JP4877570B2 - 硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング - Google Patents

硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング Download PDF

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Description

本発明は、硝子体手術時に、硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングを強膜へ縫着することなく角膜上に固定可能にする硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング及びその固定方法に関する。
硝子体手術は、角膜外周に隣接する強膜に開けた小切開孔から硝子体カッター、ライトガイド及びマイクロせっし等を眼内へ挿入して行なわれる。その際に、硝子体手術用コンタクトレンズを角膜上にのせて眼球内部の処置部を観察しながら手術が行われる。そのためには、仰向けに寝かされた患者の角膜上にレンズを保持しなくてはならない。それゆえ、従来から、指輪状の金属若しくは硬質プラスチック製リングを強膜に縫着し、その中に硝子体手術用コンタクトレンズを置いて手術が行われてきた。
しかし、このようなリングの強膜への縫着は、強膜の半層をすくうように縫う必要があるため熟練を必要とし、患者だけでなく医師にとってもストレスの原因となっていた。患者及び医師にかかるこのようなストレスを解消するための方法として、特許文献1及び特許文献2に記載のものが知られている。
特許文献1及び特許文献2に開示の硝子体手術用コンタクトレンズ保持用リングは、前後左右に移動し難いよう内面が強膜に密着する曲率に設計されている。そのため、黄斑部などの眼底後極部のみの処置の様に、眼球を傾けたり、圧迫により眼球を陥凹することがない場合には有用であると考えられる。
実用新案登録第3085733号公報 特表2001−52006公報
しかし、前記特許文献1に開示の考案は、眼底周辺部の処置の際、眼球を大きく傾けたり、圧迫によって眼球を陥凹させた場合には、リング下に隙間ができて、リングが移動し、それに伴ってレンズのずれが生じてしまう。また、プラスチック製レンズに比べ多く使用されている比重の大きなガラス製硝子体手術用コンタクトレンズでは、リングの厚みが0.2mm以下と薄いために、リングが動くとそのレンズがリング中央から外れやすいという問題もあった。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、硝子体手術の際に、眼球の傾きや変形によってもずれることがなく、しかも無縫合でレンズ固定用リングを眼球上で固定可能とする硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング及びその固定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、第1の手段は、
眼に複数のトロカールを刺し込み、これらのトロカールを通じて手術処置器具を眼内に挿入して硝子体手術を行う場合において、眼球内部を観察するために角膜上に配置される硝子体手術用コンタクトレンズを保持する硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングであって、
中央部において前記硝子体手術用コンタクトレンズを保持するリング部と、このリング部の周辺部に形成されて眼球表面に接してこのリング部を眼球表面上に支持するフランジ部とを有し、
前記フランジ部は、前記複数のトロカールに係合可能な複数の係合部を有し、
前記複数の係合部は、前記眼に刺し込まれる前記複数のトロカールと係合することによって、前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングを眼球上の目的とする位置に固定する部分であることを特徴とする硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第2の手段は、
前記係合部は、フランジ部の外周部の一部を切り欠いた切欠部、又は、フランジ部に形成された小孔であることを特徴とする第1の手段にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第3の手段は、
前記係合部は、前記トロカールの各々に対してその係合固定位置を変えられるように各々複数の係合固定部を有するものであることを特徴とする第1又は第2の手段にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第4の手段は、
前記フランジ部にあらかじめトロカールが取り付けられていることを特徴とする第1ないし第3のいずれかにかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第5の手段は、
前記リング部には、あらかじめ硝子体手術用コンタクトレンズが取り付けられていることを特徴とする第1ないし第4のいずれかにかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第6の手段は、
前記硝子体手術用コンタクトレンズとリング部とが同一の材料で一体に形成されていることを特徴とする第5の手段にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第7の手段は、
前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングがプラスチックもしくはゴム材料で構成されていることを特徴とする第1ないし第6のいずれかの手段にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
第8の手段は、
前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングがPMMA若しくはシリコーンゴム材料で構成されていることを特徴とする第1ないし第6のいずれかの手段にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングである。
上述の手段によれば、中央部に硝子体手術用コンタクトレンズを保持するリング部を有し、このリング部の周辺部に眼球表面に接してこのリング部を眼球表面上に支持するフランジ部を有する硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングを用い、このフランジ部に、眼に刺し込まれる複数のトロカールを係合してこの硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングを眼球上の目的とする位置に固定するための複数の係合部を設けて、この係合部に複数のトロカールを係合することによって、硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングを眼球上で固定するようにしている。これにより、硝子体手術の際に、眼球の傾きや変形によってもずれることがなく、しかも無縫合でレンズ固定用リングを眼球上で固定可能としている。
すなわち、レンズ保持用リングを強膜等に縫着する必要がないので、結膜をむいて強膜を露出させる必要がなく、また通糸による出血が無いなど人眼組織へのダメージが少ない。その結果として、手術に要する時間の短縮となる。また、フランジ部が強膜に接するようになるため、強膜上で安定しやすい。しかも、フランジ部の外周部に設けた小孔若しくは切欠位置でトロカールによって保持リングが眼球上に固定される。それゆえ、術中に眼球を傾けたり、見やすい位置にレンズを回転する際、更に、眼底周辺部を観察するために眼球を圧迫して変形させた場合においても、リングがずれることはなく、レンズは角膜中央に安定的に保持できる。更に、始めから保持リングのフランジ部に器具の出し入れを行うためのトロカールが設けられている場合には、眼球上で上記保持リングを動かしながら位置決めをした後に小孔にトロカールを位置決めする動作が省けるため、固定を容易に行うことができる。
図1及び図2は本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング及びその固定方法を説明するための断面図、図3は本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図、図4は本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの斜視図、図5はトロカールの説明図、図6はトロカールの挿入本体部の説明図である。以下、これらの図面を参照にしながら本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング及びその固定方法を説明する。
図1〜図4において、符号10は硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング、符号20は硝子体手術用コンタクトレンズ、符号30はトロカール、符号50は眼球である。硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10は、中央部において前記硝子体手術用コンタクトレンズを保持する保持孔12を備えたリング部13と、このリング部13の周辺部に形成されて一面が眼球表面に接してこのリング部13を眼球表面上に支持するフランジ部11とを有する。ここで、保持孔12の孔径は、6〜13mm程度、フランジ部11の厚さは、0.2〜5mm程度とされる。
また、前記フランジ部11には、本発明の係合部を構成する4つの係合孔14が形成されている。これら係合孔14は、眼球上に硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10を置いたとき、この係合孔14の位置がトロカール30を眼球50の強膜に刺しこむに最適の位置となるような位置に形成されている。また、これら係合孔14は、この実施の形態では略楕円形状をなしたもので、その短軸径がトロカール30の後述する挿入本体部40の導入部41の外径と同じか、わずかに大きい程度の非常に小径のものである。具体的には、短軸径が0.5〜3.5mm、長軸径が0.8〜3.8mm程度である。これにより、トロカール30を強膜に刺しこんだとき、トロカール40の導入部41が係合孔14に係合されるようになっている。なお、係合孔14の形状は、楕円形状に限られず、他の形状、例えば、円形、方形状、多角形状、星型等々でもよい。また、その大きさは必ずしも全部同じである必要はない。ただし、その孔径がトロカールの外径と違い過ぎると固定がうまくいかない場合があるので、好ましくない。
図1に示されるように、硝子体手術の際には、上記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10が、眼球50上に配置される。次に、眼鏡上で前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10の位置を適切な位置に調節する。そうしたら、トロカール30を4つ用意し、前記4つの係合孔14を通じて眼球50の強膜にそれぞれトロカール30を刺しこむ。
図5及び図6に示されるように、トロカール30は、柄部31の先端に針部32が固定されており、この針部32に挿入本体部40が挿入保持されている。挿入本体部40は、貫入部42及びこの貫入部42より大径の導入部41並びにこれら貫入部42及び導入部41の双方領域に渡って形成された導入孔43を有する。
すなわち、トロカール30は、針部32に挿入本体部40を挿入保持した状態で、眼球50の強膜に針部32を刺しこむものである。図1はこのときの状態を示す図である。このとき、貫入部42がほぼ眼球内に貫入するまで刺しこむ。次いで、挿入本体部40が眼球に刺しこまれた状態を維持したままで、挿入本体部40から針部32を抜き去る。図2は針部32を抜き去った状態を示すものである。貫入部42が眼球50内に刺し込まれ、一方、導入部41が係合孔14にぴったりと挿入されている。その後、挿入本体部40の導入孔43を通じて硝子体カッター、ライトガイド及びマイクロせっし等を眼内へ挿入して手術を行う。
その場合、挿入本体部40が眼球に刺しこまれた状態を維持したままである。それゆえ、挿入本体部40の導入部41が硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10の係合孔14にしっかりと係合してこの保持リング10を眼球上にしっかりと固定することになる。それゆえ、硝子体手術の際に、眼球の傾きや変形によってもずれることがなく、しかも無縫合でレンズ固定用リングを眼球上で固定可能としている。しかも、トロカール30の挿入本体部40の導入孔43を通じて硝子体カッター、ライトガイド及びマイクロせっし等を眼内へ挿入して手術を行うので、眼に切開創を設ける必要がない
すなわち、レンズ保持用リングを強膜等に縫着する必要がないので、結膜をむいて強膜を露出させる必要がなく、また通糸による出血が無いなど人眼組織へのダメージが少ない。しかも、眼に切開創を設ける必要もない。その結果として、手術に要する時間の短縮ともなる。
図7は本発明の第2の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図、図8は本発明の第2の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの斜視図である。この実施の形態かかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10は、上記実施の形態においては、係合部が係合孔であったのに対して、係合部をフランジ部11の外周縁から中心部に向かって一部を切欠いた切欠部142で構成するようにした点が異なるのみで、他は同じであるので説明を省略する。切欠部142は、略半円形状をなしたもので、その切欠きの幅が0.5〜3.8mm、切欠きの奥行きが0.5〜3.8mm程度である。
図9は本発明の第3の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図、図10は本発明の第3の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの斜視図である。この実施の形態かかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10は、上記第2の実施の形態における切欠部142に相当する切欠部143を多数設けてこれを係合部としたことである。これによれば、係合部たる切欠部143を多数設けたことから、トロカール30に係合する切欠部143を選ぶことにより、係合固定位置を変えることができる。
図11は本発明の第4の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。この実施の形態かかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10は、上記第3の実施の形態における多数の切欠部143の代わりに、9個の円形孔を図示のごとく連結してトロカール30の係合位置を移動できるようにした係合孔144を設けたものである。これによっても、係合孔144内において、トロカール30に係合する位置を選ぶことにより、係合固定位置を変えることができる。
図12は本発明の第5の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。この実施の形態は、硝子体手術用コンタクトレンズとリング部とを同一の材料で一体に形成した例である。そのほかの構成は、上述の実施の形態と同一である。すなわち、この実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング100は、レンズ部200とフランジ部110とが、PMMA若しくはシリコーンゴム等の材料で一体に形成されているものである。なおフランジ部110には、上述の実施の形態と同様に、係合部を構成する係合孔140が設けられている。
図13は本発明の第6の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの断面図である。この実施の形態は、フランジ部にあらかじめトロカールが取り付けられている例である。そのほかの構成は、上述の実施の形態と同一である。すなわち、この実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10は、フランジ部11に筒状部11aを設け、この筒状部11aの筒内部をトロカール収納部11bとしている。また、筒状部11aの底部には貫入部挿通孔11cが形成されている。さらに、ここで用いるトロカール30aは、比較的短い円柱状の柄部31aの先端に針部32aが固定されており、この針部32aに挿入本体部40aが挿入保持されている。
挿入本体部40aは、貫入部42a及びこの貫入部42aより大径でかつ前記柄部31aと同径の導入部41a並びにこれら貫入部42a及び導入部41aの双方領域に渡って形成された導入孔43a(図14参照)を有する。そして、上記導入部41a及び柄部31aの一部が貫入部挿通孔11b内に収納される。同時に、貫入部42aの一部が貫入部挿通孔11cに挿入される。これにより、トロカール30aが硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングに取り付けられている。
硝子体手術の際には、上記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10を眼球50上に配置し、眼球50上で前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10の位置を適切な位置に調節する。そうしたら、トロカール30aの柄部31aを筒状部11aの下部に押し込む方向、すなわち、図13の矢印方向に押し込んで、眼球50にトロカール30aを刺しこむ。しかる後、針部32aを抜き去る。図14は針部32aを抜き去った状態を示す図である。
図15は本発明の第7の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの断面図である。この実施の形態も、フランジ部にあらかじめトロカールが取り付けられている例である。そのほかの構成は、上述の実施の形態と同一である。すなわち、この実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10は、フランジ部11に、厚さ方向に内径が異なる貫通孔であって、大径部111bと小径部111cとからなる貫通孔を形成してこれをトロカール収納部としたものである。ここで用いるトロカール30bは、基本的に上述の実施の形態6の場合と同じであるが、トロカール収納部をフランジ部11に設けた貫通孔で構成したことに伴って、挿入本体部40bの貫入部42bや導入部41bの長さ寸法がそれに合わせて適切に選定されている点で異なる。
硝子体手術の際には、上記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10を眼球50上に配置し、眼球50上で前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング10の位置を適切な位置に調節する。そうしたら、トロカール30bの柄部31bを大径部111bの下部に押し込む方向、すなわち、図15の矢印方向に押し込んで、眼球50にトロカール30bを刺しこむ。しかる後、針部32bを抜き去る。図16は針部32bを抜き去った状態を示す図である。この実施の形態によれば、トロカールの設定処理と硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの設定処理とをいっぺんに行うことが可能になる。
本発明は、トロカールを用いて硝子体手術を行う際に、硝子体手術用コンタクトレンズを角膜上に保持するための保持リング及び保持方法に利用することができる。
本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング及びその固定方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング及びその固定方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。 本発明の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの斜視図である。 トロカールの説明図である。 トロカールの挿入本体部の説明図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。 本発明の第3の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの斜視図である。 本発明の第4の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。 本発明の第5の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの平面図である。 本発明の第6の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの断面図である。 本発明の第6の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングにおいて針部32aを抜き去った状態を示す図である。 本発明の第7の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングの断面図である。 本発明の第7の実施の形態にかかる硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングにおいて針部32bを抜き去った状態を示す図である。
符号の説明
10 硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング
11 フランジ部
12 レンズ保持孔部
13 リング部
14 係合孔
20 硝子体手術用コンタクトレンズ
30 トロカール
31 柄部
32 針部
40 挿入本体部
41 導入部
42 貫入部
43 導入孔
50 眼球

Claims (8)

  1. 眼に複数のトロカールを刺し込み、これらのトロカールを通じて手術処置器具を眼内に挿入して硝子体手術を行う場合において、眼球内部を観察するために角膜上に配置される硝子体手術用コンタクトレンズを保持する硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングであって、
    中央部において前記硝子体手術用コンタクトレンズを保持するリング部と、このリング部の周辺部に形成されて眼球表面に接してこのリング部を眼球表面上に支持するフランジ部とを有し、
    前記フランジ部は、前記複数のトロカールに係合可能な複数の係合部を有し、
    前記複数の係合部は、前記眼に刺し込まれる前記複数のトロカールと係合することによって、前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングを眼球上の目的とする位置に固定する部分であることを特徴とする硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
  2. 前記係合部は、フランジ部の外周部の一部を切り欠いた切欠部、又は、フランジ部に形成された小孔であることを特徴とする請求項1記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
  3. 前記係合部は、前記トロカールの各々に対してその係合固定位置を変えられるように各々複数の係合固定部を有するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
  4. 前記フランジ部にあらかじめトロカールが取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
  5. 前記リング部には、あらかじめ硝子体手術用コンタクトレンズが取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
  6. 前記硝子体手術用コンタクトレンズとリング部とが同一の材料で一体に形成されていることを特徴とする請求項5記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
  7. 前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングがプラスチックもしくはゴム材料で構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング
  8. 前記硝子体手術用コンタクトレンズ保持リングがPMMA若しくはシリコーンゴム材料で構成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の硝子体手術用コンタクトレンズ保持リング。
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