JP4875962B2 - 磁気リング内の循環磁壁により発生される回転書込磁界、直流駆動高周波数発振器 - Google Patents

磁気リング内の循環磁壁により発生される回転書込磁界、直流駆動高周波数発振器 Download PDF

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Description

本発明は磁気記録装置に関し、特に、磁気記憶媒体にデータを書き込むための磁界を発生する装置および方法に関するものである。
磁気記録におけるビット面密度がハードディスク装置の記憶容量を増すために向上するにつれ、磁気遷移(ビット)ディメンジョンおよび付随する記録ヘッドクリティカルフィーチュアは100nm以下とされている。同様な努力において、より高い面密度において記録媒体を安定にするために、磁気的により硬い(高飽和保磁力)媒体材料が必要である。従来、より硬い媒体への書込みは誘導性書込ヘッドを含む磁性材料の飽和磁化、すなわち、4πM値を増大させて媒体に印加される磁界を強めることにより達成されている。書込ヘッドのMを増大させる材料研究努力はある程度成功はしているが、増大率はディスク記憶装置のビット面密度の年間成長率を維持するのに十分ではない。さらに、材料がその基本的限界に達するためMの連続的増大は維持できないものと思われる。より高い面密度の結果はデータレートの増加である。データレートはGHzに向かいそれを超えて引き上げられており、磁化方向と逆平行に加えられる従来の書込磁界を使用して記録媒体の磁化を切り替えるのは次第に困難になっている。
したがって、次第に高いデータレートでより高い飽和保持力媒体を切り替えることができる書込過程が必要とされている。
本発明は磁性材料のリング、リングに設定磁界を印加するソース、およびリングに電流を印加する第1および第2の電極を含んでいる。
もう1つの側面において、本発明は磁性材料のリング内にオニオン磁化状態を確立し、リング中に電流を通して歳差運動磁界を作り出し、歳差運動磁界を使用して記録媒体内の磁区の磁化方向を切り替えるステップを含んでいる。
本発明は、さらに、磁気記録媒体、磁性材料のリング、リングに設定磁界を印加するソース、およびリングに電流を印加して記録媒体内の磁区の磁化方向を切り替えるための歳差運動磁界を作り出す第1および第2の電極を含む装置を包含している。
図1は本発明に従った記録ヘッドを利用することができるディスク装置10の図表現である。ディスク装置10はそのさまざまなコンポーネントを入れられるサイズおよび構成とされたハウジング12(上部は除去され下部が図示されている)を含んでいる。ディスク装置10は垂直、長手および/または傾斜磁気記録媒体とすることができる磁気記録媒体16等の少なくとも1つの磁気記憶媒体を回転させるスピンドルモータ14をハウジング12内に含んでいる。少なくとも1本のアーム18がハウジング12内に含まれており、各アーム18は記録ヘッドすなわちスライダ22を有する第1の端部20、およびベアリング26により軸上にピボット搭載された第2の端部24を有する。アクチュエータモータ28がアームの第2の端部24に配置されてアーム18をピボットさせ読取ヘッド22をディスク(磁気記録媒体16)の所望のセクタまたはトラック27上に配置する。アクチュエータモータ28はコントローラにより調整され、それは図示されず従来技術でよく知られている。
記録ヘッドは磁気記憶媒体にデータを書き込むのに使用される磁界を作り出す。本発明は記録ヘッド内で磁性材料のリングを使用して回転磁界を発生し、それを使用して記憶媒体の磁化を非常に高いデータレートで比較的限られた磁界の大きさで歳差運動的に切り替えることを含んでいる。
面内磁界により飽和された磁性材料のリングは、オリジナル印加磁界の方向に沿った方向を向く正味の面内磁界がリングのコア内にあるような、「オニオン」状態として知られる残留磁化を有することができる。コア内の磁界線はリングの両側の2つの磁壁で始りかつ終わる。磁気リング周りを循環する直流はスピン−分極電子流からの角運動量伝達により磁壁へ圧力を加える。磁壁は電子流と同じ方向へ移動し、それは実際上、電流方向とは反対である。圧力は2つの磁区を、やはり両側で、同じ方向にリング廻りに駆動してコア内のベクトル場がコンパスの回転針のように回転するようにする。そのため、直流電流を使用して連続回転面内場を発生することができ、あるいは、交流電流を使用して回転速度および方向を交番させることができる。さらに、循環電流は回転場と一緒に並べられるリングのコアを貫く垂直場を発生する。これらの特性を有する書込み場は非常に高いデータレートで比較的限られたフィールドマグニチュードで記憶媒体の磁化を歳差運動的に切り替える潜在力を有する。
図2は記録ヘッドのエアベアリング表面34に隣接配置された磁性材料32のリングを含む記録ヘッド30の一部の略表現である。記録ヘッドは磁気記録媒体36に隣接配置されかつ媒体からエアベアリング38により分離されて配置されている。磁界パルスが磁性材料のリングに印加されて矢符Mで示すリング内の残留磁化を確立する。磁界は、たとえば、リングに隣接配置された電線(図示せず)に電流を通して印加することができる。電極42および44はリングに接続されている。リングの磁化が設定された後で、電線中の電流はターンオフされ電極42および44を介してリングに電流46が供給されて磁壁43および45がリング廻りを移動し、磁界40,H(t)の面内回転を生じる。電流46はリングを貫く自己磁界H(I)も発生する。正味の磁界H自体は歳差運動して下層媒体内の磁化Mに作用してそれをその最後の状態Mへ歳差運動的に切り替える。
図2に示すライタ30は記録媒体36に磁界を加えて媒体内の磁区の磁化方向を切り替えることができる。図2のライタジオメトリは垂直媒体に特有のものであるが、たとえば、媒体はその面に平行な磁化容易軸を有する長手媒体、媒体の面に垂直な磁化容易軸を有する垂直媒体、傾斜媒体、またはパターン化媒体とすることができる。
磁界はその初期磁化方向から初期磁化方向に実質的に逆平行な最終磁化方向まで磁気記録媒体の磁化方向を切り替えるのに十分な時間だけ選択的に印加される。典型的に、初期および最終磁化方向は磁気記録媒体の磁化容易軸に沿っている。
磁界
Figure 0004875962

が存在する時の単磁区磁化
Figure 0004875962

の力学を記述する単純なモデルがランダウ−リフシツ式で表され、
Figure 0004875962

ここで、γは地磁気比であり、μは自由空間の透磁率であり、αは減衰パラメータである。第1項は磁界
Figure 0004875962

に関する磁化
Figure 0004875962

の歳差運動を記述し、第2項は運動の減衰を表し最終的に
Figure 0004875962


Figure 0004875962

に沿って強制的に緩和させる。従来の書込み過程のタイムスケール上で、減衰は記憶媒体の磁化の力学において重要な役割を果たすため、(1)式の全体表現により切替えは最善に記述され、
Figure 0004875962

は最終的に記憶媒体の磁化容易軸に平行な書込み場
Figure 0004875962

の有効な方向に沿って緩和する。しかしながら、十分短いタイムスケールに対しては、有意減衰が生じる時間がないため、歳差運動項は力学の大部分を記述する。さらに、横切磁界を使用する書込過程は最大トルクTを有する磁界を磁化に加える利点を有し、ここに、
Figure 0004875962

,θはMおよびH間の角度である。
歳差運動切替過程は図3に略示されており、時間変化磁界
Figure 0004875962

は歳差運動磁界
Figure 0004875962

に垂直である。磁化は磁化容易軸(本例ではz−軸)に沿った初期状態
Figure 0004875962

であり、磁界
Figure 0004875962

は磁化に垂直なx−y面内でターンオンされる。印加磁界
Figure 0004875962

および異方性磁界
Figure 0004875962

(容易軸に平行)の初期方向は(1)式の第1項に従い、かつ図3に示す、歳差運動磁化の軌跡を指図する。しかしながら、HがHに較べて小さければ、歳差運動の回転方向(時計回りまたは反時計回り)は
Figure 0004875962

により指図される。
磁化は本例において最初は上向きであるため、図に示すように、(1)式は
Figure 0004875962

が反時計廻り回転方向でz−軸周り(H周り)に歳差運動するよう指図する。印加磁界
Figure 0004875962

が同じ回転方向および周波数を有し(すなわち、印加磁界とMは共振)、反転されるまで歳差運動磁化に直交のままであれば、磁化は最小エネルギおよび印加磁界マグニチュードで切り替えることができる。
Figure 0004875962


Figure 0004875962

の歳差運動と位相外れであれば(正しくない回転方向または周波数)、磁化は反転されない。たとえば、初期磁化が下向きであれば(
Figure 0004875962

も下向きであり磁化は時計回りに歳差運動する)、前記したように、印加磁界
Figure 0004875962

はそれを反転させず、下向きのままとされる。
書込過程に関して、下向き磁化を書き込むために、
Figure 0004875962

は少なくとも最初は反時計回りに回転しなければならず、それにより上向き磁化を反転させることができ、あるいは下向き磁化は変わらないままとされる。上向き磁化を書き込むために、
Figure 0004875962

は少なくとも最初は時計回りに回転しなければならず、それにより下向き磁化を反転させることができ、あるいは上向き磁化は変わらないままとされる。最終磁化
Figure 0004875962

方向に平行に印加される付加垂直磁界、すなわち、設定磁界は所要面内磁界の大きさを減少させるだけでなく、反転時間を減少させることにより磁化切替えを助けることができる。
図4a,4bおよび4cは本発明で使用できる磁気リングジオメトリを示す。磁気リングの磁気的性質は他の人達により100nm以下のディメンジョンまで実験的および理論的に詳細に研究されてきている。図4a,4bおよび4cはその磁気履歴によって決まるリングの3つの位相を示す。これら3つの位相は本発明の書込概念において特に重要な役割を果たし、その状況については後述する。図4aにおいて、リング60は渦磁化62を有し、それは正味の磁化および残留磁界の無い非常に安定な状態である、すなわち、初期渦状態、M=0である。これはライタの休止状態を表す。図4bにおいて、リング64はその面内に印加された外部磁界Hextを有し、磁化Mは矢符66により示す印加磁界方向に沿って飽和される、すなわちM=Mである。ライタが最初に励起されると(その休止渦状態から)、それは書込シーケンスを開始する初期磁化状態を表す。磁化を飽和させ次に外部磁界をターンオフさせた後で、M≠0である図4cのリング68に示すように、リングはオニオン状態として知られる状態を持続することができる。オニオン状態は、特に、磁界が大部分元の印加磁界方向に平行であるリングのコア内に正味の磁化および正味の磁界を有する。リングは、たとえば、NiFe,CoFe、またはこの分野で既知の他の高モーメント材料の合金で作ることができる。
図5aは磁気リングに対する全ヒステリシス曲線70の略図であり、曲線に沿って、本発明に特に関連する点である点に近似磁化方位が描かれている。図5bの部分曲線は渦(休止すなわちオフ)状態72、飽和(初期オン)状態76、およびオニオン(励起)状態74を含む、非ヒステリシス渦状況(M,dM/dH≒0)において、本発明に関連する磁化状態にアクセスするために印加磁界をどのように巡回できるかを示している。
図6は磁界を連続的に回転させる技術を示している。磁気リングは、本質的に全ての強磁性金属がそうするように、スピン分極電流82を運ぶ。磁気リングのオニオン状態内に確立された2つの磁壁84および86があり、図6に示すように、磁壁はリングの両側にある。リング内に循環電流が確立されると、スピン分極電子は磁壁を通過する時にそこへ角モーメントを伝達し、磁壁を電子流の方向へ押して、参照符号84’および86’で示すように、それらをリングの周辺周りに掃引する。リングのジオメトリおよび材料性質が比較的均一であれば、磁壁は互いに対向し続けてコア内の磁界はリングの軸周りを均一に回転する。
循環電流を確立する1つの方法が図7および8に示されている。電気絶縁体90の非常に薄い層がリング92内に埋め込まれて強磁性接合94を形成し、それは接合両端間の磁束流を許すが電流の流れは防止する。電極96および98は強磁性接合により電気的に分離されるようにリングに接続される。絶縁体は十分薄くして接合の両端間で強力な交換結合が行われリング材料の磁気的性質を維持しなければならない。また、電気的に分離するために非磁性絶縁体を使用することもできる。図8に示すように、リングは1回よりもいくらか多く巻き付いている、すなわち、2つの電極間距離は2πRよりも大きく、Rはリングの外形である。このようにして、リングの周辺周りの各点でリング周りを常に電流が流れるように、電流は一方の電極へ入り(本例では、リングの底部を介して)他方の電極を出ることができる(本例では、リングの頂部から)。このようにして、各点において磁壁上にそれを回転し続ける圧力がある。
図8は図7に示すリングおよび底部および頂部電極の8−8線に沿った断面図を示し、矢符100,102および104により電子流を示している。リング内の正味の電流は磁壁に適切な圧力を加える循環電流を有する。その接合の頂部および底部のディメンジョンは磁壁が釘付けされたりその動作が妨げられるのを防止するのに必要な増加した電流密度を与えるように設計することができる。第2の接合106(位相維持接合と呼ばれる)はリングの反対側で両方の磁壁に平衡した圧力を生じて180°の所望の位相差を維持するように設計することができる。位相維持接合は磁壁の位相を維持する磁気的性質を有する導電性材料を使用して作ることができる。
前記した電極配置の変動が図9に示されており、電極110および112はリング114上で2πRもしくはそれよりも少なく変位されている。ここでも、電極は磁壁伝播を支持する適切な絶縁材料116により互いに分離されている。ここでは、電流は電極付近の周辺に完全に接してはいない。しかしながら、印加磁界パルスにより始動されたリングの磁化(たとえば、オニオン状態)は磁界をターンオフした後でもリング周りで歳差運動し続けられることを他の人達が示している。本発明の場合の類似性は、磁壁中の電流がある期間消失しても磁壁はリング中を移動し続けられることである。したがって、図9の略図はこの効果の1つの実現であり、図7および8よりも製作上の複雑性が低い利点がなければならない。
スピンモーメント伝達効果は非常に強い有効力(すなわち、トルク)を磁化に加えて、同じ磁化に対して加えられたテスラよりも大きい磁界に対抗することが他の人達により示されている。このようにして、適切に大きい電流において、位相を著しく外すことなく磁壁上の圧力が接合、および他の材料および幾何学的欠点を超えてそれを運ぶようにリングを設計できなければならない。
図10および11は前記した初期および最終磁化状態にリングを設定するための外部磁界Hset124を印加するのに使用できる電線122の頂部に一体化されたリング120を示す。リングおよびリングに電流を注入する電極126および128は下層電線から電気的に分離されている。特に、リングは電線中を流れる電流130の極性および大きさにより指図される印加磁界の方向に沿って飽和することができる。例として、直径100nmのリングに対して、下層電線はおよそ100nmの幅を有することができ、匹敵するまたはより小さい厚さを有することができる。この例において、電線中を流れる20mAの電流はリングにおいておよそ1000Oeの面内磁界を作り出し、それはこのような構造を飽和させるのに一般的に十分な磁界である。電線のジオメトリは電線からの磁界がリングの領域に絞り込まれて、電線はビットが書き込まれている所から離れた所で媒体を不要に妨害しないようにしなければならない。図11に示すように、これはリング付近で電線のディメンジョンを押さえて、電流密度および磁束密度はリング付近で大きくリングから離れた所では小さくなるようにして行われる。
図12aから12iは渦(休止)状態にあるリング140を示す図12aの左上部側から始まる書込サイクルを示す。矢符141は渦磁化を表す。リングは設定磁界を作り出すのに使用される電線142に隣接配置されている。電極144および146がリングに接続されて電流を供給する。図12bにおいて、電線内の初期電流Isetはリング140を飽和させて磁壁148および150を確立するHset磁界インパルスを発生する。図12cは電線電流オフにより、磁界H(t)の回転を開始するリング中を電流(電子流)152が循環することを示している。図12dから12gはある適切な期間にわたって回転する磁界を示し、図12hに示すように、その後、リング内の電流はターンオフされインパルス磁界154が電線から印加される。このインパルス磁界はリング内に渦磁化156を再確立し、図12iに示すようにライタをその休止状態へ戻す。図10,11および12aから12iは外部磁界を印加するための電線の使用を示しているが、必要な外部磁界を提供するのに他のタイプの磁界源も使用できることを理解しなければならない。
図13は本発明のライタを使用する歳差運動書込過程の3Dレンダリングである。媒体磁化の歳差運動反転は図3で記述したものと同様であり、ライタジオメトリは回転書込磁界源として内蔵されている。オニオン状態が設定された後で、電圧源160がリング164に電流162を供給する。回転磁界の周波数はGHzよりも上として、典型的には10GHzのオーダーである、媒体の強磁性共振(FMR)周波数付近の歳差運動スピンに遅れないようにする必要がある。回転磁界の周波数fはリングの周辺に沿って循環する磁区の速度を指図する。例として、50nmの外径(半径、r=25nm)を有するリングに対して必要な磁壁速度を推定することができる。
Figure 0004875962
このオーダーの大きさの磁壁速度は理論的に可能ではあるが、我々の知る限り実験的に明示されてはいない。達成可能な速度は、たとえば、リングの磁気制動定数(小さいほど良い)および電流により生じる駆動力によって決まる。もちろん、(2)式に従って必要な磁壁速度はリング直径が減少すると減少する。
図14はリング内の従来の電流170(電流172とは反対方向)および電流により発生される対応する磁界を描いている略図である。特に、リングのコアを貫く、電流からの磁界H(I)は回転磁界と並べられ最終磁化方向に平行である。この垂直磁界は磁化の反転を助ける。
図15に示すように、回転磁界に対する所望の駆動電流に関係なく特定の垂直磁界強度を設計する方法として平行非磁性導体174を磁気リング176と一体化することができる。非磁性導体は磁気リングの面に平行に配置される第2のリングを形成する。使用する電流源が回転磁界を駆動するのに必要な電流よりも多い電流を送ることができ、付加電流は非磁性導体を介して分路されて垂直磁界を強める場合がそうである。導体は単層または二重層(磁気リングの頂部および底部に隣接配置される)とすることができ、あるいは、磁性および非磁性導電材料の二層の多数の繰返しを含む多層リングの一部とすることができる。
図16および17は代替リング構造の側面図である。図16は導電性、非磁性材料の隣接リング174を有する磁気リング176および非磁気リングに隣接する磁性材料の第2のリング178を示す。図17は導電性、非磁性材料の2つのリング174および180間に配置された磁性材料のリング176を示す。図16および17は多層構造を示している。付加磁性および非磁気リングをこれらの構造に加えることができる。
リングのジオメトリは平坦な構造として最も直接的に作られる、すなわち、リングはウェーハの面内に堆積され、次に、それは記録ヘッド(ABSおよびウェーハ面が平行である)のエアベアリング表面(ABS)として変化する。しかしながら、ABSがウェーハ面に垂直であるより伝統的な方法でライタが作られるように、ウェーハの面に垂直なリングを生成する製作技術を開発することができる。また、厚さおよび内外径等のリングのディメンジョン、および磁性材料はその磁気的性質を指図し最適性能となるように設計することができる。これらのパラメータを変える効果は他の人々により広く研究されている。したがって、ここに示す例は全てを包含するものではなく、特定の応用に依存するこのようなデバイスを製作するのに利用できる広範なパラメータスペースがある。
本発明は直流を使用して連続的に回転する面内磁界を発生するが、交流を使用して回転速度および方向を変えることができる。これらの特性を有する書込磁界を媒体磁化を横切して印加すると、非常に高いデータレートで比較的限られた磁界の大きさで記録媒体の磁化を歳差運動的に切り替える潜在力がある。横切磁界は媒体磁化に最大トルクを加え、遷移を書き込むのに必要なエネルギを最小限に抑え、また短いタイムスケールによりデータレートは現在の記録技術を十分超えることができる。
いくつかの例について本発明を記述してきたが、当業者ならば特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を逸脱せずに記述された例をさまざまに変更できることがお判りであろう。
本発明に従って構成することができるディスク装置の機械的部分の図表現である。 本発明に従って構成された磁気書込ヘッドの一部の略表現である。 歳差運動切替過程を示す略図である。 a〜cは、本発明において使用することができる磁気リングジオメトリの平面図である。 aおよびbは、磁気リングに対する全ヒステリシス曲線の略図である。 磁界を連続的に回転させるための技術を示す略図である。 磁気リングの平面図である。 8−8線に沿った図7のリングの断面図である。 磁気リングの平面図である。 ワイヤに隣接する磁気リングの平面図である。 ワイヤに隣接する磁気リングの平面図である。 a〜iは、磁気リングの磁化の切替えを示す図である。 書込磁界を作り出す磁気リングの動作を示す図である。 書込磁界を作り出す磁気リングの動作を示す図である。 書込磁界を作り出す磁気リングの動作を示す図である。 代替磁気リング構造の側面図である。 代替磁気リング構造の側面図である。
符号の説明
10 ディスク装置
12 ハウジング
14 スピンドルモータ
16 磁気記録媒体
18 アーム
20 第1の端部
22 スライダ
24 第2の端部
26 ベアリング
28 アクチュエータモータ
30 記録ヘッド
32,60,64,68,92,114,120,140,164,174,
176,178,180 リング
34 ベアリング表面
36 磁気記録媒体
38 エアベアリング
40 磁界
42,44,96,98,110,112,126,128,144,146 電極
43,45,84,86 磁壁
46,130,152,162,170 電流
62 渦磁化
70 ヒステリシス曲線
72 渦状態
74 オニオン状態
76 飽和状態
80 金属
82 スピン分極電流
90 電気絶縁体薄層
94 強誘電接合
116 絶縁材料
122 電線
124 外部磁界
148,150 磁区
154 インパルス磁界
156 渦磁化
160 電圧源
172 電子流
174 非磁性導体

Claims (20)

  1. 磁性材料のリングと、
    該リングに設定磁界を印加するソースと、
    前記リングに電流を印加して前記磁気記録媒体内の磁壁の磁化方向を切り替える歳差運動磁界を生成する第1および第2の電極と、
    を含む装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記リングは磁気接合を形成する電気的絶縁材料層を含む前記装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、前記リングは前記磁気接合に隣接する重複部を含む前記装置。
  4. 請求項2に記載の装置であって、さらに、前記リング内に配置された導電性位相維持磁気接合を含む前記装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、前記ソースは、さらに、前記リング内に隣接配置された電線を含む前記装置。
  6. 請求項1に記載の装置であって、さらに、前記磁性材料のリングに平行に配置された非磁性導電材料の第1のリングを含む前記装置。
  7. 請求項6に記載の装置であって、さらに、前記磁性材料のリングに平行にかつ前記磁性材料のリングを間にして前記非磁性誘導材料の第1のリングと向かい合って配置された非磁性導電材料の第2のリングを含む前記装置。
  8. 請求項6に記載の装置であって、さらに、前記非磁性材料の第1のリングに平行に配置された磁性材料の第2のリングを含む前記装置。
  9. 請求項1に記載の装置であって、前記リングは、磁性および非磁性導電層を含む多層構造を含む前記装置。
  10. 磁性材料のリング内にオニオン磁化状態を確立するステップと、
    前記リング中に電流を通して歳差運動磁界を作り出すステップと、
    前記歳差運動磁界を使用して記録媒体内の磁壁の磁化方向を切り替えるステップと、
    を含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、前記磁性材料のリング内にオニオン磁化状態を確立するステップは、前記リングを該リングの面内磁界の影響下に置くステップを含む前記方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、前記リングの面内磁界は前記リング中に電流を通して歳差運動磁界を作り出すステップの前にターンオフされる前記方法。
  13. 請求項10に記載の方法であって、前記リングは磁気接合を形成する電気的絶縁材料層を含む前記方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、前記リングは該リングの中に配置された導電性位相維持磁気接合を含む前記方法。
  15. 請求項10に記載の方法であって、前記歳差運動磁界は実質的に前記磁気記録媒体の磁化容易軸に垂直な軸に沿って印加され、前記歳差運動磁界は前記磁気記録媒体の磁化を第1の磁化方向から該第1の磁化方向と実質的に逆平行な第2の磁化方向へ切り替えるのに十分な期間だけ印加される前記方法。
  16. 請求項10に記載の方法であって、前記記録媒体は垂直磁気記録媒体、長手磁気記録媒体、パターン化磁気記録媒体、または傾斜磁気記録媒体の中の1つを含む前記方法。
  17. 請求項10に記載の方法であって、前記リングは、磁性および非磁性導電層を含む多層構造を含む前記方法。
  18. 請求項10に記載の方法であって、さらに、前記磁性材料のリングに隣接配置された非磁性導電材料のリング中に電流を通すステップを含む前記方法。
  19. 請求項10に記載の方法であって、さらに、前記歳差運動磁界の回転方向を制御するステップを含む前記方法。
  20. 磁気記録媒体と、
    磁性材料のリングと、
    該リングに設定磁界を印加するソースと、
    前記リングに電流を印加して前記磁気記録媒体内の磁壁の磁化方向を切り替える歳差運動磁界を生成する第1および第2の電極と、
    を含む装置。
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