JP4871903B2 - 無線ゲートウェイ装置、無線ゲートウェイシステム - Google Patents

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本発明は、無線LANや特定小電力無線通信端末などの無線通信端末を備えた無線ゲートウェイシステムにおける無線ゲートウェイ装置、無線ゲートウェイシステムに関する。
近年、一般家庭やオフィス等で、光ファイバ等を用いたブロードバンド接続でインターネットを利用するケースが多くなっている。また、屋内配線の簡便さから無線LANを家庭若しくはオフィス内のローカルエリアネットワーク(LAN)として選択する利用者も増えており、ブロードバンドルータに無線LAN等の基地局を内蔵したものをブロードバンド通信サービスのホームゲートウェイ装置として設置する家庭、オフィスも多い。
一方、ホーム(オフィス)セキュリティの分野において、ドアの開閉を制御するためのドアセンサ、火災感知センサ、人感センサ等のセンサ類により感知されるデータや、ヘルスケアの分野において、体重・体脂肪計、血圧計などの医療計測器等により計測されるデータをインターネットを介して各々のサービスセンタが受信し、このサービスセンタ側でデータを管理するサービスがシェアを伸ばしつつある。
これらに用いられるセンサや医療計測器は、特定小電力無線などの無線方式を利用するものが多い。また、オフィスユースでは、これに無線タグなどのRFID(Radio Frequency IDentification)を用いて物品や人員の管理等を行う動きもあり、家庭でもオフィスでも、今後このような小型無線デバイスが大量に普及するようになることが予想される。そして、このような小型無線デバイスが送信する無線信号の内容をデコード・解釈する基地局装置も家庭・オフィスルーム等ごとに一台というように、数多く配置されることになる。
このため、将来的に1つの基地局装置で、複数の無線方式をサポートしたり、新しい無線方式に柔軟に対応する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に示す技術において、基地局装置は、無線信号の受信部、受信信号のデジタル化(A−D(アナログ−デジタル)コンバータ)部、及びデジタル信号の伝送部のみに簡略化した構成である。そして、基地局装置がデジタル化した受信信号をネットワークを介して強力な演算能力を持つサーバに伝送し、サーバ側で受信信号のデコード・解釈の処理を行わせる。
このような特許文献1に示される技術によれば、基地局装置の単純化(低コスト化)とサーバの演算能力の共用によるシステムのコストダウンを図ると同時に、サーバ側のデコードソフトウエアの入替え、若しくは追加によって、新たな無線方式にも柔軟に対応可能となる。
特開2007−166278号公報
しかしながら、現状では、ネットワークに接続する通信サービスのためのブロードバンドルータ等のゲートウェイ装置と、上述したホーム(オフィス)セキュリティやヘルスケア等の分野のサービスに用いられる小型無線デバイスに対応する基地局装置としてのゲートウェイ装置とが、それぞれ異なる業界において展開していた事業による装置であるため、それぞれ別々に発展・開発されている。
利用者の立場から見ると、インターネット接続等のネットワークサービスと、ホームセキュリティ等のセンサを利用するサービスとを同時に受けるためには、別々のゲートウェイ装置を配置しなければならないため、複数の基地局装置を配備することによるコストが問題となる。また、センサ・無線タグ関係処理の無線方式は乱立しているため、現状では方式ごとにさらに異なる複数の基地局装置となるゲートウェイ装置を、家庭やオフィスに配置しなければならないという問題がある。
これに対し、特許文献1の方式においては、無線信号をネットワークを介してサーバまで伝送してからデコードの処理を行い、その処理結果をさらにネットワークを介して基地局装置側に戻すこととなる。このため、センサ、無線タグ関連の無線通信処理設備の共用によるコストダウンは期待できるが、信号処理全体がサーバと基地局装置との間の相互通信によるインタラクティブ性の高いシーケンスとなるため、信号処理の遅延が大きくなり、処理効率が上がらないという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、複数の機能を一台に集約した装置において複数の無線方式に対応し、かつ、受信した無線信号の信号処理の遅延を抑制することができる無線ゲートウェイ装置、無線ゲートウェイシステムを低コストで提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、無線信号を送信する第1通信部を備える1又は複数の無線端末装置と、無線端末装置から無線信号を受信する無線ゲートウェイ装置と、無線ゲートウェイ装置にネットワークを介して接続され、信号処理を行う信号処理サーバとを備える無線ゲートウェイシステムにおける無線ゲートウェイ装置であって、1又は複数の無線端末装置から無線信号を受信する第2通信部と、第2通信部が無線端末装置から受信する無線信号が、自装置において信号処理対象であるか否かを所定の判定条件に基づき判定する判定部と、無線信号をデジタル信号列に変換するデジタル化処理部と、デジタル化処理部により変換されるデジタル信号列のうち、判定部により、自装置において信号処理対象ではないと判定される無線信号のデジタル信号列を含む信号処理要求信号を信号処理サーバに送信し、信号処理要求信号に対応する応答信号を信号処理サーバから受信する第3通信部と、判定部により、自装置において信号処理対象であると判定される無線信号に信号処理を行う処理部とを備えることを特徴とする無線ゲートウェイ装置である。
また、本発明は、無線ゲートウェイシステムが、ネットワークを介して無線ゲートウェイ装置に接続され、信号処理プログラムと、当該信号処理プログラムによる信号処理を識別する信号処理識別情報とを対応付けて記憶するプログラムサーバを備え、信号処理サーバが、デジタル信号列の信号処理に対応する信号処理識別情報と当該信号処理の結果とを応答信号として無線ゲートウェイ装置に送信する無線ゲートウェイシステムにおいて、無線ゲートウェイ装置が、プログラム書換え部と、信号処理プログラムを書換え、又は、書き込み可能な可変信号処理部とを備え、プログラム書換え部は、処理サーバから受信する応答信号の信号処理識別情報に基づき、プログラムサーバから信号処理識別情報に対応する信号処理プログラムを受信し、受信した信号処理プログラムを可変信号処理部に書換え、又は、書き込むことを特徴とする。
また、本発明の無線ゲートウェイ装置における判定部が記憶する所定の判定条件は、無線信号の特性を示す情報に基づく条件であることを特徴とする。
また、本発明の無線ゲートウェイ装置における判定部が記憶する所定の判定条件における特性を示す情報は、無線信号の信号処理種別を示す情報であることを特徴とする。
本発明は、1又は複数の無線端末装置と、無線端末装置から無線信号を受信する無線ゲートウェイ装置と、無線ゲートウェイ装置にネットワークを介して接続される信号処理サーバとを備える無線ゲートウェイシステムにおいて、無線端末装置が、無線ゲートウェイ装置に無線信号を送信する第1通信部を備え、無線ゲートウェイ装置が、1又は複数の無線端末装置から無線信号を受信する第2通信部と、第2通信部が無線端末装置から受信する無線信号が、自装置において信号処理対象であるか否かを所定の判定条件に基づき判定する判定部と、無線信号をデジタル信号列に変換するデジタル化処理部と、デジタル化処理部により変換されるデジタル信号列のうち、判定部により、自装置において信号処理対象ではないと判定される無線信号のデジタル信号列を含む信号処理要求信号を信号処理サーバに送信し、信号処理要求信号に対応する応答信号を信号処理サーバから受信する第3通信部と、判定部により、自装置において信号処理対象であると判定される無線信号に信号処理を行う処理部とを備え、信号処理サーバが、無線ゲートウェイ装置から信号処理要求信号を受信し、当該信号処理要求信号に対応する応答信号を無線ゲートウェイ装置に送信する第4通信部と、第4通信部が受信する信号処理要求信号に応じて、デジタル信号列の信号処理を行い、処理結果を応答信号として第4通信部に出力する信号処理部とを備えることを特徴とする無線ゲートウェイシステムである。
この発明によれば、家庭及びオフィスに通信方式別に複数配置する必要があった無線基地局(ゲートウェイ)装置を1台に集約することが可能となる。さらに、ソフトウェア化された信号処理プログラムを無線ゲートウェイ装置が取得することによって、種々の無線方式への対応が可能になる。また、信号処理サーバとの連携により、無線ゲートウェイ装置のみでは対応できない通信方式の受信信号の信号処理や、複雑な演算処理をともなう信号処理を信号処理サーバと分担したり、無線通信端末側とのインタラクティブな通信処理等、遅延制約が厳しい処理を基地局側(無線ゲートウェイ装置側)で行い、それ以外の処理を信号処理サーバ側で分担する等の柔軟な処理の連携が可能になる。
すなわち、無線ブロードバンドルータとしての無線ゲートウェイ装置に、無線タグ・センサ等用の特定小電力無線基地局機能を装備させることで、装置の共有を図り、FPGA(Field Programmable Gate Array)、DSP(digital signal processor)や、CPU(Central Processing Unit)等で実行される無線信号処理についてソフトウェア化を行い、プログラムの書換え、書き込みによって処理内容を変更可能とすると同時に、セキュリティサービスなどを提供するセンタ側サーバ(例えば、一実施形態における信号処理サーバ1−1)と、無線ゲートウェイ装置(例えば、一実施形態におけるホームゲートウェイ装置1−2)とにおいて信号処理を連携動作させることとした。これにより、無線基地局配備のコストを抑制して、1台のホームゲートウェイ装置で、様々な無線信号処理を実行、又は、処理結果を取得することが可能になるという効果がある。
本発明によれば、無線ゲートウェイ装置が、受信した無線信号に対し、受信信号が自装置において信号処理対象であるか否かを判定する判定部と、受信信号をデジタル信号列に変換するデジタル化処理部と、自装置において信号処理対象ではないと判定されるデジタル信号列の信号処理要求信号を信号処理サーバに送信し、応答信号を受信する第3通信部と、自装置において信号処理対象であると判定される受信信号に信号処理を行う信号処理部とを備えることとした。
これにより、無線ゲートウェイ装置が、自装置において信号処理対象である無線信号については、自装置で信号処理を行うため、信号処理の遅延を抑制するとともに、信号処理サーバから自装置で対応できない無線信号の信号処理結果を取得することができ、無線ゲートウェイ装置を集約することが可能になるという効果がある。
また、この発明によれば、無線ゲートウェイシステムが、ネットワークを介して無線ゲートウェイ装置に接続され、信号処理プログラムと、当該信号処理プログラムの信号処理識別情報とを対応付けて記憶するプログラムサーバを備え、信号処理サーバが、デジタル信号列の信号処理に対応する信号処理識別情報と当該信号処理の結果とを応答信号として無線ゲートウェイ装置に送信し、無線ゲートウェイ装置が、信号処理プログラムを書換え、又は、書き込み可能な可変信号処理部を備え、処理サーバから受信する信号処理識別情報に基づき、プログラムサーバから受信する信号処理プログラムを可変信号処理部に書換え、又は、書き込むこととした。
これにより、無線ゲートウェイ装置が、自装置において対応できなかった無線方式に対応することが可能になるという効果がある。
また、この発明によれば、無線ゲートウェイ装置の判定部が、所定の判定条件として、無線信号の特性を示す情報に基づく条件を記憶することとした。
これにより、無線ゲートウェイ装置が、受信した無線信号の特性が自装置における信号処理対象外となる場合でも、この無線信号のデジタル信号列を信号処理サーバに送信することにより、信号処理サーバによる無線信号の信号処理結果を取得することが可能になるという効果がある。
また、この発明によれば、無線ゲートウェイ装置の判定部が、所定の判定条件における特性を示す情報として、無線信号の信号処理種別を示す情報を記憶することとした。
これにより、無線ゲートウェイ装置が、受信した無線信号の信号処理種別が自装置における信号処理対象外となる場合でも、この無線信号のデジタル信号列を信号処理サーバに送信することにより、信号処理サーバによる無線信号の信号処理結果を取得することが可能になるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態による無線ホームゲートウェイシステム1を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による無線ホームゲートウェイシステム1を示す概略ブロック図である。無線ホームゲートウェイシステム1は、ネットワーク100を介して接続される無線信号処理を実行する信号処理サーバ1−1と、プログラムサーバ1−14と、ホーム1−20に備えられるホームゲートウェイ装置1−2とを備える。ネットワーク100は、電話網、インターネットなどの公衆網や、LAN(Local Area Network)、専用線などの私設網からなる。
信号処理サーバ1−1は、通信部1−1−1と、信号処理部1−1−2とを備え、ホームゲートウェイ装置1−2から受信する信号処理要求信号に応じて、信号処理を行う。通信部1−1−1は、ネットワーク100を介してホームゲートウェイ装置1−2から信号処理要求信号を受信し、信号処理要求信号に対応する応答信号をホームゲートウェイ装置1−2に送信する。信号処理部1−1−2は、通信部1−1−1が受信する信号処理要求信号に応じて信号処理を行い、処理結果と、当該信号処理を識別する信号処理識別情報とを応答信号として通信部1−1−1に出力する。
プログラムサーバ1−14は、通信部1−14−1と、制御部1−14−2と、プログラム記憶部1−14−3とを備え、ホームゲートウェイ装置1−2から受信するプログラム要求信号に応じて、対応するプログラムを応答信号としてホームゲートウェイ装置1−2に送信する。通信部1−14−1は、ネットワーク100を介してホームゲートウェイ装置1−2からプログラム要求信号を受信し、プログラム要求信号に対する応答信号をホームゲートウェイ装置1−2に送信する。
プログラム記憶部1−14−3は、信号処理識別情報と、信号処理のプログラムの情報とを対応付けて記憶する。ここで、信号処理のプログラムの情報は、例えば、復号化プログラムなどの信号処理のプログラムそのもの、又は、当該プログラムが格納されているサーバのURLなどの位置情報である。
制御部1−14−2は、通信部1−14−1が受信するプログラム要求信号に含まれる信号処理識別情報を検索キーとして、プログラム記憶部1−14−3から信号処理のプログラムの情報を検索し、検索結果を応答情報として通信部1−14−1に出力する。
ホーム1−20は、ネットワーク100に接続するホームゲートウェイ装置1−2と、ホームゲートウェイ装置1−2と無線通信が可能となる無線通信端末の例として、無線LAN端末装置1−5と、特定小電力無線通信を行う無線タグ1−3と、無線センサ1−4とを備える。また、ホーム1−20は、後述するように、新たな無線通信端末として、無線デバイス1−15がさらに備えられ、無線デバイス1−15は、ホームゲートウェイ装置1−2に無線信号を送信する。
ホームゲートウェイ装置1−2は、ネットワーク100を介して信号処理サーバ1−1と通信する。また、ホームゲートウェイ装置1−2は、その内部構成として、無線送受信部1−6、アナログ信号処理部1−7、デジタル化処理部1−8、固定回路信号処理部1−9と可変回路信号処理部1−10とソフトウェア信号処理部1−11とを含むデジタル信号処理回路部1−200、プログラム書換え部1−12、通信処理部1−13、判断部1−16、退避メモリ部1−17、判断部1−18を備える。
無線送受信部1−6は、無線タグ・センサ等用の特定小電力無線基地局機能を備え、ホーム1−20が備える無線タグ1−3、無線センサ1−4、無線LAN端末装置1−5から送信されるアナログの無線信号を受信し、判断部1−18に受信した無線信号を受信信号として出力する。無線送受信部1−6は、判断部1−18から入力される第1判定結果と受信信号とをアナログ信号処理部1−7に出力する。
判断部1−18は、予め内部の記憶領域に記憶している所定の第1判定条件に基づき、受信信号の自機処理が適切か否かの判定を行う。この所定の第1判定条件は、入力された受信信号がホームゲートウェイ装置1−2において処理対象の信号であるか否かを受信信号の特性を示す情報に基づき判定する条件であり、例えば、ホームゲートウェイ装置1−2において信号処理が可能な信号であるか否かを判定する条件である。判断部1−18は、無線送受信部1−6から入力される受信信号が、この所定の第1判定条件を満たす受信信号であるか否かを判定し、「処理可能」、又は、「処理不可能」のいずれかを第1判定結果として受信信号とともに無線送受信部1−6に出力する。
判断部1−18による第1判定条件における受信信号の特性を示す情報は、例えば、「受信した無線信号の信号強度(レベル)が所定の閾値以下である」など、物理的な特性を示す情報である。受信信号が第1判定条件を満たす場合、ホームゲートウェイ装置1−2において、当該受信信号の信号処理が不可能であることを示す。このとき、判断部1−18は、第1判定結果「処理不可能」を受信信号とともに無線送受信部1−6に出力する。
アナログ信号処理部1−7は、無線送受信部1−6から入力される受信信号のアナログ処理を行う。また、アナログ信号処理部1−7は、入力された第1判定結果が「処理可能」であれば、処理結果となるアナログ信号の受信信号を判断部1−16に出力し、判断部1−16から入力される第2判定結果とアナログ信号の受信信号とをデジタル化処理部1−8に出力する。
また、アナログ信号処理部1−7は、入力された第1判定結果が「処理不可能」であれば、処理結果となるアナログ信号の受信信号と、第1判定結果とをデジタル化処理部1−8に出力する。
判断部1−16は、判断部1−18と同様に、予め内部の記憶領域に記憶している所定の第2判定条件に基づき、受信信号の自機処理が適切か否かの判定を行う。この所定の第2判定条件は、入力された受信信号がホームゲートウェイ装置1−2において処理対象であるか否かを受信信号の特性を示す情報に基づき判定する条件であり、例えば、アナログ信号の受信信号の信号処理がホームゲートウェイ装置1−2において可能であるか否かを判定するための条件である。判断部1−16は、アナログ信号処理部1−7から入力されるアナログ信号の受信信号が、この所定の第2判定条件を満たす受信信号であるか否かを判定し、第2判定結果とともにアナログ信号の受信信号をアナログ信号処理部1−7に出力する。
判断部1−16による第2判定条件における受信信号の特性を示す情報は、例えば、「アナログ信号の受信信号の波形、又は、周波数が、ホームゲートウェイ装置1−2において信号処理可能な波形に該当しない」など、物理的な特性を示す情報である。受信信号が第2判定条件を満たす場合、ホームゲートウェイ装置1−2において、当該アナログ信号の受信信号の信号処理が不可能であることを示す。このとき、判断部1−16は、第2判定結果「処理不可能」をアナログ信号の受信信号とともにアナログ信号処理部1−7に出力する。
デジタル化処理部1−8は、入力されたアナログ信号の受信信号をデジタル変換し、第1判定結果が「処理不可能」である、又は、第2判定結果が「処理不可能」である場合に、デジタル変換したデジタル信号列を退避メモリ部1−17に出力する。
デジタル化処理部1−8は、第1判定結果と第2判定結果とがともに「処理可能」である場合、変換したデジタル信号列をデジタル信号処理回路部1−200に出力する。デジタル化処理部1−8は、デジタル信号処理回路部1−200から入力されるデジタル信号列をアナログ変換する。
退避メモリ部1−17は、デジタル化処理部1−8から入力されるデジタル信号列を一時的に記憶し、通信処理部1−13によって、記憶したデジタル信号列が読み出される。
次に、デジタル信号処理回路部1−200について説明する。デジタル信号処理回路部1−200は、固定回路信号処理部1−9と、可変回路信号処理部1−10と、ソフトウェア信号処理部1−11とからなる3つの信号処理回路を備え、デジタル化処理部1−8から入力されるデジタル信号列の信号処理を行う。また、入力されたデジタル信号列の信号処理において、信号処理中にエラーが生じた場合、入力されたデジタル信号列がホームゲートウェイ装置1−2において処理不可能であることとして、エラーが生じたいずれかの信号処理回路が、入力されたデジタル信号列の信号処理要求信号を通信処理部1−13に信号処理サーバ1−1へと送信させる。
固定回路信号処理部1−9は、例えば、製造時に完全にカスタマイズされているASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の回路で構成される。固定回路信号処理部1−9は、例えば、無線LANなど、通信方式(通信規格)が既に固まっており、かつ高速な処理を必要とするデジタル信号列の信号処理を実行する。ここで、通信方式(通信規格)が固まっているデジタル信号処理とは、例えば、国際電気通信連合(ITU、International Telecommunication Union)などにより、標準規格として策定されている通信方式における信号処理である。
可変回路信号処理部1−10は、例えば、FPGAなど、信号処理の機能を後からプログラム可能な素子等により構成されており、単純な信号処理であり、かつ、高速性が求められるようなワイヤードロジック向けの信号処理を実行する。
ソフトウェア信号処理部1−11は、DSP、CPUなど、信号処理の機能を後からプログラム可能な素子等で構成されており、複雑なデジタル信号処理が求められるようなプログラムロジック向けの信号処理を実行する。
プログラム書換え部1−12は、信号処理サーバ1−1から受信する信号処理識別情報に基づき、可変回路信号処理部1−10及びソフトウェア信号処理部1−11用のプログラムを、ネットワーク100を介してプログラムサーバ1−14からダウンロードし、各々の信号処理機能を変更する機能を備える。具体的には例えば、プログラム書換え部1−12は、可変回路信号処理部1−10が行うプログラムを、プログラムサーバ1−14からダウンロードしたプログラムに書き換えて、可変回路信号処理部1−10における信号処理を変更することにより、可変回路信号処理部1−10の機能を変更する。同様に、プログラム書換え部1−12は、ソフトウェア信号処理部1−11のプログラムを書き換える機能を備える。
通信処理部1−13は、ネットワーク100を介して信号処理サーバ1−1と、プログラムサーバ1−14と信号を送受信する。通信処理部1−13は、具体的には例えば、固定回路信号処理部1−9、可変回路信号処理部1−10、ソフトウェア信号処理部1−11から出力されるデジタル信号列や、退避メモリ部1−17が記憶するデジタル信号列を、例えば、TCP/IPのパケット形式など、ネットワーク100に適した形式に変換し、ネットワーク100を介して信号処理サーバ1−1やプログラムサーバ1−14に送信する。ここで、通信処理部1−13は、退避メモリ部1−17が記憶するデータを所定周期で読み出しており、退避メモリ部1−17にデジタル信号列が記憶されている場合、記憶されているデジタル信号列を読み出す。
次に、本発明の一実施形態による無線ホームゲートウェイシステム1の無線通信の信号処理の動作について説明する。図2は、無線ホームゲートウェイシステム1における信号処理サーバ1−1、ホームゲートウェイ装置1−2、プログラムサーバ1−14の処理フローを示す図である。ホームゲートウェイ装置1−2は、受信した無線信号について、自機における処理が適切な無線信号か否かについて、判断処理段階2−1、2−2、2−3の3段階で判定(判断)する。
以下、無線ホームゲートウェイシステム1における受信信号の基本的な処理の例として、無線タグ1−3による無線信号が正常にホームゲートウェイ装置1−2において信号処理される場合を例に説明する。
<基本処理>
ホーム1−20において、ホームゲートウェイ装置1−2の無線送受信部1−6は、アナログの無線信号を無線タグ1−3から受信し、受信した受信信号を判断部1−18に出力する(ステップS1)。判断部1−18は、入力されるアナログの受信信号の信号強度が、第1判定条件を満たすか否かを判定し、受信信号の自機処理が適切か否かの判定を行う。判断部1−18は、判定結果として、第1判定結果「処理可能」又は「処理不可能」のいずれかと、受信信号とを無線送受信部1−6に出力する。
無線送受信部1−6は、第1判定結果とアナログの受信信号とをアナログ信号処理部1−7に出力する。アナログ信号処理部1−7は、入力された第1判定結果が「処理可能」である場合、ステップS3に進み、入力された第1判定結果が「処理不可能」であれば、ステップS10に進む(ステップS2)。
アナログ信号処理部1−7は、第1判定結果「処理可能」が入力される場合、アナログの受信信号に、例えば、フィルタリングなどのアナログ信号処理を行い、処理結果を判断部1−16に出力する(ステップS3)。
判断部1−16は、アナログ信号処理部1−7から入力されたアナログ処理された受信信号が、第2判定条件を満たすか否かを判定し、受信信号の自機処理が適切か否かの判定を行う。判断部1−16は、判定結果として第2判定結果「処理可能」又は「処理不可能」のいずれかと、入力された受信信号とをアナログ信号処理部1−7に出力する。
アナログ信号処理部1−7は、第1判定結果と第2判定結果とアナログ処理した受信信号とをデジタル化処理部1−8に出力する。デジタル化処理部1−8は、第2判定結果が「処理可能」の場合、ステップS5に進み、第2判定結果が「処理不可能」の場合、ステップS11に進む(ステップS4)。
デジタル化処理部1−8は、第1判定結果と第2判定結果とがともに「処理可能」である場合、入力された受信信号にデジタル変換を行い、変換したデジタル信号列をデジタル信号処理回路部1−200に出力する(ステップS5)。
デジタル信号処理回路部1−200は、入力されたデジタル信号列に対し、デジタル信号処理を開始し(ステップS6)、入力されたデジタル信号列に対する処理が正常に終了するか否かに基づき、入力されたデジタル信号列の自機処理が適切か否かの判定を行う(ステップS7)。
デジタル信号処理回路部1−200は、入力されたデジタル信号列に対する処理、例えば、デコード処理を行い(ステップS8)、正常に処理が終了した場合、無線タグ1−3からの受信信号のデコード結果を得る(ステップS9)。また、デジタル信号処理回路部1−200は、入力された信号列に対する処理において、エラーが発生するなどにより、正常に処理が完了できなかった場合、ステップS7において、自機処理が適切ではないと判定する。このとき、デジタル信号処理回路部1−200は、入力されたデジタル信号列を通信処理部1−13に出力し、通信処理部1−13は、ステップS13に進む。
ここまでが、ホームゲートウェイ装置1−2において、正常に受信した無線信号の処理が行われた場合の基本的な流れである。
次に、ホームゲートウェイ装置1−2が備える回路では処理できない、すなわち、ホームゲートウェイ装置1−2において、デコード等の無線信号処理が可能な無線信号ではない無線信号を送信(送出)する無線デバイス1−15がホーム1−20内に追加された場合の処理例について説明する。ここでは、無線デバイス1−15からの受信信号が第1判定条件を満たし、第1判定結果が「処理不可能」となる場合と、無線デバイス1−15からの受信信号が第2判定条件を満たし、第2判定結果が「処理不可能」となる場合と、デジタル信号処理回路部1−200において、処理が正常に終了しなかった場合との3つの状況における処理について、上述の基本的な処理と異なるステップについて説明する。
無線デバイス1−15の受信信号の信号強度が、第1判定条件を満たす場合、ステップS2において、アナログ信号処理部1−7は、第1判定結果が「処理不可能」であるため、ステップS10に進む。アナログ信号処理部1−7は、入力されたアナログの受信信号にアナログ信号処理を行い、処理結果を判断部1−16に出力するステップS3と異なり、処理結果の受信信号と第1判定結果とをデジタル化処理部1−8に出力し、ステップS11に進む(ステップS10)。
次に、無線デバイス1−15から受信した受信信号の信号波形が、第2判定条件を満たす場合、ステップS4において、デジタル化処理部1−8は、第2判定結果が「処理不可能」であるため、ステップS11に進む。ステップS4において、アナログ信号処理部1−7から第1判定結果「処理不可能」が入力された場合、又は、ステップS10において、アナログ信号処理部1−7から第1判定結果「処理可能」と第2判定結果「処理不可能」とが入力された場合のいずれの場合においても、デジタル化処理部1−8は、入力された受信信号をデジタル変換し、変換したデジタル信号列を退避メモリ部1−17に出力する(ステップS11)。退避メモリ部1−17は、入力されたデジタル信号列を一時的に記憶し、ステップS13に進む(ステップS12)。
また、デジタル信号処理回路部1−200において、デジタル信号列に対する処理が正常に終了せず、無線デバイス1−15のデジタル信号列の自機処理が適切ではないと判定される場合、ステップS7において、通信処理部1−13は、無線デバイス1−15からのデジタル信号列が入力され、ステップS13に進む。ステップS13において、通信処理部1−13は、デジタル信号処理回路部1−200からのデジタル信号列の入力処理と、退避メモリ部1−17からデジタル信号列を読み出した処理とのいずれか一方の処理が発生した場合、これらの処理において通信処理部1−13が取得するデジタル信号列を含む信号処理要求信号をネットワーク100を介して信号処理サーバ1−1に送信する(ステップS13)。
信号処理サーバ1−1において、通信部1−1−1は、ホームゲートウェイ装置1−2から信号処理要求信号を受信すると、信号処理部1−1−2に受信した信号処理要求信号を出力する。信号処理部1−1−2は、入力された信号処理要求信号に応じて、デジタル信号列に信号処理を行う。信号処理部1−1−2は、例えば、「復号化方式識別情報」など、行った信号処理の信号処理識別情報と、処理の結果としてデジタル信号列のデコード結果とを通信部1−1−1に出力する。通信部1−1−1は、デコード結果と、信号処理識別情報「復号化方式識別情報」とをホームゲートウェイ装置1−2に送信する。ホームゲートウェイ装置1−2において、通信処理部1−13は、信号処理サーバ1−1から応答情報を受信し、ステップS9に進む(ステップS14)。
上述したステップS1〜S14までの処理は、ホームゲートウェイ装置1−2が、受信した無線信号のデコード結果を取得するまでの処理である。
ホームゲートウェイ装置1−2において、ステップS9でデコード結果を取得すると、ステップS15に進む。通信処理部1−13は、デコード結果を取得した際、信号処理サーバ1−1から信号処理識別情報を受信したか否かに基づき、復号化プログラムを要求するか否かを判定する。通信処理部1−13は、信号処理サーバ1−1から信号処理識別情報を受信していた場合、受信した信号処理識別情報「復号化方式識別情報」を含むプログラム要求信号をプログラムサーバ1−14に送信する。また、デコード結果をデジタル信号処理回路部1−200が出力した場合、ステップS1に戻る(ステップS15)。
プログラムサーバ1−14において、通信部1−14−1が、プログラム要求信号を受信し、制御部1−14−2に出力する。制御部1−14−2は、入力されたプログラム要求信号の信号処理識別情報「復号化方式識別情報」を検索キーとしてプログラム記憶部1−14−3を検索する。制御部1−14−2は、検索キーに対応するプログラムの情報がプログラム記憶部1−14−3に記憶されているか否かに基づき、復号化プログラムの有無を判定する(ステップS16)。
制御部1−14−2は、プログラム記憶部1−14−3が、検索キーに対応するプログラムの情報として、例えば、復号化プログラムをダウンロードするためのURLの情報を記憶している場合、このURLの情報を読み出し、読み出したURLの情報を応答情報として通信部1−14−1に出力し、通信部1−14−1にホームゲートウェイ装置1−2へと送信させる(ステップS17)。また、プログラム記憶部1−14−3が、検索キーに対応するプログラムの情報を記憶していない場合、制御部1−14−2は、通信部1−14−1に復号化プログラムがないことを通知する応答情報をホームゲートウェイ装置1−2に送信させる(ステップS18)。
ホームゲートウェイ装置1−2において、通信処理部1−13は、応答情報を受信し(ステップS19)、復号化プログラムがないことを示す応答情報の場合、ステップS1に戻り、復号化プログラムがあることを示す応答情報の場合、通信処理部1−13は、ステップS21に進む(ステップS20)。
通信処理部1−13は、応答情報に含まれるプログラムの情報、すなわち、復号化プログラムをダウンロードするためのURLに基づき、プログラムサーバ1−14から復号化プログラムをダウンロードし、この復号化プログラムと、信号処理識別情報とをプログラム書換え部1−12に出力する。プログラム書換え部1−12は、信号処理識別情報に基づき、復号化プログラムの可変回路信号処理部1−10、又は、ソフトウェア信号処理部1−11のいずれか一方のプログラムを、入力された復号化プログラムに書き換えて、ステップS1に戻る(ステップS21)。
上述したように、本実施形態によれば、無線ホームゲートウェイシステム1において以下の効果がある。図2の判断処理段階2−1において、ホームゲートウェイ装置1−2は、無線デバイス1−15から受信した無線信号の信号強度に基づき、自機での処理に適切であるか否かを判定する。また、判断処理段階2−2において、ホームゲートウェイ装置1−2は、アナログ化した受信信号の波形や、周波数などに基づき、無線デバイス1−15からの受信信号が、自機での処理に適切か否かを判定する。これらの判断処理段階2−1、2−2においては、受信信号の特性を示す情報として、信号強度や波形、周波数などの物理的な特性を示す情報に基づき判定を行う。
判断処理段階2−1、又は、2−2において、自機での処理が適切ではないと判断した場合、ホームゲートウェイ装置1−2は、受信信号を廃棄することなく、デジタル信号をデジタル変換し、一次的に蓄積したのち、変換したデジタル信号列を信号処理サーバ1−1に送ることとした。
したがって、本実施形態によれば、ホームゲートウェイ装置1−2が、無線デバイス1−15からの受信信号の信号処理に対応していない場合であっても、信号処理サーバ1−1が信号処理を実施し、ホームゲートウェイ装置1−2に処理結果を送信することにより、ホームゲートウェイ装置1−2は、無線デバイス1−15からの受信信号の信号処理結果を取得することが可能になるという効果がある。
また、図2の判断処理段階2−3において、ホームゲートウェイ装置1−2は、デジタル信号処理回路部1−200におけるデジタル信号処理を実行する際、入力されたデジタル信号列について、符号系列、フォーマット、処理アルゴリズムなどが対応しているか否かや、信号処理が正常に終了するか否かに基づき、デジタル信号列ごとに自機での信号処理が適切か否かを信号処理居種別に基づき判定する。
判断処理段階2−3において、ホームゲートウェイ装置1−2が入力されたデジタル信号列の自機での処理が適切ではないと判断した場合、例えば、ノイズ(雑音)による信号列であるなど、正常な信号ではない信号列として入力されたデジタル信号列を廃棄することなく、また、内部の記憶領域に蓄積することなく、このデジタル信号列を信号処理サーバ1−1に送る。
したがって、ホームゲートウェイ装置1−2において、受信する無線信号について、自機で対応可能な信号処理部分については、自機において信号処理を行い、自機で処理ができなかった信号のみ、信号処理サーバ1−1に信号処理を要求することとなる。
これにより、本実施形態によれば、ホームゲートウェイ装置1−2が行う信号処理部分について、信号処理サーバ1−1における信号処理の量を抑制することが可能になり、信号処理サーバ1−1の負荷を軽減することが可能になるという効果がある。さらに、ホームゲートウェイ装置1−2が要求する信号処理要求に対し、信号処理サーバ1−1は、ホームゲートウェイ装置1−2において信号処理済みの処理をスキップして信号処理することとなるため、ホームゲートウェイ装置1−2に応答するまでの時間を短縮することが可能になるという効果がある。
また、ステップS21において、ホームゲートウェイ装置1−2のプログラム書換え部1−12が、復号化プログラムの書換えを行う。これにより、プログラムの書換え後、ホームゲートウェイ装置1−2は、信号処理サーバ1−1に信号処理を要求することなく、自機のみで無線デバイス1−15から送信される無線信号の信号処理が可能になるという効果がある。
すなわち、ホームゲートウェイ装置1−2において信号処理ができない無線信号の信号処理要求に基づき、信号処理サーバ1−1が処理結果とともに当該無線信号の信号処理識別情報を送信する場合、この信号処理識別情報に対応するプログラムをプログラムサーバ1−14からホームゲートウェイ装置1−2が取得することができることとなる。これにより、本実施形態によれば、ホームゲートウェイ装置1−2は、ホーム1−20に新たに備えられる未知の無線通信端末から受信した無線信号が、自機において信号処理ができない無線信号の場合でも、この無線信号に対応する信号処理のプログラムをホームゲートウェイ装置1−2が実装することが可能になるという効果がある。
また、ホーム1−20における無線通信端末の利用者にとっては、新たに無線通信端末を追加した場合、この無線通信端末がホームゲートウェイ装置1−2との通信方式に対応しているか否かを判断する等の確認の手間や、時間が必要なくなるため、無線通信端末を利用する際の利便性が向上する。さらに、ホームゲートウェイ装置1−2が新たな無線通信端末の通信方式に対応していない場合、上述したようにホームゲートウェイ装置1−2が、信号処理サーバ1−1に信号処理要求を送信して、新たなプログラムを実装することなどにより、新たな無線通信端末の無線信号の信号処理結果をホームゲートウェイ装置1−2が取得できるようになるため、新たな無線通信端末に対応する装置を新規購入する必要がなくなり、コスト削減が可能になるという効果がある。
なお、上述した実施形態において、ホームゲートウェイ装置1−2において、受信した無線信号を自機で処理することが適切であるか否かを判断するケースとして、ホームゲートウェイ装置1−2において全く未知となる無線デバイス1−15の無線信号の特性を示す情報が、自機において処理が可能であるか否かに基づき判断する場合を例に説明したが、これに限られず、例えば、以下に示すように、受信した無線信号を自機で処理することが適切であるか否かを信号処理種別に基づき判定することとしてもよい。ここで、判定条件に用いる信号処理種別は、上述の実施形態に示した復号化方式種別の他に、例えば、受信した無線信号の信号処理におけるインタラクション性の高さを示す情報、受信した無線信号の信号処理のプロトコル種別、信号処理の負荷量を示す情報などとしても適用可能である。
例えば、上述の実施形態において、無線タグ1−3や、無線センサ1−4、無線LAN端末装置1−5からの無線信号は、そのプロトコルが、ホームゲートウェイ装置1−2の各種の処理機能部により理解可能、すなわち、解析可能である。
このとき、信号処理種別のうち、受信した無線信号の信号処理におけるインタラクション性の高さに基づき判定する例として、無線タグ1−3とのインタラクション性の高い双方向通信が必要となる信号処理種別であると判定した場合、ホームゲートウェイ装置1−2は、自機での信号処理が適切であることと判定し、自機が備える処理機能部により信号処理を実行し、それ以外の信号処理種別である場合には、信号処理サーバ1−1に信号処理要求信号を送信する。
これにより、例えば、ホーム1−20において、無線端末装置である無線タグ1−3と、その基地局となるホームゲートウェイ装置1−2との間でインタラクション性の高い相互に無線信号の送受信を行う通信において、ネットワーク100を介した信号処理サーバ1−1での信号処理を挟む場合に比べて伝送遅延、処理の遅延の増大、処理効率の悪化を抑制することが可能になるという効果がある。
また、信号処理種別のうち、プロトコル種別に基づき判定する例として、ホームゲートウェイ装置1−2は、例えば無線タグ1−3から受信する無線信号に対する信号処理種別が排他処理などの制御プロトコルによる信号処理種別である場合、自機での信号処理が適切であることと判定し、自機が備える処理機能部により信号処理を実行し、それ以外の信号処理種別である場合には、信号処理サーバ1−1に信号処理要求信号を送信する。
また、信号処理種別のうち、信号処理の負荷量に基づき判定する例として、無線タグ1−3から受信する無線信号が、例えば、容量が大きなデータなどを含んでおり、この無線信号の信号処理種別が、所定の処理時間を超えて信号処理に時間を要する信号処理種別であると判定した場合、ホームゲートウェイ装置1−2は、自機での信号処理が適切ではないと判定し、受信した無線信号に対し、デコード処理などのデジタル信号処理を行わず、信号処理サーバ1−1に、この無線信号の信号処理要求を送信し、処理に時間を要する信号処理種別ではないと判定した場合、自機において信号処理を行う。ここで、所定の処理時間とは、例えば、排他処理の処理時間など、他の信号処理種別の処理における処理時間でもよいし、例えば、平均信号処理時間など、ホームゲートウェイ装置1−2における全ての信号処理時間に応じて設定することとしてもよい。
ここで、上述したように、ホームゲートウェイ装置1−2が受信する無線信号について、その性質上、処理が比較的簡単で、動作負荷が少ない制御プロトコルなどの信号処理を自機で処理することにより、処理効率の悪化を抑制することが可能になるという効果がある。また、ホームゲートウェイ装置1−2は、一時的に集中して無線信号を受信した場合であっても、信号処理の負荷量が大きく、他の受信した無線信号に対する処理効率を悪化させるなど、他の処理に影響するような複雑かつ長い処理となるデータ信号の処理を信号処理サーバ1−1に要求して、信号処理サーバ1−1に負荷を分散させる。すなわち、ホームゲートウェイ装置1−2は、信号処理サーバ1−1と信号処理を分担することができ、ホーム1−20内における他の受信信号に対する信号処理の遅延を抑制することが可能になるという効果がある。
また、データ信号のデコードや、解析など、複雑かつ長い処理となるデジタル信号処理に対し、ホームゲートウェイ装置1−2が、信号処理サーバ1−1に信号処理要求を送信し、処理結果を得ることにより、複雑で時間がかかるような動作負荷が高い信号処理を実行する構成をホームゲートウェイ装置1−2が備える必要がなくなる。これにより、軽量化・低コスト化されたホームゲートウェイ装置1−2を提供することが可能になるという効果がある。
なお、上述した実施形態において、可変回路信号処理部1−10、ソフトウェア信号処理部1−11で用いられる回路の構成例として、FPGAを例に説明したが、これに限られず、製造後にユーザの手元で内部論理回路を定義・変更可能となるプログラマブルロジックデバイスなどの回路であればいずれの回路であっても適用可能である。
なお、図2のステップS15において、ホームゲートウェイ装置1−2が、復号化プログラムをプログラムサーバ1−14に要求するか否かは、デジタル信号処理回路部1−200の記憶領域の状況など、ホームゲートウェイ装置1−2の装置内の都合に基づき判定することとしてもよい。例えば、デジタル信号処理回路部1−200において、プログラムの書換えではなく、現在のプログラムに加えて、新たな復号化プログラムを書き込む場合に、新たな復号化プログラムを記憶するための記憶領域のメモリ容量が足りない場合には、復号化プログラムを要求しないことと判定してもよい。
なお、無線ホームゲートウェイシステム1において、ホームゲートウェイ装置1−2が信号処理サーバ1−1に信号処理要求をすることにより、信号処理の分担を行う形態として、マスタ・スレーブ、パイプライン等の形態で、分担を行うこととしてもよい。
上述したように、本発明によれば、従来のブロードバンドルータとしてのゲートウェイ装置と、無線タグ・センサ用の基地局装置とをシステム的に共用して、1台のゲートウェイ装置で利用者にネットワークサービスとホームセキュリティ等のサービスとを同時に提供するとともに、無線信号処理をソフトウェア化し、無線LAN、センサ・タグ等に用いられる種々の特定小電力無線方式について、利用者のゲートウェイ装置(例えば、一実施形態におけるホームゲートウェイ装置1−2)とサービス提供センタ側の信号処理サーバ(例えば、一実施形態における信号処理サーバ1−1)との処理分担することによって、基地局装置であるゲートウェイ装置自体のコストを抑え、種々の無線方式にも対応可能とするゲートウェイ装置を提供することが可能になる。
なお、本発明に記載の無線端末装置は、無線タグ1−3、無線センサ1−4、無線LAN端末装置1−5、無線デバイス1−15に対応する。また、本発明に記載の無線ゲートウェイ装置は、ホームゲートウェイ装置1−2に対応し、また、本発明に記載の無線ゲートウェイシステムは、無線ホームゲートウェイシステム1に対応し、また、本発明に記載の第2通信部は、ホームゲートウェイ装置1−2の無線送受信部1−6に対応し、また、本発明に記載の所定の判定条件における特性を示す情報は、信号強度などの第1判定条件における無線信号の物理的な特性を示す情報、信号の波形や周波数などの第2判定条件における無線信号の物理的な特性を示す情報、デジタル信号処理回路部1−200におけるエラーを示す情報、信号処理種別の情報に対応し、また、本発明に記載の判定部は、判断部1−18、判断部1−16、デジタル信号処理回路部1−200に対応し、また、本発明に記載の第3通信部は、通信処理部1−13に対応し、また、本発明に記載の処理部は、固定回路信号処理部1−9、可変回路信号処理部1−10、ソフトウェア信号処理部1−11からなるデジタル信号処理回路部1−200に対応し、また、本発明に記載の信号処理プログラムは、復号化プログラムに対応し、また、本発明に記載の可変信号処理部は、可変回路信号処理部1−10、ソフトウェア信号処理部1−11に対応する。
なお、上述の信号処理サーバ1−1、ホームゲートウェイ装置1−2、無線タグ1−3、無線センサ1−4、無線LAN端末装置1−5、無線デバイス1−15及び、プログラムサーバ1−14は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、信号処理サーバ1−1の無線送受信部1−6、判断部1−18、アナログ信号処理部1−7、判断部1−16、デジタル化処理部1−8、固定回路信号処理部1−9、可変回路信号処理部1−10、ソフトウェア信号処理部1−11、プログラム書換え部1−12、通信処理部1−13、信号処理サーバ1−1の通信部1−1−1、信号処理部1−1−2、プログラムサーバ1−14の通信部1−14−1、制御部1−14−2の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいう「コンピュータシステム」とは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、図2に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、受信した無線信号に対する信号処理を自機で実行することが適切か否かを判定し、サーバと自機とで信号処理を分担する処理を行ってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による無線ホームゲートウェイシステム1の全体構成を示すブロック図である。 同実施形態における無線ホームゲートウェイシステム1の動作フローを示す図である。
符号の説明
1 無線ホームゲートウェイシステム
1−1 信号処理サーバ
1−1−1 通信部
1−1−2 信号処理部
1−2 ホームゲートウェイ装置
1−6 無線送受信部
1−7 アナログ信号処理部
1−8 デジタル化処理部
1−200 デジタル信号処理回路部
1−9 固定回路信号処理部
1−10 可変回路信号処理部
1−11 ソフトウェア信号処理部
1−12 プログラム書換え部
1−13 通信処理部
1−16 判断部
1−17 退避メモリ部
1−18 判断部
1−14 プログラムサーバ
1−14−1 通信部
1−14−2 制御部
1−14−3 プログラム記憶部
100 ネットワーク
1−20 ホーム
1−3 無線タグ
1−4 無線センサ
1−5 無線LAN端末装置
1−15 無線デバイス

Claims (5)

  1. 無線信号を送信する第1通信部を備える1又は複数の無線端末装置と、前記無線端末装置から前記無線信号を受信する無線ゲートウェイ装置と、前記無線ゲートウェイ装置にネットワークを介して接続され、信号処理を行う信号処理サーバとを備える無線ゲートウェイシステムにおける前記無線ゲートウェイ装置であって、
    前記1又は複数の無線端末装置から前記無線信号を受信する第2通信部と、
    前記第2通信部が前記無線端末装置から受信する前記無線信号が、自装置において信号処理対象であるか否かを所定の判定条件に基づき判定する判定部と、
    無線信号をデジタル信号列に変換するデジタル化処理部と、
    前記デジタル化処理部により変換される前記デジタル信号列のうち、前記判定部により、自装置において信号処理対象ではないと判定される無線信号のデジタル信号列を含む信号処理要求信号を前記信号処理サーバに送信し、前記信号処理要求信号に対応する応答信号を前記信号処理サーバから受信する第3通信部と、
    前記判定部により、自装置において信号処理対象であると判定される前記無線信号に信号処理を行う処理部とを備える
    ことを特徴とする無線ゲートウェイ装置。
  2. 前記無線ゲートウェイシステムが、ネットワークを介して前記無線ゲートウェイ装置に接続され、信号処理プログラムと、当該信号処理プログラムによる信号処理を識別する信号処理識別情報とを対応付けて記憶するプログラムサーバを備え、
    前記信号処理サーバが、前記デジタル信号列の信号処理に対応する信号処理識別情報と当該信号処理の結果とを応答信号として前記無線ゲートウェイ装置に送信する前記無線ゲートウェイシステムにおいて、
    前記無線ゲートウェイ装置が、プログラム書換え部と、信号処理プログラムを書換え、又は、書き込み可能な可変信号処理部とを備え、
    前記プログラム書換え部は、
    前記処理サーバから受信する前記応答信号の前記信号処理識別情報に基づき、前記プログラムサーバから前記信号処理識別情報に対応する信号処理プログラムを受信し、受信した信号処理プログラムを前記可変信号処理部に書換え、又は、書き込む
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線ゲートウェイ装置。
  3. 前記判定部が記憶する所定の判定条件は、
    無線信号の特性を示す情報に基づく条件である
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の無線ゲートウェイ装置。
  4. 前記判定部が記憶する所定の判定条件における前記特性を示す情報は、
    無線信号の信号処理種別を示す情報である
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線ゲートウェイ装置。
  5. 1又は複数の無線端末装置と、前記無線端末装置から無線信号を受信する無線ゲートウェイ装置と、前記無線ゲートウェイ装置にネットワークを介して接続される信号処理サーバとを備える無線ゲートウェイシステムにおいて、
    前記無線端末装置は、
    前記無線ゲートウェイ装置に無線信号を送信する第1通信部を備え、
    前記無線ゲートウェイ装置は、
    前記1又は複数の無線端末装置から前記無線信号を受信する第2通信部と、
    前記第2通信部が前記無線端末装置から受信する前記無線信号が、自装置において信号処理対象であるか否かを所定の判定条件に基づき判定する判定部と、
    無線信号をデジタル信号列に変換するデジタル化処理部と、
    前記デジタル化処理部により変換される前記デジタル信号列のうち、前記判定部により、自装置において信号処理対象ではないと判定される無線信号のデジタル信号列を含む信号処理要求信号を前記信号処理サーバに送信し、前記信号処理要求信号に対応する応答信号を前記信号処理サーバから受信する第3通信部と、
    前記判定部により、自装置において信号処理対象であると判定される前記無線信号に信号処理を行う処理部とを備え、
    前記信号処理サーバは、
    前記無線ゲートウェイ装置から前記信号処理要求信号を受信し、当該信号処理要求信号に対応する前記応答信号を前記無線ゲートウェイ装置に送信する第4通信部と、
    前記第4通信部が受信する前記信号処理要求信号に応じて、前記デジタル信号列の信号処理を行い、処理結果を応答信号として前記第4通信部に出力する信号処理部とを備える
    ことを特徴とする無線ゲートウェイシステム。
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