JP4882741B2 - 再生装置および再生方法 - Google Patents

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本発明は再生装置および再生方法に関し、特に、ツリー構造によってサーバ内に格納されるコンテンツをネットワークを介して取得し、再生する再生装置および再生方法に関する。
近年、デジタルデータ化されたオーディオコンテンツやビデオコンテンツが広く流通し、これらを手軽に記録・再生する機器も一般的に普及している。また、ネットワーク技術の発達に伴い、家庭内においてもLAN(Local Area Network)や無線LAN等のネットワークシステムを構築することが容易になっている。
そして、このような家庭内のネットワークシステムにおいて、機器間でデジタルコンテンツを容易にやり取りできるようにすることが望まれており、そのために機器間の接続やコンテンツ制御等の手順の規格化が進められている。その規格の代表例として、米マイクロソフト社が発表したUPnP(Universal Plug & Play)規格が広く知られている。また、このUPnP規格をベースとしたDLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインが策定され、DLNAガイドラインに準拠した機器の開発が現在進められている。
UPnP規格では、UPnP機器を、コンテンツを提供するメディアサーバ(Media Server)と、制御端末装置として機能するコントロールポイント(Control Point)と、再生装置として機能するクライアント機器(Media Renderer:メディアレンダラ)との3つに分類している。なお、コントロールポイントの機能は、メディアサーバと、クライアント機器とのどちらに実装されてもよい。
そして、これらの機能との間での通信手順を規定することで、ネットワーク上におけるUPnP機器の探索や、再生動作等の制御を容易に行うことが可能となっている。例えば、この制御手順を利用することで、1つのメディアレンダラから、メディアサーバからのコンテンツデータの送受信制御だけでなく、他のメディアレンダラに対するコンテンツデータの送信制御を行うことも可能となる。
このようなクライアント機器において、メディアサーバ側でフォルダ(コンテナ)管理されているコンテンツを再生する場合、たとえばオーディオコンテンツの場合ユーザがアルバム単位、アーティスト単位で管理することが多い。またサーバ側で自動的にそのように管理する傾向がある。
そういったサーバのコンテンツに対しある曲を再生している時に今聴いている曲と同一または類似の傾向の曲をユーザが欲した場合、現在再生している曲と同じ親コンテナの他のコンテナ内には似たような傾向の曲がある可能性が高い。そこで従来のオーディオ機器等ではそのコンテナへ直接移動するようなコンテナスキップ(Folder Skip)再生を行う機能が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−22615号公報
一般的に、ネットワーク機器の場合、ハードウェア資源(記憶容量)を極力少なくしたいという要望がある。このため、クライアント機器でネットワーク上のサーバのコンテンツの配置をすべて把握しておくことは、非常に困難である。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、サーバのディレクトリ構造の全てを把握できない状況下においても、所望のコンテンツを再生することができる再生装置および再生方法を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、ツリー構造によってサーバ内に格納されるコンテンツをネットワークを介して取得し、再生する再生装置において、コンテンツを再生する再生手段と、スキップ指示が入力されたときは、再生中の前記コンテンツが含まれる現フォルダの親フォルダを検索し、該親フォルダに属する子フォルダの個数と識別情報、および前記子フォルダ内のコンテンツに関するコンテンツリストを含む親フォルダ情報を前記サーバから取得し、前記親フォルダ情報に基づき、前記親フォルダに属する前記現フォルダを除く他の子フォルダのうち、少なくとも1つの前記コンテンツを有する子フォルダを検索する検索手段と、検索された前記子フォルダの前記コンテンツリストに基づき、再生するコンテンツを検出するコンテンツ検出手段と、前記コンテンツ検出手段によって検出された前記コンテンツを、前記サーバから取得し前記再生手段に再生させるコンテンツ取得手段と、を有する再生装置が提供される。
このような再生装置によれば、スキップ入力があると、検索手段により、再生中の前記コンテンツを含む子フォルダを含む親フォルダ情報が検索され、検索された親フォルダ情報に基づいて子フォルダと同階層に属する他のフォルダが、サーバから検索される。そして、コンテンツ検出手段により、他のフォルダ内に含まれているコンテンツが検出される。そして、コンテンツ検出手段によって検出されたコンテンツが、コンテンツ取得手段によりサーバから取得され、再生手段より再生される。
本発明によれば、サーバのディレクトリ構造の全てを把握できない状況においても、所望の(例えば同一ジャンルの)コンテンツを容易に取得し、再生することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、一例として家庭内に形成されるLANシステム(ネットワークシステム)に本発明を適用した場合を想定する。また、このLANシステムを通じて送受信されるコンテンツデータの例として、オーディオデータを適用する。
[ホームネットワークの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。
図1に示すネットワークシステムは、サーバ装置1と、オーディオ再生装置2〜4とが、無線LANを通じて接続された構成となっている。
サーバ装置1は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置や、オーディオコンテンツのレコーダ等であり、無線LANへの接続機能を備えるとともに、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量記憶媒体を備えている。そして、HDDに蓄積されているオーディオデータを、無線LANを通じてオーディオ再生装置2〜4に対して提供することが可能となっている。オーディオ再生装置2〜4は、それぞれ無線LANへの接続機能を備えており、サーバ装置1から無線LANを通じて送信されるオーディオデータを受信して再生する。
なお、このネットワークシステムにおいては、実際には例えば、サーバ装置1とオーディオ再生装置2〜4とが図示しないブロードバンドルータにそれぞれ接続することにより、LANシステムが形成される。この場合、ブロードバンドルータは、無線LAN上の機器に対するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能およびNAT(Network Address Translation)機能を備え、これにより、無線LAN上の各機器が外部ネットワーク(WAN:Wide Area Network)側の回線を共有できるようにもなっている。
以上のようなネットワークシステムでは、サーバ装置1は、オーディオデータを提供する情報提供装置としての機能を備え、オーディオ再生装置2〜4は、サーバ装置1からのオーディオデータの提供を受けて再生するクライアント装置(情報再生装置)としての機能を備えたものとなっている。そして、ユーザは、オーディオ再生装置2〜4のそれぞれを通じて、サーバ装置1が提供する異なったオーディオコンテンツを楽しむことが可能である。すなわち、オーディオ再生装置2〜4は、再生しようとするオーディオデータ(オーディオコンテンツ)に応じて、サーバ装置1を、オーディオデータの配信元として選択することが可能となっている。
さらに、本実施の形態のオーディオ再生装置2〜4は、電子機器間の接続やコンテンツデータのやり取りを簡単に行うようにするため、例として、DLNA(Digital Living Network Alliance)が推奨するガイドラインに準拠した機器であるものとする。DLNAガイドラインでは、電子機器の検出や制御、コンテンツデータの管理の手順として、米マイクロソフト社が発表したUPnP(Universal Plug & Play)に標準で対応するよう求めている。
UPnPは、10/100BASE−Tのイーサネット(Ethernet,登録商標)を用いたネットワーク通信において代表的なIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802ネットワーク上で用いることが可能な、IP(Internet Protocol)およびIP上のTCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)等で構成されるプロトコル群とデータフォーマットの仕様であり、インターネット標準通信(TCP/IP通信)における機能を拡充するものである。
そして、UPnPをオーディオ再生装置等のいわゆるCE(Consumer Electronics)機器に採用することにより、オーディオ再生装置等のCE機器が、他のCE機器やパーソナルコンピュータとの間で簡単に相互認証し、ネットワークを通じたサービスの提供や提供されたサービスの実行を、ユーザに面倒な作業をさせることなく、簡単かつ適正に行うことを可能にするものである。
[UPnPの概要]
図2は、UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)について説明するための図である。
図2に示すように、UPnPでは、実際のデータの送受信はインターネット標準通信プロトコルによって行われる。また、以下に説明するようなUPnPの独自の機能を実現するために、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコル群が用いられる。
さらに、UPnPでは、図2に示すように、ベンダ定義(UPnP Vendor Defined)、UPnPフォーラム作業委員会定義(UPnP Forum Working Committee Defined)、デバイス仕様(構造)定義(UPnP Device Architecture Defined)がなされることになっている。
そして、UPnPは、アドレッシング(Addressing)、ディスカバリ(Discovery)、ディスクリプション(Description)、コントロール(Control)、イベンティング(Eventing)、プレゼンテーション(Presentation)の6つの機能を提供している。以下、UPnPが提供する6つの機能について説明する。
オーディオ再生装置等のUPnP機器(UPnPが搭載された電子機器)では、UPnPの機能を用いてオーディオデータを利用するために、UPnP・AV・アーキテクチャという規定に従うことなる。UPnP・AV・アーキテクチャにおけるUPnP機器は、以下のように3種類に分類されている。
すなわち、UPnP・AV・アーキテクチャでは、UPnP機器を、コンテンツを提供するメディアサーバ(Media Server)と、制御端末装置として機能するコントロールポイント(Control Point)と、再生装置として機能するメディアレンダラ(Media Renderer)との3つに分類している。ここで、メディアサーバは、ネットワークシステムにおいて一般にサーバ装置と呼ばれているものに相当し、メディアレンダラは、ネットワークシステムにおいて一般にクライアント装置と呼ばれているものに相当する。
また、コントロールポイント(制御装置)は、ネットワークに接続された各UPnP機器を制御することができるものである。コントロールポイントとしての機能は、メディアサーバにもメディアレンダラにも搭載することが可能であり、ネットワークを構成するすべての電子機器にコントロールポイントを搭載することも、また、ネットワークを構成する任意の電子機器にコントロールポイントを搭載することも可能となっている。本実施の形態では、例として、サーバ装置1に、コントロールポイントとしての機能が搭載されているものとする。
また、UPnPにおけるアドレッシングは、各UPnP機器が、IEEE802ネットワーク上で自機を特定するためのアドレスを取得する機能であり、DHCPまたはAuto−IPが用いられる。
ディスカバリは、アドレッシングの後に行われ、これによりコントロールポイントは、コントロールしたいターゲット機器(メディアサーバまたはメディアレンダラ)を発見することができる。ここで用いられるプロトコルは、上述のSSDPである。ネットワークシステムを構成する各電子機器は、IEEE802ネットワークに接続されたときに、自分自身が備えるデバイスやサービスを通知するメッセージを、IEEE802ネットワーク上にブロードキャストする。コントロールポイントは、このブロードキャストされたメッセージを受信することで、IEEE802ネットワークにどのような機器が接続されたかを知ることができる。
ディスカバリによって、コントロールポイントが発見したコントロール対象の電子機器が出力したSSDPパケットには、デバイスディスクリプション(Device Description)のURL(Uniform Resource Locator)が記述されている。コントロールポイントは、そのURLにアクセスすることにより、その電子機器のさらに詳しいデバイス情報をデバイスディスクリプションから取得することができる。
このデバイス情報には、アイコン情報、モデル名、生産者名、商品名や、そのデバイスが有するサービスの詳しい情報が記載されているサービスディスクリプション(Service Description)等が記述されている。コントロールポイントは、これらのデバイスディスクリプションやサービスディスクリプションから、ターゲット機器に対するアクセスの方法を知ることができる。デバイスディスクリプションやサービスディスクリプションは、XML(eXtensible Markup Language)で表現されている。
コントロールの機能は、アクション(Action:実行)とクエリ(Query:問い合わせ)の2つの機能に大きく分類される。アクションは、サービスディスクリプションのアクション情報に規定された方法で行われ、アクションを実施(Invoke)することによって、コントロールポイントはターゲット機器を操作することができる。クエリは、サービスディスクリプションの機器情報(State Variable)の値を取り出すために用いられる。コントロールでは、上述のSOAPというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。
イベンティングは、機器情報の値が変更されたとき、そのことをターゲット機器からコントロールポイントに通知させるために用いられる。このイベンティングでは、上述のGENAというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。プレゼンテーションは、ユーザにユーザインタフェースを用いたコントロール手段を提供するために用いられる。
各UPnP機器は、以上のようなUPnP機能を用いることにより、ユーザに複雑な操作を求めることなく、ネットワークに参加し、通信が行える状態になるだけでなく、他のUPnP機器の検出や接続までも自動的に行うことができるようにされる。
図3は、メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す図である。
UPnP機器であるメディアサーバには、CDS(Contents Directory Service)という機能(Service)が組み込まれており、メディアサーバはこの機能により、コントロールポイントに対して、メディアサーバにどのようにコンテンツが格納されているかを通知する。CDSには、コンテナ(Container)とアイテム(Item)という二つの抽象化されたオブジェクト(Object)があり、これらはいわば、米マイクロソフト社が提供するOS(Operating System)であるWINDOWS(登録商標)におけるフォルダ(Folder)とファイル(File)に相当する。コンテナとアイテムは、図3に示すように常にツリー構造を作ることになっている。なお、本実施の形態では、配信されるオーディオコンテンツ(オーディオデータ)が、図3におけるアイテムを意味している。
コントロールポイントは、図3に示したツリー構造をメディアサーバから取得することにより、各コンテンツのURL(情報が書いてあるリンク(Link))を得ることができる。そして、所望のオーディオコンテンツ(アイテム)の情報が取得できた場合、メディアサーバのAVトランスポート(AV Transport)という機能を用いてオーディオコンテンツの再生や停止等、オーディオトラック(オーディオデータ)についての操作を行うことができるようにされる。
本実施の形態のサーバ装置1とオーディオ再生装置2〜4のそれぞれは、上述のように、UPnPのアドレッシング機能を用いて、TCP/IPの通信が可能な状態になり、UPnPのディスカバリ機能を用いてお互いの機器認証を行う。これによって、各機器は、ネットワークの構成を把握し、目的とする電子機器との間で通信を行うことができるようにされる。
[サーバ装置の構成例]
次に、本実施の形態のネットワークシステムを構成する各電子機器の構成例について説明する。
図4は、サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4に示すように、サーバ装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD14、入力インタフェース(I/F)15、グラフィック処理部16、および通信インタフェース(I/F)17を備え、これらは内部バス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、このサーバ装置1全体に対する制御を司る。ROM12には、CPU11において実行するプログラムや処理に必要なデータ等が記録されている。RAM13は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。
HDD14は、多数のデジタルコンテンツ(提供情報)等を蓄積することが可能な容量を持っている。また、HDD14は、CPU11により実行される各種のプログラムや処理用のデータ等を保持するとともに、コンテンツのデコードやコンテンツを無線LANを通じて他の機器に送信する際等に作業領域としても用いられる。
本実施の形態では、HDD14には、オーディオ再生装置2〜4に対してオーディオデータを送信する、DLNAガイドラインに準拠したサーバとして機能するためのサーバプログラムが格納されて、CPU11により実行される。また、このサーバプログラムの機能としては、HDD14に格納されたオーディオデータの符号化方式やサンプリングレート、量子化レート等を変換するトランスコード機能を含んでもよい。
入力I/F15には、例えばキーボードやマウス等の入力装置15aが接続されている。この入力I/F15は、入力装置15aからの信号を、内部バス18を介してCPU11に送信する。
グラフィック処理部16には、例えばLCD(liquid crystal Display)等のモニタ16aが接続されている。このグラフィック処理部16は、CPU11からの命令に従って、モニタ16aの画面上に画像を表示させる。
通信I/F17は、無線LANに接続し、他の機器との間でデータの送受信を行う。
[オーディオ再生装置の構成例]
図5は、オーディオ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、ここでは例としてオーディオ再生装置2の構成について説明するが、オーディオ再生装置3、4も同様のハードウェア構成により実現できる。
図5に示すように、オーディオ再生装置2は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、入力インタフェース(I/F)25、入力部25a、グラフィック処理部26、モニタ26a、通信インタフェース(I/F)27、オーディオデコーダ28、イコライザ29、D/A変換部30、オーディオアンプ31、およびスピーカ32を備えている。これらのうち、スピーカ32を除く各ブロックは、内部バス33を介して接続されている。
CPU21は、このオーディオ再生装置2全体に対する制御を司る。ROM22には、CPU21において実行するプログラムや処理に必要なデータ等が記録されている。RAM23は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。なお、これらのCPU21、ROM22、およびRAM23は、マイクロコンピュータとして実現されてもよい。フラッシュメモリ24は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、例えば、オーディオ再生装置2の電源が落とされても保持しておくべき種々のデータが記録されるものである。
入力I/F25は、入力部25aからの信号を、内部バス33を介してCPU21に送信する。入力部25aには、オーディオデータ再生中にユーザが押下することで、オーディオデータ再生中のコンテナの近傍のコンテナが有する他のオーディオデータを再生させる(コンテナスキップさせる)ためのスキップボタン25bが設けられている。なお、スキップボタン25bが押下されたときの処理については後述する。また、入力部25aには、その他操作キー等の各種入力スイッチが設けられている。
グラフィック処理部26は、CPU21からの命令に従って、モニタ26aの画面上に画像を表示させる。モニタ26aは、例えばLCD等から構成される。
通信I/F27は、無線LANに接続し、他の機器との間でデータの送受信を行う。また、通信I/F27は、無線LANを通じて受信したパケットからオーディオ符号化データを抽出し、オーディオデコーダ28に直接受け渡すことが可能になっている。
オーディオデコーダ28は、通信I/F27から受信したオーディオ符号化データをデコードする。このオーディオデコーダ28は、例えば、MP3(Moving Picture Experts Group・Audio Layer-3)等の圧縮符号化方式のオーディオデータをデコード可能となっている。また、LPCM(Linear Pulse Code Modulation)方式のオーディオデータを受けて、そのままイコライザ29に出力する機能も備えている。
イコライザ29は、オーディオデコーダ28から供給されたオーディオデータに音質調整を施し、D/A変換部30に出力する。音質調整のパラメータは、入力部25aを通じて受け付けたユーザからの指示入力に応じて、CPU21からイコライザ29に対して指示される。
D/A変換部30は、イコライザ29から供給されたデジタルオーディオデータを、アナログオーディオ信号に変換する。オーディオアンプ31は、D/A変換部30から供給されたアナログオーディオ信号を、所定のレベルに増幅し、これをスピーカ32に供給する。これにより、スピーカ32からは、これに供給されたアナログオーディオ信号に応じた音声が再生出力される。
なお、オーディオデコーダ28およびイコライザ29の各機能は、CPU21において実行されるソフトウェアによって実現されてもよい。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。このようなハードウェア構成のネットワークシステムにおいてオーディオデータの再生を行うために、サーバ装置1およびオーディオ再生装置2〜4内には、以下のような機能が設けられる。
図6は、サーバ装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。
サーバ装置1は、制御部110と、情報格納部120とを有している。
制御部110は、オーディオ再生装置2〜4から種々の要求があると、それに対応する応答を返す。この際、必要に応じて情報格納部120に格納された情報を用いる。
情報格納部120は、コンテナおよびアイテムに関する情報を格納している。
この情報としては、特に限定されないが、例えば親コンテナの子供(子コンテナ)の識別情報(オブジェクトID、名前)、1つの親コンテナに属する、子コンテナの個数およびアイテムの個数の情報、コンテナ内のデータの並び方(例えば、コンテナが先、アイテムが後等)の情報等が挙げられる。
I/F部130は、制御部110とオーディオ再生装置2〜4とのインタフェースを構成している。
図7は、オーディオ再生装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。なお、図7では代表的にオーディオ再生装置2の機能を示しているが、オーディオ再生装置3、4もオーディオ再生装置2と同様の機能を有している。
オーディオ再生装置2は、情報解析部210と、ユーザI/F部220と、アイテム再生部230と、履歴情報管理部240と、I/F部250とを有している。
情報解析部210は、入力される内容に応じて各部に動作指示を出力する。また、状況に応じてサーバ装置1とデータのやり取りを行う。なお、情報解析部210が、検索手段、コンテンツ検出手段、コンテンツ取得手段の主要部を構成している。
ユーザI/F部220は、ユーザの操作を受け付けると、その内容を情報解析部210に出力する。例えば、ユーザのスキップボタン25bの押下を受け付けると、コンテナスキップを情報解析部210に出力する。
アイテム再生部230は、情報解析部210の指示により、アイテムの再生を開始する。
履歴情報管理部240は、再生中のアイテムからルートコンテナに至るまでの所定数分のコンテナの履歴情報を管理する履歴情報管理テーブルを備えている。
図8は、履歴情報管理テーブルを示す図である。
履歴情報管理テーブル241には、階層、ObjectID、Sort Keyおよび番号の欄が設けられており、各欄の横方向に並べられた情報同士が互いに関連づけられている。
階層の欄には、階層の深さを示す数字が設定される。
ObjectIDの欄には、階層毎のオブジェクトIDが設定される。
Sort Keyの欄には、ソートキーが設定される。図8では、階層0および階層1には、最初にコンテナ、次にアイテムを表示するupnp:classが設定されており、階層2〜4には、タイトル順に表示するdc:titleが設定されている。
番号の欄には、設定したコンテナの番号が設定されている。
履歴情報管理テーブル241は、特に限定されないが、例えば20個程度の履歴情報を保持できるよう設定されている。履歴情報が20個を超えると、古い情報は破棄される。保持する履歴情報の数は、例えばスキップ処理(後述)を効率よく行うために必要な個数等により適宜設定される。
図9は、図8に示す履歴情報管理テーブルが示す内容を示す図である。
履歴情報管理テーブル241を参照することで、図9中斜線を付したコンテナおよびアイテムの履歴を把握することができる。
I/F部250は、情報解析部210とサーバ装置1とのインタフェースを構成している。
次に、オーディオデータ再生中にスキップボタン25bが押下されたときの処理について簡単に説明する。
図10は、本実施の形態のサーバ装置のCDSのデータ階層を示す図である。
このデータ階層では、コンテナArtist#1は、ルートコンテナの子コンテナの1つを構成している。コンテナAlbum#1およびコンテナAlbum#2は、それぞれ、コンテナArtist#1の子コンテナの1つを構成している。逆に、コンテナAlbum#1およびコンテナAlbum#2から見ると、コンテナArtist#1は、親コンテナとなる。コンテナAlbum#1は、4つのアイテムを有し、コンテナAlbum#2は、3つのアイテムを有している。
ここで、例えばオーディオ再生装置2のアイテム再生部230がコンテナAlbum#1内のアイテムmu1を再生しているときに、ユーザによりスキップボタン25bが押下されると、情報解析部210がサーバ装置1の制御部110と情報のやり取りを行うことにより、コンテナAlbum#1が属するコンテナArtist#1に、他のコンテナが存在するか否かの確認を行う。そして、他のコンテナAlbum#2を発見すると、コンテナAlbum#2の内部のアイテムの有無を確認する。アイテムを発見すると、その中の先頭アイテムmu2にジャンプし、アイテムmu2の先頭から再生を行う。
次に、この処理を実現するためのネットワークシステムの動作について説明する。
図11および図12は、ネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。
まず、オーディオ再生装置2の電源がONすると、情報解析部210が、無線LANを介してサーバ装置1に接続する。そして、オーディオデータを再生するために、情報解析部210が、カレントコンテナの子コンテナの情報をサーバ装置1に要求する(ステップS1)。具体的には、サーバ装置1固有のサーバIDにBrowse Direct Childrenを付加した情報をサーバ装置1に送る。
Browse Direct Childrenを送信することによって、(1)リスト(コンテナおよびアイテムの有無、並びにそれらの配列(ex:アイテムが先に並んでいる、タイトル順に並んでいる等))、(2)子コンテナおよびアイテムの総数、(3)子コンテナおよびアイテムそれぞれのオブジェクトIDと名前(文字列)、(4)オブジェクトの属性等が得られる。
サーバ装置1の制御部110は、子コンテナの上記(1)〜(3)の情報を情報格納部120から取り出して応答する(ステップS1a)。
情報解析部210は、応答があると、情報を解析し、内容をモニタ26aに表示する(ステップS2)。なお、履歴情報管理テーブル241の更新は、例えばこの段階にて行う。
そして、ユーザ操作を待機する(ステップS3)。
図13は、モニタに表示される画面を示す図である。
表示画面64aには、あるコンテナの内部情報が表示されている。
図13中ブロックA〜Gは、このコンテナに属するコンテナまたはアイテムを示している。ユーザは、各ブロックの右側に設けられたマークの有無でコンテナとアイテムとを区別することができる。マークがあればコンテナであり、マークがなければアイテムである。図13ではブロックCとブロックEとがコンテナで後はアイテムであることを示している。
コンテナまたはアイテムを一画面に一度に表示することができない場合は、ユーザの操作等により、画面をスクロールさせることによって全てのコンテナまたはアイテムを表示することができる。
ユーザの操作が取得情報範囲の変更の場合(ステップS3の(a))、情報解析部210がスクロールを行いステップS3に移行し、ユーザ操作を待機する。
ユーザの操作によりコンテナが選択された場合(ステップS3の(b))、ステップS1に移行し、情報解析部210が新たなカレントコンテナの子情報を要求する。
ユーザの操作によりアイテム詳細が要求された場合(ステップS3の(c))、情報解析部210がアイテム詳細をサーバ装置1に要求する(ステップS7)。この場合、サーバ装置1の制御部110は、情報格納部120から詳細を取り出し返答する(ステップS2a)。
情報解析部210は、詳細を受信すると、アイテム再生部230に詳細を渡す。そして、アイテム再生部230がアイテム再生を行う(ステップS8)。
ここまでが、通常のアイテム再生となる。
アイテム再生中、情報解析部210が、ユーザI/F部220からのコンテナスキップの入力の有無を判断し(ステップS9)、コンテナスキップ入力がない場合は、コンテナスキップの入力を待機している(ステップS9のNo)。
そして、コンテナスキップの入力があれば(ステップS9のYes)、同階層コンテナの情報の取得をサーバ装置1に要求する(ステップS10)。
サーバ装置1の制御部110は、同階層コンテナ情報を準備して応答する(ステップS3a)。
情報解析部210は、同階層コンテナ情報を受け取ると(ステップS11)、受け取った情報に基づいて、アイテム再生中のコンテナと同階層の任意の他のコンテナを対象として、このコンテナ内にアイテムが存在するか否かを判断する(ステップS12)。
アイテムが存在する場合(ステップS12のYes)、ステップS7に移行し、それ以降の処理を繰り返す。
一方、アイテムが存在しない場合(ステップS12のNo)、次に対象となる同階層の他のコンテナが存在するか否かを判断する(ステップS13)。
に対象となる同階層の他のコンテナが存在する場合(ステップS13のYes)、ステップS12移行し、それ以降の処理を繰り返す。
一方、次に対象となる同階層の他のコンテナが存在しない場合(ステップS13のNo)、再生中のコンテナのアイテムの先頭に移動し(ステップS14)、ステップS7に移行し、それ以降の処理を繰り返す。
以上で、ネットワークシステムの動作を終了する。
次に、ステップS10〜S14の処理(スキップ処理)について詳しく説明する。
図14および図15は、スキップ処理を示すフローチャートであり、図16〜図19は、スキップ処理の具体例を説明する図である。
まず、アイテムとアイテムが属するコンテナ(自コンテナ)との整合性を確認する。具体的には再生中のアイテムに対してBrowse Meta Dataを実行し、自コンテナのオブジェクトIDを取得する(ステップS21)。
次に、自コンテナと親コンテナとの整合性を確認する(ステップS22〜S25)。具体的には、まず、自コンテナに対してBrowse Meta Dataで親コンテナのオブジェクトIDを取得する(ステップS22)。
次に、1つ上の階層に移動する(ステップS23)。図16では、アイテムmu3からコンテナAlbum#1に移動(Change Dir Up)する。
次に、親コンテナに対してBrowse Direct Childrenで親コンテナ内の子コンテナおよびアイテムのリストを取得する(ステップS24)。
図17では、(d)コンテナAlbum#1に対しBrowse Meta DataでコンテナArtist#1のオブジェクトIDを取得する。(e)コンテナArtist#1に対してBrowse Direct ChildrenでコンテナArtist#1内のリストを取得する。
次に、取得したリストにおける自コンテナのオブジェクトIDを、履歴情報管理テーブル241から取得し、このオブジェクトIDをステップS21にて取得したオブジェクトIDと比較し、これらのIDが一致するか否かを判断する(ステップS25)。
一致すれば(ステップS25のYes)、同階層コンテナ(1つ下の階層)に移動する(ステップS26)。
一致しなければ(ステップS25のNo)、ステップS7に移行し、それ以降の処理を繰り返す。なお、この場合、情報解析部210が自コンテナ内の最初のアイテムのアイテム詳細をサーバ装置1に要求する。
図18では、一致したものとしてコンテナAlbum#1からコンテナAlbum#2に移動する。
次に、移動先のコンテナをBrowse(ブラウズ)する(ステップS27)。
次に、先頭オブジェクトから順にアイテムか否かの属性チェックを行う(ステップS28)。アイテムを見つけると、ステップS7に移行し、見つけたアイテムのアイテム詳細をサーバ装置1に要求する。
図19では、コンテナAlbum#2のアイテムmu4の属性(Class)をチェックする。そしてアイテムであることを確認すると、ステップS7に移行し、見つけたアイテムmu4のアイテム詳細をサーバ装置1に要求する。
以上述べたように、本実施の形態のネットワークシステムによれば、オーディオ再生装置2〜4は、サーバ装置1側の全てのディレクトリ構造を知らなくても、少ないハードウェア資源を用いて(履歴情報管理テーブル241に、サーバ装置1のコンテンツが含まれているコンテナの情報およびそのコンテンツの周辺コンテンツの情報のみを保持した状態で)、同階層コンテナのリストを取得し、取得したリストを用いて同階層コンテナ内のアイテムを再生することができる。
また、整合性を確認(ステップS26)することで、例えば再生中に親コンテナ内に新たなコンテナが再生中のアイテムの前に追加されていたような場合においても、確実に、自コンテナ以外の同階層のコンテナに存在する他のアイテムの再生を行うことができる。
次に、第2の実施の形態のネットワークシステムについて説明する。
以下、第2の実施の形態のネットワークシステムについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2の実施の形態のネットワークシステムは、履歴情報管理テーブル241に基づいて整合性を確認することなくスキップ処理を行う点が異なっている。
図20は、第2の実施の形態のスキップ処理を示す図である。
第2の実施の形態では、コンテナスキップの入力があれば(ステップS9のYes)、
履歴情報を基に親コンテナに対してBrowse Direct Childrenで親コンテナのリストを取得する(ステップS10a)。
そして、ステップS11a〜S13aの処理を行う。なお、ステップS11a〜S13aについては、図13のステップS12〜S14とそれぞれ同じ処理を行うため、その説明を省略する。
この第2の実施形態のネットワークシステムによれば、第1の実施の形態のネットワークシステムと同様の効果が得られる。
そして、第2の実施形態のネットワークシステムによれば、さらに、スキップ処理の高速化を図ることができる。
次に、第3の実施の形態のネットワークシステムについて説明する。
以下、第3の実施の形態のネットワークシステムについて、前述した第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3の実施形態のネットワークシステムは、サーバ装置1と同機能を有するサーバ装置が複数設けられている。
そして、オーディオ再生装置2〜4は、それぞれ、あるサーバ装置からアイテムを享受し、そのアイテムを再生しているときに、再生中のアイテムのアーティスト名と同じアーディスト名を備えたコンテナが、他のサーバ装置内に存在するか否かを検索する機能と、オブジェクトIDとサーバIDとを関連づけて保管するID管理リストとを有している。
そして、オーディオ再生装置2〜4は、スキップボタン(スキップボタン25b)の押下により、ユーザI/F部(ユーザI/F部220)からコンテナスキップが入力されると、情報解析部210が、このID管理リストを参照し、他のサーバ装置からアイテムを取得し、アイテム再生部(アイテム再生部230)に取得したアイテムの再生を指示する。
図21は、第3の実施の形態のネットワークシステムのアイテム取得処理を示すフローチャートである。
まず、アイテム再生部230のアイテム再生時に、情報解析部210が、他のサーバに対し、Browse Direct Childrenを実行する(ステップS41)。
そして、応答があればアイテムか否かを判断する(ステップS42)。
アイテムでなければ(ステップS42のNo)、ステップS41に移行し、それ以降の処理を繰り返す。
アイテムであれば(ステップS42のYes)、そのアイテムに含まれるアーティストの文字列が一致するか否かを判断する(ステップS43)。
一致しなければ(ステップS43のNo)、ステップS41に移行し、それ以降の処理を繰り返す。
一致すれば(ステップS43のYes)、応答があったサーバ装置のサーバIDとアイテムのオブジェクトIDとを関連づけてID管理リストに登録する(ステップS44)。
この第3の実施形態のネットワークシステムによれば、第1の実施の形態のネットワークシステムと同様の効果が得られる。
そして、第3の実施の形態のネットワークシステムによれば、ユーザは、スキップボタン25bを押下するだけで、サーバ装置1以外のサーバ装置からもアイテムの取得が可能となる。
以上、本発明の再生装置および再生方法を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよく、例えば、基本モードとして第2の実施の形態のスキップ処理を行い、オプションとして第1の実施の形態のスキップ処理を行うようにしてもよい。なお、第2の実施の形態において破棄した履歴情報を参照する必要が生じれば、第1の実施の形態のように、整合性を確認しながらスキップ処理を行うか、再度コンテナスキップを押下するようにユーザに指示を出すようにしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、オーディオ再生装置2〜4が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等が挙げられる。磁気記録装置としては、例えば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等が挙げられる。光ディスクとしては、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等が挙げられる。光磁気記録媒体としては、例えば、MO(Magneto-Optical disk)等が挙げられる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
オーディオ再生プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、上記の実施の形態では、サーバ装置がメディアサーバとしての機能しか具備していない場合について説明したが、サーバ装置がさらにメディアレンダラとしての機能を具備していてもよく、この場合に、再生機器の切り替え元および切り替え先としてサーバ装置を含めることが可能である。
さらに、メディアサーバから配信し、メディアレンダラにおいて再生するコンテンツとしては、オーディオコンテンツの他に、ビデオコンテンツ、静止画像コンテンツ、ニュース等のテキストコンテンツを適用することも可能である。
また、上記の実施の形態では、UPnPを用いたコンテンツサーバシステムに本発明を適用した場合について説明したが、この他に、例えば、Jini(Java(登録商標) intelligent network infrastructure)やHAVi(Home Audio/Video interoperability)等の種々の仕様を適用したネットワークシステムにも、本発明を適用することが可能である。すなわち、オーディオコンテンツ等の種々のコンテンツを提供するサーバ装置と、提供されたコンテンツを受け取って順次再生するオーディオ再生装置とが存在する種々のネットワークシステムに、本発明を適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの構成例を示す図である。 UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)について説明するための図である。 メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 オーディオ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバ装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 オーディオ再生装置のソフトウェア構成を示すブロック図である。 履歴情報管理テーブルを示す図である。 図8に示す履歴情報管理テーブルが示す内容を示す図である。 本実施の形態のサーバのCDSのデータ階層を示す図である。 ネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。 ネットワークシステムの動作を示すフローチャートである。 モニタに表示される画面を示す図である。 スキップ処理を示すフローチャートである。 スキップ処理を示すフローチャートである。 スキップ処理の具体例を説明する図である。 スキップ処理の具体例を説明する図である。 スキップ処理の具体例を説明する図である。 スキップ処理の具体例を説明する図である。 第2の実施の形態のスキップ処理を示す図である。 第3の実施の形態のネットワークシステムのアイテム取得処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1……サーバ装置、2〜4……オーディオ再生装置、25b……スキップボタン、110……制御部、120……情報格納部、130……I/F部、210……情報解析部、220……ユーザI/F部、230……アイテム再生部、240……履歴情報管理部、241……履歴情報管理テーブル、250……I/F部、mu1〜mu4……アイテム

Claims (4)

  1. ツリー構造によってサーバ内に格納されるコンテンツをネットワークを介して取得し再生する再生装置において、
    コンテンツを再生する再生手段と、
    スキップ指示が入力されたときは、再生中の前記コンテンツが含まれる現フォルダの親フォルダを検索し、該親フォルダに属する子フォルダの個数と識別情報、および前記子フォルダ内のコンテンツに関するコンテンツリストを含む親フォルダ情報を前記サーバから取得し、前記親フォルダ情報に基づき、前記親フォルダに属する前記現フォルダを除く他の子フォルダのうち、少なくとも1つの前記コンテンツを有する子フォルダを検索する検索手段と、
    検索された前記子フォルダの前記コンテンツリストに基づき、再生するコンテンツを検出するコンテンツ検出手段と、
    前記コンテンツ検出手段によって検出された前記コンテンツを、前記サーバから取得し前記再生手段に再生させるコンテンツ取得手段と、
    を有する再生装置。
  2. 前記コンテンツは、該コンテンツが含まれる前記子フォルダの識別情報を有し、前記子フォルダは、該子フォルダが属する前記親フォルダの識別情報を有し、
    前記検索手段は、再生中の前記コンテンツから前記子フォルダの識別情報を取得し、再生中の前記コンテンツの識別情報を前記サーバから取得して再生中の前記コンテンツから取り出した識別情報と比較し、一致したことを確認すると、前記子フォルダの識別情報を前記サーバから取得して前記子フォルダから取り出した前記子フォルダの識別情報と比較し、一致したことを確認すると、前記子フォルダが有する前記親フォルダの識別情報を備える前記親フォルダを検索対象とする請求項1記載の再生装置。
  3. ルートフォルダから再生中の前記コンテンツに至るまでに選択されたフォルダの履歴の少なくとも一部を管理する履歴情報管理部をさらに有し、
    前記検索手段は、前記履歴情報管理部が管理する履歴から前記親フォルダを検索する請求項1記載の再生装置。
  4. ツリー構造によってサーバ内に格納されるコンテンツをネットワークを介して所望のコンテンツを取得し、再生する再生方法において、
    再生手段がコンテンツを再生しているときにスキップ指示の入力があると、
    検索手段が、再生中の前記コンテンツが含まれる現フォルダの親フォルダを検索し、該親フォルダに属する子フォルダの個数と識別情報、および前記子フォルダ内のコンテンツに関するコンテンツリストを含む親フォルダ情報を前記サーバから取得し、前記親フォルダ情報に基づき、前記親フォルダに属する前記現フォルダを除く他の子フォルダのうち、少なくとも1つの前記コンテンツを有する子フォルダを検索し、
    コンテンツ検出手段が、検索された前記子フォルダの前記コンテンツリストに基づき、再生するコンテンツを検出し、
    コンテンツ取得手段が、前記コンテンツ検出手段によって検出された前記コンテンツを、前記サーバから取得し前記再生手段に再生させる、
    再生方法。
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