JP4889320B2 - マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。 - Google Patents

マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。 Download PDF

Info

Publication number
JP4889320B2
JP4889320B2 JP2006052932A JP2006052932A JP4889320B2 JP 4889320 B2 JP4889320 B2 JP 4889320B2 JP 2006052932 A JP2006052932 A JP 2006052932A JP 2006052932 A JP2006052932 A JP 2006052932A JP 4889320 B2 JP4889320 B2 JP 4889320B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
micromirror
layer
mirror
laminate
cylindrical frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006052932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007232923A (ja
Inventor
豊 江崎
康次 苗村
元久 田口
晋一 出尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2006052932A priority Critical patent/JP4889320B2/ja
Publication of JP2007232923A publication Critical patent/JP2007232923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4889320B2 publication Critical patent/JP4889320B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Micromachines (AREA)

Description

本発明は、光の位相制御、光路長制御などで有用なマイクロミラー、上記マイクロミラーを用いたマイクロミラー・デバイス、および上記マイクロミラーの製造方法に関するものである。
従来から、シリコン板の中央部に正多角形の微小ミラーを配置し、そのミラーの各辺に沿って片持ちばりを配置し、その片持ちばりの一端を固定すると共に他端をミラーの辺の一端に取り付ける一方、片持ちばりの表面または内部に圧電部材を片持ちばりの長手方向に形成させ、全ての圧電部材へ同一の電圧を印加することによって片持ちばりの先端部が曲がるのを利用してミラーを並進移動させるようにしたマイクロミラーは、後記の特許文献1から公知である。
また、アドレス電極102の上に可撓ヒンジ104により懸垂されたミラー100を有し、4個の可撓ヒンジ104が4個の支持ポスト106に取り付けられたデジタル・マイクロミラー装置は、後記の特許文献2から公知である。
上記した従来のマイクロミラーは、当該マイクロミラーを並進移動させるために、当該マイクロミラーの周囲に配置された複数の駆動アクチュエータを必要とし、またマイクロミラーを傾きを生じることなく並進移動させるには、各駆動アクチュエータの駆動量を同じにしなければならない問題があった。
特開2000−339725号公報(要約の解決手段、図3) 特開平7−253551号公報(段落番号0027、図10)
本発明は、従来技術における如上の問題に鑑みて、一つの駆動アクチュエータでマイクロミラーをその鏡面における法線方向に並進移動させることが可能であって、並進移動の際にミラー面に法線方向からの傾きずれが生じ難いマイクロミラー、当該マイクロミラーを用いたマイクロミラー・デバイス、および上記マイクロミラーの製造方法を提供することを課題とするものである。
本発明のマイクロミラーは、一端面が鏡面となっているマイクロミラー本体、上記マイクロミラー本体を囲む筒状枠体、上記マイクロミラー本体と上記筒状枠体との上記鏡面に対する法線方向の各両端部同士を上記マイクロミラー本体が上記法線方向に移動可能なように接続するバネ体、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のマイクロミラー・デバイスは、上記マイクロミラーおよび上記マイクロミラーのマイクロミラー本体を法線方向に移動させるミラー駆動体、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のマイクロミラーの製造方法は、上記請求項1記載のマイクロミラーの製造方法において、第一層、第二層、および上記第一層と上記第二層との間に存在する第三層を有する積層体を用いて、上記第二層の上記マイクロミラー本体と上記筒状枠体となる部分以外の部分を除去して第一加工積層体を得る第一工程、上記第一加工積層体の上記第二層と未加工の上記積層体の上記第一層とを接合して第二加工積層体を得る第二工程、上記第二加工積層体に含まれた上記バネ体となる部分、上記マイクロミラー本体となる部分、および上記筒状枠体となる部分以外の部分を除去する第三工程、を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、上記のように構成されたマイクロミラーでは、上記鏡面に対する法線方向に関しては、上記バネ体が変形することにより、上記マイクロミラー本体の法線方向への並進移動が可能であり、一方、上記バネ体がマイクロミラー本体の上記両端に設けられたことにより、法線方向が傾く方向への移動に対しては、バネ体の高い剛性に基づいてマイクロミラー本体の傾きが生じ難くなっている。このために本発明では、一つのミラー駆動体により、マイクロミラー本体を法線方向に並進駆動させることが可能となる効果がある。
さらに、マイクロミラー本体の裏面またはミラー駆動部に上記突起が設けられると、ミラー駆動部がマイクロミラー本体を駆動させる際に、上記突起の存在により駆動力がマイクロミラー本体の中央部に作用するため、当該駆動力の作用線のミラー中心からのずれに起因するモーメント量が小さくなるので、マイクロミラー本体の傾きを生じ難くする効果がある。
さらに、上記マイクロミラー本体の上記鏡面とは反対の端面と上記ミラー駆動体との間に与圧がかかる状態で上記ミラー駆動体および上記筒状枠体を固定する固定装置を備えるとマイクロミラー本体とミラー駆動部とを接着することなく、ミラー駆動部の動きに合わせてマイクロミラー本体を押す方向と引く方向の両方向にミラー駆動ができる効果がある。また、接着が不要になるため、接着不良や接着ばらつきに依る接着剤硬化時のミラーへのモーメント入力発生を防止できるので、ミラーの傾きを生じ難くする効果がある
さらに本発明のマイクロミラーの製造方法において、上記積層体としてその表面が平面に研磨されたものを使用すると、研磨された上記積層体からマイクロミラー本体、筒状枠体、およびバネ体が形成されるため、それらは共に、マイクロミラー本体の一端面たる鏡面と同一平面内に収まる研磨された表面を有することとなる。この結果、上記ミラー駆動部によるマイクロミラー本体の法線方向への並進移動が容易となる。
実施の形態1.
図1〜図3は、本発明のマイクロミラーについての実施の形態1を説明するものであって、図1は実施の形態1の正面図であり、図2は、図1の一部拡大斜視図であり、図3は、図2のX−X面に沿った断面図である。図1では、複数のマイクロミラー本体2のアレイを含むマイクロミラー100が示されている。図1〜図3において、実施の形態1のマイクロミラー100は、直方体のマイクロミラー本体2、マイクロミラー本体2を囲む筒状枠体3、および前記バネ体の一例としての板バネ体4から構成されていて、マイクロミラー本体2と筒状枠体3とは、板バネ体4にて接続されている。矢印Aは、マイクロミラー本体2の法線方向を示す。
マイクロミラー本体2は、その法線A方向の断面が正方形の柱状体であって、法線A方向の両端面の一方が鏡面21(図2では梨地で示す)であり、他方が裏面22となっている。筒状枠体3は、法線A方向の両端が開口した筒状体であって、その筒内にマイクロミラー本体2が位置している。板バネ体4は、マイクロミラー本体2の鏡面21に近傍の4側面に設けられた板バネ体部分41〜44と、マイクロミラー本体2の裏面2に近傍の4側面に設けられた板バネ体部分45〜48とからなる。
なお図の煩雑さを避けるために、図1および図2では板バネ体部分41〜44のみを示し、板バネ体部分45〜48については、後記実施の形態2を説明する図4を参照されたい。板バネ体部分41〜48のそれぞれは、互いに同形、同サイズであって、設置位置が異なるだけである。よって板バネ体部分41〜48のうちの板バネ体部分41に就き詳細に説明すると、それは、マイクロミラー本体2の鏡面21の近傍の側面から図2において向かって右方向に延びる部分411と部分411の右端から下方向に延びて筒状枠体3の側壁31と接続された部分412とから構成されたL字状体である。板バネ体部分41〜44は、図1および図2に示すように卍状に配置されている。板バネ体部分45〜48も図4に示すように卍状に配置されている。
さらに板バネ体部分41〜48のそれぞれは、マイクロミラー本体2が上記法線A方向に移動可能なようにマイクロミラー本体2と筒状枠体3とを接続する必要があるので、図3に示すように断面が例えば直方形の平板体であって、広い両面が上記法線A方向と直交するように形成されている。
本発明では、マイクロミラー100の全体、およびそれを構成する部分のサイズについては、特に制限はないが、一例を挙げると、マイクロミラー本体2および筒状枠体3の法線A方向の長さは400μm程度、筒状枠体3の側壁の厚みは60μm程度、マイクロミラー本体2の法線Aと直交する方向の断面の一辺の長さは600μm程度、板バネ体部分41〜48の各板幅は60μm程度、板バネ体部分41〜48の各板厚は10μm程度、マイクロミラー本体2と筒状枠体3の側壁31との間の間隔は140μm程度である。
本発明において、マイクロミラー本体2、筒状枠体3、および板バネ体4の形成材料に就いても、とくに制限はなく、従来から斯界で公知あるいは周知であるものが採用可能であって、例えばシリコンやシリカなどが例示される。なおその場合、鏡面21は、マイクロミラー本体2の一端面に先ず銀やクロムなどの下地層を施し、その上に金メッキを施して形成される。
実施の形態2.
図4は、本発明のマイクロミラーについての実施の形態2を説明するものであって、前記図2に対応するマイクロミラー本体2の裏面22の拡大斜視図である。実施の形態2は、前記実施の形態1とは、裏面22の中央に突起221が形成されている点において異なり、その他の構成は同じである。
後記するように本発明のマイクロミラー・デバイスでは、マイクロミラー本体2を法線A方向に移動させるミラー駆動体5を裏面22側に設置して裏面22を押してマイクロミラー本体2を法線A方向に移動させるが、その際、裏面22の中央に突起221が形成されているとミラー駆動体5による押圧力が法線A方向のみに作用し易くなり、法線Aと直交する方向、即ち図4上で上に向かう方向や図4上で右や左に向かう方向、などの回りの回転モーメントが作用し難くなる効果がある。よって、突起221の形状や大きさは、かかる法線A方向への押圧力が生じ易くなる限り、任意であってよい。例えばマイクロミラー本体2のサイズが実施の形態1で説明した程度である場合、突起221の底面の面積は、例えば1200平方μm程度であり、例えば高さは20μm程度であって、その形状は直方状、半球状、山形状などである。
実施の形態3.
図5は、本発明のマイクロミラー・デバイスについての実施の形態3を説明する概略平面図である。当該マイクロミラー・デバイス101は、マイクロミラー100と複数のミラー駆動体5とから構成されており、ミラー駆動体5は、マイクロミラー100に含まれている複数のマイクロミラー本体2のそれぞれの裏面22を法線A方向に押し圧可能なように設置されている。各ミラー駆動体5は、裏面22に直接当接する押圧部51と押圧部51を駆動する駆動部52とから構成されている。
実施の形態4.
図6は、本発明のマイクロミラー・デバイスについての実施の形態4を説明する概略平面図であって、各ミラー駆動体5は、その押圧部51の先端にマイクロミラー本体2の裏面22の中央に直接当接する突起511を備えている点において前記実施の形態3と異なり、その他の構成は同じである。突起511は、前記実施の形態2において説明した、マイクロミラー本体2の裏面22に設けられた突起221と同じ作用並びに効果を有する。しかして実施の形態4の変形として、ミラー駆動体5としては前記実施の形態3で使用されたものを用い、マイクロミラー本体2としては前記実施の形態2で使用された、裏面22に突起221を有するものを用いてもよい。
実施の形態5.
図7は、本発明のマイクロミラー・デバイスについての実施の形態5を説明する概略平面図であって、マイクロミラー100の両端に位置する筒状枠体3の外壁と各ミラー駆動体5とは、固定部材6により固定されており、その際に各ミラー駆動体5は、各マイクロミラー本体2の裏面22を当該両者間に存在する突起221(図4参照)または突起511(図6参照)を介して常態においても、図7に示すように、各板バネ体4が軽度に変形する程度に押し圧した状態、即ち法線A方向に与圧が生じる状態とされる。かくすることにより、各ミラー駆動体5と対応するマイクロミラー本体2とは、接着剤などを使用しなくても互いに突起221または突起511を介して接触した常態となり、マイクロミラー・デバイスの作動時では図7の押し圧した状態を押し圧度が零のスタート状態として稼動される。なお接着剤を用いて上記両者を接着する場合には、接着作業が必要となる、両者の接着不良や接着ばらつき、さらには接着剤の硬化時におけるマイクロミラー本体2への異常なモーメントの発生などの諸問題があって、マイクロミラー本体2に傾きを生じることがあるが、上記した与圧を与える方法は、かかる不都合を全て解消する効果がある。
実施の形態6.
図8(a)〜(f)は、本発明のマイクロミラー100を製造するためのプロセス例を示す概略断面図である。当該プロセス例は、図8(a)に示すように、前記積層体の一例としての、シリコンからなる第一層71、シリコンからなる第二層72、および第一層71と第二層72との間に存在するシリカからなる第三層73を有すると共に、マイクロミラー本体2の柱状長、即ち鏡面21と裏面22との間の距離に少なくとも等しい厚みを有する原料ウエハ7が用いられている。
その第一工程では、図8(b)に示すように、第二層72のマイクロミラー本体2の一部となる部分722と筒状枠体3の一部となるとなる部分721以外の部分Rを除去して第一加工ウエハが得られる。部分Rの除去は、原料ウエハ7の図8(a)上での下面の部分Rに該当する個所以外の個所にレジスト(例えば、AZエレクトロニックマテリアルズ社の商品名;AZ4210)が塗布され、部分Rに該当する個所のシリコンは、誘導結合型プラズマ反応性イオンエッチング(以下、ICP−RIE)によりエッチング除去される。
その第二工程では、前記した未加工の積層体が用いられ、当該未加工の積層体は、第一工程で用いられた積層体と同じく第一層〜第三層からなるが、当該各層の構成材料並びに各層厚は、第一工程で用いられた積層体と同じであってもよく異なっていてもよいが、
実施の形態6では、その一例として原料ウエハ7と同様に、シリコンからなる第一層81、シリコンからなる第二層82、および第一層81と第二層82の間のシリカからなる第三層83を有する原料ウエハ8が用いられる。第一加工ウエハの部分721と部分722と原料ウエハ8の第一層81とがダウーケミカル社製のベンゾシクロブテンにて接合されて、図8(c)に示す第二加工ウエハが得られる。
その第三工程では、先ず第二加工ウエハに含まれている第一層71の板バネ体4となる部分4が残され、他部が除去され、次いで第一層71上に写真製版の方法で突起221が形成されて図8(d)に示す第三加工ウエハが得られる。ついで第三加工ウエハに含まれている第二層82がSFを用いたプラズマエッチングにて除去され、第三層83がフッ化水素溶液を用いたウエットエッチングにて除去され、第一層81のみが残されて、図8(e)に示す第四加工ウエハが得られる。次いで第四加工ウエハに残された板バネ体4となる部分4以外の部分が除去され、かくして図8(f)に示すマイクロミラー100が製造される。なお上記の除去においてシリコン部分はICP−RIEにより、一方シリカ部分はフッ化水素溶液により除去される。
以上、本発明を実施の形態1〜実施の形態6にて詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に制限されるものではなく、本発明の前記課題並びに解決手段の精神に沿った種々の変形形態をも包含する。例えば、マイクロミラー本体2としては、法線A方向に直交する断面が正方形のもの以外にも、正方形以外の方形、円形、楕円形などであってもよい。マイクロミラー本体2の鏡面21と裏面22の間の長さは、ミラー駆動体5による押圧に耐え得る機械的強度を有する限り特に制限はないが、上記長さは、鏡面21の外周全長の0.2倍〜10倍が適当である。バネ体は、前記した機能を奏し得る限り、その形状および数は任意であってよいが、数が過小であるとミラー駆動体5で押圧された際にマイクロミラー本体2が法線A方向から逸脱する可能性が高くなるので、鏡面21および裏面22の各近傍に少なくとも三箇所に互いに間隔を空けて設置することが好ましくい。
本発明は、光の位相制御、光路長制御などでの利用が期待される。
実施の形態1の正面図である。 図1の一部拡大斜視図である。 図2のX−X面に沿った断面図である。 実施の形態2を説明する部分拡大斜視図である。 実施の形態3の概略平面図である。 実施の形態4の概略平面図である。 実施の形態5の概略平面図である。 本発明のマイクロミラーを製造するプロセス例を示す概略断面図である。
符号の説明
100 マイクロミラー100、101 マイクロミラー・デバイス、
2 マイクロミラー本体、21 鏡面、22 裏面、221 突起、3 筒状枠体
31 側壁、4 板バネ体、41〜48 板バネ体部分、411 部分、
412 部分、5 ミラー駆動体、51 押圧部、52 駆動部、6 固定部材、
71 原料ウエハ、701第一層、702 第二層、703第二層、
72 第一加工ウエハ、73 原料ウエハ、731 第一層、732 第二層、
733 第二層、74 第二加工ウエハ、75 第三加工ウエハ、
76 第四加工ウエハ、7 原料ウエハ、71 第一層、72 第二層、
721 部分、722 部分、R 部分、8 原料ウエハ、81 第一層、
82 第二層、83 第三層、A 法線。

Claims (9)

  1. 一端面が鏡面となっているマイクロミラー本体、上記マイクロミラー本体を囲む筒状枠体、上記マイクロミラー本体と上記筒状枠体との上記鏡面に対する法線方向の各両端部同士を上記マイクロミラー本体が上記法線方向に移動可能なように接続するバネ体、を備えたことを特徴とするマイクロミラー。
  2. 上記マイクロミラー本体と上記筒状枠体の上記各端部同士は、間隔を置いた少なくとも三個所で上記バネ体によって接続されたことを特徴とする請求項1記載のマイクロミラー。
  3. 上記マイクロミラー本体の上記鏡面とは反対の端面の中央に、上記マイクロミラー本体の上記法線方向への移動力を受ける突起が設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のマイクロミラー。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のマイクロミラー、上記マイクロミラー本体を上記法線方向に移動させるミラー駆動体、を備えたことを特徴とするマイクロミラー・デバイス。
  5. 上記マイクロミラー本体の上記鏡面とは反対の端面と上記ミラー駆動体との間に与圧がかかる状態で上記ミラー駆動体および上記筒状枠体を固定する固定装置、を備えたことを特徴とする請求項4記載のマイクロミラー・デバイス。
  6. 上記ミラー駆動体は、上記マイクロミラー本体の上記鏡面とは反対の端面の中央に当接する突起を備えたことを特徴とする請求項4または請求項5記載のマイクロミラー・デバイス。
  7. 上記請求項1記載のマイクロミラーの製造方法において、第一層、第二層、および上記第一層と上記第二層との間に存在する第三層を有する積層体を用いて、上記第二層の上記マイクロミラー本体と上記筒状枠体となる部分以外の部分を除去して第一加工積層体を得る第一工程、上記第一加工積層体の上記第二層と未加工の上記積層体の上記第一層とを接合して第二加工積層体を得る第二工程、上記第二加工積層体に含まれた上記バネ体となる部分、上記マイクロミラー本体となる部分、および上記筒状枠体となる部分以外の部分を除去する第三工程、を含むことを特徴とするマイクロミラーの製造方法。
  8. 上記第一層および上記第二層はシリコン層であり、上記第三層はシリカ層であって、上記第一工程および第三工程における除去は、エッチングにより行われることを特徴とする請求項7記載のマイクロミラーの製造方法。
  9. 上記積層体は、上記積層体の表面が平面に研磨されたものであることを特徴とする請求項7または請求項8記載のマイクロミラーの製造方法。
JP2006052932A 2006-02-28 2006-02-28 マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。 Expired - Fee Related JP4889320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052932A JP4889320B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052932A JP4889320B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007232923A JP2007232923A (ja) 2007-09-13
JP4889320B2 true JP4889320B2 (ja) 2012-03-07

Family

ID=38553597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006052932A Expired - Fee Related JP4889320B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4889320B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202013103001U1 (de) * 2013-07-08 2014-10-10 Zumtobel Lighting Gmbh Reflexionselement mit einstellbarem Reflexionswinkel

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3030588A1 (de) * 1980-08-13 1982-03-18 Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl Verfahren zur herstellung von blockierungsmittelfreien polyurethan-pulverlacken mit hoher lagerstabilitaet, die oberhalb 120(grad) c haertbar sind, sowie die danach hergestellten polyurethan-pulverlacke
JP2812725B2 (ja) * 1989-07-28 1998-10-22 日産自動車株式会社 車両の走行制御装置
KR100313851B1 (ko) * 1998-04-10 2001-12-12 윤종용 화상표시장치용마이크로미러디바이스
JP3219072B2 (ja) * 1999-02-17 2001-10-15 住友電気工業株式会社 レーザビーム用形状可変鏡
KR100327367B1 (ko) * 1999-05-26 2002-03-06 구자홍 마이크로-미러 소자 및 그를 이용한 광 픽업 장치
JP3827977B2 (ja) * 2001-08-20 2006-09-27 富士通株式会社 マイクロミラー素子の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007232923A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4335114B2 (ja) マイクロミラーデバイス
JP4484057B2 (ja) Mems装置の製造方法
US7538471B2 (en) Microactuator having increased rigidity with reduced mass
US6747784B2 (en) Compliant mechanism and method of forming same
JP6284427B2 (ja) 光偏向器及びその製造方法
US20060006484A1 (en) Functional material for micro-mechanical systems
US20060267449A1 (en) Torsional electrostatic actuator
JP4765840B2 (ja) チルトミラー素子
JP2001188187A (ja) マイクロミラー装置及びこれを用いた光ディスク装置並びにマイクロミラー装置の製造方法
JP2005341788A (ja) マイクロアクチュエータ
JP4231062B2 (ja) Mems素子
JP5320625B2 (ja) アクチュエータ及びその製造方法
JP4889320B2 (ja) マイクロミラー、マイクロミラー・デバイス、およびマイクロミラーの製造方法。
JP2005506909A (ja) 補強面微細加工構造物およびその製造方法
JP2008096750A (ja) アクチュエータ、光スキャナおよび画像形成装置
JP2006340531A (ja) アクチュエータ
JP2005279863A (ja) アクチュエータの製造方法およびアクチュエータ
JP6187405B2 (ja) 光偏向器
JP3869438B2 (ja) Mems素子、その製造方法及び光ディバイス
JP5513184B2 (ja) マイクロ構造体及びその製造方法
JP5277977B2 (ja) 光学装置
KR100443368B1 (ko) 미소 평판 구동 장치
JP4815756B2 (ja) アクチュエータ
WO2017149946A1 (ja) 可変焦点ミラーおよび光走査装置
JP2011137911A (ja) 振動ミラー素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4889320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees