JP4869859B2 - Pilot signal receiver - Google Patents
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Description
本発明は、地上デジタルテレビジョン放送のパイロット信号の受信機及びそれを用いた地上デジタルテレビジョン受信機に関する。 The present invention relates to a terrestrial digital television broadcast pilot signal receiver and a terrestrial digital television receiver using the receiver.
現在、地上デジタル放送の伝送方式として、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial)と呼ばれるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)伝送方式が実用化されている。 Currently, an OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing) transmission system called ISDB-T (Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial) is in practical use as a transmission system for terrestrial digital broadcasting.
電波産業会の標準規格ARIB STD−B31によると、このISDB−Tのパイロット信号として、スキャッタードパイロット(SP)、コンティニュアルパイロット(CP)、TMCC(Transmission Multiplexing Configuration Control)、AC(Auxiliaty Channel)の4つが記載されている。以下、パイロット信号受信機が扱うパイロット信号はTMCCを例にして説明することとする。 According to the standard ARIB STD-B31 of the Radio Industry Association, the pilot signals of this ISDB-T include scattered pilot (SP), continuous pilot (CP), TMCC (Transmission Multiplexing Configuration Control), and AC (Auxiliity Channel). Are described. Hereinafter, the pilot signal handled by the pilot signal receiver will be described using TMCC as an example.
図1は、2つのTMCCキャリア合成受信する従来のパイロット信号受信機の構成を示すブロック図である。このパイロット信号受信機は、周波数変換回路10、A/D変換回路11、直交復調回路12、複素乗算回路13、TMCCキャリア受信回路14、及び加算器31を備えている。受信したISDB−T信号は、周波数変換回路10にて中間周波数へ変換される。その後、A/D変換回路11にてデジタル信号に変換され、直交復調回路12にてI,Q信号が出力される。I,Q信号は、それぞれ複素乗算回路13に入力され、TMCCキャリア受信回路14に入力される。
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a conventional pilot signal receiver that receives two TMCC carriers in combination. The pilot signal receiver includes a
TMCCキャリア受信回路14は、乗算器15〜18、平均加算回路19〜22、係数列発生回路23,24、減算器25,28、加算器26,27、及び遅延検波回路29,30を備えている。TMCCキャリア受信回路14において、I信号及びQ信号と、係数列発生回路23から供給される「1,0,−1,0,・・・」の係数列とが、乗算器15,17にて乗算され、また、I信号及びQ信号と、係数列発生回路24から供給される「0,−1,0,1,・・・」の係数列とが、乗算器16、18にて乗算され、平均加算回路19〜22に供給される。平均加算回路19〜22は平均加算を行う。平均加算後の信号は、減算器25,28にて減算され、加算器26,27にて加算され、遅延検波回路29,30に供給される。
The TMCC
TMCCキャリアは、DBPSK(Differential Binary Phase Shift Keying)変調されており、直交復調回路12の出力の同相成分であるI信号のみに変調されているので、遅延検波回路29,30の出力信号のうち、I信号のみを加算器31にて加算することにより、2キャリア合成受信が可能となる。
Since the TMCC carrier is modulated by DBPSK (Differential Binary Phase Shift Keying) and is modulated only to the I signal which is the in-phase component of the output of the
図2は、図1に示した遅延検波回路29,30の構成を示すブロック図である。この遅延検波回路29,30は、1シンボル遅延器32,33、乗算器34〜37、減算器38、及び加算器39を備えている。遅延検波回路29と遅延検波回路30の構成は同一である。I信号は1シンボル遅延器32によって1シンボル遅延され、1シンボル遅延された前シンボルと現シンボルとが乗算器36にて乗算される。また、Q信号は1シンボル遅延器33によって1シンボル遅延され、1シンボル遅延された前シンボルと現シンボルとが乗算器37にて乗算される。そして、乗算器36の出力と乗算器37の出力とが加算器39にて加算され、検波出力Iが得られる。
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the
一方、Q信号は1シンボル遅延器33によって1シンボル遅延され、1シンボル遅延された前シンボルとI信号の現シンボルとが乗算器34にて乗算される。また、I信号は1シンボル遅延器32によって1シンボル遅延され、1シンボル遅延された前シンボルとQ信号の現シンボルとが乗算器35にて乗算される。乗算器34の出力と乗算器35の出力とが、減算器38にて減算され、検波出力Qが得られる。
On the other hand, the Q signal is delayed by one symbol by the one
図3は、図1及び図2に示した遅延検波回路29,30によるDBPSK変調のTMCCキャリア検波出力のコンスタレーションを示す図である。ISDB−T方式はOFDM信号が基本であり、送信されたOFDM信号の中心周波数と、受信するOFDMのキャリア周波数との差分Δfcにより、ガードインターバル期間に受信側の位相がずれることになる。そのままでは、受信側の位相ずれがシンボル毎に毎回発生するため、図1に示したパイロット信号受信機及び図2に示した遅延検波回路29,30では、図3に示すようにπ/4の位相回転が生じてしまう。その結果、I軸方向の振幅が相対的に1/√2となってしまい、TMCCキャリア合成による受信感度の向上を妨げていた。尚、位相ずれの詳細については、特許3046960号公報を参照されたい。
FIG. 3 is a diagram showing a constellation of TMCC carrier detection output of DBPSK modulation by the
また、カバンやポケットの中など、携帯端末のアンテナを収納した状態でISDB−Tのパイロット信号キャリアを受信するには、2キャリア合成受信で得られた利得では十分ではなかった。 Further, in order to receive the ISDB-T pilot signal carrier in a state where the antenna of the portable terminal is housed such as in a bag or pocket, the gain obtained by the two-carrier combined reception is not sufficient.
図4は、狭帯域周波数補正回路を含む従来のパイロット信号受信機の構成を示すブロック図である。このパイロット信号受信機は、周波数変換回路40、A/D変換回路41、直交復調回路42、複素乗算回路43、TMCCキャリア受信回路50、及び狭帯域周波数補正回路51を備えている。受信したISDB−T受信信号は、周波数変換回路40にて中間周波数へ変換される。その後、A/D変換回路41にてデジタル信号に変換され、直交復調回路42にてI,Q信号が出力される。そして、複素乗算回路43にて、この直交復調回路42の出力であるI,Q信号に対し、狭帯域周波数補正回路51から供給される係数を乗算することにより、周波数が補正される。ここで、複素乗算回路43は、乗算器44〜47、減算器48、及び加算器49を備えている。
FIG. 4 is a block diagram showing a configuration of a conventional pilot signal receiver including a narrowband frequency correction circuit. The pilot signal receiver includes a
狭帯域周波数補正回路51は、有効シンボル長遅延器52,53、乗算器54,55、移動平均算出部56,57、周波数誤差検出部58、及び適応位相制御回路59を備えている。狭帯域周波数補正回路51において、有効シンボル長遅延器52、53にて複素乗算回路43の出力であるI,Q信号をそれぞれ有効シンボル期間だけ遅延させる。有効シンボル期間だけ遅延させた前シンボルのI,Q信号と現シンボルのI信号とを乗算器54、55にて乗算し、移動平均算出部56,57にて移動平均を求める。これにより、ガードインターバル期間の相関出力が得られる。その相関出力の逆正接を周波数誤差検出部58にて求めることにより、周波数誤差が検出される。その周波数誤差を打ち消すように、適応位相制御回路59にてループ利得が乗算され、その後sin,cosに変換され、その係数が複素乗算器43に供給される。
The narrowband
複素乗算回路43において、狭帯域周波数補正回路51から供給される係数は乗算器44〜47にて乗算され、減算器48にて減算され、加算器49にて加算される。これにより、周波数ずれを補正することができる。しかし、前記狭帯域周波数補正回路51では、周波数補正可能な周波数範囲がキャリア間隔の±1/2までという制限があった。
In the
複素乗算回路43により周波数ずれが補正されたI,Q信号は、TMCCキャリア受信回路50に供給される。ここで、TMCCキャリア受信回路50は図1に示したTMCCキャリア受信回路14と同一の構成を有する。尚、図4において、TMCCキャリア受信回路50の後段に設けた加算器は省略してある。
The I and Q signals whose frequency shift is corrected by the
ところで、前述したパイロット信号受信機に関連する先行技術文献には、例えば特許文献1,2に記載のものがある。
By the way, prior art documents related to the pilot signal receiver described above include those described in
図1に示した従来のパイロット信号受信機では、有効シンボル長に1/8のガードインターバルが付加されているため、π/4の位相回転が生じ、その結果受信信号の検波出力の振幅が相対的に1/√2となり、2キャリア合成による性能向上が十分に発揮されないという問題があった。 In the conventional pilot signal receiver shown in FIG. 1, since a guard interval of 1/8 is added to the effective symbol length, a phase rotation of π / 4 occurs, and as a result, the amplitude of the detection output of the received signal is relative. Therefore, there is a problem that the performance improvement by the two-carrier synthesis is not sufficiently exhibited.
また、携帯端末などのアンテナを収納した状態では、2キャリア合成受信による受信感度の向上が十分ではないという問題があった。 Further, in the state where the antenna of a portable terminal or the like is housed, there is a problem that the reception sensitivity is not sufficiently improved by the two-carrier combined reception.
また、図4に示した従来のパイロット信号受信機に備えた狭帯域周波数補正回路51では、周波数補正可能な周波数範囲がキャリア間隔の±1/2までという制限があり、受信機チューナの温度変化による周波数ドリフトなどには対応できないという問題があった。
Further, in the narrowband
そこで、本発明は前記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、パイロット信号キャリアを合成受信するに際し、その受信性能を向上させることが可能なパイロット信号受信機を提供することにある。 Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a pilot signal receiver capable of improving the reception performance when combining and receiving pilot signal carriers. is there.
上記課題を解決するため、本発明によるパイロット信号受信機は、地上デジタルテレビジョン放送のパイロット信号キャリアを受信し、前記パイロット信号キャリアからパイロット信号を復調するパイロット信号受信機において、2つのパイロット信号キャリアを同時に受信する2キャリア受信回路と、他のパイロット信号キャリアについて、当該他のパイロット信号キャリア周波数と前記2キャリア受信回路における1つまたは2つのパイロット信号キャリア周波数との間の差分を予めキャリアシフトしてそれぞれ受信する1つまたは2つの1キャリア受信回路と、前記2キャリア受信回路及び前記1キャリア受信回路により受信されたパイロット信号キャリアを合成するキャリア合成回路と、を備え、前記1キャリア受信回路は、受信した1つのパイロット信号キャリアについて、位相回転による補正を行う第1の検波回路を有し、前記2キャリア受信回路は、受信した2つのパイロット信号キャリアについて、位相回転による補正を行う第2の検波回路を有することを特徴とする。 In order to solve the above-described problems, a pilot signal receiver according to the present invention receives a pilot signal carrier for terrestrial digital television broadcasting and demodulates a pilot signal from the pilot signal carrier. For the other pilot signal carrier and the other pilot signal carrier, the difference between the other pilot signal carrier frequency and one or two pilot signal carrier frequencies in the two-carrier receiving circuit is carrier-shifted in advance. One or two 1-carrier receiving circuits that respectively receive, and a carrier combining circuit that combines pilot signal carriers received by the two-carrier receiving circuit and the one-carrier receiving circuit, the one-carrier receiving circuit comprising: Receive A first detection circuit that performs correction by phase rotation for only one pilot signal carrier, and the two-carrier reception circuit performs a second detection circuit that performs correction by phase rotation for the two received pilot signal carriers. It is characterized by having .
これにより、検波時に、位相回転補正項をパイロット信号キャリアに追加するようにしたから、キャリア合成により受信感度を損なうことがない。また、1つのセグメントに配置されているTMCCキャリア全てを合成受信するようにしたから、これまで以上のキャリア合成利得を得ることができ、カバンやポケットの中などアンテナが収納された状態であっても、受信感度を一層向上させることができる。
As a result, since the phase rotation correction term is added to the pilot signal carrier at the time of detection, reception sensitivity is not impaired by carrier synthesis. In addition, since all TMCC carriers arranged in one segment are combined and received, it is possible to obtain a higher carrier combining gain than before, and the antenna is stored in a bag or pocket. However, the reception sensitivity can be further improved.
また、本発明によるパイロット信号受信機は、さらに、キャリア間隔を最小単位として順次キャリアシフトさせるための係数を生成する広帯域周波数補正回路を備えたことを特徴とする。これにより、特定の基準信号(パイロット信号)を用いない広帯域周波数補正回路において、キャリア同期後にキャリア間隔を最小単位としてキャリアシフトするようにしたから、キャリア間隔の±1/2以上の周波数ずれに対して周波数補正が可能となる。 The pilot signal receiver according to the present invention further includes a broadband frequency correction circuit that generates a coefficient for sequentially shifting the carrier with the carrier interval as a minimum unit. As a result, in a broadband frequency correction circuit that does not use a specific reference signal (pilot signal), carrier shift is performed with the carrier interval as the minimum unit after carrier synchronization. Frequency correction is possible.
この場合、前記広帯域周波数補正回路が、周波数軸上のキャリアシフト方向を、所定のキャリア周波数を中心として前後交互にキャリアサーチさせるための係数を生成することが好適である。これにより、TMCCキャリア同期までの時間を短縮することができる。 In this case, it is preferable that the broadband frequency correction circuit generates a coefficient for performing a carrier search alternately in the front-rear direction around a predetermined carrier frequency in the carrier shift direction on the frequency axis. Thereby, the time until TMCC carrier synchronization can be shortened.
また、前記広帯域周波数補正回路が、パイロット信号同期が確立した後に、キャリアサーチさせる周波数範囲を制限した係数を生成することが好適である。これにより、一瞬でもTMCC同期確立したときには、キャリアシフトの周波数範囲を狭めることにより、TMCCキャリア同期までの時間を一層短縮することができる。 Further, it is preferable that the broadband frequency correction circuit generates a coefficient that limits a frequency range for carrier search after pilot signal synchronization is established. Thereby, when TMCC synchronization is established even for a moment, the time until TMCC carrier synchronization can be further shortened by narrowing the frequency range of carrier shift.
以上のように、本発明によれば、パイロット信号キャリアを合成受信するに際し、その受信性能を向上させることが可能となる。 As described above, according to the present invention, it is possible to improve the reception performance when combining and receiving a pilot signal carrier.
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔π/4位相回転補正〕
図5は、本発明の実施の形態によるパイロット信号受信機に備えたπ/4シフト遅延検波回路の構成を示すブロック図である。このパイロット信号受信機は、図1及び図2に示した従来のパイロット信号受信機における遅延検波回路29,30の代わりに、また、図4に示した従来のパイロット信号受信機におけるTMCCキャリア受信回路50内に備えた遅延検波回路(図示せず)の代わりに、π/4シフト遅延検波回路60を備えたものである。図5に示すように、π/4シフト遅延検波回路60は、1シンボル遅延器61,62、加算器63,69、減算器64,70、及び乗算器65〜68を備えている。
The best mode for carrying out the present invention will be described below in detail with reference to the drawings.
[Π / 4 phase rotation correction]
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a π / 4 shift delay detection circuit provided in the pilot signal receiver according to the embodiment of the present invention. This pilot signal receiver uses a TMCC carrier reception circuit in the conventional pilot signal receiver shown in FIG. 4 instead of the
ここでは、直交復調されたあるサンプル時刻nの同相成分の入力信号をIn、1シンボル遅延器61により1シンボル期間だけ遅延された信号をIn−1、あるサンプル時刻nの直交成分の入力信号をQn、1シンボル遅延器62により1シンボル期間だけ遅延された信号をQn−1とする。π/4シフト遅延検波回路60の入力信号をSin,n、出力信号をSout,nとすると、遅延検波出力は、現シンボルSin,n(In+jQn)と前シンボルの複素共役Sin,n−1 *(In−1−jQn−1)との乗算で表すことができる。
Here, the input signal of the in-phase component at a certain sample time n demodulated in quadrature is I n , the signal delayed by one symbol period by the 1-
また、出力信号に対して−π/4の位相回転を与えることから、次式で表すことができる。ただし、S*は、Sの複素共役を表す。
TMCC信号はDBPSK変調された信号であり、同相成分のみに変調信号が含まれているため、I信号について符号判定を行えばよい。したがって、Q信号出力系の回路を省略することにより、本回路を簡略化することができる。図6は、図5に示したπ/4シフト遅延検波回路60を簡略化した回路の構成を示すブロック図である。この簡略化したπ/4シフト遅延検波回路60は、1シンボル遅延器61,62、加算器63,69、減算器64、及び乗算器65,67を備えている。図5と比較すると、図6のπ/4シフト遅延検波回路60は、減算器70及び乗算器66,68を備えていない点で簡略化されているといえる。
Since the TMCC signal is a DBPSK-modulated signal, and the modulated signal is included only in the in-phase component, the sign determination may be performed for the I signal. Therefore, this circuit can be simplified by omitting the Q signal output system circuit. FIG. 6 is a block diagram showing a circuit configuration in which the π / 4 shift
尚、図6に示した、Q信号出力系の回路を省略して簡略化したπ/4シフト遅延検波回路60は、TMCC信号だけでなく、AC信号及びCP信号にも適用することができる。
Note that the π / 4 shift
図7は、図5及び図6に示したπ/4シフト遅延検波回路60によるTMCCキャリア検波出力のコンスタレーションを示す図である。π/4シフト遅延検波回路60により、図7に示すようなDBPSK変調のコンスタレーションを得ることができる。
FIG. 7 is a diagram showing a constellation of TMCC carrier detection output by the π / 4 shift
このように、π/4シフト遅延検波回路60が−π/4の位相回転補正を行うようにした。これにより、有効シンボル長に1/8のガードインターバルが付加されていることに伴うπ/4の位相回転を補正することができる。したがって、キャリア合成により受信感度を損なうことがない。
As described above, the π / 4 shift
〔4キャリア合成受信〕
図8は、モード3、セグメント番号0におけるTMCCキャリア配置図である。図8から、TMCC信号は、キャリア番号が101,131,286,349のキャリアに割り当てられていることがわかる。図中のキャリア番号225は、TMCC4キャリアのうちの両端の101,349の中央に位置するキャリアの番号である。
[4-carrier composite reception]
FIG. 8 is a TMCC carrier arrangement diagram in
図9は、図8に示したTMCC4キャリアについて、これらのTMCC4キャリアを合成受信する本発明の実施の形態によるパイロット信号受信機の構成を示すブロック図である。このパイロット信号受信機は、周波数変換回路101、A/D変換回路102、直交復調回路103、複素乗算回路104、狭帯域周波数補正回路105、2キャリア受信回路110、1キャリア受信回路120,130、加算器140〜142、及びTMCCキャリア判定回路143を備えている。
FIG. 9 is a block diagram showing a configuration of a pilot signal receiver according to the embodiment of the present invention for combining and receiving the TMCC4 carriers shown in FIG. This pilot signal receiver includes a
周波数変換回路101は、ISDB−T受信信号を入力し、中間周波数fIFに周波数変換する。A/D変換回路102は、周波数変換された中間周波数fIF信号を入力し、A/D変換する。直交復調回路103は、A/D変換されたデジタル信号を入力し、I,Q信号に直交復調する。複素乗算回路104は、I,Q信号を入力し、狭帯域周波数補正回路105からサイン係数及びコサイン係数を入力し、I,Q信号にこれらの係数を乗算して周波数ずれを補正する。ここで、複素乗算回路104及び狭帯域周波数補正回路105は、図4に示した複素乗算回路43及び狭帯域周波数補正回路51と同等の機能を有する。
The
2キャリア受信回路110は、キャリア番号101(#101)のTMCC信号及びキャリア番号349(#349)のTMCC信号の2キャリアを受信する回路であり、複素乗算回路104により周波数ずれが補正されたI,Q信号を入力し、後述する処理を施し、TMCCキャリアの2つのI信号を加算器140に出力する。
The two-carrier receiving circuit 110 is a circuit that receives two carriers of the TMCC signal having the carrier number 101 (# 101) and the TMCC signal having the carrier number 349 (# 349). , Q signals are input, processing described later is performed, and two I signals of the TMCC carrier are output to the
1キャリア受信回路120は、キャリア番号131(#131)のTMCC信号の1キャリアを受信する回路であり、複素乗算回路104により周波数ずれが補正されたI,Q信号を入力し、後述する処理を施し、TMCCキャリアの1つのI信号を加算器142に出力する。
The one-
1キャリア受信回路130は、キャリア番号286(#286)のTMCC信号の1キャリアを受信する回路であり、複素乗算回路104により周波数ずれが補正されたI,Q信号を入力し、後述する処理を施し、TMCCキャリアの1つのI信号を加算器142に出力する。
The one-
加算器140は、2キャリア受信回路110から2つのTMCCキャリアのI信号を入力して加算する。加算器142は、1キャリア受信回路120から1つのTMCCキャリアのI信号と、1キャリア受信回路130から1つのTMCCキャリアのI信号とを入力して加算する。そして、加算器141は、加算器140の加算結果と加算器142の加算結果とを加算し、TMCC4キャリアの合成出力のI信号を得る。
The
TMCCキャリア判定回路143は、TMCC4キャリアの合成出力のI信号を入力し、この信号のビットストリームと予め設定されたTMCC同期信号とをビット比較してTMCC同期確立判定を行う。各ビットが一致している場合は同期確立しているとして、TMCC同期確立信号(以下、同期確立信号をいう。)を2キャリア受信回路110のキャリアシフト量指示回路116、1キャリア受信回路120のキャリアシフト量指示回路125及び1キャリア受信回路130のキャリアシフト量指示回路135に出力する。尚、TMCCキャリア判定回路143の詳細については後述する。
The TMCC
ここで、2キャリア受信回路110は、複素乗算回路111、複素平均加算回路112、π/4シフト遅延検波回路113,114、係数発生回路115、及びキャリアシフト量指示回路116を備えている。1キャリア受信回路120は、複素乗算回路121、複素平均加算回路122、π/4シフト遅延検波回路123、係数発生回路124、及びキャリアシフト量指示回路125を備えている。1キャリア受信回路130は、複素乗算回路131、複素平均加算回路132、π/4シフト遅延検波回路133、係数発生回路134、及びキャリアシフト量指示回路135を備えている。
Here, the 2-carrier reception circuit 110 includes a
2キャリア受信回路110のキャリアシフト量指示回路116、1キャリア受信回路120のキャリアシフト量指示回路125、及び1キャリア受信回路130のキャリアシフト量指示回路135に与えられる初期値Ninitialは、それぞれ、0,−30,+63である。キャリアシフト量指示回路116,125,135は、TMCCキャリア判定回路143から同期確立信号を入力し、初期値Ninitialに応じたキャリアシフト量を生成して係数発生回路115,124,134にそれぞれ出力する。尚、キャリアシフト量指示回路116,125,135の詳細については後述する。
The initial value N initial provided to the carrier shift
係数発生回路115,124,134は、キャリアシフト量指示回路116,125,135からキャリアシフト量を入力し、キャリアシフト量に応じたサイン(sin)の係数及びコサイン(cos)の係数を生成して複素乗算回路111,121,131にそれぞれ出力する。尚、係数発生回路115,124,134の詳細については後述する。
The
複素乗算回路111は、キャリアシフト量指示回路116によるシフト量0を初期値とし、係数発生回路115による係数を入力し、周波数シフトを行い、周波数シフトしたI,Q信号を複素平均加算回路112に出力する。また、複素乗算回路121は、キャリアシフト量指示回路125によるシフト量−30を初期値とし、係数発生回路124による係数を入力し、周波数シフトを行い、周波数シフトしたI,Q信号を複素平均加算回路122に出力する。また、複素乗算回路131は、キャリアシフト量指示回路135によるシフト量+63を初期値とし、係数発生回路134による係数を入力し、周波数シフトを行い、周波数シフトしたI,Q信号を複素平均加算回路132に出力する。尚、複素乗算回路111,121,131は、図4に示した複素乗算回路43と同一の構成を有する。
The
図10は、図9に示した2キャリア受信回路110に含まれる2キャリア用の複素平均加算回路112の構成を示すブロック図である。この複素平均加算回路112は、乗算器150〜153、平均加算回路154〜157、係数列発生回路158,159、減算器160,163、及び加算器161,162を備えている。ここで、複素平均加算回路112の構成は、図1に示したTMCCキャリア受信回路14における乗算器15〜18、平均加算回路19〜22、係数列発生回路23,24、減算器25,28、及び加算器26,27による構成と同一であるので、ここでは説明を省略する。
FIG. 10 is a block diagram showing a configuration of a 2-carrier complex
図11は、図9に示した1キャリア受信回路120に含まれる1キャリア用の複素平均加算回路122の構成を示すブロック図である。この複素平均加算回路122は、乗算器170〜173、平均加算回路174〜177、係数列発生回路178,179、減算器180、及び加算器181を備えている。ここで、複素平均加算回路122の構成は、図1に示したTMCCキャリア受信回路14における乗算器15〜18、平均加算回路19〜22、係数列発生回路23,24、減算器25、及び加算器27による構成と同一であるので、ここでは説明を省略する。
FIG. 11 is a block diagram showing a configuration of a 1-carrier complex
図12は、図9に示した1キャリア受信回路130に含まれる1キャリア用の複素平均加算回路132の構成を示すブロック図である。この複素平均加算回路132は、乗算器190〜193、平均加算回路194〜197、係数列発生回路198,199、減算器201、及び加算器200を備えている。ここで、複素平均加算回路132の構成は、図1に示したTMCCキャリア受信回路14における乗算器15〜18、平均加算回路19〜22、係数列発生回路23,24、加算器26、及び減算器28による構成と同一であるので、ここでは説明を省略する。
12 is a block diagram showing a configuration of a complex
図11に示した複素平均加算回路122及び図12に示した複素平均加算回路132は、図10に示した複素平均加算回路112の一部と同一の構成である。換言すれば、入力信号の周波数を−30キャリア分オフセット付加することにより、つまり、キャリアシフト量指示回路116において初期値Ninitialの−30を加算することにより、#101の2キャリア受信回路110において#131のTMCCキャリアを受信することができる。同様に、キャリアシフト量指示回路116において初期値Ninitialの+63を加算することにより、#349の2キャリア受信回路110において#286のTMCCキャリアを受信することができる。
The complex
π/4シフト遅延検波回路113,114,123,133は、入力したI,Q信号に対し−π/4の位相回転補正を行い、補正したI信号をそれぞれ加算器140,142に出力する。π/4シフト遅延検波回路113,114,123,133は、図5及び図6に示したπ/4シフト遅延検波回路60と同一の構成であるので、ここでは説明を省略する。
The π / 4 shift
このように、図9に示したパイロット信号受信機によれば、2キャリア受信回路110及び1キャリア受信回路120,130が4キャリアのパイロット信号を検波し、加算器140〜142が検波された信号を加算合成するようにした。これにより、2キャリアを検波して加算合成する場合に比べて、より以上のキャリア合成利得が得られ、カバンやポケットの中などアンテナが収納された状態の携帯端末であっても、受信感度を一層向上させることができる。
As described above, according to the pilot signal receiver shown in FIG. 9, the 2-carrier receiving circuit 110 and the 1-
尚、図9に示したパイロット信号受信機は、TMCC4キャリアを合成受信するものであるが、TMCC3キャリアを合成受信するように構成してもよい。この場合、2キャリア受信回路110及び1キャリア受信回路120を備えていればよく、1キャリア受信回路130は不要となる。
Although the pilot signal receiver shown in FIG. 9 combines and receives TMCC4 carriers, the pilot signal receiver may be configured to combine and receive TMCC3 carriers. In this case, the two-carrier receiving circuit 110 and the one-
〔キャリア間隔の1/2以上の周波数補正〕
図13は、キャリア間隔の1/2以上の周波数ずれを周波数補正する広帯域周波数補正回路の動作を説明する図である。ここで、広帯域周波数補正とは、従来技術による周波数補正回路(図4に示した狭帯域周波数補正回路51)によって同期のとれたキャリア周波数fCから、キャリア間隔Δfの整数(n)倍離れたキャリアに同期するために、キャリア間隔Δf単位で周波数シフトすることをいう。つまり、同期しているキャリア周波数fCからfC+nΔfに周波数シフトするものである。
[Frequency correction of 1/2 or more of the carrier interval]
FIG. 13 is a diagram for explaining the operation of the wideband frequency correction circuit that corrects the frequency of a frequency shift of ½ or more of the carrier interval. Here, the broadband frequency correction is an integer (n) times the carrier interval Δf away from the carrier frequency f C synchronized by the conventional frequency correction circuit (the narrow band
図14は、広帯域周波数補正回路を含む本発明の実施の形態によるパイロット信号受信機の構成を示すブロック図である。このパイロット信号受信機は、周波数変換回路70、A/D変換回路71、直交復調回路72、複素乗算回路73、狭帯域周波数補正回路74、複素乗算回路75、広帯域周波数補正回路76、TMCCキャリア受信回路77、及び加算器84を備えている。
FIG. 14 is a block diagram showing a configuration of a pilot signal receiver according to an embodiment of the present invention including a wideband frequency correction circuit. The pilot signal receiver includes a
周波数変換回路70、A/D変換回路71、直交復調回路72、複素乗算回路73及び狭帯域周波数補正回路74は、図9に示した周波数変換回路101、A/D変換回路102、直交復調回路103、複素乗算回路104及び狭帯域周波数補正回路105とそれぞれ同一の構成であるので、ここでは説明を省略する。
The
複素乗算回路75及び広帯域周波数補正回路76は、複素乗算回路73及び狭帯域周波数補正回路74によりキャリア間隔の±1/2以内で周波数ずれが補正されたI,Q信号を入力し、キャリア間隔の±1/2以上の周波数ずれを補正する。尚、複素乗算回路75は、複素乗算回路73と同一の構成を有し、これらの回路は、図4に示した複素乗算回路43と同一の構成を有する。
The
TMCCキャリア受信回路77は、複素乗算回路75及び広帯域周波数補正回路76によりキャリア間隔の±1/2以上の周波数ずれが補正されたI,Q信号を入力し、TMCC2キャリアのI信号を出力する。加算器84は、TMCCキャリア受信回路77からのTMC2キャリアのI信号を加算する。これにより、TMCC2キャリアの合成受信が行われる。このパイロット信号受信機により、周波数間隔の±1/2以上の周波数ずれが発生しても、TMCCを受信することができる。
The TMCC
図15は、図14に示した広帯域周波数補正回路76の構成を示すブロック図である。この広帯域周波数補正回路76は、TMCCキャリア判定回路85、キャリアシフト量指示回路86、及び係数発生回路87を備えている。広帯域周波数補正回路76は、加算器84により2つのキャリア合成出力のI信号を入力し、複素乗算回路75において乗算するための係数を生成する。
FIG. 15 is a block diagram showing a configuration of wideband
図16は、図15に示したTMCCキャリア判定回路85の構成を示すブロック図である。このTMCCキャリア判定回路85は、ビット比較器88、及び図示しないTMCC同期信号発生器を備えている。ビット比較器88は、加算器84からのキャリア合成出力のI信号のみ符号判定を行うことにより得られたTMCCのビットストリームと、TMCC同期信号発生器からのフレーム毎で交互に送出される16ビットの固定ビット列であるTMCC同期信号w0=0011010111101110及びw1=1100101000010001とを比較する。比較したビットがTMCC同期信号w0またはw1に全て一致すれば、周波数同期しているキャリアがTMCCキャリアであると判定し、同期確立信号を出力する。
FIG. 16 is a block diagram showing a configuration of TMCC
図17は、図15に示したキャリアシフト量指示回路86の構成を示すブロック図である。このキャリアシフト量指示回路86は、カウンタ89、カウンタ幅制御回路90、キャリアシフト変換回路91、及び加算器92を備えている。カウンタ89及びカウンタ幅制御回路90は、TMCCキャリア判定回路85から出力された同期確立信号を入力する。カウンタ89は、同期確立信号を入力するまでカウント動作し、カウント値をキャリアシフト変換回路91に出力する。そして、同期確立信号を入力するとカウンタ動作を停止してカウント値を保持する。カウンタ幅制御回路90は、同期確立信号を1度でも入力すると、カウンタ数の上限値を下げるための制御信号をカウンタ89に出力する。これは、一瞬でも同期確立したならば、周波数が比較的近いところまで周波数補正されていると判断し、カウンタ数の上限値を下げ、キャリアシフトの周波数範囲を狭める。これにより、TMCCキャリア同期までの時間短縮を図ることができる。
FIG. 17 is a block diagram showing a configuration of carrier shift
例えば、カウンタ幅制御回路90は、同期確立信号を入力するまでは、カウント値の上限を100とする制御信号をカウンタ89に出力し、カウンタ89は、カウント値として0〜100を用いる。そして、カウンタ幅制御回路90は、同期確立信号を入力すると、カウント値の上限を40とする制御信号をカウンタ89に出力する。カウンタ89は、カウンタ幅制御回路90から制御信号を入力し、同期が外れた後にさらに同期確立信号を入力するまで、カウント値として0〜40を用いる。
For example, the counter
キャリアシフト変換回路91は、カウンタ89からカウント値を入力し、入力した正数であるカウンタ値をそれぞれnshift=「0,+1,−1,+2,−2,+3,−3・・・」または「0,−1,+1,−2,+2,−3,+3,・・・」のように、正負の整数が交互に出力(ジグザグスキャン)するように変換する。このようなキャリアシフト変換回路91を用いることにより、狭帯域周波数補正回路74により同期したキャリア周波数fCを中心として、周波数軸上に対して正負方向で交互に、キャリア周波数サーチが行われる。これにより、サーチ方向と逆方向の隣接キャリアがTMCCキャリアである場合、目的とするキャリア同期までの時間を大幅に短縮することができる。
The carrier
加算器92は、キャリアシフト変換回路91の出力nshiftと、初期値Ninitialとを加算し、キャリアシフト量nを出力する。この初期値Ninitialを加算するにより、キャリアシフトにオフセットを付加することができる。例えば、図9に示したキャリアシフト量指示回路116,125,135におけるNinitialのように使用することができる。
The
図18は、図15に示した係数発生回路87の構成を示すブロック図である。ここでは、1有効シンボルのサンプル数を496とした場合の例を示す。この係数発生回路87は、加算器93、1サンプル遅延器94、剰余演算回路95、sin発生器96、及びcos発生器97を備えている。加算器93は、キャリアシフト量指示回路86からのキャリアシフト量nと、1サンプル遅延器94により1サンプル遅延された1サンプル前の信号とを加算する。剰余演算回路95は、加算器93による加算結果を入力し、496の剰余を出力する。sin発生器96及びcos発生器97は、剰余演算回路95から剰余を入力し、それぞれサイン係数及びコサイン係数を複素乗算回路75に出力する。
FIG. 18 is a block diagram showing a configuration of
このように、図14に示したパイロット信号受信機によれば、広帯域周波数補正回路76及び複素乗算回路75が、キャリア間隔が±1/2以上の周波数ずれを補正するようにした。これにより、受信チューナや発振器などにおいて温度ドリフトが発生しても、これに伴う周波数ずれを補正することができる。
As described above, according to the pilot signal receiver shown in FIG. 14, the wideband
また、図14に示したパイロット信号受信機によれば、広帯域周波数補正回路76のキャリアシフト量指示回路86が、TMCC同期がなされるまでの間、複素乗算回路75においてキャリア周波数fcを中心に正負方向に交互に周波数シフトするように、キャリアシフト量を出力するようにした。これにより、複素乗算回路75において一方向に周波数シフトするのではなく、正負方向に交互にシフトするようになるから、キャリア同期までの時間を短縮することができる。
Further, according to the pilot signal receiver shown in FIG. 14, until the carrier shift
10,40,70,101 周波数変換回路
11,41,71,102 A/D変換回路
12,42,72,103 直交復調回路
13,43,73,75,104,111,121,131 複素乗算回路
14,50,77 TMCCキャリア受信回路
15〜18,34〜37,44〜47,54,55,65〜68,150〜153,170〜173,190〜193 乗算器
19〜22,154〜157,174〜177,194〜197 平均加算回路
23,24,158,159,178,179,198,199 係数列発生回路
25,28,38,48,64,70,78,81,160,163,180,201 減算器
26,27,31,39,49,63,69,79,80,84,92,93,140〜142,161,162,181,200 加算器
29,30 遅延検波回路
32,33,61,62 1シンボル遅延器
51,74,105 狭帯域周波数補正回路
52,53 有効シンボル長遅延器
56,57 移動平均算出部
58 周波数誤差検出部
59 適応位相制御回路
60,82,83,113,114,123,133 π/4シフト遅延検波回路
76 広帯域周波数補正回路
85,143 TMCCキャリア判定回路
86,116,125,135 キャリアシフト量指示回路
87,115,124,134 係数発生回路
88 ビット比較器
89 カウンタ
90 カウンタ幅制御回路
91 キャリアシフト変換回路
94 1サンプル遅延器
95 剰余演算回路
96 sin発生器
97 cos発生器
110 2キャリア受信回路
112,122,132 複素平均加算回路
120,130 1キャリア受信回路
10, 40, 70, 101 Frequency conversion circuit 11, 41, 71, 102 A / D conversion circuit 12, 42, 72, 103 Orthogonal demodulation circuit 13, 43, 73, 75, 104, 111, 121, 131 Complex multiplication circuit 14, 50, 77 TMCC carrier receiving circuit 15-18, 34-37, 44-47, 54, 55, 65-68, 150-153, 170-173, 190-193 Multipliers 19-22, 154-157, 174 to 177, 194 to 197 Average addition circuit 23, 24, 158, 159, 178, 179, 198, 199 Coefficient sequence generation circuit 25, 28, 38, 48, 64, 70, 78, 81, 160, 163, 180 , 201 Subtractor 26, 27, 31, 39, 49, 63, 69, 79, 80, 84, 92, 93, 140 to 142, 161, 1 2,181,200 Adder 29,30 Delay detection circuit 32,33,61,62 1 symbol delay unit 51,74,105 Narrow band frequency correction circuit 52,53 Effective symbol length delay unit 56,57 Moving average calculation unit 58 Frequency error detector 59 Adaptive phase control circuit 60, 82, 83, 113, 114, 123, 133 π / 4 shift delay detection circuit 76 Broadband frequency correction circuit 85, 143 TMCC carrier determination circuit 86, 116, 125, 135 Carrier shift Quantity indicating circuit 87, 115, 124, 134 Coefficient generation circuit 88 Bit comparator 89 Counter 90 Counter width control circuit 91 Carrier shift conversion circuit 94 1 sample delay circuit 95 Remainder operation circuit 96 sin generator 97 cos generator 110 2 carrier reception Circuit 112, 122, 132 Complex plane Average addition circuit 120, 130 1-carrier reception circuit
Claims (4)
2つのパイロット信号キャリアを同時に受信する2キャリア受信回路と、
他のパイロット信号キャリアについて、当該他のパイロット信号キャリア周波数と前記2キャリア受信回路における1つまたは2つのパイロット信号キャリア周波数との間の差分を予めキャリアシフトしてそれぞれ受信する1つまたは2つの1キャリア受信回路と、
前記2キャリア受信回路及び前記1キャリア受信回路により受信されたパイロット信号キャリアを合成するキャリア合成回路と、を備え、
前記1キャリア受信回路は、受信した1つのパイロット信号キャリアについて、位相回転による補正を行う第1の検波回路を有し、
前記2キャリア受信回路は、受信した2つのパイロット信号キャリアについて、位相回転による補正を行う第2の検波回路を有する
ことを特徴とするパイロット信号受信機。 In a pilot signal receiver that receives a pilot signal carrier of digital terrestrial television broadcasting and demodulates a pilot signal from the pilot signal carrier,
A two-carrier receiving circuit for simultaneously receiving two pilot signal carriers;
For other pilot signal carriers, one or two ones for receiving a carrier shift in advance for the difference between the other pilot signal carrier frequency and one or two pilot signal carrier frequencies in the two-carrier receiving circuit, respectively. A carrier receiving circuit;
A carrier synthesizing circuit that synthesizes a pilot signal carrier received by the two-carrier receiving circuit and the one-carrier receiving circuit;
The one-carrier receiving circuit has a first detection circuit that performs correction by phase rotation for one received pilot signal carrier,
The pilot signal receiver, wherein the two-carrier reception circuit includes a second detection circuit that performs correction by phase rotation on the two received pilot signal carriers .
さらに、キャリア間隔を最小単位として順次キャリアシフトさせるための係数を生成する広帯域周波数補正回路を備えたことを特徴とするパイロット信号受信機。 The pilot signal receiver according to claim 1 , wherein
Further, a pilot signal receiver comprising a wideband frequency correction circuit for generating a coefficient for sequentially shifting carriers with a carrier interval as a minimum unit.
前記広帯域周波数補正回路が、周波数軸上のキャリアシフト方向を、所定のキャリア周波数を中心として前後交互にキャリアサーチさせるための係数を生成することを特徴とするパイロット信号受信機。 The pilot signal receiver according to claim 2 , wherein
The pilot signal receiver, wherein the broadband frequency correction circuit generates a coefficient for performing a carrier search alternately in the front-rear direction around a predetermined carrier frequency in a carrier shift direction on a frequency axis.
前記広帯域周波数補正回路が、パイロット信号同期が確立した後に、キャリアサーチさせる周波数範囲を制限した係数を生成することを特徴とするパイロット信号受信機。 The pilot signal receiver according to claim 3 , wherein
A pilot signal receiver, wherein the broadband frequency correction circuit generates a coefficient that limits a frequency range for carrier search after pilot signal synchronization is established.
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