JP4877746B2 - スクリューロータの製造方法 - Google Patents

スクリューロータの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4877746B2
JP4877746B2 JP2006080120A JP2006080120A JP4877746B2 JP 4877746 B2 JP4877746 B2 JP 4877746B2 JP 2006080120 A JP2006080120 A JP 2006080120A JP 2006080120 A JP2006080120 A JP 2006080120A JP 4877746 B2 JP4877746 B2 JP 4877746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rotor
shaped material
screw
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006080120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007255280A (ja
Inventor
健介 黒木
達知 西原
皇二 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
Priority to JP2006080120A priority Critical patent/JP4877746B2/ja
Publication of JP2007255280A publication Critical patent/JP2007255280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4877746B2 publication Critical patent/JP4877746B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

本発明は、例えばスクリュー圧縮機等に用いられるスクリューロータの製造方法に関する。
スクリュー流体機械の一例であるスクリュー圧縮機は、回転軸が平行でかつ螺旋状の歯部が噛み合うようにそれぞれ回転する雄ロータ及び雌ロータと、これら雄ロータ及び雌ロータを収納するケーシングとを備えており、雄ロータ及び雌ロータの歯溝とケーシングの内壁とで被圧縮流体を圧縮する作動室が形成されている。そして、圧縮機運転時は被圧縮流体の断熱圧縮によって雄ロータ及び雌ロータ(以降、これらを総称してスクリューロータと称す)等が温度上昇して熱膨張するため、スクリューロータ同士の隙間及びスクリューロータとケーシングの隙間を熱膨張のぶんだけ余裕をみて大きくし、各部材が接触して損傷するのを防止するようになっている。このとき、スクリューロータの上昇温度及びそれに伴う熱膨張は一様または一定でなく、最大熱膨張を考慮して隙間を大きくするので、圧縮機の性能が低下する要因となっている。
また、例えばスクリューロータが中実構造である場合は、慣性モーメントが大きくなるため、大きな起動トルクが必要になって起動制御が困難となったり、省エネ等を目的とした回転数制御が困難となる。そこで、中空構造のスクリューロータとして、例えば、噛み合い部及び底部を有する中空のロータ本体と、このロータ本体の底部の内周側に嵌入され接合された中空のロータシャフトとを備えた構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、ロータ本体及びロータシャフトの原材料には、いずれも適度なプレス性(延性)を持ったパイプ状素材が用いられている。詳細には、ロータ本体の外周側形状を持った分割金型(雌型)の内部にパイプ状素材を配置し、このパイプ状素材の内側から高圧流体で加圧し、これによってパイプ状素材を膨張させて金型に押圧し、上記ロータ本体(中間部品)の噛み合い部及び底部を成形している。また同様に、雌型の内部にパイプ状素材を配置し内側から高圧流体で加圧することにより、ロータシャフトの大径部とその両端側の小径部(スクリューロータの軸部に相当)を成形している。そして、ロータシャフトの大径部をロータ本体(中間部品)の底部の内周側に嵌入し、ロータシャフトの小径部の外周に側板部材をそれぞれ圧入している。その後、ロータ本体の底部とロータシャフトの大径部とを接合し、ロータ本体の軸方向一方側端部及び他方側端部の開口と側板部材とをそれぞれ接合している。
特開平8−284856号公報
しかしながら、上記従来技術には以下のような課題が存在する。
すなわち、上記スクリューロータは、ロータ本体の内部にロータシャフトを貫通配置するような構造となっており、ロータ本体の中空部は二重構造となっている。そのため、例えばスクリューロータの熱膨張の抑制を目的として、ロータシャフトの中空部からロータ本体の中空部に冷却媒体(例えば潤滑油等)を流通させて冷却する場合、ロータシャフトを介しロータ本体を冷却することとなるため、ロータ本体の冷却効率がよいとは言えなかった。また、スクリューロータの重量低減の面においても改善の余地があった。
本発明の目的は、冷却効率が向上するとともに、重量低減を図ることができるスクリューロータの製造方法を提供することにある。
)上記目的を達成するために、本発明は、パイプ状素材を成形して、複数の螺旋状の歯からなる歯部、前記歯部と相似形状の中空部、及び軸方向両側端部に前記中空部の断面となる歯形状の開口を有するロータ部材を製造するロータ部材製造工程を有するスクリューロータの製造方法において、前記ロータ部材製造工程は、複数条の螺旋状のねじ溝を有するねじ状型を前記パイプ状素材の内側に配置し、前記パイプ状素材の軸方向一方側端部を前記ねじ状型に固定し、ピッチが前記ねじ状型のねじ溝と同じ螺旋状の歯を有する成形工具を前記パイプ状素材の外側に配置し、前記パイプ状素材の軸方向他方側端部に前記パイプ状素材を軸方向に縮短させる力を加えつつ、前記パイプ状素材及び前記ねじ状型を一方向に回転させ、前記成形工具を反対方向に回転させながら前記パイプ状素材に近づく方向に移動させて前記パイプ状素材に押し付け、前記パイプ状素材の押し付けられた部分が縮短しながら前記成形工具の歯と前記ねじ状型のねじ溝の間に押し込まれることにより、前記パイプ状素材の軸方向一方側の部分の全周に亘って前記歯部の軸方向一方側の部分を成形し、その後、前記成形工具を前記パイプ状素材の軸方向他方側に移動させて、前記パイプ状素材の全周に亘って軸方向他方側に順次、前記歯部の軸方向他方側の部分を成形する。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記ロータ部材の軸方向両側端部における歯形状の開口にそれぞれ合わさるように形成して貫通孔を設けた一対の端面部材を製造する端面部材製造工程と、前記一対の端面部材を前記ロータ部材の軸方向両側端部にそれぞれ接合する端面部材接合工程と、前記端面部材の貫通孔を介し前記ロータ部材の中空部に連通する中空部をそれぞれ有する一対の円筒状の軸部材を、前記一対の端面部材の外側にそれぞれ接合する軸部材接合工程とを有する。
(3)上記(1)において、好ましくは、円筒部及び当該円筒部の端部で外周側に曲げた端面部からなる一対の軸部材を絞り加工によって成形し、前記一対の軸部材の端面部を、前記ロータ部材の両側端部における歯形状の開口にそれぞれ合わさるように形成する軸部材製造工程と、前記一対の軸部材の端面部を前記ロータ部材の軸方向両側端部に接する軸部材接合工程とを有する。
本発明によれば、冷却効率が向上するとともに、重量低減を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態におけるスクリューロータの全体構造を表す斜視図であり、図2は、スクリューロータの構成を表す分解斜視図である。また、図3は、ロータ部材の構造を表す斜視図である。
これら図1〜図3において、スクリューロータ1は、スクリュー圧縮機等に用いられる雄ロータであり、外周側に形成された螺旋状の歯部2と、この歯部2と相似形状にかつ径方向中心部を含めて中空に形成された中空部3とを有するロータ部材4を備えている。このロータ部材4の成形方法を図4及び図5により説明する。
図4は、本実施形態におけるロータ部材4の成形方法を説明するための軸方向断面図であり、図5は、本実施形態におけるロータ部材4の成形方法を説明するための斜視図である。
これら図4及び図5において、ロータ部材4の原材料には、例えばステンレス製のパイプ状素材5が用いられる。パイプ状素材5の内側には、上記歯部2の内周側(言い換えれば、中空部3)を成形するためのねじ状型6が配置され、パイプ状素材5の外側には、歯部2の外周側を成形するための成形工具7が配置されている。
ねじ状型6は、例えば中実円柱構造であり、その外周側に歯部2の形状に対応した(言い換えれば、歯部2と略相似形状の)螺旋状のねじ溝6aが形成されている。なお、ねじ状型6の外周側径寸法Dは、パイプ状素材5の内周側径寸法Dとほぼ同じになっている(実際には、パイプ状素材5にねじ状型6を挿入するための隙間ぶんだけ若干小さい)。
パイプ状素材5の軸方向一方側(図4及び図5中下側)端部は、図示しない固定手段(例えば固定リングの締着等)によってねじ状型6に固定されている。また、パイプ状素材5の軸方向他方側(図4及び図5中上側)端部は、図示しない圧力付与手段によって軸方向に縮短する力(矢印Aで図示)が加えられている。
成形工具7は、パイプ状素材5を隔ててねじ状型6に噛み合いながら回転するねじ形状を有し、例えば1つの螺旋状の歯7aが形成されている。また、成形工具7は、その軸方向寸法Lが比較的短くなっており、軸方向における歯山の数が多くとも2つとなっている。なお、成形工具7の歯7aのピッチPは、成形する歯部2のピッチPと同じになっている。
また、図示しないが、成形工具7をパイプ状素材5の径方向(図4及び図5中左右方向)及び軸方向(図4及び図5中上下方向)に移動させる移動装置が設けられており、パイプ状素材5及びねじ状型6の軸心Mと成形工具7の軸心Mとの距離が所定の距離Xとなるように移動したときに、成形工具7の螺旋状歯7aとねじ状型6のねじ溝6aの間にパイプ状素材5が押し込まれ、歯部2が成形されるようになっている。
また、図示しないが、ねじ状型6を回転駆動する回転装置が設けられており、この回転装置によってねじ状型6及びパイプ状素材5が軸心M廻りに図4及び図5中矢印B方向に回転するようになっている。また、図示しないが、成形工具7を回転駆動する回転装置(図示せず)が設けられており、これによって成形工具7が軸心M廻りに図4及び図5中矢印C方向(上述したパイプ状素材5及びねじ状型6の回転方向とは反対方向)に回転するようになっている。このとき、パイプ状素材5及びねじ状型6の回転と成形工具7の回転とは同期するように制御されており、パイプ状素材5を隔ててねじ状型6と成形工具7が互いに噛み合いながら回転するようになっている。なお、本実施形態では、パイプ状素材5及びねじ状型6の軸心Mと成形工具7の軸心Mとが平行配置されている。
そして、本実施形態におけるロータ部材4の成形手順は、まず、パイプ状素材5の軸方向他方側端部から軸方向に縮短する力を加えつつ、パイプ状素材5及びねじ状型6をともに軸心M廻りに一方向に回転させ、成形工具7を軸心M廻りにその反対方向(図中矢印C方向)に回転させる。そして、パイプ状素材5及びねじ状型6の軸心Mと成形工具7の軸心Mとの距離が所定の距離Xとなるまで、成形工具7をパイプ状素材5に近づく方向(図4及び図5中左方向)に移動させると、成形工具7の螺旋状歯7aによって押し付けられたパイプ状素材5の軸方向一方側の一部分が縮短(座屈)しつつ、成形工具7の螺旋状歯7aとねじ状型6のねじ溝6aの間に押し込まれる。その結果、パイプ状素材5の軸方向一方側の一部分は、全周に亘って螺旋状の歯部2が形成される(図5参照)。その後、成形工具7を軸方向他方側(図4及び図5中上側)に移動させ、パイプ状素材5の軸方向他方側に向かって順次、全周に亘って歯部2を形成する。
前述の図1〜図3に戻り、上述のようにして成形されたロータ部材4は、軸方向両側(図1〜図3中左下・右上側)端部に中空部3の断面となる歯形状(図1〜図3では5枚歯の形状)の開口8A,8B(但し8Aのみ図示)がそれぞれ形成される。そして、本実施形態では、ロータ部材4の軸方向両側端部における歯形状の開口8A,8Bにそれぞれ合わさるようにかつ中央に貫通孔9A,9Bをそれぞれ有するように、例えばプレス機等で平板を打ち抜いて端面部材10A,10Bを成形し、それら端面部材10A,10Bをロータ部材4の軸方向両側端部にそれぞれ高密度溶接(例えば電子ビーム溶接、レーザビーム溶接、光ビーム溶接等)で接合している。また、端面部材10Aの貫通孔9A及び端面部材10Bの貫通孔9Bを介しロータ部材4の中空部3に連通する中空部11A,11Bをそれぞれ有する円筒状の軸部材12A,12Bを、端面部材10A,10Bの外側にそれぞれ高密度溶接で接合している。
このように構成された本実施形態のスクリューロータ1においては、軸部材12Aの中空部11A及び軸部材12Bの中空部11Bからロータ部材4の中空部3に冷却媒体(例えば潤滑油等)を流通させて冷却することができる。このとき、例えば従来技術のようにロータ部材の中空部を二重構造とする場合とは異なり、ロータ部材4の中空部3に部材を設けないため、スクリュロータ1の歯部2を効率よく冷却することができる。特に、ロータ部材4の中空部3を歯部2と相似形状にする(すなわち螺旋状の内壁とする)ことにより、スクリューロータ1の回転に伴って螺旋状の内壁に沿うような冷却媒体の流れが発生し、より大きな冷却効果を得ることができる。その結果、スクリューロータ1の温度上昇による熱膨張を抑えることができ、スクリューロータ同士(すなわち雄ロータ及び雌ロータ)の隙間及びスクリューロータとケーシングの隙間を小さくすることが可能となり、圧縮機の性能を向上させることができる。また、ロータ部材4の中空部3に部材を設けないぶんだけ、スクリューロータ1の重量が低減することができる。その結果、動力が低減して省エネ効果を得ることができ、また慣性モーメントが低減してインバータによる回転数制御等の応答性を向上させることができる。
また本実施形態においては、ロータ部材4は、パイプ状素材5を縮短させながらねじ状型6及び成形工具7を用いて絞り加工して成形する。これにより、パイプ状素材5の厚み寸法がほとんど変化しないように絞り加工することができ、ステンレス製のように高強度なパイプ状素材5でも容易に塑性加工することができる。また、ロータ部材4の成形手順は、まずパイプ状素材5の軸方向一方側の一部分を全周に亘って歯部2を形成し、その後、パイプ状素材5の軸方向他方側に向かって順次、全周に亘って歯部2を形成する。このような成形手順により、パイプ状素材5の絞り加工を施す部分に軸方向に縮短する力が十分に作用させることができ、ステンレス製のように高強度なパイプ状素材5でも容易に塑性加工することができる。したがって、ロータ部材4の必要強度を確保することができる。
また本実施形態においては、ロータ部材4、端面部材10A,10B、及び軸部材12A,12Bを互いに高密度溶接で接合している。これにより、例えばアーク溶接等で接合する場合とは異なり、周方向に不均一となる溶接盛が形成されないため、周方向の重量バランスを確保することができる。したがって、スクリューロータ1の回転駆動時の不具合を防止し、性能及び信頼性を確保することができる。
本発明の他の実施形態を図6〜図8により説明する。本実施形態は、上記一実施形態における軸部材及び端面部材を絞り加工によって一体成形した実施形態である。
図6は、本実施形態によるスクリューロータの構成を表す分解斜視図である。また、図7及び図8は軸部材の構造を表す斜視図であり、図7は軸部材の端面部を加工する前の状態を示し、図8は軸部材の端面部を加工した後の状態を示す。なお、上記一実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態では、軸部材13Aは、円筒部14A(上記軸部材12Aに相当)と、この円筒部14Aの端部で外周側に曲げられた円環状の端面部15A(上記端面部材10Aに相当)とを絞り加工によって一体成形する。また同様に、軸部材13Bは、円筒部14B(上記軸部材12Bに相当)と、この円筒部14Bの端部で外周側に曲げられた端面部15B(上記端面部材10Bに相当)とを絞り加工によって一体成形する。
そして、軸部材13Aの端面部15A及び軸部材13Bの端面部15Bを、ロータ部材4の軸方向両側端部の開口8A,8Bにそれぞれ合わさるように例えばプレス機等で加工し、ロータ部材の軸方向両側端部にそれぞれ高密度溶接で接合する。なお、軸部材13Aの端面部15A及び軸部材13Bの端面部15Bは、例えば絞り加工時における皺押さえ部である。
このように構成された本実施形態のスクリューロータ1’においても、上記一実施形態同様、軸部材13A,13Bの中空部からロータ部材4の中空部3に冷却媒体(例えば潤滑油等)を流通させて冷却することができる。そして、上記一実施形態同様、ロータ部材4の中空部3に部材を設けないため、スクリュロータ1の歯部2を効率よく冷却することができる。また、上記一実施形態同様、ロータ部材4の中空部3に部材を設けないぶんだけ、重量低減を図ることができる。
なお、以上においては、スクリューロータ1,1’としてスクリュー圧縮機の雄ロータを例にとって説明したが、これに限らず、例えばスクリュー圧縮機の雌ロータ、スクリューポンプのロータ、ルーツブロワのねじれロータ等に適用してもよいことは言うまでもない。
本発明の一実施形態におけるスクリューロータの全体構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるスクリューロータの構成を表す分解斜視図である。 本発明の一実施形態におけるスクリューロータを構成するロータ部材の構造を表す斜視図である。 本発明の一実施形態におけるロータ部材の製造方法を説明するための軸方向断面図である。 本発明の一実施形態におけるロータ部材の製造方法を説明するための斜視図である。 本発明の他の実施形態におけるスクリューロータの構成を表す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態におけるスクリューロータを構成する軸部材の構造を表す斜視図であり、端面部を加工する前の状態を示す。 本発明の他の実施形態におけるスクリューロータを構成する軸部材の構造を表す斜視図であり、端面部を加工した後の状態を示す。
符号の説明
1 スクリューロータ
2 歯部
3 中空部
4 ロータ部材
5 パイプ状素材
6 ねじ状型
7 成形工具
8A,8B 開口
9A,9B 貫通孔
10A,10B 端面部材
11A,11B 中空部
12A,12B 軸部材
13A,13B 軸部材
14A,14B 円筒部
15A,15B 端面部

Claims (3)

  1. パイプ状素材を成形して、複数の螺旋状の歯からなる歯部、前記歯部と相似形状の中空部、及び軸方向両側端部に前記中空部の断面となる歯形状の開口を有するロータ部材を製造するロータ部材製造工程を有するスクリューロータの製造方法において、
    前記ロータ部材製造工程は、
    複数条の螺旋状のねじ溝を有するねじ状型を前記パイプ状素材の内側に配置し、前記パイプ状素材の軸方向一方側端部を前記ねじ状型に固定し、
    ピッチが前記ねじ状型のねじ溝と同じ螺旋状の歯を有する成形工具を前記パイプ状素材の外側に配置し、
    前記パイプ状素材の軸方向他方側端部に前記パイプ状素材を軸方向に縮短させる力を加えつつ、前記パイプ状素材及び前記ねじ状型を一方向に回転させ、前記成形工具を反対方向に回転させながら前記パイプ状素材に近づく方向に移動させて前記パイプ状素材に押し付け、前記パイプ状素材の押し付けられた部分が縮短しながら前記成形工具の歯と前記ねじ状型のねじ溝の間に押し込まれることにより、前記パイプ状素材の軸方向一方側の部分の全周に亘って前記歯部の軸方向一方側の部分を成形し、
    その後、前記成形工具を前記パイプ状素材の軸方向他方側に移動させて、前記パイプ状素材の全周に亘って軸方向他方側に順次、前記歯部の軸方向他方側の部分を成形することを特徴とするスクリューロータの製造方法。
  2. 請求項1記載のスクリューロータの製造方法において、
    前記ロータ部材の軸方向両側端部における歯形状の開口にそれぞれ合わさるように形成して貫通孔を設けた一対の端面部材を製造する端面部材製造工程と、
    前記一対の端面部材を前記ロータ部材の軸方向両側端部にそれぞれ接合する端面部材接合工程と、
    前記端面部材の貫通孔を介し前記ロータ部材の中空部に連通する中空部をそれぞれ有する一対の円筒状の軸部材を、前記一対の端面部材の外側にそれぞれ接合する軸部材接合工程とを有することを特徴とするスクリューロータの製造方法。
  3. 請求項1記載のスクリューロータの製造方法において、
    円筒部及び当該円筒部の端部で外周側に曲げた端面部からなる一対の軸部材を絞り加工によって成形し、前記一対の軸部材の端面部を、前記ロータ部材の両側端部における歯形状の開口にそれぞれ合わさるように形成する軸部材製造工程と、
    前記一対の軸部材の端面部を前記ロータ部材の軸方向両側端部に接する軸部材接合工程とを有することを特徴とするスクリューロータの製造方法。
JP2006080120A 2006-03-23 2006-03-23 スクリューロータの製造方法 Active JP4877746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080120A JP4877746B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 スクリューロータの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006080120A JP4877746B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 スクリューロータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007255280A JP2007255280A (ja) 2007-10-04
JP4877746B2 true JP4877746B2 (ja) 2012-02-15

Family

ID=38629771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006080120A Active JP4877746B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 スクリューロータの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4877746B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009057805A1 (de) * 2009-12-10 2011-06-16 Welser Profile Gmbh Drehkolben- oder Schraubenrotor als Hohlkörper aus einem kaltgewalzten Stahlprofil
CN111396311A (zh) * 2020-04-26 2020-07-10 陕西理工大学 一种空心螺杆转子及其加工方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02199286A (ja) * 1989-01-27 1990-08-07 Kobe Steel Ltd スクリュ式ポンプ装置
JPH06102226B2 (ja) * 1992-12-25 1994-12-14 平岡金属工業株式会社 パイルのねじ継手成形装置
JPH10292496A (ja) * 1997-04-14 1998-11-04 Taiyo Kogyo Kk 部材同士の接合構造及び接合方法
JP3991188B2 (ja) * 2001-03-26 2007-10-17 株式会社ジェイテクト パイプ状の段付部品の成形方法および装置
JP4601912B2 (ja) * 2003-04-15 2010-12-22 株式会社モリタユージー 円筒状圧力容器の加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007255280A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5832604A (en) Method of manufacturing segmented stators for helical gear pumps and motors
CA2874786C (en) Speed change device
US8967985B2 (en) Metal disk stacked stator with circular rigid support rings
JP2002172430A (ja) 円筒部材の製造方法、製造装置及びスプラインを有する円筒部材
JP4877746B2 (ja) スクリューロータの製造方法
JP2006299815A (ja) スクリューロータの製造方法及びスクリューロータ
JP4504836B2 (ja) スクリューロータの製造方法
JP4869968B2 (ja) 閉塞鍛造金型及び鍛造方法
JP5246898B1 (ja) クランクシャフトの製造方法およびクランクシャフト
EP0791750B1 (en) Rotor for turbomachine and method of making the same
JP3132371U (ja) 中空ロール
JP7141459B2 (ja) スクリューロータ及びスクリュー流体機械本体
JP2009544887A (ja) シャフト−ハブ接続を形成するための方法及び装置
JP2011021574A (ja) 単一のゲートロータを有するスクリューコンプレッサにおける圧縮室構造
JPWO2021020234A5 (ja) 組立体の製造方法
JP7284045B2 (ja) 流体機械
CN217056175U (zh) 薄型摆线减速机
JP4847944B2 (ja) 中空ロール
JP5644627B2 (ja) 歯車成形装置及び方法
JP2007092625A (ja) 回転軸とロータを備えた回転体およびその製造法
JP7376332B2 (ja) 異種金属部材の接合方法
JP4360622B2 (ja) スクロール圧縮機の製作方法
JP2005299494A (ja) 一軸偏心ねじポンプ用ステータ
JP6873763B2 (ja) スクリュー流体機械
JP2007182989A (ja) ボールねじ機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4877746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141209

Year of fee payment: 3