JP4888010B2 - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙(記録シート)に現像剤像を熱定着させる定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
一般に、レーザプリンタなどの画像形成装置には、感光体から用紙に転写した現像剤像を熱定着させるための定着装置が設けられている。そして、この定着装置としては、熱源により加熱されるとともに駆動力が供給される加熱ローラと、加熱ローラに対向配置されるとともに、加熱ローラへ向けて押圧される加圧ローラとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。
特開平6−308847号公報
このような定着装置において、加圧ローラと加熱ローラのニップ幅を大きくして、用紙と加熱ローラとの接触面積を増大させることができれば、加熱ローラの温度を低下させたり、加熱ローラの回転を早めても良好に定着が行われる。つまり、定着装置の低温化・高速化が可能となる。
ここで、仮に、ニップ幅を大きくするために、加圧ローラの加熱ローラへの押圧力を大きくしたり、加圧ローラの表面を柔らかい部材で構成すると、加圧ローラの加熱ローラに対向する部位が、窪んだ状態となる。
しかしながら、このように加圧ローラが変形すると(円形度が低下すると)、加熱ローラが用紙に与える搬送力よりも、加圧ローラが用紙の搬送を妨げる力の方が勝り、加熱ローラが用紙とスリップする可能性がある。
そこで、本願発明者は、その変形が大きな加圧ローラが駆動される構成により、用紙のスリップを抑制できることを発見した。
このように加圧ローラが駆動される構成としては、従来、熱源が内部に一体に固定された加熱ローラと、加熱ローラに沿って配設される加圧ローラと、加熱ローラを加圧ローラへ押圧する押しばねと、加圧ローラの端部に設けられる駆動用ギヤとを備えたものが知られている。
このような定着装置では、画像形成装置に設置された駆動源からの駆動力が複数のギヤを介して加圧ローラの駆動用ギヤに伝達されることで、加圧ローラが回転するとともに、この回転に伴って加熱ローラが従動回転している。また、加熱ローラは、加圧ローラの外径のふれを吸収するため、加圧ローラに対して近付く方向と離れる方向に往復動するようになっている。
しかしながら、前記した技術では、加熱ローラに熱源が固定されているので、この熱源が加熱ローラとともに往復動して、熱源の電気系統が損傷する可能性があった。
そこで、本発明は、低温化・高速化が可能であり、熱源の電気系統の損傷を抑えることができる定着装置および画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、現像剤像が転写された記録シートに、その現像剤像を熱定着させる定着装置であって、中空円筒状に形成される加熱ローラと、前記加熱ローラ内に配置されるとともに、外部から供給される電力によって発熱する熱源と、前記加熱ローラとの間で前記記録シートを挟持する加圧ローラと、前記熱源が固定されるとともに、前記加圧ローラが回転可能に支持されるフレームと、前記加圧ローラを回転させるために、前記加圧ローラの端部に固定される駆動用ギヤと、前記加熱ローラを、前記加圧ローラ側へ押圧するとともに、前記加圧ローラに近づく方向と離れる方向とに移動可能に支持する押圧手段と、前記加熱ローラを回転可能に支持する軸受けと、を備え、前記押圧手段は、湾曲形成または屈曲形成され、前記加熱ローラ側に近付くにつれて離間する一対のアーム部を有する板ばねにより構成され、このアーム部で前記軸受けを挟持することで前記軸受けを支持することを特徴とする。
本発明によれば、加圧ローラが駆動される構成であるので、加圧ローラと加熱ローラのニップ幅を増大させることでき、この結果、定着装置の低温化・高速化が可能となる。また、熱源がフレームに固定され、加熱ローラのみが加圧ローラに対して往復動する構造となるので、加熱ローラの往復動による負荷が熱源の電気系統に直接加わることがなく、熱源の電気系統の損傷を抑えることができる。
本発明によれば、加圧ローラが駆動される構成であるので、加圧ローラと加熱ローラのニップ幅を増大させることでき、この結果、定着装置の低温化・高速化が可能となる。また、加熱ローラのみが往復動することによって、加熱ローラの往復動による負荷が熱源の電気系統に直接加わることがないので、熱源の電気系統の損傷を抑えることができる。
<レーザプリンタの全体構成>
最初に、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの全体構成について簡単に説明する。参照する図面において、図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタを示す側断面図である。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
<フィーダ部の構成>
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7を備えている。また、フィーダ部4は、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ8および給紙パット9と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられる紙粉取りローラ10,11を備えている。さらに、フィーダ部4は、紙粉取りローラ10,11に対して下流側に設けられるレジストローラ12を備えている。なお、以下の説明においては、用紙3の搬送方向下流側または上流側を、単に、下流側または上流側という場合がある。
そして、このように構成されるフィーダ部4では、給紙トレイ6内の用紙3が、用紙押圧板7によって給紙ローラ8側に寄せられ、この給紙ローラ8および給紙パット9で送り出されて各種ローラ10〜12を通った後一枚ずつ画像形成部5に搬送されるようになっている。
<画像形成部の構成>
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17、定着装置18などを備えている。
<スキャナ部の構成>
スキャナ部16は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず。)、回転駆動されるポリゴンミラー19、レンズ20,21、反射鏡22,23,24などを備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、レンズ20、反射鏡22,23、レンズ21、反射鏡24の順に通過あるいは反射して、プロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
<プロセスカートリッジの構成>
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着される構造となっている。そして、このプロセスカートリッジ17の外枠を構成する中空の筐体51内には、現像カートリッジ28、感光ドラム27、スコロトロン型帯電器29および転写ローラ30が主に設けられている。
現像カートリッジ28は、筐体51に対して着脱自在に装着されており、現像ローラ31、層厚規制ブレード32、供給ローラ33およびトナーホッパ34を備えている。そして、トナーホッパ34内のトナーは、供給ローラ33の矢印方向(反時計方向)への回転により、現像ローラ31に供給され、このとき、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ31上に供給されたトナーは、現像ローラ31の矢印方向(反時計方向)への回転に伴なって、層厚規制ブレード32と現像ローラ31との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ31上に担持される。
感光ドラム27は、筐体51に、矢印方向(時計方向)へ回転可能に支持されている。この感光ドラム27は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面部分がポリカーボネートからなる正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器29は、感光ドラム27の上方に、感光ドラム27に接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器29は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム27の表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
転写ローラ30は、感光ドラム27の下方において、この感光ドラム27に対向して接触するように配置され、筐体51に、反時計方向へ回転可能に支持されている。この転写ローラ30は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料が被覆されて構成されている。この転写ローラ30には、転写時に、転写バイアスが印加される。
そして、感光ドラム27の表面は、スコロトロン型帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナ部16からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。ここで、「静電潜像」とは、一様に正帯電されている感光ドラム27の表面のうち、レーザビームによって露光されて電位が下がっている露光部分をいう。次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31上に担持されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触するときに、感光ドラム27の表面上に形成される静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光ドラム27の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
その後、感光ドラム27と転写ローラ30とは、用紙3を両者間で挟持して搬送するように回転駆動され、感光ドラム27と転写ローラ30との間を用紙3が搬送されることにより、感光ドラム27の表面に担持されているトナー像が用紙3上に転写される。
<定着装置の構成>
定着装置18は、プロセスカートリッジ17の下流側に配設され、加熱ローラ41、加熱ローラ41との間で用紙3を挟持する加圧ローラ42、および、これら加熱ローラ41および加圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43を備えている。そして、このように構成される定着装置18では、用紙3上に転写されたトナー像を、用紙3が加熱ローラ41と加圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させる。その後、その用紙3は、搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送される。なお、排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
<定着装置の構造の詳細>
次に、定着装置の構造の詳細について説明する。参照する図面において、図2は図1に示すレーザプリンタの定着装置を構成する各部品の関係を示す断面図(a)と、図2(a)のX−X断面図(b)である。
図2(a)および(b)に示すように、定着装置18は、前記した加熱ローラ41および加圧ローラ42を主に備える他、加熱ローラ用軸受け60と、板ばねBSと、ハロゲンヒータHHと、加圧ローラ用軸受け61と、フレーム62とを主に備えている。
加熱ローラ41は、中空の円柱状に形成される部品であり、その内部に配設されたハロゲンヒータHHによって加熱されるようになっている。そして、この加熱ローラ41は、その両端が、加熱ローラ用軸受け60によって回転自在に支持されている。なお、この加熱ローラ41としては、図4(a)に示すように、例えば直径が25mmのものを利用できる。さらに、この加熱ローラ41をアルミで形成するとともに、その表面をテフロン(登録商標、PTFE)コーティングしてもよい。
加熱ローラ用軸受け60は、円筒状に形成される樹脂製の部材であり、その外周面には、所定幅の溝60aが形成されている。そして、この加熱ローラ用軸受け60は、板ばねBSで加圧ローラ42へ押圧されることによって、この板ばねBSと加圧ローラ42との間で保持されている。なお、加熱ローラ用軸受けとしては、導電性または絶縁性の樹脂のいずれを採用してもよいし、また、ボールベアリングなどであってもよい。この加熱ローラ用軸受け60は加熱ローラ41の軸方向両端部に対応して設けられている。
板ばねBSは、後で詳述するフレーム62のばね支持部62a内に配設される底壁部B1と、この底壁部B1から加熱ローラ41側に近づくにつれて互いに離間するように、底壁部B1に対して傾斜状に屈曲形成される一対のアーム部B2とを備えている。そして、この板ばねBSは、その一対のアーム部B2によって加熱ローラ用軸受け60を挟持、詳しくは加熱ローラ用軸受け60の溝60aの底面を支持している。
なお、一対のアーム部B2は、フレーム62内に加熱ローラ41とともに取り付けられた状態(図2の状態)においては、取付前の無負荷状態に比べ、わずかに広げられた状態(最大に広げられる前の状態)となっている。つまり、一対のアーム部B2は、狭まる方向と広がる方向に変位可能な状態で、定着装置18内に取り付けられている。そのため、図3に示すように、完成後の定着装置18内においては、加熱ローラ41が、板ばねBSによって、加圧ローラ42側へ押圧されるとともに、加圧ローラ42に近づく方向と離れる方向とに移動可能となっている。また、加熱ローラ41は、一対のアーム部B2によって用紙3の搬送方向(ニップ幅方向;加熱ローラ41と加圧ローラ42の共通接線方向)において挟持されているので、用紙3の搬送方向に移動するのが規制されている。
ハロゲンヒータHHは、加熱ローラ41内に配置された状態で、その両端がフレーム62に固定されている。詳しくは、ハロゲンヒータHHの各端部から突出する端子H1が金属板M1に溶接され、この金属板M1が樹脂製のフレーム62に一体に形成された筐体側金属板M2に金属製のねじSCによって固定されることで、ハロゲンヒータHHがフレーム62に固定されている。そのため、図3に示すように、加熱ローラ41が加圧ローラ42の外径ふれにより移動しても、ハロゲンヒータHHはその移動による影響は受けずに、フレーム62に対して固定されたままとなっている。なお、このハロゲンヒータHHは、図示せぬ外部電源(電源基板、商用電源等)から電力が筐体側金属板M2、金属板M1および端子H1を介して供給されることで、発熱するようになっている。
加圧ローラ42は、円筒状に形成される本体部42aと、この本体部42aを貫通するように設けられる回転軸42bとを備えている。この回転軸42bは、その先端側部分が中央部分よりも小径となる中径部42cと、この中径部42cよりも小径となる小径部42dとによって二段階に縮径する段差形状となっている。そして、中径部42cが加圧ローラ用軸受け61によって回転可能に支持されるとともに、小径部42dに駆動用ギヤGが固定されている。これにより、駆動用ギヤGに図示せぬ駆動装置からの駆動力が伝達されることで、加圧ローラ42が回転するようになっている。
また、回転軸42bは、その先端部、詳しくは前記した中径部42cおよび小径部42dが加熱ローラ41の端面よりも軸方向外側に位置するような長さで形成されている。そのため、加圧ローラ用軸受け61を支持するフレーム62の軸受け支持部62bを適切な位置・大きさで形成することが可能となるとともに、駆動用ギヤGを大きくすることが可能となっている。
なお、この加圧ローラ42としては、図4(b)に示すように、例えば直径が25mmのものを利用できる。さらに、この加圧ローラ42の構成としては、その中央部に設けた芯金の周囲に、6〜7mmのウレタンゴムを設け、このウレタンゴムの表面を厚さ20〜50μmのテフロン(登録商標、PTFE)チューブで覆うようにしてもよい。なお、ウレタンゴムが発泡性のものであると変形しやすくなるので、よりニップ幅を大きくすることができる。また、加圧ローラ42をこのように軟らかい部材で構成すると、外形精度(円形度)が低くなるので、本発明のように、加熱ローラ41の往復動によって加圧ローラ42の外形のフレを吸収する構造が非常に効果的である。
フレーム62は、加熱ローラ41および加圧ローラ42を主に収容する下側開口型の容器状に形成されている。そして、このフレーム62の上壁62cには、前記した一対のばね支持部62aが下方へ突出するように形成されている。そして、各ばね支持部62aは、加熱ローラ41の軸方向において板ばねBSの底壁部B1の幅分の距離だけ離れるとともに、互いに対向するように形成されている。これにより、一対のばね支持部62aで板ばねBSの底壁部B1が加熱ローラ41の軸方向において挟持されて、板ばねBSの軸方向における移動が規制される。
また、板ばねBSの幅は、加熱ローラ用軸受け60の溝60aの幅と略同じ大きさで形成されており、これにより、加熱ローラ用軸受け60の軸方向における移動が板ばねBSによって規制される。なお、加熱ローラ41と加熱ローラ用軸受け60は、通常、軸方向における相対移動が規制された状態で係合しているため、板ばねBSで加熱ローラ用軸受け60の移動を規制することで、加熱ローラ41の移動も規制されることとなる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
ハロゲンヒータHHがフレーム62に固定され、加熱ローラ41がハロゲンヒータHHとは別に往復動する構造であるため、ハロゲンヒータHHの電気系統(例えば端子H1周りの構造)の損傷を抑えることができる。
加熱ローラ41を往復動させる構造を、主に板ばねBSだけで構成しているので、例えばスプリングで付勢されたアームで加熱ローラを押圧する構造に比べ、部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。
板ばねBSの一対のアーム部B2で加熱ローラ用軸受け60を挟持するので、加熱ローラ41の移動を用紙3の搬送方向において規制することができる。
駆動用ギヤGが加熱ローラ41の軸方向外側に配設されているので、駆動用ギヤGの径を大きくして、駆動用ギヤGにかかるトルクを小さくすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、押圧手段および弾性部材の一例として、板ばねBSを採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、押圧手段として、加熱ローラを回転可能に支持し、かつ、フレームに回動可能に支持されるアーム部材と、このアーム部材を付勢することで前記加熱ローラを加圧ローラ側へ押圧するばね部材とを採用してもよい。また、弾性部材としては、屈曲形成された板ばねBSでなく、例えば円弧状に湾曲形成された板ばねや、コイルスプリング、トーションばねなどを採用してもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、転写手段の一例として転写ローラ30を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば非接触型のものを採用してもよい。
前記各実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙3を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、熱源の一例としてハロゲンヒータHHを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば誘導加熱方式のIH(Induction Heating)ヒータや発熱抵抗体などを採用してもよい。
前記実施形態では、現像剤の一例としてトナー、現像手段の一例として現像カートリッジ28、露光装置の一例としてスキャナ部16、感光体の一例として感光ドラム27を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明の趣旨を逸脱しない限り、材料や構造を適宜変更可能であることはいうまでもない。
また、ニップ幅Nとしては、図4(a)および(b)の各ローラ41,42の関係を踏まえると、6〜10mm程度が好ましい。
さらに、加圧ローラ42の直径としては、図4(b)に示す程度の直径、すなわち20〜40mm程度が好ましい。
また、加圧ローラ42のゴム層の厚み(径方向)としては、図4(b)に示す程度の厚み、すなわち5〜15mm程度が好ましい。さらに、このゴム層の厚みは、加圧ローラ42の直径が25mmのときは、6〜8mm、より好ましくは7.5mm程度が好ましい。
本発明の画像形成装置の一例としてのレーザプリンタを示す側断面図である。 図1に示すレーザプリンタの定着装置を構成する各部品の関係を示す断面図(a)と、図2(a)のX−X断面図(b)である。 加熱ローラが加圧ローラから離れるように移動した状態を示す断面図である。 加熱ローラの一例を示す側面図(a)と、加圧ローラの一例を示す側面図(b)である。
符号の説明
1 レーザプリンタ(画像形成装置)
3 用紙(記録シート)
18 定着装置
41 加熱ローラ
42 加圧ローラ
42a 本体部
42b 回転軸
42c 中径部
42d 小径部
60 加熱ローラ用軸受け
60a 溝
62 フレーム
62a 支持部
62b 支持部
62c 上壁
BS 板ばね(押圧手段、弾性部材)
B1 底壁部
B2 アーム部
G 駆動用ギヤ
H1 端子
HH ハロゲンヒータ(熱源)
M1 金属板
M2 筐体側金属板

Claims (3)

  1. 現像剤像が転写された記録シートに、その現像剤像を熱定着させる定着装置であって、
    中空円筒状に形成される加熱ローラと、
    前記加熱ローラ内に配置されるとともに、外部から供給される電力によって発熱する熱源と、
    前記加熱ローラとの間で前記記録シートを挟持する加圧ローラと、
    前記熱源が固定されるとともに、前記加圧ローラが回転可能に支持されるフレームと、
    前記加圧ローラを回転させるために、前記加圧ローラの端部に固定される駆動用ギヤと、
    前記加熱ローラを、前記加圧ローラ側へ押圧するとともに、前記加圧ローラに近づく方向と離れる方向とに移動可能に支持する押圧手段と
    前記加熱ローラを回転可能に支持する軸受けと、を備え、
    前記押圧手段は、湾曲形成または屈曲形成され、前記加熱ローラ側に近付くにつれて離間する一対のアーム部を有する板ばねにより構成され、このアーム部で前記軸受けを挟持することで前記軸受けを支持することを特徴とする定着装置。
  2. 前記駆動用ギヤが、前記加熱ローラの軸方向外側に配設されることを特徴とする請求項に記載の定着装置。
  3. 記録シート上に画像を形成する画像形成装置であって、
    入力された前記画像の信号に応じてレーザ光を走査する露光装置と、
    前記露光装置によりレーザ光が走査されて静電潜像が形成される感光体と、
    前記感光体に現像剤を供給する現像手段と、
    前記現像剤で形成された現像剤像を前記記録シート上に転写する転写手段と、
    請求項1または請求項2に記載の定着装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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