JP4885835B2 - Δς変調装置、δς変調の停止方法、プログラム、および、記録媒体 - Google Patents
Δς変調装置、δς変調の停止方法、プログラム、および、記録媒体 Download PDFInfo
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Description
まず、本実施形態に係るΔΣ変調型デジタルアンプ100の構成について、図1に基づいて説明する。
次に、消音制御回路200の制御により実行される消音動作について、図2および図3を参照してより詳細に説明する。
次に、本実施形態に係るΔΣ変調型デジタルアンプ100に含まれる、消音制御回路200、パルス密度測定回路300、遷移パルス生成回路400、量子化回路120、パルス幅調整回路130の具体的な構成例について、図4から図9に基づいて説明する。
図4は、消音制御回路200の一構成例を示す回路図である。図4に示した消音制御回路200は、メインカウンタ210と、コンパレータ220と、閾値設定部230と、下限パルス幅設定部240と、出力パルス切替部250とを備えている。
図5は、パルス密度測定回路300の一構成例を示す回路図である。図5に示したパルス密度測定回路300は、パルス密度測定用カウンタ310と、パルス密度測定値保部320とを備えている。
図6は、遷移パルス生成回路400の一構成例を示す回路図である。図6に示した遷移パルス生成回路400は、パルス密度制御用カウンタ410と、パルス生成器420とを備えている。
図8は、パルス幅調整回路130の一構成例を示す回路図である。パルス幅調整回路130は、スイッチング信号#41を構成するスイッチングパルスのパルス幅(およびパルス間隔)が下限パルス幅Wを下回らないよう、すなわち、スイッチング信号#41の値が連続して「1」となる回数(および連続して「0」となる回数)が下限値Wを下回らないよう、スイッチング信号#41の値を補正するための手段であり、例えば、セレクタ131〜132と、DFF133〜135と、比較器136〜138とにより構成することができる。スイッチング信号#42についても、同様に構成されたパルス幅調整回路によって、各スイッチングパルスのパルス幅が拡幅される。
図9は、量子化回路120の一構成例を示す回路図である。量子化回路120は、積分信号#30の値を閾値Thと比較することによって、増幅回路160を駆動するための正負のスイッチング信号#41および#42を生成するための手段であり、例えば、コンパレータ121〜122と、乗算器123により構成することができる。
以上に説明したΔΣ変調型デジタルアンプ100は、ΔΣ変調を停止したり増幅を停止したときに発生するポップ音を有効に低減するものであるが、増幅回路160に供給する信号をスイッチング信号#51および#52から遷移信号#91および#92に切り替えるタイミング(図2で経過時間がT4に達した時点)で、僅かながらポップ音が確認される場合がある。そこで、以下では、この増幅回路160に供給する信号を切り替えるタイミングで発生するポップ音を、更に軽減するようにしたΔΣ変調型デジタルアンプ100の一変形例について説明する。
以上では、ΔΣ変調型デジタルアンプ100が単一の動作クロックに基づいて動作することを前提とし、図16上段に示したように、下限パルス幅を4動作クロック幅から1動作クロック幅まで逐次低下させる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ΔΣ変調型デジタルアンプを複数の動作クロックに基づいて動作させ、図16に下段に示したように、単位パルス幅を1動作クロック以下に逐次低下させるように変形しても、同様の効果を得ることができる。
ΔΣ変調型デジタルアンプ100は、上述したように、ハードウェアロジックにより構成してもよいが、デジタルシグナルプロセッサにより実現することもできる。すなわち、ΔΣ変調型デジタルアンプ100は、高速積和演算器やALU(arithmetic logical unit)等の演算装置と、ΔΣ変調型デジタルアンプ100に含まれる各ブロック(回路)として機能させる制御プログラムを担持したプログラムメモリ等の記憶装置とを備えたデジタルシグナルプロセッサとして構成することができる。ΔΣ変調型デジタルアンプ100´についても同様である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
110 積分回路(積分手段)
120 量子化回路(比較手段)
130 パルス幅調整回路(パルス幅調整手段)
140 セレクタ(切替手段)
150 遅延回路
160 ローパスフィルタ
200 消音制御回路(下限パルス幅制御手段、閾値制御手段)
300 パルス密度測定回路(測定手段)
400 遷移パルス生成回路(生成手段)
Claims (11)
- ΔΣ変調信号と入力信号との差分値を積分して積分値を得る積分手段と、
上記積分値を閾値と比較して比較結果に対応する上記ΔΣ変調信号を生成する比較手段と、
上記ΔΣ変調信号を構成する各パルスのパルス幅を、下限パルス幅を下回らないように拡幅するパルス幅調整手段であって、ΔΣ変調を停止するまでの間、上記下限パルス幅を逐次低下させるパルス幅調整手段とを備えており、
上記下限パルス幅は、上記積分手段及び上記比較手段の動作クロックの周期よりも長い
ことを特徴とするΔΣ変調装置。 - ΔΣ変調を停止するまでの間、上記閾値の大きさを逐次低下させる閾値制御手段をさらに備えている、
ことを特徴とする請求項1記載のΔΣ変調装置。 - ΔΣ変調を停止する前に、上記ΔΣ変調信号のパルス密度を測定する測定手段と、
測定された上記パルス密度に一致する初期パルス密度を有し、かつ、パルス密度が逐次低下するデジタル信号を生成する生成手段と、
出力する信号を上記ΔΣ変調信号から上記デジタル信号に切り替える切替手段と、を更に備えている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のΔΣ変調装置。 - 上記切替手段は、上記ΔΣ変調信号と入力信号の差分値を積分して得られる1次積分値が0を含む所定の範囲内にあるとき、出力する信号を上記ΔΣ変調信号から上記デジタル信号に切り替える、
ことを特徴とする請求項3に記載のΔΣ変調装置。 - ΔΣ変調を停止するまでの間、ΔΣ変調信号を構成する単位パルスのパルス幅を遂次低下させるパルス幅調整手段を備えているΔΣ変調装置であって、
上記ΔΣ変調信号と入力信号との差分値を積分して積分値を得る積分手段と、
上記積分値を閾値と比較して比較結果に対応する上記ΔΣ変調信号を生成する比較手段と、
ΔΣ変調を停止するまでの間、上記閾値の大きさを逐次低下させる閾値制御手段と、をさらに備えている、
ことを特徴とするΔΣ変調装置。 - ΔΣ変調を停止するまでの間、ΔΣ変調信号を構成する単位パルスのパルス幅を遂次低下させるパルス幅調整手段を備えているΔΣ変調装置であって、
ΔΣ変調を停止する前に、上記ΔΣ変調信号のパルス密度を測定する測定手段と、
測定された上記パルス密度に一致する初期パルス密度を有し、かつ、パルス密度が逐次低下するデジタル信号を生成する生成手段と、
出力する信号を上記ΔΣ変調信号から上記デジタル信号に切り替える切替手段と、を更に備え、
上記切替手段は、上記ΔΣ変調信号と入力信号の差分値を積分して得られる1次積分値が0を含む所定の範囲内にあるとき、出力する信号を上記ΔΣ変調信号から上記デジタル信号に切り替える、
ことを特徴とするΔΣ変調装置。 - ΔΣ変調装置におけるΔΣ変調の停止方法であって、
積分手段を用いて、ΔΣ変調信号と入力信号との差分値を積分して積分値を得る積分工程と、
比較手段を用いて、上記積分値を閾値と比較して比較結果に対応する上記ΔΣ変調信号を生成する比較工程と、
上記ΔΣ変調信号を構成する各パルスのパルス幅を、下限パルス幅を下回らないように拡幅するパルス幅調整工程であって、ΔΣ変調を停止するまでの間、上記下限パルス幅が逐次低下するパルス幅調整工程とを含んでおり、
上記下限パルス幅は、上記積分手段及び上記比較手段の動作クロックの周期よりも長い
ことを特徴とするΔΣ変調の停止方法。 - ΔΣ変調装置におけるΔΣ変調の停止方法であって、
ΔΣ変調を停止するまでの間、ΔΣ変調信号を構成する単位パルスのパルス幅を逐次低下させるパルス幅調整工程を含んでおり、
上記ΔΣ変調信号と入力信号との差分値を積分して積分値を得る積分工程と、
上記積分値を閾値と比較して比較結果に対応する上記ΔΣ変調信号を生成する比較工程と、
ΔΣ変調を停止するまでの間、上記閾値の大きさを逐次低下させる閾値制御工程と、
を更に含んでいる、
ことを特徴とするΔΣ変調の停止方法。 - ΔΣ変調装置におけるΔΣ変調の停止方法であって、
ΔΣ変調を停止するまでの間、ΔΣ変調信号を構成する単位パルスのパルス幅を逐次低下させるパルス幅調整工程を含んでおり、
ΔΣ変調を停止する前に、上記ΔΣ変調信号のパルス密度を測定する測定工程と、
測定された上記パルス密度に一致する初期パルス密度を有し、かつ、パルス密度が逐次低下するデジタル信号を生成する生成工程と、
出力する信号を上記ΔΣ変調信号から上記デジタル信号に切り替える切替工程と、を更に含み、
上記切替工程では、上記ΔΣ変調信号と入力信号の差分値を積分して得られる1次積分値が0を含む所定の範囲内にあるとき、出力する信号を上記ΔΣ変調信号から上記デジタル信号に切り替える
ことを特徴とするΔΣ変調の停止方法。 - デジタルシグナルプロセッサを請求項1から6までの何れか1項に記載のΔΣ変調装置として動作させるためのプログラムであって、
上記デジタルシグナルプロセッサを、上記ΔΣ変調装置が備えている各手段として機能させるプログラム。 - 請求項10に記載のプログラムを記録している、デジタルシグナルプロセッサ読み取り可能な記録媒体。
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