JP4882751B2 - 冷却装置 - Google Patents

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本発明は、冷却装置に関し、より詳細には、自動販売機の本体キャビネットに並設される複数の商品収容庫を所望の温度状態にする冷却装置に関する。
図4は、従来の冷却装置が適用された自動販売機を正面側から見た断面図であり、図5は、図4に示した自動販売機の断面側面図である。これら図4および図5において、自動販売機は、本体キャビネット1を備えている。
本体キャビネット1は、前面が開口した直方状の断熱筐体として形成されたものである。この本体キャビネット1には、その前面に外扉2と内扉3とが設けられており、その内部に例えば2つの断熱仕切板4によって仕切られた3つの独立した商品収容庫5a,5b,5cが左右に並んだ態様で設けられている。外扉2は、本体キャビネット1の前面開口1aを開閉するためのものである。内扉3は、商品収容庫5a,5b,5cの前面を開閉するためのものである。商品収容庫5a,5b,5cは、飲料缶やペットボトルを所望の温度に維持した状態で収容するためのものである。
商品収容庫5a,5b,5cには、それぞれ商品収納ラック6、搬出機構7および商品搬出シュータ8が設けられている。商品収納ラック6は、缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を上下方向に沿って並ぶ態様で収納するためのものである。搬出機構7は、商品収納ラック6の下部に設けられており、この商品収納ラック6に収納された商品群のうち最下部にある商品を一つずつ搬出するためのものである。商品搬出シュータ8は、搬出機構7から搬出された商品を外扉2に設けた商品取出口2aに導くためのものである。
そのような自動販売機に適用される冷却装置は、冷媒供給手段100および電磁弁(図示せず)を備えて構成されている。冷媒供給手段100は、商品収容庫5a,5b,5cのそれぞれの内部に配設された蒸発器(庫内熱交換器)14に対して冷媒の供給を行うことにより、該商品収容庫5a,5b,5cを所望の温度状態にするものであり、圧縮機11、凝縮器(庫外熱交換器)12および膨張弁13を備えている。
圧縮機11は、上記本体キャビネット1の内部において商品収容庫5a,5b,5cの外部となる機械室9に配設され、入口側が配管を通じて蒸発器14のそれぞれの出口側に接続されている。この圧縮機11は、蒸発器14から供給された冷媒を高温高圧の状態に圧縮するものである。凝縮器12は、上記機械室9に配設され、入口側が配管を通じて圧縮機11の出口側に接続されている。この凝縮器12は、圧縮機11より供給された冷媒を周囲空気に放熱させるものである。膨張弁13は、上記機械室9に配設され、入口側が配管を通じて凝縮器12の出口側に接続されている一方、出口側が配管を通じて蒸発器14のそれぞれの入口側に接続されている。この膨張弁13は、凝縮器12より供給された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にするものである。膨張弁13で低温低圧の状態になった冷媒は、蒸発器14にて蒸発して商品収容庫5a,5b,5cの内部空気を冷却することになる。蒸発器14で蒸発した冷媒は、圧縮機11に向けて吐出される。
電磁弁は、それぞれ蒸発器14の入口側の配管に配設され、開成することにより対応する蒸発器14への冷媒の供給を許容する一方、閉成することにより該蒸発器14への冷媒の供給を規制するものである。
上記冷却装置では、各商品収容庫5a,5b,5cの内部に設けられ、かつ庫内温度を検知する庫内温度センサ(図示せず)による検知結果に応じて電磁弁を開閉させて各商品収容庫5a,5b,5cの内部を冷却するようにしており、より詳細には、庫内温度が他の商品収容庫に比して高い商品収容庫を優先して冷却、換言すると、庫内温度が他の商品収容庫に比して低い商品収容庫に配設された蒸発器14への冷媒の供給を規制している(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開平8−293058号公報 特開平5−189651号公報
ところで、例えば乳製品等のように高温になると腐敗してしまう商品は、ある決められた温度以上に達すると提供が禁止されており、例えば食品衛生法により定められた特定商品(以下、ヘルスコード対象商品とも称する)に該当する。このようなヘルスコード対象商品を自動販売機で販売する場合には、商品収容庫の商品収納ラックに収納されることになる。しかしながら、上述したような従来の冷却装置では、庫内温度が他の商品収容庫に比して高い商品収容庫を優先して冷却、換言すると、庫内温度が他の商品収容庫に比して低い商品収容庫に配設された蒸発器への冷媒の供給を規制するので、ヘルスコード対象商品を収容する商品収容庫(以下、ヘルスコード対象庫とも称する)を適温に冷却するのに長時間を要する場合があった。特に、商品収納ラックに商品を補充する場合には、外扉および内扉を開成する関係上全ての商品収容庫の庫内温度が高くなり、かかる補充作業の終了後の所定時間内にヘルスコード対象庫を冷却しなければ、ヘルスコード対象商品の提供が禁止される虞れがあった。また、全ての商品収容庫を同時に冷却することも考えられるが、それでは冷凍能力が過大に必要になってしまう。
本発明は、上記実情に鑑みて、決められた温度を超えると提供が禁止される特定の商品を従前の冷凍能力で早期に適温に冷却することのできる冷却装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る冷却装置は、複数の商品収容庫のそれぞれの内部に配設した庫内熱交換器に対する冷媒の供給を行うことにより、前記商品収容庫を所望の温度状態にする冷媒供給手段と、前記庫内熱交換器のそれぞれの冷媒の入口側に設けられ、開指令が与えられた場合に開成して前記冷媒供給手段による対応する庫内熱交換器への冷媒の供給を許容する一方、閉指令が与えられた場合に閉成して該庫内熱交換器への冷媒の供給を規制するバルブと、前記バルブのそれぞれの開閉動作を制御する制御手段とを備えた冷却装置において、前記制御手段は、決められた温度を超えると提供が禁止される特定商品を収容する商品収容庫が少なくとも一つあって、かつ前記特定商品以外の商品を収容する他の商品収容庫が複数ある場合には、前記商品収容庫の庫内温度が予め設定された設定温度に達するまで前記商品収容庫に対応するバルブを開成させ、かつ前記他の商品収容庫のうち庫内温度の高い商品収容庫に対応するバルブを開成させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却装置は、上述した請求項1において、前記制御手段は、決められた温度を超えると提供が禁止される特定商品を収容する商品収容庫が少なくとも一つあって、かつ前記特定商品以外の商品を収容する他の商品収容庫が複数ある場合には、前記商品収容庫の庫内温度が予め設定された設定温度に達するまで前記商品収容庫に対応するバルブを開成させ、かつ前記他の商品収容庫に対応するバルブを間欠的に開成させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る冷却装置は、上述した請求項2において、前記制御手段は、前記商品収容庫に対応するバルブと、前記他の商品収容庫の一部に対応するバルブとにより構成されるグループと、前記商品収容庫に対応するバルブと、前記他の商品収容庫のうち前記グループを構成するもの以外に対応するバルブとにより構成される他のグループとを交互に開閉させることを特徴とする。
本発明によれば、制御手段が、決められた温度を超えると提供が禁止される特定商品を収容する商品収容庫が少なくとも一つある場合には、該商品収容庫の庫内温度が予め設定された設定温度に達するまで該商品収容庫に対応するバルブを開成させるので、従前の冷凍能力で決められた温度を超えると提供が禁止される特定の商品を早期に適温に冷却することができるという効果を奏する。
以下、添付図面を適宜参照しながら、本発明に係る冷却装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である冷却装置の構成を模式的に示した模式図であり、図2は、図1に示した冷却装置の制御系を示すブロック図である。尚、以下においては、説明の便宜上、図4および図5と同一の構成を有するものには同一の符号を付して説明するものとし、適宜図示を省略する。
ここで例示する冷却装置は、自動販売機に適用されるもので、より詳細には、商品収容庫5a,5b,5cの商品収納ラック6に収納された商品を冷却するものである。このような冷却装置は、冷媒供給手段10、電磁弁(バルブ)15a,15b,15cおよび制御部(制御手段)16を備えて構成してある。
冷媒供給手段10は、商品収容庫5a,5b,5cのそれぞれの内部に配設された蒸発器(庫内熱交換器)14a,14b,14cに対して冷媒の供給を行うことにより、該商品収容庫5a,5b,5cを所望の温度状態にするものであり、圧縮機11、凝縮器(庫外熱交換器)12および膨張弁13を備えている。
圧縮機11は、上記本体キャビネット1の内部において商品収容庫5a,5b,5cの外部となる機械室9に配設してあり、入口側が配管を通じて蒸発器14a,14b,14cのそれぞれの出口側に接続している。この圧縮機11は、蒸発器14a,14b,14cから供給された冷媒を高温高圧の状態に圧縮するものである。凝縮器12は、上記機械室9に配設してあり、入口側が配管を通じて圧縮機11の出口側に接続している。この凝縮器12は、圧縮機11より供給された冷媒を周囲空気に放熱させるものである。膨張弁13は、上記機械室9に配設してあり、入口側が配管を通じて凝縮器12の出口側に接続している一方、出口側が配管を通じて蒸発器14a,14b,14cのそれぞれの入口側に接続している。この膨張弁13は、凝縮器12より供給された冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にするものである。膨張弁13で低温低圧の状態になった冷媒は、蒸発器14a,14b,14cにて蒸発して商品収容庫5a,5b,5cの内部空気を冷却することになる。蒸発器14a,14b,14cで蒸発した冷媒は、圧縮機11に向けて吐出される。尚、本実施の形態では、膨張機構(絞り機構)の一例として膨張弁13で説明したが、本発明では、かかる膨張弁に限られず、キャピラリーチューブを用いても構わない。
電磁弁15a,15b,15cは、それぞれ蒸発器14a,14b,14cの入口側の配管に配設してあり、開成することにより対応する蒸発器14a,14b,14cへの冷媒の供給を許容する一方、閉成することにより該蒸発器14a,14b,14cへの冷媒の供給を規制するものである。ここで、第1電磁弁15aは、右側の商品収容庫(以下、右商品収容庫ともいう)5aの内部に配設した蒸発器(以下、右蒸発器ともいう)14aの入口側の配管に配設してあり、開成することにより右蒸発器14aへの冷媒の供給を許容する一方、閉成することにより該右蒸発器14aへの冷媒の供給を規制するものである。第2電磁弁15bは、中央の商品収容庫(以下、中商品収容庫ともいう)5bの内部に配設した蒸発器(以下、中蒸発器ともいう)14bの入口側の配管に配設してあり、開成することにより中蒸発器14bへの冷媒の供給を許容する一方、閉成することにより該中蒸発器14bへの冷媒の供給を規制するものである。第3電磁弁15cは、左側の商品収容庫(以下、左商品収容庫ともいう)5cの内部に配設した蒸発器(以下、左蒸発器ともいう)14cの入口側の配管に配設してあり、開成することにより左蒸発器14cへの冷媒の供給を許容する一方、閉成することにより該左蒸発器14cへの冷媒の供給を規制するものである。尚、本明細書における「右側」とは、図1に示すように自動販売機を正面側から見た場合の右側を意味しており、「左側」とは、自動販売機を正面側から見た場合の左側を意味している。
制御部16は、上記電磁弁15a,15b,15cのそれぞれの開閉動作を個別に制御するものであり、より詳細には、扉開閉センサ17、右庫内温度センサ18、中庫内温度センサ19および左庫内温度センサ20から与えられる検知信号と、メモリ21に予め格納してある種々の情報とに基づき、電磁弁15a,15b,15cのそれぞれに開指令または閉指令を与えて開閉動作を個別に制御するものである。ここで、扉開閉センサ17は、外扉2の開閉を検知するものであり、具体的には、外扉2が開成している場合にオン状態となってオン信号を制御部16に出力するものである。この扉開閉センサ17は、外扉2が閉成している場合にはオフ状態となっている。右庫内温度センサ18は、右商品収容庫5aの内部温度を検知して、かかる温度情報を温度信号として制御部16に出力するものである。中庫内温度センサ19は、中商品収容庫5bの内部温度を検知して、かかる温度情報を温度信号として制御部16に出力するものである。左庫内温度センサ20は、左商品収容庫5cの内部温度を検知して、かかる温度情報を温度信号として制御部16に出力するものである。
以上のような構成を有する冷却装置は、自動販売機の商品収容庫5a,5b,5cへの商品補充完了後に以下のような処理を行う。尚、以下においては、右商品収容庫5aには、ヘルスコード対象商品が収容されているものとし、かかる情報がメモリ21に予め格納してあるものとする。つまり、右商品収容庫5aがヘルスコード対象庫となり、ヘルスコード対象庫が1つであって、ヘルスコード対象庫以外の商品収容庫5b,5c、すなわちヘルスコード対象商品以外の商品が収容された収容庫が複数ある場合に該当する。ここで、図3は、上記制御部の処理内容を簡略して示したフローチャートであり、かかる図3を適宜用いながら説明する。
まず制御部16は、商品補充が完了したか否かを判断する(ステップS101)。ここで商品補充が完了したか否かを判断するための一例について説明すると、扉開閉センサ17よりオン信号が例えば5分間以上継続して与えられた後該扉開閉センサ17がオフ状態になった場合、すなわち外扉2が例えば5分間以上開成した後閉成した場合に商品補充が完了したものと判断する。
商品補充が完了したものと判断した制御部16は、電磁弁駆動処理を行う(ステップS102)。この電磁弁駆動処理の一例について説明すると、上述したようにメモリ21には予めヘルスコード対象庫(右商品収容庫5a)に関する情報が格納されているため、制御部16は、メモリ21よりかかる情報を読み出して、第1電磁弁15aに開指令を与えて開成させる。また、制御部16は、左庫内温度センサ20および中庫内温度センサ19のそれぞれから与えられる温度信号に含まれる温度情報を比較して、温度が高い方の商品収容庫(5b,5c)に配設してある蒸発器(14b,14c)に対応する電磁弁(15b,15c)に開指令を与えて開成させる一方、他の商品収容庫(5b,5c)に配設してある蒸発器(14b,14c)に対応する電磁弁(15b,15c)閉指令を与えて閉成させる。ここで、例えば左庫内温度センサ20から与えられる温度信号に含まれる温度情報が、中庫内温度センサ19から与えられる温度信号に含まれる温度情報よりも高い場合には、第3電磁弁15cに開指令を与えて開成させる一方、第2電磁弁15bに閉指令を与えて閉成させる。
このように制御部16が第1電磁弁15aおよび第3電磁弁15cを開成させ、かつ第2電磁弁15bを閉成させることにより、膨張弁13で断熱膨張された低温低圧の冷媒は、右蒸発器14aおよび左蒸発器14cに供給される一方、中蒸発器14bには供給されない。従って、右商品収容庫(ヘルスコード対象庫)5aおよび左商品収容庫5cに収容された商品が冷却されることになる。
そして、かかる電磁弁駆動処理では、庫内を冷却している商品収容庫(右商品収容庫5aおよび左商品収容庫5c)のうち、ヘルスコード対象庫以外の商品収容庫(左商品収容庫5c)の庫内温度、すなわち左庫内温度センサ20により検知されて与えられた温度が、庫内冷却を停止中の商品収容庫(中商品収容庫5b)の庫内温度、すなわち中庫内温度センサ19により検知されて与えられた温度よりも例えば3℃以上低くなっている場合には、第3電磁弁15cに閉指令を与えて閉成させ、第2電磁弁15bに開指令を与えて開成させる。つまり、第2電磁弁15bおよび第3電磁弁15cを交互に間欠的に開閉させる。かかる場合でも第1電磁弁15aは開成させて右商品収容庫5aの庫内の冷却を継続させておく。
そして、制御部16は、右商品収容庫5aの庫内温度、すなわち右庫内温度センサ18に検知されて与えられる温度信号に含まれる温度が、メモリ21に予め格納されている設定値以下であるか否かを判断する(ステップS103)。尚、ここにおける設定値は、ヘルスコート対象商品を収納しておくうえで最適な温度に相当する値である。
上記ステップS103において、右商品収容庫5aの庫内温度が設定値以下であると判断した場合には、制御部16は、従前より公知の例えば差温制御等に代表される電磁弁通常駆動処理を行って(ステップS104)、今回の処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態における冷却装置においては、制御部16が、ヘルスコード対象庫(商品収容庫5a)が少なくとも一つあって、かつヘルスコード対象商品以外の商品を収容する商品収容庫5b,5cが複数ある場合には、ヘルスコート対象庫5aの庫内温度が予め設定された設定温度に達するまで第1電磁弁15aを開成させ、かつ第2電磁弁15bおよび第3電磁弁15cを交互に間欠的に開成させるので、従前の冷凍能力でヘルスコード対象商品を早期に適温に冷却することができる。
上述した実施の形態における電磁弁駆動処理(ステップS102)では、ヘルスコード対象庫(右商品収容庫5a)に対応する第1電磁弁15aを常時開成させる一方、左商品収容庫5cおよび中商品収容庫5bに対応する第3電磁弁15cおよび第2電磁弁15bを交互に間欠的に開成させるようにしていたが、本発明では、かかる電磁弁駆動処理を次のように行っても良い。
すなわち、ヘルスコード対象庫(右商品収容庫5a)に対応する第1電磁弁15aと中商品収容庫5bに対応する第2電磁弁15bとにより構成されるグループと、上記第1電磁弁15aと左商品収容庫5cに対応する第3電磁弁15cとにより構成される他のグループとを交互に予め決められた時間毎(例えば10分間毎)に開閉動作させても良い。このように電磁弁駆動処理を行ってもヘルスコード対象庫に対応する第1電磁弁15aを結果的に常時開成させることができ、従前の冷凍能力でヘルスコード対象商品を早期に適温に冷却することができる。
上述した実施の形態では、ヘルスコード対象庫(右商品収容庫5a)の庫内温度が設定値以下となるまで電磁弁駆動処理(ステップS102)を行っていたが、本発明では、商品補充完了時から予め決められた所定時間が経過するまで電磁弁駆動処理を行っても良い。ここでの所定時間は、ヘルスコード対象庫の庫内温度が上記設定値以下となるのに十分な時間であるものとする。
上述した実施の形態では、ヘルスコード対象庫が一つであって、ヘルスコード対象庫以外の商品収容庫が複数の場合について説明したが、本発明では、ヘルスコード対象庫が複数(例えば2つ)であって、通常の商品収容庫が単数の場合であっても構わない。具体的に述べると、右商品収容庫5aおよび中商品収容庫5bがヘルスコード対象庫であって、左商品収容庫5cが通常の商品収容庫であっても構わない。このような場合における電磁弁駆動処理(ステップS102)は、第1電磁弁15aおよび第2電磁弁15bに開指令を与えて常時開成させる一方、第3電磁弁15cに閉指令を与えて閉成させることになる。これにより、従前の冷凍能力でヘルスコード対象商品を早期に適温に冷却することができる。尚、各制御モードは、リモコンのモード切替により切替可能とし、また設定無しのモードも付加することも可能である。
以上のように、本発明に係る冷却装置は、自動販売機の本体キャビネットに並設される複数の商品収容庫を所望の温度状態にするのに有用である。
本発明の実施の形態である冷却装置の構成を模式的に示した模式図である。 図1に示した冷却装置の制御系を示すブロック図である。 制御部の処理内容を簡略して示したフローチャートである。 従来の冷却装置が適用された自動販売機を正面側から見た断面図である。 図4に示した自動販売機の断面側面図である。
符号の説明
10 冷媒供給手段
11 圧縮機
12 凝縮器
13 膨張弁
14a,14b,14c 蒸発器
15a,15b,15c 電磁弁
16 制御部
17 扉開閉センサ
18 右庫内温度センサ
19 中庫内温度センサ
20 左庫内温度センサ

Claims (3)

  1. 複数の商品収容庫のそれぞれの内部に配設した庫内熱交換器に対する冷媒の供給を行うことにより、前記商品収容庫を所望の温度状態にする冷媒供給手段と、
    前記庫内熱交換器のそれぞれの冷媒の入口側に設けられ、開指令が与えられた場合に開成して前記冷媒供給手段による対応する庫内熱交換器への冷媒の供給を許容する一方、閉指令が与えられた場合に閉成して該庫内熱交換器への冷媒の供給を規制するバルブと、
    前記バルブのそれぞれの開閉動作を制御する制御手段と
    を備えた冷却装置において、
    前記制御手段は、決められた温度を超えると提供が禁止される特定商品を収容する商品収容庫が少なくとも一つあって、かつ前記特定商品以外の商品を収容する他の商品収容庫が複数ある場合には、前記商品収容庫の庫内温度が予め設定された設定温度に達するまで前記商品収容庫に対応するバルブを開成させ、かつ前記他の商品収容庫のうち庫内温度の高い商品収容庫に対応するバルブを開成させることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記制御手段は、決められた温度を超えると提供が禁止される特定商品を収容する商品収容庫が少なくとも一つあって、かつ前記特定商品以外の商品を収容する他の商品収容庫が複数ある場合には、前記商品収容庫の庫内温度が予め設定された設定温度に達するまで前記商品収容庫に対応するバルブを開成させ、かつ前記他の商品収容庫に対応するバルブを間欠的に開成させることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記商品収容庫に対応するバルブと、前記他の商品収容庫の一部に対応するバルブとにより構成されるグループと、
    前記商品収容庫に対応するバルブと、前記他の商品収容庫のうち前記グループを構成するもの以外に対応するバルブとにより構成される他のグループと
    を交互に開閉させることを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
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