JP4872836B2 - 情報処理システム - Google Patents
情報処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4872836B2 JP4872836B2 JP2007178515A JP2007178515A JP4872836B2 JP 4872836 B2 JP4872836 B2 JP 4872836B2 JP 2007178515 A JP2007178515 A JP 2007178515A JP 2007178515 A JP2007178515 A JP 2007178515A JP 4872836 B2 JP4872836 B2 JP 4872836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- corresponding point
- window
- point
- correlation value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/50—Depth or shape recovery
- G06T7/55—Depth or shape recovery from multiple images
- G06T7/593—Depth or shape recovery from multiple images from stereo images
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T2207/00—Indexing scheme for image analysis or image enhancement
- G06T2207/10—Image acquisition modality
- G06T2207/10004—Still image; Photographic image
- G06T2207/10012—Stereo images
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
第4の発明は、第1ないし第3の何れか1つの発明であって、前記第2特定手段において前記第3対応点を通り、かつ前記第2基準方向に沿った線上で探索して第4対応点を特定し、前記第3特定手段において前記第4対応点を通り、かつ前記第1基準方向に沿った線上で探索して第5対応点を特定する処理を行わせる処理制御手段を更に備える。
第6の発明は、第5の発明であって、前記ウィンドウ内の周波数分解する処理が、フーリエ変換、離散コサイン変換、離散サイン変換、ウェーブレット変換又はアダマール変換のうちの何れかの演算を含む。
〈情報処理システム10の構成〉
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム10の概略構成を示す図である。この情報処理システム10は、異なる視点から撮像した被写体18の画像について、画像上の座標点を相互に対応付けし、座標点の3次元位置を算出するものである。
〈対応点探索処理〉
図2は、情報処理システム10の機能ブロック図であり、図3(a)〜(c)は、対応点探索処理の手順を示す模式図である。情報処理装置12は、基準ウィンドウ設定部21と参照ウィンドウ設定部22とを含むウィンドウ設定部20と、相関値算出部23と、第1特定部24と、第2特定部25と、第3特定部26と、3D座標演算部27とを備えている。これらは、CPU15がRAM17を一時的なワーキングエリアとして使用しつつ、ROM16に格納されているプログラムに従って動作することにより実現される機能ブロックである。
図4は、POC法を用いた対応点探索処理手順を示す図である。ここでは、上述の対応点探索処理で、第1対応点3N1、第2対応点3N2及び第3対応点3N3を探索・特定する手法の1つであるPOC法について説明する。
f(n1,n2);
g(n1,n2);
ただし、
n1=−M1,…,M1;
n2=−M2,…,M2;
N1=2M1+1;
N2=2M2+1。
図6は、3D座標演算処理を説明する図である。ここでは、3D座標演算部27が実行する処理の概要について説明する。上述のような手法によって基準画像3B上の指定点3Pと、参照画像3R上の第3対応点3N3との位置の差がΔdであった場合、被写体18までの距離Dは、次式で表される。すなわち、
D=fB/Δd;
ただし、
f:撮像系11a,11bのカメラレンズの焦点距離;
B:撮像系11a,11bの基線長。
これを用いて、基準画像3B上の注目画素の座標をx,yとすれば、被写体18の3次元位置(X,Y,Z)は、それぞれ、
X=xD/f, Y=yD/f, Z=D
と表すことができる。
図8は、情報処理システム10の動作を示すフローチャートである。情報処理システム10では、まず、撮像系11a,11bからの画像データを取得し、各画像データに基づいて、基準画像3B及び参照画像3Rを設定する。基準画像3B及び参照画像3Rが設定されると、基準ウィンドウ設定部21と第1特定部24とが連携して基準ウィンドウ3B1を設定し、参照ウィンドウ設定部22と第1特定部24とが連携して第1基準方向に沿った線上で参照ウィンドウ3R1を複数設定する。これらのウィンドウが設定されると、相関値算出部23と第1特定部24とが連携して、指定点3Pに対応する第1対応点3N1を特定する(ステップS801〜S803)。
以上のように、基準画像3B上で指定される指定点3Pに対応する参照画像3R上の対応点を特定する際に、指定点3Pに対応する位置を通る第1基準方向に沿った線上で探索して第1対応点3N1を特定し、該第1対応点3N1を通り、かつ該第1基準方向に略垂直な第2基準方向に沿った線上で探索して第2対応点3N2を特定し、さらに該第2対応点3N2を通り、かつ該第1基準方向に沿った線上で探索して第3対応点3N3を特定するので、画像間の座標点を高速かつ高精度に対応付けることが可能となる。
上述の第1実施形態では、指定点3Pを包含する基準ウィンドウ3B1と参照ウィンドウ3R1との相互相関を演算しながら、互いに直交する方向に複数回探索して第3対応点3N3を特定する場合について説明したが、ここでは、本発明の第2実施形態として、参照ウィンドウ3R3を参照画像3Rの画素データから補間した上で相互相関関数を演算する場合について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態の説明において、特に断りのない限り、上記第1実施形態と同様の機能を有する要素については同一符号を付してその説明を省略する。
図9は、本発明の第2実施形態に係る情報処理システム90の機能ブロック図であり、図10は、画素データの補間を説明する図である。情報処理システム90における情報処理装置92は、上記第1実施形態の構成に加えて、少なくとも第3特定部26が、補間部94を有している。これもまた、CPU15がRAM17を一時的なワーキングエリアとして使用しつつ、ROM16に格納されているプログラムに従って動作することにより実現される機能ブロックである。なお、本実施形態では、第1特定部24及び第2特定部25もまた補間部94と連携して動作するものとする。
0.5Bn+0.5Cn(n=1〜9):
と参照ウィンドウ3R3の各画素値が算出される。ここで、Bn,CnはそれぞれB行内及びC行内の画素である。
0.25Dn+0.75En(n=1〜9):
と参照ウィンドウ3Rの各画素値が算出される。ここで、Dn,EnはそれぞれD行内及びE行内の画素である。また、参照ウィンドウ3R3の補間処理と同様に第2対応点3N2を特定する際に設定される参照ウィンドウ3R2に対して補間処理を行っても良い。何れにしても、第2特定部25,第3特定部26の何れかが補間部94を用いて補間処理を行った場合には、以降の対応点探索処理では必ず補間処理が実行される。
図11は、情報処理システム90の動作を示すフローチャートである。情報処理システム90では、まず、上記第1実施形態のステップS801〜S805の処理と同様の処理を実行して第2対応点3N2を特定する(ステップS1101〜S1105)。
以上のように、参照ウィンドウ3R3がサブピクセル単位で設定された場合には、参照画像3Rの画素データに基づく補間処理により、参照ウィンドウ3R3内の画像の画素値を算出する補間部94を更に有するので、画像間の座標点の対応付けを高精度に行うことが可能となる。
ここでは、本発明の第3実施形態として、基準ウィンドウ3B1〜3B3及び参照ウィンドウ3R1〜3R3を探索方向に長さをもつ1次元のウィンドウとして設定する場合について図面を参照しながら説明する。
図12は、本発明の第3実施形態に係る情報処理システム120の機能ブロック図であり、図13(a)〜(c)は、対応点探索処理の手順を示す模式図である。本実施形態に係る情報処理装置122の基準ウィンドウ設定部1221及び参照ウィンドウ設定部1222は、それぞれ探索方向に予め定められた複数画素の長さをもつ1次元ウィンドウを基準ウィンドウ13B1〜13B3及び参照ウィンドウ13R1〜13R3として設定する。
情報処理システム120の動作は、上記第1実施形態に係る情報処理システム10の動作と略同じであり、基準ウィンドウ13B1〜13B3及び参照ウィンドウ13R1〜13R3を設定する際に、それぞれのウィンドウが第1対応点13N1、第2対応点13N2及び第3対応点13N3の探索方向に延在する1次元のウィンドウを設定する点のみが異なっている。そこで、フローチャートを用いた動作の説明は省略する。
以上のように、基準ウィンドウ13B1〜13B3は、探索方向に複数画素の長さをもつ1次元ウィンドウであり、参照ウィンドウ13R1〜13R3は、該基準ウィンドウ13B1と略同一サイズの1次元ウィンドウであるので、基準画像13B及び参照画像13Rをそれぞれ撮像した撮像系11a,11bが平行配置されていることを前提として対応点探索に係る演算量を抑制することができる。そのため、画像間の座標点の対応付けを高精度に行いつつ、処理時間を短縮することが可能となる。
ここでは、本発明の第4実施形態として、ピーク値に基づいて第2特定部及び第3特定部が行う処理を反復させる場合について図面を参照しながら説明する。
図14は、本発明の第4実施形態に係る情報処理システム140の機能ブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置142の相関値算出部143は、基準ウィンドウ3B1〜3B3と参照ウィンドウ3R1〜3R3(図3参照)との間の相互相関関数のピーク値を算出し、該ピーク値(例えば、POC値)を処理制御部144に送出する。
1)相関値算出部143から取得するPOC値が、予め定められた閾値以上となる;
2)相関値算出部143から順次取得するPOC値の増加量が、予め定められた閾値以下となる;
3)相関値算出部143から順次取得するPOC値の増加率が、予め定められた閾値以下となる。
なお、本発明においては、常に第3特定部26で対応点探索処理が終了しているが、上記条件1ないし3を満たせば第2特定部25で対応点探索処理を終了しても構わない。
図15は、情報処理システム140の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、処理制御部144が反復処理を終了させる条件として、上記条件1を満たす場合、すなわち、POC値が予め定められた閾値以上となった場合を例に説明する。
以上のように、第2特定部25において第3対応点3N3を通り、かつ第2基準方向に沿った線上で探索して第4対応点を特定し、第3特定部26において第4対応点を通り、かつ第1基準方向に沿った線上で探索して第5対応点を特定する処理を反復させる処理制御部144を更に備えるので、互いに略垂直な方向で複数回探索して対応点を特定することができ、画像間の座標点の対応付けを更に高精度に行うことが可能となる。
ここでは、本発明の第5実施形態として、基準ウィンドウ3B1〜3B3及び参照ウィンドウ3R1〜3R3のピクセル単位に相当するデータを、複数の1次元ウィンドウに基づいて得る場合について図面を参照しながら説明する。
図17は、本発明の第5実施形態に係る情報処理システム170の機能ブロック図であり、図18は、画素値算出部171が行う演算を説明する図である。ここで、画素値算出部171は、基準ウィンドウ設定部21と連携して動作することにより本発明の第1画素値算出手段として機能し、参照ウィンドウ設定部22と連携して動作することにより本発明の第2画素値算出手段として機能する。本実施形態に係る情報処理装置172は、基準ウィンドウ設定部21及び参照ウィンドウ設定部22がそれぞれ以下のようにしてピクセル単位に相当する基準ウィンドウ及び参照ウィンドウを得る。すなわち、画素値算出部171は、基準ウィンドウ設定部21と連携して、指定点3P(図3参照)を包含して探索方向(第1基準方向)に対応する方向に長さをもつ第1の1次元ウィンドウ3Lb内の画像と該第1の1次元ウィンドウ3Lbに探索方向に略垂直な方向で隣接する1以上の第2の1次元ウィンドウ3La,3Lc内の画像とに基づくフィルタ処理により、基準ウィンドウ3B1内の画像の画素値を算出する。
図19は、情報処理システム170の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、画素値算出部171と基準ウィンドウ設定部21とが連携して、基準ライン3La〜3Lcに基づくフィルタ処理により基準ウィンドウ3B1の画像を算出し、画素値算出部171と参照ウィンドウ設定部22とが連携して、参照ライン3Lp〜3Lrに基づくフィルタ処理により参照ウィンドウ3R1の画像を算出する場合を例に説明する。また、第3対応点3N3を特定する際にはフィルタ処理を行わない場合を例に説明する。
以上のように、指定点3Pを包含して探索方向に対応する方向に長さをもつ基準ライン18Lb内の画像と該基準ライン18Lbに探索方向に垂直な方向で隣接する1以上の基準ライン18La,18Lc内の画像とに基づくフィルタ処理により、基準ウィンドウ3B1内の画像の画素値を算出し、探索方向に長さをもち、かつ基準ウィンドウ3B1と略同一サイズの参照ライン18Lq内の画像と該参照ライン18Lqに探索方向に垂直な方向で隣接する参照ライン18Lp,18Lr内の画像とに基づくフィルタ処理により、参照ウィンドウ3R1内の画像の画素値を算出する画素値算出部171を更に備えるので、探索方向に垂直な方向の対応点のズレの影響を少なくでき、ロバスト性を高めることが可能となる。
ここでは、本発明の第6実施形態として、第1対応点3N1と第2対応点3N2との垂直方向のズレが予め定められた距離以上である場合に、信頼性の高い対応点を探索する場合について図面を参照しながら説明する。
図20は、本発明の第6実施形態に係る情報処理システム200の機能ブロック図であり、図21は、第1対応点候補21N1aと第2対応点候補21N2aとの垂直方向のズレが予め定められた距離以上である場合の処理を説明する図である。例えば、第1対応点21N1と第2対応点21N2との垂直方向のズレが予め定められた画素数分以上である場合には、第1対応点21N1の信頼性が低いことが考えられる。例えば、撮像系11a,11bのステレオ配置の最大ズレ量がサブピクセルレベルであれば、1画素以上のズレが生じたときは水平方向の対応位置に誤りが生じている可能性がある。
図22(a)〜(c)は、SAD法を用いた対応点探索処理手順を示す図である。ここでは、上述の対応点探索処理で、第1対応点21N1、第2対応点21N2及び第3対応点21N3を探索・特定する手法の1つであるSAD法について説明する。
図23は、情報処理システム200の動作を示すフローチャートである。情報処理システム200は、基準画像21B及び参照画像21Rを設定すると、基準ウィンドウ設定部21と第1特定部204とが連携して第1基準方向に沿った線上で基準ウィンドウ21B1を設定し、参照ウィンドウ設定部22と第1特定部204とが連携して第1基準方向に沿った線上で参照ウィンドウ21R1を複数設定する。これらのウィンドウが設定されると、相関値算出部203と第1特定部204とが連携して、指定点21Pに対応する第1対応点候補21N1aを特定し、相関値算出部203が算出した相関値CORpを記憶部202に一時記憶する(ステップS2301〜S2303)。
以上のように、判断部208によって、第1対応点候補21N1aと第2対応点候補21N2aとの距離が予め定められた距離以上であると判断された場合には、第1特定部204は、複数の極値のうち最大値の次に大きい極値を示す座標を第1対応点21N1として特定するので、異なる視点から撮像する撮像手段の平行配置のズレが大きい場合に生じ得る対応点探索におけるエラーを回避することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、上述の各実施形態を適宜組み合わせたものであっても構わないのは勿論である。また、上記実施形態に以下のような機能を併せても良い。
例えば、第1対応点3N1,13N1,21N1を特定する際に、対応点探索処理の信頼度が所定値よりも低い場合は、得られた結果が誤っている可能性が高い。このとき、垂直方向の参照ウィンドウ3R2,13R2,21R3〜21R4を設定したとしても正しい第2対応点3N2,13N2,21N2及び正しい第3対応点3N3,13N3,21N3が得られないのは明らかである。そこで、第1対応点3N1,13N1,21N1の信頼度が所定値よりも低い場合は、対応不能としてエラー値を返すようにしても良い。これにより、後段の処理(第2対応点3N2,13N2,21N2及び第3対応点3N3,13N3,21N3の特定処理)を行わずに済むので、演算負荷が低減すると共に、エラー出力を防止することが可能となる。
また、上記実施形態では、基準画像3B,13B,21Bの各画素ごとに第1基準方向−第2基準方向−第1基準方向の対応点探索処理を行うことを想定しているが、これに限定されるものではない。例えば、基準画像3B,13B,21Bと参照画像3R,13R,21Rとの第2基準方向のズレが全ての画素において一定である場合には、少なくとも或る1点の画素に対する第1基準方向−第2基準方向の処理を行うことで、第2基準方向のズレを算出しても良い。残りの画素に対して処理を行う際には、該1点の画素に対する処理で得られた第2基準方向のズレを考慮して、第1基準方向の1次元ウィンドウ(参照ウィンドウ3R3,13R3,21R5〜21R6)を設定することで、処理を高速に行うことが可能となる。
上記変形例2では、第2基準方向のズレが画像全体で一様な場合を想定しているが、画像の中央部と端縁部とで第2基準方向のズレが同じであるとは限らない。しかしながら、隣接画素と比べた場合には、第2基準方向のズレに大きな差はないと想定される。
また、上記第4実施形態で示した反復処理では、「第1基準方向−第2基準方向−第1基準方向」の処理が1セットとなり、交互に行っているが、必ずしも交互に行う必要はない。例えば、基準ウィンドウ3B1,13B1,21B1と参照ウィンドウ3R1,13R1,21R1との間のPOC値又は相関値CORpにズレがある場合(すなわち、移動量が大きい場合)は、得られた対応位置に再度同じ方向(例えば、第1基準方向)の参照ウィンドウ3R3,13R3,21R3を設定し、より詳細な単位(例えば、最初にピクセル単位で探索した場合にはサブピクセル単位)で特定する。これにより、第1基準方向の対応位置の精度がより高まるので、後段の第2基準方向の対応位置の精度も向上させることが可能となる。
また、上記第6実施形態で示した例では、第1基準方向の対応位置を算出した後、第2基準方向の対応位置を算出するが、得られた第2基準方向の位置が所定画素数以上ずれている場合は、最初に求めた第1基準方向の対応位置の信頼度が低いことが考えられる。そこで、上記変形例1と同様に、対応不能としてエラー値を返すようにしても良いし、その位置に2次元ウィンドウを設定して処理しても良い。
21,1221 基準ウィンドウ設定部
22,1222 参照ウィンドウ設定部
23,93,143,173,203 相関値算出部
24,204 第1特定部
25,205 第2特定部
26,206 第3特定部
3B,13B,21B 基準画像
3R,13R,21R 参照画像
3P,13P,21P 指定点
3B1〜3B3,13B1〜13B3,21B1〜21B3 基準ウィンドウ
3N1,13N1,21N1 第1対応点
3N2,13N2,21N2 第2対応点
3N3,13N3,21N3 第3対応点
3R1〜3R3,13R1〜13R3,21R1〜21R3 参照ウィンドウ
94 補間部
144 処理制御部
171 画素値算出部
208 判断部
21N1a 第1対応点候補
21N2a 第2対応点候補
Claims (7)
- 異なる視点から撮像し取得された第1画像及び第2画像に関する処理を行う情報処理システムであって、
前記第1画像上で指定される指定点に対応する前記第2画像上の第1対応点を、前記第2画像のうちの前記指定点に対応する位置を通り、かつ予め定められた方向に対応する第1基準方向に沿った線上で探索して特定する第1特定手段と、
前記第2画像のうちの前記第1対応点を通り、かつ前記第1基準方向に略垂直な第2基準方向に沿った線上で探索して、前記指定点に対応する前記第2画像上の第2対応点を特定する第2特定手段と、
前記第2画像のうちの前記第2対応点を通り、かつ前記第1基準方向に沿った線上で探索して、前記指定点に対応する前記第2画像上の第3対応点を特定する第3特定手段と
を備え、
前記第1ないし第3特定手段は、
前記指定点を包含する第1ウィンドウを前記第1画像上に設定する第1ウィンドウ設定手段と、
前記第1ウィンドウと略同一サイズの1又は複数の第2ウィンドウを前記第1対応点、前記第2対応点及び前記第3対応点を探索する探索方向に沿って前記第2画像上に設定する第2ウィンドウ設定手段と、
前記第1ウィンドウと前記第2ウィンドウとの間の相関値を算出する相関値算出手段と
を有し、
前記相関値算出手段によって算出された相関値に基づいて前記第1対応点、前記第2対応点及び前記第3対応点を特定し、
前記第3特定手段は、
前記第2ウィンドウがサブピクセル単位で設定された場合には、前記第2画像の画素データに基づく補間処理により、前記第2ウィンドウ内の画像の画素値を算出する補間手段を更に有する、情報処理システム。 - 異なる視点から撮像し取得された第1画像及び第2画像に関する処理を行う情報処理システムであって、
前記第1画像上で指定される指定点に対応する前記第2画像上の第1対応点を、前記第2画像のうちの前記指定点に対応する位置を通り、かつ予め定められた方向に対応する第1基準方向に沿った線上で探索して特定する第1特定手段と、
前記第2画像のうちの前記第1対応点を通り、かつ前記第1基準方向に略垂直な第2基準方向に沿った線上で探索して、前記指定点に対応する前記第2画像上の第2対応点を特定する第2特定手段と、
前記第2画像のうちの前記第2対応点を通り、かつ前記第1基準方向に沿った線上で探索して、前記指定点に対応する前記第2画像上の第3対応点を特定する第3特定手段と
を備え、
前記第1ないし第3特定手段は、
前記指定点を包含する第1ウィンドウを前記第1画像上に設定する第1ウィンドウ設定手段と、
前記第1ウィンドウと略同一サイズの1又は複数の第2ウィンドウを前記第1対応点、前記第2対応点及び前記第3対応点を探索する探索方向に沿って前記第2画像上に設定する第2ウィンドウ設定手段と、
前記第1ウィンドウと前記第2ウィンドウとの間の相関値を算出する相関値算出手段と
を有し、
前記相関値算出手段によって算出された相関値に基づいて前記第1対応点、前記第2対応点及び前記第3対応点を特定し、
前記第1ウィンドウは、前記探索方向に対応する方向に長さをもつ1次元ウィンドウであり、
前記第2ウィンドウは、前記探索方向に長さをもち、かつ前記第1ウィンドウと略同一サイズの1次元ウィンドウであり、
前記第1画像上に含まれ、前記指定点を包含して前記探索方向に対応する方向に長さをもつ第1の1次元ウィンドウ内の画像と、前記第1の1次元ウィンドウに前記探索方向に略垂直な方向で隣接する1以上の第2の1次元ウィンドウ内の画像とを用いたフィルタ処理により、前記第1ウィンドウ内の画像の画素値を算出する第1画素値算出手段と、
前記第2画像上に含まれ、前記探索方向に長さをもち、かつ前記第1ウィンドウと略同一サイズの第3の1次元ウィンドウ内の画像と、前記第3の1次元ウィンドウに前記探索方向に垂直な方向で隣接する1以上の第4の1次元ウィンドウ内の画像とを用いたフィルタ処理により、前記第2ウィンドウ内の画素値を算出する第2画素値算出手段と
を更に備える、情報処理システム。 - 異なる視点から撮像し取得された第1画像及び第2画像に関する処理を行う情報処理システムであって、
前記第1画像上で指定される指定点に対応する前記第2画像上の第1対応点を、前記第2画像のうちの前記指定点に対応する位置を通り、かつ予め定められた方向に対応する第1基準方向に沿った線上で探索して特定する第1特定手段と、
前記第2画像のうちの前記第1対応点を通り、かつ前記第1基準方向に略垂直な第2基準方向に沿った線上で探索して、前記指定点に対応する前記第2画像上の第2対応点を特定する第2特定手段と、
前記第2画像のうちの前記第2対応点を通り、かつ前記第1基準方向に沿った線上で探索して、前記指定点に対応する前記第2画像上の第3対応点を特定する第3特定手段と
を備え、
前記第1ないし第3特定手段は、
前記指定点を包含する第1ウィンドウを前記第1画像上に設定する第1ウィンドウ設定手段と、
前記第1ウィンドウと略同一サイズの1又は複数の第2ウィンドウを前記第1対応点、前記第2対応点及び前記第3対応点を探索する探索方向に沿って前記第2画像上に設定する第2ウィンドウ設定手段と、
前記第1ウィンドウと前記第2ウィンドウとの間の相関値を算出する相関値算出手段と
を有し、
前記相関値算出手段によって算出された相関値に基づいて前記第1対応点、前記第2対応点及び前記第3対応点を特定し、
前記第1特定手段は、前記相関値算出手段によって算出された相関値の複数の極値のうち最大値を示す座標を第1対応点候補として特定し、
前記第2特定手段は、前記第1対応点候補を通り、かつ前記第2基準方向に沿った線上で前記相関値算出手段によって算出された相関値の最大値を示す座標を第2対応点候補として特定し、
前記第1対応点候補と前記第2対応点候補との距離が予め定められた距離以上であるか否かを判断する判断手段を更に備え、
前記判断手段によって、前記第1対応点候補と前記第2対応点候補との距離が前記予め定められた距離以上であると判断された場合には、前記第1特定手段は、前記複数の極値のうち前記最大値の次に大きい極値を示す座標を前記第1対応点として特定する、情報処理システム。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1つの請求項に記載の情報処理システムであって、
前記第2特定手段において前記第3対応点を通り、かつ前記第2基準方向に沿った線上で探索して第4対応点を特定し、前記第3特定手段において前記第4対応点を通り、かつ前記第1基準方向に沿った線上で探索して第5対応点を特定する処理を行わせる処理制御手段を更に備える、情報処理システム。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1つの請求項に記載の情報処理システムであって、
前記相関値算出手段は、ウィンドウ内のパターンを周波数分解し、振幅成分を抑制した信号の類似度に基づいて対応位置を演算する処理を用いて前記相関値を算出する、情報処理システム。 - 請求項5に記載の情報処理システムであって、
前記ウィンドウ内の周波数分解する処理が、フーリエ変換、離散コサイン変換、離散サイン変換、ウェーブレット変換又はアダマール変換のうちの何れかの演算を含む、情報処理システム。 - 請求項5又は請求項6に記載の情報処理システムであって、
前記相関値算出手段は、差分絶対値和法を用いて前記相関値を算出する、情報処理システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007178515A JP4872836B2 (ja) | 2007-07-06 | 2007-07-06 | 情報処理システム |
US12/167,626 US8036454B2 (en) | 2007-07-06 | 2008-07-03 | Information processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007178515A JP4872836B2 (ja) | 2007-07-06 | 2007-07-06 | 情報処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009015696A JP2009015696A (ja) | 2009-01-22 |
JP4872836B2 true JP4872836B2 (ja) | 2012-02-08 |
Family
ID=40221493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007178515A Active JP4872836B2 (ja) | 2007-07-06 | 2007-07-06 | 情報処理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8036454B2 (ja) |
JP (1) | JP4872836B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5387856B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2014-01-15 | ソニー株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび撮像装置 |
EP2711891B1 (en) * | 2011-06-17 | 2016-03-23 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Stereo image processing device and stereo image processing method |
JP5110235B1 (ja) * | 2011-06-27 | 2012-12-26 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム |
JP5924340B2 (ja) * | 2011-06-29 | 2016-05-25 | コニカミノルタ株式会社 | 対応点探索装置 |
WO2013088872A1 (ja) * | 2011-12-16 | 2013-06-20 | コニカミノルタ株式会社 | 対応点探索方法、対応点探索装置および対応点探索プログラム |
JP5982298B2 (ja) * | 2013-02-21 | 2016-08-31 | シャープ株式会社 | 障害物検出装置および障害物検出方法 |
JP6423314B2 (ja) * | 2015-06-04 | 2018-11-14 | 株式会社Soken | 対応点探索方法および距離測定装置 |
WO2018147329A1 (ja) * | 2017-02-10 | 2018-08-16 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 自由視点映像生成方法及び自由視点映像生成システム |
US11210551B2 (en) * | 2019-07-29 | 2021-12-28 | Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co., Ltd. | Iterative multi-directional image search supporting large template matching |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6041140A (en) * | 1994-10-04 | 2000-03-21 | Synthonics, Incorporated | Apparatus for interactive image correlation for three dimensional image production |
JP3364394B2 (ja) * | 1996-10-31 | 2003-01-08 | 株式会社山武 | 距離測定装置 |
JP3912638B2 (ja) * | 1998-07-13 | 2007-05-09 | 日本ビクター株式会社 | 3次元画像処理装置 |
DE10025922A1 (de) * | 2000-05-27 | 2001-12-13 | Robert Massen | Automatische photogrammetrische Digitalisierung von Körpern und Objekten |
JP4762463B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2011-08-31 | 富士重工業株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP2004236023A (ja) * | 2003-01-30 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 動きベクトル検出装置および方法 |
US7773799B2 (en) * | 2004-04-02 | 2010-08-10 | The Boeing Company | Method for automatic stereo measurement of a point of interest in a scene |
JP4160572B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2008-10-01 | 株式会社東芝 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP4556798B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2010-10-06 | トヨタ自動車株式会社 | 画像処理装置 |
-
2007
- 2007-07-06 JP JP2007178515A patent/JP4872836B2/ja active Active
-
2008
- 2008-07-03 US US12/167,626 patent/US8036454B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8036454B2 (en) | 2011-10-11 |
JP2009015696A (ja) | 2009-01-22 |
US20090010530A1 (en) | 2009-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4872836B2 (ja) | 情報処理システム | |
JP4883223B2 (ja) | 動きベクトル生成装置および動きベクトル生成方法 | |
JP3944647B2 (ja) | 物体計測装置、物体計測方法、およびプログラム | |
KR100305419B1 (ko) | 영상 위치맞춤 방법, 영상 위치맞춤 장치 및 기록 매체 | |
JP4941565B2 (ja) | 対応点探索装置および対応点探索方法 | |
TW201514867A (zh) | 光流追蹤方法和裝置 | |
JP5166156B2 (ja) | 解像度変換装置、方法およびプログラム | |
EP2887313B1 (en) | Image processing apparatus, system, image processing method, and computer-readable recording medium | |
JP6935786B2 (ja) | 幾何変換行列推定装置、幾何変換行列推定方法、及びプログラム | |
JP4862816B2 (ja) | 画像対応点探索装置ならびにそれを用いる測距装置および画像動き検出装置 | |
JP2018173276A (ja) | 計測支援装置、計測支援方法及びプログラム | |
JP6581359B2 (ja) | 情報処理装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体、並びに、ビデオカメラ | |
JP5098369B2 (ja) | 距離画像生成装置、距離画像生成方法及びプログラム | |
JP2008216127A (ja) | 距離画像生成装置、距離画像生成方法及びプログラム | |
CN104981844A (zh) | 移动物体检测 | |
JP6346868B2 (ja) | ステレオ画像処理方法およびその装置 | |
JP6494402B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム | |
JP6634842B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム | |
KR101285256B1 (ko) | 상호상관방식 고속화상처리 기법을 이용한 물체의 진동측정방법 및 측정장치 | |
US10410054B2 (en) | Image processing device, method and program to align two images | |
JP4854042B2 (ja) | 画像生成方法、画像生成装置、および画像生成プログラム | |
JP5457976B2 (ja) | 3次元形状取得装置および3次元形状取得プログラム | |
JP2016192108A (ja) | ステレオ画像処理方法およびその装置 | |
Xiong et al. | Analysis of Quadratic Surface Fitting for Subpixel Motion Extraction from Video Images | |
JP2007018269A (ja) | 映像中の動き確率計算方法、映像中の動き確率マップ計算方法、変化検出方法、及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110802 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110930 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111025 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4872836 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |