JP4881907B2 - 除草具 - Google Patents

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この発明は、作物が成育中の耕土において、除草をするために用いられる除草具に関する。
農業においては、雑草の抑制が課題の一つであり、この除草をどうするかは有機農法においては重要な課題とされる。このために合鴨農法なども採用されるところである。したがって、耕土上を単純に移動させることで、短時間に広い面積での除草をなせるような機器が望まれるところである。なお、人力で畑の株間の除草をなす機器として、特許文献1に示されるものがある。
特許第3423952号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、耕土上を単純に移動させることで短時間に広い面積での除草をなせる除草具を、簡素な構造をもって、したがって故障しにくくメンテナンスも容易なものとして、さらには人力でも容易に動かせるものとして、提供する点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、除草具を、以下の(1)〜(5)の構成を備えたものとした。
(1)柄体と、
(2)この柄体の一端部に支持されて下方に突き出すアーム体と、
(3)このアーム体の下端に左右方向に軸線を沿わせた軸をもって回動可能に組み付けられた一又は互いの間に左右方向に間隔を開けて配された二以上の橇体とを備えており、
(4)橇体の後端部には、互いの間に左右方向に間隔を開けて複数の除草刃が備えられていると共に、各除草刃は後方に刃先を向けて突きだし且つ各除草刃にはこの刃先側を下方に位置させる反りがつけられており、
(5)しかも、橇体とアーム体との回動組み付け箇所が、橇体の前後方向略中程の位置より後方に位置されている。
かかる構成によれば、柄体の他端側を支持して柄体の一端側の下方にアーム体を介して橇体を、その滑走面を下に耕土上に配させることができる。この状態から、柄体を移動させると、雑草は押し倒されて橇体の前端側の下方に土ないし泥と一緒に入り込みこのように入り込む土ないし泥によって橇体はアーム体との回動組み付け箇所を中心に回動して橇体の前端側は上方に持ち上がる。橇体がこのように回動されると橇体の後端側は下方に移動され、耕土に食い込み倒された雑草の根を掻き取る。根を掻き取られた雑草は橇体の移動により土ないし泥中に埋まり除去が完了する。橇体はアーム体に回動可能に組み付けられていることから、耕土の起伏に沿うように橇体は回動され耕土上を橇体はスムースに移動される。アーム体と橇体との回動組付け箇所は橇体の前後方向中程の位置より後方に位置されていることから、橇体の前端側の持ち上がりによって除草刃を耕土に強く食い込ませて雑草の根を確実に掻き取ることができる。橇体を複数備えさせた場合、それぞれの橇体を作物の条間に配させてこの条に沿って除草具を移動させれば、複数の条間の除草を除草具の一回の移動によって完了させることができる。かかる除草具の機構は簡素であり、したがって故障などは少なく、長期に亘る使用が可能とされる。また、橇体により耕土上の移動はスムースであり、力のない女性や年配者でも人力で操作することが可能とされる。
前記柄体を支持して橇体の滑走面を接地させた状態において、橇体とアーム体との回動組み付け箇所が、柄体によるアーム体の支持位置の直下位置よりも後方に位置されるようにしておけば、橇体を所望の向きに真っ直ぐに移動させ易くなる。
前記橇体の上面側に、竹の枝を、橇体の後端から後方に突き出させると共に後方に向かうに連れて橇体の移動中心線から次第に離れるように取り付けさせる取り付け部を備えさせておくこともある。こうすれば前記条間に橇体を移動させるときにこの竹の枝によって株間の雑草も除去させることができる。
この場合さらに、前記取り付け部によって、竹の枝を、橇体の後端から後方に向かうに連れて斜め下がりになるように、橇体に取り付けさせるようにしておくこともある。こうすれば、除草効果がより向上される。
また、この場合さらに、前記取り付け部を、橇体の左右にそれぞれ備えさせておくこともある。こうすれば橇体が間を移動する二つの条のそれぞれにおいて株間の除草が可能となる。
また、前記取り付け部を、竹の枝をその一側方から受け入れ支持する第一保持部と、これをその他側方から受け入れ支持する第二保持部とを備えて構成させておけば、竹の枝をそれぞれの保持部にこれをしならせながら引っかけて、橇体の上面側にワンタッチで取り付けさせることができる。
この発明にかかる除草具によれば、植えられた作物の条間においてこの条に沿って橇体を移動させるように除草具を移動させることで、短時間に広い面積での除草を適切になすことができる。除草具は、柄体とアーム体と橇体とを組み合わせた簡素な構造であり、したがって故障しにくくメンテナンスも容易である。また、かかる除草具は、柄体を利用して人力でも容易に動かすことができる。
以下、図1〜図7に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1は実施の形態にかかる除草具の利用状態を示しており、図2〜図4はかかる除草具をそれぞれ表している。また、図5はかかる除草具を構成する橇体3の一つに竹の枝4を取り付けさせた状態を上方から視て、図6は除草具の機能を耕土Mを模式的に表した状態でこの耕土M上に橇体3を表して示している。また、図7は除草具による複数条の条間Sと株間の除草とを同時に実現し得る構成を理解し易いように、耕土M上に植えられた作物Pと除草具の橇体3とを模式的に表して示している。
この実施の形態にかかる除草具は、作物Pが成育中の耕土Mにおいて、除草をするために用いられるものである。
この実施の形態にあっては、かかる除草具は、人力での使用が可能な構造になっている。より具体的には、かかる除草具は、手押しにより、耕土M上を移動させることで、この耕土Mの除草を適切になせる構造になっている。また、かかる除草具は、水田での除草に適した構造になっている。水田での除草においては、ひえ、あわなどの雑草P’が除去対象とされる。かかる除草具は、条間Sの除草を後述する橇体3によって、株間(一つの条の隣り合う作物の間)の除草をこの橇体3に取り付けられる竹の枝4によって、なすように構成されている。竹の枝4としては、孟宗竹、真竹、淡竹の枝を用いる。これらの枝は、植えられたばかりの作物P、典型的には、植えられたばかりの稲の苗に触れてもこれを痛めることなくしなって避け、この苗の近傍に生えた雑草P’のみを抜き取るように機能し得るところであり、これらの枝としては前記孟宗竹、真竹、淡竹の枝からこうした機能を備えた太さのものを選択する。
かかる除草具は、以下の(1)〜(3)の各要素を組み合わせてなる。
(1)柄体1
(2)アーム体2
(3)橇体3
柄体1は、アーム体2および橇体3を支持すると共に、これを利用して橇体3を耕土M上で滑らせながら除草具を移動させるものである。図示の例では、かかる柄体1は、左右二本の棒状体10、10間に、前後に隣り合う架設棒体11との間に間隔を開けて三本の架設棒体11…11を架設させると共に、二本の棒状体10、10の一端をそれぞれ左右方向に長いアーム支持棒体12の長さ方向略中程の位置に止着させ、かつ、二本の棒状体10、10の他端をそれぞれ左右方向に長い把持棒体14の中間部に止着させてなる。図示の例では、把持棒体14を把持して前方に除草具を押して除草をなすように構成されている。
アーム体2は、前記柄体1の一端部13に支持されて下方に突き出す棒状をなすように構成されている。図示の例では、前記柄体1を構成する各部材とアーム体2はいずれも、木製の角材によって構成されている。かかる角材としてはその重さ、剛性、痛みにくさなどを考慮すると、赤松の角材が適している。図示の例では、除草具は、左右方向に隣り合う橇体3との間に間隔を開けて、5個の橇体3を備えた構成とされており、これに対応して、アーム体2も5本備えられている。各アーム体2はいずれも、その上端20側を柄体1の一端部13すなわち前記アーム支持棒体12に、二個のU字状金物21a、21aと、このU字状金物21aの端部間に亘る長さを持つと共にU字状金物21aの端部を通す通し穴を備えた板状金物21bとからなる連結金物21によって、組み付けられている。具体的には、アーム体2の上端側を上下に間隔をおいて配される一対のU字状金物21a、21a内に通すと共に、上側のU字状金物21aの一端と下側のU字状金物21aの一端との間および上側のU字状金物21aの他端と下側のU字状金物21aの他端との間とにそれぞれ板状金物21bを架設してこの二枚の板状金物21bとアーム体2との間にアーム支持棒体12を通し、その上で板状金物21bの通し穴から突き出されているU字状金物21aの端部にナット21cを締め付けることで、柄体1とアーム体2とを組み付けている。図示の例では、かかる連結金物21によって、柄体1に対してアーム体2が略直交するように組み付けられている。(図3)
橇体3は、前記アーム体2の下端に左右方向に軸線を沿わせた軸30をもって回動可能に組み付けられている。この実施の形態にあっては、互いの間に左右方向に間隔を開けて配された五個の橇体3…3を備えている。隣り合う橇体3、3の前後方向に沿った仮想の移動中心線x間には、植えられた作物Pの条間Sの間隔と略等しい間隔が開けられる。かかる橇体3は、前後方向に長い板状主体31を備えている。かかる橇体3は、典型的には、金属によって構成される。
図示の例では、前後寸法を400mm、左右寸法を200mmとした板状の橇体3を、隣り合う橇体3、3の移動中心線間に300mmの間隔を開けるようにして配しており、最も右側の橇体3を構成する板状主体31の右辺31gと最も左側の橇体3を構成する板状主体31の左辺31hとの間の寸法が1400mmとなるようにしている。隣り合う橇体3、3間には100mmの間隔が形成されている。なお、図示の例では、アーム体2は長さ500mm、柄体1は長さ1270mmとされており、柄体1との組み付け箇所からアーム体2の下端までの寸法はおよそ370mmとなっている。
橇体3を構成する板状主体31の前端部31aは、平面視の状態において山状をなすように成形されている。かかる板状主体31には、その前端から後端近傍までの箇所に、上方を湾曲内側とする仮想の円(R350mm)の円弧に沿った第一の反り31cがつけられている。
橇体3の後端部31bには、互いの間に左右方向に間隔を開けて複数の除草刃31e…31eが備えられていると共に、各除草刃31eは後方に刃先31fを向けて突きだし且つ各除草刃31eにはこの刃先31f側を下方に位置させる反りがつけられている。図示の例では、板状主体31の後端を、平面視の状態において頂部を尖らせた波形状をなすように成形させて、橇体3の後端部31bに複数の除草刃31e…31eを備えさせている。この尖らされた頂部が前記刃先31fとして機能するようになっている。板状主体31には、除草刃31eの基部から刃先31fに亘って下方を湾曲内側とする仮想の円(R50mm)の円弧に沿った第二の反り31dがつけられている。
橇体3の滑走面32、つまり、裏面は、かかる第一及び第二の反り31c、31dによって、側面視の状態において、略S字形をなすように湾曲している。(図3)
かかる橇体3とアーム体2との回動組み付け箇所33は、橇体3の前後方向略中程の位置より後方に位置されている。図示の例では、橇体3の上面に備えられた左右一対のブラケット34、34を介して、橇体3にアーム体2の下端22が回動可能に組み付けられている。一対のブラケット34、34はそれぞれ前後方向に長い縦板部34aを有すると共に、この縦板部34aの前端と後端とにそれぞれ縦板部34aの下端からこの縦板部34aに直交する向きに突き出す横板部34bとを備えている。一対のブラケット34、34はそれぞれ他方のブラケット34の縦板部34aとの間にアーム体2の下端の入れ込み隙間を開けた状態で、その横板部34bを板状主体31の上面にリベット止めすることで板状主体31に備え付けられている。かかる一対のブラケット34、34の縦板部34aにおける後端側にボルトの通し穴34cが貫通状態に形成されていると共に、軸30となるボルト30aを一対のブラケット34、34の通し穴34cとアーム体2の下端に形成させた通し穴22aとに通してその端部にナット30bを止め付けることで、アーム体2の下端22に橇体3がその滑走面32を下にして、かつ、板状主体31の前端部31aを上下動させる回動を可能とさせた状態で組み付けられている。図示の例では、かかる回動組み付け箇所は、板状主体31の後端から前方に120mm離れた位置に設定されており、回動組み付け箇所と板状主体31の前端との間の間隔は、280mmとなっている。
かかる構成によれば、柄体1の他端側を支持して柄体1の一端側の下方にアーム体2を介して橇体3を、その滑走面32を下に耕土M上に配させることができる。この状態から、柄体1を移動させると、図示の例では前方に押すと、雑草P’は押し倒されて橇体3の前端側の下方に土ないし泥と一緒に入り込みこのように入り込む土ないし泥によって橇体3はアーム体2との回動組み付け箇所33を中心に回動して橇体3の前端側は上方に持ち上がる。(図6)橇体3がこのように回動されると橇体3の後端側は下方に移動され、耕土Mに食い込み倒された雑草P’の根を掻き取る。根を掻き取られた雑草P’は橇体3の移動により土ないし泥中に埋まり除去が完了する。橇体3はアーム体2に回動可能に組み付けられていることから、耕土Mの起伏に沿うように橇体3は回動され耕土M上を橇体3はスムースに移動される。アーム体2と橇体3との回動組付け箇所は橇体3の前後方向中程の位置より後方に位置されていることから、橇体3の前端側の持ち上がりによって除草刃31eを耕土Mに強く食い込ませて雑草P’の根を確実に掻き取ることができる。図示の例では、特に、前記回動組み付け箇所33の直下と第二の反り31dのつけられた箇所との間に第一の反り31cによる湾曲部分が残されていることから、橇体3の前端側の持ち上がりによって除草刃31eを耕土Mにより効果的に食い込ませることができるようになっている。橇体3を複数備えさせた場合、それぞれの橇体3を作物Pの条間Sに配させてこの条に沿って除草具を移動させれば、複数の条間Sの除草を除草具の一回の移動によって完了させることができる。かかる除草具の機構は簡素であり、したがって故障などは少なく、長期に亘る使用が可能とされる。また、橇体3により耕土M上の移動はスムースであり、力のない女性や年配者でも人力で操作することが可能とされる。
また、この実施の形態にあっては、柄体1を支持して橇体3の滑走面32を接地させた状態において、橇体3とアーム体2との回動組み付け箇所33が、柄体1によるアーム体2の支持位置15の直下位置よりも後方に位置されるようになっている。この実施の形態にあっては、柄体1の一端部13よりも下方で橇体3は接地し、かつ、柄体1側の荷重が作用される橇体3における前記回動組み付け箇所33の直下位置が、柄体1によるアーム体2の支持位置15の直下位置よりも後方に位置されるようになっている。(図1)これにより、この実施の形態にあっては、橇体3を耕土Mにめり込ませ過ぎることがなく、また、橇体3を所望の向きに真っ直ぐに移動できるようになっている。
また、この実施の形態にあっては、橇体3の上面側に、竹の枝4を、橇体3の後端から後方に突き出させると共に後方に向かうに連れて橇体3の移動中心線xから次第に離れるように取り付けさせる取り付け部35が備えられている。この実施の形態にあっては、かかる取り付け部35が、橇体3の左右にそれぞれ備えられている。また、各取り付け部35は、竹の枝4をその一側方から受け入れ支持する第一保持部35aと、これをその他側方から受け入れ支持する第二保持部35bとを備えて構成されている。さらに、かかる取り付け部35によって、竹の枝4を、橇体3の後端から後方に向かうに連れて斜め下がりになるように、橇体3に取り付けさせるようにしてある。
図示の例では、ブラケット34の縦板部34aの前端に形成された、前方に開放されて後方に向けて横向きに延びる切り欠き34dと、橇体3の後端側において下端を橇体3の上面に止着させて上方に突きだし且つ突き出し端に橇体3の移動中心線xから離れる向きに突き出す引っかかり部36aを備えた後側引っかけ部36と、切り欠き34dと後側引っかけ部36との間にあって下端を橇体3の上面に止着させて上方に突きだし且つ突き出し端に橇体3の移動中心線x側に突き出す引っかかり部37aを備えた前側引っかけ部37とにより、前記取り付け部35を構成させている。橇体3の前端部側から視たときの右側のブラケット34と橇体3の板状主体31の右辺31gとの間に前側引っかけ部37と後側引っかけ部36とがそれぞれ設けられ、かつ、左側のブラケット34と橇体3の板状主体31の左辺31hとの間に前側引っかけ部37と後側引っかけ部36とがそれぞれ設けられている。また、橇体3の左右においてそれぞれ、前側引っかけ部37の引っかかり部37aの突きだし側の側面は、後側引っかけ部36の引っかかり部36aの突きだし側の側面よりも橇体3の移動中心線xに近い位置に位置され、さらに、ブラケット34の前記切り欠き34dは前側引っかけ部37の引っかかり部37aの突きだし側の側面よりも橇体3の移動中心線xに近い位置に位置されている。また、ブラケット34の切り欠き34dは両引っかけ部36、37の引っかかり部36a、37aよりも高い位置にある。
これにより、図示の例では、ブラケット34の切り欠き34dと後側引っかけ部36とを前記第一保持部35aとして、また、前側引っかけ部37を前記第二保持部35bとして、竹の枝4をそれぞれの保持部にこれをしならせながら引っかけて、橇体3の上面側にワンタッチで取り付けさせることができる。(図5)取り付けられた竹の枝4は、後方に向かうに連れて橇体3の移動中心線xから離れるように突き出されることから、前記条間Sに橇体3を移動させるときにこの竹の枝4によって株間の雑草P’も除去させることができる。このとき前記のように橇体3の後端から斜め後方に突き出される竹の枝4のしなりにより、植えられた作物Pを痛めないようにして、雑草P’を除去させるようにすることができる。(図7)橇体3の左右にそれぞれ取り付け部35を備えさせておくことにより、橇体3が間を移動する二つの条のそれぞれにおいて株間の除草が可能とされる。図示の例では、5個の橇体3とこれの左右にそれぞれ取り付けられる竹の枝4によって、除草具の一回の移動により、5箇所の条間Sの除草に加え、この5箇所の条間Sとこれに隣接する左右の条の株間の除草ができるようになっている。畦に沿った除草においては、この畦側に位置される橇体3に取り付けられた竹の枝4により、かかる畦の除草もなすことができる。(図7)ブラケット34の切り欠き34dが前記両引っかけ部36、37より高い位置にあることから、前記のように取り付けられた竹の枝4は後方に向かうに連れて斜め下がりに位置づけられ、これにより除草効果がより向上されている。
図示のように構成された除草具によれば、一反(300坪)の田の除草を30分で完了させることができた。
除草具の利用状態を示した側面構成図 除草具の平面図 同側面図 図3の右側から視た除草具の側面図 橇体3の平面図 橇体3の側面図 除草具の利用状態を示した平面構成図
符号の説明
1 柄体
13 一端部
2 アーム体
3 橇体
30 軸
31b 後端部
31e 除草刃
31f 刃先
33 回動組み付け箇所

Claims (6)

  1. 柄体と、
    この柄体の一端部に支持されて下方に突き出すアーム体と、
    このアーム体の下端に左右方向に軸線を沿わせた軸をもって回動可能に組み付けられた一又は互いの間に左右方向に間隔を開けて配された二以上の橇体とを備えており、
    橇体の後端部には、互いの間に左右方向に間隔を開けて複数の除草刃が備えられていると共に、各除草刃は後方に刃先を向けて突きだし且つ各除草刃にはこの刃先側を下方に位置させる反りがつけられており、
    しかも、橇体とアーム体との回動組み付け箇所が、橇体の前後方向略中程の位置より後方に位置されていることを特徴とする除草具。
  2. 柄体を支持して橇体の滑走面を接地させた状態において、橇体とアーム体との回動組み付け箇所が、柄体によるアーム体の支持位置の直下位置よりも後方に位置されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の除草具。
  3. 橇体の上面側に、竹の枝を、橇体の後端から後方に突き出させると共に後方に向かうに連れて橇体の移動中心線から次第に離れるように取り付けさせる取り付け部が備えられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の除草具。
  4. 取り付け部によって、竹の枝を、橇体の後端から後方に向かうに連れて斜め下がりになるように、橇体に取り付けさせるようにしてあることを特徴とする請求項3に記載の除草具。
  5. 取り付け部が、橇体の左右にそれぞれ備えられていることを特徴とする請求項3又は請求項4のいずれか1項に記載の除草具。
  6. 取り付け部が、竹の枝をその一側方から受け入れ支持する第一保持部と、これをその他側方から受け入れ支持する第二保持部とを備えて構成されていることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項に記載の除草具。
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