JP4870736B2 - 巾着袋一体型ポケットバッグ - Google Patents

Description

この発明は、巾着袋と一体化した鞄の形状に関する。

従来見られる巾着袋と鞄の組み合わせは、巾着と鞄が独立し一体化していない形状および巾着袋と鞄が底部のみで一体化しても内部空間にポケットは発生しない。図１を参照。

登録実用第３１１１６０３号公報

しかしながら、以上の形態によれば、鞄の内容物が混然となってしまい、持ち物を整理して運ぶ道具としてはいささか役不足であった。そこで、この縫製技術は、鞄内部に数箇所の部屋（ポケット）を出現させ持ち物を整理整頓して持ち運べる鞄を提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、鞄内底部から鞄口まで巾着布を縫い付け鞄と一体化することで、鞄側面内部全体に部屋（ポケット）を複数箇所と１つの巾着袋大空間を設けた。 また、第二発明は、鞄側面数か所にもポケットを縫い付けたことを特徴とする鞄である。

持ち物を整理整頓して持ち運ぶことが出来るようになった。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
鞄本体と内部にて鞄口近くまで巾着袋を一体化することにより、内部空間に部屋（ポケット）を複数個所と１つの巾着大空間が実現する。巾着袋は２枚の布を重ねた形になっており縫い目はポケット内にも巾着大空間内にも出ない形態とする。

内部空間を豊かにするために工夫した縫製技術について明記する。巾着袋は巾着外側布と巾着内側袋布を用意する巾着袋と鞄を重ねて縫製する際、鞄側面パーツと巾着外側布を、鞄内底部から鞄口上部まで一体化して縫う。２枚目の巾着内側袋布を鞄内部で重ねる（※１）巾着紐通し部分を縫う、その時２枚目の巾着も鞄底部分の縫い代に縫い付けるように一体化するとなおよい。※１）巾着を重ねる際、縫い代が鞄内部にも出ないよう縫い代のある方同士を重ね合わす。

図２では、鞄表側面にギャザーポケットを縫い付けている。これによって内部空間が複数箇所、外ポケット空間が数箇所、実現することによって、さらに持ち物を整頓して持ち運ぶことが出来るようになる。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。 他の実施形態、外ポケットをプラスしたアレンジ 従来の巾着一体型バッグ

１ 内ポケット ２ 内ポケット ３ 内ポケット ４内ポケット
５ 巾着袋空間 ６ 外ポケット ７ 外ポケット

Claims (2)

1. 鞄内部に巾着袋を挿入して構成した鞄において、鞄と巾着袋を重ねて鞄の内底部から鞄口まで縫製し側面内部全体に空間を持った部屋（内ポケット）を複数個所構成したことを特徴とする巾着袋一体型バッグ。
2. 鞄の外部に数か所の部屋（外ポケット）を構成したことを特徴とする請求項１記載の巾着袋一体型バッグ。