JP4878882B2 - 汚泥脱水機 - Google Patents

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Description

本発明は汚泥脱水機に関し、下水汚泥や工業廃水汚泥等の有機性汚泥を脱水する技術に係るものである。
従来の汚泥脱水機としては、例えば図6〜図7に示すものがある。図6〜図7において、本体ケーシング1は外周部がスクリーン2をなし、本体ケーシング1を軸方向に挿通して左右一対のスクリュー軸3、4を平行状態に配置し、各スクリュー軸3、4にスクリュー羽根5、6を形成している。
双方のスクリュー羽根5、6は相互に反対螺旋状に形成してなり、スクリュー羽根5、6は汚泥排出側ほどピッチが狭くなる形状をなす。そして、一方のスクリュー羽根5もしくは6の螺旋の間に形成した谷部に、他方のスクリュー羽根6もしくは5が位置して双方のスクリュー羽根5、6が係合している。
双方のスクリュー軸3、4の基端には噛合する歯車7、8を設けており、一方のスクリュー軸3に連結したモータ9の駆動により歯車7、8を介して双方のスクリュー軸3、4が相反する方向に回転する。
本体ケーシング1のケーキ排出側には開口に対向して背圧板10を配置しており、背圧板10はシリンダー装置11によって開口に向けて出退自在であり、開口に対向して作用させる圧力を調整することにより脱水力(圧搾力)を制御する。
この構成において、本体ケーシング1に投入した脱水対象汚泥は、スクリーン2でろ過しながらスクリュー軸3、4およびスクリュー羽根5、6の回転によって排出側へ搬送される。この際に、スクリュー羽根5、6のピッチが汚泥排出側ほど狭くなり、本体ケーシング1におけるろ室容積(スクリュー羽根5、6の1ピッチ当たり)が減少して行く。このため、汚泥はろ室容積の減少による圧密力、両スクリュー羽根5、6の噛み合わせによる剪断力、および背圧板10による背圧で脱水され、排出側の開口から本体ケーシング1の外部へ排出される。
特開2000−246295号公報
上記した構成において、汚泥の圧縮比率はろ室容積(スクリュー羽根5、6の1ピッチ当たり)の減少比率であり、ろ室容積の減少比率はスクリュー羽根のピッチ減少分、あるいはスクリュー軸のテーパ角で規定される。
このため、スクリュー羽根5、6のピッチが汚泥排出側ほど所定比率で漸次に狭くなる構成では圧縮比率が一定となり、汚泥は脱水時間の経過にかかわらず一定の圧密力を受けることになる。
しかし、下水汚泥や工業廃水汚泥等の有機性汚泥の性状は一定ではなく、業種、地域、季節によって変動するので、圧縮比率が一定に固定された構成の汚泥脱水機においては、汚泥性状に適合した圧縮比率を確保することが困難である。
本発明は上記した課題を解決するものであり、脱水対象汚泥の性状に応じてろ室容積の減少比率に変化を与えることで脱水ケーキの含水率の低下を図ることができる汚泥脱水機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の汚泥脱水機は、外周部がスクリーンからなる本体ケーシング内に、軸廻りで相反する方向に回転する一対の回転軸を平行に配置し、各回転軸の外径を汚泥排出側ほど大きく形成し、双方の回転軸のそれぞれにスクリュー羽根を相互に反対螺旋状に形成し、双方のスクリュー羽根を各ピッチにおいて軸方向で重なるように設け、双方の回転軸およびスクリュー羽根を回転駆動するとともに、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根の羽根間距離を変更するスクリュー羽根駆動手段を備えて脱水ケーキの含水率の低下を図るものである。
本発明の汚泥脱水機は、外周部がスクリーンからなる本体ケーシング内に、軸廻りで相反する方向に回転する一対の回転軸を平行に配置し、各回転軸の外径を汚泥排出側ほど大きく形成し、双方の回転軸のそれぞれにスクリュー羽根を相互に反対螺旋状に形成し、双方のスクリュー羽根を各ピッチにおいて軸方向で重なるように設け、双方の回転軸およびスクリュー羽根を回転駆動するとともに、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根の羽根間距離を変更するスクリュー羽根駆動手段を備えて脱水ケーキの含水率の低下を図るものである。
また、スクリュー羽根駆動手段は、双方の回転軸を同期回転駆動する回転手段と、少なくとも一方の回転軸を軸方向に出退駆動する出退手段とを備え、一方の回転軸を他方の回転軸に対して軸方向へ相対的に移動させるものである。
また、スクリュー羽根駆動手段は、双方の回転軸をそれぞれ独立して回転駆動する回転手段と、少なくとも一方の回転手段の回転数を制御する制御手段とを備え、双方の回転軸間に回転数差を与えるものである。
以上のように本発明によれば、本体ケーシングに投入した脱水対象汚泥は、スクリーンでろ過されながら回転軸およびスクリュー羽根の回転によって排出側へ搬送され、本体ケーシング内を移動する間にスクリュー羽根のピッチが汚泥排出側ほど狭くなることでろ室容積の減少による圧密力を受けて脱水される。
この際に、スクリュー羽根駆動手段により、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根の羽根間距離を変更することにより、双方のスクリュー羽根のピッチ減少に起因するろ室容積の基本的な減少比率を本体ケーシング内の全ろ室にわたって全体的として維持しつつ、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根の対向面間においてろ室の容積減少比率が変化する。
スクリュー羽根駆動手段は、回転手段により双方の回転軸を同期回転駆動しつつ、出退手段により少なくとも一方の回転軸を軸方向に出退駆動することで一方の回転軸を他方の回転軸に対して軸方向へ相対的に移動させ、双方のスクリュー羽根の羽根間距離を変更する。
この羽根間距離の変更は各ピッチおいて双方のスクリュー羽根が干渉し合わない許容範囲内において行い、他方のスクリュー羽根が1回転する間に一方の回転軸およびスクリュー羽根を軸方向へ相対的に往復移動させることで行う。
回転軸が往復移動する間に、軸方向で対向する双方のスクリュー羽根の羽根間距離は、最小羽根間距離と最大羽根間距離の間で反復的に変化し、双方のスクリュー羽根の対向面間においてろ室容積の減少比率が時間経過に伴って漸増と漸減を繰返して反復的に変化する。このろ室容積の減少比率の変化幅は軸方向における回転軸の移動量を制御して羽根間距離の最小羽根間距離と最大羽根間距離を変更することにより調整できる。
脱水対象汚泥は、本体ケーシング内を移動する間に、双方のスクリュー羽根のピッチ減少に起因するろ室容積の減少による圧密力を受けつつ、双方のスクリュー羽根の対向面間においてろ室の容積減少比率が反復的に変化することで、各ピッチ当たりのろ室内で断続的な圧密力の変動を受けて圧縮と弛緩を繰返し、汚泥の脱水効率が向上する。また、圧縮により一部の汚泥は弛緩状態の隣り合うろ室に流動し、この流動による汚泥の「ほぐし効果」によって汚泥中の自由水が分離し易い状態となり、全体の脱水効率がさらに向上する。
このように、脱水対象汚泥に対して圧密力を断続的に変化させながら作用させることで、ピッチ当たりの各ろ室内で脱水効率を高めて脱水ケーキの含水率の低下を促すことができる。
また、回転軸およびスクリュー羽根が移動する往復距離・往復時間を汚泥性状に応じて個別に設定してろ室容積の減少比率を調整することにより、脱水対象汚泥の性状に応じて適切な圧密力を作用させる運転が可能となる。
スクリュー羽根駆動手段は他の構成によっても実現でき、回転手段により双方の回転軸をそれぞれ独立して回転駆動しつつ、制御手段により少なくとも一方の回転手段の回転数を制御して双方の回転軸間に回転数差を与えることによって羽根間距離の変更を行う。
羽根間距離の変更は各ピッチにおいて双方のスクリュー羽根が干渉し合わない許容範囲内において行い、他方のスクリュー羽根が1回転する間に一方の回転軸およびスクリュー羽根の回転に相対的な遅速と増速を与えることで、双方のスクリュー羽根の対向面間におけるろ室容積の減少比率が時間経過に伴って漸増と漸減を繰返して反復的に変化する。ろ室容積の減少比率の変化幅は一方もしくは双方の回転軸の回転数を制御して回転数差を変更することにより調整できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図2において、本体ケーシング51は外周部がスクリーン52をなし、本体ケーシング51を軸方向に挿通して左右一対の回転軸をなすスクリュー軸53、54を平行状態に配置し、各スクリュー軸53、54にスクリュー羽根55、56を形成している。
双方のスクリュー羽根55、56は相互に反対螺旋状に形成してなり、スクリュー羽根55、56は汚泥排出側ほどピッチが狭くなる形状をなす。そして、一方のスクリュー羽根55もしくは56の螺旋の間に形成した谷部に、他方のスクリュー羽根56もしくは55が位置して双方のスクリュー羽根55、56が係合している。
双方のスクリュー軸53、54の基端にはスクリュー羽根駆動手段を設けている。スクリュー羽根駆動手段は、双方のスクリュー軸53、54に設けた噛合する歯車57、58と、第1のスクリュー軸53に連結した回転手段をなす第1のモータ59と、第2のスクリュー軸54に連結した出退手段をなす送り装置60と備え、送り装置60が第2のモータ61と、第2のモータ61で回転駆動するフィードギヤ62と、フィードギヤ62に噛合するフォローギヤ63からなり、フォローギヤ63を第2のスクリュー軸54に固定している。第2のスクリュー軸54に設けた歯車58は軸方向に長く形成している。
本体ケーシング51のケーキ排出側には開口に対向して背圧板64を配置しており、背圧板64はシリンダー装置65によって開口に向けて出退自在であり、開口に対向して作用させる圧力を調整することにより脱水力(圧搾力)を制御する。また、第1モータ59と第2モータ61とシリンダー装置65の駆動を制御する制御装置(図示省略)を設けている。
上記した構成における作用を以下に説明する。シリンダー装置65により背圧板64を所定位置に配置し、第1のモータ59の駆動により歯車57、58を介して双方のスクリュー軸53、54が相反する方向に同期回転する。
本体ケーシング51に投入した脱水対象汚泥は、スクリーン52でろ過しながらスクリュー軸53、54およびスクリュー羽根55、56の回転によって排出側へ搬送される。 この際に、同期回転するスクリュー羽根55、56のピッチが汚泥排出側ほど狭くなり、本体ケーシング51におけるろ室容積(スクリュー羽根55、56の1ピッチ当たり)が減少して行くことで、双方のスクリュー羽根55、56のピッチ減少に起因するろ室容積の基本的な減少比率を本体ケーシング51の全ろ室にわたって全体的として維持しつつ、送り装置60によって軸方向において対向する双方のスクリュー羽根55、56の羽根間距離を変更することにより、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根55、56の対向面間においてろ室の容積減少比率を変化させる。
送り装置60による羽根間距離の変更は、第2のモータ61の回転によりフィードギヤ62に噛合するフォローギヤ63を軸方向に移動させて第2のスクリュー軸54を軸方向に出退駆動し、第2のスクリュー軸54を第1のスクリュー軸53に対して軸方向へ相対的に移動させて行う。本実施の形態では、第2のスクリュー軸54のみを移動させる構成としたが、第1のスクリュー軸53を移動させる構成も実現可能である。
図3に示すように、羽根間距離の変更は各ピッチにおいて双方のスクリュー羽根55、56が干渉し合わない許容範囲内において行い、第1のスクリュー軸53およびスクリュー羽根55が1回転する間に第2のスクリュー軸54およびスクリュー羽根56を軸方向へ相対的に往復移動させることで行う。
第2のスクリュー軸54およびスクリュー羽根56が往復移動する間に、軸方向で対向する双方のスクリュー羽根55、56の羽根間距離は、最小羽根間距離L1と最大羽根間距離L2の間で反復的に変化し、双方のスクリュー羽根55、56の対向面間においてろ室容積の減少比率が時間経過に伴って漸増と漸減を繰返して反復的に変化する。ろ室容積の減少比率の変化幅は軸方向における第2のスクリュー軸54およびスクリュー羽根56の移動量を制御して羽根間距離の最小羽根間距離と最大羽根間距離を変更することにより調整できる。
上述した作用により、脱水対象汚泥は、本体ケーシング51の内部を移動する間に、双方のスクリュー羽根55、56のピッチ減少に起因するろ室容積の減少による圧密力を受けつつ、双方のスクリュー羽根55、56の対向面間においてろ室の容積減少比率が反復的に変化することで、各ピッチ当たりのろ室内で断続的な圧密力の変動を受けて圧縮と弛緩を繰返し、さらに両スクリュー羽根55、56の噛み合わせによる剪断力、および背圧板64による背圧で脱水され、排出側の開口から本体ケーシング51の外部へ排出される。
このように、脱水対象汚泥に対して圧密力を断続的に変化させながら作用させることで、ピッチ当たりの各ろ室内で脱水効率を高めて脱水ケーキの含水率の低下を促すことができる。また、第2のスクリュー軸54およびスクリュー羽根56が移動する往復距離・往復時間を汚泥性状に応じて個別に設定してろ室容積の減少比率を調整することにより、脱水対象汚泥の性状に応じて適切な圧密力を作用させる運転が可能となる。
図4は本発明の他の実施の形態を示すものであり、本体ケーシング51を軸方向に挿通して左右一対の回転軸をなすスクリュー軸53、54を平行状態に配置し、各スクリュー軸53、54はその外径を汚泥排出側ほど大きく形成している。スクリュー軸53、54のそれぞれにスクリュー羽根55、56を相互に反対螺旋状に等ピッチで形成し、双方のスクリュー羽根55、56を各ピッチにおいて軸方向で重なるように設けている。スクリュー羽根55、56は、汚泥排出側ほどピッチが狭くなる形状とすることも可能である。
この構成において、本体ケーシング51に投入した脱水対象汚泥は、スクリーン52でろ過しながらスクリュー軸53、54およびスクリュー羽根55、56の回転によって排出側へ搬送される。
この際に、同期回転するスクリュー軸53、54の外径が汚泥排出側ほど大きくなり、本体ケーシング51におけるろ室容積(スクリュー羽根55、56の1ピッチ当たり)が減少して行くことで、ろ室容積の基本的な減少比率を本体ケーシング51の全ろ室にわたって全体的として維持しつつ、送り装置60によって軸方向において対向する双方のスクリュー羽根55、56の羽根間距離を変更することにより、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根55、56の対向面間においてろ室の容積減少比率を変化させる。
上述した作用により、脱水対象汚泥は、本体ケーシング51の内部を移動する間に、スクリュー軸53、54の外径が汚泥排出側ほど大きくなることに起因するろ室容積の減少による圧密力を受けつつ、双方のスクリュー羽根55、56の対向面間においてろ室の容積減少比率が反復的に変化することで、各ピッチ当たりのろ室内で断続的な圧密力の変動を受けて圧縮と弛緩を繰返し、脱水対象汚泥に対して圧密力を断続的に変化させながら作用させて脱水効率を高めることができる。他の作用効果は先の実施の形態と同様である。
図5は本発明の他の実施の形態を示すものであり、双方のスクリュー軸53、54にそれぞれ回転手段をなすモータ71、72を設けて双方のスクリュー軸53、54をそれぞれ独立して相反する方向に回転駆動しつつ、制御手段(図示省略)により少なくとも一方のモータ71もしくは72の回転数を制御して双方のスクリュー軸53、54の間に回転数差を与えることによって羽根間距離の変更を行う。
羽根間距離の変更は、先の実施の形態と同様に、図3に示すように、各ピッチにおいて双方のスクリュー羽根55、56が干渉し合わない許容範囲内において行い、一方のスクリュー軸53およびスクリュー羽根55が1回転する間に他方のスクリュー軸54およびスクリュー羽根56の回転に遅速と増速を与えることで、双方のスクリュー羽根55、56の対向面間におけるろ室容積の減少比率が時間経過に伴って漸増と漸減を繰返して反復的に変化する。ろ室容積の減少比率の変化幅は一方もしくは双方のスクリュー軸53、54の回転数を制御して回転数差を変更することにより調整できる。
本発明の実施の形態における汚泥脱水機を示す模式図 同実施の形態におけるスクリュー軸およびスクリュー羽根の回転方向を示す模式図 同実施の形態におけるスクリュー羽根の羽根間距離の変化を示す模式図 本発明の他の実施の形態における汚泥脱水機を示す模式図 本発明の他の実施の形態における汚泥脱水機を示す模式図 従来の汚泥脱水機を示す模式図 従来の汚泥脱水機におけるスクリュー軸およびスクリュー羽根の回転方向を示す模式図
符号の説明
51 本体ケーシング
52 スクリーン
53、54 第1および第2のスクリュー軸
55、56 スクリュー羽根
57、58 歯車
59 第1のモータ
60 送り装置
61 第2のモータ
62 フィードギヤ
63 フォローギヤ
64 背圧板
65 シリンダー装置

Claims (4)

  1. 外周部がスクリーンからなる本体ケーシング内に、軸廻りで相反する方向に回転する一対
    の回転軸を平行に配置し、双方の回転軸のそれぞれにスクリュー羽根を相互に反対螺旋状
    に形成し、各スクリュー羽根のピッチを汚泥排出側ほど狭く形成し、双方のスクリュー羽
    根を各ピッチにおいて軸方向で重なるように設け、双方の回転軸およびスクリュー羽根を
    回転駆動するとともに、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根の羽根間距離を変
    更するスクリュー羽根駆動手段を備えて脱水ケーキの含水率の低下を図ることを特徴とする汚泥脱水機。
  2. 外周部がスクリーンからなる本体ケーシング内に、軸廻りで相反する方向に回転する一対
    の回転軸を平行に配置し、各回転軸の外径を汚泥排出側ほど大きく形成し、双方の回転軸
    のそれぞれにスクリュー羽根を相互に反対螺旋状に形成し、双方のスクリュー羽根を各ピ
    ッチにおいて軸方向で重なるように設け、双方の回転軸およびスクリュー羽根を回転駆動
    するとともに、軸方向において対向する双方のスクリュー羽根の羽根間距離を変更するス
    クリュー羽根駆動手段を備えて脱水ケーキの含水率の低下を図ることを特徴とする汚泥脱水機。
  3. スクリュー羽根駆動手段は、双方の回転軸を同期回転駆動する回転手段と、少なくとも一
    方の回転軸を軸方向に出退駆動する出退手段とを備え、一方の回転軸を他方の回転軸に対
    して軸方向へ相対的に移動させることを特徴とする請求項1又は2記載の汚泥脱水機。
  4. スクリュー羽根駆動手段は、双方の回転軸をそれぞれ独立して回転駆動する回転手段と、
    少なくとも一方の回転手段の回転数を制御する制御手段とを備え、双方の回転軸間に回転
    数差を与えることを特徴とする請求項1又は2記載の汚泥脱水機。
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