JP4877581B2 - 永久磁石形モータ - Google Patents

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本発明は、例えば工作機あるいは半導体製造設備などのFA分野で使用される永久磁石形モータに関し、特にその回転子構造に関するものである。
従来、例えば工作機あるいは半導体製造設備などのFA分野で使用される永久磁石形モータは図6、7、8のような構成をしている(例えば、特許文献1参照)。
図6は第1従来技術を示す永久磁石形モータの正断面図、図7は図6における永久磁石形モータの回転子と固定子の要部を示した側断面図である。
図6、図7において、11は固定子鉄心であり、12は電機子巻線である。電機子巻線12は固定子鉄心11の内周面に固着され、固定子鉄心11と電機子巻線12により固定子10を形成している。21は積層の電磁鋼板あるいは鉄塊材より形成してなる回転子鉄心、22は永久磁石である。30は空隙であり、40は回転軸である。永久磁石22は回転子鉄心21の外周面に固着され、回転子鉄心21と永久磁石22と回転軸40により回転子20を形成している。回転子20は固定子10の内部に空隙30を介して対向するように配置されている。図7に示される回転軸40の両側には図示しない軸受を設け、また、固定子鉄心11の両端には該軸受と対向する位置に図示しないフレームに嵌合してなるブラケット(不図示)を設けると共に、該ブラケットにより、軸受を介して回転自在に回転軸40を支承している。
次に上記のように構成された永久磁石形モータの動作について説明する。
該永久磁石形モータは、電機子巻線12に交流電流を流すことにより、固定子10の内部に回転磁界が発生し、この回転磁界と永久磁石22の作る磁界の相互作用により、回転子20が回転する。
図6、7で示した永久磁石形モータは、いわゆるスロットレスモータと呼称されているモータであり、いわゆるスロット付きモータと異なり、固定子鉄心11にティース及びスロットを有していないため、理論的にコギングトルクが発生せず、非常に滑らかに回転するという利点を有する。
しかしながら、永久磁石形モータは以下の問題があった。
(1)近年、永久磁石形モータの構造として、回転子中央に大きな中空穴径を有する中空構造が要求されることが多い。モータ外径を大きくすることなく、モータ中央に大きな中空穴を確保するためには、モータ分の径方向の厚みを薄くする必要があり、それに伴い必然的に磁石の径方向の厚みを薄肉化する必要がある。しかしながら、磁石を薄肉化するとモータ空隙部の磁束密度が低下し、電機子巻線に鎖交する磁束量が減少するためトルクが減少するという問題がある。
(2)また、別の要求として、モータを軸方向に短くする構造が採られることも多い。図8はモータの軸方向長さを短くした場合の磁束の流れを模式的に示した説明図であるが、モータを軸方向に短くすると、図8に示すように、永久磁石から出る磁束が軸方向に拡がり、その多くは電機子巻線と鎖交しない漏れ磁束となる。その結果として、モータ空隙部の磁束密度が低下し、モータの発生するトルクが低下してしまうという問題がある。
そこで、上記(1)の、薄肉の永久磁石を用いたことによるモータトルクの低下という問題を解決するための一方法が、特許文献2に示されている。
図9は第2従来技術を示す永久磁石形モータの正断面図である。
図9において、10は固定子、11は固定子鉄心、12は電機子巻線、20は回転子、21は回転子鉄心、22は主永久磁石、23は補助永久磁石である。
該永久磁石形モータは、径方向に磁化方向を向けた主永久磁石22の間に円周方向に磁化方向を向けた補助永久磁石23を配置し、主永久磁石22と補助永久磁石23の角度幅を最適化することにより、薄肉の永久磁石を用いた場合でも高トルクを実現している。
また、上記(2)の、軸方向の漏れ磁束によるモータトルクの低下という問題を解決するための一方法が、特許文献3に示されている。
図10は第3従来技術を示す永久磁石形モータの側断面図、図11は図10の永久磁石形モータの正断面図である。
該永久磁石形モータにおいて、10は固定子、20は回転子、40は回転軸、22は主永久磁石、23は補助永久磁石、25は非磁性円筒、26は継鉄、27は側板である。
該永久磁石形モータは、回転子20をいわゆる埋込磁石形回転子とし、隣接する主永久磁石間22に継鉄26を挟み、かつ継鉄26の軸方向側面に補助永久磁石23を配置することにより、軸方向の漏れ磁束を抑制して高トルクを実現している。
特開平11−234989(明細書第3頁、図1) 特開2004−15906(明細書第5頁、図1) 実用新案登録 第2530940号(明細書第3頁、図1)
しかしながら、特許文献2に示された永久磁石形モータには、以下に示すような問題がある。
すなわち、磁気回路をモータの横断面の2次元平面内だけを使っているので、大きな中空穴径を設けた場合のように、モータ分の厚みに厳しい制限がある場合には永久磁石の径方向の磁石厚を極薄にしなければならない。径方向の磁石厚みが薄くなると空隙部の磁束密度が低下し、電機子巻線に鎖交する磁束量が減るためトルクが減少する。
また、磁石の厚みが薄くなると磁石のパーミアンス係数が小さくなり、磁石の動作点が低くなるため、大電流を通電するときに磁石の不可逆減磁が発生する恐れがある。
従って、モータ最大電流に制限を設定する必要が生じ、最大トルクが小さくなる。また、軸方向からの漏れ磁束に対して何ら対策が取られていないため、モータを軸方向に短くした場合には、磁石端部からの漏れ磁束が多くなり、その結果として空隙部の磁束密度が低くなるため、モータトルクが低下するという問題がある。
一方、特許文献3に示された永久磁石形モータは、上記の漏れ磁束の問題は解決しているものの、いわゆる埋込磁石形回転子構造をとっており、磁石間に継鉄を配置しているので、回転子中央に大きな中空穴径を確保することができないという問題がある。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、回転子中央に大きな中空穴径を確保した場合などのように、モータの永久磁石が極薄形状となった場合でも高トルクが実現でき、かつ磁石の不可逆減磁が発生し難く、さらにはモータの軸方向の長さを短くした場合でも軸方向の漏れ磁束を抑制して高トルクを実現できる永久磁石形モータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
請求項に記載の発明は、固定子鉄心と前記固定子鉄心の内側に巻装された電機子巻線を有する固定子と、前記固定子の内側に空隙を介して対向配置されると共に、筒状部材と前記筒状部材の外周表面に固着された複数の主永久磁石を有する回転子と、を備えた永久磁石形モータにおいて、前記筒状部材は非磁性材料で構成されており、前記主永久磁石の磁極は、磁化方向が前記回転子の周方向を向くように配列し、かつ、同磁極同士が互いに向き合うように配列されており、前記主永久磁石の軸方向の両側面には、磁化方向が前記回転子の軸方向を向くように配列してなる複数の補助永久磁石を設けてあり、前記補助永久磁石の磁極の中心は、前記主永久磁石の隣り合う磁極の境界に合わせるように配列し、かつ、前記補助永久磁石の磁極が前記主永久磁石の磁極と同じ磁極に向き合うように配列しており、前記補助永久磁石の軸方向端面に軟磁性リングを固着したことを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の永久磁石形モータにおいて、前記主永久磁石と前記補助永久磁石の同磁極同士が一点で放射状に向き合うように配列してあることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の永久磁石形モータにおいて、前記軟磁性リングは、焼結軟磁性材料または圧粉磁心材料で形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明によると、主永久磁石の磁化方向を周方向として同磁極同士を向き合わせて配列し、さらに主永久磁石の軸方向の両側面に、補助永久磁石の磁化方向を軸方向を向けて前記主永久磁石と同極となるように密着させているため、半径方向には薄い永久磁石を使った場合にも、等価的に磁石厚みが極めて厚くなるため、磁石のパーミアンス係数が大きくなり、磁石の動作点が高くなる。従って、磁石の不可逆減磁が起きにくくなるため、モータ最大電流の上限値が上がるため、最大トルクを大きくすることができる。従って、モータの回転子中央に大きな中空穴径を確保した場合でも高トルクが実現できる。
請求項に記載の発明によると、請求項に記載の永久磁石形モータにおいて、前記主永久磁石と前記補助永久磁石の同磁極同士が一点で放射状に向き合うように配置しているため、中心部の磁束密度を極めて高くすることができるため、モータのトルクをさらに大きくすることができる。従って、モータの回転子中央に大きな中空穴径を確保した場合でも高トルクが実現できる。
請求項に記載の発明によると、補助永久磁石の軸方向端面に固着する軟磁性リングを焼結軟磁性材料または圧粉磁心材料で形成しているため、リングに発生する渦電流損失を極めて小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施例を示す永久磁石形モータの側断面図であって、回転子と固定子の要部を説明したものである。図2は、図1の永久磁石形モータにおける回転子の斜視図である。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものついてはその説明を省略し、異なる点について説明する。
図1において、22は主永久磁石、23は補助永久磁石、24は軟磁性リング、41は中空穴である。ここで。図1に示される回転子鉄心21の両側には図示しない軸受が設置されており、また、固定子鉄心11の両側には該軸受と対向する位置に図示しないフレームに嵌合してなるブラケット(不図示)が設置されている。該ブラケットにより、軸受を介して回転自在に回転子20を支承している。
本発明が従来技術と異なる点は、主永久磁石22の磁極が、磁化方向が回転子20の径方向を向くように配列してあり、主永久磁石22の軸方向の両側面には、磁化方向が回転子20の軸方向を向くように配列してなる複数の補助永久磁石23を設けてあり、補助永久磁石23の軸方向端面に軟磁性リング24を固着した点である。
すなわち、回転子20は回転子鉄心21と主永久磁石22と補助永久磁石23とより構成されており、主永久磁石22の外周面側がN極の場合は補助永久磁石23のN極を主永久磁石22の方に向かせてあり、主永久磁石の外周面図側がS極の場合は補助永久磁石23のS極を主永久磁石22の方に向かせて、かつ主永久磁石22に密着するように固定している。
次に上記のように構成された永久磁石形モータの動作について説明する。
電機子巻線12に交流電流を流すことにより、固定子10の内部に回転磁界が発生し、この回転磁界と永久磁石22の作る磁界の相互作用により、回転子20が回転する。この点は従来技術と同様である。
次に本発明で新たに追加している補助永久磁石23と軟磁性リング24について詳しく説明する。補助永久磁石23は主永久磁石22の軸方向の両側面に設置され、主永久磁石22と密着するように固定されている。補助永久磁石の磁化方向は以下のようにする。即ち、主永久磁石22の外周面側がN極のときは補助永久磁石23のN極が主永久磁石側になるようにする。逆に主永久磁石22の外周面側がS極のときは補助永久磁石23のS極が主永久磁石側になるようにする。
その動作は、図3に示すようになる。図3は、第1実施例における補助永久磁石の働きによる磁束の流れを示す模式図である。
すなわち、補助永久磁石23が主永久磁石22と磁化方向が垂直にかつ補助永久磁石23の磁化方向が主永久磁石22中の磁束の流れに結合するように向いているため、補助永久磁石23から出る磁束は主永久磁石23中を通過し、主永久磁石22の端部の磁束線と連結することになり、その磁束線は電機子巻線と鎖交し、固定子鉄心へと流れ、隣の主永久磁石22中を通って隣の補助永久磁石23に入り、軟磁性リング24を通って元の補助永久磁石23に戻る。
第1実施例は上記構成にしたので、補助永久磁石23の磁束線が主永久磁石22の端部の磁束線と連結することにより等価的に主永久磁石22の磁石厚が増大したことになる。主永久磁石22の磁石厚が等価的に厚くなることにより、漏れ磁束が減少し、有効磁束が増加し、同時に空隙の磁束密度を増加させることができる。従って、トルクを増大させることができる。
図4は、本発明の第2実施例を示す永久磁石形モータの回転子の斜視図である。なお、第2実施例の構成要素が従来技術、第1実施例と同じものついてはその説明を省略し、異なる点について説明する。
図において、28は筒状部材である。
第2実施例が第1実施例と異なる点は、回転子鉄心に飼えて筒状部材28を設けると共に、該筒状部材28が非磁性材料で構成されており、また、主永久磁石22の磁極は、磁化方向が回転子20の周方向を向くように配列し、かつ、同磁極同士が互いに向き合うように配列されている点である。
さらに、主永久磁石22の軸方向の両側面には、磁化方向が回転子20の軸方向を向くように配列してなる複数の補助永久磁石23を設けてあり、この補助永久磁石23の磁極の中心は、主永久磁石22の隣り合う磁極の境界に合わせるように配列し、かつ、補助永久磁石23の磁極が主永久磁石22の磁極と同じ磁極に向き合うように配列してある。
次に、上記のように構成された第2実施例の永久磁石形モータの動作について説明する。
電機子巻線12に交流電流を流すことにより、固定子10の内部に回転磁界が発生し、この回転磁界と永久磁石22の作る磁界の相互作用により、回転子20が回転する。この点は第1実施例と同様である。次に主永久磁石22と補助永久磁石23の作用について説明する。主永久磁石22は、磁化方向を周方向として同磁極同士を向き合わせて配列している。同磁極同士を向き合わせているため、磁石から出る磁束はその境界にて衝突し、上下方向に曲がって、隣接磁石の境界線近傍から外部に磁束が流れ出す。ただし、磁石下部の筒状部材28の材質を非磁性材料としているため、磁石下部への磁束の流出はほとんど無く、大部分が空隙30を通過して、固定子鉄心11に入る。以上のように、隣接する主永久磁石22の境界部が、見かけ上回転子としての磁極となるのである。補助永久磁石23の中心を、主永久磁石22の境界に合わせているのは、境界部が見かけ上の磁極となっているためである。補助永久磁石23の作用としては、第1実施例で説明したことと同等である。
第2実施例は上記構成にしたので、主永久磁石22の軸方向側面から直角方向に磁束を衝突させ、等価的に主永久磁石22の磁石厚みを厚くする効果がある。主永久磁石22の磁石厚が等価的に厚くなることにより、漏れ磁束が減少し、有効磁束が増加し、同時に空隙の磁束密度を増加させることができ、その結果、トルクを増大させることができる。
また、主永久磁石22の磁化方向を周方向に向けているため、主永久磁石22単独での磁石厚みも径方向の場合と比較して格段に厚くなり、磁石のパーミアンス係数が大きくなり、磁石の動作点が高くなる。その結果、磁石の不可逆減磁が起きにくくなるため、モータ最大電流の上限値が上がり、最大トルクを大きくすることができる。
図5は、本発明の第3実施例を示す永久磁石形モータの回転子の斜視図である。なお、第3実施例の構成要素は第2実施例と同じであるため、その説明を省略する。
第3実施例が第2実施例と異なる点は、主永久磁石22と補助永久磁石23の同磁極同士が一点で放射状に向き合うように配置している点である。ここで、動作についても第2実施例と同じなため、説明を省略する。
第3実施例は上記構成にしたので、主永久磁石と補助永久磁石の同磁極同士が一点で放射状に向き合うように配置することで、中心部の磁束密度を極めて高くすることができ、モータのトルクをさらに大きくすることができる。
最後に、上記の三つの実施例で用いた軟磁性リングの材質について説明する。
補助永久磁石23の軸方向端面に密着して固着させる軟磁性リングは、隣接する補助永久磁石同士の磁気回路を連結させるためのものであるため、軟磁性材料である必要があることは当然であるが、より望ましくは焼結軟磁性材料または圧粉磁心材料で形成することが望ましい。なぜならば、通常永久磁石形モータは、PWM駆動されるモータ駆動装置で駆動されることが、一般的である。その場合、回転子表面に、固有抵抗の小さい物体があると、PWM駆動時に発生する高調波電流により、物体内部に渦電流損失が発生する。その結果として、モータの温度上昇が高くなり、モータの出力が大きく出来ないという問題が発生する。軟磁性リングの材質として、焼結軟磁性材料または圧粉磁心材料を用いれば、それらは固有抵抗が非常に大きいため、リング内部に発生する渦電流損失を極めて小さくすることができる。
なお、上記の実施例の説明及び図として、いわゆるスロットレス形の固定子にて説明しているが、本発明は、主に回転子の構造に関わる発明であるため、スロットレス形固定子に限らず、いわゆるスロット付き形固定子を用いても同様の効果があることは、勿論である。
本発明の永久磁石形モータによれば、大きな中空穴径が確保できるため、その中空穴の空間を有効利用することができ、例えば中空穴に減速機を配置することができるため減速機一体形アクチュエータにも適用できる。
本発明の第1実施例を示す永久磁石形モータの側断面図であって、回転子と固定子の要部を説明したものである。 図1の永久磁石形モータにおける回転子の斜視図である。 第1実施例における補助永久磁石の働きによる磁束の流れを示す模式図である。 本発明の第2実施例を示す永久磁石形モータの回転子の斜視図である。 本発明の第3実施例を示す永久磁石形モータの回転子の斜視図である。 第1従来技術を示す永久磁石形モータの正断面図である。 図6の永久磁石形モータにおける回転子と固定子の要部を示した側断面図である。 モータの軸方向長さを短くした場合の磁束の流れを模式的に示した説明図である。 第2従来技術を示す永久磁石形モータの正断面図である。 第3従来技術を示す永久磁石形モータの側断面図である。 図10の永久磁石形モータの正断面図である。
符号の説明
10 固定子
11 固定子鉄心
12 電機子巻線
20 回転子
21 回転子鉄心
22 永久磁石、主永久磁石
23 補助永久磁石
24 軟磁性リング
25 非磁性円筒
26 継鉄
27 側板
28 筒状部材
30 空隙
40 回転軸
41 中空穴
51 有効磁束
52 漏れ磁束

Claims (3)

  1. 固定子鉄心と前記固定子鉄心の内側に巻装された電機子巻線を有する固定子と、
    前記固定子の内側に空隙を介して対向配置されると共に、筒状部材と前記筒状部材の外周
    表面に固着された複数の主永久磁石を有する回転子と、
    を備えた永久磁石形モータにおいて、
    前記筒状部材は非磁性材料で構成されており
    前記主永久磁石は、磁化方向が前記回転子の周方向を向くように配列され、かつ、同磁極同士が互いに向き合うように配列されており、
    前記主永久磁石の軸方向の両側面には、磁化方向が前記回転子の軸方向を向くように配列してなる複数の補助永久磁石を設けてあり、
    前記補助永久磁石の磁極の中心は、前記主永久磁石の隣り合う磁極の境界に合わせるように配列し、かつ、前記補助永久磁石の磁極が前記主永久磁石の磁極と同じ磁極に向き合うように配列しており、
    前記補助永久磁石の軸方向端面に軟磁性リングを固着したことを特徴とする永久磁石形モータ。
  2. 前記主永久磁石と前記補助永久磁石の同磁極同士が一点で放射状に向き合うように配列してあることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石形モータ。
  3. 前記軟磁性リングは、焼結軟磁性材料または圧粉磁心材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の永久磁石形モータ。
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