JP4870673B2 - ラゲッジ用3段階多点閉鎖システム - Google Patents

ラゲッジ用3段階多点閉鎖システム Download PDF

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Description

本発明は、ラゲッジ用ラッチングシステムに関する。より詳しくは、本発明は、スーツケース上の単一の個所から操作される、複数の、間隔を置いたラッチング機構を用いて、スーツケース等を開き、スーツケースを予備閉鎖し、かつ、スーツケースを安全状態にするための3段階ラッチング機構に関する。
現在、硬質側面のラゲッジケースを含む多数の異なる形態のラゲッジ用ラッチング機構が、市場で入手できる。例えば、代表的なラゲッジケースは、ボタン、レバー、ジッパーと呼ばれる連続的なスライドクロージャ、および他の機構によって操作されるクローボルト、スライディングボルト、ラッチフックを含むことができるラッチを含んでいる。少なくとも一つの従来のラゲッジラッチングシステムは、好ましくは、蝶番の付いた側と反対側の、スーツケースの前側に在る、単一の操作器によって遠隔的に操作される二つのラッチング機構を有していた。単一の操作器は、スーツケースを閉じ、かつ、開く仕事を簡単化している。いくつかのこのようなラッチング機構を有することは、硬質のクラムシェル型のボディから軽量の構造体まで亘るスーツケースにおいて、安全閉鎖をもたらすことになる。そのようなものとして、ここで、用語「ラゲッジ」は、リンネル製品等用の成形されたプラスチック保管および輸送箱等の大形の保管コンテナ、ブリーフケース、軟質ラゲッジ、ハイブリッドラゲッジ、コンピュータバッグ、メッセンジャバッグ、バックパック等を含むあらゆるタイプの保管および(または)輸送容器を含むよう意図されている。
単一の操作器システムは、ユーザフレンドリである可能性を有しており、かつ、複数のラッチング個所は、追加のセキュリティをもたらす。しかしながら、現在、各遠隔的に操作されるラッチング機構が、係合に成功したことを保証するいかなる設備も、存在しない。この点、このような複数個所のラッチング機構を有する現在入手できるスーツケースは、閉じたようには見えるが、事実、遠隔的に操作されるラッチ個所(複数も可)で確実にラッチされていない場合がある。該スーツケースを、ひとたび閉じると、ラッチング機構が、正しく係合されたかどうかを見分けるのは困難である。ラッチが、一つでも壊れると、ラッチングシステム全体が壊れ、スーツケースが、ぱっと開いてしまう場合がある。このように、ユーザは、彼らのスーツケースを施錠したつもりでも、ラッチ係合が正しく行なわれていず、したがって、スーツケースが、万一本当に開いて、彼らの貴重品が失われる危険に瀕する場合がある。
さらにまた、いくつかの既存の単一操作器多点ラッチング機構は、スーツケースを閉じ、かつ、施錠するのに相当量の力を必要とする。このようなシステムは、構成要素間に多量の摩擦が生じる場合がある。ラッチの位置ずれの発生は、多くの場合、現在入手できる単一の遠隔操作器多点ラッチングシステムの信頼性をなくし、かつ、操作を困難にしている。
したがって、ラッチングの二つの伝統的な「開き」および「閉鎖」段階以上の段階を有する単一の操作機構によって操作され、かつ、施錠される多重ラッチングシステムに対するニーズが存在する。各ラッチング機構の正しいラッチングが、先ず保証される「予備閉鎖」段階が有れば、有利であろう。複数のラッチング機構のそれぞれにおいて、自動的に、このような予備閉鎖段階を含む複数の段階のラッチングが成し遂げられれば、さらに有利であろう。
スーツケースの上部と下部との間で追加の引き合わせ動作を行なうことによって、スーツケースの安全閉鎖をさらに保証するニーズも存在する。また、自動ラッチアラインメントを成し遂げて、部品および機構に耐用寿命をもたらす低摩擦手段に対するニーズが、さらに存在する。
これらの目標は、3つのラッチングの段階を生ずるシステムをラゲッジケースに設ける本発明によって成し遂げられている。第一の段階は、完全に開いた状態を含んでおり、この状態では、スーツケースの部分同士を、互いに他から分離することができ、ラゲッジケースは、詰込みの用意ができており、かつ、ラッチは、全く係合されていない。第二の段階は、予備閉鎖段階と呼ばれており、この状態では、スーツケースは、閉じており、かつ、各接合ラッチング機構は、正しく位置合わせされ、かつ、疎に係合されている。ラッチングの第三の段階は、安全位置を含んでおり、この位置では、全ラッチング機構が完全に係合され、かつ、ラゲッジケースの接合している上部および下部は、さらに引き合わせられている。また、3段階の動作は、単一の操作器の使用によって成し遂げることができる。さらにまた、予備閉鎖段階は、自動的に成し遂げることができる。ラッチング機構の自動位置合わせは、ラゲッジケースのフレーム内に配置され、かつ、それに沿ってスライドするトラックの横方向移動を指令する操作回動レバーを含むシステムによって成し遂げられる。トラックは、横方向に移動して、ラゲッジケースの対向部分内の対応する接合ラッチング機構と自動的に位置合わせされる接合機構を組み込んでいる。
したがって、各ラッチング機構は、一対のキャッチプレートおよびフックを含み、どちらか一方または両方が、単一の操作器によって、少なくとも一つの追加のラッチ機構と共に、移動させられるよう取り付けられている。単一の操作器は、一対のキャッチプレートおよびフックを開き位置、予備閉鎖位置、または安全位置に配置する。本発明の好適な実施形態では、各フックは、ケースの上部または下部のどちらかの一方に(好ましくは、フレームに)取り付けられて、対向するケース部分(またはフレーム)に突出することによって、対応する構成要素と接合する。もちろん、ラッチング機構は、一対のキャッチプレートおよびフックに限定される必要がなく、それどころか、この技術で普通に使用される任意のタイプの接合システムを含むことができよう。例えば、単一の、従来配置されている操作器によって、手動で係合および脱係合するペアードフックのシステム等がある。
3つのラッチング段階を成し遂げるためには、各キャッチプレートは、対応するフレームによって形成されたチャンネル内を横方向にスライドする。キャッチプレートは、チャンネル内を自由にスライドできるキャリッジの内面に、可動的に取り付けられている。すなわち、キャッチプレートは、キャリッジ上のカムに係合するカムフォロワーによって、キャリッジ上に可動的に取り付けられている。キャリッジは、チャンネル内を横方向に移動し、その横方向移動は、単一の操作器によって制御される。キャリッジは、硬質材料で構成することができる。そのようなものとして、キャリッジは、3段階多点閉鎖システムが、フレームのコーナーの周りを移動するよう、フレクシブルリンクに接続されている。フレクシブルリンクは、好ましくは、ポリマーまたは任意の他の柔軟だが耐久性のある材料で構成されている。多点閉鎖システムは、一連のいくつかのラッチング機構およびキャリッジを含むことができる。フレクシブルリンクは、ユーザが、開き、予備閉鎖、および安全段階で、キャリッジの位置をフレームの長さに沿ってどこでも調整して、キャッチプレートをフックと位置合わせできるように、各キャリッジを接続している。
スプリングが、キャリッジをキャッチプレートに接続している。スプリングは、予備閉鎖位置で、キャッチプレートをバイアスする。予備閉鎖位置では、カムフォロワーが、カム内の上端に乗り、したがって、キャッチプレートを他のフレームに取り付けられた対応するフックに向けて保持する。スーツケースが、安全状態にある場合は、カムフォロワーは、カムの最低の部分に面して、下向きに乗り、キャッチプレートおよび今や捕捉されたフックを引き込んで、安全閉鎖を生じている。
本発明の特定の特徴および他のアスペクト、並びにその各種の利点は、以下の詳細な説明で明らかになろう。
図1を参照すると、ラゲッジケース2は、本発明を具体化した3段階多点閉鎖システム(MPC)14を含んでいる。ラゲッジケース2は、ベースシェル4、および、図示のエッジ部とは反対側のエッジ部に沿って、蝶番(図示せず)により、ベースシェルに取り付けられた蓋シェル6を含んでいる。シェルは、好ましくは、射出成形または真空成形のいずれかの方法によるプラスチック成形品である。シェル4と6との間には、ベースシェルフレーム8および蓋シェルフレーム10のリップの可視部分が有る。図1にはまた、持運びハンドル12が有る。
図2に示すように、MPC14は、操作レバー16を含んでいる。MPC14はまた、従来構造のコンビネーションロックを含むことができ、そのパーミュテーションホイールを18で示してある。操作レバー16は、レバー16を握るのにも、また、操作するのにも容易なよう、人間工学的に設計されている。操作レバー16の形状、寸法および構造は、もちろん、本発明の美感および用途により、さまざまであることができる。ラゲッジケースのサイズにより、ホイールおよび延長トウハンドル(図示せず)が、ケース2の全体構造の一部を形成することができる。
図3Aおよび3Bを参照すると、蓋フレーム10は、ベースフレーム8と接合する。フレーム8および10は、押出し成形されたアルミニウムまたはマグネシウムから製造することができ、あるいは、シェルが成形されている重合体材料と同じ材料から一体に成形することができる。フレーム8および10は、MPC14の全ての適用可能な部品と同様、好ましくは、摩擦係数の低い材料から構成されているか、あるいは、少なくとも選択された表面が、該材料で被覆されていて、低摩擦、したがって耐久性が高いシステムが生じている。もちろん、フレーム10および8は、本発明の用途に適した任意の材料で構成することができ、かつ、さまざまな横断面、寸法、および互いに他に対する構成、およびケース2に対する取付けの手段を含むことができよう。図3Aおよび3Bで分かるように、ベースフレーム8は、MPC14の部分がそれに沿って自由にスライドできるチャンネル20を含んでいる。ベースフレーム8はまた、後で詳述するカバー40を収容するベースフレーム溝部42を含んでいる。図3Aに示すように、蓋フレーム10およびベースフレーム8は、蓋シェル6およびベースシェル4に、それぞれ、各シェルのエッジ部分にフレームを接着する目的で形成された押出し成形チャンネルに流し込んだ接着剤17によって取り付けることができる。接着剤17は、金属、プラスチック、または任意の他の構成のフレームを、金属、プラスチック、または繊維構成のスーツケースシェルに接着するのに適した任意の接着剤を含むことができる。別法として、図3Bに示すように、フレーム10および8は、ステープル3およびストリップでシェル6および4に取り付けることができる。本発明のこの実施形態では、ステープルを用いて、フレームをそれらの対応するシェルに固定する。次いで、ストリップ5の材料を、シェルの外面の長さに沿って走らせて、ステープル3をカバーする。ストリップ5を含む材料は、硬質またはフレクシブルな組成のものであることができる。TPE(熱可塑性エラストマー)等の任意のゴム様または弾性組成で作られたフレクシブルストリップ5(図示のような横断面形状を有するよう押出し成形されている)は、ステープリング中、屈曲して位置がずれるが、やがてスプリングバックして、ステープルの露出した部分をカバーする。もちろん、フレーム8および10の、シェル4および6への固定には、ネジ、ボルト、リベット、等を含むいかなる手段でも用いることができる。別法として、フレーム8および10は、シェル4および6に直接機械加工または成形することができる。
両実施形態とも、ライニング7(一般に織物材料)が、延長して、各シェルの内側面をカバーする可能性を含んでいる。ライニング7のむき出しのエッジ部は、フレーム8および10のそれぞれにおいてその目的のために押出し加工された溝部で、適切に受入れられている。
フレーム8およびフレーム10の全体的な曲げモーメントは、厳密に整合されている。ベースフレーム8は、その長さに沿って伸張している突出エッジ部13を含んでいる。このエッジ部13は、全体的に台形の横断面を有している。蓋フレーム10は、その下方に面した側に沿って、対応的に形成された溝部15を有している。蓋およびベースシェルが、閉じられると、エッジ部13は、閉じられたシェルの周囲の略全体に沿って、溝部15に密に係合される。ベースおよび蓋フレームのこの密な係合はまた、2個所以上において、ラゲッジケース2を施錠することによっても達成される。開示されたシステム14が、「安全」状態になると、この密な係合は、上および下フレームが、多かれ少なかれ、単一の構造部材として動作するよう、引き合わせ動作を介して強化される。この仕方では、フレームの剛性は、相当に増大する。このように、開示されたケース2は、たとえ酷使されたり、永久的に歪曲されても、上および下フレーム、および、したがって、ラッチング機構は、正しく位置合わせされた状態、かつ、完全に機能する状態に留まる可能性が最も大きい。
図4は、一対のラゲッジケースフレームの部分斜視図であって、ラッチ機構の一つが、これらのフレームに沿ったその位置で示されている。ベースフレーム8および蓋フレーム10は、それらが取り付けられた蓋およびベースシェルなしで示す。化粧カバー40は、図示していない。ベースフレーム8および蓋フレーム10は、現在、開き位置にある。すなわち、フック26およびキャッチプレート22は、脱係合されている。フック26は、内側チャンネル11を通してフライス加工されたスロット内で、蓋フレーム10の内側チャンネル11に固定的に取り付けられている。フック26は、中実で頑丈な材料を含み、かつ、テーパ付きで、丸みの付いたヘッド9を有している。フック26は、キャッチプレート22と係合することができ、該キャッチプレートは、可動キャリッジ24に取り付けられている。図4、4Aおよび4Cに示すように、キャッチプレート22はまた、フック26との係合用に加工されたキャビティ部25を有する中実材料のアップライト部分23を含むことができる。キャッチプレート22はまた、水平部分31からなることに注目されたい。水平部分31は、フック26の受け座部分33を捕捉する。水平部分31が、受け座部分33に急速に出会うと、ユーザは、知覚できる「クリック」音を聴くことができる。キャリッジ24は、低摩擦係数を有する材料から構成することができ、かつ、設計に安定性をもたらす硬質構造にすることができる。キャリッジ24は、少なくとも一つのフレクシブルリンク34に固定的に取り付けられている。もちろん、スライダ機構の構成要素には、バリエーションを考えることができる。例えば、キャッチプレート22/キャリッジ24設計を、操作器に応答して必要な横方向移動を行ない、かつ、対応するフック26との係合に応答して、垂直な運動を行なう何か他の機構と置き換えることができるであろうし、また、本実施形態のスライダ機構の個々の構成要素のタイプ、設計および寸法を変えることもできるであろう。フレクシブルリンク34は、低摩擦材料で構成されており、かつ、そのようなものとして、MPC14が、ストレートな部分に沿って、かつ、ベースフレーム8のコーナーの周りに、自由にスライドすることを可能にする。スプリング35は、一端が、キャッチプレート22に、かつ、他端が、キャリッジ24に固定的に取り付けられている。スプリング35は、図4に示すように、操作レバー16の位置により、開き位置で、また、予備閉鎖位置で、キャッチプレート22を左方にバイアスしている。すなわち、MPC14が、開き位置および予備閉鎖位置にあると、スプリング35は、比較的最小限に緊張しており、自然な静止状態である。MPC14が、安全段階に移行すると、スプリング35は、いっぱいに伸張する。
キャッチプレート22はまた、カムフォロワー30を含んでいる。カムフォロワーは、キャリッジ24内の、下方に傾斜が付いたスロットの形で機械加工されたカムスロット32に従うよう設計されている。スーツケース2が、開き位置にあると、カムフォロワー30は、カムスロット32の上方の部分に、スプリング35により保持されて、静止している。同時に、フック26は、開口28に対して位置決めされている。開口28は、フック26を受けるよう、ベースフレーム8の上面内に機械加工された穴である。スーツケース蓋6が閉じられると、フック26は、キャッチプレート22の上面を押し、かつ、スプリング35のバイアス力に抗してそれを移動させる。フックが、この上面を過ぎて移動すると、スプリング35は、キャッチプレートを予備閉鎖位置に引き戻し、かつ、フック26は、キャッチプレート22に疎に係合された状態になる。このフック26とキャッチプレート22との間の疎の係合状態は、予備閉鎖段階と呼ぶ。もちろん、この技術に普通に長けた人なら、フック26およびキャッチプレート22は、反対に取り付けてもよいことを理解するはずである。すなわち、フック26を、ベースフレーム8に取り付け、かつ、キャッチプレート22を、蓋フレーム10に取り付けることによって、同じ多点閉鎖結果を得ることができる。対応的に、MPC14はまた、蓋フレーム10に取り付けることができる。蓋フレーム10およびベースフレーム8は、図5に、より詳細に示してある。
MPC14の創意に富む特徴の一つは、フレクシブルリンク34の中断しない滑らかな移動を保証する方法である。図5を参照すると、フレクシブルリンク34は、ベースフレーム8のチャンネル20内を、前方横方向、および、後方横方向の両方に自由にスライドする。したがって、フレクシブルリンク34は、引張りおよび押込み力の両方を受ける。フレクシブルリンク34では、フレクシブルリンク34が、図5Cに示したようなバックラッシュを避けることができ、したがって、確実に移動および位置決めして、フック26とキャッチプレート22とを係合させることができるよう、十分なレベルの剛性を維持することが重要である。また、フレクシブルリンク34の剛性が高すぎないようにすることも重要である。なぜなら、リンク34は、十分な柔軟性を保持して、ラゲッジケース2のコーナーを容易に通過しなければならないからである。そのようなものとして、フレクシブルリンク34には、ノブ36を追加することができる。図5Aおよび5Bに示すように、ノブ36は、横断面が台形であり、かつ、フレクシブルリンク34の上部および下部に、フレクシブルリンク34の各部分に沿ってどこにでも、成形することができる。もちろん、ノブ36は、本発明の実行に適したいかなる形状、サイズ、または組成を含むこともできる。図5Aおよび4Dに示すように、ノブ36は、フレクシブルリンク34の対向面に交互に配列される。ノブ36の目的は、フレクシブルリンク34に十分なレベルの剛性を与えて、リンク34が、押込み/引張り力による変形に耐える一方、ラゲッジケース2のコーナーを容易に回れるだけの十分な柔軟性を保持できるようにすることである。このようにして、ベースフレーム8(あるいは、MPC14の構成によっては、蓋フレーム10)内のデント53に来た場合も、フレクシブルリンク34は、デント53を迂回するだけ十分な剛性を保持しており、チャンネル20を蛇行し続け、かつ、MPC14の正常な動作が維持できるようにする。また、ノブ36は、フレクシブルリンク34とチャンネル20との間の摩擦を低減する。ノブ36の別の機能は、フレクシブルリンク34を、チャンネル20の中央部に保持するのに役立つことである。図5Cを参照すると、ノブ36なしでは、ピニオンギヤ48(操作レバー16に配置されている)とラック68との間の失われた、または、無駄な運動によって、フレクシブルリンク34のバックラッシュまたは「屈曲」が生ずる恐れがある。結果として、フレクシブルリンク34は、チャンネル20内を動き回り、かつ、チャンネル20の内側面55、または、チャンネル20の外側面57のいずれかを接近通過する場合がある。この「接近通過」は、図5Bに示すように、MPC14におけるキャッチプレート22と操作レバー16の位置および(または)他のキャッチプレート22の位置との相互関係の狂いとなる場合がある。ノブは、フック26とキャッチプレート22の位置合わせの正確さを増大させる。この技術に普通に長けた人なら、ノブ36は、本発明の全ての実施形態で実行できることを理解するはずである。
図8に示すように、ノブ36は、二重の目的に役立つであろう。ノブ36はまた、フレクシブルリンク34に組み込んで、操作レバー16に配置されているピニオンギヤ48と係合させることができるであろう。リンク34上のノブ36は、フレクシブルリンク34の横方向移動を成し遂げるのに役立ち得る。別法として、歯は、操作レバー16のピニオンギヤ48と係合させるのに使用できる。このような歯は、ラック68に取り付けるか、あるいは、ラック68に成形することができるであろうし、また、ラック68の全高さに沿って、あるいは、歯が、対応するピニオンギヤ48を把握するのに十分なサイズを有している限り、ラック68の上部および下部だけに沿って走らせることができるであろう。この技術に普通に長けた人なら、フレクシブルリンク34は、ピニオンギヤ48とノブ36または歯以外の機構によって横方向に移動させることができることを理解するはずである。このような機構は、図13〜30の説明の際に、より詳細に論ずる。図4の説明の際、前述したように、キャリッジ24は、フレクシブルリンク34に固定可能に取り付けられている。図5に示すように、スーツケースは、予備閉鎖位置にある。フック26は、キャッチプレート22(図示せず)と疎に係合されている。フレクシブルリンク34は、キャリッジ24に取り付けられているラグ38を含んでいる。もちろん、フレクシブルリンク34とキャリッジ24とは、ピン、ステープル等を含む任意の他の機構によって連結させることができる。図5にはまた、ベースフレーム溝部42内をスライド可能に移動させて、MPC14の内部の動作をユーザの眼から隠し、したがってユーザに快適な外観を提供するカバー40が示してある。カバー40は、ベースフレーム溝部42内にすべりばめで嵌るような厚さの、柔軟性または硬質材料を含むことができる。
前述したように、本発明の利点の一つはは、スーツケース2に予備閉鎖位置を設けることである。図6は、スーツケース2が、予備閉鎖位置にあることを示している。予備閉鎖段階では、フック26は、キャッチプレート22と疎に係合している。フック/キャッチプレート係合は、疎であるため、ベースフレーム8と蓋フレーム10との間に、間隙が残存する。図6に示すように、MPC14が、予備閉鎖状態/位置にある場合は、カムフォロワー30は、依然としてカム32の頂部にある。予備閉鎖位置では、スプリング35は、略、未伸張状態である。スプリング35は、スーツケース2の状態が、予備閉鎖段階から安全段階に変わると、伸張状態になる。
図7は、安全段階にある場合のスーツケース2のフレーム部分の部分斜視図である。図7で分かるように、ベースフレーム8と蓋フレーム10とは、確実に引き合わせられている。安全構成では、蓋フレーム10は、ベースフレーム8に向かって下方に確実に引き合わせられて、安全閉鎖およびフレーム同士の間の密な係合を生じている。この確実な閉鎖は、カム32の下方に傾斜した形状によって成し遂げられる。図7に示すように、カムフォロワー30は、今や、カム32の下端にある。同時に、スプリング35(これは、キャリッジ24とキャッチプレート22との間に固定的に取り付けられている)は、伸張状態になっている。フック26は、キャッチプレート22と係合して、ユーザが操作レバー16を引いた時、キャッチプレート22が、キャリッジ24と共移動するのを防いでいる。この仕方では、カムフォロワー30は、キャリッジカムスロット32に乗り、キャッチプレート22と今や完全に係合されたフック26とを、蓋フレーム10と共に引き合わせ、ベースフレーム8との確実で密な接触状態に入らせる。この安全に閉鎖された位置では、操作レバー16は、コンビネーションロック18等の施錠機構によって施錠することができる。安全段階から、操作レバー16を、ベースシェル4の外面と面一の位置まで再び回し、ラゲッジケース2を開けると、フック26は、キャッチプレート22から解放され、したがって、スプリング35は、キャッチプレート22を開き段階に引き戻す。
本発明の利点の一つは、フック26の形状が、ラゲッジケース2を閉じた時に、スプリング35が、万一、(操作レバー16を左端にした時)キャッチプレート22を開き段階に引き戻すのに十分な力を与えることができない場合に、フック26の丸みの付いたヘッド9が、キャッチプレート22を押し戻して、キャッチプレート22を開き段階に押し戻すような形状であることである。
図8、9、10Aおよび10Bは、本発明の一実施形態を示している。図8を参照すると、センターロックアセンブリ50を使用して、多点閉鎖システムの3段階を実行することができる。本発明のこの実施形態では、操作レバー16は、MPC14の3段階、すなわち、開き段階、予備閉鎖段階および安全段階を成し遂げるのに使用する。回動ハンドルシステム43は、連続的でモノリシックな構造を有する3つの部分を含むことができる。3つの部分は、操作レバー16、シャフト46およびドライブピニオンギヤ48を含んでいる。回動ハンドルシステム43は、ハウジング52によって、ベースシェル4に確実に取り付けられている。本発明のこの実施形態では、ハウジング52は、ベースシェル4(明瞭さのため図8、9、10Aおよび10Bでは図示せず)の外側面に、取付けネジ54によって締結されている。もちろん、ハウジング52は、ボルト、接着剤、リベット、ステープル等を含む任意の従来の手段によって、ベースシェル4に取り付けることができる。対応的に、ハウジング52は、スーツケース2に直接成形または機械加工することができる。ハウジング52はまた、ベースシェル4に明けられた対応的に寸法取りされた穴を通過するボス56によって、ベースシェル4に固定することができる。ハウジング52は、ベースシェル4の内面に固定されているベースプレート58によって、適所に保持されている。ベースプレート58は、取付けネジ54によって、ハウジング52に取り付けることができる。ハウジング52は、さらに、エスカチオン60によって、適所に保持されている。エスカチオン60は、取付けネジ54によって、ベースシェル4の内面に、また、ハウジング52に固定されている。ベースプレート58およびエスカチオン60は、取付けネジ54を収容するネジ穴62を含んでいる。取付けネジ54およびボス56は、座金およびナットアセンブリまたは本発明の目的に適した任意の他のアセンブリによって、適所に保持することができる。センターロックアセンブリ50はまた、比較的普通のコンビネーションロック18(図2に示す)および安全ラッチ66を含むことができる。
図8および10を参照すると、図5の説明の際に前述したように、ドライブピニオンギヤ48は、ラック68に配置されているノブ36、歯、または他の機構と接合する歯を含むことができる。この仕方では、操作レバー16を回動させると、ドライブピニオンギヤ48は、ラック68を対応的に横方向に移動させる。ラック68は、二つの長穴72を含んでいる。スロット72は、ボス56を収容するような幅を有している。操作レバー16を回動させるにつれて、ラック68は、左または右のどちらかに移動して、ラック68のさらなる横方向運動が、ボス56によって妨げられるまで、移動する。多点システム14が、開き位置にある場合、操作レバー16は、ベースシェル4に対して、面一に静止している。この説明の目的のためには、MPC14が、開き位置にある場合は、操作レバー16は、ベースシェル4の外面と操作レバー16の長手方向面との間に、0°の入射角を維持している、と言うことができる。結果として、ラック68は、その右端位置にあり、かつ、ボス56は、スロット72の左端エッジ部に対して静止している。対応的に、MPC14が、開き位置にある場合は、ベースフレーム8およびトップフレーム10は、完全に分離されている。具体的には、ラック68は、その右端位置にあり、フック26は、キャッチプレート22と係合されていず、かつ、カムフォロワー30は、カムスロット32の上端部分に静止している。
操作レバー16を、スーツケースから外方に回動させるにつれて(操作レバー16を、0°から、0°と180°の間の位置に、回動させるにつれて)、ラック68は、予備閉鎖状態に向けて移動し始める。MPC14が、予備閉鎖位置に達すると、ラック68は、その右端位置からより中央の位置に移動している。すなわち、ボス56は、今や、スロット72の略中央部分に静止している。対応的に、フック26は、キャッチプレート22に係合しており、かつ、カムフォロワー30は、依然として、それらの各カム32の上端部分内にある。同時に、フレーム8と10とは、非常に小さな間隙でしか離れていず(スーツケースの蝶番の付いた側ではより小さい)、かつ、各フック26とキャッチプレート22とは、確実に係合されている。スーツケース2は、操作レバー16をいっぱいに回せば、完全に係合された状態になる。ラック68は、キャリッジ24とフレクシブルリンク34の一部に固定的に取り付けられており、したがって、MPC14アセンブリ全体は、単一のユニットのように移動する。ラック68は、スナップフック37およびアクスル39によって、キャリッジ24に締結することができる。同様に、MPC14の横方向に移動する構成要素は全て、スナップフック37およびアクスル39構成によって、互いに他に締結されている。スナップフック37およびアクスル39は、ラック68、各キャリッジ24、および各フレクシブルリンク34の末端に配置されている。例えば、図12A、4A、4B、4C、および4Dを参照すると、スナップフック37は、キャリッジ24の左端に配置されており、ラック68の右端に配置されているアクスル39に拘止されている。この構造は、ラック68、キャリッジ24、およびフレクシブルリンク34の、サイズおよび順序におけるいくつかの組合せを可能にする。例えば、これらMPC14構成要素の順序は、ラック68-キャリッジ24-リンク34-キャリッジ24、ラック68-リンク34-キャリッジ24(構成要素間の距離がより大きい)、またはラック68-キャリッジ24-リンク34-リンク34(より大きなラゲッジケースに適応する)にすることができよう。さらにまた、非対称的な組合せは、逆組立てを防止する。MPC構成要素の順序を変えることは、施錠機構の位置および数を容易に変えることを可能にする方法でもある。スナップフック37/アクスル39構成を用いることの重要な利点の一つは、構成要素同士の間の回動の容易さであり、これは、MPCシステム14を、ラゲッジケース2のコーナーの先にスライドさせる際の組立て作業を容易にする。さらにまた、この簡単な組立て方法は、任意のサイズのラゲッジケースをMPC14と組み立てることを可能にする。これらMPC構成要素(ラック68、キャリッジ24、およびフレクシブルリンク34)の繰返し構造は、製造コストを低減し、かつ、各種のサイズおよび形状のMPCラゲッジケースを組み立てることを可能にし、それによって、複数の製造システムの必要をなくして、異なるサイズ/タイプ/形状のラゲッジケースに適応することを可能にする。逆に、MPC14の横方向に移動する部品は、接着剤、ステープル、ネジ、ピン等を含む任意の他の手段によって、接続可能である。
ユーザは、今や、各ラッチング機構を完全に係合し、かつ、蓋シェル6とベースシェル4とを、本発明の手段によって、さらにより近く引き合わせることにより、彼らのスーツケース2を確実に締結することが可能である。スーツケース2を安全状態にし、かつ、シェル同士をより近く引き合わせることは、予備閉鎖位置から180°の安全位置まで、操作レバー16を回すことによって成し遂げられる。操作レバー16は、今や、ベースシェル4の外面と、かつ、ハウジング52と面一である。図11を参照すると、ハウジング52は、操作レバー16を囲むように設計された成形物51を含んでいる。スーツケース2が、安全段階にある場合は、ラック68は、その左端位置に移動しており、かつ、ボス56は、スロット72の右端エッジ部に対して静止している。対応的に、カムフォロワー30は、カム32に沿って、下方に押されて、本発明にとって中心的なシェル4および6の(およびフレーム8および10の)引き合わせ動作を成し遂げる。このようにして、開き、予備閉鎖および安全位置は、ユーザによる操作レバー16の手動操作により、成功裡に達成された。これは、スーツケースを施錠する簡単で効果的な方法を作り出す。本発明の別の利点は、3段階の閉鎖システムを使用することによって、スーツケースの不適切な詰込みがあっても、スーツケースが確実に施錠されることを妨げないことである。例えば、1個の衣服によって、万一、フック26の一つが、ラッチの対応するキャッチプレート22と完全に係合するのが妨げられた場合、他のフック26が、他の対応するキャッチプレート22に、それでもなお、成功裡に係合することになろう。また、操作レバー16の回動で、各ラッチング機構の正しい位置合わせが保証されるため、ユーザは、各ラッチポイントの正しい係合をチェックする必要がない。
図9は、完全に安全な位置における多点閉鎖システム14を示す。図9に示すように、ボス56は、スロット72の右端エッジ部に沿って乗っており、かつ、フック26は、キャッチプレート22と確実に係合されている。図9にはまた、その左端位置にあるラック68も示されている。キャリッジ24は、カム32の最低部分でカムフォロワー30を囲い込んでいる。フレクシブルリンク34は、図9では、部分的にのみ示してある。フレクシブルリンク34は、さらに続いて、ベースフレーム10の最初の二つのコーナーの周りを巻き回している。
本発明の別の有用な特徴は、操作レバー16を開き位置でバイアスするスプリングバイアスされたアクチュエータ70である。図10Aを参照すると、アクチュエータ70は、アクチュエータスライダ71(ラック68から機械加工されたスロット)内をスライドする。アクチュエータ70は、ラック68に固定的に取り付けられているアクチュエータポスト69を含んでいる。スプリング67が、アクチュエータポスト69を囲んでいる。MPC14が、完全に開いた位置にある場合は、スプリング67は、圧縮されている。ラック68が、その右端位置までスライドするにつれて、アクチュエータポスト69も右に移動し、一方、アクチュエータ70は、ボス56により、停止される。圧縮力は、右方向であるため、スプリングの力は、操作レバー16を左方に押し戻し、それによって、操作レバー16は、0°の位置(成形物51と面一)に留められる。もちろん、スプリングおよびアクチュエータ機構の他の構成を用いて、操作レバー16をスーツケースと面一に保持してもよい。これは、操作レバー16が、突出して、有り得る危険を生じる可能性を排除する。例えば、スプリングバイアスされたアクチュエータ70は、図10Bに示すように、ラック68の歯部のどちらかの側に存在させることができるであろう。一方のアクチュエータを上記の仕方で使用し、他方のアクチュエータを、ラック68の位置合わせに役立つように使用して、フック26をキャッチプレート22と完全に係合できるようにすることができるであろう。本発明のまた別の実施形態では、一方のスプリングを用いて操作レバーを0°の位置に保持し、他方のアクチュエータを用いて、操作レバーを0°の位置から、0°と180°との間の位置まで、開くことができるであろう。
回動ハンドルシステム43はまた、安全ラッチ66を含むことができる。図11および12を参照すると、安全ラッチ66は、安全スプリング65を有する中実部材を含んでいる。この安全ラッチ66は、本発明の譲渡人に譲渡された米国特許5111290に示されているトグル60と同様に機能する。センターロックアセンブリ50は、さらに、コンビネーションロック76を含むことができる。コンビネーションロック76は、図11に示すように、ユーザが、彼らのスーツケースを施錠するのに使用できるパーミュテーションダイアル84、コンビネーションロックボルト82、マウント80、およびレバー78のシステムを含むことができる。コンビネーションロック76はまた、コンビネーションロックスプリング86を含み、「オフコンビネーション」の場合、ロック76は、部材82の移動を阻止し、また、「オンコンビネーション」の場合は、この技術において周知のやり方で、安全キャッチによる部材82の移動を可能にする。各種のロックが、本発明と併用可能であることに注目されたい。追加のロックは、キー操作ロック、コードパッド、他のロック、またはロックの組合せを含むことができる。
再び図11を参照すると、ベースプレート58は、ハウジング52が、ベースシェル4の外面から固定されているベースシェル4の内面に締結されている。コンビネーションロック76は、ベースシェル4の外面に取り付けられており、かつ、ベースシェル4の外側では、ハウジング52によって、また、ベースシェル4の内側では、ベースプレート58によって、適所に保持されている。
図13は、MPC14を有するラゲッジケース2の外側からの平面図を示す。
図14〜30は、MPC14の第二の好適な実施形態の全範囲の運動を示す一連の事象を表す。これらの図は、開き位置から予備閉鎖位置を経由して安全位置まで、そして、再び開き位置に戻る過程を示す。多点閉鎖システムの利点は、自動化された方法によって得ることができる。これらの図を参照すると、回動ハンドルシステム88およびカム装置90が示されている。この配列は、ギヤードラックアンドピニオン動作機構とは異なる。図1〜12の説明の際、前述したように、多点閉鎖機構の3段階は、開き段階、予備閉鎖段階および安全段階を含んでいる。回動ハンドルシステム88は、連続的で均質な材料で構成された3つの部分を含んでいる。これら3つの部分は、操作レバー92、レバーシャフト94およびベルクランク96を含んでいる。図14に示すように、回動ハンドルシステム88は、それに係るラック68の横方向移動を生じさせる。前のように、操作レバー92は、容易な手動操作のための輪郭付きの面を含んでいる。もちろん、操作レバー92のサイズ、形状、およびタイプ/設計は、本発明の意図された用途および(または)美感によって変えることができる。操作レバー92は、ダイアル、クランク、ボタン、または任意の他の機構を含むことができよう。操作レバー92は、シャフト94の中心の周りに回動的に旋回することが示されている。図14に示すように、窪み部98は、操作レバー92を安全/180°の位置で収容するよう、ラック68内に成形されている。図14にはまた、デテントトリガ100が示してある。図14に示したシステムは、完全に開いた位置にある。スプリングバイアスされたアクチュエータ102が、スプリング104を支持している。完全に開いた位置では、スプリング104は、圧縮された状態にある。したがって、回動ハンドルシステム88は、スプリング104の力で左方に押され、操作ハンドル92をベースシェル4(0°)の方向に向けている。本発明のこの有利な特徴は、操作レバー92が、飛び出して、可能的な傷害や迷惑を生じることを防止していることである。スプリング104の重要な利点の一つは、MPC14を開き位置に保持することによって、ユーザは、スプリング104により、両手を使用して蓋シェル6を持上げることが可能となることである。図9、10Aおよび10Bの説明の際、前述したように、ボス56は、スプリングバイアスされたアクチュエータ102のためのストップとして役立ち、スプリング104の圧縮を生じる。また、ラック68は、右端位置にある。
図15Aおよび15Bは、開き位置にあるMPC14を、ラゲッジケース2の内側から見た図を表す。図15Aには、組み立てられたハウジング52とラック68、並びに蓋フレーム10が示してある。蓋フレーム10には、デテントトリガ100が収容されている。デテントトリガ100は、デテント116と位置合わせされている。図15A、16A、16B、および16Cに示すように、デテント116は、ピボットアクスル105に取り付けられ、かつ、トーションスプリング107によって位置決めされている。ピボットアクスル105は、ラック68内に成形された突起109上に置かれている。
図17は、その開き段階にあるMPC14の底面図である。図17に示すように、カム装置90は、ラックカム106を含んでいる。ラックカム106は、ベルクランク96を収容するような寸法を有している。ラックカム106は、さらに、デッドセンターポイント110から伸張している面取り部108を含んでいる。開き位置では、スプリング104の力は、面取り部の面108とベルクランク96との間の接触を介して伝達され、操作レバー92が、0°の位置に留まるようにする。図17にはまた、カム装置90をラック68に固定的に取り付けるための手段も示してある。カム装置90は、図19に示すように、スロット73によって、ラック68に取り付けることができ、かつ、カム装置のフック112によって、適所に保持することができる。カム装置のフック112は、ラック接合フック114との接合によって、適所に保持することができる。カム装置90をラック68に取り付けるには、ピンまたは他の方法を含む他の手段を用いることもできる。摩耗および破断の発生時に容易に交換できる部品を設けるのが有利である場合もある。カム装置90およびラック68は、ラック68を構成するのに使用されている材料と同種または異種の材料で構成することができる。実際に、ラックカム106は、図15Aおよび15Bに示すように、ラック68に直接機械加工または成形することができる。
図18を参照すると、ユーザが、スーツケースを閉じ始めるにつれて、MPC14は、予備閉鎖段階に移行する。デテントトリガ100によって、下向きの力が加えられる。デテントトリガ100は、スーツケースの蓋シェル6に取り付けられている中実ピースを含むことができる。本発明のこの実施形態の重要な利点の一つは、多点閉鎖システム14が自動的に実施できることである。すなわち、フック26とキャッチプレート22との位置合わせを、自動化された手段によって行なうことができる。これらの自動化された手段は、以下の図の説明の中で明らかになろう。図18に示すように、デテントトリガ100は、デテント116と接触状態になる。デテント116は、カム90とラック68との間に配置されているピボットアクスル105の周りに回動可能である。デテント116は、トーションスプリング107に取り付けられている。トーションスプリング107は、スプリングバック運動を行ない、したがって、デテント116は、図18に示すその静止位置に戻ることができる。デテント116は、図19および図20の説明の際、より詳細に示す。
図19は、本発明のこの実施形態の正面図である。図19を参照すると、デテントトリガ100が降下するにつれて、デテント116は、時計回りに回動する。デテントトリガ100は、傾斜部分101と平坦部分103とを含んでいる。デテントトリガの傾斜部分101が、デテント116を押すにつれて、デテント116は、時計回りに回される。明瞭さのためカットされたカムの一部を示す図20を参照すると、回動時、デテント116は、操作レバー92を回動させる。図20に示すように、デテント116は、レバーシャフト94に形成された肩部122と出会う弧部117を含んでいる。図21を参照すると、デテント116は、ラックカム106のデッドセンターポイント110を通過するのに十分なだけ操作レバー92を回動させる。この位置から、スプリング104およびアクチュエータ102は、ラック68を行程の残り分押して予備閉鎖位置まで押し、そこで、フック26は、キャッチプレート22と係合されるが、蓋シェル6は、完全には引き下げられていない。アクチュエータ102は、概略6.5mmの横方向運動範囲を有しており、その結果、操作レバー92のラゲッジケース2からの角度は、約65°となる。言い換えれば、ベルクランク96が、ひとたびデッドセンターポイント110を通過し終わると、ベルクランク96とカム装置90との間の滑り接触によるスプリング104の力は、操作レバー92のさらなる時計回りのモーメントを引き起こし、ベルクランク96は、ラックカム106の全長を横断可能となる。このようにして、操作レバー92が、回動移動を受けるにつれて、カム装置90は、比例的な横方向移動を受ける。すなわち、リフティングレバーが、0°から何らかの中間位置に回動し、ラック68は、右から左に横方向に移動する。もちろん、ラック68は、カム装置90が、ラック68に固定的に取り付けられているため、カム装置90と共に移動する。ラック68が、横方向に移動するにつれて、フック26およびキャッチプレート22機構は、位置合わせされ始める。このようにして、デテントトリガ100を展開することによって、ラッチング機構は、自動的に位置合わせされ、かつ、予備閉鎖位置に入ることになる。本発明の利点の一つは、操作レバー92が、ラゲッジケース2から突出することによって、ラゲッジケース2が予備閉鎖位置にあり、したがって、全てのラッチング機構の係合が成功し、かつ、ラゲッジケース2はまだ安全位置にない(ラゲッジケース2はまだ施錠されていない)ことをユーザに可視的に示すことである。安全位置に行くのに、ユーザが、今や、行なわなければならない全てのことは、単に、操作レバー92を、行程の残り分、180°までいっぱいに回して、ラゲッジケース2と面一にすることである。
図22および23は、予備閉鎖位置にあるMPC14を示す。図23は、ラゲッジケース2の内側から見たMPC14の横断面図である。ベルクランク96は、デッドセンターポイント110を通過して、今や、カムラック106の最低部分にある。対応的に、操作レバー92は、ラゲッジケース2から約65°の角度をなしている。
今や、スーツケースは、安全位置にセットすることができる。安全位置を取るためには、操作レバー92を180°いっぱいまで回す。すなわち、操作レバー92は、ベースシェル4と再び面一となり、今や、操作レバー92の端部だけが、開き位置の反対方向に向いている。図25を参照すると、ラック68は、今や、その左端位置にあり、各ラッチング機構は、完全に位置合わせおよび施錠され、また、ベースシェル4と蓋シェル6とは、図7に示すように、カムフォロワー30がカム32の最低部分に入らせられる動作によって、確実に引き合わせられる。
以上、デテントトリガ100およびデテント116機構について詳述したが、これは、蓋シェル6が閉じるにつれて、その位置を伝達し、したがって、デテント116が、(ドライブ機構14の動作により)キャッチプレート22を状態調整して、キャッチプレート22を予備閉鎖位置に入らせることができるというものである。しかし、本発明は、他の状態調整または伝達システムを考えており、したがって、他の動作シーケンスを包含している。例えば、他のデテント機構は、蓋シェル6が、ベースシェル4から持上げられつつある時(例えば、操作レバー等によって、キャッチプレート22を「開き位置」に入れた後)、感知するよう動作し、直ちにキャッチプレート22を状態調整して、それらを予備閉鎖位置に入らせることができるであろう。
図25Aおよび25Bを参照すると、ラゲッジケース2は、操作レバー92が、ラゲッジケース2から突出し、かつ、ラゲッジケース2が、「予備-予備閉鎖」位置と呼ぶことができる位置にある時、閉鎖し得ることに注目することが大切である。予備-予備閉鎖位置では、蓋シェル6は、ふわふわした状態で開放されており(あるいは少なくともベースシェル4と接触していず)、操作レバー92は、ラゲッジケース2から、0°と180°との間のどこかの位置に突出しており、かつ、キャッチプレート22の水平部分31の一部は、開口28から見ることができる。予備-予備閉鎖位置は、フック(複数も可)26が、キャッチプレート(複数も可)22と疎に係合することを可能にする。蓋シェル6を、ベースシェル4上に閉めると、ユーザは、可聴「クリック」音を聴くことになる。この「クリック」音は、フック(複数も可)26とキャッチプレート(複数も可)22とが、確実に係合しつつあることを示すものである。この時点で、ラゲッジケース2は、真の予備閉鎖状態に入る。クリック音は、図4、4C、および25Aおよび25Bに示すように、キャッチプレート22の水平部分31が、フック26の受け座部分33と出会うことによって生ずる。クリック音特徴の重要な利点の一つは、ユーザにフィードバックを与えて、ラゲッジケース2が安全であることをユーザに報せることである。
したがって、本発明は、スーツケースシェル同士の付加的な引き合わせが成し遂げられる非常に有用な安全段階を含むいくつかの段階の閉鎖を成し遂げるための方法およびシステムを提供するばかりでなく、そのような安全閉鎖を自動的に行なえることが理解できる。予備閉鎖段階(これも非常に有用な段階である)は、デテントトリガ100、デテント116、ラックカム106、およびラッチング機構によって、自動的に到達できる。予備閉鎖段階は、スーツケース2の確実な安全状態をもたらし、したがって、ユーザは、不適切に詰め込まれた品物が、ラッチング機構のうちのいくつかを妨害している場合でも、各ラッチング機構の位置合わせを手動でチェックする必要がない。
スーツケース2は、閉鎖過程を逆に辿ることによって、開く。図26を参照すると、ユーザは、操作レバー92を、再び0°の位置に向けて回動させる。操作レバー92およびラック68が、協働的に移動するにつれて、スプリング104が、圧縮され始める。図26および27を参照すると、ラック68が、右に移動するにつれて、デテントトリガ100は、デテント116を押して行程の外に出す。図28および29を見ると、操作レバー92が、ひとたび完全に押されて、0°の位置になってしまうと、デテントトリガ100は、再びデテント116と完全に位置合わせされた状態になるが、蓋シェル6は、まだ持上げられていない。図30を見ると、蓋シェル6が持上げられると、デテント116は、その静止位置に戻り、再び回動して、MPC14を開き段階から、自動的に、予備閉鎖段階を経て、最終的に安全段階にまで移行させる過程を開始する用意ができる。
MPC14は、ラゲッジケース2の周囲の周りの、複数のラッチング機構の正しいラッチングを保証する、信頼性が高く、使用が容易で、科学的に精密な方法およびシステムを提供するものである。本発明は、ラゲッジケース2の二つの部分をさらに引き合わせることによる閉鎖の付加的な測度を与えることによって、ユーザの手荷物の安全性を保証する、低摩擦で、耐久性が高いシステムを含んでいる。ユーザは、単一の操作機構16を享受し、かつ、操作レバー16の設計のおかげで、最小限度の圧力を加えるだけでケース2をラッチすることができる。ユーザは、彼らのスーツケース2が、ラッチング機構の故障で突然開くことを心配する必要がない。さらに、多点閉鎖システム14は、ラッチング機構の係合の成功を保証する自動化された方法およびシステムを提供するものである。
以上、本発明は、ある程度の詳細さをもって説明したが、本開示は、例をもって行なったものであって、細部または構造の変更は、添付の「特許請求の範囲」で定義した本発明の主旨を逸脱しないかぎり、行なってよい。
本発明のラゲッジケースの各種の図である。 本発明のラゲッジケースの各種の図である。 接着剤によってラゲッジケースに固定されたラゲッジケースの上および下フレームの横断面を表す。 ステープルおよびストリップの使用によってラゲッジケースに固定されたラゲッジケースの上および下フレームの横断面を表す。 開き位置における上および下フレームの、ラゲッジケースの内側からの部分図を示す。 創意に富むラッチングシステムの部分およびサブアセンブリの分解図を含んでいる。 創意に富むラッチングシステムの部分およびサブアセンブリの分解図を含んでいる。 創意に富むラッチングシステムの部分およびサブアセンブリの分解図を含んでいる。 創意に富むラッチングシステムの部分およびサブアセンブリの分解図を含んでいる。 フレクシブルリンク上に配置されているノブ並びに化粧カバーの、ラゲッジケースの内側からの斜視図である。 図5に示したフレクシブルリンクのノブの平面図である。 図5に示したフレクシブルリンクのノブの平面図である。 図5に示したフレクシブルリンクからノブを取った場合の平面図である。 図4に示した上および下フレームの同じ部分が、今や予備閉鎖位置にある場合の図である。 図4に示した上および下フレームの同じ部分が、今や安全位置にある場合の図である。 ラゲッジケースの内側から見た本発明の主要部分を示す分解図である。 ラゲッジケースの内側から見た本発明の主要部分を示す分解図である。 ラゲッジケースの内側から見た本発明の主要部分を示す分解図である。 は、ラゲッジケースの内側から見た本発明の主要部分を示す分解図である。 コンビネーションロックおよび安全ラッチを有するセンターロックアセンブリの分解図である。 ハウジング、ラック、センターロックアセンブリ、およびベースプレートの分解図である。 ハウジング、ラック、センターロックアセンブリ、およびベースプレートの分解図である。 MPC14を有するラゲッジケースの外側からの平面図である。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 再保証の「クリック」音が、ユーザへのフィードバック源として、いかに発生するかを示す一連の事象を表す。 再保証の「クリック」音が、ユーザへのフィードバック源として、いかに発生するかを示す一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。 閉鎖位置から安全位置まで亘る多点閉鎖システムの一連の事象を表す。

Claims (41)

  1. ラゲッジケース等の周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を、単一の操作機構の使用によって調整する方法において、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けるステップを含み、
    前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、
    少なくとも、開き段階であって前記開き段階は前記ラッチング機構の脱係合をもたらし、かつ、前記ラゲッジケースが、容易にかつ自由に開くことを可能にする開き段階を設けること、
    予備閉鎖段階であって前記予備閉鎖段階は前記ラッチング機構の安全な係合をもたらす予備閉鎖段階を設けること、および、
    安全段階であって前記安全段階は前記ラゲッジケースの接合部分および二次接合部分の、引き合わせ動作をもたらす安全段階を設けること
    を含み、
    前記ラッチング機構は、少なくとも一つの雌の接合装置と当該雌の接合装置に対応する少なくとも一つの接合装置とを備え、
    前記予備閉鎖段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合せずかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合し、
    前記安全段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合しかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合する
    ことを特徴とする法。
  2. 前記少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、前記ラゲッジケースの接合部分内の滑動手段を利用して、前記ラッチング機構の位置合わせを行なうことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記滑動手段を利用して、前記ラッチング機構の位置合わせを行なう前記ステップは、さらに、前記少なくとも一つの対応する接合装置に係合して、予備閉鎖段階を成し遂げる前記少なくとも一つの雌の接合装置を、前記滑動手段に取り付けることを含み、前記予備閉鎖段階は、前記ラッチング機構の安全な係合をもたらすことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記滑動手段を利用して、前記ラッチング機構の位置合わせを行なう前記ステップは、さらに、前記少なくとも一つの対応する接合装置に係合して、予備閉鎖段階を成し遂げる前記少なくとも一つの雄の接合装置を、前記滑動手段に取り付けることを含み、前記予備閉鎖段階は、前記ラッチング機構の安全な係合をもたらすことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記接合装置を前記対応する接合装置と係合させる前記ステップは、さらに、
    前記滑動手段と係合しているハンドルシステムを回動させて、前記ラッチング機構の位置合わせを行ない、かつ、それにより、前記ラゲッジケースを前記予備閉鎖段階に入らせること、および、
    前記接合部分と二次接合部分とをさらにより近く引き合わせ、前記滑動手段に固定的に取り付けられているカムおよびカムフォロワーシステムを実行することによって前記安全段階に入ること、
    を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の方法。
  6. 前記接合装置を前記対応する接合装置と係合させる前記ステップは、さらに、前記カムを含む硬質のキャリッジと位置合わせ状態にある一連のフレクシブルリンクを移動させることによって、前記滑動手段を横方向に移動させることを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記ハンドルシステムを回動させて、前記滑動手段を係合させる前記ステップは、さらに、前記回動ハンドルシステムの操作レバー上に配置されているドライブピニオンギヤを、前記滑動手段上に配置されている対応する接合ノブと接合させることによって、前記滑動手段を係合させることを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記ハンドルシステムを回動させて、前記滑動手段を係合させる前記ステップは、さらに、前記回動ハンドルシステムの操作レバー上に配置されているベルクランクを、前記滑動手段に固定的に取り付けられているカム装置と係合させることを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  9. 前記接合装置を前記対応する接合装置と係合させる前記ステップは、さらに、前記開き段階において、一つまたはそれ以上のスプリングを利用して、前記単一の操作手段を、前記ラゲッジケースに対してバイアスすることを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  10. 前記接合装置を前記対応する接合装置と係合させる前記ステップは、さらに、一端が、前記キャリッジに接続され、かつ、他端が、前記接合装置を開きまたは予備閉鎖段階に再びバイアスするスプリングバイアスされたアクチュエータに接続された一つまたはそれ以上のスプリングを利用することを含むことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  11. ラゲッジケースの周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を、単一の操作機構の使用によって調整する前記ステップは、レバーを操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. ラゲッジケースの周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を、単一の操作機構の使用によって調整する前記ステップは、ダイアルを操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. ラゲッジケースの周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を、単一の操作機構の使用によって調整する前記ステップは、クランクを操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. ラゲッジケースの周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を、単一の操作機構の使用によって調整する前記ステップは、この技術において従来既知の装置を操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 一つまたはそれ以上のラッチング機構を、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けることによって調整する前記ステップは、さらに、ケーブルおよびリールのシステムを操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  16. 一つまたはそれ以上のラッチング機構を、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けることによって調整する前記ステップは、さらに、電気サーボモーターを操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  17. 一つまたはそれ以上のラッチング機構を、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けることによって調整する前記ステップは、さらに、前記ラッチング機構を自動的に調整することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 一つまたはそれ以上のラッチング機構を、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けることによって調整する前記ステップは、さらに、手動機構を操作することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  19. 少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、さらに、コンビネーションロックの使用によって、前記ラゲッジケースを二重に施錠することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  20. 少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、さらに、前記単一の操作手段に取り付けられている安全スプリングの使用によって、前記ラゲッジケースを二重に施錠することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  21. 少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、さらに、キー操作される錠の使用によって、前記ラゲッジケースを二重に施錠することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  22. 少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、さらに、追加の錠アセンブリの使用によって、前記ラゲッジケースを二重に施錠することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  23. 前記ラッチング機構を自動的に調整する前記ステップは、前記蓋シェルの一部に取り付けられ、デテントを起動し、前記ベースシェルフレームの一部に取り付けられ、ラッチング機構を好適な位置に位置決めするデテントトリガを設けるステップを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  24. 前記ラッチング機構を自動的に調整し、かつ、前記ラッチング機構を好適な位置に位置決めする前記ステップは、予備閉鎖段階において、前記ラッチング機構を位置決めすることを含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. ラゲッジケースの周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を調整する方法において、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けることを含み、
    前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設ける前記ステップは、
    少なくとも、開き段階であって前記開き段階は前記ラッチング機構の脱係合をもたらし、かつ、前記ラゲッジケースが、容易にかつ自由に開くことを可能にする開き段階を設けること、
    予備閉鎖段階であって前記予備閉鎖段階は前記ラッチング機構の安全な係合をもたらす予備閉鎖段階を設けること、および、
    安全段階であって前記安全段階は前記ラゲッジケースの接合部分および二次接合部分の、引き合わせ動作をもたらす安全段階を設けること
    を含み、
    前記ラッチング機構は、少なくとも一つの雌の接合装置と当該雌の接合装置に対応する少なくとも一つの接合装置とを備え、
    前記予備閉鎖段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合せずかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合し、
    前記安全段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合しかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合する
    ことを特徴とする法。
  26. ラゲッジケース等の周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を、前記ラッチング機構に少なくとも3つのラッチングの段階を設けている単一の操作機構の使用によって調整するシステムにおいて、少なくとも、開き段階であって前記開き段階は前記ラッチング機構の脱係合をもたらし、かつ、前記ラゲッジケースが、容易にかつ自由に開くことを可能にする開き段階を設けること、予備閉鎖段階であって前記予備閉鎖段階は前記ラッチング機構の安全な係合をもたらす予備閉鎖段階を設けること、および、安全段階であって前記安全段階は前記ラゲッジケースの接合部分および二次接合部分の、引き合わせ動作をもたらす安全段階を設けることを含み、
    前記ラッチング機構は、少なくとも一つの雌の接合装置と当該雌の接合装置に対応する少なくとも一つの接合装置とを備え、
    前記予備閉鎖段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合せずかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合し、
    前記安全段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合しかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合する
    ことを特徴とするシステム。
  27. 前記接合部分の一部にデテントトリガが取り付けられ、該デテントトリガは、デテントを起動し、前記二次接合部分の一部に取り付けられ、かつ、ラッチング機構を好適な位置に位置決めすることを特徴とする請求項26に記載のシステム。
  28. 前記好適な位置は、予備閉鎖位置であることを特徴とする請求項27に記載のシステム。
  29. 前記ラッチング機構の位置合わせをもたらす滑動手段をさらに含むことを特徴とする請求項26に記載のシステム。
  30. 前記滑動手段は、前記ラゲッジケースのフレーム内に配置されていることを特徴とする請求項29に記載のシステム。
  31. 前記フレームの曲げモーメントは、対向するフレームの曲げモーメントに厳密に整合されており、前記フレームは、該フレームの剛性が増大し、かつ、前記ラッチング機構の正しい位置合わせの発生率が増大するよう、強く、軽量の材料で出来ていることを特徴とする請求項30に記載のシステム。
  32. 前記ラッチング機構は、前記滑動手段に取り付けられている少なくとも一つの接合装置を含み、該少なくとも一つの接合装置は、前記ラゲッジケースの前記接合部分に取り付けられている少なくとも一つの対応する接合装置に係合して、前記予備閉鎖段階を成し遂げることを特徴とする請求項31に記載のシステム。
  33. 前記滑動手段と係合するよう回動させて、前記ラッチング機構を位置合わせし、それにより、前記ラゲッジケースを前記予備閉鎖段階に入らせるハンドルシステムを更に含むことを特徴とする請求項32に記載のシステム。
  34. 前記接合部分と前記二次接合部分とをさらにより近く引き合わせて、前記安全段階に入らせる、前記滑動手段に固定的に取り付けられているカムおよびカムフォロワーシステムをさらに含むことを特徴とする請求項33に記載のシステム。
  35. 前記カムを含む硬質のキャリッジに取り付けられ、かつ、それと位置合わせ状態にある一連のフレクシブルリンクが、前記滑動手段を横方向に移動させて、前記接合装置を前記対応する接合装置と係合させることを特徴とする請求項34に記載のシステム。
  36. 前記回動ハンドルシステムの操作レバー上に配置されているドライブピニオンギヤは、前記滑動手段上に配置されている接合する歯と対応して、前記滑動手段の横方向移動を容易にすることを特徴とする請求項35に記載のシステム。
  37. 前記回動ハンドルシステムの操作レバー上に配置されているベルクランクは、前記滑動手段に固定的に取り付けられているカム装置と係合して前記滑動手段の横方向移動を容易にすることを特徴とする請求項35に記載のシステム。
  38. 前記滑動手段に配置されているデテントは、前記カム装置に配置されているカムのデッドセンターポイントを過ぎた個所に前記操作レバーを来させるのに使用されることを特徴とする請求項37に記載のシステム。
  39. 前記デテントおよび前記滑動手段を収容しているフレームの対向フレーム内に配置されているデテントトリガは、デテントを回動させ、それによって、前記カムの前記デッドセンターポイントの先に操作レバーを回動させることを特徴とする請求項38に記載のシステム。
  40. トーションスプリングは、前記デテントを、回動された位置から再び静止位置に位置決めすることを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  41. ラゲッジケース等の周囲の周りに配置されている一つまたはそれ以上のラッチング機構を調整するシステムにおいて、少なくとも3つのラッチングの段階を含み、
    前記少なくとも3つのラッチングの段階は、少なくとも、開き段階であって前記開き段階は前記ラッチング機構の脱係合をもたらし、かつ、前記ラゲッジケースが、容易にかつ自由に開くことを可能にする開き段階、予備閉鎖段階であって前記予備閉鎖段階は前記ラッチング機構の安全な係合をもたらす予備閉鎖段階、および、安全段階であって前記安全段階は前記ラゲッジケースの接合部分および二次接合部分の、引き合わせ動作をもたらす安全段階を含み、
    前記ラッチング機構は、少なくとも一つの雌の接合装置と当該雌の接合装置に対応する少なくとも一つの接合装置とを備え、
    前記予備閉鎖段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合せずかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合し、
    前記安全段階では、前記ラゲッジケースの前記接合部分および二次接合部分は契合しかつ前記接合装置および前記対応する接合装置は契合する
    ことを特徴とするシステム。
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