JP4884778B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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本発明は車両のエンジンと自動変速機を制御する車両用制御装置に関する。
車両用制御装置として、特許文献1に記載の如く、エンジン総合制御装置内にエンジン制御装置(以下、ECU)と自動変速機制御装置(以下、ECT)を有し、共通の車速信号線を用いてエンジン制御と自動変速機制御を行なうものがある。
また、ECUにおいて、車両の車速が制限速度(車速信号が例えば180km/h)に達したときに、エンジンへの燃料噴射の停止又はスロットル弁の閉鎖により、エンジンの出力を抑制し、車速を制限速度以下に制限する車速制限機能(スピードリミッタ)を備えるものがある。
図9は、このような車両用制御装置を示すものであり、1はECU、2はECT、3は自動変速機(オートマチックトランスッション)、4は手動シフト操作部(トランスミッションコントロールスイッチ)、5はスロットルポジションセンサ、6はエンジン総合制御装置を示す。自動変速機3の出力軸回転数から採取される車速信号3AがECU1、ECT2に送信され、自動変速機3の入力軸回転数である入力軸回転数信号3BがECT2に送信され、自動変速機3の油温であるAT油温信号3CがECT2に送信される。手動操作シフト部4に加えられた手動変速段数に対応するシフトレンジアップ・ダウン信号4AはECT2に送信される。スロットルポジションセンサ5が検出したスロットル開度信号5AがECU1、ECT2に送信される。ECT2は、車速信号3A、入力軸回転数信号3B、AT油温信号3C、シフトレンジアップ・ダウン信号4A、スロットル開度信号5Aに基づき、自動変速機3のクラッチ、ブレーキ、ライン圧を制御するためのリニアソレノイド制御操作部に対しリニアソレノイド制御信号2Aを送信するとともに、車速信号3A、入力軸回転数信号3B、AT油温信号3C、シフトレンジアップ・ダウン信号4A、スロットル開度信号5Aに基づき、自動変速機3のシフト位置を設定するシフトバルブを切換えるためのトランスミッションソレノイド制御操作部に対しトランスミッションソレノイド制御信号2Bを送信する。
特開2003-269601
近年、サーキット等においてスポーツ走行を行なうに際し、車両のECUに設定されている制限速度以上の車速で走行を行なえるようにするため、ECUの車速制限機能を解除する車速制限解除回路7を用いるものがある(図9)。車速制限解除回路7は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度(車速信号が例えば175km/h)を越えるに至ったとき、ECUに制限速度未満の疑似車速(例えば175km/h)信号を送信し、車速制限機能を解除可能にするものである。
しかしながら、ECUとECTに共通の車速信号線を接続している場合には、車速制限解除回路7がECUに疑似車速信号を送信して車速制限機能を解除しているときに、ECTにも実車速と異なる疑似車速信号が送信されてしまう。このとき、ECTは実車速に対応する自動変速機の入力軸回転数信号を受信しており、実車速と異なる疑似車速信号と実車速に対応する自動変速機の入力軸回転数信号を同時に受信することの矛盾により、ECTにより制御される自動変速機の制御操作部(ソレノイド等)に異常を生じたものと誤認識し、自動変速機に対する制御動作に不具合を生ずる。
本発明の課題は、ECUによる車速制限機能を解除した場合においても、自動変速機を安定的に制御可能にすることにある。
請求項1の発明は、エンジン総合制御装置内にエンジン制御装置と自動変速機制御装置を有し、共通の車速信号線を用いてエンジン制御と自動変速機制御を行ない、エンジン制御装置が車両の車速を制限速度以下に制限する車速制限機能を備えてなる車両用制御装置において、エンジン総合制御装置と自動変速機の間に制御補助装置を介装し、制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、エンジン総合制御装置のエンジン制御装置と自動変速機制御装置に制限速度未満の疑似車速信号を送信するとともに、この疑似車速信号に対応する自動変速機の疑似入力軸回転数信号を自動変速機制御装置に送信することにより、エンジン制御装置の車速制限機能を解除するとともに、実車速に基づいて自動変速機を制御するようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、自動変速機制御装置が出力する自動変速機の制御操作部に対する制御信号を該自動変速機の制御操作部に相当する疑似負荷に受信するようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項の発明において更に、前記制御補助装置の疑似負荷であって、自動変速機のリニアソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷が、電界効果トランジスタを有し、電界効果トランジスタのゲート端子にリニアソレノイド制御プラス側端子を接続し、電界効果トランジスタのドレイン端子にDCDCコンバータを接続し、電界効果トランジスタのソース端子に抵抗を介してリニアソレノイド制御マイナス側端子を接続するようにしたものである
請求項4の発明は、請求項の発明において更に、前記制御補助装置の疑似負荷であって、自動変速機のトランスミッションソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷が、抵抗を有し、抵抗の一端にトランスミッションソレノイド制御プラス側端子を接続し、抵抗の他端を接地するようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において更に、前記制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、手動シフト操作部に加えられた手動変速段数の実車速に対する有効段数を算定し、当該有効段数に基づく手動シフト位置信号を自動変速機制御装置に送信するようにしたものである。
(請求項1)
(a)エンジン総合制御装置内のECUとECTに共通の車速信号線を接続し、制御補助装置がECUの車速制限機能を解除したとき、制御補助装置が実車速に基づいて自動変速機を制御するから、自動変速機に対する制御動作に不具合を生じない。
(b)制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、エンジン総合制御装置内のECUとECTに疑似車速信号を送信するとともに、この疑似車速信号に対応する自動変速機の疑似入力軸回転数信号をECTに送信する。従って、ECTは、疑似車速信号と、疑似車速信号に対応する自動変速機の疑似入力軸回転数信号を同時に受信することで矛盾なく、ECTにより制御される自動変速機の制御操作部(ソレノイド等)に故障を生じたとの誤認識をすることがない。これにより、ECTの故障記憶装置に上述の故障を記憶させ、自動変速機の制御をセーフモードとして走行不安定にする不都合がなく、車両の実車速が監視速度以下に復元し、自動変速機の制御が制御補助装置によるものからECTによるものに切換わったとき、自動変速機をスムースに通常制御できる。
(請求項
(c)制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、ECTが出力する自動変速機の制御操作部(ソレノイド等)に対する制御信号を該自動変速機の制御操作部に相当する疑似負荷に受信する。従って、ECTは、自動変速機の制御操作部(ソレノイド等)を制御しているものと認識し、それら制御操作部に故障を生じたとの誤認識をすることがない。これにより、ECTの故障記憶装置に上述の故障を記憶させ、自動変速機の制御をセーフモードとして走行不安定にする不都合をなくし、車両の実車速が監視速度以下に復元し、自動変速機の制御が制御補助装置によるものからECTによるものに切換わったとき、自動変速機をスムースに通常制御できる。
(請求項
(d)制御補助装置の疑似負荷であって、自動変速機のリニアソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷が、電界効果トランジスタを有し、電界効果トランジスタのゲート端子にリニアソレノイド制御プラス側端子を接続し、電界効果トランジスタのドレイン端子にDCDCコンバータを接続し、電界効果トランジスタのソース端子に抵抗を介してリニアソレノイド制御マイナス側端子を接続するようにした。これにより、疑似負荷を構成する抵抗を定格電力の少ない抵抗にすることができるため、電界効果トランジスタとDCDCコンバータを含んだ容積が小さくなる。消費電力量(発熱)も1/10以下になるため周囲の部品への影響が少なくなり、部品をより集積して基板に実装できる。
(請求項
(e)制御補助装置の疑似負荷であって、自動変速機のトランスミッションソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷が、抵抗を有し、抵抗の一端にトランスミッションソレノイド制御プラス側端子を接続し、抵抗の他端を接地するようにした。これにより、疑似負荷を構成する抵抗がある程度大きい値の抵抗でもECTに短絡・断線と判断されないため、消費電力量(発熱)を少なくすることができ、部品を集積して基板に実装できる。
(請求項
(f)制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、手動シフト操作部に加えられた手動変速段数の実車速に対する有効段数を算定し、当該有効段数に基づく手動シフト位置信号をECTに送信する。これにより、有効段数に基づく手動シフト位置信号をECTに送信しておき、車両の実車速が監視速度以下に復元し、自動変速機の制御が制御補助装置によるものからECTによるものに切換わったとき、ECTが手動シフト位置を誤認識することのない準備がなされる。また、ECTからECUを介して手動シフト位置表示部に表示される手動シフト位置の表示も正しくなされる。
図1は車両用制御装置による車速制限機能解除前の制御状態を示す模式図、図2は車両用制御装置による車速制限機能解除後の制御状態を示す模式図、図3は車両への車両用制御装置の取付状態を示す模式図、図4は自動変速機制御装置によるリニアソレノイド制御回路を示す回路図、図5はリニアソレノイドに相当する疑似負荷回路の一例を示す回路図、図6はリニアソレノイドに相当する疑似負荷回路の他の例を示す回路図、図7は自動変速機制御装置によるトランスミッションソレノイド制御回路を示す回路図、図8はトランスミッションソレノイドに相当する疑似負荷回路の一例を示す回路図、図9は従来の車両用制御装置を示す模式図である。
車両用制御装置100は、図1〜図3に示す如く、エンジン総合制御装置70内にECU(エンジン制御装置)10とECT(自動変速機制御装置)20を有する。ECU10はエンジンの各種電子制御装置を制御する。ECT20は自動変速機30を制御する。
車両用制御装置100は、手動シフト操作部(トランスミッションコントロールスイッチ)40、スロットルポジションセンサ50を付帯的に有する。車両用制御装置100は、ECU10とECT20の間にVAC(制御補助装置)60を介装する。VAC60は、図3に示す如く、VAC60から延在する2本のハーネス71、72のカプラ71A、72Aを、ECU10及びECT20の側のカプラ71Bと、自動変速機30の側のカプラ72Bのそれぞれに接続することにより、車両側の配線を切断することなく取付けできる。VAC60は、ハーネス71、72を車両の隔壁に通し、車室内に設置される。
車両用制御装置100にあっては、自動変速機30の出力軸回転数から採取される車速信号31AがVAC60の入力回路61Aに送信され、VAC60の出力回路61Bから出力される車速信号31B又は疑似車速信号31CがECU10、ECT20に送信される。また、自動変速機30の入力軸回転数である入力軸回転数信号32AがVAC60の入力回路62Aに送信され、VAC60の出力回路62Bから出力される入力軸回転数信号32B又は疑似入力軸回転数信号32CがECT20に送信される。また、自動変速機30の油温であるAT油温信号33AがECU10、ECT20、VAC60の監視回路67Aに送信される。
車両用制御装置100は、手動シフト操作部40に加えられた手動変速段数に対応するシフトレンジアップ・ダウン信号41AがVAC60の入力回路63Aに送信され、VAC60の出力回路63Bから出力されるシフトレンジアップ・ダウン信号41BがECT20に送信される。また、スロットルポジションセンサ50が検出したスロットル開度信号51AがECU10、ECT20、VAC60の監視回路66Aに送信される。
車両用制御装置100において、ECT20は、車速信号31B又は疑似車速信号31C、入力軸回転数信号32B又は疑似入力軸回転数信号32C、AT油温信号33A、シフトレンジアップ・ダウン信号41B、スロットル開度信号51Aに基づき、自動変速機30のクラッチ、ブレーキ、ライン圧を制御するためのリニアソレノイド制御操作部に対しリニアソレノイド制御信号21AをVAC60の入力回路64A又は疑似負荷回路64Cに送信する。また、ECT20は、車速信号31B又は疑似車速信号31C、入力軸回転数信号32B又は疑似入力軸回転数信号32C、AT油温信号33A、シフトレンジアップ・ダウン信号41B、スロットル開度信号51Aに基づき、自動変速機30のシフト位置を設定するシフトバルブを切換えるためのトランスミッションソレノイド制御操作部に対しトランスミッションソレノイド制御信号22AをVAC60の入力回路65A又は疑似負荷回路65Cに送信する。
車両用制御装置100において、VAC60は、出力回路64Bから出力されるリニアソレノイド制御信号21Bを自動変速機30のリニアソレノイド制御操作部に送信する。また、VAC60は、出力回路65Bから出力されるトランスミッションソレノイド制御信号22Bを自動変速機30のトランスミッションソレノイド制御操作部に送信する。
即ち、車両用制御装置100にあっては、共通の車速信号線(車速信号31B、疑似車速信号31C)がECU10、ECT20に接続される。
また、車両用制御装置100において、ECU10は車両の車速が制限速度(車速信号が例えば180km/h)に達したときに、エンジンへの燃料噴射の停止又はスロットル弁の閉鎖により、エンジンの出力を抑制し、車速を制限速度以下に制限する車速制限機能(スピードリミッタ)を備える。
また、車両用制御装置100において、VAC60は入力回路61Aに入力する車速信号31Aを常時監視し、車両の実車速(車速信号31A)が制限速度未満の監視速度(例えば175km/h)を越えるに至ったとき、ECU10の車速制限機能を解除するとともに、実車速に基づいて自動変速機30を制御する。即ち、車両用制御装置100は、VAC60が監視する車両の上述実車速が車両制限機能解除前の上述監視速度未満であれば、図1に示す如くのECT20による自動変速機30の制御動作を行ない、車両の実車速が車速制限機能解除に入る上述監視速度を越えると、図2に示す如くのVAC60による自動変速機30の制御動作を行なう。以下、(A)ECT20による自動変速機30の制御動作、(B)VAC60による自動変速機30の制御動作について説明する。
(A)ECT20による自動変速機30の制御動作(図1)
自動変速機30から採取された車速信号31AがVAC60の入力回路61Aに入り、VAC60の出力回路61Bが車速信号31Aをそのまま車速信号31BとしてECU10、ECT20に送信する。
自動変速機30の入力軸回転数信号32AがVAC60の入力回路62Aに入り、VAC60の出力回路62Bが入力軸回転数信号32Aをそのまま入力軸回転数信号32BとしてECT20に送信する。
自動変速機30のAT油温信号33AがECU10、ECT20、VAC60の監視回路67Aに送信される。
手動シフト操作部40のシフトレンジアップ・ダウン信号41AがVAC60の入力回路63Aに入り、VAC60の出力回路63Bがシフトレンジアップ・ダウン信号41Aをそのままシフトレンジアップ・ダウン信号41BとしてECT20に送信する。
スロットルポジションセンサ50のスロットル開度信号51AがECU10、ECT20、VAC60の監視回路66Aに送信される。
ECT20は、車速信号31B、入力軸回転数信号32B、AT油温信号33A、シフトレンジアップ・ダウン信号41B、スロットル開度信号51Aに基づき、自動変速機30のクラッチ、ブレーキ、ライン圧を制御するためのリニアソレノイド制御信号21Aを演算する。このリニアソレノイド制御信号21AをVAC60の入力回路64Aに送信し、VAC60の出力回路64Bがリニアソレノイド制御信号21Aをそのままリニアソレノイド制御信号21Bとして自動変速機30のリニアソレノイド制御操作部に送信する。
同時に、ECT20は、車速信号31B、入力軸回転数信号32B、AT油温信号33A、シフトレンジアップ・ダウン信号41B、スロットル開度信号51Aに基づき、自動変速機30のシフト位置を設定するシフトバルブを切換えるためのトランスミッションソレノイド制御信号22Aを演算する。このトランスミッションソレノイド制御信号22AをVAC60の入力回路65Aに送信し、VAC60の出力回路65Bがトランスミッションソレノイド制御信号22Aをそのままトランスミッションソレノイド制御信号22Bとして自動変速機30のトランスミッションソレノイド制御操作部に送信する。
以上により、VAC60が監視する車両の実車速が車速制限機能解除前の監視速度未満であるとき、ECT20により自動変速機30を制御できる。
(B)VAC60による自動変速機30の制御動作(図2)
自動変速機30から採取された車速信号31AがVAC60の入力回路61Aに入る。
自動変速機30の入力軸回転数信号32AがVAC60の入力回路62Aに入る。
自動変速機30のAT油温信号33AがECU10、ECT20、VAC60の監視回路67Aに送信される。
手動シフト操作部40のシフトレンジアップ・ダウン信号41AがVAC60の入力回路63Aに入る。
スロットルポジションセンサ50のスロットル開度信号51AがECU10、ECT20、VAC60の監視回路66Aに送信される。
VAC60は、車速信号31A、入力軸回転数信号32A、AT油温信号33A、シフトレンジアップ・ダウン信号41A、スロットル開度信号51Aに基づき、自動変速機30のクラッチ、ブレーキ、ライン圧を制御するためのリニアソレノイド制御信号21Bを演算する。このリニアソレノイド制御信号21BをVAC60の出力回路64Bから自動変速機30のリニアソレノイド制御操作部に送信する。
同時に、VAC60は、車速信号31A、入力軸回転数信号32A、AT油温信号33A、シフトレンジアップ・ダウン信号41A、スロットル開度信号51Aに基づき、自動変速機30のシフト位置を設定するシフトバルブを切換えるためのトランスミッションソレノイド制御信号22Bを演算する。このトランスミッションソレノイド制御信号22BをVAC60の出力回路65Bから自動変速機30のトランスミッションソレノイド制御操作部に送信する。
以上により、VAC60が監視する車両の実車速が車速制限機能解除に入る監視速度を越えるとき、VAC60により自動変速機30を制御できる。
車両用制御装置100が上述(B)の制御動作を行なうときには、ECT20と自動変速機30の間での制御信号の送受信が遮断される。ECT20が自動変速機30との送受信を遮断されたことにより、ECT20が自動変速機30の制御操作部(ソレノイド等)に故障を生じたと誤認識すると、この誤認識に基づく故障情報がECT20の故障記憶装置に記憶され続け、この記憶はエンジンの再始動の有無に関係なく解除されないという不都合を招く。そこで、VAC60にあっては、上述(B)の制御動作に際し、ECT20が自動変速機30の制御操作部(ソレノイド等)に故障を生じたと誤認識することのないように、以下の疑似制御動作を行なう。
(1)疑似車速信号31Cと疑似入力軸回転数信号32C
VAC60は、車両の実車速が車速制限機能解除に入る監視速度を越えるに至ったとき、ECU10とECT20に前述の疑似車速信号31Cを送信するとともに、この疑似車速信号31Cに対応する自動変速機30の前述した疑似入力軸回転数信号32CをECT20に送信する。
疑似車速信号31Cの疑似車速は、車速制限機能(スピードリミッタ)として設定されている制限速度未満であれば良く、例えば監視速度と同一速度を採用できる。疑似入力軸回転数信号32Cの疑似入力軸回転数は、ECT20が送信する前述のトランスミッションソレノイド制御信号22Aに対応するシフト位置と、上述の疑似車速信号31Cの疑似車速により算定される。
これにより、ECT20は、疑似車速信号31Cと、疑似車速信号31Cに対応する疑似入力軸回転数信号32Cを同時に受信することで矛盾なく、ECT20により制御される自動変速機30の制御操作部(ソレノイド等)に故障を生じたとの誤認識をすることがない。
(2)疑似負荷回路64Cと疑似負荷回路65C
VAC60は、車両の実車速が車速制限機能解除に入る監視速度を越えるに至ったとき、ECT20が出力する自動変速機30の制御操作部たるリニアソレノイド制御操作部とトランスミッションソレノイド制御操作部のそれぞれに対する制御信号21A、22Aを、自動変速機30のリニアソレノイド制御操作部とトランスミッションソレノイド制御操作部のそれぞれに相当する疑似負荷回路64C、65Cに受信する。
以下、疑似負荷回路64Cの具体的構成について説明する。
図4はECT20により自動変速機30のリニアソレノイド制御操作部を制御する制御系統図を示す。ECT20内のトランジスタ(以下Tr1)にて例えばクラッチ用リニアソレノイド(以下SL1)を駆動し、マイナス側端子の電圧V2(R2の電圧降下)によりECT20はSL1に流れる電流(例えばクラッチのライン圧が目標値になる目標電流)を監視している。このとき、SL1の抵抗値は5.0〜5.6Ωであるため、R1を5.0Ωとした場合には、Tr1がオンの際のV2を1〔V〕とするとSL1を流れる電流Iは、
I=(12−V2)/R1=(12−1)/5.0=2.2〔A〕
となる。また、R2は
R2=V2/I=1/2.2≒0.45〔Ω〕
となる。
図5はVAC60の疑似負荷回路64Cとして、SL1の代わりに疑似負荷R3を付けた場合を示す。このとき、VAC60は、ECT20の制御を介さず独自に自動変速機30の制御を行なう。ECT20にSL1を制御していると認識させるためにはTr1がオンの際のV2をSL1の場合と同じ1〔V〕とする必要がある。そのためには、R3=R1=5.0〔Ω〕となる。R2=0.45〔Ω〕であるからR2に流れる電流Iは図4の場合と同じ(1/0.45≒)2.2〔A〕となる。R3にもR2と同じ電流Iが流れるため、R3での消費電力W3は、
W3=R3×I2=5.0×(2.2)2=24.2〔W〕
となり、消費電力量が多く発熱し易く、余り好ましくない。
図6はVAC60の疑似負荷回路64Cとして、SL1の代わりに、電界効果トランジスタを有し、電界効果トランジスタのゲート端子にリニアソレノイド制御プラス側端子を接続し、電界効果トランジスタのドレイン端子にDCDCコンバータを接続し、電界効果トランジスタのソース端子に抵抗を介してリニアソレノイド制御マイナス側端子を接続したものである。Tr1が電界効果トランジスタをオンすることによりDCDCコンバータで作成された2〔V〕がR4側に出力される回路である。
ECT20にSL1を制御していると認識させるためには、Tr1がオンの際のV2をSL1の場合と同じ1〔V〕とする必要がある。この場合、R2を流れる電流Iは図5の場合と同様に2.2〔A〕となる。R4にもR2と同じ電流Iが流れ、電界効果トランジスタでの電圧降下を無視すると、R4での電圧降下V4は(2-1=)1〔V〕と近似される。これにより、
R4=V4/I=1/2.2≒0.45〔Ω〕
となる。また、R4での消費電力W4は、
W4=V4×I=1×2.2=2.2〔W〕
となり、図5の場合のR3での消費電力と比較して1/10以下とすることができる。
これにより、R4はR3に比べ定格電力の少ない抵抗で可能なため、格段に体積が小さくなり、DCDCコンバータ、電界効果トランジスタと合わせてもR3より小さくなる。また、消費電力量(発熱)も1/10以下となっているため周囲の部品への影響が少なくなり、より部品を集積して基板に実装することが可能となる。
次に、疑似負荷回路65Cの具体的構成について説明する。
図7はECT20により自動変速機30のトランスミッションソレノイド制御操作部を制御する制御系統図を示す。ECT20内のトランジスタ(以下Tr2)にてトランスミッションソレノイド(以下S1)を駆動し、電圧モニタ端子の電圧V5によりECT20はS1への線路の短絡・断線を監視している。このとき、S1の抵抗値は5.0〜5.6〔Ω〕であるため、R7を5.0〔Ω〕、R6を0.5〔Ω〕、R6・R7を流れる電流をI2とした場合には、Tr2がオンの際のV5はTr2での電圧降下を無視すると、
V5=R7×I2≒R7×(12/(R6+R7))=5.0×(12/5.5)≒10.9〔V〕
と近似できる。このV5があるしきい値1(例えば9.0〔V〕)より小さい場合には短絡と判断される。また、Tr2がオフになった際にはV5は0〔V〕となるが、これがあるしきい値2(例えば5.0〔V〕)より大きい場合には断線と判断される。
図8はVAC60の疑似負荷回路65Cとして、S1の代わりに、抵抗R8を有し、抵抗R8の一端にトランスミッションソレノイド制御プラス側端子を接続し、抵抗R8の他端を接地した場合を示す。このとき、VAC60は、ECT20の制御を介さず独自に自動変速機30の制御を行なう。ECT20にS1を制御していると認識させるためにはTr2がオンの際のV5をあるしきい値1(例えば9.0〔V〕)より大きくし、Tr2がオフになった際にはV5をあるしきい値2(例えば5.0〔V〕)より小さくする必要がある。
今、R8を680〔Ω〕とするとTr2がオンの際のV5は、R6とR8に流れる電流をI3とし、Tr2での電圧降下を無視すると、
V5=R8×I3≒R8×(12/(R6+R8))=680×(12/(0.5+680))≒11.99
と近似でき、図7の際のV5より大きいため、ECT20に短絡と判断されない。また、Tr2がオフになった際にはR8を介してアースされているため0〔V〕となり、あるしきい値2(例えば5.0〔V〕)より小さいため、ECT20に断線と判断されない。
Tr2がオンの際のR8での消費電力W8は、
W8=R8×I32=R8×(12/(R6+R8))2=680×(12/(0.5+680))2
≒0.21〔W〕
となり、発熱量はわずかである。このようにR8はある程度大きい値の抵抗でもECT20に短絡・断線と判断されず、消費電力も少ないことから図8の疑似負荷回路で問題なく部品を集積して基板に実装することが可能となる。
(3)シフトレンジアップ・ダウン信号41B
VAV60は、車両の実車速が車速制限機能解除に入る監視速度を越えるに至ったとき、手動シフト操作40に加えられた手動変速段数の実車速に対する有効段数を算定する。例えば、実車速(車速信号31A)200km/hでシフト位置が6速のときには、自動変速機30の性能上、5速まで1段だけのシフトダウンが許される。このとき、手動操作部40に加えられた手動変速段数が2段以上であれば、VAC60は2段目からのシフトダウンを無効にし、有効段数を1段とする。そして、VAC60は、当該有効段数に基づくシフトレンジアップ・ダウン信号41B(手動シフト位置信号)を出力回路63BからECT20に送信する。
これにより、ECT20は、実車速(車速信号31A)を認識していなくても、手動シフト位置を誤認識することがない。また、ECT20からECU10を介して行なう手動シフト位置表示部への手動シフト位置の表示も正しくなされる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)エンジン総合制御装置70のECU10とECT20に共通の車速信号線を接続し、VAC60がECU10の車速制限機能を解除したとき、VAC60が実車速に基づいて自動変速機30を制御するから、自動変速機30に対する制御動作に不具合を生じない。
(b)VAC60は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、エンジン総合制御装置70のECU10とECT20に疑似車速信号を送信するとともに、この疑似車速信号に対応する自動変速機30の疑似入力軸回転数信号をECT20に送信する。従って、ECT20は、疑似車速信号と、疑似車速信号に対応する自動変速機30の疑似入力軸回転数信号を同時に受信することで矛盾なく、ECT20により制御される自動変速機30の制御操作部(ソレノイド等)に故障を生じたとの誤認識をすることがない。これにより、ECT20の故障記憶装置に上述の故障を記憶させ、自動変速機30の制御をセーフモードとして走行不安定にする不都合がなく、車両の実車速が監視速度以下に復元し、自動変速機30の制御がVAC60によるものからECT20によるものに切換わったとき、自動変速機30をスムースに通常制御できる。
(c)VAC60は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、ECT20が出力する自動変速機30の制御操作部(ソレノイド等)に対する制御信号を該自動変速機30の制御操作部に相当する疑似負荷回路64C、65Cに受信する。従って、ECT20は、自動変速機30の制御操作部(ソレノイド等)を制御しているものと認識し、それら制御操作部に故障を生じたとの誤認識をすることがない。これにより、ECT20の故障記憶装置に上述の故障を記憶させ、自動変速機30の制御をセーフモードとして走行不安定にする不都合をなくし、車両の実車速が監視速度以下に復元し、自動変速機30の制御がVAC60によるものからECT20によるものに切換わったとき、自動変速機30をスムースに通常制御できる。
(d)VAC60の疑似負荷回路64Cであって、自動変速機30のリニアソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷回路64Cが、電界効果トランジスタを有し、電界効果トランジスタのゲート端子にリニアソレノイド制御プラス側端子を接続し、電界効果トランジスタのドレイン端子にDCDCコンバータを接続し、電界効果トランジスタのソース端子に抵抗を介してリニアソレノイド制御マイナス側端子を接続するようにした。これにより、疑似負荷を構成する抵抗を定格電力の少ない抵抗にすることができるため、電界効果トランジスタとDCDCコンバータを含んだ容積が小さくなる。消費電力量(発熱)も1/10以下になるため周囲の部品への影響が少なくなり、部品をより集積して基板に実装できる。
(e)VAC60の疑似負荷回路65Cであって、自動変速機30のトランスミッションソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷回路65Cが、抵抗を有し、抵抗の一端にトランスミッションソレノイド制御プラス側端子を接続し、抵抗の他端を接地するようにした。これにより、疑似負荷回路65Cを構成する抵抗がある程度大きい値の抵抗でもECTに短絡・断線と判断されないため、消費電力量(発熱)を少なくすることができ、部品を集積して基板に実装できる。
(f)VAC60は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、手動シフト操作部40に加えられた手動変速段数の実車速に対する有効段数を算定し、当該有効段数に基づく手動シフト位置信号をECT20に送信する。これにより、有効段数に基づく手動シフト位置信号をECT20に送信しておき、車両の実車速が監視速度以下に復元し、自動変速機30の制御がVAC60によるものからECT20によるものに切換わったとき、ECT20が手動シフト位置を誤認識することのない準備がなされる。また、ECT20からECU10を介して手動シフト位置表示部に表示される手動シフト位置の表示も正しくなされる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に
限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は車両用制御装置による車速制限機能解除前の制御状態を示す模式図である。 図2は車両用制御装置による車速制限機能解除後の制御状態を示す模式図である。 図3は車両への車両用制御装置の取付状態を示す模式図である。 図4は自動変速機制御装置によるリニアソレノイド制御回路を示す回路図である。 図5はリニアソレノイドに相当する疑似負荷回路の一例を示す回路図である。 図6はリニアソレノイドに相当する疑似負荷回路の他の例を示す回路図である。 図7は自動変速機制御装置によるトランスミッションソレノイド制御回路を示す回路図である。 図8はトランスミッションソレノイドに相当する疑似負荷回路の一例を示す回路図である。 図9は従来の車両用制御装置を示す模式図である。
符号の説明
10 ECU(エンジン制御装置)
20 ECT(自動変速機制御装置)
21A、21B リニアソレノイド制御信号
22A、22B トランスミッションソレノイド制御信号
30 自動変速機
31A、31B 車速信号
31C 疑似車速信号
32A、32B 入力軸回転数信号
32C 疑似入力軸回転数信号
40 シフト操作部
41A、41B シフトレンジアップ・ダウン信号(手動シフト位置信号)
60 VAC(制御補助装置)
64C、65C 疑似負荷回路
70 エンジン総合制御装置
100 車両用制御装置

Claims (5)

  1. エンジン総合制御装置内にエンジン制御装置と自動変速機制御装置を有し、共通の車速信号線を用いてエンジン制御と自動変速機制御を行ない、エンジン制御装置が車両の車速を制限速度以下に制限する車速制限機能を備えてなる車両用制御装置において、
    エンジン総合制御装置と自動変速機の間に制御補助装置を介装し、
    制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、エンジン総合制御装置のエンジン制御装置と自動変速機制御装置に制限速度未満の疑似車速信号を送信するとともに、この疑似車速信号に対応する自動変速機の疑似入力軸回転数信号を自動変速機制御装置に送信することにより、エンジン制御装置の車速制限機能を解除するとともに、実車速に基づいて自動変速機を制御することを特徴とする車両用制御装置。
  2. 前記制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、自動変速機制御装置が出力する自動変速機の制御操作部に対する制御信号を該自動変速機の制御操作部に相当する疑似負荷に受信する請求項に記載の車両用制御装置。
  3. 前記制御補助装置の疑似負荷であって、自動変速機のリニアソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷が、電界効果トランジスタを有し、電界効果トランジスタのゲート端子にリニアソレノイド制御プラス側端子を接続し、電界効果トランジスタのドレイン端子にDCDCコンバータを接続し、電界効果トランジスタのソース端子に抵抗を介してリニアソレノイド制御マイナス側端子を接続する請求項に記載の車両用制御装置。
  4. 前記制御補助装置の疑似負荷であって、自動変速機のトランスミッションソレノイド制御操作部に相当する疑似負荷が、抵抗を有し、抵抗の一端にトランスミッションソレノイド制御プラス側端子を接続し、抵抗の他端を接地する請求項に記載の車両用制御装置。
  5. 前記制御補助装置は、車両の実車速が制限速度未満の監視速度を越えるに至ったとき、手動シフト操作部に加えられた手動変速段数の実車速に対する有効段数を算定し、当該有効段数に基づく手動シフト位置信号を自動変速機制御装置に送信する請求項1〜のいずれかに記載の車両用制御装置。
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