JP4888250B2 - ベルトユニットおよび画像形成装置 - Google Patents
ベルトユニットおよび画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4888250B2 JP4888250B2 JP2007170637A JP2007170637A JP4888250B2 JP 4888250 B2 JP4888250 B2 JP 4888250B2 JP 2007170637 A JP2007170637 A JP 2007170637A JP 2007170637 A JP2007170637 A JP 2007170637A JP 4888250 B2 JP4888250 B2 JP 4888250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rib
- belt
- roll
- image forming
- polishing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
複数のロールと、その複数のロールにより張架され所定の移動方向に循環移動する無端ベルトとを有するベルトユニットにおいて、
上記無端ベルトは、その無端ベルトにおける2つの縁のうちの少なくとも一方の縁に沿って内周上を延びるリブを有するものであって、
上記複数のロールのうちの少なくとも1つのロールと同軸で回転する、そのロールと一体または別体の、上記リブが嵌ることで上記無端ベルトとそのロールとの相対的位置を規制する溝が設けられた規制部材と、
上記リブの上記ロール側の側面を研磨する研磨部材とを備えたことを特徴とする。
「上記研磨部材が、800番以上2000番以下の砥粒粒度を有するものである」という形態は好ましい形態である。
トナー像を形成しそのトナー像を用紙上に転写して定着することによりその用紙上に画像を形成する過程に、複数のロールと、その複数のロールにより張架され所定の移動方向に循環移動する無端ベルトとを有するベルトユニットが用いられてなる画像形成装置において、
このベルトユニットが、
上記無端ベルトは、その無端ベルトにおける2つの縁のうちの少なくとも一方の縁に沿って内周上を延びるリブを有するものであって、
上記複数のロールのうちの少なくとも1つのロールと同軸で回転する、そのロールと一体または別体の、上記リブが嵌ることで上記無端ベルトとそのロールとの相対的位置を規制する溝が設けられた規制部材と、
上記リブの上記ロール側の側面を研磨する研磨部材とを備えたことを特徴とする。
(実施例)
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。
図1から図3に示す直接転写方式の画像形成装置を用いる。以下、この画像形成装置の構成要素のうち、用紙搬送ベルトにおける片寄り走行や蛇行の防止に影響すると考えられる駆動ロール、プーリー、従動ロール、リブ、研磨部材、用紙搬送ベルト、および、この画像形成装置で使用されるトナーのうち後述のテストで使用されるY色とK色の現像剤とについて示す。
駆動ロールは、SUS303(ステンレス)製で直径が6mmの回転軸と、表面にウレタンコートが施されたアルミニウム製で直径が18mmのロール体とで構成されている。
プーリーは、溝の斜面の底面に対する斜角が70°となるように成形されている。
従動ロールは、SUS303(ステンレス)製で直径が6mmの回転軸と、アルミニウム製で直径が18mmのロール体とで構成されている。
リブは、ウレタンゴム製であって、図2に示すリブの幅RWおよびリブの厚さRTが、それぞれRW=5mm、RT=1mmとなるように成形されている。また、ロール側へのズレ量である真直度RSが、RS≦0.4mmとなるように、リブが、用紙搬送ベルトに取り付けられている。
研磨部材として、砥粒粒度が400番の紙やすりが使われる。
用紙搬送ベルトは、ポリアミドイミド製であって、周長が499mm、幅が244mm、膜厚が80μmとなるように成形されている。また、画像形成装置は、この用紙搬送ベルトが走行速度が155mm/Sで循環移動するように構成されている。
この画像形成装置では、Y色およびK色の現像剤として以下のトナー粒子およびキャリアからなる現像剤が使われる。
・結着樹脂……ポリエステル樹脂(テレフタル酸/ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物/シクロヘキサンジメタノールの縮重合による線状ポリエステル)を100重量部用いる。
(b)K色トナー粒子
・結着樹脂……スチレン/n−ブチルメタアクリレート共重合樹脂(80:20)を90重量部用いる。
(c)キャリア
フェライト粒子を100部、トルエンを14部、パーフルオロオクチルエチルアクリレート/メタクリレート共重合体(共重合比40:60 Mw=5万)を1.6部、カーボンブラック(VXC−72キャボット社製)を0.12部、架橋メラミン樹脂(平均粒径;0.3mμm)を0.3部用いる。
この実施例2では、研磨部材の種類のみが実施例1と異なっている。
この実施例3では、研磨部材の種類のみが実施例1および2の双方と異なっている。
この実施例4では、研磨部材の種類のみが実施例1〜3までと異なっている。
この実施例5では、研磨部材の種類のみが実施例1〜4までと異なっている。
この実施例6では、研磨部材の種類のみが実施例1〜5までと異なっている。
この実施例7では、研磨部材の種類のみが実施例1〜6までと異なっている。
この比較例1では、研磨部材が搭載されていない点のみが上記の実施例1〜3のいずれとも異なっている。
図4に示す中間転写方式の画像形成装置を用いる。以下、この画像形成装置の構成要素のうち、用紙搬送ベルトにおける片寄り走行や蛇行の防止に影響すると考えられる駆動ロール、プーリー、従動ロール、リブ、研磨部材、中間転写ベルト、および、この画像形成装置で使用されるトナーのうち後述のテストで使用されるY色とK色の現像剤とについて示す。
駆動ロールは、SUS303(ステンレス)製で直径が6mmの回転軸と、表面にウレタンコートが施されたアルミニウム製で直径が23.5mmのロール体とで構成されている。
プーリーは、溝の内面のうちの斜面の斜角が45°となるように成形されている。
従動ロールは、SUS303(ステンレス)製で直径が6mmの回転軸と、アルミニウム製で直径が28mmのロール体とで構成されている。
リブとしては、上述した実施例1と同等のリブが、これらの実施例と同等の真直度で中間転写ベルトに取り付けられている。
研磨部材としては、上述した実施例1と同等の研磨部材が使われている。
中間転写ベルトは、ポリイミド製であって、周長が593mm、幅が330mm、膜厚が80μmとなるように成形されている。また、画像形成装置は、この中間転写ベルトが走行速度が159mm/Sで循環移動するように構成されている。
現像剤としては、上述した実施例1と同等のY色およびK色の現像剤が使われている。
この実施例9では、研磨部材の種類のみが実施例8と異なっている。
この実施例10では、研磨部材の種類のみが実施例8および9の双方と異なっている。
この実施例11では、研磨部材の種類のみが実施例8〜10までと異なっている。
この実施例12では、研磨部材の種類のみが実施例8〜11までと異なっている。
この実施例13では、研磨部材の種類のみが実施例8〜12までと異なっている。
この実施例14では、研磨部材の種類のみが実施例8〜13までと異なっている。
この比較例2では、研磨部材が搭載されていない点のみが上記の実施例8〜14のいずれとも異なっている。
20k,20c,20m,20y,40k,40c,40m,40y トナー像形成ユニット
21k,21c,21m,21y,41k,41c,41m,41y 感光体ドラム
22k,22c,22m,22y,42k,42c,42m,42y 帯電ロール
23k,23c,23m,23y,43k,43c,43m,43y クリーニングロール
24k,24c,24m,24y,44k,44c,44m,44y 静電潜像形成装置
25k,25c,25m,25y,45k,45c,45m,45y 現像器
25k_1,25c_1,25m_1,25y_1,45k_1,45c_1,45m_1,45y_1 現像ロール
26k,26c,26m,26y 転写ロール
27k,27c,27m,27y,47k,47c,47m,47y クリーニングブレード
30,60 定着器
46k,46c,46m,46y 1次転写ロール
50 2次転写ロール
100,200 ベルトユニット
110,210 駆動ロール
110a 回転軸
111 プーリー
111a 溝
120,220,230 従動ロール
130 用紙搬送ベルト
131 リブ
140,250 研磨部材
141 ガード部材
240 中間転写ベルト
501 ロール
501a 回転軸
502 無端ベルト
503 リブ
Claims (3)
- 複数のロールと、該複数のロールにより張架され所定の移動方向に循環移動する無端ベルトとを有するベルトユニットにおいて、
前記無端ベルトは、該無端ベルトにおける2つの縁のうちの少なくとも一方の縁に沿って内周上を延びるリブを有するものであって、
前記複数のロールのうちの少なくとも1つのロールと同軸で回転する、該ロールと一体または別体の、前記リブが嵌ることで前記無端ベルトと該ロールとの相対的位置を規制する溝が設けられた規制部材と、
前記リブの、前記ロールにおける回転軸方向中央側の側面を研磨する研磨部材とを備えたことを特徴とするベルトユニット。 - 前記研磨部材が、JIS R6252又はJIS R6253で規定されている800番以上2000番以下の砥粒粒度を有するものであることを特徴とする請求項1記載のベルトユニット。
- トナー像を形成し該トナー像を用紙上に転写して定着することにより該用紙上に画像を形成する過程に、複数のロールと、該複数のロールにより張架され所定の移動方向に循環移動する無端ベルトとを有するベルトユニットが用いられてなる画像形成装置において、
当該ベルトユニットが、
前記無端ベルトは、該無端ベルトにおける2つの縁のうちの少なくとも一方の縁に沿って内周上を延びるリブを有するものであって、
前記複数のロールのうちの少なくとも1つのロールと同軸で回転する、該ロールと一体または別体の、前記リブが嵌ることで前記無端ベルトと該ロールとの相対的位置を規制する溝が設けられた規制部材と、
前記リブの、前記ロールにおける回転軸方向中央側の側面を研磨する研磨部材とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007170637A JP4888250B2 (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | ベルトユニットおよび画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007170637A JP4888250B2 (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | ベルトユニットおよび画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009008917A JP2009008917A (ja) | 2009-01-15 |
JP4888250B2 true JP4888250B2 (ja) | 2012-02-29 |
Family
ID=40324050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007170637A Expired - Fee Related JP4888250B2 (ja) | 2007-06-28 | 2007-06-28 | ベルトユニットおよび画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4888250B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012212647A (ja) | 2011-03-18 | 2012-11-01 | Tokai Rika Co Ltd | 給電プラグロック装置 |
JP5770588B2 (ja) | 2011-09-28 | 2015-08-26 | 株式会社東海理化電機製作所 | 給電プラグロック装置 |
JP6035894B2 (ja) | 2012-06-22 | 2016-11-30 | ブラザー工業株式会社 | ベルト装置及び画像形成装置 |
JP6035899B2 (ja) | 2012-06-27 | 2016-11-30 | ブラザー工業株式会社 | ベルト装置及び画像形成装置 |
-
2007
- 2007-06-28 JP JP2007170637A patent/JP4888250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009008917A (ja) | 2009-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1998231A1 (en) | Developing device and image forming apparatus including the same | |
JP2007206097A (ja) | トナー、並びに現像剤、トナー入り容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 | |
US8728693B2 (en) | Toner for developing electrostatic image, method of producing toner, cartridge, image forming method, and image forming apparatus | |
US8728691B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4888250B2 (ja) | ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP2010002838A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2000155443A (ja) | 現像剤及び画像形成装置 | |
CN105446098B (zh) | 显影装置 | |
JP5737014B2 (ja) | 静電荷像現像用トナー、カートリッジ、画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2007206482A (ja) | 画像形成方法、非磁性一成分現像剤、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2013134428A (ja) | 非磁性一成分トナー、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP5817467B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP2008090185A (ja) | クリーニング装置、および画像形成装置 | |
US9785094B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP3978824B2 (ja) | 二成分現像剤及び電子写真方法 | |
US8311444B2 (en) | Cleaning device and image forming apparatus that remove residual toner from an intermediate transfer belt | |
JP2009069810A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP6751340B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5609565B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP4816578B2 (ja) | ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP2010210697A (ja) | 現像装置およびプロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
US20230408953A1 (en) | Toner conveying device, and cleaning device and image forming apparatus provided therewith | |
JP5361748B2 (ja) | 混合現像剤、並びに、当該混合現像剤を用いる現像装置及び画像形成装置 | |
JP2009075224A (ja) | ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP2006011072A (ja) | 帯電装置・画像形成装置・プロセスカートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110524 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111115 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4888250 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |