチャートである。
部品振り分け部305aは、ラインテーブルに振り分けられていない部品があるか否かを判断する(S14)。この処理が最初に実行される段階ではいずれの部品もラインテーブルに振り分けられていない。
振り分けられていない部品がある場合には(S14でYES)、部品を振り分けることが可能なラインテーブルのうち最も優先度が高いラインテーブルを取得し、そのラインテーブルをテーブルAとする(S16)。S16の処理は、実施の形態2と同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰り返さない。
次に、部品振り分け部305aは、基板20に含まれる未振り分け部品のうち優先度が最も高い部品をテーブルAに振り分ける(S22)。
例えば、図23(a)は、初期段階の未振り分け部品の基板20上での配置を示している。図23(a)に示すように、実装角度が0度の部品と、実装角度が45度の部品と、実装角度が90度の部品とが基板20上に配置されるものとする。図23(b)に示すように、6つのラインテーブルT1〜T6の打ち、初期段階では最も上流に位置するラインテーブルT1の優先度が最も高いため、ラインテーブルT1がテーブルAであるものとする。部品振り分け部305aは、基板20に含まれる未振り分け部品のうち、実装角度が同一で、かつ員数が最も多い部品を最も優先度が高い部品とする。例えば、図23(a)に示す基板20上には、実装角度が0度の部品が10個、実装角度が45度の部品が11個、実装角度が90度の部品が7個含まれる。このため、最も員数の多い実装角度が45度の部品が最も優先度が高い部品とされる。部品振り分け部305aは、実装角度が45度の部品をテーブルA(ラインテーブルT1)に振り分ける。このとき、最大部品振り分け数を超えない範囲で、ラインテーブルT1に部品を振り分ける。ここで、各部品実装機の最大部品振り分け数を5個とすると、ラインテーブルT1には実装角度が45度の部品が5個振り分けられることになる。例えば、図23(a)に示す破線で囲まれた5個の部品が振り分けられる。図24(a)は、これらの部品が振り分けられた後の基板20上の未振り分け部品の配置を示している。また、図24(b)は、これらの部品が振り分けられた後のラインテーブルの様子を示している。つまり、ラインテーブルT1に実装角度45度の部品が振り分けられていることが示されている。
S16及びS22の処理を全ての部品がいずれかのラインテーブルに振り分けられるまで繰り返す(S14〜S22)。
例えば、実装角度が45度の部品がラインテーブルT1に振り分けられた後の段階では、未振り分け部品の配置は図24(a)に示されるようになる。つまり、未振り分け部品には、実装角度が0度の部品が10個、実装角度が45度の部品が6個、実装角度が90度の部品が7個含まれる。このため、最も員数が多い実装角度が0度の部品が最も優先度が高い部品とされる。また、既にラインテーブルT1には最大部品振り分け数の部品が振り分けられているため、ラインテーブルT2〜T6のうち最も優先度が高いラインテーブルT2がテーブルAとされる。よって、実装角度が0度の部品がラインテーブルT2に振り分けられる。ラインテーブルT2には、まだ部品が振り分けられていないため、図24(a)の破線で囲まれた最大部品振り分け数(5個)の部品がラインテーブルT2に振り分けられる。最終的に図25に示されるように各ラインテーブルに部品の振り分けが行なわれる。例えば、ラインテーブルT4には実装角度が45度の部品が振り分けられ、ラインテーブルT5には実装角度が0度の部品が振り分けられている。
以上説明したように、本実施の形態によると実装角度が同一となるように各ラインテーブルに部品を振り分けている。このため、全ての吸着ノズル121aを一度に同じ実装角度だけ回転させ、部品装着を行なうことができる。よって、吸着ノズル121aが部品を装着する毎に吸着ノズル121aを回転させる必要がなく、吸着ノズル121aの回転を最小限に抑えることができる。よって、マルチ装着ヘッド121による部品装着時間を短くすることができ、それに伴いタクトタイムを短くすることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る部品実装システムについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、ラインテーブルの優先度は部品の実装時間に基づいて定めるようにしてもよい。図26は、実装時間に基づいて決定されたラインテーブルの優先度の一例を示す図である。例えば、ラインテーブル毎に、S12の処理で対応付けられた区画に含まれる部品を実装した場合の実装時間をシミュレーションにより求めると、左端の部品実装機120の前サブ設備120aは25secとなったものとする。同様に他のラインテーブルについてもシミュレーションを行ない実装時間を求めた結果が図26の括弧内の数値である。ここでは、実装時間が長いラインテーブルほど優先度を高くしている。すなわち、左端の部品実装機120の前サブ設備120aが最も実装時間が長いため優先度が1であり、左端の部品実装機120の後サブ設備120bが最も実装時間が短いため優先度が6である。なお、実装時間が短いラインテーブルほど優先度を高くするようにしてもよい。このときの優先度を図27に示す。すなわち、左端の部品実装機120の後サブ設備120bが最も実装時間が短いため優先度が1であり、左端の部品実装機120の前サブ設備120aが最も実装時間が長いため優先度が6である。
また、実施の形態1〜3では、ラインテーブル(サブ設備)単位で基板上の部品を振り分けるものとしたが、部品実装機120単位で部品を振り分けるものであってもよい。例えば、基板を実装ラインに含まれる部品実装機120の台数(3台)分の区画に分けて、区画毎に区画内の部品と部品実装機120とを対応付けて部品を振り分けるものであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、部品実装機に部品を振り分ける部品振り分け装置等に適用できる。
本発明の実施の形態1に係る部品実装システムの構成を示す外観図である。 複数の部品実装機の内部を示す平面図である。 部品実装機内部の主要な構成を示す平面図である。 部品実装機による部品実装について説明するための図である。 部品実装機による部品実装について説明するための図である。 部品実装条件決定装置の機能的構成を示すブロック図である。 実装点データの一例を示す図である。 部品ライブラリの一例を示す図である。 実装装置情報の一例を示す図である。 実装点数情報の一例を示す図である。 部品実装条件決定装置が実行する処理のフローチャートである。 部品振り分け処理について説明するための図である。 図12における最左端の部品実装機の前サブ設備に設けられたマルチ装着ヘッドの基板上での移動軌跡を示した図である。 1台の部品実装機(2つのサブ設備)での2つのマルチ装着ヘッドのタイミングチャートを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る部品実装条件決定装置が実行する処理のフローチャートである。 ラインテーブルの優先度の一例を示した図である。 部品振り分け処理について説明するための図である。 部品振り分け処理について説明するための図である。 部品振り分け処理について説明するための図である。 部品振り分け処理について説明するための図である。 マルチ装着ヘッドを構成する吸着ノズルの回転動作について説明するための図である。 本発明の実施の形態3に係る部品実装条件決定装置が実行する処理のフローチャートである。 部品振り分け処理について説明するための図である。 部品振り分け処理について説明するための図である。 部品振り分け処理について説明するための図である。 実装時間に基づいて決定されたラインテーブルの優先度の一例を示す図である。 実装時間に基づいて決定されたラインテーブルの優先度の一例を示す図である。 基板上での装着ヘッドの移動軌跡の一例を示した図である。 同時吸着を優先させて部品を2つのサブ設備に振り分けた場合の各装着ヘッドのタイミングチャートである。
符号の説明
10 部品実装システム
20 基板
20a〜20f 区画
22 実装位置
31 装着動作
32 吸着・認識動作
33 吸着・認識動作
34 装着動作
45 実装角度
120 部品実装機
120a 前サブ設備
120b 後サブ設備
121 マルチ装着ヘッド
121a 吸着ノズル
122 ビーム
123 部品カセット
125a 部品供給部
125b 部品供給部
126 部品認識カメラ
129 レール
129a 固定レール
129b 可動レール
300 部品実装条件決定装置
301 演算制御部
302 表示部
303 入力部
304 メモリ部
305 プログラム格納部
305a 部品振り分け部
306 通信I/F部
307 データベース部
307a 実装点データ
307b 部品ライブラリ
307c 実装装置情報
307d 実装点数情報

Claims (2)

  1. 部品の吸着、移動及び基板への装着を行なう装着ヘッドを備えた複数の部品実装機の各々に対して、実装の対象となる部品を振り分ける部品振り分け方法であって、
    前記複数の部品実装機の各々は、1台の部品実装機における部品実装動作を行う最小単位であるサブ設備を複数備え、
    前記部品振り分け方法は、
    前記基板上での部品の配置状態に基づいて、部品をグループ分けし、グループ分けされたグループ単位で、前記部品を前記サブ設備に振り分ける振り分けステップ
    を含み、
    前記振り分けステップは、
    前記複数の部品実装機のサブ設備と同じ数の区画に前記基板を区分けするステップと、
    前記複数の部品実装機のサブ設備と前記複数の部品実装機のサブ設備と同じ数の区画とを一対一に対応付け、前記区画毎に、当該区画に含まれる部品を当該区画に対応付けられたサブ設備に振り分けるステップとを含む
    ことを特徴とする部品振り分け方法。
  2. 部品の吸着、移動及び基板への装着を行なう装着ヘッドを備えた複数の部品実装機の各々に対して、実装の対象となる部品を振り分ける部品振り分け方法であって、
    前記複数の部品実装機の各々は、1台の部品実装機における部品実装動作を行う最小単位であるサブ設備を複数備え、
    前記部品振り分け方法は、
    前記基板上での部品の配置状態に基づいて、部品をグループ分けし、グループ分けされたグループ単位で、前記部品を前記サブ設備に振り分ける振り分けステップ
    を含み、
    前記振り分けステップは、
    前記複数の部品実装機のサブ設備と同じ数の区画に前記基板を区分けするステップと、
    前記複数の部品実装機のサブ設備と前記複数の部品実装機のサブ設備と同じ数の区画とを一対一に対応付けるステップと、
    予め定められたサブ設備の優先度に従い、前記優先度が高いサブ設備から優先的に、当該サブ設備に対応する区画及び当該区画に隣接する区画に含まれる同一種類の部品を、所定数を超えない範囲で前記サブ設備に振り分けるステップとを含む
    ことを特徴とする部品振り分け方法。
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