JP4879378B2 - 光学リターデーション膜 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、層平面に対して実質的に平行な光軸を有する、アニソトロピックポリマー材料層を有する光学リターデーション膜、その製造方法、このような光学リターデーション膜の液晶ディスプレイにおける使用、および液晶セルおよびこのような光学リターデーション膜を備えた液晶表示デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
光学リターデーション膜は、各種光学用途で、光変調に使用される。例えば、四分の一波長リターデーション膜(QWF)は、円偏光した光を直線偏光した光に変形することができる。さらにまた、光学リターデーション膜は、補償膜として使用することができ、液晶ディスプレイの光学的性質、例えばコントラスト比および中間調などを広い視角範囲で改良することができる。特定の用途では、膜平面に対して平行である異常光軸を有する複屈折性光学膜が必要であり、このような膜は、A−プレート(A−plate)としても知られている。
A−プレートとしての使用に関して、予め形成されたアイソトロピックまたは液晶ポリマーの一軸延伸フィルムが、従来技術で示唆されている。WO97/03676には、層平面に対して小さいチルト角を有する光学軸を有するアニソトロピックポリマー材料層を含む光学リターデーション膜が記載されており、これは、重合性メソゲン混合物を基板上に塗布し、配向させ、次いでこの混合物を硬化させることによって製造される。
【0003】
しかしながら、このような光学リターデーション膜を製造する場合、膜平面と光学軸との間のチルト角が小さい、例えばゼロに近いか、または実質的にゼロであるチルト角を有する、アニソトロピックポリマー材料のプレーナ配向を得ることは、しばしば困難である。
従って、液晶ディスプレイの光学的性質を改良するために使用することができ、広い面積を有する柔軟な薄膜として、容易に大規模生産することができ、かつまた膜平面に対して実質的に平行である光軸を、実質的にゼロのチルト角をもって有する、A−プレート光学リターデーション膜を利用できることが依然として望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記欠点のない、光学リターデーション膜を提供することにある。
本発明のもう一つの課題は、このような光学リターデーション膜の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
これらの課題が、本発明に従う光学リターデーション膜を提供することによって解消されることが見出された。
従って、本発明の目的の一つは、層平面に対して実質的に平行な光軸を有する、アニソトロピックポリマー材料層を有し、以下の工程:
イ)有機溶剤中に50重量%までの濃度で溶解されていてもよい、本質的に下記成分からなる重合性メソゲン組成物:
a)1種または2種の下記式Iaで表わされる重合性メソゲン化合物10〜50重量%および1種または2種の下記式Ibで表わされる重合性メソゲン化合物5〜35重量%:
【0006】
【化5】
Figure 0004879378
(各式中、
Wは、HまたはCHであり、
nは、3〜6の整数であり、そして
Rは、炭素原子1〜8個を有するアルキルまたはアルコキシ基である);
b)下記式IIで表わされる重合性メソゲン化合物15〜60重量%:
【0007】
【化6】
Figure 0004879378
(式中、
Wは、HまたはCHであり、
nは、3〜6の整数であり、
およびZはそれぞれ独立して、−COO−または−OCO−であり、そして
およびXはそれぞれ独立して、HまたはCHである)
および
c)光開始剤0.1〜8重量%;
を、基板に層状に塗布し、
【0008】
ロ)この重合性メソゲン組成物を、ホモジニアス配向に配向させ;
ハ)紫外線光にさらすことによって、この重合性メソゲン組成物を重合させ;次いで
ニ)必要に応じて、この基板を、重合した材料から取り除く;
を包含する方法により得られる光学リターデーション膜であって、該方法が、
i)工程イ)に先立ち、または工程イ)の期間中に、下記式IIIおよびIV:
【化7】
Figure 0004879378
(各式中、nは、4〜12の整数であり、そしてxは、5〜15の整数である)
から選択される非イオン性フルオロアルキル−アルコキシレート界面活性剤の混合物を、50〜2500ppmの量で、上記重合性メソゲン組成物に添加する、および
【0009】
ii)基板として、PETまたはTACフィルムを使用し、上記方法の工程イ)において、上記重合性メソゲン組成物を、この基板上に塗布する、
および
iii)上記方法の工程イ)に先立ち、上記PETまたはTACフィルムの上記重合性メソゲン組成物と隣接している表面を、単一方向にラビングするか、または単一方向にラビングされているポリイミド層により覆う、
ことを特徴とする方法によって得られる、前記光学リターデーション膜を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、このような光学リターデーション膜の製造方法を提供することにある。本発明のその他の目的は、下記の詳細な説明から、当業者に直ちに明白になるものと見做される。
本発明による層平面に対して実質的に平行な光軸を有する、アニソトロピックポリマー材料層を含む光学リターデーション膜は、上記工程イ)〜ニ)を包含する方法によって得られる。
【0010】
本発明は、下記の好適態様に関する:
* 上記アニソトロピックポリマー材料層の平面と光軸との間のチルト角が、0〜1度である、光学リターデーション膜;
* 上記非イオン性フルオロアルキル−アルコキシレート界面活性剤の混合物が、少なくとも2種の式IIIで表わされる化合物を、50〜2500ppm、好ましくは800〜1200ppmの量で含有する、上記方法により得られる光学リターデーション膜;
* 上記非イオン性フルオロアルキル−アルコキシレート界面活性剤の混合物が、少なくとも2種の式IVで表わされる化合物を、50〜2500ppm、好ましくは800〜1800ppmの量で含有する、上記方法により得られる光学リターデーション膜;
* 式IIで表わされる化合物において、XがHであり、XがCHであり、Zが−COO−であり、そしてZが−OCO−である、上記方法により得られる光学リターデーション膜;
【0011】
* 上記重合性メソゲン組成物が、1種または2種の下記式V:
【化8】
Figure 0004879378
(式中、W、nおよびRは、式Iについて示されている意味を有する)
で表わされる化合物を、5〜55重量%、好ましくは15〜45重量%の量でさらに含有する、上記方法により得られる光学リターデーション膜;
* 式Ia、Ib、IIおよびVにおいて、WがHである、上記方法により得られる光学リターデーション膜;
* 上記方法の工程イ)において、基板として、PETフィルムを使用し、そして工程イ)に先立ち、このPETフィルムの重合性メソゲン組成物と隣接している表面を、単一方向にラビングする、上記方法により得られる光学リターデーション膜;
【0012】
本発明のもう一つの目的は、層平面に対して実質的に平行な光軸を有する、アニソトロピックポリマー材料層を含む光学リターデーション膜の製造方法を提供することにあり、この方法は、本明細書で説明されている工程イ)〜ニ)を包含する。
本発明のさらにもう一つの目的は、本明細書に記載の光学リターデーション膜を液晶ディスプレイに使用することにある。
本発明のさらにもう一つの目的は、本明細書に記載の光学リターデーション膜および液晶セルを備えた液晶表示デバイスにある。
本発明による光学リターデーション膜のリターデーションは好ましくは、20〜600nmの範囲にある。25〜170nmのリターデーションを示す膜、さらにまた300〜600nmのリターデーションを有する膜は、特に好ましい。
【0013】
本発明による光学リターデーション膜は、アクティブマトリックス型およびパッシブマトリックス型を包含する電気光学ディスプレイにおける、特にTN型 (ツィステッドネマティック)、STN型(スーパーツィステッドネマティック)、ECB型(電気的に制御された複屈折)、OCB型(光学的に補償された複屈折)、DAP型(整列相の変形効果)、CSH型(カラー スーパーホメオトロピックVAN/VAC(垂直配向したネマティック/コレステリック))、OMI型(光学モード干渉)、またはSBE型(超複屈折効果)のディスプレイ用の、さらにまたゲスト−ホスト型、IPS型(イン プレーン スイッチング)、強誘電性または反強誘電性型のディスプレイ用の、位相リターダーとして、あるいは補償膜として使用するのに適している。
【0014】
一例として、本発明による光学リターデーション膜は、広帯域反射型偏光板とともに、QWFとして使用することもでき、この場合の光学リターデーション膜のリターデーションは、実質的には反射型偏光板により反射される波長域の中心波長の1/4倍である。
本発明による光学リターデーション膜は、重合したメソゲン材料の層を含有し、その特徴は、相当に大きい複屈折率を有することにある。さらにまた、この光学リターデーション膜の光学的性質、例えば複屈折は、重合性材料中の重合性メソゲン化合物のタイプおよび比率を変えることにって制御することができる。
本発明による光学リターデーション膜は、当該層の平面に対して実質的に平行である主要光軸を有するアニソトロピックポリマー層を有する。当該層の平面と当該層の光軸との間のチルト角は好ましくは、0〜1度、特に0〜0.5度、格別に好ましくは0〜0.3度の範囲である。ほぼ0度のチルト角は、特に好ましい。
【0015】
本明細書全体をとおして記載されている、本発明の光学リターデーション膜のチルト角は、完全膜全体にわたるチルト角であると理解されるべきであり、その数値は当該膜の種々の領域の平均値である。このように定義されるチルト角は、膜の外側表面、すなわち大気さらされている表面のチルト角と、および/または膜の内側表面、すなわちその上に膜が形成される基板に隣接している方の表面とは同一である必要はない。
本発明による光学リターデーション膜は、重合性メソゲン組成物を膜形態で基板上に塗布し、この材料を配向させ、次いでこの配向した材料を重合させることによって得られる。
基板としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)またはTAC(トリアセチルセルロース)フィルムを使用することができる。基板として、PETフィルムを使用すると、特に好ましい。PETフィルムは、例えばICI Corp.から、メリネックス(Melinex)の登録商品名で市販されている。TACフィルムは、例えばLonza A.G(スイス国)または富士写真(日本国)から、市販されている。
【0016】
本発明による方法において、当該層の平面に対して小さいチルト角を有する重合性メソゲン組成物の塗布層のプレーナ配向、すなわち組成物中のメソゲン分子が当該層の平面に対して実質的に平行な配向は、特に、
− PETまたはTAC基板を用いる、
− 重合性メソゲン組成物に界面活性剤を添加する、
− 基板の表面をラビングするか、または別法として、基板をポリイミド層により覆い、この基板上に重合性組成物を塗布する前に、このポリイミド層をラビングする、
ことによって達成される。
本発明による方法で使用される界面活性剤は、下記式IIIおよび式IVから選択される非イオン性フルオロアルキルアルコキシレート界面活性剤の混合物である:
【0017】
【化9】
Figure 0004879378
各式中、nは、4〜12の整数であり、そしてxは、5〜15の整数である。
これらの界面活性剤を使用することによって、非常に小さいチルト角を有する重合した薄膜を生成することができる。
式IIIで表わされる界面活性剤は、フルオラド(Fluorad)171の登録商品名で市販されており(3M Co.から)、式IVで表わされる界面活性剤は、ゾニル(Zonyl)FSNの登録商品名で市販されている(Du Pontから)。
【0018】
界面活性剤の量は、好ましくは500〜2500ppm、特に1000〜2500ppm、非常に好ましくは1500〜2500ppmである。
小さいチルト角を達成するための上記手段に加えて、この配向の性質は、ラビング角度、すなわち主要ラビング方向と基板またはポリイミド層の各主要光軸との間の角度にも依存する。ラビングは、基板の主要光軸に対して実質的に平行の単一方向で行うと好ましい。
一例として、ラビングは、ラビング布を用いて、あるいはラビング布で被覆した平坦な棒により、またはラビングローラー、例えば基板上をブラッシングする迅速スピニングローラーによるか、またはローラーの一方または両方が、ラビング布で覆われていてもよい、2個のローラー間に基板を配置することにより達成することができる。
ラビング布で覆われているローラーの周囲に、基板を少なくとも部分的に、一定の角度で巻き付けることにより、ラビングを行うこともできる。
【0019】
ラビング布としては、この目的に当業者に知られている全部の材料を使用することができる。例えば、市販されている標準タイプのベルベットを、ラビング布として使用することができる。
ラビング後に、この基板上に塗布されている重合性メソゲン組成物の配向を誘発させる、基板の能力はまた、ラビング操作の操作パラメーター、例えばラビング圧力およびラビング速度に依存し、またラビングローラーを使用する場合、ローラーの回転速度、ラビングローラーの形状および基板上の張力に依存する。
好適態様において、上記方法によるラビング操作にかかわるラビング長さは、好ましくは0.2〜5メーター、特に0.5〜3メーター、最も好ましくは、1.0〜2.5メーターである。
重合性メソゲン組成物は、紫外線照射下に分解して、重合反応を開始させるフリーラジカルを生成する紫外線吸収性光開始剤の存在の下に、当該組成物を紫外線光に露光することによって行われる光重合により硬化させる。
【0020】
重合は、大気中または不活性気体雰囲気中で、例えば窒素雰囲気中で、行うことができる。空気中で硬化させる場合、例えば市販の光開始剤であるイルガキュア(Irgacure)906を使用することができ、他方、窒素雰囲気中で硬化させる場合、例えば市販のイルガキュア651または184(全部がCiba Geigy AGから市販されている)が適当である。
重合性メソゲン組成物中の光開始剤の量は、総混合物の重量に基づき、0.1〜8%、好ましくは0.5〜6%、非常に好ましくは1〜5%である。
重合性メソゲン組成物は好ましくは、基板上に塗布する前に、有機溶剤中に溶解する。適当な溶剤には、メチルエチルケトン、トルエン、シクロヘキサノンまたはシクロペンタンなどの有機溶剤があり、これらの溶剤はキシレンまたはイソプロピルアルコールなどの補助溶剤とともに使用すると好ましく、あるいはこれらの溶剤の2種または3種以上の混合物を使用することもできる。
【0021】
良好な配向を有するポリマーフィルムを得るためには、重合を重合性メソゲン組成物の液晶相で行わなければならない。好ましくは、硬化温度は、重合性メソゲン組成物の透明温度よりも少なくとも40℃低い温度である。特に好ましい硬化温度は、30〜60℃である。
高圧または中圧の紫外線光を使用すると好ましく、好ましくは250nm〜420nm、特に320nm〜390nmの照射波長を使用する。
活性照射線源としては、例えば一個の紫外線灯または一組の紫外線灯を使用することができる。高出力灯を使用すると、硬化時間を短縮することができる。本発明で使用される灯により発生される照射は、好ましくは0.01〜100mW/cm、特に好ましくは10〜50mW/cmである。
本発明に従う硬化時間は、好ましくは1分間よりも長くなく、特に好ましくは30秒間よりも短く、非常に好ましくは5秒間よりも短い。
【0022】
上記方法によって得られる、本発明による光学リターデーシヨン膜の厚さは、好ましくは0.5〜30μm、特に0.5〜20μm、最も好ましくは0.5〜15μmである。
本発明による光学リターデーシヨン膜の製造に使用される重合性メソゲン組成物は、下記の重合性メソゲン化合物を含有する:
a)1種または2種の下記式Iaで表わされる重合性メソゲン化合物の10〜50重量%および1種または2種の下記式Ibで表わされる重合性メソゲン化合物の5〜35重量%:
【0023】
【化10】
Figure 0004879378
各式中、
Wは、HまたはCHであり、
nは、3〜6の整数であり、そして
Rは、炭素原子1〜8個を有するアルキルまたはアルコキシである;
b)下記式IIで表わされる重合性メソゲン化合物の15〜60重量%:
【0024】
【化11】
Figure 0004879378
式中、
Wは、HまたはCHであり、
nは、3〜6の整数であり、
およびZはそれぞれ独立して、−COO−または−OCO−であり、そして
およびXはそれぞれ独立して、HまたはCHである。
【0025】
1種の式Iaで表わされる化合物、1種の式Ibで表わされる化合物および1種の式IIで表わされる化合物を含有する組成物を使用すると好ましい。
式Ia中に存在するRは好ましくは、直鎖状アルキルである。
式Ia、式Ibおよび式II中に存在するWは好ましくは、Hである。
式IIにおいて、XはHを表わし、そしてXはCHを表わすと好ましい。 式IIで表わされる二官能性メソゲン化合物および式Iaおよび式Ibで表わされる一官能性化合物の濃度を変えることによって、ポリマーフィルムの架橋率に影響を及ぼすことができる。これによって、当該フィルムの性質、例えば光学パラメーターおよびそれらの温度依存性、ガラス転移温度、熱および機械的安定性および溶剤耐性などを制御することができる。
【0026】
重合性メソゲン組成物中の式Iaで表わされる化合物の量は、総混合物の重量に基づき、好ましくは20〜45%、特に30〜40%である。
式Ibで表わされる化合物の量は、総混合物の重量に基づき、好ましくは10〜30%、特に15〜25%である。
式IIで表わされる化合物の量は、総混合物の重量に基づき、好ましくは20〜55%、特に35〜50%である。
式Ia、式Ibおよび式IIで表わされる重合性メソゲン化合物は、上記で引用した刊行物、および例えばHouben- WeylによるMethoden der Organischen Chemie、Thieme出版社、Stuttgartなどの有機化学の標準的学術書に記載されている、それ自体公知の方法により製造することができる。
【0027】
式IIで表わされる化合物は、例えばD.J.Broer等によるMakromol.Chem.,190,3201〜3215(1989)二記載されている。式Iaで表わされる化合物は、WO97/00843に記載されている。
さらなる労力を要することなく、当業者は前記説明を用いて、本発明を充分な程度にまで利用することができる。従って、下記の例は単に説明しようとするものであって、如何なる点でも記載の残りの部分を制限するものではない。
【0028】
【発明の実施の形態】
前記および下記の例において、別段の記載がないかぎり、温度は全部が未補正であって、摂氏度で示されおり、そして部およびパーセンテージは全部が重量による。
例1:比較例
下記の重合性混合物を調製する:
化合物(1) 45%
化合物(2) 35%
化合物(3) 20%
【0029】
【化12】
Figure 0004879378
【0030】
化合物(1)〜(3)は、D.J.Broer等によるMakromol.Chem.,190,3201〜3215(1989)およびWO97/00843に記載されている方法に従い、あるいはこれらの方法と同様の方法で製造することができる。
この重合性組成物中に、ラジカル光開始剤、イルガキュア907(これは、Ciba Geigyから入手することができる)6重量%を添加する。この光開始剤を含有する重合性組成物を次いで、2:1:1 トルエン/キシレン/イソプロピルアルコールの有機溶剤混合物中に、20重量%の濃度で溶解する。この溶液を濾過し、夾雑物および小さい粒子を除去する。
2枚のPETシート(メリネックス401、これはICI Corp.から入手できる)を、ベルベットで覆った平坦なアルミニウム棒により一方向にラビングする。このラビングの長さは、第一のシートでは、ほぼ1000mmであり、そして第二のシートでは、2000mmである。
【0031】
上記溶液を、上記第一のPETシートおよび第二のPETシートのそれぞれに、約12μm厚さの薄膜として塗布し、次いで55℃において、溶剤を蒸発させる。この混合物を次いで、30〜40℃において、360nmの波長および20mW/cmの照度を有する紫外線光を、数秒間照射することによって硬化させる。この方法で、光学リターデーション膜として使用することができる、2枚のポリマー薄膜1Aおよび2Bが得られる。
PETシート上に、1000mmのラビング長さを有する薄膜A1が得られ、そしてPETシート上に、2000mmのラビング長さを有する薄膜A2が得られた。
【0032】
例2
重合性組成物を有機溶剤混合物中に溶解する前に、この重合性組成物中にそれぞれ、非イオン性フルオロカーボン界面活性剤、フルオラドFC171(3M Co.から)を1000ppmの濃度で添加する以外は、例1に記載のとおりにして、2枚のポリマー薄膜B1およびB2を製造する。
PETシート上に、1000mmのラビング長さを有する薄膜B1が得られ、そしてPETシート上に、2000mmのラビング長さを有する薄膜B2が得られた。
例3:使用例
例1および2の薄膜A1、A2、B1およびB2のリターデーションRを、オリンパス(Olympus)偏光顕微鏡において、ベレク(Berek)補償膜を用いて、ラビング方向に従い、およびまたラビング方向に対して種々の入射角θで測定した。この測定に際して、各薄膜はPET基板から分離し、TAC基板に付着させ、次いでガラススライド上においた。これらの結果を下記表1に示す。
【0033】
表1:種々の入射角θにおけるリターデーションR(nm)
【表1】
Figure 0004879378
【0034】
本発明による光学リターデーション膜のリターデーションRは、当該薄膜の光軸と当該薄膜の平面との間のチルト角φおよび光の入射角θに依存し、下記方程式(1)に従い、複屈折率△nおよび薄膜厚さdの積として表わすことができる:
R(θ,φ)=△n(θ,φ)d (1)
式中、△n(θ,φ)は、薄膜の複屈折率であり、これは、下記式で定義される:
【0035】
【数1】
Figure 0004879378
式中、nおよびnはそれぞれ、重合したメソゲン材料の異常光線および常光線屈折率である。
【0036】
数値nおよびnは、アッベ(Abbe)屈折計を用いて測定することができ、他方、リターデーションR(θ,φ)は、種々の入射角θで、上記のとおりに測定することができる。
従って、指定の厚さdを有する、例1および2に記載の本発明に従う光学リターデーション膜にかかわる、平均チルト角φは、測定されたリターデーションR、薄膜上に対して入射される光の入射角θおよび方程式(1)および(2)に従うnおよびnの測定値から、計算することができる。
ポリマー薄膜A1、A2、B1およびB2の場合、アッベ(Abbe)屈折計で測定して、nは、1.64であり、そしてnは、1.50である。種々の入射角θについて測定されたR値を表1に示されている。得られる平均チルト角は、下記表2に示されている。
【0037】
表2:例1および2の光学リターデーション膜のチルト角φ
【表2】
Figure 0004879378
上記結果は、界面活性剤の使用を包含する本発明の方法による場合、重合したメソゲン材料の高品質のプレーナ配向を示し、ほとんどゼロに減少されているチルト角を有する、光学膜を製造することができることを明確に証明している。
【0038】
例4
下記の重合性組成物を調製する:
化合物(1) 35%
化合物(2) 10%
化合物(3) 15%
化合物(4) 40%
【0039】
【化13】
Figure 0004879378
【0040】
化合物(1)〜(4)は、D.J.Broer等によるMakromol.Chem.,190,3201〜3215(1989)およびWO97/00843に記載されている方法に従い、あるいはこれらの方法と同様の方法で製造することができる。
この重合性組成物中に、界面活性剤、フルオラドFC171(これは、3M Co.から入手できる)0.5重量%およびラジカル光開始剤、イルガキュア907(これは、Ciba Geigyから入手できる)6重量%を添加する。この光開始剤および界面活性剤を含有する重合性組成物を次いで、3:7 シクロヘキサノン/トルエンの有機溶剤混合物中に、25重量%の濃度で溶解する。この溶液を0.2ミクロンフィルターを通して濾過し、夾雑物および小さい粒子を除去する。
この溶液を、例1に記載のとおりにラビングしたPETシート上に塗布し、次いで硬化させ、プレーナ配向を有する1μmの厚さを有するポリマー薄膜を得る。この薄膜のネマティック ディレクターは、当該薄膜の平面に対して、本質的に平行である。
【0041】
上記例は、これらの例で使用されている反応剤および/または操作条件の代わりに、本発明の一般的または具体的に記載されている反応剤および/または操作条件を用いて、同様の成果をもって反復することができる。
上記記載から、当業者は、本発明の本質的特徴を容易に認識することができ、また本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の用途および条件に適合させるために、本発明の種々の変更および修正をなすことができる。

Claims (12)

  1. 層平面に対して実質的に平行な光軸を有する、アニソトロピックポリマー材料層を有し、以下の工程:
    イ)本質的に下記成分からなる重合性メソゲン組成物:
    a)1種または2種の下記式Iaで表わされる重合性メソゲン化合物10〜50重量%および1種または2種の下記式Ibで表わされる重合性メソゲン化合物5〜35重量%:
    Figure 0004879378
    (各式中、
    Wは、HまたはCHであり、
    nは、3〜6の整数であり、そして
    Rは、炭素原子1〜8個を有するアルキルまたはアルコキシ基である);
    b)下記式IIで表わされる重合性メソゲン化合物15〜60重量%:
    Figure 0004879378
    (式中、
    Wは、HまたはCHであり、
    nは、3〜6の整数であり、
    およびZはそれぞれ独立して、−COO−または−OCO−であり、そして
    およびXはそれぞれ独立して、HまたはCHである)
    および
    c)光開始剤0.1〜8重量%;
    を、基板に層状に塗布し、
    ロ)この重合性メソゲン組成物を、ホモジニアス配向に配向させ;次いで
    ハ)紫外線光にさらすことによって、この重合性メソゲン組成物を重合させる;
    ことを包含する光学リターデーション膜の製造方法であって、該方法が
    i)工程イ)に先立ち、または工程イ)の期間中に、下記式IIIおよびIV:
    Figure 0004879378
    (各式中、nは、4〜12の整数であり、そしてxは、5〜15の整数である)から選択される非イオン性フルオロアルキル−アルコキシレート界面活性剤の混合物を、50〜2500ppmの量で、上記重合性メソゲン組成物に添加する、および
    ii)基板として、PETまたはTACフィルムを使用し、上記方法の工程イ)において、上記重合性メソゲン組成物を、この基板上に塗布する、
    および
    iii)上記方法の工程イ)に先立ち、上記PETまたはTACフィルムの上記重合性メソゲン組成物と隣接している表面を、単一方向にラビングするか、または単一方向にラビングされているポリイミド層により覆う、
    ことを特徴とし、
    アニソトロピックポリマー材料層の平面と光軸との間のチルト角が、0〜1度である、前記製造方法。
  2. 重合性メソゲン組成物が有機溶剤中に50重量%までの濃度で溶解されている、請求項1に記載の製造方法。
  3. ニ)基板を重合した重合性メソゲン組成物から取り除く
    ことをさらに包含する、請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 非イオン性フルオロアルキル−アルコキシレート界面活性剤の混合物が、少なくとも2種の式IIIで表わされる化合物を100〜1200ppmの量で含有することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の製造方法。
  5. 非イオン性フルオロアルキル−アルコキシレート界面活性剤の混合物が、少なくとも2種の式IVで表わされる化合物を800〜1800ppmの量で含有することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の製造方法。
  6. 式IIで表わされる化合物において、XがHであり、XがCHであり、Zが−COO−であり、そしてZが−OCO−であることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の製造方法。
  7. 重合性メソゲン組成物が、1種または2種以上の下記式V:
    Figure 0004879378
    (式中、W、nおよびRは、式Iについて示されている意味を有する)
    で表わされる化合物を、5〜50重量%の量でさらに含有することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の製造方法。
  8. 式Ia、Ib、IIおよびVにおいて、WがHであることを特徴とする、請求項に記載の製造方法。
  9. 工程イ)において、基板として、PETフィルムを使用し、そして工程イ)に先立ち、このPETフィルムの重合性メソゲン組成物と隣接している表面を、単一方向にラビングすることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の製造方法。
  10. 請求項1〜のいずれかに記載の製造方法により製造された光学リターデーション膜。
  11. 請求項10に記載の光学リターデーション膜の液晶ディスプレイにおける使用。
  12. 液晶セルおよび請求項10に記載の光学リターデーション膜を備えている液晶表示デバイス。
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