JP4869666B2 - モータ構造およびモータのヨーク - Google Patents

モータ構造およびモータのヨーク Download PDF

Info

Publication number
JP4869666B2
JP4869666B2 JP2005273889A JP2005273889A JP4869666B2 JP 4869666 B2 JP4869666 B2 JP 4869666B2 JP 2005273889 A JP2005273889 A JP 2005273889A JP 2005273889 A JP2005273889 A JP 2005273889A JP 4869666 B2 JP4869666 B2 JP 4869666B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
motor
bearing bracket
flange portion
reinforcing flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005273889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007089281A (ja
Inventor
成人 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calsonic Kansei Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2005273889A priority Critical patent/JP4869666B2/ja
Publication of JP2007089281A publication Critical patent/JP2007089281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4869666B2 publication Critical patent/JP4869666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

この発明は、自動車用空調機の送風ファン駆動用モータ等に用いられるモータに関する。
従来、自動車用空調機の送風ファンとして一般的には遠心多翼ファンが使用され、この遠心多翼ファンを送風ファン駆動用モータ1により回転駆動している。
図12に示すように、この様な送風ファン駆動用モータ1は、鉄系の磁性材料等により円筒状に形成されたヨーク4Aを有し、このヨーク4Aの内周面の軸方向中間部で対向する2箇所の位置に、1対のステータ5、5(永久磁石)が支持固定されている。
また、ヨーク4Aの前端部には断面台形状の軸受け部4A1が、深絞り加工により一体に形成されている。一方、ヨーク4Aの後端部には合成樹脂等からなる有底円筒状の後端軸受けブラケット18が固定されている。
更に、ヨーク4Aの中心部には回転駆動軸6が挿通され、この回転駆動軸6の後端部6aが後端軸受けブラケット18に、その中間部前端寄り部分6bが軸受け部4A1に、それぞれ滑り軸受け7、7により回転可能に支持されている。この回転駆動軸6の中間部で上記1対のステータ5、5の内周面に対向する部分にはロータ8が固定され、同じくこのロータ8の下方部分には、このロータ8に通電するためのコミュテータ12が固定されている。
また、ヨーク4Aの内側でコミュテータ12の外周面に対向する部分には、ブラシ14、14をコミュテータ12の半径方向に進退可能に支持するためのブラシホルダー13、13が固定されている。そして、このブラシ14、14の内側端面は、ブラシ14、14の外側端面とブラシホルダー13、13の底面との間に介装されたバネ15、15により、コミュテータ12の外周面に弾性的に押し付けられている。
ところで、送風ファン駆動用モータ1を構成するロータ8には、積層鋼板製のコア9の外周面の円周方向複数個所(例えば6個所)にスロット10、…が設けられ、各スロット10、…にそれぞれコイル11、…が捲回されている。そして、これら各コイル11、…に通電することでこれら各コイル11、…に発生する磁界と、上記1対のステータ5、5部分に存在する磁界との間に発生する磁気吸引力及び磁気反発力により回転駆動軸6を回転させる。尚、コイル11、…はロータ8の円周方向に断続的に設けられているので、各コイル11、…とステータ5、5との間に作用する磁気吸引力及び磁気反発力は、ロータ8の回転に伴って増減する。
また、送風ファン駆動用モータ1の後端部に設けられた後端軸受けブラケット18の底面の一部は、取付ブラケット19の底面の一部に設けられた突部19bの先端面に突き当てられている。また、この突部19bと後端軸受けブラケット18の一部とは、ネジ20により結合されている。従って、後端軸受けブラケット18の底面と取付ブラケット19の底面との間には、突部19bを設けた部分を除いて空間Zが形成される。そして、この空間Zの存在により、モータ使用時に後端軸受けブラケット18で発生する振動が、取付ブラケット19に伝達されにくくなっている。
一方、上記した送風ファン駆動用モータ1のヨーク4Aとは異なる加工法により形成されたヨーク4Bが用いられたモータもある(例えば、下記特許文献1参照)。
図13に示すように、このヨーク4Bは、所定の板厚を有する平板をローリングプレス加工によりロール状に加工し、該ロールの円周方向両端部に沿って形成された係合凹凸部21を互いに係合することにより機械的に両端部が結合されている。
尚、このヨーク4Bの前端部には複数の係止爪22、…が形成され、他方、別部品として加工された軸受け部材23には係止爪22、…を係止するための複数の係止溝24、…が形成されている。従って、各係止爪22、…を係止溝24、…に係合し、係止爪22、…の先端を円周方向両側にかしめ広げることにより軸受け部材23をヨーク4Bに固定する。
他方、軸受け部材23をヨーク4Bに固定する際の各係止爪22、…と各係止孔24、…の係止方法にも様々なものが提案されている(例えば、下記特許文献2参照)。
例えば、図14(a)に示すように、ヨーク4Cの開口端部に対してエンドフレーム26が固定されるモータにおいて、ヨーク4Cには開口部側の端部において係合凹部25が設けられ、エンドフレーム26には外方へ突出する複数の係合凸部27が設けられている。
従って、ヨーク4Cの係合凹部25とエンドフレーム26の係合凸部27とを係合することによりエンドフレーム26はヨーク4Cに固定される。
また、ヨーク4Cは係合凹部25のヨーク長手方向Aに切り込み部28、28が形成され、エンドフレーム26の係合凸部27の端部側にはヨーク4Cの径方向Bに切り込み部29、29が形成されている。そして、ヨーク4Cの切り込み部28、28による切片30、30の少なくとも一部を係合凸部27側へ折り曲げ、エンドフレーム26の切り込み部29、29による切片31、31の少なくとも一部を係合凹部25側へ折り曲ることにより、ヨーク4Cとエンドフレーム26とが結合されている。
またその他にも、図14(b)に示すように、エンドフレーム26の外周面に連続した複数の凸部32、…が形成され、この凸部32、…の少なくとも先端側がヨーク4Cに圧入され潰れて組みつけられている。そして、ヨーク4Cの係合凹部25にエンドフレーム26の係合凸部27を係合すると共に、ヨーク4Cにエンドフレーム26が圧入されることによりヨーク4Cとエンドフレーム26とはヨーク4Cの径方向に保持されている。
特開2001−275303号公報 特開平11−55894号公報
しかしながら、上記した深絞り加工により形成されたヨーク4Aでは、磁束通路としてのヨーク4Aに必要な板厚の鉄板を絞るため、軸受け部4A1もヨーク本体と同じ板厚になってしまいヨーク4Aの質量が重くなってしまうといった問題がある。
他方、ローリングプレス加工により形成されたヨーク4Bでは、ヨーク本体と軸受け部材23とを別々に加工するので質量は軽くなるものの、上記した平板両端部の機械的結合によりヨーク自体の剛性が低下するため、モータ回転時の振動を抑制するための補強用のリング部材をヨーク4B内部に設けなければならず、製造部品及び製造工程が増え、製造コストの増大を招くといった問題がある。
また、図14(a)に示されているエンドフレーム26は、切片31、31を形成するために、強度及び延性を有する鉄系の材料でなければならずエンドフレーム26の質量が重くなるといった問題がある。
同様に、図14(b)に示されているエンドフレーム26はヨーク4Cに対して圧入されて固定されるものなので、エンドフレーム26やエンドフレーム26に形成された係合凸部27は鉄系の材料から形成されなければなず、エンドフレーム26の質量が重くなるといった問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決し、軽量で且つモータ回転時の振動を抑制できる剛性を有するモータを提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため請求項1の発明は、円筒形状のヨーク本体の前端開口部に前端軸受けブラケット部材を装着すると共に、該ヨーク本体の後端開口部に、後端軸受けブラケット部材を装着して、該ヨーク本体に、内挿される回転駆動軸を回動自在に支持するモータ構造であって、前記ヨーク本体の前端開口端縁部には、該ヨーク本体の内径方向に向けて該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した補強フランジ部が一体に延設されると共に、該補強フランジ部に、前記前端軸受けブラケット部材が別体で装着され、前記補強フランジ部は、前記回転駆動軸延設方向の外側端面に、前記前端軸受けブラケット部材を当接させる取付座面を形成すると共に、該取付座面の内縁から、回転駆動軸延設方向に沿って係止爪を立設させて、該前端軸受けブラケット部材に開口形成された係止孔の周縁に係止させることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のモータ構造において、前記補強フランジ部の内周端縁に内嵌する円筒状の底面張出部を該前端軸受けブラケット部材に設けたことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のモータ構造に用いるモータのヨークにおいて、円筒形状のヨーク本体の前端開口端縁部には、前記ヨーク本体の内径方向に向けて該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した補強フランジ部が一体に延設されていることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載のモータのヨークにおいて、前記補強フランジ部の内縁には、複数の前記係止爪が前記補強フランジ部の円周に沿って形成されると共に、前記ヨーク本体の前端開口端面から外側に突出して形成されていることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項3に記載のモータのヨークにおいて、前記ヨーク本体の後端開口端縁部には、前記ヨーク本体の内径方向に向けて該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した前記補強フランジ部とは別の補強フランジ部が一体に延設されていることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載のモータのヨークにおいて、前記前後側補強フランジ部のうち少なくともいずれか一方が、円筒形状の前記ヨーク本体の内面に嵌着されるように、前後端開口端縁部のいずれかから圧入される補強リング部材によって構成されることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6に記載のモータのヨークにおいて、前記ヨーク本体の内周面に固定されたステータの軸方向端部の近傍で前記ヨーク本体の内周面に沿って当接するように円環状の前記補強リング部材が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、モータのヨーク本体の補強フランジ部によりヨーク本体の剛性を確保しつつ、前端軸受けブラケット部材が別体で補強フランジ部に装着されるので、ヨーク本体と前端軸受けブラケット部材とを深絞り加工により一体に形成する場合に比べ、モータの質量を軽くすることができると共に、ローリングプレス加工と平板両端部の機械的結合により形成するヨーク本体に比べ剛性を容易に確保することができる。
また、ヨーク本体の前端開口部に形成されて、内径方向に向けて、該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した補強フランジ部によりヨーク本体の剛性が増すので、モータ回転時の振動を抑制することができる。
そして、モータのヨーク本体に形成された補強フランジ部により十分に振動抑制効果を図ることができるので、合成樹脂等からなる軽量の前端軸受けブラケット部材を補強フランジ部の取付座面の内縁に形成された係止爪により、ヨーク本体の前端開口部に圧入することなく容易に固定することができる。
また、前端軸受けブラケット部材を鉄系の材料等から加工する必要がないのでヨーク本体と前端軸受けブラケット部材とが共に鉄系の材料等から加工されたモータ本体に比べ質量を軽くすることができる。
請求項2の発明によれば、前端軸受けブラケット部材に設けられた底面張出部を補強フランジ部の内周端縁に内嵌することにより、前端軸受けブラケット部材をヨーク本体の正確な位置に取り付けることができる。
請求項3の発明によれば、ヨーク本体の補強フランジ部によりヨーク本体の剛性を確保しつつ、前端軸受けブラケット部材が別体で補強フランジ部に装着されるので、ヨーク本体と前端軸受けブラケット部材とを深絞り加工により一体に形成する場合に比べ、モータの質量を軽くすることができると共に、ローリングプレス加工と平板両端部の機械的結合により形成するヨーク本体に比べ剛性を容易に確保することができる。
また、ヨーク本体の前端開口部に形成されて、内径方向に向けて、該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した補強フランジ部によりヨーク本体の剛性が増すので、モータ回転時の振動を抑制することができる。
請求項4の発明によれば、ヨーク本体に形成された補強フランジ部により十分に振動抑制効果を図ることができるので、合成樹脂等からなる軽量の前端軸受けブラケット部材を補強フランジ部の取付座面に形成された係止爪により、ヨーク本体の前端開口部に圧入することなく容易に固定することができる。
また、前端軸受けブラケット部材を鉄系の材料等から加工する必要がないのでヨーク本体と前端軸受けブラケット部材とが共に鉄系の材料等から加工されたモータに比べ質量を軽くすることができる。
請求項5の発明によれば、ヨーク本体の後端開口部に形成されて、内径方向に向けて、該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した上記補強フランジとは別の補強フランジ部によりヨーク本体の剛性が増すので、モータ回転時の振動を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、ヨーク本体の前後端開口部のいずれか一方に形成される補強フランジ部をヨーク本体の内面に嵌着される取り外し可能な補強リング部材によって構成することにより、モータ回転時の振動を抑制することができると共に、ヨーク本体内に設けられるその他の部品、例えばステータ等を容易に取り付けることができる。
請求項7の発明によれば、ヨーク本体の前後端開口部の少なくともいずれか一方から圧入される補強リング部材が、ヨーク本体の内周面に設けられたステータの軸方向端部の近傍に圧入固定されるので、ステータにより生じるモータ回転時の振動を補強フランジ部と補強リング部材により、より効果的に抑制することができる。
以下、本発明に係るモータのヨークの実施例1を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータが設けられた自動車用空調機の概略図である。
図1に示すように、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1は、自動車用空調機2内において、空気を冷却する為のエバポレータ2a及び加温する為のヒータコア2bを設置したダクト2cの上流端に配置された送風ファン3に設けられている。
そして、ダクト2cの上流端に設けられた取り入れ口2d、2dを通じて車室内又は車室外から空気が取り入れられ、エバポレータ2aとヒータコア2bとのうちの少なくとも一方により所望の温度に調整される。その後、温調された空気はダクト2cの下流端に設けられた吹き出し口2eより車室内に吹き出される。
以下、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1の構成を説明する。
図2に示すように、鉄系の磁性材料等からなるヨーク4が深絞りプレス加工により略円筒状に形成され、そのヨーク4の内周面の軸方向中間部で対向する2箇所の位置には、1対のステータ(永久磁石)5、5が接着剤により固定されている。これら各ステータ5、5は、断面円弧状で全体が部分円筒状に形成されている。
また、ヨーク4の中心部には、回転駆動軸6が挿通されている。この回転駆動軸6の後端部6aは後述する後端軸受けブラケット18の中心部に、中間部前端寄り部分6bは後述する前端軸受けブラケット17の中心部に、それぞれ滑り軸受け7、7により回転可能に支持されている。そして、この回転駆動軸6の中間部で、両滑り軸受け7、7の間に位置し、1対のステータ5、5の内周面に対向する部分に、ロータ8が固定されている。このロータ8は、積層鋼板製のコア9の外周面の円周方向複数箇所に設けられたスロット10、…に、それぞれコイル11、…が捲回されてなる。
更に、回転駆動軸6の中間部でロータ8と後述する後端軸受けブラケット18との間部分には、各コイル11、…に通電するためのコミュテータ12が固定されている。
また、図3に示すように、モータ1を異なる縦断面で見ると、ヨーク4の内側後端寄り部分で、コミュテータ12と対向する部分には、図示しないブラシ基板を介して、合成樹脂等の絶縁材からなる2個のブラシホルダ13、13が固定されている。そして、これら各ブラシホルダ13、13内にブラシ14、14が、それぞれヨーク4の内径方向に進退可能に配設されている。
このブラシ14、14の内側端面は、ブラシ14、14の外側端面とブラシホルダー13、13の底面との間に介装されたバネ15、15により、コミュテータ12の外周面に弾性的に押し付けられている。
従って、ブラシ14、14の内側端面は、コミュテータ12の外周面と弾性的に摺接している。
尚、各ブラシ14、14は、それぞれヨーク4の外周面に設けられた図示しないカプラーの端子と導通されている。
また、ヨーク4の内周面の一部で、各ステータ5、5を固定した部分よりも後端側にずれた部分には、全体が円環状に形成された補強リング16が圧入固定されている。
この補強リング16は、鋼板等の硬質材料をプレス加工等により形成されたもので、円輪部16aと、この円輪部16aの外周縁から連続する状態で形成された筒部16bとからなる。
しかも、補強リング16の圧入固定前の形状は、筒部16bの両周面を円輪部16aから離れる程直径が大きくなる方向に傾斜した円錐面としている。
また、図4に示すように、ヨーク4の前端部には、合成樹脂等からなる断面略台形状の前端軸受けブラケット17が固定され、前端軸受けブラケット17の円周方向複数個所には、冷却用の空気を排出するための複数の排気孔17a、…が形成されている。
また、図5(a),(b)に示すように、前端軸受けブラケット17の外周縁にはその円周方向に沿って係止孔17b、17b、17bが120度の間隔で設けられている。しかも、その各係止孔17b、17b、17bの円周方向両端側には、両端部17c、17cへ向けて下り傾斜する傾斜面部17d、17dが形成されている。
更に、図5(c)に示すように、前端軸受けブラケット17の外周端部に形成された円輪部17eの内縁には、該円輪部の下面17e1から下方へ突出する底面張出部17f、17f、17fが形成されている。
尚、この底面張出部17f、17f、17fは断面円弧状で全体が部分円筒状に形成され円輪部17eの円周方向に沿って120度の間隔で設けられている。
従って、図6に示すように、前端軸受けブラケット17は、底面張出部17fの外周面17f1を、ヨーク4の補強フランジ部4cの内縁端部4c2に当接させると共に、円輪部17eの下面17e1を補強フランジ部4cの取付座面4c1に当接させて固定されている。
また、図7に示すように、係止孔17bに後述する係止爪4dを係合した際、係止孔17bの円周方向及び半径方向の両端部と係止爪4dの円周方向及び半径方向の両側面との間には隙間d1、d2が形成されるようになっている。
他方、図8及び図9に示すように、ヨーク4の前端開口部4aの端縁部はヨーク4の内径方向に向けてヨーク4の内周面よりも内側へ張り出すように補強フランジ部4cが一体に延設されることにより、断面L字状に形成されている。その補強フランジ部4cの回転駆動軸6延設方向には前端軸受けブラケット17を当接させる取付座面4c1が形成され、その取付座面4c1の内縁には、前端開口部4aの端面から外側に突出する係止爪4d、4d、4dが、補強フランジ部4cの内縁の円周に沿って120度の間隔で設けられている。しかも、各係止爪4d、4d、4dは、先端部が二股状に分岐されることにより凹部が形成されている。
また、ヨーク4の後端開口部4bの端縁部には、前端部側へ部分円筒状に切り抜かれ、ヨーク4の径方向に関して互いに対向する1対の切り欠き部4g、4gが形成されている。しかも、各切り欠き部4g、4gの両側には、前端部側へ部分円筒状に切り抜かれた係合凹部4f、4f、…が形成されている。
更に、ヨーク4の後端開口部4bには合成樹脂等からなる有底円筒状の後端軸受けブラケット18が設けられている。従って、これら係合凹部4f、4f、…と後端軸受けブラケット18の外周面に設けられた複数の係合凸部18b、18b、…とを係合させることにより、後端軸受けブラケット18はヨーク4の後端開口部4bに固定される。
尚、後端軸受けブラケット18の一部には、空気をヨーク4内に送り込むための複数の給気孔18a、…が形成されている。
次に、本発明の実施例1に係るモータのヨークの作用を説明する。
本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1は、各ステータ5、5が、ヨーク4の内周面に接着剤により固定されている。従って、回転駆動軸6の回転時には、各ステータ5、5の各部に磁気吸引力と磁気反発力とが交互に作用することで、ヨーク4の一部が変形することに起因する振動が発生する。
しかしながら、本発明の実施例1に係るヨーク4では、ヨーク4の前端開口部4aの端縁部には、ヨーク4の内径方向に向けてヨーク4の内周面よりも内側へ張り出すように補強フランジ部4cが一体に延設されている。これにより、ヨーク4の前端開口部4aの近傍で、各ステータ5、5を固定した部分が変形しくくなっている。
従って、回転駆動軸6の回転駆動時に、各ステータ5、5がヨーク4のラジアル方向に振動する傾向となる場合でも、ヨーク4が振動するのを十分に抑えることができる。しかも、ヨーク4の内周面の一部で、各ステータ5、5を固定した部分よりも少し後端側にずれた部分には、全体が円環状に形成され、硬質材料からなる補強リング16が圧入固定されている。これにより、ヨーク4の一部で各ステータ5、5を固定した部分(軸方向に関してこれら各ステータ5、5を固定した部分で、円周方向に関してこれら各ステータ5、5不連続部)が変形しにくくなっている。従って、補強フランジ部4cによる振動抑制効果に加え、補強リング16によりさらにモータ回転時のヨーク4の振動を抑制することができる。
また、前端軸受けブラケット17をヨーク4に固定する際は、底面張出部17fの外周面17f1をヨーク4の補強フランジ部4cの内縁端部4c2に当接させながら前端軸受けブラケット17を差込み、円輪部17eの下面17e1とヨーク4の補強フランジ部4cの取付座面4c1とを当接させる。そして、各係止孔17b、17b、17bにヨーク4の各係止爪4d、4d、4dを係合し、係止爪4dの先端部を円周方向両側にかしめ広げることで傾斜面部17d、17dに当接させ、前端軸受けブラケット17をヨーク4に係止する。
従って、底面張出部17fの外周面17f1をヨーク4の補強フランジ部4cの内縁端部4c2に当接させながら前端軸受けブラケット17を差込むので、ヨーク4と前端軸受けブラケット17との連結固定時の半径方向の位置合わせを正確に行うことができる。
更に、係止孔17bと係止爪4dとの間に形成された隙間d1、d2により、前端軸受けブラケット17をヨーク4に固定する位置の調整が可能となるので、各係止爪4d、4d、4d及び各係止孔17b、17b、17bの寸法精度を厳格に管理する必要がない。
そして、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1の前端軸受けブラケット17は、ヨーク4の前端開口部4aに対して圧入固定されるわけではなく、ヨーク4の補強フランジ部4cに係止爪4d、…を介して別部品として装着される。
従って、前端軸受けブラケット17を合成樹脂等から形成し、別部品としてヨーク4に後付することで、ヨーク4と前端軸受けブラケット17とが深絞り加工により一体に形成される場合に比べ、モータ1を軽量にすることができる。
次に、本発明に係るモータのヨークの振動解析実験について説明する。
図10(b)は本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1のヨーク4と、従来から用いられている軸受け部4A1とヨーク本体とが一体に形成されたヨーク4Aとに加振力を加えたときの両者の周波数応答をグラフ化し比較したものである。
尚、図10(a)に示すように、加振力は1[N]で各ヨークの外周面の中間位置に加えられ、その対向する位置(測定点)において応答レベルが測定されている。
また、グラフの縦軸は測定点における応答レベル[dB]であり、横軸は測定周波数で可聴領域において測定されている。
図10(b)に示すように、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1のヨーク4の共振点(最も測定周波数の小さいピークの位置)は、従来から用いられているヨーク4Aの共振点よりも高くなっているので、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1のヨーク4のほうが従来から用いられているヨーク4Aよりも剛性を有していることがわかる。
また、図10(c)は本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1のヨーク4と、従来から用いられている軸受け部4A1とヨーク本体とが一体に形成されたヨーク4Aとに補強リングを圧入固定し、加振力を加えたときの両者の周波数応答をグラフ化し比較したものである。
尚、ヨークに加えられる加振力の大きさや位置及び測定点等の設定事項は上記した図10(b)におけるものと同じである。
図10(c)に示すように、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1のヨーク4の共振点は、従来から用いられているヨーク4Aの共振点と同じになるので、同等の剛性であることがわかる。
尚、上記した各振動解析実験における結果では、本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータ1のヨーク4Aの共振点における応答レベルのほうが、従来から用いられているヨーク4Aの共振点における応答レベルよりも若干高くなっているが、この程度の増大は実用上殆ど問題となることはない。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、図11(a),(b)に示すように、ヨーク4の後端開口部4bに形成された切り欠き部4g、4gの前端部に、ヨーク4の内径方向に向けて突出し、かつ、ヨーク4の径方向に互いに対向する平面円弧状の補強フランジ部4e、4eを一体に延設してもよい。
この補強フランジ部4e、4eが形成されたことにより、前端開口部4aにのみ補強フランジ部4cが形成されたヨーク4に比べ、モータ1回転時のヨーク4の振動をより一層抑制することができる。
ところで、図11に示すように、ヨーク4の後端開口部4bに補強フランジ部4e、4eを形成すると、補強フランジ部4e、4eはヨーク4の内径方向に張り出すので、ヨーク4内の各部材(ステータ5、5やロータ8又は補強リング)を取り付けることが困難になる。
従って、補強フランジ部4cと補強フランジ部4e、4eをヨーク4の前後端開口部4a、4bに形成せず、前後端開口部4a、4bの一方又は双方から補強リングを圧入してヨーク4内に固定するモータのヨークを構成してもよい。
尚、補強リングは、ヨーク4の内周面の一部で前後端開口部4a、4bの近傍、又はヨーク4の内周面の一部で、前端開口部4aと各ステータ5、5を固定した部分よりも後端側にずれた部分とに設けられるのが好ましい。
これにより、各部材をヨーク4内に簡単に取り付けられると共に、前後端開口部4a、4bから圧入固定された各補強リングによりモータ1回転時のヨーク4の振動を抑制することができる。
また、本発明の実施例1においては、ヨーク4に前端軸受けブラケット17を固定するために、ヨーク4に形成された係止爪4d、…を前端軸受けブラケット17に形成された係止孔17b、…に係止する係止手段が記載されているが、ヨーク4に前端軸受けブラケット17を固定する手段は上記したものに限られず、ヨーク4に前端軸受けブラケット17を固定できる手段であればどのような手段でもよい。
例えば、ヨーク4の補強フランジ部4cの円周に沿って複数のネジ穴を形成すると共に、該ネジ穴に対応する複数の貫通孔を前端軸受けブラケット17に形成し、該貫通孔にビスを挿通し、補強フランジ部4cのネジ穴に螺合することによって前端軸受けブラケット17をヨーク4に固定する固定手段であってもよい。
また、上記実施の形態の送風ファン駆動用モータ1のヨーク4は自動車用空調機2に適用されたものを例示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、室内空調機等に用いられる送風ファン駆動用モータなど、モータのヨークに加わる振動を抑制することが必要とされるものであるならばどのようなモータに用いてもよい。
本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータが設けられた自動車用空調機の概略図である。 本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータの縦断面図である。 本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータの図2とは異なる縦断面図である。 本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータの斜視図である。 (a)は本発明の実施例1に係る前端軸受けブラケットの上面図であり、(b)は本発明の実施例1に係る前端軸受けブラケットの側面図であり、(c)は本発明の実施例1に係る前端軸受けブラケットの底面図である。 本発明の実施例1に係る前端軸受けブラケットとヨークとが当接する部分における拡大図である。 本発明の実施例1に係る前端軸受けブラケットの係止孔周辺における拡大図である。 本発明の実施例1に係る送風ファン駆動用モータの分解斜視図である。 本発明の実施例1に係るヨークの縦断面図である。 (a)は本発明の実施例1に係るヨークの振動解析実験の実験法を示す説明図であり、(b)は本発明の実施例1に係るヨークと従来のヨークとの振動解析実験により測定された周波数に対するヨークの応答レベルを示すグラフであり、(c)は本発明の実施例1に係るヨークと従来のヨークで補強リングが挿入された場合の振動解析実験により測定された周波数に対するヨークの応答レベルを示すグラフである。 (a)は本発明の他の実施例に係るヨークの斜視図であり、(b)は本発明の他の実施例に係るヨークの底面図である。 従来技術に係る送風ファン駆動用モータの縦断面図である。 他の従来技術に係るヨークと前端軸受けブラケットとが連結固定された側面図である。 他の従来技術に係る係止手段により、ヨークにエンドフレームが係止されている所を示す斜視図である。 他の従来技術に係る他の係止手段により、ヨークにエンドフレームが係止されている所を示す斜視図である。
符号の説明
1 送風ファン駆動用モータ
2 自動車用空調機
3 送風ファン
4 ヨーク
4c 補強フランジ部
4c1 取付座面
4d 係止爪
5 ステータ
6 回転駆動軸
7 滑り軸受け
8 ロータ
9 コア
10 スロット
11 コイル
12 コミュテータ
16 補強リング(補強リング部材)
17 前端軸受けブラケット(前端軸受けブラケット部材)
17b 係止孔
17f 底面張出部
18 後端軸受けブラケット(後端軸受けブラケット部材)

Claims (7)

  1. 円筒形状のヨーク本体の前端開口部に前端軸受けブラケット部材を装着すると共に、該ヨーク本体の後端開口部に、後端軸受けブラケット部材を装着して、該ヨーク本体に、内挿される回転駆動軸を回動自在に支持するモータ構造であって、
    前記ヨーク本体の前端開口端縁部には、該ヨーク本体の内径方向に向けて該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した補強フランジ部が一体に延設されると共に、該補強フランジ部に、前記前端軸受けブラケット部材が別体で装着され
    前記補強フランジ部は、前記回転駆動軸延設方向の外側端面に、前記前端軸受けブラケット部材を当接させる取付座面を形成すると共に、該取付座面の内縁から、回転駆動軸延設方向に沿って係止爪を立設させて、該前端軸受けブラケット部材に開口形成された係止孔の周縁に係止させることを特徴とするモータ構造。
  2. 前記補強フランジ部の内周端縁に内嵌する円筒状の底面張出部を該前端軸受けブラケット部材に設けたことを特徴とする請求項1に記載のモータ構造。
  3. 円筒形状のヨーク本体の前端開口端縁部には、前記ヨーク本体の内径方向に向けて該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した補強フランジ部が一体に延設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2のモータ構造に用いるモータのヨーク。
  4. 前記補強フランジ部の内縁には、複数の前記係止爪が前記補強フランジ部の円周に沿って形成されると共に、前記ヨーク本体の前端開口端面から外側に突出して形成されていることを特徴とする請求項3に記載のモータのヨーク。
  5. 前記ヨーク本体の後端開口端縁部には、前記ヨーク本体の内径方向に向けて該ヨーク本体の内周面よりも内側へ張り出した前記補強フランジ部とは別の補強フランジ部が一体に延設されていることを特徴とする請求項3に記載のモータのヨーク。
  6. 前記前後側補強フランジ部のうち少なくともいずれか一方が、円筒形状の前記ヨーク本体の内面に嵌着されるように、前後端開口端縁部のいずれかから圧入される補強リング部材によって構成されることを特徴とする請求項5に記載のモータのヨーク。
  7. 請求項6に記載のモータのヨークにおいて、
    前記ヨーク本体の内周面に固定されたステータの軸方向端部の近傍で前記ヨーク本体の内周面に沿って当接するように円環状の前記補強リング部材が設けられていることを特徴とするモータのヨーク。
JP2005273889A 2005-09-21 2005-09-21 モータ構造およびモータのヨーク Expired - Fee Related JP4869666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273889A JP4869666B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 モータ構造およびモータのヨーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273889A JP4869666B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 モータ構造およびモータのヨーク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007089281A JP2007089281A (ja) 2007-04-05
JP4869666B2 true JP4869666B2 (ja) 2012-02-08

Family

ID=37975686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273889A Expired - Fee Related JP4869666B2 (ja) 2005-09-21 2005-09-21 モータ構造およびモータのヨーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4869666B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5318397B2 (ja) * 2007-11-05 2013-10-16 株式会社ミツバ ブラシレスモータ
JP5091038B2 (ja) * 2008-04-18 2012-12-05 アスモ株式会社 モータ構造
JP5580128B2 (ja) * 2010-07-20 2014-08-27 特殊電装株式会社 ブラシレスモータ
JP2015006070A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 多摩川精機株式会社 モータのハウジング固定構造
JP6013989B2 (ja) * 2013-07-25 2016-10-25 アスモ株式会社 回転電機及びその組立方法
JP2015047053A (ja) * 2013-07-30 2015-03-12 株式会社デンソー 電動機装置
CN210053306U (zh) * 2019-06-03 2020-02-11 东莞福莱仕智能电子科技有限公司 吸尘器马达装置和吸尘器
CN111313592B (zh) * 2020-03-03 2021-09-24 珠海凯邦电机制造有限公司 一种电机

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6042693B2 (ja) * 1976-02-12 1985-09-24 株式会社日立製作所 小型回転電機
CA1265105A (en) * 1985-09-26 1990-01-30 Dow Consumer Products Inc. Reclosable container with grip strip
JP3704807B2 (ja) * 1996-05-30 2005-10-12 アスモ株式会社 電動機の防音構造
JP3957031B2 (ja) * 2000-03-27 2007-08-08 カルソニックカンセイ株式会社 送風ファン駆動用モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007089281A (ja) 2007-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4869666B2 (ja) モータ構造およびモータのヨーク
JP2990432B1 (ja) ステッピングモータ
JP4465354B2 (ja) 電動モータのためのデカップリング装置および電動モータを製作する方法
US8803390B2 (en) Dynamo-electric machine
US11133723B2 (en) Electric motor and radiator fan
JPH11275831A (ja) 同期機
JP5934917B2 (ja) ファンモータ、このファンモータを用いた車載用空調装置およびファンモータの組立方法
JP2002522001A (ja) 小型整流子モータ
EP2057732B1 (en) Outer rotor type fan-motor
JP2012533981A (ja) 電気モータにおける固定子を音響的に減結合するための装置
JP2009177944A (ja) モータ装置
JP3957031B2 (ja) 送風ファン駆動用モータ
US6984905B2 (en) Case and electric motor having an engaging opening and deformable band and for producing the electric motor
JP2020096396A (ja) ロータ及びロータを備えたモータ
JPH04168942A (ja) 電動機
JP4044021B2 (ja) 樹脂部品の製造方法
JP2006238554A (ja) 新構造モータ
KR101988798B1 (ko) 마그넷 홀더를 갖는 차량용 직류 모터
KR101988799B1 (ko) 마그넷 홀더가 결합된 일체형 요크를 갖는 차량용 직류 모터
WO2021205890A1 (ja) ステータコア
JP5393291B2 (ja) モータ装置
JP2010136531A (ja) ステッピングモータ
JP2003143794A (ja) ヨークハウジングおよび該ヨークハウジングを用いたモータ
JP2006042527A (ja) モータの製造方法
KR20150128446A (ko) 모터의 진동 저감구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080627

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110803

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees