JP4879479B2 - 位置情報に基づくipアドレスを有する受信パケット判定方法、並びに装置及びプログラム - Google Patents

位置情報に基づくipアドレスを有する受信パケット判定方法、並びに装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、位置情報に基づくIP(Internet Protocol)アドレスを有する受信パケット判定方法、並びに装置及びプログラムに関する。特に、IPv6のような大きなアドレス表記を有するIPアドレスに関する。
サービス提供サーバが、端末へ、その位置情報に基づいたサービス情報を提供する場合を想定する。このとき、端末は、予め、現在の位置情報を位置情報管理サーバに登録する。次に、サービス提供サーバは、位置情報管理サーバに対して、所定の位置範囲に存在する端末を問い合わせる。そして、サービス提供サーバは、位置情報管理サーバから取得されたその位置範囲に存在する端末へサービス情報を送信する。
このようなサービス情報は、IPアドレスを有するパケットを用いて転送される。現在、そのアドレス体系は、32ビットで表記されるIPv4から、128ビットで表記されるIPv6へと移行しつつある。特に、IPv6では、各種拡張ヘッダが規定され、様々な拡張機能を持たせることが容易になっている。
一方、端末の位置情報を取得するための最も一般的な方法には、GPS(Global Positioning System)がある。これは、米国国防総省が運営する、地球の周回軌道を回る24個の衛星から発信される情報を受信し、その衛星との距離を導出することによって、当該端末の現在地(緯度及び経度)を取得することができるものである。一般には、カーナビゲーションシステムなどに採用されていたが、近年、このGPS受信機の精度が向上し、更に携帯電話端末等の小型端末にも組み込むことが可能となってきている。
このように、GPSによって取得された位置情報に基づいて、端末へのパケット転送を可能にする方法がある(例えば非特許文献1参照)。また、IPv6のパケットに地理範囲を含ませる方法もある(例えば非特許文献2参照)。
T. Imielinski, J. Navas, Rutgers University, "GPS-Based Addressing andRouting"、IETF、RFC2009、Experimental, November 1996. "Mapping Universal Geographical Area Description to IPv6 Geo BasedUnicast Adderss"、[online]、IETF、Internet-Draft,draft-vanmegen-ipv6-addr-00、[平成15年11月21日検索]、インターネット<URL:http://www.watersprings.org/pub/id/draft-vanmegen-ipv6-addr-00.txt>
しかしながら、従来の技術によれば、端末の位置情報を管理する位置情報管理サーバを必要とするために、その位置情報管理サーバは、集中する登録及び問い合わせによって過負荷状態に陥りやすく、サービスの提供が困難になる可能性が高い。このような方法によれば、様々なサービスごとに位置情報管理サーバを必要とし、その管理コストも増大する。
従って、本発明は、位置情報管理サーバが存在しなくても、位置情報に基づくサービス情報を送信でき且つ受信することができる方法、装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明における受信パケット判定方法によれば、
位置情報と、前記位置情報と組み合わせて地理範囲を指定する地理範囲情報を位置情報部に含むIPアドレスを有するパケットを受信する第1のステップと、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスの位置情報及び地理範囲情報とで特定される地理範囲に重畳する範囲が存在する場合、前記パケットを受信するように判定する第2のステップとを有し、前記地理範囲情報は、地理範囲の形状を指定する情報を含み、前記位置情報部は、更に、一部一致/完全一致フラグを含んでおり、前記第2のステップにおいて、受信した前記パケットのIPアドレスに含まれる一部一致/完全一致フラグが完全一致を示している場合、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスが特定する地理範囲が全く同じ場合にのみ、前記パケットを受信するように判定することを特徴とする。
本発明における受信パケットの判定装置によれば、
位置情報と、前記位置情報と組み合わせて地理範囲を指定する地理範囲情報を位置情報部に含むIPアドレスを有するパケットを受信する第1の手段と、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスの位置情報及び地理範囲情報とで特定される地理範囲に重畳する範囲が存在する場合、前記パケットを受信するように判定する第2の手段とを有し、前記地理範囲情報は、地理範囲の形状を指定する情報を含み、前記位置情報部は、更に、一部一致/完全一致フラグを含んでおり、前記第2の手段は、受信した前記パケットのIPアドレスに含まれる一部一致/完全一致フラグが完全一致を示している場合、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスが特定する地理範囲が全く同じ場合にのみ、前記パケットを受信するように判定することを特徴とする。
本発明における受信パケットの判定プログラムによれば、
位置情報と、前記位置情報と組み合わせて地理範囲を指定する地理範囲情報を位置情報部に含むIPアドレスを有するパケットを受信する第1の手段と、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスの位置情報及び地理範囲情報とで特定される地理範囲に重畳する範囲が存在する場合、前記パケットを受信するように判定する第2の手段としてコンピュータを機能させる受信パケット判定プログラムであって、前記地理範囲情報は、地理範囲の形状を指定する情報を含み、前記位置情報部は、更に、一部一致/完全一致フラグを含んでおり、前記第2の手段は、受信した前記パケットのIPアドレスに含まれる一部一致/完全一致フラグが完全一致を示している場合、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスが特定する地理範囲が全く同じ場合にのみ、前記パケットを受信するように判定することを特徴とする。
本発明の他の実施形態によれば、前記IPアドレスは、ネットワークプレフィクス部を有することも好ましい。
また、本発明の他の実施形態によれば、前記位置情報は、緯度及び経度からなることも好ましい。
更に、本発明の他の実施形態によれば、前記位置情報部は、地域情報を含み、
前記地域情報は、前記位置情報及び前記地理範囲情報で指定される地理範囲に含まれる、予め決められた任意の形状の地域を示していることも好ましい。
更に、本発明の他の実施形態によれば、前記IPアドレスは、IPv6に基づくものであることも好ましい。
本発明によれば、位置情報管理サーバが存在しなくても、位置情報に基づくサービス情報を送信でき且つ受信することができる。従って、位置情報管理サーバの管理コストも必要としない。また、本発明によれば、現状のIPv6の環境を壊すことなく実現できる。
以下では、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
IPv6アドレスは、通常、1つのホストを表すのに対し、本発明は、位置情報及び地理範囲情報を表す。このようなIPアドレスを、以下ではGIP(Geographical Internet
Protocol)アドレスと称す。このような概念は、物理的に配信可能な全てのノードに対して同報送信するブロードキャスト、又は予め設定されグループに属するノードに対して同報送信するマルチキャストとは、全く異なるものである。
ここで、GIPアドレスを決定する場合とは、受信装置自身がパケットを受信可能とする地理範囲を「指定」する場合と、送信装置がパケットを送信したい地理範囲を「指定」する場合とがある。受信装置は、例えばGPSによって測定された位置情報と、ユーザによって指定された地理範囲情報とからGIPアドレスを構成し、送信装置は、ユーザによって指定された位置情報と地理範囲情報とからGIPアドレスを構成する。
図1は、本発明におけるGIPアドレス体系の説明図である。
図1によれば、本発明のGIPアドレスは、64ビットのネットワークプレフィックス部と、64ビットの位置情報部とから構成されている。勿論、ネットワークプレフィックス部のビット数を調整することは可能であり、それに伴って位置情報部のビット数も調整される。
ネットワークプレフィックス部は、通常のIPv6におけるネットワークプレフィックスと全く同じものである。従って、当然に、既存のルータによって、所定のネットワークプレフィックスを有するネットワークに対する経路制御が可能となる。ネットワークプレフィックスは、あるネットワークにおいて提供されるサービス単位に割り当てられたものである。そのサービス情報を受信したい端末は、それに対応するネットワークプレフィックスを知っていることを前提とする。例えば、利用者が、表示画面によって、取得したいサービス情報項目を選択することにより、そのサービス情報に基づくネットワークプレフィックスが選択されることになる。
位置情報部は、通常のIPv6におけるホスト識別子と称される部分に相当する。図1によれば、位置情報部は、「緯度」及び「経度」と、「距離(範囲)」と、「形」ビットと、「一部一致/完全一致」ビットとを有する。
例えば、「緯度」及び「経度」を0.1秒(約3.0m)の精度で、全地球上の位置を表現するためには、以下のように47ビットが必要となる。
(緯度)180度×60分×600(0.1秒単位)=6480000 ≒23ビット
(経度)360度×60分×600(0.1秒単位)=12960000≒24ビット
合計47ビット
尚、「緯度」「経度」の表現ビット数が多いほど、分解能を向上でき、詳細な場所を指定することができる。一方、その分解能を落とすことにより、ビット数を節約できる。
図2は、本発明における「距離(範囲)」及び「形」ビットに基づく地理範囲を表す説明図である。
図2の上段は、地理範囲の形状を正方形とした場合、「緯度」「経度」に基づく基準点を正方形の左下に取ったものである。図2の中段は、地理範囲の形状を正方形とした場合、「緯度」「経度」に基づく基準点を正方形の重心に取ったものである。図2の下段は、地理範囲の形状を円とした場合、「緯度」「経度」に基づく基準点を円の中心に取ったものである。
図2によれば、「経度」をx軸、「緯度」をy軸、「距離(範囲)」をdx及びdyとして2次元で表現している。「距離(範囲)」には「15分」(15分×600×3m=27000m=27km)という値が設定されている。このような範囲の表現方法は、システム全体で予め規定しておく必要がある。例えば、複数の表現方法を規定し、その方法毎に番号を割り当てておき、位置情報部の「形」ビットで指定するものであってもよい。尚、「距離(範囲)」の値が0である場合、ある1点の場所を指すことができる。
「形」ビットは、地理範囲を指定するために重要な要素であるが、システム全体で統一しておくことによって、省略することもできる。また、必ずしも全地球の範囲を指定する必要がない場合には、ある地理に限定し、オフセットを導入することで、表現するビット数を減らすこともできる。例えば、日本国内をカバーするだけであれば、緯度21分、経度32分もあれば十分である(0.1秒単位で全地球に比べ約7ビットの削減)。そこで、ある基準点(例えばカバーする範囲の南西端)からの差分を位置情報として利用してもよい。また、比較的小さい範囲をカバーするようなプレフィックス(例えば関東地域をカバーするプレフィックス)を複数用意して、そのプレフィックスごとにオフセットを設ければ、更にビット数を削減できる。
一方、ビット数に余裕があれば、「緯度」y軸及び「経度」x軸のみならず、「高度」z軸を用いて表現することができる。これにより、平面ではなく、立体(立方体や球など)を表すこともできる。勿論、dx、dy、dzとをそれぞれ異なる値に設定することにより、より複雑な形状の地理範囲を設定することができる。
ここで、緯度及び経度についての実際の適用例を説明する。例えば、ある端末が自身の位置として、北緯48度07.038247分、東経11度31.324523分という情報を取得した場合について説明する。この値を0.1秒単位の16進数に変換する。
48度07.038247分(北緯) → (48+90) × 36000 + 7.038247 × 600
= 4968623 (10進)
= 4BD0AF (16進:後半23ビット)
11度31.324523分(東経) → 11 × 36000 + 31.324523 × 600
= 414794 (10進)
= 06544A(16進:24ビット)
図1によれば、以下のようなGIPアドレスとなる。
3FFE: 0: 0: 1:2328:4BD0:AF06:544A
(ネットワークプレフィックス) |(距離)|(緯度:北緯)|(経度:東経)
このGIPアドレスは、ネットワークプレフィックスを「3FFE:0:0:1::/64」とし、北緯48度07.038247分及び東経11度31.324523分にいる端末が、距離15分(0.1秒単位では16進数で2328となる)の地理範囲を表す。ここでは、緯度情報を、簡単のため24ビットで表現(最上位ビットは0で固定)している。
尚、緯度及び経度の変換規則(原点:x=北緯0度、y=東経0度)は、以下のようになる。
N(北緯) y+90度
S(南緯) 90度−y
E(東経) x
W(西経) 360度−x
この基準点に基づいて、利用者の所望の地理範囲(これも0.1秒単位で表す)を自端末のアドレスとして表現する。このような地理範囲の表現方法は、システムで予め統一されていればよく、様々が方法が想定される。但し、位置情報部に収まる程度の単純なものである必要がある。
図3は、自端末のGIPアドレスと受信パケットのGIPアドレスとの地理範囲の重畳を判定するための説明図である。
受信されたパケットが、自端末への宛先のパケットであるとして受信することができるか否かの判断(そのパケットを上位レイヤに通知することができるか否か)について説明する。この判断は、受信されたパケットのGIPアドレスが表す地理範囲と、自端末が予め設定しているGIPアドレスが表す地理範囲とを比較して、互いに重畳する部分があるか否かによって決定される。
図3によれば、図2の上段の方法で地理範囲が決定されている。図3の地理範囲A0は、端末のGIPアドレスに基づく地理範囲である。これに対し、受信したパケットのGIPアドレスは、地理範囲A1を示す。このとき、x軸に基づく(x1〜x1+d1)と(x0〜x0+d0)とに重畳する部分があり、且つ、y軸に基づく(y1〜y1+d1)と(y0〜y0+d0)とに重畳する部分があるか否かによって判断される。この場合、地理範囲A0と地理範囲A1とは一部重畳すると判断される。このとき、「一部一致/完全一致」ビットが「一部一致」ならば、地理範囲A1を示すパケットは受信できると判断する。
また、受信したパケットのGIPアドレスが、地理範囲A2を示す場合、y軸に基づく(y2〜y2+d2)と(y0〜y0+d0)とに重畳する部分があるが、x軸に基づく(x2〜x2+d2)と(x0〜x0+d0)とに重畳する部分がない。従って、地理範囲A0と地理範囲A2とは重畳する部分がないために、当該パケットは受信できないと判断する。
更に、受信したパケットにおけるGIPアドレスが、地理範囲A3を示す場合、x軸に基づく(x3〜x3+d3)は(x0〜x0+d0)に完全に含まれ、且つ、y軸に基づく(y3〜y3+d3)は(y0〜y0+d0)とに完全に含まれる。従って、地理範囲A3は地理範囲A1に完全に含まれるために、「一部一致/完全一致」ビットが「一部一致」ならば、当該パケットは受信できると判断する。
図4は、本発明におけるシステム構成図である。
図4によれば、端末1は、IPv6に基づくパケット通信をすることができ、無線を介して基地局20に接続することによりIPv6網6に接続される。また、端末1は、GPS7を用いて位置情報である「緯度」「経度」を測定することができる。ここで、端末1は、「緯度」「経度」に基づく所定の地理範囲を示すGIPアドレスYYYを保持している。勿論、端末1は、必ずしも無線回線を介してルータ30に接続される必要はなく、有線回線を介して接続されていてもよい。
図4によれば、更に、基地局20は、IPv6網6のルータ30に接続され、ルータ30は、IPv6網内において、ルータ31、32及び33に相互に接続されている。ルータ31は基地局21を介して端末4に接続され、ルータ32は基地局22を介して端末4に接続され、ルータ33は端末5に接続されている。
パケットを送信する端末5は、送信したい所望の地理範囲に基づくGIPアドレスXXXを生成し、GIPアドレスXXXを当該パケットの宛先アドレスとして付与する。一方、パケットを受信する端末1は、予め、所定の地理範囲に基づくGIPアドレスYYYを生成し且つ保持している。「緯度」「経度」は、GPS7を用いて測定することができ、「距離(範囲)」「形」は、端末1の利用者によって指定することができる。
図4によれば、端末5が送信したGIPアドレスXXXを含むパケットは、ルータ33及び30と基地局20とを介して、そのGIPアドレスXXXによって指定された地理範囲へ送信される。このとき、基地局20から配信されるGIPアドレスXXXのパケットは、端末1によっても物理的に受信することができる。端末1は、受信されたパケットのGIPアドレスXXXの地理範囲と、自らのGIPアドレスYYYの地理範囲とを比較し、重畳する地理部分が存在するか否かを判定する。図4によれば、重畳する地理範囲が一部一致であるために、そのパケットを受信することができる。但し、この場合、パケットの「一部一致/完全一致」ビットが「一部一致」となっていることを要する。
更に、図4によれば、端末4は、基地局21を介してルータ31に接続されているが、端末4に指定されたGIPアドレスZZZが基地局22の範囲も包含していることを想定する。この場合、GIPアドレスZZZを有するパケットは、形式的には、ルータ32から基地局22を介しても送信されている。ルータがGIPアドレスに対応しており、地理範囲に対応してパケットが転送されるからである。従って、端末4が、基地局21の領域から基地局22の領域に移動したとしても、GIPアドレスZZZを変更することなく、GIPアドレスZZZによって指定される地理範囲と重畳するGIPアドレスを有するパケットは、端末4によって受信される。
本発明をサポートするルータは、自ら接続しているネットワークの地理範囲情報に基づくGIP経路表に保持しており、パケットの宛先の地理範囲が含まれている全ての次ホップへ転送する。このとき、ルータは、ネットワークプレフィックスがGIPであるか否かについての判断が可能であるものとする。一方、本発明をサポートしないルータであっても、GIPアドレスに対して通常の経路制御を行うことができ、通常のネットワークを通過することができる。
図5は、GIPアドレスを有する受信パケット判定のためのフローチャートである。
S51において、受信したパケットのIPアドレスが、自端末のIPアドレスと一致するか否かを判断する。一致するならば、当該パケットを受信する(S57)。
S52において、一致しなければ、受信したパケットのIPアドレスにおけるネットワークプレフィックス部がGIPのものであるか否かを判断する。自端末が設定している1つ以上のGIPアドレスについて、そのプレフィックスを持つようなエントリがあるか否かを確認することで判断できる。GIPのものでなければ、当該パケットを廃棄する(S58)。
S53において、受信パケットのGIPアドレスと、自端末のGIPアドレスとの重畳地理範囲を判定する。
S54において、重畳地理範囲が存在するか否かを判定する。重畳地理範囲がなければ、当該パケットを廃棄する(S58)。
S55において、重畳地理範囲が存在するならば、受信パケットのGIPアドレスの「一部一致/完全一致」ビットを判定する。「一部一致」であれば、当該パケットを受信する(S57)。
S56において、「完全一致」であれば、自端末のGIPアドレスと、受信したパケットのGIPアドレスとが全く同じであるか否かを判定する。全く同じであれば、当該パケットを受信し(S57)、異なるならば、当該パケットを廃棄する(S58)。
図6は、本発明における受信装置の機能構成図である。
図6によれば、端末1は、通信インタフェース10と、処理部11と、入力装置12と、表示装置13とに大きく区分される。通信インタフェース10は、位置情報指定部101と、地理範囲情報指定部102と、ネットワークプレフィックス指定部103と、GIPアドレス決定部104と、GIPアドレス蓄積部105と、IPアドレス蓄積部106と、パケット送受信インタフェース部107と、GIPアドレス重畳判定部108と、相手GIPアドレス蓄積部109とを有する。
位置情報指定部101は、自端末の位置情報については、GPS7によって「緯度」「経度」を測定する。また、相手端末の位置情報については、入力装置12を介して、利用者が送信したい位置情報を指定する。地理範囲情報指定部102は、自端末について又は相手端末について、入力装置12から利用者が所望の「形」「距離(範囲)」を指定する。ネットワークプレフィックス指定部103は、自端末について又は相手端末について、入力装置12から利用者が所望のサービス情報項目を指定することによって、当該サービスに対応するネットワークプレフィックスが一意に決定される。GIPアドレス決定部104は、位置情報指定部101からの「緯度」及び「経度」と、地理範囲情報指定部102からの「形」「距離(範囲)」と、ネットワークプレフィックス指定部103からの「ネットワークプレフィックス」とに基づいて、GIPアドレスを生成する。このGIPアドレスは、図1で説明した方法で決定される。GIPアドレス蓄積部105は、GIPアドレス決定部104によって生成された自GIPアドレスを蓄積する。相手GIPアドレス蓄積部109は、GIPアドレス決定部104によって生成された相手GIPアドレスを蓄積する。IPアドレス蓄積部106は、通常のIPv6におけるホストアドレスを蓄積する。
処理部11から通知されたパケットに対しては、相手GIPアドレスが付与されてパケット送受信インタフェース部107へ転送される。パケット送受信インタフェース部107は、送信すべきパケットをIPv6網へ送信する。一方、パケット送受信インタフェース部107は、IPv6網から受信したパケットを、IPアドレス重畳判定部108へ転送する。IPアドレス重畳判定部108は、受信したパケットのGIPアドレスの示す地理範囲と、自GIPアドレスが示す地理範囲とを比較して、重畳判定を行う。ここでの処理は、前述した図5のフローチャートと同様である。受信できると判定されたパケットは、処理部11へ転送される。
上述したアドレス構成では、「緯度」及び「経度」等で規定される基準点と、「形」及び「距離(範囲)」によって規定され、基準点とある関係にある地理範囲で、アドレスを表現している。この場合、地理範囲としては、円や、正方形といった、単純な形状しか指定できず、例えば、ある市内にいる端末のみにパケットを送信するといったことはできない。以下では、例えば、市町村、更には、特定の施設といった、任意の形状を有するある地域を、アドレスで表現し、それら地域にいる端末にのみパケットを送信することを可能とする方法について説明する。
図7は、本発明の他の実施形態におけるGIPアドレス体系の説明図である。図7のアドレスは、図1に示すアドレスの位置情報部の各フィールドに加え、「地域コード」フィールドを有する。
地域コードは、例えば、地域コード“001”は○○市、“002”は、△△町というように、ある地域を表し、地域コードの各値と、市町村といった、ある地域との対応は、予めシステムで決めておく。地域コードは、任意の形状の地域のみならず、ある建物や、その建物内のある部屋を表すものであってもよい。また、地域コードを使用せず、前述した方法によりパケットの送受信を行うために、例えば“0”といった、所定の値を、地域コード未使用に割り当てることも可能である。
以下に、本実施形態におけるパケットの送受信について説明する。尚、パケットの送受信を行う装置は、上記システムにより予め決められた、地域コードと、その地域コードが現す実際の地域の対応表を取得しておく必要があるが、対応表の取得方法としては、ネットワーク側に対応表を保持するサーバを配置して、パケットの送受信を行う装置がサーバから取得する方法等がある。
更に、パケットの受信を行う装置は、自身の現在位置が属する地域も知る必要がある。自身の現在位置が属する地域を取得する方法としては、例えば、「緯度」及び「経度」からなる現在位置を、地域コードを管理しているサーバに送信し、前記サーバから地域コードを取得する方法や、装置自身が地図ファイルを保持し、地図ファイルから自身がいる地域を判断して、上記対応表から地域コードを取得する方法等がある。
パケットの送信を行う装置は、前述した「緯度」、「経度」、「形」及び「距離(範囲)」に、パケットを送信したい地域を含む地理範囲を設定し、更に、「地域コード」に、予め決められた送信したい地域を示す値を設定する。
パケットの受信を行う装置は、前述した受信パケット判定方法に加え、地域コードも一致している場合に受信できるものと判定する。「緯度」、「経度」、「形」及び「距離(範囲)」でおよその範囲を指定して、地域コードで具体的な地域を指定する構成であるため、地域コードは、「緯度」、「経度」、「形」及び「距離(範囲)」が異なる程度に離れた範囲で、重複して使用することが可能である。
また、例えば地域コードの値“0”を、地域コード未使用に割り当てたときに、地域コードが“0”であるパケットを受信した場合は、地域コードによる判定は行わない。
地域コードによる各地域の表現方法として、例えば、地域コードに8bit割当てた場合、8bitで表現できる256の地域に対応させる方法以外に、各ビットの位置で表現できる8の地域に対応させる方法もある。後者の場合は、一度に複数地域を指定することが可能となる。
前述した本発明における種々の実施形態によれば、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の実施形態によれば、方法発明は図5を参照して説明され、装置発明については図6を参照して説明されている。特に、図6を参照して説明された各機能部をプログラムによって実現することもできることは、当業者によれば容易に想到できるものである。従って、各機能部のソフトウェアによる情報処理が、端末のハードウェア資源を用いて具体的に実現される。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
本発明におけるGIPアドレス体系の説明図である。 本発明における「距離(範囲)」及び「形」ビットに基づく地理範囲を表す説明図である。 自端末のGIPアドレスと受信パケットのGIPアドレスとの地理範囲の重畳を判定するための説明図である。 本発明におけるシステム構成図である。 GIPアドレスを有する受信パケット判定のためのフローチャートである。 本発明における受信装置の機能構成図である。 本発明の他の実施形態におけるGIPアドレス体系の説明図である。
1 端末
10 通信インタフェース部
101 位置情報指定部
102 地理範囲情報指定部
103 ネットワークプレフィックス指定部
104 GIPアドレス決定部
105 GIPアドレス蓄積部
106 IPアドレス蓄積部
107 パケット送受信インタフェース部
108 GIPアドレス重畳判定部
109 相手GIPアドレス蓄積部
11 処理部
110 情報蓄積部
12 入力装置
13 表示装置
20、21、22 基地局
30、31、32、33 ルータ
4、5 端末
6 IPv6網
7 GPS

Claims (15)

  1. 位置情報と、前記位置情報と組み合わせて地理範囲を指定する地理範囲情報を位置情報部に含むIPアドレスを有するパケットを受信する第1のステップと、
    受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスの位置情報及び地理範囲情報とで特定される地理範囲に重畳する範囲が存在する場合、前記パケットを受信するように判定する第2のステップとを有し、
    前記地理範囲情報は、地理範囲の形状を指定する情報を含み、
    前記位置情報部は、更に、一部一致/完全一致フラグを含んでおり、
    前記第2のステップにおいて、受信した前記パケットのIPアドレスに含まれる一部一致/完全一致フラグが完全一致を示している場合、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスが特定する地理範囲が全く同じ場合にのみ、前記パケットを受信するように判定する、
    ことを特徴とする受信パケット判定方法。
  2. 前記IPアドレスは、ネットワークプレフィクス部を有することを特徴とする請求項1に記載の受信パケット判定方法
  3. 前記位置情報は、緯度及び経度からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の受信パケット判定方法
  4. 前記位置情報部は、地域情報を含み、
    前記地域情報は、前記位置情報及び前記地理範囲情報で指定される地理範囲に含まれる、予め決められた任意の形状の地域を示している、
    請求項1から3のいずれ1項に記載の受信パケット判定方法
  5. 前記IPアドレスは、IPv6に基づくものであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の受信パケット判定方法
  6. 位置情報と、前記位置情報と組み合わせて地理範囲を指定する地理範囲情報を位置情報部に含むIPアドレスを有するパケットを受信する第1の手段と、
    受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスの位置情報及び地理範囲情報とで特定される地理範囲に重畳する範囲が存在する場合、前記パケットを受信するように判定する第2の手段とを有し、
    前記地理範囲情報は、地理範囲の形状を指定する情報を含み、
    前記位置情報部は、更に、一部一致/完全一致フラグを含んでおり、
    前記第2の手段は、受信した前記パケットのIPアドレスに含まれる一部一致/完全一致フラグが完全一致を示している場合、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスが特定する地理範囲が全く同じ場合にのみ、前記パケットを受信するように判定する、
    ことを特徴とする受信パケット判定装置。
  7. 前記IPアドレスは、ネットワークプレフィクス部を有することを特徴とする請求項に記載の受信パケット判定装置
  8. 前記位置情報は、緯度及び経度からなることを特徴とする請求項又はに記載の受信パケット判定装置
  9. 前記位置情報部は、地域情報を含み、
    前記地域情報は、前記位置情報及び前記地理範囲情報で指定される地理範囲に含まれる、予め決められた任意の形状の地域を示している、
    請求項6から8のいずれか1項に記載の受信パケット判定装置
  10. 前記IPアドレスは、IPv6に基づくものであることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の受信パケット判定装置
  11. 位置情報と、前記位置情報と組み合わせて地理範囲を指定する地理範囲情報を位置情報部に含むIPアドレスを有するパケットを受信する第1の手段と、
    受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスの位置情報及び地理範囲情報とで特定される地理範囲に重畳する範囲が存在する場合、前記パケットを受信するように判定する第2の手段としてコンピュータを機能させる受信パケット判定プログラムであって、
    前記地理範囲情報は、地理範囲の形状を指定する情報を含み、
    前記位置情報部は、更に、一部一致/完全一致フラグを含んでおり、
    前記第2の手段は、受信した前記パケットのIPアドレスに含まれる一部一致/完全一致フラグが完全一致を示している場合、受信した前記パケットのIPアドレスが指定する地理範囲と、予め設定された受信可能なIPアドレスが特定する地理範囲が全く同じ場合にのみ、前記パケットを受信するように判定する、
    ことを特徴とする受信パケット判定プログラム
  12. 前記前記IPアドレスは、ネットワークプレフィクス部を有することを特徴とする請求項11に記載の受信パケット判定プログラム
  13. 前記位置情報は、緯度及び経度からなることを特徴とする請求項11又は12に記載の受信パケット判定プログラム
  14. 前記位置情報部は、地域情報を含み、
    前記地域情報は、前記位置情報及び前記地理範囲情報で指定される地理範囲に含まれる、予め決められた任意の形状の地域を示している、
    請求項11から13のいずれか1項に記載の受信パケット判定プログラム
  15. 前記IPアドレスは、IPv6に基づくものであることを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の受信パケット判定プログラム
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