JP4875863B2 - 魚釣用バッテリ装置 - Google Patents

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この発明は、例えば釣糸が巻回されるスプールを回転駆動する駆動用モータを備えた魚釣用リールに電力を供給するのに用いられる魚釣用バッテリ装置に関する。
最近、船釣等の深場あるいは沖合いでの釣りにおいては、釣糸が巻回されるスプールを駆動用モータで駆動するいわゆる電動リールと称する魚釣用リールが多く使用されている。このような電動リールのスプール駆動用モータに給電する手段としては、バッテリ装置を釣り位置から離れた場所に設置し、長い給電コードを用いてスプール駆動用モータの内蔵されるリール本体に設けた給電接続部に対して電力を給電する方式が知られている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
ところが、このような長い給電コードを介して、魚釣用リールとこれから遠く離れたバッテリ装置とを接続する場合には、長い給電コード自体が邪魔になることに加え、魚の当たりを待ったり、あるいは誘い操作や魚の取込み操作の際に、その長い給電コードで釣竿の動きが制約され、誘い操作や魚の取込み操作等を思い通りに自由に行うことができず、操作性が劣るという不都合を有する。
そこで、電動リールのスプール駆動用モータに給電する手段には、電動リールと一対一の関係を有する電池ボックスを用意し、この電池ボックスをねじ構造等の機械的な手段により、電動リールの竿尻側に直接的に取付けて相互間を電気的に接続するようにして、給電コードを用いない構成のものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2002−27676号公報 特開平10−215737号公報 実開平3−76465号公報
しかしながら、上記電動リールへの給電する手段では、その電池ボックスが電動リールの竿尻方向を広く覆ってしまう構成のため、リール握持性が劣るうえ、竿操作性が低下されるという問題を有する。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、電動リールに魚釣用バッテリ装置を装着したときに良好なリール握持性を実現し、釣りを行うときの竿操作性の向上を図り得るようにした魚釣用バッテリ装置を提供することを目的とする。
この発明は、電池を収容する収容部を有し、この収容部よりも小径のネック部を外方に突設したケース本体と、前記ネック部から先端部側を突出し、内部に設けた接続端子を介して前記ケース本体内の電池から魚釣用電動リールの給電接続部にスプール駆動モータの駆動電力を供給する接続コネクタと、前記接続コネクタを魚釣用電動リールの給電接続部に取付けた状態で、魚釣用電動リールから脱落するのを防止し、前記ネック部の先端より外周へ突出する保持手段と、を具備する魚釣用バッテリ装置を提供する。
上記構成によれば、ケース本体は、その接続コネクタが魚釣用リールの給電接続部に取付けられた状態で、保持手段により該魚釣用リールから脱落するのを防止した状態で保持され釣り人が魚釣用リールを握持すると、釣り人の指がケース本体のネック部に添えられた状態で竿操作が可能なる。これにより、安定した容易なリール握持性を確保したうえで、竿操作性の向上が図れる。
以上述べたように、この発明によれば、電動リールに魚釣用バッテリ装置を装着したときに良好なリール握持性を実現し、釣りを行うときの竿操作性の向上を図り得るようにした魚釣用バッテリ装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る魚釣用バッテリ装置を示すもので、ケース本体10は、ケース本体10の下部側を形成し電池Dが収容される有底の筒状ケースからなる収容部11上に、これとは別に形成されたケース本体10の上部側を形成し、収容部11の上方の開口を閉塞する蓋部12が取付けられて形成され、その内部には、例えばリチウムイオン電池等の電池D及び充放電制御用制御基板Jを含む電池部13が密閉収容される。この電池部13が密閉収容されたケース本体10を有する魚釣用バッテリ装置は、例えば図2に示す周知の電動リール20に配される外部電源接続用の給電接続部21に、例えば船の電力源、発電機、大型バッテリ等の外部電源から延びる周知の給電コードに代えて装着されて該電動リール20への給電を実行する。
即ち、上記ケース本体10の蓋部12には、その上方に筒状のネック部(接続コネクタの支持部)122が突設され、その上端の略中央部に取付け穴部121が設けられる(図2参照。)。そして、この取付け穴部121には、上記電池部13に電気的に接続される接続コネクタ14がケース本体10の取付け穴部121からその先端部側が突出され、接続コネクタ14の基端部側は取り付け穴部121に差し込まれてネック部122に支持され、ケース本体10内に直接的に取付けられる。この接続コネクタ14は、例えば可撓性を有する非導電性の樹脂材料で形成され、いわゆるソケット型コネクタを構成する一対の凹状接続端子141が設けられる。この凹状接続端子141は、その基端において、上記電池部13に電気的に接続される。そして、この接続コネクタ14は、ケース本体10の蓋部12に取付けられた状態で、その凹状接続端子141が電池部13に電気的に接続されることで、その配線系統の断線防止が図られて、上記電動リール20の給電接続部21への繰り返し着脱操作を安定して行うことが可能となる。
なお、接続コネクタ14は電動リール20の給電接続部21へ給電可能に接続できるものであればよく、ケース本体10の蓋部12の取付け穴部121から突出するように形成したが、ケース本体10と一体的に形成してもよいし、また、凹状に形成して電動リール20の給電接続部をこれに差し込むものであってもよい。
また、上記蓋体12には、接続コネクタ14の基端部側にケース本体10の電池部13が収容される筒状の収容部11より小径に形成した接続コネクタ14を支持するネック部122が突設され、このネック部122の下方側(収容部11側)には指当て部15が形成されている。指当て部15は収容部11より接続コネクタ14に向かって上方になるにつれてネック部122が幅狭(小径)になるように傾斜された円錐周面形状の指当て用傾斜部がケース本体10の上面から上方へ突設して形成される。
ネック部(接続コネクタの支持部)122がケース本体10の筒状の収容部11から突設されているため、ネック部122の先端側に設けた接続コネクタ14を給電接続部21に接続し、保持手段のナット部材17で魚釣用バッテリ装置を電動リール20に装着した時に、ネック部122が突出した分ケース本体10の収容部11を電動リール20から離間して配置することができ、収容部11は電動リール20に添設されて設けられることが防止できるため、ケース本体10の収容部11と電動リール20の間に手を差し入れて電動リール20を握持できたり、手に当りにくくなるなど、収容部11が電動リール20を握持するときの邪魔にならず、容易に握持することができ、魚釣用バッテリ装置を電動リール20に取り付けた時の電動リール20の握持性が向上する。
また、ネック部122がケース本体10の筒状の収容部11より小径に形成されておりその突出方向(上方)から見て収容部11より外周に突出していないため、ネック部122の外周側の電動リール20とこれに取り付けた収容部11の間でネック部122を中心にして周囲がくびれたように間隙が形成されこの間隙に手を差し込んで電動リール20を容易に握持できる。
場合によっては、魚釣用バッテリ装置のネック部122に指を掛けたり、ネック部122を指と指の間に挟むようにして電動リール20を握持することでより確実に握持でき、このようにすることで魚釣用バッテリ装置を装着したことによって指の掛け処ができて従来の魚釣用電動リール20をより安定して握持できる。
さらに、ネック部122にはその下方に設けた収容部11に向かって広がるように形成した指当て部15を有し、この指当て部15は、ネック部122から収容部11に向かう末広がりの傾斜部を形成しているため、周方向に丸みを持った指に馴染むように当たり、指を掛けやすい。また、ネック部122の負荷を分散して破損を防止する。
電動リール20とこれに取り付けた収容部11の間の間隙に指を差し入れるときに指当て部15の傾斜部によって間隙の間口が大きくなり、また、この傾斜部に誘導されて間隙へ容易に指を差し込むことができる。
なお、指当て部15の傾斜部は、ネック部122が収容部11に向かって広がるように形成されていればよく、平面状の傾斜面に限らず凹凸状に形成されていてもよい。
さらに、上記ケース本体10の蓋部12のネック部122には、例えば絶縁性を有する樹脂材料で形成される弾性を有する腕部16の一端が弾性変形自在に取付けられ、この弾性腕部16の先端部には、接続コネクタ14の先端部に嵌合可能でこれを覆う保護キャップ161が設けられる。これにより、保護キャップ161は、ケース本体10の蓋部12の接続コネクタ14が電動リール20の給電接続部21から離脱された状態で、その弾性腕部16の弾性変形を利用して上記接続コネクタ14の先端部に装着される。これにより、ケース本体10は、例えば携帯時等においても、露出された接続コネクタ14の凹状接続端子141の周囲部との電気的接続が防止される。
また、ケース本体10の上記蓋部12のネック部122取付け穴部121には、魚釣用バッテリ装置を電動リールに装着したときに脱落しないように保持する保持手段を構成する、例えば電動リール20に係合するナット部材17が回転操作自在に設けられる。このナット部材17は、上記接続コネクタ14が上記電動リール20の給電接続部21に装着された状態で、該給電接続部21の後述する口金部22の螺子部221に螺合されて締付け保持される。ナット部材17は、指当て部15の上方側に配され、ネック部122の上端より外周へ突出しているため、指当て部15に添えた指を接続コネクタ14から離して、接続コネクタ14を直接取付けたバッテリ装置の安全性を確保している。また、保持手段のナット部材17はケース本体10の収容部11の外周へ突出しないように形成され、電動リール20に取り付けたときに握持性を向上し、電動リール20と魚釣用バッテリ装置の間に手を差し入れやすくし、また、保持手段の破損や誤操作による保持状態のゆるみが発生することを防止する。
なお、ケース本体10は収容部11に蓋部12を取り付けて形成したが、ケース本体は他の構成部材の組み合わせによって形成してもよく、また、一体に形成してもよい。
したがって、収容部11は、単にケース本体10を形成する有底筒状ケースの分割形成した部材のみを定義するのではなく、ケース本体10におけるネック部122に比べて太径(幅広)に形成した電池D等を収納した部分をいう。
また、収容部11は、略円筒状や略角柱状などの筒状やその他様々な形状に形成することができ、ネック部122は収容部11より小径に形成し、その突出方向から見て収納部11の外周に突出しないように形成するのがよい。
また、保持手段のナット部材17はネック部122の取り付け穴部121に回動自在に嵌合して設けたが、ネック部122の外側にネック部122の外側を覆うように設けてもよく、この場合、保持手段はネック部122の1部分となっており、保持手段のナット部材17は収容部11より小径で、ネック部122の突出方向(上方)から見て収容部11より外周に突出しないようにして、ネック部122及び保持手段の外周側で、電動リール20とこれに取り付けた収容部11の間に間隙が形成されるように形成する。
さらに、ネック部122やこの先端から突出する接続コネクタ14は魚釣用バッテリ装置の重心を通る上下方向の線分上からこの線分に合致する方向に突出しているため魚釣用バッテリ装置を電動リール20に垂下するように取り付けるとネック部122やこれに支持された接続コネクタ14を折り曲げる方向の負荷が少なく、破損が防止され、ぐらつきが少なく安定して電動リール20に取り付けることができ、ネック部122や指当て部15に手を当てて握持すると魚釣用バッテリ装置のより重心の上方または上記線分に近い位置にて握持することとなり、安定して握持でき、疲れない。
ここで、上記ケース本体の接続コネクタを介して給電される電動リールについて説明する。電動リール20は、図示しないスプール、スプール駆動モータ及びマイクロコンピュータで構成される制御部が内装され、その給電接続部21に電力が給電されると、操作部201の操作に連動して上記制御部(図示せず)が上記スプール駆動モータ(図示せず)を駆動制御して、上記スプール(図示せず)の回転速度が制御されて、釣糸の巻取り動作が行われる。
即ち、上記給電接続部21には、例えば電動リール20が釣竿30に取付けられた状態で、垂直かつ下方に向けて開口した防水構造を有する凹状の口金部22が設けられ、この口金部22内には、例えば一対のピン形の接続端子23が上記ケース本体10の接続コネクタ14の一対の凹状接続端子141に対応して突出される。そして、この給電接続部21の口金部22は、上記ケース本体10の接続コネクタ14が挿入されると、その接続端子23が接続コネクタ14の凹状接続端子141内に挿入されて相互間が電気的に接続可能に形成される。
ここで、この給電接続部21は、その接続端子23が口金部22内において封止構造で配され、これら口金部22及び接続端子23の周部から電動リール20内に水等の流体が浸入するのを防止する、いわゆる液密構造に形成される。また、給電接続部21の口金部22には、その周囲部に螺子部221が上記ケース本体10のナット部材17に対応して形成され、このナット部材17が螺合されると、ケース本体10の接続コネクタ14との間の液密構造を維持しつつ強固な一体構造に連結し、この給電接続部21から電動リール20内に水が浸入するのを防止すると共に、その離脱を防止する。
また、電動リール20の給電接続部21には、例えば非導電性樹脂材料製の弾性腕部24の基端部が弾性変形自在に支持され、この弾性腕部24の先端には、保護キャップ241が上記口金部22に対応して設けられる。これにより、電動リール20は、使用しない場合、給電接続部21の口金部22に対して保護キャップ241を装着することで、その口金部22及び電極端子23の保護が可能となる。
このように形成した電動リール20の給電接続部21には、例えば上記ケース本体10の接続コネクタ14の装着に代えて、図示しない外部設置型のバッテリ装置に配線接続され給電コードのケーブルコネクタを接続することにより、この外部設置型のバッテリ装置により給電することも可能である。
上記構成により、ケース本体10は、接続コネクタ14を、竿杆30に取付けられた電動リール20の給電接続部21の口金部22に挿入すると、その凹状接続端子141内に口金部22内の接続端子23が挿入されて相互間が電気的に接続される。続いて、ケース本体10は、そのナット部材17を回転操作して、電動リール20の口金部22の螺子部221に螺合させて締付けることにより、電動リール20の口金部22に取付けられる(図3及び図4参照)。これにより、ケース本体20は、その上面の略中央部に突設された接続コネクタ14が電動リール20に吊着されたバランスの良い状態で組付け配置される。接続コネクタ14は、可撓性を有するようにケース本体10より柔らかい合成樹脂材料で形成しているため、電動リール20に付けた時に、接続コネクタ14やケース本体10の破損を防止し、電動リール20に対して接続コネクタ14が撓んで動くことで、指当て部15に添えた指への当たりが柔らかく、指の疲れを防止する。
このケース本体10の電動リール20への装着状態において、釣り人Aは、竿杆30の握り部301及び電動リール20を握持することで、ケース本体20を直接的に支えながらの釣りが行われる。ここで、釣り人Aは、例えば図3及び図4に示すように電動リールを握持した一方の手の中指を、第2関節から曲げた状態で、その関節部位近傍を、蓋部12の指当て部15に添えて竿操作等の釣動作が行われる。
これにより、指(中指)をケース本体10の収容部11の外周面よりも内方側のネック部122に近づけて添えるように掛けることができ、釣竿30や電動リール20における保持スペースは、広がり又は、制限されることなく、いわゆる手持ちでの上下誘い操作や巻取り操作等で電動リール20と一体的に取扱い操作することができるため、釣り人Aは、ケース本体10が邪魔になることなく、所望の魚釣操作を快適に行うことができる。また、接続コネクタ14は、ケース本体10の上面の略中央部に設けられ、その近傍を指で支えるため、バッテリ装置の揺動を防止して安定して電動リール20を支持することができる。
さらに、上記蓋部12の指当て部15には、竿操作形態等に応じて、例えば図5に示すように釣り人Aの中指全体を巻き掛けるようにすることも可能であり、指当て部15を収容部11の周方向に突出せず、これより小径に形成しているため、指掛けを容易に行うことができる。
また、釣り途中において、ケース本体10内の電池部13の電気エネルギが消耗した場合には、上記装着動作と略逆の操作を行って電動リール20から離脱させ、その後、予め用意して置いた充電済みの新たなものと、交換使用することにより、長時間にわたる電動リール20の使用が可能である。このように予め複数個を用意しておくことは、電動リール20と共に、握持が可能なまでの軽量化を図っていることで、携帯が容易に実現することが可能である。
このように、上記魚釣用バッテリ装置は、接続コネクタ14の基部の蓋部12に指当て部15を設けたケース本体10に、接続コネクタ14に電気的に接続される電池部13を密閉収容し、このケース本体10の接続コネクタ14を竿杆30に取付けた電動リール20の給電接続部21に直接的に装着するように構成した。
これによれば、釣り人Aが竿杆30と共に電動リール20を握持して、その指をケース本体10の指当て部15に添えることにより、ケース本体10を電動リール20と一体的に握持することができる。これにより、釣竿30における保持スペースが、制限されることなく、しかも、ケース本体10が電動リール20と一体的に取扱い操作することができるため、釣り人Aは、ケース本体10が邪魔になることなく、所望の魚釣操作を快適に行うことが可能となる。
なお、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、例えば図6に示すように指当て部151を構成することも可能である。但し、図6においては、図2と同一部分について同一符号を付して、その詳細な説明を省略する。
即ち、上記実施の形態では、指当て部として、接続コネクタ14の基部の周囲に上方に幅狭に傾斜された円錐周面形状の指当て用傾斜部を形成したのに対して、図6の実施の形態では、蓋部12における接続コネクタ14の基端部側の周囲に上方に幅狭に傾斜され、且つ、上方に行くにしたがって緩やかな傾斜角を有する湾曲周面形状の指当て用傾斜部151を形成して構成したもので、同様の効果が期待される。
また、上記実施の形態では、給電した電力を用いて電動リール20のスプール駆動モータを駆動制御する場合について説明したが、これに限ることなく、その他、電動リール20内に内装される糸長計測装置等の給電を必要とする全ての給電部品に対して給電ことが可能である。
さらに、上記実施の形態では、ケース本体10にナット部材17を回転操作自在に配し、電動リール20の給電接続部21の口金部22の周囲に螺子部221を設けてナット部材17を口金部22の螺子部221に螺合させてケース本体10を電動リール20に取付け保持するように構成した場合で説明したが、これに限ることなく、その他、いわゆる差込構造等の各種の保持手段を用いて相互間を取付け保持するように構成することが可能である。
また、上記実施の形態では、ケース本体10の接続コネクタ14に凹状接続端子141を設けて、電動リール20の給電接続部21にピン形の接続端子23を設けて構成したが、これに限ることなく、接続コネクタ14のピン形の接続端子を設け、給電接続部21に凹状接続端子を設けて構成することも可能である。また、ネック部122はケース本体10の上方に突設したがケース本体の側方に突設してもよく、このときも突出方向から見て収容部より小径とし外周へ突出しないようにする。
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の一実施の形態に係る魚釣用バッテリ装置の構成を説明するために示した一部断面図である。 図1のケース本体を電動リールに装着する前の状態を示した一部断面図である。 図1のケース本体が装着された電動リールを釣り人Aが握持した状態を示した一部断面図である。 図1のケース本体が装着された電動リールを釣り人Aが握持した状態を示した平面図である。 図1のケース本体が装着された電動リールを釣り人Aが握持した状態の他の例を示した平面図である。 この発明の一実施の形態に係る魚釣用バッテリ装置の構成を説明するために示した平面図である。
符号の説明
10…ケース本体、11…収容部、12…蓋部、121…取付け穴部、13…電池部、14…接続コネクタ、141…凹状接続端子、15…指当て部、16…弾性腕部、161…保護キャップ、17…ナット部材、20…電動リール、201…操作部、21…給電接続部、22…口金部、221…螺子部、23…接続端子、24…弾性腕部、241…保護キャップ、30…竿杆、301…握り部。

Claims (3)

  1. 電池を収容する収容部を有し、この収容部よりも小径のネック部を外方に突設したケース本体と、
    前記ネック部から先端部側を突出し、内部に設けた接続端子を介して前記ケース本体内の電池から魚釣用電動リールの給電接続部にスプール駆動モータの駆動電力を供給する接続コネクタと、
    前記接続コネクタを魚釣用電動リールの給電接続部に取付けた状態で、魚釣用電動リールから脱落するのを防止し、前記ネック部の先端より外周へ突出する保持手段と、
    を具備することを特徴とする魚釣用バッテリ装置。
  2. 前記ケース本体は、前記ネック部から前記収容部側に向けて向かう末広がりの傾斜部を有することを特徴とする請求項1記載の魚釣用バッテリ装置。
  3. 前記保持手段は、前記魚釣用電動リールの給電接続部に螺合されるナット部材からなることを特徴とする請求項1又は2に記載の魚釣用バッテリ装置。
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